JP5703744B2 - 誘導機器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導機器に関するものである。
特許文献1に記載のトランスにおいては、プリント基板の表面に導電パターンからなるコイルが形成されるとともに、このプリント基板のコイル領域の上にサブ基板が配置されている。サブ基板の表面に導電パターンからなるコイルが形成され、このコイルの領域においてコアがプリント基板とサブ基板を挟持して両面から対向するようにプリント基板に取り付けられている。
実開平6−9111号公報
コアをプリント基板に直接取り付けるため、コアとプリント基板の線膨張係数の違いによる応力がコアおよびプリント基板に加わり破壊される虞がある。
本発明の目的は、コアとコイル保持具の線膨張係数の違いによる応力がコアおよびコイル保持具に加わりにくい誘導機器を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、筐体と、前記筐体内に配置され、コイル保持具により保持されたコイルと、前記筐体内に配置され、前記コイルが巻回される磁脚を有するコアと、
を備え、前記コイル保持具に前記磁脚よりも大きい貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔に前記磁脚を貫通させ、前記コイル保持具及び前記コイルが前記コア及び前記筐体から空隙を介して離間するように、前記コア及び前記コイル保持具を配置するとともに、前記コイル保持具を前記コアとは別にネジ止めで筐体に固定したことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、筐体内において、コイル保持具により保持されたコイルと、コイルが巻回される磁脚を有するコアとが配置されている。ここで、コアとコイル保持具とが別々に筐体に固定されている。これにより、コアとコイル保持具とが直接取り付けられていないため、コアとコイル保持具の線膨張係数の違いによる応力がコアおよびコイル保持具に加わりにくい。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の誘導機器において、前記コイル保持具は基板であり、当該基板の少なくとも一方の面に前記コイルが保持されている構成とすることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の誘導機器において、前記コイルと前記コアとの間に熱伝導部材を介在させたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、コイルに発生した熱を、熱伝導部材を介してコアに容易に逃がすことができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導機器において、前記コイルと前記筐体との間に熱伝導部材を介在させたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明によれば、コイルに発生した熱を、熱伝導部材を介して筐体に容易に逃がすことができる。
本発明によれば、コアとコイル保持具の線膨張係数の違いによる応力がコアおよびコイル保持具に加わりにくい誘導機器を提供することができる。
(a)は第1の実施形態におけるトランスの平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は第1の実施形態の変形例におけるトランスの平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は第2の実施形態におけるトランスの平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図、(c)は(a)のB−B線での縦断面図。 (a)は第2の実施形態の変形例におけるトランスの平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図、(c)は(a)のB−B線での縦断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明をトランスに具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、誘導機器としてのトランス10は、筐体20と、一次コイルC1と二次コイルC2と、コア40を備えている。筐体20は、上面が開口した箱型をなしている。
筐体20内には、厚銅基板30とコア40が配置されている。ここで、厚銅基板30を用いて一次コイルC1と二次コイルC2を構成しており、厚銅基板30の銅板31により一次コイルC1が、銅板32により二次コイルC2が構成されている。そして、コア40に一次コイルC1と二次コイルC2が巻かれている。
厚銅基板30は、第1の銅板31と第2の銅板32と絶縁性基板33とからなる。絶縁性基板33の一方の面である上面には第1の銅板31が接着されている。この第1の銅板31には、一次コイルC1がパターニングされている。また、絶縁性基板33は、例えば、ガラス・エポキシ樹脂よりなる。
絶縁性基板33の他方の面である下面には第2の銅板32が接着されている。この第2の銅板32には、二次コイルC2がパターニングされている。このように、一次コイルC1と二次コイルC2は、コイル保持具としての絶縁性基板33により保持されている。
