JP5706744B2 - 床面処理機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータでパッドやブラシ等の洗浄具を高速回転させながら床面の艶出しを行う床面艶出機や、床面に洗浄液を散布して洗浄具を高速回転させながら床面の洗浄を行う床面洗浄機といった床面処理機に関し、特に、モータの回転軸に対して洗浄具を着脱可能に取り付けることができる床面処理機に関する。
従来、モータでパッドやブラシ等の洗浄具を高速回転させながら床面の艶出しを行う床面艶出機や、床面に洗浄液を散布して洗浄具を高速回転させながら床面の洗浄を行う床面洗浄機といった床面処理機が知られている。従来のこの種の床面処理機では、モータの回転軸に対して洗浄具を着脱可能に取り付けることで、洗浄具が消耗した際に、洗浄具を容易に交換できるように構成されている。
例えば、特許文献1には、モータの回転軸の下端に取り付けられた正十角形状の嵌合部材を、洗浄具の上面に取り付けられた台座の正十角形状の嵌合穴に嵌合させることで、洗浄具をモータに対して着脱可能に取り付ける構成が開示されている。この従来技術においては、嵌合部材の各側面(嵌合面)に係止体が設けられており、各係止体は、嵌合部材に収納されたスプリングにより嵌合部材の各側面から突出する方向に付勢されている。そして、嵌合穴と嵌合部材の嵌合時には、台座の嵌合穴の内周面に形成された係止溝に嵌合部材の各係止体が挿入されることで、台座及び洗浄具を保持可能となっている。
特開2004−237231号公報
しかしながら、特許文献1に記載の床面処理機では、正十角形状の嵌合部材の各側面に係止体を設けており、係止体の数が多くなることに加えて、各係止体を付勢するスプリングも係止体と同じ数だけ必要である。よって、部品点数が多く、製造コストが高くなる。
また、特許文献1では、係止体が嵌合部材の各側面に計10箇所設けられているが、この係止体を挿入する係止溝は、台座の6箇所にしか設けられていない。そのため、実質的に保持力を作用させている係止体は6個だけであり、部品点数が多い割に、保持力を高める効率が悪い。
また、正十角形状の嵌合穴に正十角形状の嵌合部材を嵌合させる構成であるため、洗浄具の回転に伴って嵌合穴と嵌合部材の角部に負荷が掛かり、この負荷によって台座や嵌合部材に変形等が生じる虞がある。このような事態を防止するために、高強度・高剛性の材料を用いて台座や嵌合部材を形成したり、台座や嵌合部材に熱処理を施したりして、嵌合部材や台座の剛性を高めることも可能であるが、この場合には、その分製造コストが高くなってしまう。また、嵌合部材と嵌合穴が正十角形状のため、嵌合部材を嵌合穴に嵌合する際には正確な位置合わせが必要となり、上記した嵌合作業が困難になる。
また、特許文献1に記載の床面処理機において、手動操作にて床面処理機から洗浄具を取り外すには、しゃがんだ状態で床面処理機の底部と床面の間に作業者の手を差し込んで、多数のスプリングの付勢力に逆らって洗浄具を引き下げる必要が生じるが、上記のような姿勢では手に力が入りづらく、極めて作業性が悪い。一方で、シリンダ等の昇降装置を用いて自動的に洗浄具を取り外すには、昇降装置のストロークを長くする必要があり、これに伴って床面処理機が嵩高くなってしまう。これを防ぐには、回収タンク等の高さを抑制せざるを得ず、これに伴って、例えば、回収タンク等の容量が減少して回収タンク内の汚水を頻繁に排出しなければならないといった不具合が生じる。
そこで、本発明は、上記した事情を考慮し、部品点数の増加を抑制しつつ洗浄具の保持力を十分に高めるとともに、耐久性を向上させた床面処理機を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明は、モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、前記モータの回転軸に下向きに取り付けられるスリーブと、前記洗浄具に取り付けられて前記スリーブが挿脱可能な上向きの凹部を有するボスと、を備え、前記スリーブの外周面には、放射状に複数の爪部が突設され、前記ボスの内周面には、前記スリーブの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、前記ボスには、前記スリーブに設けられた被係止部に係止される係止手段が設けられ、前記床面処理機の本体の底部には、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせるための空間が形成されており、該空間には、前記係止手段と前記床面処理機の本体の外周部との間を連通する空洞部が形成され、前記床面処理機の本体の外周部には、前記空洞部の外周部側入口を塞ぐ蓋部が上方に向かって突設されたスプラッシュガードが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、前記モータの回転軸に取り付けられて下向きの凹部を有するボスと、前記洗浄具に上向きに取り付けられて前記凹部に対して挿脱可能なスリーブと、を備え、前記ボスの内周面には、放射状に複数の爪部が突設され、前前記スリーブの外周面には、前記ボスの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、前記ボスの爪部と前記スリーブの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、前記ボスには、前記スリーブに設けられた被係止部に係止される係止手段が設けられ、前記床面処理機の本体の底部には、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせるための空間が形成されており、該空間には、前記係止手段と前記床面処理機の本体の外周部との間を連通する空洞部が形成され、前記床面処理機の本体の外周部には、前記空洞部の外周部側入口を塞ぐ蓋部が上方に向かって突設されたスプラッシュガードが設けられていることを特徴とする。
上記したどちらかの構成を採用することで、モータの回転力を洗浄具に効率良く伝達させることが可能となる。また、モータの回転に伴う負荷を各爪部の噛合部分に分散させることができるため、負荷の集中を抑制して、スリーブ及びボスの耐久性を向上させることが可能となる。これに伴って、長期的な稼働に耐える製品を得ることが可能となる。また、床面処理機の運転時に、回転中のモータの回転軸やスリーブに作業者の手が接触するのを確実に防止することが可能となり、床面処理機の安全性を高めることが可能となる。
また、前記スリーブの外周面には前記被係止部が設けられ、前記ボスには前記凹部に対して進退可能なように前記係止手段が設けられ、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部との噛合時に前記係止手段を前記凹部に進入させると、前記係止手段が前記被係止部に係止され、前記スリーブと前記ボスとが分離不能となり、前記係止手段を前記凹部から退かせると、前記係止手段の前記被係止部に対する係止状態が解除され、前記スリーブと前記ボスとが分離可能となっても良い。
このような構成を採用することで、係止手段及び被係止部を多数設けなくても、洗浄具の保持力を十分に高めることが可能となり、これに伴って、部品点数を減らすことが可能となる。そのため、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。
