JP3219934B2 - ハイクリーン床面洗浄機 - Google Patents

ハイクリーン床面洗浄機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行しながら床面を回
転ブラシで洗浄する床面洗浄機の技術分野で利用される
ものであって、具体的には、特に環境のクリーン度が要
求される病院とか各種工場或は施設等の床面の洗浄に使
用して好適なハイクリーン床面洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床面を洗浄するには、例えば実開
昭62−23548号公報に見られるような回転ブラシ
と汚水吸取り用のスキージを備えた床面洗浄機(スクラ
バー)が使用されている。即ち、従来の床面洗浄機はモ
ータによって回転される回転ブラシの部分に清液(洗浄
液)を給水しながら床面を洗浄し、この洗浄によって発
生した汚水を吸引ブロアーの吸引作用を受けてスキージ
が吸取り、且つ、この汚水をバキュームホースを通して
汚水タンクに回収するように構成されている。
【0003】ところが、以上の如く構成した床面洗浄機
は、汚水を吸引した吸引ブロアーの排気を排気口よりそ
のまま空気中に排出しているため、この排気と共に細菌
とか有害な微粒子等が直接外部に排出されてしまう問題
があった。即ち、従来の床面洗浄機は吸引ブロアーの吸
引力を汚水タンクを通してスキージ側に及ぼしているた
め、床面より吸い上げた細菌とか有害物質の殆どは汚水
に雑ざって汚水タンク内に回収されるが、その一部が吸
引気流に乗ってそのまま汚水タンクから吸引ブロアー側
に吸引され、排気口から吸気中に排気される場合があっ
て、特に環境のクリーン度が要求される各種工場とか施
設等で使用すると、空気を汚染してクリーン度を低下さ
せる問題があった。
【0004】そこで本出願人は、実願平4−18878
号(実開平5−70452号)に見られるように、床面
洗浄機の吸引ブロアーから排出される細菌とか有害物質
等をその排出口に設けた超高性能フイルタで捕集するこ
とによって、床面洗浄機をクリーン度が要求される病院
とか施設等で安全に使用できるように工夫したハイクリ
ーン床面洗浄機を開発した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のハイク
リーン床面洗浄機は、床面上のあらゆる汚れとか細菌等
を取り除くことができるが、清掃中(洗浄中)に洗浄機
のスカート部とか車輪或はホース類と云った各種機械部
分に付着した汚れは、清掃後もそのまま各種機械部分に
付着したまま残されてしまうため、次に清掃を行う時に
これ等付着していた汚れ、即ち、細菌を再びまき散らす
結果と成り、クリーン度に悪影響を及ぼす問題があっ
た。
【0006】また、清掃後に汚れが付着したスカート部
とか車輪、或は、ホース類を洗浄して汚れを落すことも
行われていたが、スカートの裏側とか、このスカートの
内側に取付けられている走行用車輪の車軸部分等に付着
した汚れを確実に洗浄して落すことは非常に困難であ
り、更に、スキージの吸引用ホースとか汚水タンクのホ
ース内に残留する汚水を完全に取り除くことも難しいた
め、洗浄運転の再開時にこれ等残っていた汚れが再びま
き散らかされて、周囲を汚染してしまう問題があった。
【0007】尚、洗浄時に最も汚れの付着する回転ブラ
シは、例えば実公平3−27572号公報に示されてい
るような「スクラバーに於ける床面ブラシの取付装置」
を用いることによって、機体から容易に取外してこれを
きれいにクリーニングできるため、本発明にはこの回転
ブラシに付着した汚れに関する問題は含まないものとす
る。
【0008】従って本発明の技術的課題は、スカート裏
側面とか各種ホースの外側面に付着した汚れと、ホース
内部に残留している汚水を容易に清掃することができ、
且つ、清掃が最も困難な車輪とその軸受部分への汚れの
付着を可及的に少くすることにより、洗浄機に汚れ(細
菌)が出来るだけ残らないようにして、再運転時に細菌
が周囲に拡散しないようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0010】汚水吸引用のスキージに対して吸引作用を
及ぼす吸引ブロアーの排気口に、超高性能フイルタを取
付けたハイクリーン床面洗浄機に於いて、
【0011】(1) 機体の底部外側縁に床面洗浄機の
回転ブラシを囲むように可撓性のスカートを取付け、且
つ、このスカートを複数のブロックに分割形成して、こ
