JP5701987B2 - マルチポイントhsdpaのためのスイッチングベースのダウンリンクアグリゲーション - Google Patents

マルチポイントhsdpaのためのスイッチングベースのダウンリンクアグリゲーション Download PDF

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Description

関連出願
関連出願に対する相互参照
本願は、全てのコンテンツが、参照により本明細書に組み込まれる2010年8月16日に米国特許商標庁に出願された、米国仮特許出願61/374,192号の優先権および利益を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、特に、ワイヤレス通信システム内のダウンリンクキャリアアグリゲーションに関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどのような様々な通信サービスを提供するように広く展開されている。通常、多元接続ネットワークであるようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。そのようなネットワークの1つの例示は、UMTSテレストリアルラジオアクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)携帯電話技術として定義される無線アクセス網(RAN)である。グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))技術にとって代わるものである、UMTSは、広域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割−符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割−同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)のような様々な無線インターフェース基準を現在のところサポートする。UMTSは、さらに関連するUMTSネットワークに対してより高速なデータ転送速度および容量を提供する、高速パケットアクセス(HSPA)のようなエンハンスド3Gデータ通信プロトコルをサポートする。
モバイル広帯域アクセスのための需要が増加し続けているように、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスのために増大している需要を満たすだけでなく、モバイル通信と共にユーザ経験を促進し強化するために、UMTS技術を向上させ続ける。
例えば、多くの移動局は、それらがセルエッジまたはセルエッジ付近でより良くコールを維持することができるようにする干渉抑制を備えるアドバンスド受信機を含む。さらに、多くの移動局は、フェージングの影響を緩和するために、受信機ダイバーシティとも称される、複数の受信アンテナを含む。しかしながら、これらのソリューションの相対的な費用および複雑さのために、アドバンスドタイプ3i受信機を実装するのと別の単一の受信アンテナを利用する移動局の改良への関心が残る。
本開示の態様は、深刻なフェードの位置に移動するまたはセルエッジでまたはセルエッジ付近にいるにもかかわらず単一の受信アンテナUEのためのカバレージを改善しうる。本開示のいくつかの態様は、対応するセルのチャネル品質に基づいて、一定時間間隔にわたりUEのためのサービングセルを動的にスイッチングすることに類似すると考えられうる。すなわち、1個のセルからのダウンリンクが一定時間間隔の間にプアなチャネル品質を示す場合、データは、次の間隔において異なるセルにスケジュールされ、送信されうる。
具体的には、UEは、複数のセル、現在UEにサービスしている、サービングセルおよび少なくとも1つの非サービングセル、の各々からのダウンリンク上で到来している制御チャネル(例えば、HS−SCCH)をモニタしうる:マルチポイントHSDPAシステムにおいて、セルの各々からのHS−SCCHは、同じ周波数を使用して送信されうる。UEは、チャネル品質インジケータ(CQI)を使用して、アップリンク送信で受信制御チャネルのチャネル品質をさらにレポートしうる。
ネットワークは、CQIの少なくとも一部に基づいて、セルのうちの1つのみ、そのセルはより良いリンクに対応する、からの特定の送信時間間隔(TTI)の間にUEに送信されるべきデータをスケジュールしうる。
1つの態様において、本開示は、第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタすることを含むワイヤレス通信の方法を提供する。第1のセルおよび第2のセルは、同じキャリア周波数でそれぞれダウンリンクデータチャネルを提供する。方法は、第1の時間間隔の間に第1のダウンリンクデータチャネルまたは第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみのダウンリンクデータを復号することをさらに含みうる。
開示の別の態様は、第1のセルのための第1のパイロット信号を送信することと、第2のセルのための第2のパイロット信号を送信することと、第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信することと、少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部基づいて、第1のセルと第2のセルとの間のより良いセルを決定することと、より良いセル上のUEのためにパケットをスケジュールすることとを含むワイヤレス通信の方法を提供する。
さらに、開示の別の態様は、第1のセルから第1の基準信号を受信し第2のセルから第2の基準信号を受信するための受信機と、ここで、第1のセルおよび第2のセルは、同じキャリア周波数内にある、第1の基準信号に対応する第1のチャネル推定値および第2の基準信号に対応するチャネル推定値を決定するためのチャネルプロセッサと、第1のチャネル推定値に対応する第1のチャネル品質インジケータと第2のチャネル推定値に対応する第2のチャネル品質インジケータを送信するための送信機と、第1のセルからの第1の制御情報および第2のセルからの第2の制御情報を受信し、データチャネルを復号するための制御情報を復号することを提供するための受信プロセッサと、第1の時間間隔の間に第1のセルまたは第2のセルのうちの1つに対応する制御情報を復号することに従って第1のデータチャネルまたは第2のデータチャネルのうちの1つのみを復号するための復号器とを含むワイヤレス通信のための装置を提供する。
さらに、本開示の別の態様は、第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタするための手段と、ここで、第1のセルは、第1のキャリア周波数における第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、第2のセルは、第1のキャリア周波数における第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、第1の時間間隔の間に第1のダウンリンクデータチャネルまたは第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみでダウンリンクデータを復号するための手段を含むワイヤレス通信のための装置を提供する。
さらに、開示の別の態様は、第1のセルのための第1のパイロット信号を送信するための手段と、第2のセルのための第2のパイロット信号を送信するための手段と、第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信するための手段と、第1のセルと第2のセルとの間のより良いセルを、少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、決定するための手段と、より良いセル上でUEのためのパケットをスケジュールするための手段とを含むワイヤレス通信のための装置を提供する。
さらに、開示の別の態様は、第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタするためのコードと、ここで、第1のセルは、第1のキャリア周波数における第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、第2のセルは、第1のキャリア周波数における第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、第1の時間間隔の間に第1のダウンリンクデータチャネルまたは第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみでダウンリンクデータを復号するためのコードを有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
さらに、開示の別の態様は、第1のセルのための第1のパイロット信号を送信するためのコードと、第2のセルのための第2のパイロット信号を送信するためのコードと、第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信するためのコードと、第1のセルと第2のセルとの間のより良いセルを、少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、決定するためのコードと、より良いセル上でUEのためのパケットをスケジュールするためのコードとを有するコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品。
さらに、本開示の別の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタし、ここで、第1のセルは、第1のキャリア周波数における第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、第2のセルは、第1のキャリア周波数における第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、第1の時間間隔の間に第1のダウンリンクデータチャネルまたは第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみでダウンリンクデータを復号するように構成される、ワイヤレス通信のための装置を提供する。
さらに、本開示の別の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み、少なくとも1つのプロセッサは、第1のセルのための第1のパイロット信号を送信し、第2のセルのための第2のパイロット信号を送信し、第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信し、第1のセルと第2のセルとの間のより良いセルを、少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、決定し、より良いセル上でUEのためのパケットをスケジュールするように構成されるワイヤレス通信のための装置を提供する。
発明のこれらおよび他の態様は、以下の詳細な説明の記述の概観でより十分に理解されるようになるだろう。
図1は、処理システムを用いる装置のためのハードウェア実施の例示を説明するブロック図である。 図2は、ユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例示を説明する概念図である。 図3は、電気通信システムの例示を概念的に説明するブロック図である。 図4はアクセスネットワークの例示を説明する概念図である。 図5は、HSDPAシステムにおける制御チャネルおよびデータチャネルのためのタイミングを説明する図である。 図6は、シングルキャリアシステムにおけるアグリゲーションに基づくスイッチングを説明する概念図である。 図7は、シングルキャリアシステムにおける単一の基地局からのアグリゲーションに基づくスイッチングを説明する概念図である。 図8は、デュアルキャリアシステムにおけるアグリゲーションに基づくスイッチングを説明する概念図である。 図9は、デュアルキャリアシステムにおける単一の基地局からのアグリゲーションに基づくスイッチングを説明する概念図である。 図10は、電気通信システムにおけるUEと通信するノードBの例示を概念的に説明するブロック図である。 図11は、UEの受信機のRFフロントエンドの一部を概略的に説明するブロック図である。 図12は、UEのベースバンドプロセッサの一部を概略的に説明するブロック図である。 図13は、UEによって実行されうるワイヤレス通信のための処理を説明するフローチャートである。 図14は、ノードBによって実行されうるワイヤレス通信のための処理を説明するフローチャートである。