コア40としてE−I型コアを用いており、E−I型コアはE型コア41とI型コア42により構成されている。E型コア41は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部41aと、本体部41aの一方の面(下面)の中央部から突出する中央磁脚41bと、本体部41aの一方の面(下面)の端部から突設する両側磁脚41c,41dとからなる。中央磁脚41bおよび両側磁脚41c,41dはその断面が長方形をなしている。
I型コア42は、長方形の板状をなし、水平方向に延設されている。そして、E型コア41の中央磁脚41bの先端面とI型コア42の上面とが突き合わされるとともに、E型コア41の両側磁脚41c,41dの先端面とI型コア42の上面とが突き合わされる。これによりE−I型コアが構成され、閉磁路が形成される。
厚銅基板30の絶縁性基板33の中央部には、E型コア41の中央磁脚41bが通る貫通孔34が形成されている。厚銅基板30の第1の銅板31による一次コイルC1は、絶縁性基板33の貫通孔34を中心として1本の導体による渦巻き形状をなし、これによりE型コア41の中央磁脚41bに複数ターン巻回される。同様に、厚銅基板30の第2の銅板32による二次コイルC2は、絶縁性基板33の貫通孔34を中心として1本の導体による渦巻き形状をなし、これによりE型コア41の中央磁脚41bに複数ターン巻回される。このようにコア40は、一次コイルC1と二次コイルC2が巻回される部位としての中央磁脚41bを有している。
また、厚銅基板30の絶縁性基板33には、E型コア41の両側磁脚41cが通る貫通孔35、および、E型コア41の両側磁脚41dが通る貫通孔36が形成されている。
なお、厚銅基板30の絶縁性基板33の貫通孔34,35,36はE型コア41の脚部(中央磁脚41b、両側磁脚41c,41d)よりも大きくなっている。
筐体20は、上面が開口した箱型をなしており、アルミよりなる。筐体20における内部底面にはI型コア42が載置されている。筐体20の内部底面には突起21a,21b,21c,21dが形成され、突起21a,21b,21c,21dによりI型コア42が位置決めされている。詳しくは、I型コア42の延設方向におけるI型コア42の一端面側に突起21a,21bが配置され、I型コア42の他端面側に突起21c,21dが配置されており、I型コア42の短辺側側面と一端面側の突起21a,21bおよび他端面側の突起21c,21dとが接触することによりI型コア42が位置決めされている。
筐体20の内部底面におけるI型コア42よりも外周側において厚銅基板固定用部材50が配置されている。厚銅基板固定用部材50は四角枠状をなし、筐体20の内部底面にI型コア42を囲む状態で固定されている。
厚銅基板固定用部材50の上面に厚銅基板30が載置されている。厚銅基板30の絶縁性基板33を貫通するネジ60が厚銅基板固定用部材50に螺入され、このネジ60により厚銅基板30が厚銅基板固定用部材50に固定されている。このようにして厚銅基板30はネジ止めされ、厚銅基板30の絶縁性基板33が筐体20に固定されている。
このとき、I型コア42よりも上方に離間した状態で厚銅基板30が位置し、厚銅基板30の絶縁性基板33の貫通孔34にE型コア41の中央磁脚41bが通される。また、厚銅基板30の第1の銅板31による一次コイルC1はE型コア41の本体部41aの下面と空隙(空気層)を介して離間している。絶縁性基板33の第2の銅板32による二次コイルC2はI型コア42の上面と空隙(空気層)を介して離間している。
図1(b)に示すように、筐体20における上面開口部には蓋材70が開口部を塞ぐように取り付けられ、蓋材70は自身のばね力F1によりE型コア41を下方に付勢している。これにより、E型コア41がI型コア42の上に載置された状態を保持している。即ち、コア40は上下から押さえることで筐体20に固定されている。
なお、図1(b)に示す蓋材70は、図1(a)においては省略している。
厚銅基板30の絶縁性基板33の貫通孔36の一方の面がE型コア41の両側磁脚41dと接触している。これにより、E型コア41の水平方向は厚銅基板30の絶縁性基板33と突き当てて位置決めされている。コア40と厚銅基板30(絶縁性基板33)は別々に筐体20に固定されている。即ち、コア40は厚銅基板30の絶縁性基板33に直接取り付けられていない。一次コイルC1および二次コイルC2と、コア40との間に形成された空隙(空気層)により、一次コイルC1および二次コイルC2とコア40の間に断熱と絶縁が図られている。
次に、このように構成したトランス10の作用を説明する。
トランス10を組み立てる際には、筐体20と、厚銅基板30と、E型コア41と、I型コア42と、蓋材70とを用意する。このとき、筐体20には突起21a〜21dと厚銅基板固定用部材50が固定されている。
そして、筐体20の内部底面にI型コア42を配置する。このとき、突起21a,21b,21c,21dによりI型コア42が位置決めされる。
続いて、筐体20の内部における厚銅基板固定用部材50の上に厚銅基板30を載置し、ネジ60により厚銅基板30を厚銅基板固定用部材50に固定する。
さらに、I型コア42の上にE型コア41を配置する。つまり、厚銅基板30の貫通孔34にE型コア41の中央磁脚41bが、厚銅基板30の貫通孔35に両側磁脚41cが、厚銅基板30の貫通孔36に両側磁脚41dが、それぞれ通る状態でI型コア42の上にE型コア41を配置する。