また、前記モータを支持するモータ台を備え、該モータ台に、前記係止手段が支持されていても良い。
このように、モータの回転軸ではなくモータ台に係止手段が支持されることで、係止手段がモータの回転軸と一緒に回転しなくなる。そのため、係止手段を常に同じ位置に配置することが可能となり、係止手段を見失う虞が無いため、洗浄具の取外し操作が容易になる。
また、前記スリーブの爪部のボス側端部と前記ボスの爪部のスリーブ側端部は、それぞれ、先細形状を成していても良い。
このような構成を採用することにより、スリーブの爪部とボスの爪部を円滑に噛合させることが可能となる。
また、前記スリーブの爪部のボス側端部と前記ボスの爪部のスリーブ側端部は、先端角度が異なるように形成されていても良い。
このような構成を採用することにより、スリーブの爪部とボスの爪部を噛合させる際、上記各爪部同士を点接触させることが可能となる。これに伴って、爪部間の摩擦を低減させることが可能となり、かじりを防止して、スリーブの爪部とボスの爪部を一層円滑に噛合させることが可能となる。
また、前記スリーブ又は前記ボスのいずれか一方の爪部の少なくとも一の爪部は、他の爪部よりも噛合相手側に延出して形成されていても良い。
このような構成を採用することにより、スリーブの爪部とボスの爪部を噛合させる際には、一の爪部が他の爪部よりも先に噛合相手側の爪部に接触して、爪部同士が噛合う方向を決定する。そのため、その後に噛合する複数の爪部先端同士の乗り上げを防止することが可能となり、スリーブの爪部とボスの爪部を一層円滑に噛合させることが可能となる。
また、前記モータを昇降させる昇降装置と、該昇降装置により前記モータを下降させて新たに交換する洗浄具のボスの爪部に前記スリーブの爪部を噛合させる洗浄具交換モードを選択可能な操作部と、を備えていても良い。
このような構成を採用することにより、操作部を洗浄具交換モードに切換えるだけで、スリーブ又はボスを自動的に昇降させ、スリーブの爪部とボスの爪部を噛合させることが可能となる。そのため、洗浄具の装着を一層容易に行うことが可能となる。
本発明は、モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、前記モータの回転軸に下向きに取り付けられるスリーブと、前記洗浄具に取り付けられて前記スリーブが挿脱可能な上向きの凹部を有するボスと、を備え、前記スリーブの外周面には、放射状に複数の爪部が突設され、前記ボスの内周面には、前記スリーブの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、前記洗浄具はその交換時に前記モータの回転軸と床面処理機の本体の外周部との間で前記床面に沿ってスライド可能なように設けられ、前記ボスには、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせて前記モータの回転軸に連結する際に前記スリーブの爪部と当接して前記スリーブとの位置合わせを行うガイド壁が設けられ、前記スリーブの外周面には前記爪部とは上下方向の位置が異なるようにOリングが装着され、該Oリングは、前記スリーブの爪部と前記ガイド壁を当接させて前記ボスと前記スリーブの位置合わせを行う時には前記ガイド壁に接触せず、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合した時に前記ガイド壁の先端部に接触するように設けられることを特徴とする。
また、本発明は、モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、前記モータの回転軸に取り付けられて下向きの凹部を有するボスと、前記洗浄具に上向きに取り付けられて前記凹部に対して挿脱可能なスリーブと、を備え、前記ボスの内周面には、放射状に複数の爪部が突設され、前記スリーブの外周面には、前記ボスの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、前記ボスの爪部と前記スリーブの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、前記洗浄具はその交換時に前記モータの回転軸と床面処理機の本体の外周部との間で前記床面に沿ってスライド可能なように設けられ、前記ボスには、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせて前記モータの回転軸に連結する際に前記スリーブの爪部と当接して前記スリーブとの位置合わせを行うガイド壁が設けられ、前記スリーブの外周面には前記爪部とは上下方向の位置が異なるようにOリングが装着され、該Oリングは、前記スリーブの爪部と前記ガイド壁を当接させて前記ボスと前記スリーブの位置合わせを行う時には前記ガイド壁に接触せず、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合した時に前記ガイド壁の先端部に接触するように設けられることを特徴とする。
上記したどちらかの構成を採用することで、モータの回転力を洗浄具に効率良く伝達させることが可能となる。また、モータの回転に伴う負荷を各爪部の噛合部分に分散させることができるため、負荷の集中を抑制して、スリーブ及びボスの耐久性を向上させることが可能となる。これに伴って、長期的な稼働に耐える製品を得ることが可能となる。また、ガイド壁がスリーブの案内となり、洗浄具の装着位置の位置合わせを容易に行うことが可能となる。特に、洗浄具の厚みが変化するような場合でも、ガイド壁でスリーブを案内することで、洗浄具の装着位置の位置合わせを容易に行うことが可能となる。更に、スリーブとボスの間の隙間をOリングで吸収し、スリーブとボスの間のガタを抑制することができ、異音や振動が発生するのを防止することが可能となる。
また、前記ガイド壁には、前記スリーブの爪部の挿入位置に切欠部が設けられていても良い。
このような構成を採用することにより、スリーブの爪部と切欠部の位置を合わせるようにして洗浄具をセットすれば、スリーブの爪部とボスの爪部を確実に噛合させることが可能となり、爪部の先端同士が接触して装着不良が生じるのを防止することが可能となる。
また、前記ガイド壁は、前記スリーブの外周面を半周覆うように設けられ、前記ガイド壁の両端には、外側に向かって拡開されたガイド片が設けられていても良い。
このようにガイド壁にガイド片を設けることで、洗浄具の交換時に洗浄具の位置決めが容易になる。
また、前記空洞部は、前記係止手段を前記凹部に対して進退させるために操作されるレバーハンドルと前記床面処理機の本体の外周部との間を直線状に連通しても良い。
このように空洞部を設けたことによって、床面処理機と床面の間の空間を広く確保することが可能となるとともに、洗浄具交換時には、作業者の手及び腕の部分を空洞部に挿入しながら交換作業を行うことが可能となる。これに伴って、作業性の向上を図ることが可能となる。また、空洞部を設けたことによって、係止手段を解除して洗浄具を床面処理機から取り外す際、作業者が少ししゃがんだだけでも係止手段の位置を確認することができるようになり、作業時の視認性が向上し、洗浄具の取外し作業を容易に行うことが可能となる。加えて、床面処理機の高さも低く抑えることが可能となる。
