JP5707005B1 - キャスタの取付構造および台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジやボルト等の固定金具の使用を不要化し、取付部材を用いて容易に且つ確実に取付けることができるようにしたキャスタの取付構造に関する。【解決手段】被取付体の台盤に設けられたキャスタ取付部にキャスタの取付台板の上面を所定姿勢に支承する支承部と、前記取付台板の一端側を下方から掛止める台盤側掛止部が形成されると共に、前記取付台板の他端側の近傍には台盤上面に開口した嵌入孔部が形成されており、該嵌入孔部に第1取付部材と第2取付部材を挿入して前記取付台板の他端側を下方から掛止めて取付台板を固定してなるキャスタの取付構造である。【選択図】図1

Description

本発明は、台車等の底面等の被取付面にキャスタを取り付けるに際して、ネジやボルト等の固定金具の使用を不要化し、取付部材を用いて容易に且つ確実に取付けることができるようにしたキャスタの取付構造およびそれを用いた台車などの被取付体に関する。
この種のキャスタの取付構造として、例えば特開2006−21555号では、荷台下面に設けた合成樹脂製のキャスタ取付部にキャスタの台座を嵌入して、荷台上面側からストッパを挿入して前記キャスタの台座を移動不能に固定することにより前記キャスタを荷台に取り付けるキャスタの取付構造であって、前記キャスタ取付部は、前記キャスタの台座の一辺端部を嵌入する第一嵌入部と、前記一辺端部と対向する他辺端部を嵌入する第二嵌入部とを備えており、前記第一嵌入部には、前記台座の一辺端部を、固定位置よりさらに嵌入方向奥に挿入可能な逃がし部を設け、前記第一嵌入部の逃がし部に荷台上面からストッパを挿入し、第二嵌入部には、嵌入された前記台座の他辺端部を押圧する押さえ片が、荷台上面から挿入される構成が開示されている。
しかし、上記構成では、荷台上面から差し込まれたストッパと押さえ片は離間しているので、これらを埋め込むための開口部も離間して配置する必要があり、正確な位置決めが必要とされると共に、主に摩擦力によって抜止めが防止される構成となっているので、強い外的衝撃力が加わると、外れてしまうおそれがある。
また、ストッパと押さえ片とは離間しているので、それぞれに係合手段を設けると構造が複雑になる。
特開2006−21555号公報
この発明が解決しようとする問題点は、第1取付部材と第2取付部材とを1つの嵌入孔に嵌入し、第1取付部材でキャスタの取付台板を拘束し、第2取付部材で第1取付部材を拘束すると共に荷台側に掛止めることで、外的衝撃に強く外れにくい簡単な構造のキャスタの取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
被取付体の台盤に設けられたキャスタ取付部にキャスタの取付台板の上面を所定姿勢に支承する支承部と、前記取付台板の一端側を下方から掛止める台盤側掛止部が形成されると共に、前記取付台板の他端側の近傍には台盤上面に開口した嵌入孔部が形成されており、該嵌入孔部に第1取付部材と第2取付部材を挿入して前記取付台板の他端側を下方から掛止めて取付台板を固定してなるキャスタの取付構造において、
第1取付部材が、嵌入孔部の口縁部に掛止められる第1台盤掛止片と、該第1台盤掛止片から下方に延びる第1脚片と、該該1脚片に設けられて前記キャスタの取付台板の他端を下方から掛止める第1掛止片部とからなっており、
第2取付部材が、嵌入孔部の口縁部に掛止められる第2台盤掛止片と、前記嵌入孔部に第1取付部材を嵌入した際に残りの空間に嵌合すると共に前記第1取付部材の第1脚片の背面と接する周壁部と、前記第2台盤掛止片から下方に延び前記周壁部と離間した位置に設けられた第2脚片と、該第2脚片の下端に形成された係止爪部とからなっており、
前記台盤に嵌入孔部の口縁部に沿って下方へ延びる係止受片を突設しておき、