そして、筐体20の上面開口部に蓋材70を取り付ける。この蓋材70によるばね力F1によりE型コア41が下方に付勢され、E型コア41がI型コア42の上に載置された状態で保持される。
このようにしてトランス10を組み立てた後、トランス10の一次コイルC1、二次コイルC2に電流を流す。通電に伴い一次コイルC1(第1の銅板31)、二次コイルC2(第2の銅板32)が発熱する。この熱は大気に逃がされる。また、コア40の熱については、I型コア42から筐体20に逃がされる。よって、一次コイルC1および二次コイルC2の放熱経路とコア40の放熱経路が独立している。
また、コア40の線膨張係数と絶縁性基板33の線膨張係数は異なるが、コア40と厚銅基板30(絶縁性基板33)とが別々に筐体20に固定されているため、コア40と絶縁性基板33の線膨張係数の違いによる応力がコア40および絶縁性基板33に加わりにくい。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)コア40と、コイル保持具としての絶縁性基板33とを別々に筐体20に固定したので、コア40と絶縁性基板33とが直接取り付けられていないため、コア40と絶縁性基板33の線膨張係数の違いによる応力がコア40および絶縁性基板33に加わりにくい。
(2)コイル保持具は基板(絶縁性基板33)であり、基板(絶縁性基板33)の少なくとも一方の面にコイルが保持されているので、コイルを保持する上で好ましい。つまり、基板を用いてコイルを容易に保持することができる。
本実施形態の変形例を説明する。
図2に示すように、二次コイルC2とI型コア42との間に熱伝導部材80,81を介在させている。熱伝導部材80,81は、絶縁性を有するとともに熱抵抗の小さな材料よりなる。例えば、熱伝導部材80,81として、放熱シートやグリースを用いる。
このように、二次コイルC2とI型コア42との間に熱伝導部材80,81を介在させることにより、二次コイルC2に発生した熱を、熱伝導部材80,81を介してI型コア42に容易に逃がすことができる。
つまり、I型コア42とコイルC2との間が確実に確保される構成であり、放熱性シート等の熱伝導部材80,81を使用して、I型コア42に積極的に熱を逃がすことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明をトランスに具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。
図3に示す本実施形態のトランス100も、筐体110を放熱部材として用いており、トランスに発生した熱を筐体110に逃がすようにしている。特に、本実施形態では、長尺状のコア130の長辺側側面の外側で、コイル保持具としての絶縁性基板123を筐体110に固定している。
以下、詳しく説明する。
図3において、コア130としてE−I型コアを用いており、コア130はE型コア131とI型コア132からなる。I型コア132を図3(b),(c)に二点鎖線で示し、図3(a)では省略している。
厚銅基板120は、第1の銅板121と第2の銅板122と絶縁性基板123とからなる。絶縁性基板123の一方の面である上面には第1の銅板121が接着され、第1の銅板121に一次コイルC10がパターニングされている。絶縁性基板123の他方の面である下面には第2の銅板122が接着され、第2の銅板122に二次コイルC11がパターニングされている。
筐体110は、上面が開口した箱型をなしている。筐体110の内面底部にE型コア131が配置されている。E型コア131は、長方形の板状をなし水平方向に延設された本体部131aと、本体部131aの一方の面(上面)の中央部から突出する中央磁脚131bと、本体部131aの一方の面(上面)の端部から突設する両側磁脚131c,131dとからなる。また、中央磁脚131bは円柱状をなしている。I型コア132も、E型コア131の本体部131aと同様に、長方形の板状をなし水平方向に延設されている。
筐体110はアルミよりなる。筐体110の内部底面において厚銅基板載置部111,112が突設されている。厚銅基板載置部111,112は、E型コア131の本体部131aの延設方向に対して直交する方向においてE型コア131の中央磁脚131bを挟んだ位置に形成され、厚銅基板載置部111,112は円弧状をなしている。厚銅基板載置部111の上面111aおよび厚銅基板載置部112の上面112aは、平坦、且つ高さが同一である。
筐体110の厚銅基板載置部111,112の上面111a,112aには厚銅基板120が載置されている。厚銅基板120の絶縁性基板123は図示しないネジにより筐体110の厚銅基板載置部111,112に固定されている(ネジ止めされている)。
厚銅基板120の絶縁性基板123の中央部には、E型コア131の中央磁脚131bが通る貫通孔124が形成されている。厚銅基板120の第1の銅板121による一次コイルC1は、絶縁性基板123の貫通孔124を中心として1本の導体による渦巻き形状をなし、これによりE型コア131の中央磁脚131bに複数ターン巻回される。同様に、厚銅基板120の第2の銅板122による二次コイルC2は、絶縁性基板123の貫通孔124を中心として1本の導体による渦巻き形状をなし、これによりE型コア131の中央磁脚131bに複数ターン巻回される。