また、前記スプラッシュガードは、一端側を支点に側方に回動して前記空間の開口部を開閉しても良い。
このような構成を採用することにより、洗浄具を床面処理機の側方から容易に着脱することが可能となり、例えば、洗浄具交換時に床面処理機を傾ける手間を省くことが可能となる。
また、前記洗浄具の外周部には、前記係止手段を前記凹部に対して進退させるために操作されるレバーハンドルの延長線上に目印が設けられていても良い。
このような構成を採用することにより、レバーハンドルの位置を、レバーハンドル自体ではなくレバーハンドルの延長線上に設けられた目印で特定することが可能となり、洗浄具の交換作業が容易になる。
本発明は、部品点数の増加を抑制しつつ洗浄具の保持力を十分に高めるとともに、耐久性を向上させた床面処理機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機を示す左前方からの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機を示す左後方からの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、モータとパッドの連結構造を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、スリーブの爪部とボスの爪部の噛合開始状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、取付板及び取付具の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、ボスの凹部からスリーブの爪片が見えるようにボスを配置した状態を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、スプラッシュガードを開放した状態を示す左後方からの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、(a)は、使用済み洗浄具を引き上げた状態を示す断面図であり、(b)は、使用済み洗浄具を脱落させた状態を示す断面図であり、(c)は、交換用パッドを回転軸の下方に配置した状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る床面洗浄機において、(d)は、交換用パッドをモータの回転軸に連結させた状態を示す断面図であり、(e)は、交換用パッドを引き上げた状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る床面洗浄機において、モータとパッドの連結構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る床面洗浄機において、モータとパッドの連結構造を示す断面図である。
以下に、本発明に係る床面処理機の第1〜第3の実施形態を図面と共に説明する。各実施形態では、本発明に係る床面処理機を床面洗浄機1に適用した場合について説明する。なお、各実施形態においては、図1における左側(進行方向側)、右側(操作者側)、奥側、手前側をそれぞれ、床面洗浄機1の前側、後側、右側、左側とした場合について説明する。
<第1の実施形態>
図1に示されるように、床面洗浄機1は、前後方向に長い箱型形状の本体2と、本体2の前下部に収納されるモータ3と、モータ3の下方において本体2と床面4の間に設けられる洗浄具5と、洗浄具5の前側及び左右両側を覆うようにして設けられるスプラッシュガード6と、モータ3の左方に設けられる昇降装置7と、モータ3の前方から右方にかけて設けられる清水タンク8と、本体2の後下方に設けられて左右方向に張り出すスキージ10と、本体2の上部に収納される回収タンク11と、本体2の上面の後部に設けられる操作部12と、を備えている。
本体2の下部には、本体シャーシ13(図2参照)が床面4と略平行に設けられている。本体シャーシ13の下面の前部と後部には、走行用の前輪14と後輪15がそれぞれ軸支されている。本体シャーシ13の後部には、駆動用電源であるバッテリ19(図3参照)が支持されている。
図2に示されるように、本体シャーシ13の前部には、挿通穴16が鉛直方向に穿設されている。挿通穴16の左右両側には、本体シャーシ13の上面に一対のベース板17が固定され、この一対のベース板17には、角筒形状の本体フレーム18が支持されている。本体フレーム18には、左右一対のガイド板20が上下方向スライド可能に支持され、左右一対のガイド板20の上部には連結板21が架設され、左右一対のガイド板20の下端にはモータ台22が固定されている。このような構成により、本体シャーシ13にモータ台22が上下動可能に支持されている。モータ台22には、収納ケース23を介してモータ3が支持されている。
図4に示されるように、モータ3には、下方に向かってモータ軸24が設けられ、このモータ軸24は、収納ケース23内に収納された減速機構(図示せず)を介して、収納ケース23から下方に突出するモータ3の回転軸25(以下、単に「回転軸25」と称する。)に接続されている。そして、モータ3を駆動させてモータ軸24を回転させると、この回転が減速機構を介して回転軸25に伝達され、回転軸25が回転するように構成されている。回転軸25は、モータ台22に設けられた貫通穴(図示せず)を貫挿し、モータ台22の下方に突出している。本実施形態では、モータ3が僅かに傾斜した状態でモータ台22に支持されているため、モータ3の回転軸25も鉛直方向から僅かに傾斜している。
回転軸25の下端には、円柱状のスリーブ26が下向きに取り付けられている。本実施形態では、スリーブ26の外径は50mmに設定されている。スリーブ26の上面には、軸穴27が設けられており、スリーブ26の上部には、外周面28から軸穴27までネジ孔30が水平方向に穿設されている。そして、回転軸25をスリーブ26の軸穴27に嵌合させた状態で、ネジ孔30に貫通させたネジ31を回転軸25に締結させることで、回転軸25とスリーブ26が連結されるように構成されている。スリーブ26の外周面28の上端には環状の装着溝(図示せず)が設けられ、この装着溝にはOリング32が装着されている。
スリーブ26の外周面28の下部には、放射状に爪部33が突設されている。爪部33は、スリーブ26の外周面28の円周上に等間隔(30度間隔)で12個形成されている。各爪部33は、上下方向に長い形状を成し、各爪部33の下側端部(ボス側端部)34は先細形状を成している。本実施形態では、各下側端部34の先端角度α(図5参照)が67.5度に設定されている。スリーブ26の各爪部33のうちの1個の爪部33は、他の爪部33よりも下側(噛合相手側)に延出して形成されている(図9、図10参照)。スリーブ26の外周面28の上下方向中央には、爪部33の上方に、被係止部としての環状の溝部35が設けられている。
洗浄具5は、床面に接触するパッド39と、パッド39の上面に面ファスナー等を介して着脱可能に接合される補強用の取付板37と、を備えている。