以下で記載される詳細な説明は、添付図面に関連して、様々な構成の説明として意図されており、ここにおいて説明されるコンセプトが実践されうる唯一の構成を表すように意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供するために具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしで実行されることができるということは、当業者にとっては明らかであろう。他の例では、よく知られたストラクチャ及びコンポーネントは、そのようなコンセプトを不明瞭にすることを回避するために、ブロック図の形で示されている。
本開示の様々な態様に従って、エレメント、またはエレメントの任意の一部、または、エレメントの任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム(processing system)」で実施されることができる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート制御される論理、ディスクリートハードウェア回路、および、本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェア、を含む。
処理システムにおける1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、別のものを言及しようとしなかろうと、命令、命令セット、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上で常駐することができる。コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体でありうる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル汎用ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的消去・書込み可能なPROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、コンピュータによってアクセスされ、読み出されうるソフトウェアおよび/または命令を格納するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、例として、キャリアウェーブ、伝送線、およびコンピュータによってアクセスされ読み出されうるソフトウェアおよび/または命令の送信するための任意の他の適切な媒体をさらに含みうる。コンピュータ可読媒体は、処理システムにおいて常駐していてもよく、処理システムに対して外付けであってよく、または、処理システムを含んでいる複数のエンティティにわたって分散していてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具体化されうる。例えば、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料においてコンピュータ可読媒体を含みうる。当業者は、特定のアプリケーションと全体システムに課された全体的な設計制約に依存して、本開示全体にわたって示されている説明される機能をどのように最良に実施するかを理解する。
図1は、処理システム114を用いる装置100のためのハードウェア実施の例示を説明する概念図である。この例では、処理システム114は、バスアーキテクチャで実施されることができ、一般的にはバス102によって表される。バス102は、処理システム114の特定のアプリケーションと全体的な設計制約に依存している、任意の数の相互接続しているバスとブリッジを含むことができる。バス102は、コンピュータ可読媒体106によって一般的に表されるプロセッサ104、メモリ105およびコンピュータ可読媒体によって一般的に表される1つまたは複数のプロセッサを含んでいる様々な回路を一緒にリンクさせる。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせ、そしてそれらは、当技術分野ではよく知られているので、さらには説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間でインターフェースを提供する。トランシーバ110は、伝送媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によっては、ユーザインタフェース112(例、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)もまた提供される。
プロセッサ104は、コンピュータ可読媒体106上で保存されるソフトウェアの実行を含むバス102及び一般的な処理を管理することに関与している。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実施されるとき、処理システム114に、いずれの具体的な装置について後述される様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体106はまた、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ104によって操作されるデータを保存するために使用されることができる。
ワイヤレス通信システムにおいて、モバイルデバイスとセルラーネットワークとの間の無線プロトコルアーキテクチャは、特定のアプリケーションによって様々な形式を呈しうる。3GPPの高速パケットアクセス(HSPA)システムのための例示は、ユーザ機器(UE)と一般にノードBと称される、基地局との間のユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例示を説明する、図2を参照してここに示されることになる。ここで、ユーザプレーンまたはデータプレーンは、ユーザトラフィックを搬送する一方で制御プレーンは、制御情報、つまりシグナリングを搬送する。
図2を参照して、UEおよびノードBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3の3つのレイヤで示される。レイヤ1は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤの信号処理機能を実施するする。レイヤ1は、物理レイヤ206と本願では称される。レイヤ2(L2レイヤ)208と称される、データリンクレイヤは、物理レイヤ206の上位にあり、物理レイヤ206を通じてUEとノードBとの間のリンクに関与する。
レイヤ3では、RRCレイヤ216は、UEとノードBとの間の制御プレーンシグナリングを取り扱う。RRCレイヤ216は、高次レイヤメッセージをルーティングし、ブロードキャストおよびページング機能を取り扱い、無線ベアラを確立し構成するための多くの機能エンティティを含む。
説明される無線インターフェースにおいて、L2レイヤ208は、サブレイヤに分けられる。制御プレーンにおいて、L2レイヤ208は、媒体アクセス(MAC)サブレイヤ210と無線リンク制御(RLC)サブレイヤ212と、の2つのサブレイヤを含む、ユーザプレーンにおいて、L2レイヤ208は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ214を追加として含む。示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ208で終了するネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)と、接続の他端(例えば、遠端UE(far end UE)、サーバなど)で終了するアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ208より上位のいくつかの上位レイヤを有することができる。
PDCPサブレイヤ214は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化することを提供する。PDCPサブレイヤ214はまた、無線送信オーバヘッドを低減する上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、NodeB間のUEのためのハンドオーバサポートとを提供する。
RLCサブレイヤ212は、ハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)により順序がばらばらな受信を補償するために、上位レイヤデータパケットのセグメント化及びリアセンブリ、失われたデータパケットの再送信、および、データパケットの並べ替えを提供する。
MACサブレイヤ210は、論理チャネルとトランスポートチャネルと間の多重化を提供する。さらに、MACサブレイヤ210はまた、UEのうちで1つのセルにおいて様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)を割り当てることに関与する。MACサブレイヤ210はまた、HARQオペレーションに関与する。
本開示の全体にわたって示された様々な概念は、広範な種類の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信基準にわたって実施されうる。ここで図3を参照し、限定ではなく例示を目的として、本開示の様々な態様は、W−CDMA無線インターフェースを用いる、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)システム300に関して説明される。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)304、UMTSテレストリアルラジオアクセスネットワーク(UTRAN)302、およびユーザ機器(UE)310、の3つの祖相互作用するドメインを含む。この例示において、UTRAN302は、電話通信、ビデオ、データ、メッセージ、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供しうる。UTRAN302は、RNC306のようなそれぞれの無線ネットワーク制御器(RNC)によって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)307のような複数のRNSを含みうる。ここで、UTRAN 302は、説明されるRNC306およびRNS307に加えて任意の数のRNC306およびRNS307を含みうる。RNC306は、特に、RNS307の内の無線リソースを割り当てることと、再構成することと、リリースすることとに関与する装置である。RNC306は、任意の適切な転送ネットワークを使用する、直接の物理的接続、仮想ネットワーク、などのような様々なタイプのインターフェースを通じてUTRAN302の他のRNC(図示せず)と相互接続されうる。
UE310とノードB308との間の通信は、物理(PHY)レイヤおよびメディアアクセス制御(MAC)レイヤを含むように見なされうる。さらに、それぞれのノードB308を経由するUE310とRNC306との間の通信は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含むように見なされうる。