筐体110の内部底面には突起113a,113b,113c,113dが形成され、突起113a,113b,113c,113dによりE型コア131が位置決めされている。詳しくは、E型コア131の本体部131aの延設方向におけるE型コア131の本体部131aの一端面側に突起113a,113bが配置され、E型コア131の本体部131aの他端面側に突起113c,113dが配置されており、E型コア131の本体部131aの短辺側側面と一端面側の突起113a,113bおよび他端面側の突起113c,113dとが接触することによりE型コア131が位置決めされている。
図3(b)に示すように、筐体110における上面開口部には蓋材140が開口部を塞ぐように取り付けられ、蓋材140は自身のばね力F10によりI型コア132を下方に付勢している。これにより、I型コア132がE型コア131の上に載置された状態を保持している。即ち、コア130は上下から押さえることで固定されている。なお、図3(b)に示す蓋材140は図3(a),(c)では省略している。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
絶縁性基板123を筐体110に固定する際に、長尺状のコア130の長辺側側面の外側において絶縁性基板123を筐体110に固定することができる。
本実施形態の変形例を説明する。
図4(a),(c)に示すように、二次コイルC11と筐体110との間に熱伝導部材150,151を介在させている。熱伝導部材150,151は、絶縁性を有するとともに熱抵抗の小さな材料よりなる。例えば、熱伝導部材150,151として、放熱シートやグリースを用いる。なお、二次コイルC11と筐体110との距離を短くするために、筐体110の底部における二次コイルC11と対向する部位を二次コイルC11に近づくように厚肉にしている。
このようにすると、二次コイルC11に発生した熱を、熱伝導部材150,151を介して筐体110に容易に逃がすことができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・第1の実施形態でも、第2の実施形態のように筐体とコイルとの間に熱伝導部材を設けてもよい。
・第1の実施形態、第2の実施形態とも、コアとコイルの間、および、筐体とコイルの間に熱伝導部材を設けてもよい。
・上記実施形態では基板(厚銅基板30,120)の両面にコイルを配置したが、一方の面にのみコイルを配置してもよい。
・上記実施形態では絶縁性基板の表面に銅板を接着した厚銅基板30,120を用いたが、これに限るものではなく、銅の板に代わりアルミの板を絶縁性基板の表面に接着したものを用いてもよい。また、厚銅基板に代わりプリント基板を用いてもよい。
・厚銅基板(やプリント基板)に代わり、コイルを樹脂で成形したものを用いてもよい。つまり、コイル保持具として樹脂を用いて、樹脂によりコイルを保持してもよい。
・基板の固定のためにネジ止めとしたが、ネジ止め以外のやり方で基板を固定してもよい。
・誘導機器としてトランスに適用したが、リアクトルに適用してもよい。具体的には、例えば、絶縁性基板の一方の面に第1のコイルを、また、絶縁性基板の他方の面に第2のコイルを配置し、さらに、第1のコイルと第2のコイルを電気的に接続してリアクトルを構成する。
10…トランス、20…筐体、30…厚銅基板、31…第1の銅板、32…第2の銅板、33…絶縁性基板、40…コア、41…E型コア、42…I型コア、50…厚銅基板固定部材、70…蓋体、80…熱伝導部材、81…熱伝導部材、100…トランス、110…筐体、111…厚銅基板載置部、112…厚銅基板載置部、120…厚銅基板、121…第1の銅板、122…第2の銅板、123…絶縁性基板、130…コア、131…E型コア、132…I型コア、150…熱伝導部材、151…熱伝導部材、C1…一次コイル、C2…二次コイル、C10…一次コイル、C11…二次コイル。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、コイル保持具により保持されたコイルと、
    前記筐体内に配置され、前記コイルが巻回される磁脚を有するコアと、
    を備え、
    前記コイル保持具に前記磁脚よりも大きい貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔に前記磁脚を貫通させ、
    前記コイル保持具及び前記コイルが前記コア及び前記筐体から空隙を介して離間するように、前記コア及び前記コイル保持具を配置するとともに、前記コイル保持具を前記コアとは別にネジ止めで筐体に固定した
    ことを特徴とする誘導機器。
  2. 前記コイル保持具は基板であり、当該基板の少なくとも一方の面に前記コイルが保持されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導機器。
  3. 前記コイルと前記コアとの間に熱伝導部材を介在させたことを特徴とする請求項1または2に記載の誘導機器。
  4. 前記コイルと前記筐体との間に熱伝導部材を介在させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導機器。
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