パッド39は、例えば圧縮メラミンフォーム等の材質を用いて、10mm〜30mmの厚さで形成される。パッド39は、中央部にパッド側連通穴36(図9、図10参照)が設けられて円環状を成している。なお、本実施形態の床面洗浄機1は、後述する洗浄具5の交換後に、パッド圧設定動作を自動的に行なう機能を備えている。換言すれば、床面洗浄機1は、設定パッド圧のキャリブレーションを実施する機能を備えている。
取付板37の中央部には、パッド39のパッド側連通穴36と対応する位置に取付板側連通穴38(図9、図10参照)が設けられており、取付板37は円環状を成している。取付板37の上面中央部には、パッド側連通穴36及び取付板側連通穴38を塞ぐようにして、取付具40が固定されている。取付具40は、円環状のリング体41と、このリング体41の内部中央に3本の放射状の支持アーム42を介して一体形成されるボス43と、を備えている。
図6に最も良く示されるように、リング体41の外周面には、各支持アーム42の延長線上に3個の固定片44が突設され、各固定片44には固定穴45(図9、図10参照)が上下方向に穿設されている。そして、この固定穴45に貫挿させた固定ボルト46により、リング体41が取付板37の上面に固定されている。リング体41の外周面には、一組の固定片44の間に厚肉部47が突設され、厚肉部47には、リング体41の径方向に沿ってスライド穴48が穿設されている。リング体41には、厚肉部47とは反対側に開口部50が設けられている。リング体41の両端部には、開口部50の両側に、内側に向かって屈曲されたガイド片51が設けられている。
ボス43には、スリーブ26を挿脱可能な上向きの凹部52が設けられている。凹部52の内径は51.4mmであり、スリーブ26の外径50mmに対して僅かに大きく設定されている。即ち、スリーブ26の外周面28とボス43の内周面53の間には、若干遊びを持たせている。
ボス43の内周面53には、放射状に爪部54が突設されている。ボス43の爪部54は、ボス43の内周面53の円周上に等間隔(30度間隔)で12個形成されている。そして、ボス43の爪部54とスリーブ26の爪部33が噛合することで、スリーブ26に対するボス43の相対的な回転が規制され、モータ3の回転軸25の回転が、スリーブ26、ボス43を介して洗浄具5に伝達されるようになっている。ボス43の各爪部54は、上下方向に長い形状を成し、各爪部54の上側端部(スリーブ側端部)55は先細形状を成している。本実施形態では、各上側端部55の先端角度β(図5参照)が57.4度に設定されている。
ボス43の外周面には、リング体41の厚肉部47と対応する位置に厚肉部56が設けられ、この厚肉部56には、リング体41に形成されたスライド穴48と同軸上にスライド穴57が穿設されている。ボス43のスライド穴57及びリング体41のスライド穴48には、係止手段としての係止レバー58が、ボス43を中心とする放射線方向に貫挿している。係止レバー58は、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を噛合させた状態でスリーブ26の溝部35と対応する高さに設けられている。係止レバー58の内端部には爪片60が設けられている。爪片60の内面は、上方に向かって僅かに外側に傾斜している。係止レバー58の外端部には、係止レバー58を進退操作するレバーハンドル61が設けられている。
係止レバー58は、ボス43の凹部52に対して進退可能に設けられており、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を噛合させた状態で、係止レバー58の爪片60を凹部52に進入させると、係止レバー58の爪片60が溝部35に係止されてスリーブ26とボス43が分離不能となる。一方で、係止レバー58の爪片60を凹部52から退かせると、溝部35に対する係止レバー58の爪片60の係止状態が解除されてスリーブ26とボス43が分離可能となる。
係止レバー58には、リング体41とボス43の間の位置に、止めネジ62を介して回り止め板63が固定されている。回り止め板63の両端部は、支持アーム42の上部に近接又は当接しており、これにより、係止レバー58の回転が規制されている。係止レバー58には、回り止め板63の外側にワッシャ64が取り付けられており、このワッシャ64とリング体41の内周面53の間には、圧縮バネ65が介装されている。このように、圧縮バネ65をワッシャ64に当接させることで、圧縮バネ65の外径を安定的に支持することが可能となる。
圧縮バネ65は、係止レバー58を内側(図6では左方向)に付勢し、係止レバー58の爪片60をスリーブ26の溝部35に進入させるように作用している。そして、レバーハンドル61をスライド操作して、圧縮バネ65の付勢力に抗して爪片60をスリーブ26の溝部35から退かせたり、反対に、爪片60を溝部35に進入させたりできる仕組に成っている。洗浄具5の取付板37の外周部には、レバーハンドル61の延長線上に目印としての溝66が凹設されている。
ボス43には、凹部52よりも上方にガイド壁67が設けられている。ガイド壁67は、係止レバー58側に配置されるとともに、スリーブ26の外周部を半周覆うように平面視で半円状に設けられ、ガイド壁67が形成されていない側には開口部68が形成されている。ガイド壁67の両端には外側に向かって拡開されたガイド片70が、リング体41のガイド片51と対応する位置に設けられている。ガイド壁67の上縁部の中央には、切欠部71が凹設されている。この切欠部71は、スリーブ26の爪部33の挿入位置に設けられている(図7参照)。即ち、切欠部71からスリーブ26の爪部33が見えるようにボス43を配置することで、スリーブ26の爪部33の位置合わせが成されるように構成されている。
図8に示されるように、本体2の底部には、本体2の外周部(本実施形態では、本体2の左側部)とモータ3の回転軸25の下方位置との間に、洗浄具5を床面4に沿ってスライドさせるための空間72が形成されている。本実施形態では、この空間72が、床面4と本体シャーシ13の間に設けられている。空間72の上方には、レバーハンドル61と本体2の外周部の間に、空洞部73が直線状に連通されている。この空洞部73は、本体2の底部に沿って設けられており、半径約50mm程度の半円状に形成されている。
スプラッシュガード6は、金属製のカバー体74と、カバー体74の下端に取り付けられるゴム体75と、により構成されている。ゴム体75の下端は床面4と接触しており、これにより、床面洗浄時の汚水の飛散を防止している。スプラッシュガード6は、正面中央を境に右側部分76(図1参照)と左側部分77とに分かれている。左側部分77は、前端側に設けられたヒンジ部78を支点に側方に回動して空間72の開口部を開閉するように構成されている。左側部分77のカバー体74には、上方に向かって半円状の蓋部79が突設されており、左側部分77を閉じると、蓋部79が空洞部73の外周部側入口80を塞ぐようになっている(図1参照)。
左側部分77の後端部と本体2の後端部には、対応する位置に留め具81が設けられ、この留め具81同士を係合させることで左側部分77の開放が規制され、留め具81の係合を解除させることで左側部分77が開放可能となるように構成されている。例えば、洗浄具5の交換時には、留め具81の係合を解除した後、スプラッシュガード6を開いて作業を行い、洗浄具5の交換作業終了時には、スプラッシュガード6を閉じて留め具81を係合させる。本実施形態では、留め具81としてキャッチクリップを用いている。