前記第2取付部材の嵌入時に係止爪部が係止受片の先端に係止してなることを特徴とする。
この発明では、第1取付部材と第2取付部材とを1つの嵌入孔に嵌入し、一端が台盤側掛止部に掛け止められたキャスタの取付台板の他端を、嵌入孔部から挿入した第1取付部材の第1掛止片部で掛け止めてキャスタ取付部にセットし、前記嵌入孔部の第1取付部材が挿入された残りの空間に第2取付部材を嵌入し、第2取付部材の周壁部と第1脚片の背面とを当接して第1取付部材を拘束し、同時に、第2取付部材の第2脚片の下端の係止爪部を台盤の係止受片に係止して第2取付部材が嵌入孔部から抜け落ちないように構成されているので、キャスタをボルト等の固定金具を用いずに台盤などの被取付部材に簡単かつ確実に取り付けることができる。
台車の台盤のキャスタの取付構造を示す斜視図である。 台車の斜視図であって(a)は第1取付部材と第2取付部材を嵌入前、(b)は嵌入後を示す。 (a)第1取付部材の斜視図、(b)同断面図である。 (a)第2取付部材の斜視図、(b)同断面図である。 嵌入孔部の斜視図である。 台盤の平面図である。 図6のA−A線断面図である。 第1取付部材を嵌入孔部に嵌入した状態の断面図である。 第1取付部材と第2取付部材とを嵌入孔部に嵌入した状態の断面図である。 キャスタ取付部周辺を底面から見た斜視図であって、(a)はキャスタ取付前、(b)はキャスタ取付後である。
第1取付部材と第2取付部材とを1つの嵌入孔に嵌入し、第1取付部材でキャスタの取付台板を掛止め、第2取付部材で第1取付部材を拘束し該第2取付部材は荷台側に係止することで、簡単で確実なキャスタの台盤への取付を実現した。
以下に、この発明のキャスタの取付構造を台車の台盤(荷台)に適用した場合の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
台盤1は、本実施例の場合、矩形の合成樹脂製の台盤からなっており、上面には、把持用の貫通孔8aや、スタッキングに際してキャスタ30の車輪を嵌込む孔8bなどが適宜形成されている。
上記台盤1の裏面には補強用のリブ8が格子状に突設されており、その四隅にはキャスタ30を装着するためのキャスタ取付部2が形成されている。
ここでキャスタ30は、上部にプレート状の取付台板31を有し、車輪Wを軸支した支持ヨーク33は軸受部32を介して取付台板31に旋回可能に取り付けた旋回キャスタを用いたが、前記支持ヨーク33を取付台板31に固定した直進用のキャスタを用いてもよい。
また、車輪は単輪でも双輪でよい。
更に、1枚の取付台板31に複数のキャスタが装着されたものも、この発明では取付用のキャスタとして用いることができる。
台盤1の裏面には、多数の補強リブ8が格子状に突設しており、四隅にキャスタ30取付用のキャスタ取付部2が設けられている。
キャスタ取付部2は、キャスタ30の取付台板31の上面と接して所定高さで取付台板31を水平に支持するため高さを揃えたリブ3a、3bからなる支承部3と、該支承部3の一方の端部に台盤1の上面から垂設すると共に支承部3の内側に向かって突出する鉤状の台盤側掛止部4と、前記支承部3の基端側で台盤側掛止部4と対峙する個所に形成された嵌入孔部5と、該嵌入孔部5に接して上面から垂設される係止受片7とを有している。
支承部3は、前記補強リブ8の略半分の長さとなっており、該支承部3の一方の端部で台盤1の長手方向の外端寄りに台盤側掛止部4が形成されている
図示例の場合、台盤側掛止部4は、台盤1の上面から垂下するリブの中途位置で支承部3側へ突出し、該突出した面で前記取付台板31を下から支持し、先端が直角に折れ曲がって垂下する鉤状からなっている。
従って、支承部3の下端と台盤側掛止部4の突出した面との間にはキャスタ30の取付台板31の厚み分の高さの差が設けられている。