れ等各スカートブロックを機体に対して固定ネジ等の取
付手段を用いて着脱自在に取付けること。
【0012】(2) 機体の底部に取付けた走行用車輪
をカバーするように、汚水付着防止用のカバー板を取付
ネジ等の取付手段を用いて脱着自在に取付けること。
【0013】(3) 吸引ブロアーの吸引作用を受けて
スキージが吸引した汚水を回収する汚水タンクを機体に
搭載して、この汚水タンクの上面口を開閉自在な上蓋で
覆う一方、この汚水タンクの内部には、把手を備えた中
蓋を取外し自在に嵌込むこと。
【0014】(4) 吸引ブロアーの吸引作用を受けて
汚水を汚水タンクに吸引するバキュームホースの下端部
内に、スキージの接続パイプを嵌込み自在に構成した接
続口を挿入して固定すると共に、この接続口の内端縁を
内側に絞って上記下端部の内壁面との間に水滴溜り部を
設ること。
【0015】(5) 洗浄用の清液を収容した清液タン
クと汚水タンクに夫々排水用のホースを接続し、これ等
各排水用ホースのうち少くとも汚水タンクに接続した排
水用ホースと、スキージを接続したバキュームホースと
を、汚水タンクの各ホース接続部に対して脱着自在に接
続すること。
【0016】(6) 清液タンクと汚水タンクに接続し
た排水用の各ホースの色を、両ホースを区別できる異な
った色に着色すること。
【0017】
【作用】上記(1)〜(6)で述べた各手段は以下の如
く作用する。
【0018】上記(1)で述べた手段によれば、機体の
底部に取付けた可撓性スカートを固定ネジ等の取付手段
を外すことによって、機体側から自由に取外すことがで
き、而かも、この可撓性スカートは複数のブロックに分
割形成されているため、機体からの取外しとその再装
着、及び、各スカートブロックの洗浄と云った清掃作業
を極めて簡単に行って、裏面等に付着した汚れをきれい
に除去することができるから、再運転時の汚れ(細菌)
の拡散を確実に防止することを可能にする。
【0019】上記(2)で述べた手段によれば、機体の
底部に取付けた走行用車輪の回りをカバー板で囲んでい
るため、このカバー板にガードされて洗浄運転時に汚水
が車輪の裏側とか車軸部分に付着する割合を少くして、
最も清掃が難しい部分が汚れないようにすると共に、こ
のカバー板に付着した汚れは取付ネジ等の取付手段を外
してカバー板を機体側から取外すことによって、きれい
に洗浄してその拡散を防止することを可能にする。
【0020】上記(3)で述べた手段によれば、洗浄機
が走行すると汚水タンク内に回収した汚水が上にハネる
が、このハネた汚水が直接上蓋の内側面に付着せず、そ
の内側に嵌込んだ中蓋の内側面に付着するため、上蓋を
開いた時に内側面に付着した汚水が雫れて洗浄機とか周
囲の床面を汚染する心配が無く、また、汚水の付着によ
って汚れた中蓋の内側面は、これを汚水タンク内から取
り外してきれいに洗浄できるから、汚水タンク内の汚水
の飛散による汚れの拡散を防止することを可能にする。
【0021】上記(4)で述べた手段によえば、運転を
止めて吸引ブロアーの作動を停止した時に、スキージの
バキュームホース内に残留していた汚水がバキュームホ
ースの内壁を伝わってスキージ側に流下するが、この流
下して来る汚水の水滴をバキュームホースの下端部の内
側に設けた溜り部に溜め込むことができるため、運転停
止時とか移動時に汚水がスキージから洩れて床面等を汚
染する問題を解決することを可能にする。
【0022】上記(5)で述べた手段によれば、汚水に
よる汚れが顕著な汚水タンク用の排水ホースと、スキー
ジ用のバキュームホースを、夫々汚水タンクから取外し
自在に構成したから、汚れが激しい時にはこれ等を汚水
タンクから取外して簡単に清掃したり洗浄することがで
きるため、これ等各ホースの汚れによる環境の再汚染を
防止することを可能にする。
【0023】上記(6)で述べた手段によれば、清液タ
ンクと汚水タンクに夫々接続する各排水用ホースの色
を、両ホースを区別できるように色分けしているため、
排水用ホースを再装着する時に、これを取り違えて汚れ
た汚水タンク用の排水用ホースを清液タンクに接続し
て、洗浄に使用する清液を汚して細菌を拡散する問題を
解決することを可能にする。
【0024】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0025】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るハイクリーン