図2に示されるように、昇降装置7は、挿通穴16の左側において本体シャーシ13の上面に支持されるシリンダ82と、シリンダ82から下方に突出するロッド83と、を備えている。ロッド83の下端にはリフト軸84が連結され、リフト軸84には、モータ台22から突出したリフト板(図示せず)が支持されている。そして、シリンダ82を作動させてロッド83を上昇させると、ロッド83に連結されたリフト軸84がリフト板を持ち上げ、これに伴って、モータ台22及びモータ3が上昇するようになっている。また、シリンダ82を作動させてロッド83を下降させると、ロッド83に連結されたリフト軸84によるリフト板の持ち上げが解除され、モータ台22及びモータ3が自重により下降するようになっている。
リフト軸84には、作動アーム86の左端部(図2の図面上は右端部)が取り付けられ、作動アーム86の右端部(図2の図面上は左端部)は、取付軸87を介してブラケット88に軸支されている。作動アーム86と連結板21の間には、牽引用スプリング90が張設されている。そして、シリンダ82を作動させてロッド83を下降させると、作動アーム86が取付軸87を支点に一方向(図2では時計回り)に回転し、作動アーム86が牽引用スプリング90を介して連結板21を下方に牽引するように構成されている。そして、この牽引に伴ってモータ台22が下降し、洗浄具5のパッド39が床面4に圧接されるように構成されている。
図1を参照すると、清水タンク8は、洗浄具5の近傍と給水ホース(図示せず)を介して連通しており、清水タンク8内に貯蔵された洗浄水を、上記した給水ホースを介して洗浄具5の近傍に供給できるように構成されている。
スキージ10には、左右方向中央部に吸引口(図示せず)が設けられており、この吸引口は、吸引ホース91を介して回収タンク11の内部と連通している。そして、吸引口から吸引ホース91を介して吸い込んだ汚水を、回収タンク11内に導入できるようになっている。
操作部12は、本体2の後上端部に支持されるハンドル92の近傍に設けられている。操作部12には、洗浄作業をするための運転スイッチやメインスイッチ、パッド圧の切換スイッチなどの各種スイッチやバッテリ残量表示やエラー表示を行なう表示部が設けられている。
操作部12のメインスイッチは、電源ONモード、電源OFFモード、パッド交換モード(洗浄具交換モード)の間で切換可能となっている。そして、メインスイッチを電源ONモード又は電源OFFモードからパッド交換モードに切換えると、シリンダ82が作動してロッド83が下降し、これに伴ってスリーブ26が最下降位置(スリーブ26の先端がボス43の凹部52の最下端に達する位置)まで下降するようになっている。また、メインスイッチをパッド交換モードから電源ONモード又は電源OFFモードに切換えると、シリンダ82が作動してロッド83が上昇し、スリーブ26が最上昇位置(スリーブ26の下端がガイド壁67の開口部68よりも若干高くなる位置)まで上昇するようになっている。
上記の如く構成されたものにおいて、床面4を洗浄する方法について説明する。
まず、床面洗浄機1の電源を入れて、床面洗浄機1のハンドル92をオペレータが押したり引いたりして走行させる。同時に、清水タンク8に収納された洗浄水を、適宜洗剤等を混合させた上で、給水ホースを介して洗浄具5の近傍で床面4に滴下させるとともに、モータ3により洗浄具5を高速回転させて床面4を洗浄する。洗浄後の汚水は、本体2の後ろ側に位置したスキージ10により中央に集め、吸引口から吸引ホース91を介して吸引回収して、回収タンク11に収容する。
本実施形態では前述の如く、スリーブ26の外周面28とボス43の内周面53の間に遊びを設けているため、上記した床面洗浄作業において、洗浄具5のスリーブ26に対する角度を自由に変化させることが可能となる。そのため、床面4の形状に対して洗浄具5をフレキシブルに追従させることができ、床面4の洗浄効率を高めることが可能となる。
次に、上記の如く構成されたものにおいて、洗浄具5の交換手順の一例について説明する。
まず、操作部12のメインスイッチを電源ONモードから電源OFFモードに切り替えて、床面洗浄機1の運転を停止させる。これに伴って、回転軸25が回転を停止し、洗浄具5の回転も停止する。この洗浄具5の回転停止の後、シリンダ82が駆動してロッド83が上昇し、これに伴ってスリーブ26が最上昇位置まで上昇する(図9(a)の矢印A参照)。
この状態で、スプラッシュガード6の左側部分77と本体2にそれぞれ設けられた留め具81の係合を解除して、スプラッシュガード6を側方に回動させて、空間72の開口部及び空洞部73の外周部側入口80を開放する(図8参照)。そして、空間72及び空洞部73に作業者の手及び腕を挿入し、係止レバー58のレバーハンドル61をつかむ。そして、レバーハンドル61を手前に引き、係止レバー58を解除方向にスライドさせる(図9(a)の矢印B参照)。
これに伴って、係止レバー58の爪片60がスリーブ26の溝部35から退いて、スリーブ26とボス43が分離可能となり、取付具40とともに洗浄具5が自重により脱落する(図9(b)の矢印C参照)。次に、この脱落した洗浄具5を、空間72を介して本体2の左側から外部に引き出す(図9(b)の矢印D参照)。これにより、洗浄具5の取外し作業が完了する。
次に、使用済みのパッド39を取付板37から取り外し、交換用のパッド39(新しいパッド39)を同一の取付板37に装着する。そして、本体2の右側から本体2内部の回転軸25の下方まで、空間72を介して洗浄具5を手でスライドさせ、スリーブ26の爪部33にボス43のガイド壁67を接触させて、ボス43とスリーブ26の位置合わせを行う(図9(c)の矢印E参照)。その際、スリーブ26の爪部33がボス43の切欠部71から見えるように、洗浄具5の向きを調節する(図7参照)。この状態で、スプラッシュガード6の左側部分77を閉止して、左側部分77と本体2の留め具81を係合させる(図3参照)。尚、この手順において、スリーブ26とボス43の位置合わせが悪く、洗浄具5の取付不良が発生するような場合には、スプラッシュガード6に取付板37又は取付具40が接触してスプラッシュガード6が閉じない構造となっている。
次に、操作部12のメインスイッチを電源OFFモードからパッド交換モードに切換える。この切換により、シリンダ82が駆動してロッド83が下降し、スリーブ26が最下降位置まで下降する(図10(d)の矢印F参照)。これに伴って、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54が噛合するとともに、スリーブ26の溝部35に係止レバー58の爪片60が係合し、回転軸25と洗浄具5が連結される。また、Oリング32がガイド壁67に接触する。これにより、新しいパッド39を有する洗浄具5の取り付け作業が完了する。
洗浄具5の取付が完了したら、操作部12のメインスイッチを「入」または「切」に切換える。これにより、シリンダ82が駆動してロッド83が上昇し、スリーブ26が最上昇位置まで上昇して停止する(図10(e)の矢印G参照)。その後はメインスイッチのモードに移行する。