RNS307によってカバーされる地理的領域は、各セルをサービスする無線トランシーバ装置と共に、多くのセルに分けられうる。トランシーバ装置は、UMTSアプリケーションにおけるノードBと一般に称されるが、さらに当業者によって、基地局(BS)、ベーストランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または他の適切な用語として称されうる。明瞭さのために、3つのノードB308は、各RNS307内に示される;しかしながら、RNS307は、任意の数のワイヤレスノードを含みうる。ノードB308は、任意の数のモバイル装置のためのコアネットワーク(CN)304にワイヤレスアクセスポイントを提供する。モバイル装置の例は、セルラフォン、スマートフォン、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、グローバルポジショニングシステム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤー(例えば、MP3プレイヤー)、カメラ、ゲームコンソール、または任意の他の同様な機能デバイスを含む。モバイルの装置は、UMTSアプリケーションにおいて一般にユーザ機器(UE)と称されるが、当業者によって、さらに移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他のある適切な用語と称されうる。UMTSシステムにおいて、UE310は、ネットワークに対するユーザ加入情報を包含する、ユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)311をさらに含みうる。説明の目的のために、1つのUE310は、多くのノードB308と通信するように示される。フォワードリンクとも称されるダウンリンク(DL)は、ノードB308からUE310への通信リンクを指し、リバースリンクとも称されるアップリンク(UL)は、UE310からノードB308への通信リンクを指す。
コアネットワーク304は、UTRAN302のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。示されるように、コアネットワーク304は、GSMコアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、本開示の全体にわたって示される様々な概念は、UEにGSMネットワーク以外のタイプのコアネットワークへのアクセスを提供するために、RAN、または他の適切なアクセスネットワークで実施されうる。
説明されるGSMコアネットワーク304は、回路切り替え(CS:circuit-switched)ドメインおよびパケット切り替え(PS:packet-switched)ドメインを含む。回路切り替えエレメントのうちのいくつかは、モバイルサービススイッチングセンタ(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSC(GMSC)である。パケット切り替えエレメントは、サービングGPRSサポートノード(SGSN)およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLRおよびAuCのようなあるネットワークエレメントは、回路切り替えドメインおよびパケット切り替えドメイン両方によって共有されうる。
説明される例示において、コアネットワーク304は、MSC312およびGMSC314を備えた回路切り替えサービスをサポートする。あるアプリケーションにおいて、GMSC314は、メディアゲートウェイ(MGW)と称されうる。RNC306のような1つまたは複数のRNCは、MSC312に接続されうる。MSC312は、コール設定、コールルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC312は、さらにUEがMSC312のカバレッジエリアにいる期間に対する加入者関連情報を含むビジターロケーションレジスタ(VLR)を含む。GMSC314は、UEが回路切り替えネットワーク316にアクセスするためにMSC312を通じてゲートウェイを提供する。GMSC314は、特定のユーザが加入するサービスの詳細を反映するデータのような、加入者データを含むホームロケーションレジスタ(HLR)315を含む。HLRは、さらに加入者特有の認証データを含む認証センタ(AuC)に関連する。コールが特定のUEのために受信される場合、GMSC314は、UEのロケーションを決定するためにHLR315をクエリし、そのロケーションをサービスする特定のMSCへコールを転送する。
説明するコアネットワーク304は、さらにサービングGPRSサポートノード(SGSN)318およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)320を備えたパケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスのための基準である、GPRSは、基準回路切り替えデータサービスで利用可能なものより高速なパケットデータサービスを提供ために設計される。GGSN320は、パケットベースのネットワーク322へのUTRAN302のために接続を提供する。パケットベースのネットワーク322は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または他のある適切なパケットベースのネットワークでありうる。GGSN320の主要機能は、UE310にパケットベースのネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC312が回線切り替えドメインで実行するようにパケットベースのドメインにおいて同じ機能を主として実行する、SGSN318を通じてGGSN320とUE310との間で転送されうる。
UMTS無線インターフェースは、スペクトラムダイレクト−シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)システムでありうる。スペクトル拡散DS−CDMAは、チップと称される擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算を通じてユーザデータを拡散する。UMTSのためのW−CDMA無線インターフェースは、そのようなDS−CDMA技術および周波数分割複信(FDD)に基づく。FDDは、ノードB308とUE 210との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)に対して異なるキャリア周波数を使用する。DS−CDMA、および時分割複信(TDD)を利用するUMTSのための別の無線インターフェースは、TD−SCDMA無線インターフェースである。当業者は、本明細書に記述された様々な例示がW−CDMA無線インターフェースを指すが、基本原理がTD−SCDMA無線インターフェースに対して等しく適用可能であることを認識することになる。
高速パケットアクセス(HSPA)無線インターフェースは、より大きなスループットおよび低減されたレイテンシを容易にする、3G/W−CDMA無線インターフェースへの一連の改良を含む。以前のリリースに対する他の修正の中で、HSPAは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、共有チャネル送信、および適応変調およびコーディングを利用する。HSPAを定義する基準は、HSDPA(高速ダウンリンクパケット接続)およびHSUPA(高速アップリンクパケット接続、さらにエンハンスドアップリンク、またはEULと称される)を含む。
ここで図4を参照して、限定ではなく例示として、USPAを利用しうるUTRANアーキテクチャの単純化されたアクセスネットワーク400が説明される。システムは、各々が1つまたは複数のセクタを含みうる、セル402、404および406を含む、複数のセルラ領域(セル)を含む。セルは、例えばカバレッジエリアによって、地理的に定義される、および/または周波数、スクランブリングコードなどに従って定義されうる。すなわち、説明される地理的に定義されたセル402、404および406は、例えば異なるスクランブリングコードを利用することによって、複数のセルに各々さらに分割されうる。例えば、セル404aは、第1のスクランブリングコードする一方で、同じ地理領域にあり同じノードB444によってサービスされるセル404bは、第2のスクランブリングコードを利用することによって識別されうる。
セクタに分割されるセルにおいて、セル内の複数のセクタは、セルの一部にいるUEとの通信に関与する各アンテナを備えるアンテナグループによって形成されうる。例えば、セル402では、アンテナグループ412、414および416は、各々異なるセクタに対応する。セル404では、アンテナグループ418、420および422は、各々異なるセクタに対応する。セル406では、アンテナグループ424、426および428は、各々異なるセクタに対応する。
セル402、404および406は、各セル402、404または406の1つまたは複数のセクタと通信するいくつかのUEを含みうる。例えば、UE430および432は、ノードB 442と通信し、UE434および436は、ノードB 444と通信し、UE438および440は、ノードB 446と通信しうる。ここで、各ノードB 442、444、446は、それぞれのセル402、404および406におけるすべてのUE430、432、434、436、438、440のためにコアネットワーク204(図2を参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。
簡潔さのために、即時の開示において以下で用語「セル」は、異なるノードBからのセルおよび同じノードからの異なるセクタを含みうる。
UE(例えばUE434)がアクセスネットワーク400を動き回るように、UE434は、様々なセルの信号特性の様々な測定を実行し、それらの信号の品質に関してアップリンク送信上でレポートを送りうる。これらのレポートの一部分に基づいて、UTRANは、そのサービングセルを変更するようにUE434に命じる適切なシグナリングメッセージを送信することによってハンドオーバプロシージャにおけるUEのサービングセルを変更することを決定しうる。ここで、サービングセルは、UEがとどまっているセルである。ハンドオーバは、ハードハンドオーバ(例えば、行う前に中断する(break-before-make)、あるいはソフトハンドオーバ(中断する前に行う(make before-break)でありうる。ソフトハンドオーバにおいて、UEは、一定時間の間、2つまたはそれ以上のセル、つまりプライマリサービングセルと1つまたは複数のセカンダリサービングセルと同時に接続されうる。すなわち、UEは、1つまたは複数のノードBから複数のセルを含むアクティブセットを維持しうる。UEが移動するか、無線状態が他の状態に変わるように、セルは、アクティブセットに追加され、アクティブセットから削除されうる。
標準の3GPPファミリのリリース5において、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)が導入された。前のシステムと同様に、HSDPA UEは、概してダウンリンクチャネルのあるパラメータの測定をモニタし実行する。しかしながら、HSDPAにおいて、これらの測定値に基づいてUEは、アップリンク送信上でノードBにフィードバックを提供することができる。
このフィードバックは、チャネル品質インジケーション(CQI)を含むことができる。それは、どの推定されたトランスポートブロックサイズ、変調タイプ、および並列コードの数がダウンリンクにおいて合理的なブロック誤り率(BLER)で正確に受信できるかを一般に示す。ここで、CQIレポートは、リンク適応およびスケジューリングアルゴリズムのために利用することができる。したがって、ノードBは、UEからレポートされたCQIに基づいて、サイズ、コーディングフォーマットなどを有するダウンリンク送信上でUEに次のMAC−hs/MAC−ehsパケットを提供しうる。さらに、CQIレポートは、無線インターフェースのための容量推定のために利用されうる。
HSDPAは、ダウンリンク方向にユーザデータを搬送する高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)をそのトランスポートチャネルとして利用する。HS−DSCH伝送時間間隔(TTI)またはインターリービング期間は、UEとノードBとの間の再送信のための比較的短い往復遅延を達成するために長さ2ミリ秒(3スロット)でありうる。
HS−DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)、高速共用制御チャネル(HS−SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH)、の3つの物理チャネルによって実施されうる。これらの物理チャネルの中で、HS−PDSCHは、HS−SCCHによってガイドされるように、1つまたは複数のコードチャネルへ動的にマップされ、ユーザデータを搬送しうる。図5において説明されるように、HS−SCCH502は、2つの部分に分割されうる。3つのスロットのうちの第1のスロットを含む、第1の部分502aにおいて、HS−SCCH502は、例えば、受信するためにどのコードおよびどの変調および拡散因子が使用されているかのような、HS−DSCH504を受信するためにUEによって利用されるある時間−クリティカル情報を含みうる。第2のスロットを含む第2の部分502bは、UEのための時間−クリティカルでない追加情報を含みうる。したがって、UEが特定のセクタまたはセルに対応するHS−SCCH502をモニタする場合、UEは、そのUEに向けられたデータがあるかどうかHS−DSCH504に対応するダウンリンクデータを受信し復号することを可能にする。