なお、上記台盤側掛止部4は台盤1に一体に固定されており弾性を有しないので、取付台板31は先端を斜めに上向きにして前記台盤側掛止部4の突出した面の上に載置して掛止める(図7参照)。
次に、嵌入孔部5は、図5に例示するように、支承部3の基端側略矩形の貫通孔からなっている。
この嵌入孔部5は、支承部3の他方の端部で前記台盤側掛止部4と対峙する側に設けられている。
即ち、支承部3は、図示例の場合、先端が取付台板31の中途位置と衝合する複数の位置決め用リブ3aと、取付台板31の前記台盤側掛止部4と対向する他方の端部と衝合するガイド用リブ3bとからなっている。
上記ガイド用リブ3bは、嵌入孔部5の一方の壁部を兼ねている。
嵌入孔部5は、支承部3に近い開口の縦辺と左右の横辺との三方の開口縁部に、後述の第1取付部材10の第1台盤掛止片11と第2取付部材20の第2台盤掛止片21の縁部を掛止めると共に、嵌入時の上記第1台盤掛止片11と第2台盤掛止片21の上面が台盤1の上面を面一となるように上記掛止片11、21と同じ厚みに設定した段差部6a〜6cを設けている(図5参照)。
そして、前記ガイド用リブ3bは、台盤1の上面から前記縦辺の段差部6aの先端から垂下して嵌入孔部5の縦辺の周壁を形成している。
また、嵌入孔部5の前記段差部6aと対向する支承部3と離間した開口の縦辺には、その中途位置に開口側の突出する突部9が形成されている。
該突部9は、そのまま垂下して後述の第2取付部材20の係止爪部23が係合する係止受片7となっている。
次に、第1取付部材10は、図3に示すように、第1台盤掛止片11と、該第1台盤掛止片11の一方(後方)の端部から垂下する第1脚片12と、該第1脚片12の下端に設けられた第1掛止片部14とからなっている。
第1台盤掛止片11は、矩形プレートからなっており、第1脚片12との連設部分を除いて、前記嵌入孔部5の段差部6aに嵌合して掛止められる。
これにより、第1脚片12は、前記ガイド用リブ3bの外側に沿って隙間無く重なり合い、ガイド用リブ3bを超えた個所で、第1掛止片部14を支承部3側へ向かって突出させる。
第1掛止片部14は、第1脚片12から直角に折れ曲がっており、その上面は前記台盤側掛止部4の突出した面と同一レベルに配置される。
また、底面には横幅方向の両端に一対の補強突部14aが形成されている。
従って、前記一端が台盤側掛止部4に掛け止められたキャスタ30の取付台板31の他端を水平にして、第1掛止片部14の上に掛止めることができる(図8参照)。
この状態では、第1取付部材10は嵌入孔部5内で自由に動いてしまうので、第1取付部材10が嵌入された嵌入孔部5の残りの隙間に第2取付部材20を嵌入する。
第2取付部材20は、図4に示すように、第2台盤掛止片21と、該第2台盤側掛止部4から垂下して三方を囲む周壁部24と、該周壁部24に囲まれた中間位置で垂下して弾性を有する第2脚片22と、該第2脚片22の下端で支承部3から離間する方向に突出する係止爪部23とからなっている。
第2台盤掛止片21は、前記第1台盤掛止片11と整合する矩形プレートからなって、支承部3から離間する側の辺の中間位置に、支承部3側へ向かって窪む凹部25を形成している。
該凹部25は、前記嵌入孔部5に形成された突部9に略隙間無く嵌合する窪みからなっている。
そして、該凹部25の溝底面に沿って垂下する弾性を有する第2脚片22が設けられており、その下端で前記突部9側へ突出する係止爪部23が形成されている。
該係止爪部23は、前記突部9に沿って台盤1の上面から垂下する係止受片7の下端に係合しうるようになっている。
即ち、係止爪部23は嵌入孔部5に嵌入する際に突部9の上面と衝合するが、下端が突出方向に向かって上向き漸次肉厚が薄くなりながら傾斜する傾斜面を有しているので、押し下げることで、第2脚片22を支承部3側へ撓ませながら係止爪部23を支承部3側へ変位させ、係止受片7の端面に沿って摺動しながら下降し、第2脚片22の反発力で係止受片7の下端に係合することができる。