本実施形態では上記のように、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54が噛合することによって回転軸25と洗浄具5が連結されて、モータ3の回転が洗浄具5に伝達されるように構成されている。このような構成を採用することで、モータ3の回転力を洗浄具5に効率良く伝達させることが可能となる。また、モータ3の回転に伴う負荷を各爪部33、54の噛合部分に分散させることができるため、負荷の集中を抑制して、スリーブ26及びボス43の耐久性を向上させることが可能となる。これに伴って、長期的な稼働に耐える製品を得ることが可能となる。
また、スリーブ26の外周面28に溝部35を設け、この溝部35に対して係止レバー58の爪片60を係脱することで、スリーブ26とボス43の分離可能状態と分離不能状態を切り換えている。このような構成を採用することで、係止レバー58及び溝部35を多数設けなくても、洗浄具5の保持力を十分に高めることが可能となり、これに伴って、部品点数を減らすことが可能となる。そのため、製造コストの低廉化を図ることが可能となる。特に、本実施形態では、係止レバー58と溝部35を各1個ずつとしているため、部品点数を一層減少させて、製造コストを一層低廉化させることが可能となる。
また、スリーブ26の爪部33の下側端部34とボス43の爪部54の上側端部55をそれぞれ先細形状としているため、各爪部33、54を噛合させる際には、先細形状の下側端部34と上側端部55が最初に噛合する(図5参照)。そのため、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を円滑に噛合させることが可能となる。
また、スリーブ26の爪部33の下側端部34とボス43の爪部54の上側端部55は、互いに先端角度が異なるように形成されているため、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を噛合させる際、上記各爪部33、54同士を点接触させることが可能となる(図5参照)。これに伴って、爪部33、54間の摩擦を低減させることが可能となり、かじりを防止して、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を一層円滑に噛合させることが可能となる。
また、スリーブ26の各爪部33のうちの一の爪部33は、他の爪部33よりも噛合相手(ボス43の爪部54)側に延出して形成されている(図9、図10参照)。そのため、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を噛合させる際には、上記した一の爪部33が他の爪部33よりも先にボス43の爪部54に接触して、爪部33、54同士が噛合う方向を決定する。そのため、その後に噛合する複数の爪部33、54先端同士の乗り上げを防止することが可能となり、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を一層円滑に噛合させることが可能となる。
また、操作部12に設けられたメインスイッチは、昇降装置7によりモータ3を下降させてスリーブ26の爪部33とボス43の爪部54とを噛合させるパッド交換モードを選択可能となっている。このような構成を採用することにより、メインスイッチをパッド交換モードに切換えるだけで、スリーブ26を自動的に下降させ、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を噛合させることが可能となる。そのため、洗浄具5の装着を一層容易に行うことが可能となる。特に、本実施形態では、洗浄具5の装着時にシリンダ82の駆動に伴って自動的に洗浄具5の装着が行われるように構成されているため、洗浄具5を手動でスリーブ26に嵌合させる必要が無く、洗浄具5を装着する際の作業負担を一層軽減することが可能となる。
また、洗浄具5の装着時にスリーブ26との位置合わせを行うガイド壁67をボス43に設けているため、ガイド壁67がスリーブ26の案内となり、洗浄具5の装着位置の位置合わせを容易に行うことが可能となる。特に、洗浄具5のパッド39の厚みが変化するような場合でも、ガイド壁67でスリーブ26を案内することで、洗浄具5の装着位置の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
また、ガイド壁67には、スリーブ26の爪部33の挿入位置に切欠部71が設けられている(図7参照)。そのため、切欠部71とスリーブ26の爪部33の位置を合わせるようにして洗浄具5をセットすれば、スリーブ26の爪部33をボス43の爪部54と確実に噛合させることが可能となり、爪部33、54の先端同士が接触して、装着不良が生じるのを防止することが可能となる。
また、ガイド壁67には、外側に向かって拡開されたガイド片70が設けられているため、洗浄具5の交換時に洗浄具5の位置決めが容易になる。更に、本実施形態では、リング体41にもガイド片51を設けているため、洗浄具5の位置決めを一層容易にすることが可能となる。
また、洗浄具5のパッド39を床面4に対して平行に接触させると、洗浄具5の回転により床面洗浄機1が自然に回転してしまい、床面洗浄機1の操作性に問題が生じる虞がある。しかしながら、本実施形態では、モータ3を床面4に対して僅かに傾斜させているため、洗浄具5のパッド39も床面4に対して僅かに傾斜する。従って、床面洗浄機1が自然に回転してしまうのを抑制することが可能となり、床面洗浄機1の操作性を向上させることが可能となる。また、スリーブ26の外周面28とボス43の内周面53の間に遊びを設けているため、上記のようにモータ3の回転軸25を傾ける構成を採用した場合にも、スリーブ26とボス43を円滑に嵌合させることが可能となる。
一方で、このように遊びを持たせた状態で洗浄具5を回転させると、スリーブ26とボス43の間にガタが生じて、床面4の凹凸によって異音や振動が発生する虞がある。しかしながら、本実施形態では、スリーブ26に取り付けたOリング32をボス43のガイド壁67に接触させているため、スリーブ26とボス43の間の隙間をOリング32で吸収することができ、スリーブ26とボス43の間にガタが発生するのを抑制することが可能となる。これに伴って、上記した異音や振動の発生を防止することが可能となる。
また、洗浄具5を床面4に沿ってスライドさせる空間72の上方に空洞部73を設けたことによって、本体2の底部と床面4の間の空間を広く確保することが可能になるとともに、洗浄具5の交換時には、作業者の手及び腕の部分を空洞部73に挿入しながら交換作業を行うことが可能となり、作業性の向上を図ることが可能となる。また、空洞部73を設けたことによって、係止レバー58を操作して洗浄具5を床面洗浄機1から取り外す際、作業者が少ししゃがんだだけでも係止レバー58の位置を確認することができる。そのため、作業時の視認性が向上し、洗浄具5の取外し作業を容易に行うことが可能となる。加えて、床面洗浄機1の高さも低く抑えることが可能となる。
また、空間72を開閉するスプラッシュガード6が本体2に設けられているため、洗浄具5を床面洗浄機1の側方から容易に着脱することが可能となり、例えば、洗浄具5の交換時に床面洗浄機1を傾けたりする手間を省くことが可能となる。
また、スプラッシュガード6には、空洞部73の外周部側入口80を塞ぐ蓋部79が設けられているため、床面洗浄機1の運転時に、回転中の回転軸25やスリーブ26に作業者の手が接触する虞がなくなり、床面洗浄機1の安全性を高めることが可能となる。