アップリンク上で、HS−DPCCHは、変調およびコーディングスキーム、およびプレコーディング重み選択に関してノードBが正しい決定を行うようアシストするために、UEからフィードバックシグナリングを搬送しうる。例えば、このフィードバックシグナリングは、CQIおよびPCIを含みうる。HS−DPCCHは、先のHS−DSCH上に対応するパケット送信が首尾よく復号されたかどうか表示するためにHARQ ACK/NACKシグナリングをさらに含みうる。すなわち、UEは、ダウンリンク上のパケットを正確に復号したかどうか表示するために、HS−DPCCHを通じてノードBにフィードバックを提供しうる。
HSDPAと以前に標準化された回線切り替え無線インターフェースとの間のダウンリンク上の1つの違いは、HSDPAにおけるソフトハンドオーバが無いことである。これは、データがHSDPAサービングセルと称される単一のセルからUEへ送信されることを意味する。ユーザが移動するように、または1つのセルが別のものより好ましくなるように、HSDPAサービングセルが変化しうる。
すなわち従来のHSDPAシステムにおいて、任意の事例では、UEは、1つのサービングセルを有する。3GPP TS 25.331のリリース5で定義されたモビリティプロシージャに従って、HSPDAサービングセルを変更するための無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージは、現在のHSDPAサービングセル(つまりソースセル)から送信され、UEがより強いセルである(つまりターゲットセル)としてレポートしたセルから送信されない。サービングセル変更(SCC)プロシージャでは、UEは、サービングセルが現在のサービングソースセルからターゲットセルに変更されることを要求する。この要求は、いわゆる「イベント1D」メッセージを通じてUTRANに送られる。UTRANおよびUEはいくつかのメッセージを交換し、プロシージャが完了している場合、HSデータは、ターゲットセルからサービスされる。
3GPP標準のリリース8は、デュアルセルHSDPA(DC−HSDPA)を提示した。ここで、単一のUEは、UEが2つの5MHzキャリア周波数からダウンリンク情報をアグリゲートするような、デュアル受信チェーンを含みうる。すなわちDC−HSDPAにおいて、ノードBは、ダウンリンクスループットを本質的に2倍にするためにUEに2つのキャリア周波数上で2つのHS−DSCHチャネルを提供しうる。DC−HSDPAは、UEが単一のセクタに統合されるリソースのスケジューリングのような、単一のセクタからUEへ2つのHS−DSCHを提供しうる。
3GPP標準のさらに後のリリースにおいて、3C−HSDPAおよび4C−HSDPAは、DC−HSDPAのものを越えたユーザーデータレートのさらなる増加を提供することができる。さらに多くのキャリアにおいてさらなる発展が継続している。
UE434(図4を参照)が2つの近隣セクタの境界でHSDPAサービスを利用している場合、このサービスのスループットは、サービングセクタからのセクタ間干渉または低い信号品質のためにしばしば制限される。近隣のセクタからの干渉によって、および/またはサービングセクタからの弱い信号によって、端末は、非常に制限されたデータレートでのみサービス提供を受けうる。したがって、DC−HSDPAシステムにおいて、1つまたは両方のHS−DSCHチャネルの品質が低下する場合、セクタは、UEにデュアルセルをその後提供する、別のセクタに単にハンドオーバしうる。
単一のキャリアの5MHzの配置においてアドバンスド受信機(例えば、タイプ3i)でDC−HSDPA UEを利用する利点のうちのいくつかは、当該技術分野で既知である。例えば、利点のうちのいくつかは、サービングHS−DSCHセルからUEをスケジューリングに加えるという事実によって、近隣セルが軽いロードであった場合に、近隣セルは、独立パケットをDC−HSDPA UEにさらに送信できるので、ユーザエクスペリエンスが改善することである。そのようなUEが線形干渉を抑えるイコライザのようなアドバンスド受信機(例えばタイプ3i)を利用するという事実は、一般に、UEが同時に両方のストリームを正確に復号することを可能にする。
現実的な配置において、システムは、希に十分に利用される。例えば、UEのサービングセルは、(UEのアクティブセットにおける)近隣のセルが比較的より軽くロードされている時に重いロードを経験しうる。イントラ−NBアグリゲーションまたはインター−NBアグリゲーションが許容された場合、そのようなUEは、ネットワークにおいて動的ロードバランシングに帰着する、サービングセルと近隣セルとの両方からスケジューリングされうる。もしアグリゲーションが許容されなければ、そのようなUEは、単にサービングセルからスケジューリングされ、そのために比較的よりプアなパフォーマンスに遭遇しうる。
最近、DC−HSDPA UEは、UEのデュアル受信チェーンが同じ5−MHzキャリアを受信するように構成されることができるような方法で実施されている。これは、単一のキャリアおよびデュアルセルHSDPA(SFDC−HSDPA)、調整されたマルチポイントHSDPA(CoMP−HSDPA)、または単にマルチポイントHSDPAと称されている。マルチポイントHSDPAシステムにおいて、UEの受信機は、異なるノードB(インター−ノードBアグリゲーション)によって提供される異なるセル、または同じノードB(イントラ−ノードBアグリゲーション)によって提供される異なるセルからUEがダウンリンク情報を受信するような受信機ダイバーシティを提供することができる。典型的には、セルのうちの1つはプライマリサービングセルとして称され、他のセルあるいはまたは他の複数のセルは、セカンダリサービングセルと称される。
マルチポイントHSDPAは、ソフトおよびソフターハンドオーバのためのパフォーマンスを改善し、セル間の境界で、またはその境界の近くでのセル間干渉を低減するポテンシャルによって重大な興味を生み出している。しかしながら、費用および複雑さを低減するために、多くのUEは、複数の受信機を実装せず、HSDPA使用法のための単一の受信アンテナのみを含む。これらのUEにおいて、複数の同時に送信されたダウンリンクキャリアのアグリゲーションは、一般に可能ではない。
UEが単一の受信アンテナを有する、特に、UEがタイプ3iのようなアドバンスド受信機を含まない場合、DC−HSDPAまたはマルチポイントHSDPAで達成される利得は、利用可能でない。すなわち、単一の受信アンテナを備えたUEは、一般に、受信機ダイバーシティを備えるUEと同じくらい効果的にインターセル干渉を抑制することが出来ない。それにもかかわらず、単一のパスフェージングシナリオにおけるそのようなUEにダイバーシティの利益を提供するよう望まれている。
したがって、本開示の態様において、単一の受信アンテナを備えたUEは、スイッチングベースのアグリゲーションを利用することによって受信ダイバーシティの利益のうちのいくつかを実現する。ここで、ソフトまたはソフターハンドオフにおけるUEは、特定の期間の間にプライマリサービングセルおよびセカンダリサービングセルの内の最も強いサービングセルによってサービスを受ける。例えば、プライマリサービングセルおよびセカンダリサービングセルからUEに同時にダウンリンクを送るのではなく、パケットは、単一の受信チェーンを有するUEへ特定の間隔の間のセルのうちのより強いものから送信されうる。ここで、より強いセルは、UEからのフィードバック情報に従って決定されうる。このフィードバック情報は、CQIまたはチャネル品質の任意の他の適切なインジケータあるいはそれぞれのダウンリンクチャネルの強さを含みうる。これは、CQIフィードバックに基づいて、所定の間隔でUEのサービングセルを動的にスイッチングすることと同じあるいは類似すると見なされうる。
例えば、図6は、本開示のいくつかの態様に従うスイッチングベースのアグリゲーションシステムを説明する簡略図である。説明図600aにおいて、マルチポイントHSDPAのために構成されたUE602は、2つのセル604および606からのダウンリンクを同時に受信することができる。しかしながら、単一の受信アンテナを含むUE608のようなUEは、同時にデュアルダウンリンクを受信することができえない。したがって、UE608は、説明図600bで説明されるように第1の間隔の間に第1のセル604からダウンリンク送信を受信し、UE608は、説明図600cで説明されるように第2の間隔の間に第2のセル606からダウンリンク送信を受信しうる。ここで、説明図600bおよび600cのシナリオは、UE608からのフィードバックに従って間隔ごと(from interval to interval)に切り替えうる。
図7は、UE608がノードB 702によって提供される2つのセルの間でスイッチングできることに加えて、図6で説明されたように異なるノードB 604および606によって提供される2つのセルの間をスイッチングできることを示す、間隔700aおよび700bを説明する。
本開示のさらなる態様において、デュアル周波数を利用するネットワークにおいてデュアル受信チェーンを備えるUEは、各受信チェーンについて以上で説明されるように類似のスイッチングスキームを利用しうるので、4キャリアシステムの利益のうちのいくつかを達成することができる。すなわち、UEからのフィードバックに基づいて2つまたはそれ以上のキャリアのスイッチングベースのアグリゲーションが、複数の受信チェーンの各々で実施されうる。これは、独立に2つの周波数について以上で説明されるスイッチングスキームを動作させることと実質的に等価であると見なされうる。本開示のこの態様において、多くとも1つのパケットが任意の周波数上でUEに送信されるので、UEは、単一の受信アンテナを利用しうる。当然、任意の適切な数のアンテナが様々な例示において利用されうる。
ここで、UEは、そのアクティブセットに2つのセルを含み、同時に2つのパケットを受信するように構成されうる。ここで、各周波数上で1つのパケットであり、その周波数において2つのセルのうちの1つからのものである。したがって、所与の間隔の間に、1つのセルは、周波数毎にUEに送信する。
例えば、図8は、本開示のいくつかの態様に従うスイッチングベースのアグリゲーションを説明する簡略図である。説明図800aにおいて、デュアル周波数のデュアルセルHSDPAのために構成されたUE802は、2つのセル804および806の各々からデュアルキャリアダウンリンクを同時に受信する。しかしながら、デュアル受信チェーンを含むUE808のようなUEは、同時に4つのダウンリンクすべてを受信することができえない。したがって、UE808は、説明図800bで説明されるように第1の間隔の間に第1のセルからのデュアルダウンリンク送信を受信しうる。UE808は、説明図800cで説明されるように第2の間隔の間に第2のセル806からデュアルダウンリンク送信を受信しうる。UE808は、説明図800dで説明されるように第3の間隔の間に第1のセル804から第1の周波数で単一のダウンリンク送信、および第2のセル806から第2の周波数で単一のダウンリンク送信を受信しうる。UE808は、説明図800eで説明されるように第4の間隔の間に第2のセル806から第1の周波数で単一のダウンリンク送信および第1のセル804から第2の周波数で単一のダウンリンク送信を受信しうる。ここで、説明図800b−800dのシナリオは、UE808からのフィードバックに従って間隔毎に切り替わりうる。すなわち、UE808は、間隔毎に2つの周波数の各々上で2つのセルの各々のためにフィードバックを提供しうる。
図9は、UE808が同じノード902によって提供される2つのセルの間でスイッチングすることができることに加えて、図8で説明されるように異なるノード804および806によって提供される2つのセルの間でスイッチングすることができることを示す、間隔900a−900dを説明する。ここで、UE808は、900aおよび900bで説明されるように単一のセクタから両方の周波数を受信しうる、あるいはUEは、900cおよび900dで説明されるように各セクタから単一の周波数を受信しうる。
当然、本開示のさらにさらなる態様において、任意の数の受信チェーンが以下で説明される特徴に従ってスイッチングベースのアグリゲーションを実施しうる。