上記第2脚片22と離間した状態で三方を囲んで嵌入孔部5内に隙間無く嵌着するように周壁部24が形成されている。
周壁部24は、第2台盤掛止片21の一端(支承部3側)で左右の縁部に前記左右の段差部5b、5cと係合しうる面を残して中途位置から垂下する背壁面24aを有している。
該背壁面24aは、嵌入孔部5に第2取付部材20を押し込んだ際に、第1取付部材10の第1掛止片部14の背面と隙間無く接して、第1取付部材10を嵌入孔部5内で拘束する。
前記背壁面24aを中央に有する周壁部24は、背壁面24aから支承部3と離間する方向に向かって直角に折れ曲がって、嵌入孔部5の周壁を形成する一対のリブ(周壁)5eと略隙間無く接する一対の側壁面24b、24cを有しており、第2脚片22と隙間を設けながら三方を囲む周壁部24を形成している。
従って、第1取付部材10の第1掛止片部14で掛け止めたキャスタ30の取付台板31の他端は、第1取付部材10を第2取付部材20による台盤1側の係止受片7に係止爪部23を係合することで拘束することができる。
また、第1台盤掛止片11と第2台盤掛止片21とは、嵌入孔部5の段差部5a〜cに隙間無く掛け止められ、嵌入後の上面は台盤1の上面と同一面に設定される。
更に、第1台盤掛止片11と第2台盤掛止片21とは、嵌入孔部5に嵌入した際に嵌入孔部5の開口を隙間なく塞ぐ分割形状に設定されているので、嵌入孔部5から抜け出ることがない。
このように、取付に際しては、まず図7に示すようにキャスタ30の取付台板31の一端を台盤側掛止部4に掛止め、取付台板31を水平にした状態で、図8に示すように、第1取付部材10を嵌入孔部5に嵌入して、第1掛止片部14で取付台板31の他端を掛止め、次に、図9に示すように第2取付部材20を嵌入孔部5に挿入して係止爪部23を係止受片7に係合することで、第2取付部材20を介して第1取付部材10も嵌入孔部5内に拘束することができるので、ネジなどの固定金具を用いることなく、簡単な作業で確実とキャスタ30を台盤1に取り付けることができる。
上記実施例では、台盤や第1取付部材、第2取付部材は合成樹脂製の場合を例示したが、それらの素材は上記実施例に限定されない。
前記第2取付部材20では第2脚片22が弾性ないし可撓性を有する構造とし、係止受片7を台盤に固定された部材としたが、逆に、第2脚片22が弾性および可撓性を有しないものとし、係止受片7が弾性ないし可撓性を有するものとしてもよい。
その場合、係止爪部23は、係止受片7を撓ませながら下降し、係止受片7の下端を通過すると、係止受片7が弾性力で元の位置に戻り、係止受片7と係合させることができる。
また、上記実施例では、第1取付部材10と第2取付部材20を嵌入孔部5に嵌合すると、嵌入孔部5の上部開口は隙間なく塞がれると共に、嵌入した第1取付部材10と第2取付部材20の上面は台盤1の上面と同一面となるように設定されているが、この発明では、第1取付部材10と第2取付部材20の上面は台盤1の上面より窪んだり突出したりしてもよい。
また、嵌入孔部5の上部開口は一部に隙間や溝、穴などが残り、完全に塞がれなくてもよい。
また、上記実施例では、キャスタの被取付体として台車の台盤(荷台)を例に説明したが、この発明では、キャスタを取り付ける台盤を備えた被取付体であればよく、被取付体の構造や用途は特に限定されない。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 台盤
2 キャスタ取付部
3 支承部
3a 位置決め用リブ
3b ガイド用リブ
4 台盤側掛止部
5 嵌入孔部
5a〜c 段差部
5e リブ(周壁)
6 段部
7 係止受片
8 補強リブ
9 突部
10 第1取付部材
11 第1台盤掛止片
12 第1脚片
13 背面
14 第1掛止片部
20 第2取付部材
21 第2台盤掛止片
24 周壁部