また、取付板37の外周部には、係止レバー58のレバーハンドル61の延長線上に溝66が設けられているため、レバーハンドル61の位置を、レバーハンドル61自体ではなくレバーハンドル61の延長線上に設けられた溝66で特定することが可能となり、洗浄具5の交換作業が容易になる。
<第2の実施形態>
第1の実施例では、回転軸25にスリーブ26を取り付けるとともに、洗浄具5にボス43を設けていたが、第2の実施形態では、図11に示されるように、回転軸25にボス43を取り付けるとともに、洗浄具5にスリーブ26を取り付けている。そして、ボス43の内周面53に設けられた爪部54をスリーブ26の外周面28に設けられた爪部33と噛合させることで、回転軸25と洗浄具5が連結されて、モータ3の回転が洗浄具5に伝達されるように構成されている。また、ボス43にスライド操作可能に取り付けられた係止レバー58の爪片60をスリーブ26の溝部35に係脱させることで、ボス43とスリーブ26の分離不能状態と分離可能状態を切り換えられるように構成されている。
このような構成を用いた場合にも、上記した第1の実施形態と同様に、モータ3の回転力を洗浄具5に効率良く伝達させることが可能となる。また、モータ3の回転に伴う負荷を各爪部33、54の噛合部分に分散させることができるため、負荷の集中を抑制して、スリーブ26及びボス43の耐久性を向上させることが可能となる。これに伴って、長期的な稼働に耐える製品を得ることが可能となる。
<第3の実施形態>
第2の実施形態では、ボス43に係止レバー58をスライド操作可能に取り付けていたが、第3の実施形態では、図12に示されるように、モータ台22から下方に突出する係止レバー取付板93に係止レバー58をスライド操作可能に取り付けている。このような構成を採用することで、モータ台22に係止レバー58が支持されることになり、これに伴って、ボス43は回転軸25と一緒に回転するが、係止レバー58は回転軸25と一緒に回転しなくなる。そのため、係止レバー58を常に同じ位置に配置することが可能となり、係止レバー58を見失う虞が無いため、洗浄具5の取外し操作が更に容易になる。
第1〜第3の実施形態では、洗浄具5の床面4に接触させる部分にパッド39を用いたが、他の異なる実施形態では、洗浄具5の床面4に接触させる部分にブラシを用いても良い。第1〜第3の実施形態では、床面処理機として床面洗浄機1を用いたが、他の異なる実施形態では、床面艶出し機その他の床面処理機を用いても良い。
第1の実施形態では、洗浄具5の取付板37に溝66を設けて目印としたが、他の異なる実施形態では、目印として穴や刻印やマークを設けても良い。また、第1の実施形態では、洗浄具5の取付板37に目印を設けたが、他の異なる実施形態において、例えば取付板37を用いないような場合には、洗浄具5のパッド39に目印を設けても良い。
第1の実施形態では、スリーブ26の爪部33のうちの一の爪部33を他の爪部33よりも噛合相手(ボス43の爪部54)側に延出させたが、他の異なる実施形態では、ボス43の爪部54のうちの一の爪部54を他の爪部54よりも噛合相手(スリーブ26の爪部33)側に延出させても良い。また、一の爪部33、54ではなく、複数の爪部33、54を他の爪部33、54よりも噛合相手側に延出させても良い。
第1の実施形態では、ガイド壁67を平面視で半円状としたが、他の異なる実施形態では、平面視コ字状又はV字状のガイド壁67を用いても良い。
第1の実施形態では、操作部12のメインスイッチを「パッド交換モード」に切り換えるとシリンダ82が駆動してスリーブ26の下降のみを行う場合について説明したが、他の異なる実施形態では、シリンダ82がスリーブ26の下降から上昇までを一連の動作で行うことも可能である。
第1の実施形態では、スリーブ26の爪部33の下側端部34の先端角度を67.5度、ボス43の爪部54の上側端部55の先端角度を57.4度としており、スリーブ26の爪部33の先端角度をボス43の爪部54の先端角度よりも大きくしている。一方で、他の異なる実施形態では、例えば、スリーブ26の爪部33の先端角度を45度とし、ボス43の爪部54の先端角度を57.4度とする等、スリーブ26の爪部33の先端角度をボス43の爪部54の先端角度よりも小さくしても良い。第1の実施形態では、スリーブ26の爪部33とボス43の爪部54を先細形状としたが、この先細形状は、例えば、先がとがった形状(先鋭形状)でも良いし、先が丸まった形状でも良い。
上記に述べた本発明の実施形態は本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限りこれらの態様に限定されるものではない。
本発明の技術は、床面4に洗浄液を散布して洗浄具5で床面4を洗浄する床面洗浄機1として利用される可能性が高いものである。また、大型ショッピングセンターや空港やホテルのロビーなど、広範囲な床面4の艶出しをおこなう床面艶出機に利用されることも想定している。
1 床面洗浄機(床面処理機)
3 モータ
4 床面
5 洗浄具
6 スプラッシュガード
7 昇降装置
12 操作部
22 モータ台
25 回転軸
26 スリーブ
28 外周面
32 Oリング
33 爪部
34 下側端部(ボス側端部)
35 溝部(被係止部)
43 ボス
52 凹部
53 内周面
54 爪部
55 上側端部(スリーブ側端部)
58 係止レバー(係止手段)
61 レバーハンドル
66 溝(目印)
67 ガイド壁
70 ガイド片
71 切欠部
72 空間
73 空洞部
79 蓋部
80 外周部側入口

Claims (15)

  1. モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、
    前記モータの回転軸に下向きに取り付けられるスリーブと、
    前記洗浄具に取り付けられて前記スリーブが挿脱可能な上向きの凹部を有するボスと、を備え、
    前記スリーブの外周面には、放射状に複数の爪部が突設され、
    前記ボスの内周面には、前記スリーブの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、
    前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され
    前記ボスには、前記スリーブに設けられた被係止部に係止される係止手段が設けられ、
    前記床面処理機の本体の底部には、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせるための空間が形成されており、該空間には、前記係止手段と前記床面処理機の本体の外周部との間を連通する空洞部が形成され、
    前記床面処理機の本体の外周部には、前記空洞部の外周部側入口を塞ぐ蓋部が上方に向かって突設されたスプラッシュガードが設けられていることを特徴とする床面処理機。
  2. モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、
    前記モータの回転軸に取り付けられて下向きの凹部を有するボスと、
    前記洗浄具に上向きに取り付けられて前記凹部に対して挿脱可能なスリーブと、を備え、
    前記ボスの内周面には、放射状に複数の爪部が突設され、