本開示に従ういくつかの実施は、ソフトまたはよりソフトのハンドオーバの間のバーストレートにおける著しい改良を提供し、さらに単一の受信アンテナに制限され、タイプ3i受信機を欠くUEのための単一の5MHzキャリア配置においてHS−DSCHカバレージが改善される
以下の本開示の例示的な態様の詳細な記述のほとんどで、HSDPAシステムは、説明に役立つ例示として利用される。しかしながら、他のシステムおよびネットワークは、本開示のさまざまな態様に従って利用されうる。例えば、UEからのフィードバックは、HS−DPCCH上でCQI情報として、あるいは任意のアップリンクチャネル上の任意の適切なフィードバック情報として実施されうる。
図10は、例示のUE1050と通信する例示のノードB1010のブロック図である。ここで、ノードB1010は、図3のノードB 308であり、UE1050は、図3のUE310でありうる。ダウンリンク通信において、ノードB 1010の送信プロセッサ1020は、データソース1012からデータ、および制御器/プロセッサから制御信号を受信しうる。送信プロセッサ1020は、基準信号(例えばパイロット信号)と同様にデータおよび制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。例えば、送信プロセッサ1020は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コードと、順方向誤り訂正を容易にするためにコード化しインターリーブすることと、様々なスキーム(例えば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、M相位相変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて信号コンスタレーションにマップすることと、直交変数拡散ファクタ(OVSF)で拡散することと、直列シンボルを生成するために多重化しスクランブルすることとを提供しうる。チャネルプロセッサ1044からのチャネル推定値は、送信プロセッサのためのコーディング、変調、拡散、スクランブリングスキームを決定するために、制御器/プロセッサ1040によって使用されうる。これらのチャネル推定値は、UE1050によって送信された基準信号、または、CQIのような、UE1050からのフィードバックから導出されうる。送信プロセッサ1020によって生成されたシンボルは、フレーム構造を生成するために送信フレームプロセッサ1030に提供される。送信フレームプロセッサ1030は、直列フレームをもたらす、制御器/プロセッサ1040からの情報でシンボルを多重化することによってフレーム構造を生成する。その後、フレームは、送信機1032に提供される。送信機1032は、アンテナ1034を通じてワイヤレス媒体にわたるダウンリンク送信のためのキャリアの上のフレームを増幅し、フィルタに掛け、変調することを含む様々な信号調整機能を提供する。アンテナ1034は、例えば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイ、または他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含みうる。
図4において説明されるようなノードB 444の様々なセクタ送信アンテナ418、420および422に関して説明されるように、本開示に従ういくつかの例示において、ノードB 1010の一部のうちのいくらかは、ノードBで複数のセクタを実装するために複製されうる。例えば、2つのセクタを提供するノードB 1010は、2つの送信機1032、2つの受信機1035、および/または2アンテナ1034を含みうる。ノードB 1010の他の部分は、さらに複製される、あるいは、他の例示において、説明されるプロセッサおよび他のブロックは、デュアル送信機1030、受信機1035、および/またはアンテナ1034をサポートするように構成されうる。
UE1050で、受信機1054は、アンテナ1052を通じてダウンリンク送信を受信し、キャリア上の変調された情報を復元するために送信を処理する。受信機1054によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ1060に提供される。受信フレームプロセッサ1060は、各フレームを解析し、チャネルプロセッサ1094にフレームからの情報を提供し、受信プロセッサ1070にデータ、制御、基準信号を提供する。その後、受信プロセッサ1070は、ノードB 1010の送信プロセッサ1020によって実行された処理の逆の処理を実行する。より具体的には、受信プロセッサ1070は、シンボルをデスクランブルし、逆拡散し、その後、変調スキームに基づいてノードB 1010によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定する。これらのソフト決定は、チャネルプロセッサ1094によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。その後、ソフト決定は、データ、制御および基準信号を復元するために復号され、デインターリブされる。その後、CRCコードは、フレームが上手く復号されたかどうか決定するためにチェックされる。その後、上手く復号されたフレームによって搬送されたデータは、データシンク1072に提供されることになる。データシンク1072は、UE1050で動作しているアプリケーションまたは様々なユーザインターフェース(例えば、ディスプレイ)を表わす。上手く復号されたフレームによって搬送された制御信号は、制御器/プロセッサ1090に提供されることになる。フレームが受信機プロセッサ1070によって上手く復号されない場合、制御器/プロセッサ1090は、これらのフレームのための再送信要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する。
アップリンクにおいて、データソース1078からのデータおよび制御器/プロセッサ1090からの制御信号は、送信プロセッサ1080に提供される。データソース1078は、UE1050および様々なユーザインターフェース(例えばキーボード)で動作するアプリケーションを表しうる。ノードB 1010によるダウンリンク送信に関連して説明された機能性は、類似するので、送信プロセッサ1080は、CRCコード、FECを容易にするコーディングおよびインターリーブすることと、信号コンスタレーションにマップすることと、OCSFで拡散することと、直列シンボルを生成するためにスクランブルすることとを含む様々な信号処理機能を提供する。ノードB 1010によって送信された基準信号あるいはノードBによって送信されたミッドアンブルに含まれるフィードバックからチャネルプロセッサ1094によって導出された、チャネル推定値は、適切にコーディング、変調、拡散および/またはスクランブリングスキームを選択するために使用されうる。送信プロセッサ1080によって生成されたシンボルは、フレーム構造を生成するために送信フレームプロセッサ1082に提供されことになる送信フレームプロセッサ1082は、直列フレームをもたらす、制御器/プロセッサ1090からの情報でシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を生成する。その後、フレームは、送信機1056に提供される。送信機1056は、アンテナ1052を通じてワイヤレス媒体を通じてアップリンク送信のためのキャリア上のフレームを増幅し、フィルタに掛け、変調することを含む様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE1050で受信機機能に関連して説明された方法に類似する方法でノードB 1010で処理される。受信機1035は、アンテナ1034を通じてアップリンク送信を受信し、キャリア上に変調された情報を復元するために送信を処理する。受信機1035によって復元された情報は、各フレームを解析する、受信フレームプロセッサ1036に提供され、フレームからチャネルプロセッサ1044に情報を提供し、受信機プロセッサ1038にデータ、制御および基準信号を提供する。受信プロセッサ1038は、UE1050の送信プロセッサ1080によって実行される処理と反対の処理を実行する。その後、上手く復号されたフレームによって搬送されたデータおよび制御信号は、データシンク1039および制御器/プロセッサにそれぞれ提供されうる。フレームのうちのいくつかが受信プロセッサによって上手く復号できなかった場合、制御器/プロセッサ1040は、さらにそれらのフレームのための再送信要求をサポートするための肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用しうる。
制御器/プロセッサ1040および1090は、それぞれノードB 1010およびUE1050で動作を指示するために使用されうる。例えば、制御器/プロセッサ1040および1090は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む様々な機能を提供しうる。メモリ1042および1092のコンピュータ可読媒体は、ノードB 1010およびUE 1050のためのデータおよびソフトウェアをそれぞれ記憶しうる。ノードB 1010のスケジューラ/プロセッサ1046は、UEにリソースを割り当て、UEのためのダウンリンクおよび/またはアップリンク送信をスケジュールするために使用されうる。
本開示の態様は、単一のベースバンド受信チェーンを所有するが、両方のセル上のHS−SCCHをモニタすることができる受信機1054を有するUE1050によって実施されうる。図11および12は、上記のUE1050のRF/フロントエンドおよびベースバンド処理部分の1つの例示を説明するブロック図である。当然、任意の適切なRF/フロントエンドおよびベースバンドプロセッサが本開示のさまざまな態様に従ってUE1050において利用されうる。
図11は、本開示のいくつかの態様に従うマルチポイントHSDPAを実施するための単一の受信チェーンを含むUEのためのRFフロントエンドを説明する簡略ブロック図である。本開示のいくつかの態様において、図11で説明されたRFフロントエンドは、図10で説明されたUE1050の受信機1054に対応しうる。当業者は、説明されるRFフロントエンドが従来のHSDPAを可能にするUEのためのRFフロントエンドと実質的に同じであることを認識するだろう。当業者は、図11で説明されるRFフロントエンドの少なくとも一部が、さらに以下で詳細に説明されるような、例えばDF−4Cシステムにおける、デュアルキャリアネットワークのスイッチングベースのアグリゲーションを実施するためのデュアル受信機チェーンを含む特定のUEで複製されうることをさらに認識するだろう。説明される例示において、受信アンテナ1102は、適切なキャリア周波数で動作する発振器1106に従ってベースバンドに受信信号をダウンコンバートするためのRFダウンコンバージョンブロック1104に受信信号を提供する。その後、ベースバンド信号は、高周波コンポーネントを取り除くためのローパスフィルタ1108に提供され、その後デジタル信号を生成するためのアナログ−デジタル変換器(ADC)1110に提供される。
図12は、本開示のいくつかの態様に従ってマルチポイントHSDPAを実施するための単一の受信アンテナを含むUEのためのベースバンドプロセッサのいくつかの態様を説明する簡略ブロック図である。説明される例示において、入力信号は、図11で説明されたRFフロントエンドのような、RFフロントエンドによって提供される。ベースバンドプロセッサは、チャネルプロセッサ1111を含みうる。開示のいくつかの態様において、チャネルプロセッサ1111は、図10で説明されたUE1050のチャネルプロセッサ1094に対応しうる。開示のいくつかの態様において、チャネルプロセッサ1111は、CPICH処理ブロック1112、第1の線形最小平均二乗誤差(LMMSE:linear minimum mean square error)タイプ2受信機、第2のLMMSEタイプ2受信機、およびCQI推定ブロック1118を含みうる。ここで、CQI推定ブロック1118は、各セルに対するCPICH処理ブロック1112およびLMMSE受信機1114と1116からの情報に従ってチャネル推定を実行し、それに応じて各セルのためのCQI出力を生成しうる。チャネル推定およびCQIの生成のための処理は、当業者に対して既知であり、そのため、本開示に詳細に説明されていない。