床面洗浄機の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に
説明する。図1は本発明に係るハイクリーン床面洗浄機
の全体を正面側から見た斜視図で、図2は同じく背面側
から見た斜視図であって、これ等の図面に於いて、1は
床面の機体で、1aは運転用のハンドル、2はモータ2
Mによって回転される床面の回転ブラシ、3A,3Aは
走行用の駆動車輪、3B,3Bはキャスターを用いた前
輪、4は汚水吸取り用のスキージ、5は機体1のケース
体内に搭載した洗浄水タンクを示す。
【0026】この洗浄水タンク5の内部は、その中央部
に設けた仕切壁5Tによって洗浄液とか清水と云った清
液CWを収容する清液タンク6Aと、汚水DWを収容す
る汚水タンク6Bの2室に仕切られていて、清液タンク
6A内には清液CWを給水ホース7aを通して回転ブラ
シ2側に給水する給水ポンプ7が取付けられ、また、汚
水タンク6Bには吸引パイプ8を通して吸引ブロアー9
の吸引作用を及ぼし、更にこの吸引作用をバキュームホ
ース4Hを通して機体1の後部に取付けたスキージ4に
及ぼすことによって、洗浄後の汚水DWを汚水タンク6
Bに回収するように構成されている。
【0027】尚、図中8aはフロートを備えた吸引パイ
プ8の開閉弁、8bは吸引パイプ8の下端部、9Mは吸
引ブロアー9用のモータであり、また、図示はしていな
いが上記の汚水タンク6Bには汚水DW排水用の弁が設
けられている。
【0028】更に図1に於いて、符号10にて全体的に
示したのは、上記吸引ブロアー9の排気口の部分に取付
けた超高性能フイルタ(図示せず)を治めたフイルタボ
ックスであって、この超高性能フイルタに関しては前述
した実願平4−18878号(実願平5−70452
号)に記載されているものをそのまま使用するため、こ
こではその詳細な説明を省略する。
【0029】また、図1は図2に於いて11と12は上
述した清液タンク6Aと汚水タンク6Bに接続した排水
用ホースであって、先端に排水口11a,12aを取付
けたこれ等各排水用ホース11,12の根端口11b,
12bは、図5に示すように各タンク6A,6Bの接続
口(図示せず)に対して着脱自在に構成されており、且
つ、これ等各ホース11,12は取外した時に間違えな
いように例えば清液タンク6A用を青色、汚水タンク6
B用を赤色のように明確に色分けされている。
【0030】図2と図6に於いて、4aと4bは上述し
たバキュームホース4Hの上下両端に設けたホース接続
用の上端部と下端部であって、上端部4aは図5に示す
ように上記汚水タンク6Bの接続口(図示せず)に対し
て着脱自在に構成され、また、下端部4b内には上述し
たスキージ4の取付ホルダ4S(図2参照)の上面に突
設した接続パイプ(図示せず)を嵌挿する接続口4Rが
挿入固定されており、且つ、この接続口4Rの内端口4
R1を内側に絞って、上記下端部4bの内壁面との間に
断面略V字形状の水溜り部4Vを形成している。
【0031】同じく図1と図2に於いて、符号13にて
全体的に示したのは、図4に示した底面図に記載の如く
上述した回転ブラシ2と、その四方に取付けた駆動車輪
3A,3A及び前輪3B,3Bの回りを囲むように、上
記機体1の底部に取付けた可撓性のスカートであって、
運転時にその底縁を床面上に軽く接するように構成した
このスカート13の全体は、図3に示すように前部13
Aと左右の側部13B,13Cの各ブロックに3分割さ
れ、且つ、これ等各スカートブロック13A〜13C
は、同じく図3並びに図4に示すように機体1の底部周
面に設けた取付台14の前面14Aと左右の側面14
B,14Cに対して、夫々着脱自在に取付けられる仕組
に成っている。
【0032】尚、図1乃至図4に於いて15…は各スカ
ートブロック13A〜13Cの各取付板13A1,13
B1,13C1に穿設した係合穴13S…に挿入して、
各スカートブロック13A〜13Cを取付台14の各面
14A〜14Cに添設した状態に支持するフックで、1
6…はこれ等各スカートブロック13A〜13Cを各面
14A〜14Cに固定するための固定用の蝶ネジ、13
T…は各スカートブロック13A〜13Cの取付板13
A1〜13C1に形成した蝶ネジ16…用の穴を示す。
【0033】図1と図4に於いて、17と18は上述し
た左右の前輪3B,3Bをカバーするようにその内側の
機体底面に取付けた左右の前輪カバー板であって、図示
したように全体を断面略L字状に形成したこれ等左右の