    前記スリーブの外周面には、前記ボスの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、
    前記ボスの爪部と前記スリーブの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され
    前記ボスには、前記スリーブに設けられた被係止部に係止される係止手段が設けられ、
    前記床面処理機の本体の底部には、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせるための空間が形成されており、該空間には、前記係止手段と前記床面処理機の本体の外周部との間を連通する空洞部が形成され、
    前記床面処理機の本体の外周部には、前記空洞部の外周部側入口を塞ぐ蓋部が上方に向かって突設されたスプラッシュガードが設けられていることを特徴とする床面処理機。
  3. 前記スリーブの外周面には前記被係止部が設けられ、
    前記ボスには前記凹部に対して進退可能なように前記係止手段が設けられ、
    前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部との噛合時に前記係止手段を前記凹部に進入させると、前記係止手段が前記被係止部に係止され、前記スリーブと前記ボスとが分離不能となり、
    前記係止手段を前記凹部から退かせると、前記係止手段の前記被係止部に対する係止状態が解除され、前記スリーブと前記ボスとが分離可能となることを特徴とする請求項1又は2に記載の床面処理機。
  4. 前記モータを支持するモータ台を備え、
    該モータ台に、前記係止手段が支持されていることを特徴とする請求項3に記載の床面処理機。
  5. 前記スリーブの爪部のボス側端部と前記ボスの爪部のスリーブ側端部は、それぞれ、先細形状を成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の床面処理機。
  6. 前記スリーブの爪部のボス側端部と前記ボスの爪部のスリーブ側端部は、先端角度が異なるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の床面処理機。
  7. 前記スリーブ又は前記ボスのいずれか一方の爪部の少なくとも一の爪部は、他の爪部よりも噛合相手側に延出して形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の床面処理機。
  8. 前記モータを昇降させる昇降装置と、
    該昇降装置により前記モータを下降させて新たに交換する洗浄具のボスの爪部に前記スリーブの爪部を噛合させる洗浄具交換モードを選択可能な操作部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の床面処理機。
  9. モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、
    前記モータの回転軸に下向きに取り付けられるスリーブと、
    前記洗浄具に取り付けられて前記スリーブが挿脱可能な上向きの凹部を有するボスと、を備え、
    前記スリーブの外周面には、放射状に複数の爪部が突設され、
    前記ボスの内周面には、前記スリーブの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、
    前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、
    前記洗浄具はその交換時に前記モータの回転軸と床面処理機の本体の外周部との間で前記床面に沿ってスライド可能なように設けられ、前記ボスには、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせて前記モータの回転軸に連結する際に前記スリーブの爪部と当接して前記スリーブとの位置合わせを行うガイド壁が設けられ
    前記スリーブの外周面には前記爪部とは上下方向の位置が異なるようにOリングが装着され、該Oリングは、前記スリーブの爪部と前記ガイド壁を当接させて前記ボスと前記スリーブの位置合わせを行う時には前記ガイド壁に接触せず、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合した時に前記ガイド壁の先端部に接触するように設けられることを特徴とする床面処理機。
  10. モータにより回転される洗浄具を床面に接触させて床面処理作業を行うように構成された床面処理機であって、
    前記モータの回転軸に取り付けられて下向きの凹部を有するボスと、
    前記洗浄具に上向きに取り付けられて前記凹部に対して挿脱可能なスリーブと、を備え、
    前記ボスの内周面には、放射状に複数の爪部が突設され、
    前記スリーブの外周面には、前記ボスの爪部と対応して放射状に複数の爪部が突設され、
    前記ボスの爪部と前記スリーブの爪部が噛合することによって前記モータの回転軸と前記洗浄具とが連結されて前記モータの回転が前記洗浄具に伝達され、
    前記洗浄具はその交換時に前記モータの回転軸と床面処理機の本体の外周部との間で前記床面に沿ってスライド可能なように設けられ、前記ボスには、前記洗浄具を前記床面に沿ってスライドさせて前記モータの回転軸に連結する際に前記スリーブの爪部と当接して前記スリーブとの位置合わせを行うガイド壁が設けられ、
    前記スリーブの外周面には前記爪部とは上下方向の位置が異なるようにOリングが装着され、該Oリングは、前記スリーブの爪部と前記ガイド壁を当接させて前記ボスと前記スリーブの位置合わせを行う時には前記ガイド壁に接触せず、前記スリーブの爪部と前記ボスの爪部が噛合した時に前記ガイド壁の先端部に接触するように設けられることを特徴とする床面処理機。
  11. 前記ガイド壁には、前記スリーブの爪部の挿入位置に切欠部が設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載の床面処理機。
  12. 前記ガイド壁は、前記スリーブの外周面を半周覆うように設けられ、前記ガイド壁の両端には、外側に向かって拡開されたガイド片が設けられていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の床面処理機。
  13. 前記空洞部は、前記係止手段を前記凹部に対して進退させるために操作されるレバーハンドルと前記床面処理機の本体の外周部との間を直線状に連通することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の床面処理機。
  14. 前記スプラッシュガードは、一端側を支点に側方に回動して前記空間の開口部を開閉することを特徴とする請求項1〜8又は13のいずれか1項に記載の床面処理機。
  15. 前記洗浄具の外周部には、前記係止手段を前記凹部に対して進退させるために操作されるレバーハンドルの延長線上に目印が設けられていることを特徴とする請求項1〜8、13又は14のいずれか1項に記載の床面処理機。
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