ベースバンドプロセッサは、第1のHS−SCCH検出器1120および第2のHS−SCCH検出器1122をさらに含みうる。ここで、HS−DSCHのようなセル1(C1)からの情報は、第1のセルからデータチャネル(例えばHS−PDSCH)を復号するために、HS−SCCHをモニタし、ベースバンドプロセッサに準備させるための、第1のHS−SCCH検出器に提供されうる。同様に、そのHS−DSCHのようなセル2(C2)からの情報は、第2のセルからのデータチャネル(例えばHS−PDSCH)を復号するために、HS−SCCHをモニタし、ベースバンドプロセッサに準備させるための、第2のHS−SCCH検出器に提供されうる。対応するHS−DSCHは、どのセルが特定の間隔でUEのためにデータをスケジュールしたかを決定し、HS−PDSCH上で搬送される対応するデータを転送し、対応するHS−SCCHから第1のインクリメンタルリダンダンシ(IR)バッファ1126または第2のIRバッファ1128のうちの対応する1つに情報を復号するための、ストリーム選択ブロック1124にさらに提供される。ここで、IRバッファは、対応するストリームのためのHARQ再送信を生成するために利用されるHARQ情報をバッファするように構成される。その後、情報は、対応するストリームを復号するためのターボ復号器1130に提供され、特定の実施の詳細に従って他の処理ブロック上へ転送されうる。いくつかの例示において、図10で説明されるように、ターボ復号器1130の出力は、任意の適切なアプリケーションによって利用するためにデータシンク1039に提供されうる。
図13は、本開示のいくつかの態様に従ってワイヤレス通信のための例示的な処理の2つの部分を説明するフローチャートである。いくつかの例示において、2つの説明される部分は、同時に実行される、独立処理でありうる。いくつかの例示において、2つの説明される部分は、組み合わせた処理の一部としてシーケンシャルに実行されうる。ここで、図13で説明される処理は、例えば、図3で説明されたUE310のような、UEで実行されうる。
フローチャート1302において、ブロック1304で、処理は、第1のセルからの第1の制御チャネル(例えばHS−SCCH)および第2のセルからの第2の制御チャネル(例えば、第2のHS−SCCH)をモニタしうる。本開示のいくつかの態様において、受信機1054(図10を参照)は、制御チャネルをモニタするために利用され、さらに本開示のいくつかの対応において、HS−SCCH検出器1120および1122(図12を参照)は、それぞれの制御チャネルをモニタするために利用されうる。ここで、第1および第2の制御チャネルは、連続的にモニタされる、あるいは適切な間隔でモニタされ、第1および第2の制御チャネルは、同じまたは異なる時刻にモニタされうる。さらに、本開示のさまざまな態様に従って利用されるマルチポイントHSDPAシステムの性質により、第1および第2の制御チャネルは、同じキャリア周波数上にあり、さらに、適切なスクランブリングコードの利用に従って分離されうる。
ブロック1306において、処理は、UEのために向けられたダウンリンクデータが第1または第2のセルに対応するHS−DSCHのうちの1つで提供されるかどうか決定しうる。ここで、決定は、対応するHS−PDSCH上のUEに向けられたデータを見出すために、対応するセルからのHS−DSCHをモニタすることと、対応するHS−SCCHから情報を利用することとによって選択ブロック1124(図12を参照)によって行われうる。どちらのHS−DSCH上にもUEのためのデータがない場合、処理は、HS−SCCHをモニタするためにブロック1304に戻りうる。しかしながら、HS−DSCHのうちの1つにUEのためのデータがある場合、処理は、ブロック1306に進みうる。
ブロック1306において、処理は、第1または第2のダウンリンクデータチャネル(例えば、HS−PDSCH)のうちの対応する1つでダウンリンクデータを復号しうる。ここで、ダウンリンクデータの復号は、第1のまたは第2の制御チャネルのうちの対応する1つから取得された制御情報を利用することを含みうる。本開示のいくつかの態様において、ダウンリンクデータを復号することは、インクリメンタルリダンダンシーバッファ1126およびターボ符号器1130(図12を参照)に従って遂行されうる。開示のいくつかの態様において、ダウンリンクデータを復号することは、以上で説明されるように受信フレームプロセッサ1060および受信プロセッサ1070(図10を参照)に従って遂行されうる。
本開示のいくつかの態様において、フローチャート1302で説明された処理は、周期的または断続的な間隔で実施されうる。いくつかの例示において、処理が繰り返す間の間隔は、1つのTTIでありうる。特に、各TTIの処理1302の反復は、第1および第2セルが同じノードによって提供されるセクタである場合に利用されうる。その場合に、UEのためのデータのスケジューリングは、セルが異なるノードBによって提供される場合のケースより短時間(例えば各TTI)でありうる。しかしながら、セルが同じノードBによって提供されるセクタである例示と、セルが異なるノードBによって提供される例示とにおいて、処理1302が繰り返される間の間隔は、1つのTTIからの任意の適切な時間間隔であるまたはそれより長く、特定のシステムにおける特定の設計選択に従って周期的あるいは非周期的でありうる。
フローチャート1310において、ブロック1312で、処理は、第1および第2のセルから第1および第2の基準信号(例えば共通パイロットチャネルCPICH)をモニタし、ブロック1314で、処理は、CPICHを測定し、第1および第2のセルの特徴(例えばチャネル品質)を決定し、第1および第2のセルのために対応するチャネル品質インジケータ(CQI)を生成しうる。本開示のいくつかの態様において、基準信号のモニタリングおよびセルの特徴の決定は、以上で説明されるようなCQI推定ブロック1118と組み合わせてCPICH処理ブロック1112(図12を参照)によって遂行されうる。本開示のいくつかの態様において、基準信号のモニタリング、およびセルの特徴の決定は、以上で説明されるようなチャネルプロセッサ1094と組み合わせて受信機1054(図10を参照)によって遂行されうる。
フローチャート1310において説明されたCQIレポートの周期性は、一般にUTRANによって設定可能であり、本開示の態様がCQIレポートのための任意の適切な間隔で実施されるが、2ミリ秒(つまり、TTI毎に1つのCQIレポート)から160ミリ秒までのいかなる範囲でもありうる。
本開示のいくつかの態様において、UEによってモニタされる複数のセルのためのHS−DPCCH上でレポートするCQIは、HARQ ACK/NACKおよびCQI情報を含む従来のRel−8 HS−DPCCH構造を利用してレポートされうる。すなわち、DC−HSDPAのための3GPP標準のRel−8は、HS−DPCCHの定義に含まれうる。ここで、UEは、2つのダウンリンクキャリアのうちの各々のためのHARQ ACK/NACKおよびCQIをレポートする。本開示のいくつかの態様において、同じHS−DPCCH構造は、第1のセルおよび第2のセルのうちの各々のためのCQIをレポートするために利用することができる。
しかしながら、スイッチングベースのマルチポイントHSDPAを利用する本開示のいくつかの態様において、単一のセルのみからのHS−DSCHは、DC−HSDPAシステムと異なり、所与の間隔で(例えばTTIで)受信される。ここで、デュアルHS−DSCHは、同時に受信される、したがって、本開示のいくつかの態様において、単一のHARQ ACK/NACKは、Rel−8 HS−FPCCH構造を利用してレポートされる一方で、ACK/NACKコードワードのうちの1つは、非受信セルのためにDTX(不連続の送信)にセットされうる。
本開示の別の態様で、少なくとも1つのCQIが第1の特徴および第2の特徴に対応する場合、それは、単一のCQIが両方のチャネルに対応するフィードバックを一緒に符号化するということでありうる。代わりに、第1のCQIは、第1のチャネルに対応する一方、第2のCQIは、第2のチャネルに対応しうる。
図14は、本開示のいくつかの態様に従ってワイヤレス通信のための例示的な処理1400を説明するフローチャートである。いくつかの態様において、処理は、デュアルセクタと同じ周波数チャネルを通じてデュアルセルを送信するノードBによって実施されうる。いくつかの態様において、処理は、各々がそれぞれのセルを送信するデュアルノードBによって一緒に実施されうる。ここでデュアルノードBからの両方のセルは、同じ周波数チャネルを通じて送信されうる。いくつかの態様において、処理の一部は、RNC306(図3を参照)のようなネットワークにおいて別のノードによって実施されうる。
例示的な処理1400において、ブロック1404で、処理は、第1のセルのために第1のパイロット信号(例えば第1のCPICH)を送信し、ブロック1406で、処理は、第2のセルのために第2のパイロット信号(例えば第2のCPICH)を送信しうる。ここで、第1のパイロット信号および第2の信号は、同じキャリア周波数でありうる。HSDPAシステムにおいて、CPICHは、一般に、あらかじめ定義されたビットシーケンスを搬送する固定速度のダウンリンク物理チャネルであり、そのセルのためのプライマリスクランブリングコードとさらに位相および電力推定値を決定し、チャネル品質推定値を生成するためにUEによって利用されることができる。本開示のいくつかの態様において、それぞれのパイロット信号の送信は、ノードB 1010の送信機1032(図10を参照)によって実施されうる。セルが同じノードBによって提供される異なるセクタである例示において、第1のパイロット信号の送信は、ノードB 1010の第1の送信機1032によって実施され、第2のパイロット信号の送信は、ノードB 1010の第2の送信機1032によって実施されうる。当然、例えば、送信機1032が第1のパイロット信号と第2のパイロット信号との両方を提供するような他の例示は、本開示の範囲内になることが可能である。
ブロック1408で、処理は、第1のパイロット信号の特徴(例えばチャネル品質)に対応する第1のCQIを受信し、ブロック1410で、処理は、第2のパイロット信号の特徴(例えばチャネル品質)に対応する第2のCQIを受信しうる。本開示のいくつかの態様において、それぞれのCQIの受信は、ノードB 1010の受信機1035(図10を参照)によって実施されうる。セルが同じノードBによって提供される異なるセクタである例示において、第1のCQIの受信は、ノードB 1010の第1の受信機1035によって実施され、第2のCQIの受信は、ノードB 1010の第2の受信機1035によって実施されうる。当然、例えば、受信機1035が第1のCQIと第2のCQIとの両方で受信することができる場合のような、他の例示は、本開示の範囲内であることができる。さらに、本開示の別の態様において、説明されるような2つの別個CQIを受信するよりはむしろ、本開示の範囲内の処理は、UEから第1および第2のセルの両方のそれぞれの特徴を符号化するように構成された組み合わされたCQIを受信しうる。
ブロック1412において、処理は、第1のセルおよび第2のセルの間のより良いセルを決定しうる。ここで、より良いセルの決定は、第1のCQIおよび第2のCQIのうち少なくとも1つの少なくとも一部に基づきうる。開示のいくつかの態様において、より良いセルの決定は、それぞれのCPICHに対応する直前に受信したCQIを利用する、または任意の数の以前に受信したCQIを利用しうる。
開示のいくつかの態様において、両方のセルは、同じノードBによって提供されるセクタでありうる。この例示において、ノードBは、例えば、ノードBが第1のセルと第2のセルとの間のより良いセルをすぐに決定しうるような、すぐに利用可能な両方のセルに対応するCQIまたは他のフィードバック情報を有しうる。したがって、セル間の動的なスイッチングは、例えば、各TTIで比較的小さな遅延時間で行われうる。当然、ブロック1412でより良いセルの決定は、例えば、CQIまたは受信あるいは他のある間隔の周波数に従って、任意の適切な間隔で生じ、TTI毎にまたはある他の間隔で生じうる。さらに、より良いセルの決定は、各セルでローディング状況または待ち行列の長さを含む、任意の適切なファクタまたはパラメータに基づきうる。すなわち、1つのセルを通じてUEにダウンリンクデータを送信する決定は、他のセルが比較的重くロードされているという一部の情報に基づきうる。開示のいくつかの態様において、より良いセルの決定は、ノードB 1010(図10を参照)のチャネルプロセッサ1044によって実施されうる。開示のいくつかの態様において、より良いセルの決定は、制御器/プロセッサ1040により、場合によりチャネルプロセッサ1044とともに実施されうる。開示のいくつかの態様において、より良いセルの決定は、セルでローディング状況に関係するスケジューラ/プロセッサ1046からの情報を利用しうる。