前輪カバー板17,18は、回転ブラシ2の回転によっ
て周囲に飛散する汚水が直接前輪3B,3Bとその車軸
部分に付着しないように、回転ブラシ2と各前輪3B,
3Bの間を遮る位置に蝶ネジ19…を用いて取付けられ
ており、且つ、これ等各蝶ネジ19…を外すことによっ
て機体1の底面から自由に取外して洗浄等を行える仕組
に成っている。
【0034】同じく図1と図4に於いて、20は上述し
た駆動車輪3A,3A(後輪)とその車軸3Z部分をカ
バーするように、両車輪3A,3A間の機体底面部分に
取付けた後輪カバー板で、このカバー板20は回転ブラ
シ2の回転による汚水が上記後輪3A,3Aと車軸3Z
に付着するのを防止する機能を備えている。
【0035】尚、回転ブラシ2の回転によって後輪3
A,3Aの外周接地面に付着する汚水は、走行によって
床面側に付着されるため、上記の後輪カバー板20は図
示の如く後輪3A,3Aの接地面をカバーしない長さに
成っているが、この長さを後輪3A,3Aをカバーする
長さに形成しても勿論よい。また、上述した前輪カバー
板17,18を着脱したり、回転ブラシ2を着脱する時
は、機体1の前部側を上方に持ち上げ傾斜させて各作業
を行う仕組に成っている。
【0036】また、図1に於いて1Xは機体1の上面に
取付けた上記清液タンク6Aと汚水タンク6Bの上面口
を開閉する上蓋で、6Xは汚水タンク6Bの内部上面口
の部分に嵌込んだ中蓋であり、この中蓋6Xは運転時の
振動によって汚水タンク6B内でハネ上がる汚水をその
底面で受け止めて、ハネ上がった汚水が直接上蓋1Xの
底面に付着するのを防止でき、更にこの中蓋6Xは、上
面に設けた把手6Zを持って自由に汚水タンク6B内か
ら取外して洗浄等を行える仕組に成っている。
【0037】本発明に係るハイクリーン床面洗浄機は以
上述べた如き構成であるから、洗浄作業を終えて機体1
の各機械部分に汚れが付着している場合は、先ず蝶ネジ
16…を外して可撓性スカート13を各ブロック13A
〜13Cごとに取外してこれを洗浄すれば、該スカート
13の表裏両面に付着していた汚れをきれいに、而か
も、簡単に清掃することができ、特に従来清掃が難しか
ったスカート13の裏面側も確実に清掃することができ
る。
【0038】また、本発明では、洗浄作業によって汚水
が表面に付着したり、内部に残留したりしている汚水タ
ンク6B用の排水ホース12とスキージ4用のバキュー
ムホース4Hを、汚水タンク6Bから簡単に取外すこと
ができるため、洗浄後にこれ等各ホース12,4Hの清
掃を確実に行って、汚水の再飛散を防止できると共に、
同一構造に造った清液タンク6Aと汚水タンク6Bの各
排水ホース11と12は、これを明確に区別できるよう
に色分けしてあるため、清掃後に清液用と汚水用の各排
水ホース11,12の取付けを彼此間違えて、清液を汚
水用排水ホース12で汚す問題を解決することができ
る。
【0039】更に本発明では、回転ブラシ2の回転によ
って外側に飛び散る汚水を可撓性のスカート13で受け
止めて、周囲への飛散を防止できるだけではなく、この
飛び散った汚水が前輪3B,3Bとその車軸部分へ付着
しないように前輪カバー板17,18がガードし、加え
て、後輪3A,3Aとその車軸3Zに対する汚水の付着
も後輪カバー板20がガードするため、洗浄によって激
しく汚れる各車輪3A,3Aと3B,3B、及び、車軸
3Zを汚れからカバーでき、且つ、前輪カバー板17,
18は蝶ネジ19…を外すことによって容易に取外して
清掃できるから、運転再開時の汚れの拡散を確実に防止
することができる。
【0040】また、洗浄運転を停止して吸引ブロアー9
の吸引作用を止めた時、バキュームホース4H内に残留
していた汚水がホースの内壁を伝わって下側のスキージ
4側に流下しようとするが、バキュームホース4Hの下
端部4b内に形成した水滴溜め部4Vがこの流下する汚
水を受け止めるため、運転停止時とか移動時、或は、バ
キュームホース4Hを汚水タンク6Bから取外した時
に、残留汚水がスキージ4から流下して床面等を汚す問
題を解決することができる。
【0041】加えて本発明によれば、汚水タンク6B内
に嵌込んだ中蓋6Xが、振動によってハネ上がる汚水を
受け止めて、上蓋1Xの底面にハネ上がった汚水が付着
する問題を解決するため、清液CWの補充時等に上蓋1
Xを開いた時に、底面に付着していた汚水を周囲に飛散
させる問題を解消でき、更に、汚水の付着によって汚れ
た中蓋6Xは把手6Zを持って汚水タンク6Bから容易
に取出すことができるため、この中蓋6Xの清掃も容易