22 第2脚片
23 係止爪部
24 周壁部
25 凹部
30 キャスタ
31 取付台板
32 軸受部
33 支持ヨーク

Claims (6)

  1. 被取付体の台盤に設けられたキャスタ取付部にキャスタの取付台板の上面を所定姿勢に支承する支承部と、前記取付台板の一端側を下方から掛止める台盤側掛止部が形成されると共に、前記取付台板の他端側の近傍には台盤上面に開口した嵌入孔部が形成されており、該嵌入孔部に第1取付部材と第2取付部材を挿入して前記取付台板の他端側を下方から掛止めて取付台板を固定してなるキャスタの取付構造において、
    第1取付部材が、嵌入孔部の口縁部に掛止められる第1台盤掛止片と、該第1台盤掛止片から下方に延びる第1脚片と、該該1脚片に設けられて前記キャスタの取付台板の他端を下方から掛止める第1掛止片部とからなっており、
    第2取付部材が、嵌入孔部の口縁部に掛止められる第2台盤掛止片と、前記嵌入孔部に第1取付部材を嵌入した際に残りの空間に嵌合すると共に前記第1取付部材の第1脚片の背面と接する周壁部と、前記第2台盤掛止片から下方に延び前記周壁部と離間した位置に設けられた第2脚片と、該第2脚片の下端に形成された係止爪部とからなっており、
    前記台盤に嵌入孔部の口縁部に沿って下方へ延びる係止受片を突設しておき、
    前記第2取付部材の嵌入時に係止爪部が係止受片の先端に係止してなることを特徴とするキャスタの取付構造。
  2. 第1取付部材が、嵌入孔部の口縁部に形成された段部に掛止められる第1台盤掛止片と、該第1台盤掛止片から下方に延びる第1脚片と、該該1脚片から折れ曲がって取付台板の他端側に延び、取付台板の他端を下方から掛止める第1掛止片部とからなっており、
    第2取付部材が、嵌入孔部の口縁部に形成された台盤上面の段部に掛止められる第2台盤掛止片と、前記嵌入孔部に第1取付部材を嵌入した際に残りの空間に隙間なく嵌合すると共に前記第1取付部材の第1脚片の背面と当接して三方を囲む周壁部と、前記第2台盤掛止片から下方に延び前記周壁部と離間した位置に設けられた弾性を有する第2脚片と、該第2脚片の下端で前記嵌入孔部より外方へ突出する係止爪部とからなっており、
    前記台盤に嵌入孔部の口縁部に沿って下方へ延びる係止受片を突設しておき、
    前記第2取付部材の嵌入時に係止爪部が第2脚片を撓ませながら係止受片を通過し、係止爪部を第2脚片の弾性力で係止受片の先端に係止してなることを特徴とする請求項1に記載のキャスタの取付構造。
  3. 周壁部が、第2台盤側掛止部から垂下して三方を囲んでおり、該周壁部に囲まれた中間位置で第2脚片が垂下していることを特徴とする請求項2に記載のキャスタの取付構造。
  4. 嵌入孔部の外端の縁部に嵌入孔部の内方へ突出する突部が形成されており、
    第2取付部材の第2台盤掛止片には、上記突部に対応する凹部が形成されており、
    前記突部には下方に延びる係止受片の基端が一体に形成されており、
    前記凹部には凹部の底辺から下方に延びる第2脚片が一体に形成されてなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のキャスタの取付構造。
  5. 第1台盤掛止片と第2台盤掛止片の上面は、第1取付部材と第2取付部材を嵌入孔部に嵌合すると、嵌入孔部5の上部開口を隙間なく塞ぐ形状となると共に、台盤の上面と同一面となるように設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のキャスタの取付構造。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のキャスタ取付構造を有することを特徴とする台車。
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