本開示に従ういくつかの例示は、異なる基地局から複数のダウンリンクセルを提供しうる。この事例において、情報共有のある形式は、例えば、LTEネットワークにおける複数のeNodeB間のX1インターフェース、またはRNCに別のノードBを接続するIubインターフェースが、基地局の間で利用されうる。如何なる場合も、基地局またはRNCのような別のネットワークノードの少なくとも1つは、ダウンリンクデータをスケジュールするために第1および第2のセルの間のより良いセルの決定を行うために利用されうる。したがって、本開示に従って、ブロック1412でより良いセルの決定は、RNC306(図3を参照)のようなネットワークにおいて別のノードで行われうる。例えば、ノードBは、例えば、受信されたCQI、待ち行列の長さ、または任意の適切な情報、に基づいてデータのためのRNCにIubインターフェースを通じて要求を送るため、RNC306は、この情報と同様に別のノードBからの情報に従ってより良いセルの決定を行いうる。
ブロック1414において、処理は、ブロック1412で決定されたより良いセル上のUEのためにデータのパケットをスケジュールしうる。開示のいくつかの態様において、パケットのスケジューリングは、以上で説明されるように、ノードB 1010(図10を参照)のスケジューラ/プロセッサ1046によって実施されうる。ブロック1416で、ブロック1412で決定され、ブロック1414でスケジュールされたように、処理は、より良いセルを通じてUEにスケジュールされたパケットを送信しうる。開示のいくつかの態様において、パケットの送信は、ノードB 1010の送信機1032によって実施されうる。セルが同じノードBによって提供される異なるセクタである例示において、スケジュールされたパケットの送信は、ノードBの第1の送信機1032または第2の送信機1032のうちの対応する1つによって実施されうる。当然、例えば、送信機1032が第1のセルまたは第2のセルの何れか一方を通じてスケジュールされたパケットを送信することができるような、他の例示は、本開示の範囲内であることができる。
電気通信システムのいくつかの態様は、W−CDMAシステムに関して述べられた。当業者が容易に認識するように、本開示を通じて説明されたさまざまな態様は、他の通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信標準に拡張されうる。
例示として、さまざまな態様は、TD−SCDMAおよびTD−CDMAのような他のUMTSシステムに拡張されうる。さまざまな態様は、さらに、(FDD、TDD、または両方のモードの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDD、TDD、または両方のモードの)LTE−アドバンスド(LTE−A)、CDMA2000、エボリューション−データオプティマイズド(EV−DO)ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、ウルトラ−ワイドバンド(UWB)、ブルートゥース、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張されうる。実際の電気通信標準、ネットワークアーキテクチャ、および/または採用された通信標準は、特定のアプリケーションおよびシステム上で課される全体的な設計制約に依存することになる。
上記の説明は、いずれの当業者がここにおいて説明される様々な態様を実行することを可能にするように提供されている。これらの態様に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の態様に適用されることができる。従って、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1つおよび1つのみ」を意味するのではなく、「1つまたは複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1つまたは複数を称する。アイテムのリストのうちの「少なくとも1つ」を称する句は、単数を含むこれらアイテムのうちの任意の組み合わせを称する。例示として、「a、b、またはc:のうちの少なくとも1つ」は、a;b;c;aとb;aとc;bとc;とa、bおよびcをカバーするように意図される。当業者に既知のまたは後に知られる、本開示を通じて説明される様々な態様の構成要素に対するすべての構造的及び機能的な均等物は、参照によりここにおいて明示的に組み込まれており、そして、本願請求項によって包含されるように意図される。さらに、ここにおいて開示されているものは、そのような開示が本願請求項で明示的に記載されているかどうかに関らず、公的に使用されることが意図されている。構成要素が明示的にフレーズ「するための手段(means for)」を使用して記載されていないかぎり、または、方法の請求項の場合にはフレーズ「するためのステップ(step for)」を使用して記載されていないかぎり、米国特許法第112条第6項の規定の下で請求項の構成要素は解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタすることと、ここで、前記第1のセルは、第1のキャリア周波数で第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第2のセルは、前記第1のキャリア周波数で第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、
第1の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第1のダウンリンクデータを復号することと
を備える、[C1]に記載の方法。
[C2]
前記第1のセルの第1の特徴および前記第2のセルの第2の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
[C1]に記載の方法。
[C3]
前記第1のセルの前記第1の特徴及び前記第2のセルの前記第2の特徴を決定することをさらに備え、
前記フィードバックは、前記第1の特徴および前記第2の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータを備える、
[C2]に記載の方法。
[C4]
前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
[C2]に記載の方法。
[C5]
前記第1の時間間隔は、TTIを備える、
[C1]に記載の方法。
[C6]
前記第1のダウンリンクデータを前記復号することは、前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルのうちの対応する1つに従って前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルを復号することを備える、
[C1]に記載の方法。
[C8]
第3のセルからの第3の制御チャネルおよび第4のセルからの第4の制御チャネルをモニタすることと、ここで、前記第3のセルは、前記第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数で第3のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第4のセルは、前記第2のキャリア周波数で第4のダウンリンクデータチャネルを提供する、
前記第1の時間間隔の間に、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第2のダウンリンクデータを復号することと
をさらに備える、[C1]に記載の方法。
[C8]
前記第3のセルの第3の特徴および前記第4のセルの第4の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
[C7]に記載の方法。
[C9]
前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
[C7]に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1のセルのための第1のパイロット信号を送信することと、
第2のセルのための第2のパイロット信号を送信することと、
前記第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信することと、
前記少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルの間のより良いセルを決定することと、
前記より良いセル上の前記UEのためのパケットをスケジュールすることと
を備える、方法。
[C11]
前記より良いセルを利用する前記UEに前記パケットを送信することをさらに備える、
[C10]に記載の方法。
[C12]
前記より良いセルを前記決定することは、TTI基準毎に実行される、
[C10]に記載の方法。
[C13]
前記より良いセルを前記決定することは、前記第1のセルおよび前記第2のセルの各々でのローディング状況にさらに基づく、
[C10]に記載の方法。
[C14]
第3のセルのための第3のパイロット信号を送信することと、
第4のセルのための第4のパイロット信号を送信することと、
前記第3のパイロット信号および第4のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータを前記UEから受信することと、
前記少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第3のセルおよび前記第4のセルの間の第2のより良いセルを決定することと、
前記第2のより良いセル上の前記UEのための第2のパケットをスケジュールすることと
をさらに備える、[C10]に記載の方法。
[C15]
前記第2のより良いセルを利用する前記UEに前記第2のパケットを送信することをさらに備える、
[C14]に記載の方法。
[C16]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のセルからの第1の基準信号および第2のセルからの第2の基準信号をモニタするための受信機と、ここで、前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じキャリア周波数である、
前記第1の基準信号に対応する第1のチャネル推定値および前記第2の基準信号に対応する第2のチャネル推定値を決定するためのチャネルプロセッサと、
前記第1のチャネル推定値に対応する第1のチャネル品質インジケータおよび前記第2のチャネル推定値に対応する第2のチャネル品質インジケータを送信するための送信機と、
前記第1のセルから第1の制御情報および前記第2のセルから第2の制御情報を受信し、データチャネルを復号するための制御情報を復号することを提供するための受信プロセッサと、
第1の時間間隔の間に、前記第1のセルまたは前記第2のセルのうちの対応する1つのための前記制御情報を復号することに従って第1のデータチャネルまたは第2のデータチャネルのうちの1つのみを復号するための制御器(1090)と
を備える、装置。
[C17]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタするための手段と、ここで、前記第1のセルは、第1のキャリア周波数で第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第2のセルは、前記第1のキャリア周波数で第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、
第1の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第1のダウンリンクデータを復号するための手段と
を備える、[C1]に記載の装置。
[C18]
前記第1のセルの第1の特徴および前記第2のセルの第2の特徴に対応するフィードバックを送信するための手段をさらに備え、
前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
[C17]に記載の装置。
[C19]