に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】従って本発明に係るハイクリーン床面洗
浄機によれば、洗浄運転によって汚染する部分を極力無
くすことができ、また、汚染された箇所を部分的に取外
してきれいに洗浄することができるから、洗浄機の各機
械部分に汚水及び細菌が残ることがなく、従って、洗浄
運転を再開した時に残っていた細菌が周囲に拡散するこ
とを防止できるため、環境のクリーン度が要求される病
院等の床面を安全に洗浄できる利点を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイクリーン床面洗浄機の内部構
造を示した前面斜視図である。
【図2】同じく本発明に係るハイクリーン床面洗浄機の
背面斜視図である。
【図3】可撓性スカートを機体から取外した状態を示し
た分解斜視図である。
【図4】本発明に係るハイクリーン床面洗浄機の底面図
である。
【図5】各ホースの取外し状態を説明した構成図であ
る。
【図6】バキュームホースを一部破断して示した拡大正
面図である。
【符号の説明】
1 床面洗浄機の機体 1X 上蓋 2 回転ブラシ 3A 駆動輪(後輪) 3B 前輪 4 スキージ 4H バキュームホース 4b 下端部 4R 接続口 4R1 絞った内端縁 4V 水滴溜り部 6A 清液タンク 6B 汚水タンク 6X 中蓋 6Z 把手 9 吸引ブロアー 10 超高性能フイルタボックス 11,12 排水ホース 13 可撓性スカート 13A,13B,13C スカートブロック 16 蝶ネジ 17,18 前輪カバー板 19 蝶ネジ 20 後輪カバー板

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水吸引用のスキージに対して吸引作用
    を及ぼす吸引ブロアーの排気口に、超高性能フイルタを
    取付けたハイクリーン床面洗浄機に於いて、 機体の底部外側縁に床面洗浄機の回転ブラシを囲むよう
    に可撓性のスカートを取付け、且つ、このスカートを複
    数のブロックに分割形成して、これ等各スカートブロッ
    クを機体に対して固定ネジ等の取付手段を用いて着脱自
    在に取付けたことを特徴とするハイクリーン床面洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 機体の底部に取付けた走行用車輪をカバ
    ーするように、汚水付着防止用のカバー板を取付ネジ等
    の取付手段を用いて脱着自在に取付けたことを特徴とす
    る請求項1記載のハイクリーン床面洗浄機。
  3. 【請求項3】 吸引ブロアーの吸引作用を受けてスキー
    ジが吸引した汚水を回収する汚水タンクを機体に搭載し
    て、この汚水タンクの上面口を開閉自在な上蓋で覆う一
    方、この汚水タンクの内部には、把手を備えた中蓋を取
    外し自在に嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のハ
    イクリーン床面洗浄機。
  4. 【請求項4】 吸引ブロアーの吸引作用を受けて汚水を
    汚水タンクに吸引するバキュームホースの下端部内に、
    スキージの接続パイプを嵌込み自在に構成した接続口を
    挿入して固定すると共に、この接続口の内端縁を内側に
    絞って上記下端部の内壁面との間に水滴溜り部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のハイクリーン床面洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 洗浄用の清液を収容した清液タンクと汚
    水タンクに夫々排水用のホースを接続し、これ等各排水
    用ホースのうち少くとも汚水タンクに接続した排水用ホ
    ースと、スキージを接続したバキュームホースとを、汚
    水タンクの各ホース接続部に対して脱着自在に接続した
    ことを特徴とする請求項1記載のハイクリーン床面洗浄
    機。
  6. 【請求項6】 清液タンクと汚水タンクに接続した排水
    用の各ホースの色を、両ホースを区別できる異なった色
    に着色したことを特徴とする請求項1又は5記載のハイ
    クリーン床面洗浄機。
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