前記第1のセルの前記第1の特徴および前記第2のセルの前記第2の特徴を決定するための手段をさらに備え、
前記フィードバックは、前記第1の特徴および前記第2の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータを備える、
[C18]に記載の装置。
[C20]
前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
[C18]に記載の装置。
[C21]
前記第1の時間間隔は、TTIを備える、
[C17]に記載の装置。
[C22]
前記第1のダウンリンクデータを前記復号するための手段は、前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルのうちの対応する1つに従って前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルを復号するための手段を備える、
[C17]に記載の装置。
[C23]
第3のセルからの第3の制御チャネルおよび第4のセルからの第4の制御チャネルをモニタするための手段と、ここで、前記第3のセルは、前記第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数で第3のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第4のセルは、前記第2のキャリア周波数で第4のダウンリンクデータチャネルを提供する、
前記第1の時間間隔の間に、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第2のダウンリンクデータを復号するための手段と
をさらに備える、[C17]に記載の装置。
[C24]
前記第3のセルの第3の特徴および前記第4のセルの第4の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
[C23]に記載の装置。
[C25]
前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
[C23]に記載の装置。
[C26]
ワイヤレス通信の装置であって、
第1のセルのための第1のパイロット信号を送信するための手段と、
第2のセルのための第2のパイロット信号を送信するための手段と、
前記第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信するための手段と、
前記少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルの間のより良いセルを決定するための手段と、
前記より良いセル上の前記UEのためのパケットをスケジュールするための手段と
を備える、装置。
[C27]
前記より良いセルを利用する前記UEに前記パケットを送信するための手段をさらに備える、
[C26]に記載の装置。
[C28]
前記より良いセルを前記決定するための手段は、TTI基準毎により前記良いセルを決定するように構成される、
[C26]に記載の装置。
[C29]
前記より良いセルを前記決定するための手段は、前記第1のセルおよび前記第2のセルの各々でのローディング状況にさらに基づいて前記より良いセルを決定するように構成される、
[C26]に記載の装置。
[C30]
第3のセルのための第3のパイロット信号を送信するための手段と、
第4のセルのための第4のパイロット信号を送信するための手段と、
前記第3のパイロット信号および第4のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータを前記UEから受信するための手段と、
前記少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第3のセルおよび前記第4のセルの間の第2のより良いセルを決定するための手段と、
前記第2のより良いセル上の前記UEのための第2のパケットをスケジュールするための手段と
をさらに備える、[C26]に記載の装置。
[C31]
前記第2のより良いセルを利用する前記UEに前記第2のパケットを送信するための手段をさらに備える、
[C30]に記載の装置。

Claims (31)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタすることと、ここで、前記第1のセルは、第1のキャリア周波数で第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第2のセルは、前記第1のキャリア周波数で第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、
    第1の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第1のダウンリンクデータを復号することと
    第2の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルの他の1つのみの第1のダウンリンクデータを復号することとを備え、前記第1および第2の時間間隔は、間隔ごとに切り替わる、方法。
  2. 前記第1のセルの第1の特徴および前記第2のセルの第2の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
    前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のセルの前記第1の特徴及び前記第2のセルの前記第2の特徴を決定することをさらに備え、
    前記フィードバックは、前記第1の特徴および前記第2の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータを備える、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の時間間隔は、TTIを備える、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のダウンリンクデータを前記復号することは、前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルのうちの対応する1つに従って前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルを復号することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 第3のセルからの第3の制御チャネルおよび第4のセルからの第4の制御チャネルをモニタすることと、ここで、前記第3のセルは、前記第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数で第3のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第4のセルは、前記第2のキャリア周波数で第4のダウンリンクデータチャネルを提供する、
    前記第1の時間間隔の間に、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第2のダウンリンクデータを復号することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第3のセルの第3の特徴および前記第4のセルの第4の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
    前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のダウンリンクデータは、フィードバックに従って、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
    請求項7に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための方法であって、前記方法は、ノードBが実行し、前記方法は、
    第1のセルのための第1のパイロット信号を送信することと、
    第2のセルのための第2のパイロット信号を送信することと、
    前記第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信することと、
    前記少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルの間のより良いセルを決定することと、
    前記より良いセル上の前記UEのためのパケットをスケジュールすることと
    を備える、方法。
  11. 前記より良いセルを利用する前記UEに前記パケットを送信することをさらに備える、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記より良いセルを前記決定することは、TTI基準毎に実行される、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記より良いセルを前記決定することは、前記第1のセルおよび前記第2のセルの各々でのローディング状況にさらに基づく、
    請求項10に記載の方法。
  14. 第3のセルのための第3のパイロット信号を送信することと、
    第4のセルのための第4のパイロット信号を送信することと、
    前記第3のパイロット信号および第4のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータを前記UEから受信することと、
    前記少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第3のセルおよび前記第4のセルの間の第2のより良いセルを決定することと、
    前記第2のより良いセル上の前記UEのための第2のパケットをスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  15. 前記第2のより良いセルを利用する前記UEに前記第2のパケットを送信することをさらに備える、
    請求項14に記載の方法。
  16. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のセルからの第1の基準信号および第2のセルからの第2の基準信号をモニタするための受信機と、ここで、前記第1のセルおよび前記第2のセルは、同じキャリア周波数である、
    前記第1の基準信号に対応する第1のチャネル推定値および前記第2の基準信号に対応する第2のチャネル推定値を決定するためのチャネルプロセッサと、
    前記第1のチャネル推定値に対応する第1のチャネル品質インジケータおよび前記第2のチャネル推定値に対応する第2のチャネル品質インジケータを送信するための送信機と、
    前記第1のセルから第1の制御情報および前記第2のセルから第2の制御情報を受信し、データチャネルを復号するための制御情報を復号することを提供するための受信プロセッサと、
    第1の時間間隔の間に、前記第1のセルまたは前記第2のセルのうちの対応する1つのための前記制御情報を復号することに従って第1のデータチャネルまたは第2のデータチャネルのうちの1つのみを復号し、
    第2の時間間隔の間に、前記第1のセルまたは前記第2のセルのうちの対応する他の1つのための前記制御情報を復号することに従って第1のデータチャネルまたは第2のデータチャネルのうちの1つのみを復号するための制御器(1090)と
    を備え、前記第1および第2の時間間隔は、間隔ごとに切り替わる、装置。
  17. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のセルからの第1の制御チャネルおよび第2のセルからの第2の制御チャネルをモニタするための手段と、ここで、前記第1のセルは、第1のキャリア周波数で第1のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第2のセルは、前記第1のキャリア周波数で第2のダウンリンクデータチャネルを提供する、
    第1の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第1のダウンリンクデータを復号するための手段と
    第2の時間間隔の間に、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルの他の1つのみの第1のダウンリンクデータを復号するための手段と
    を備え、前記第1および第2の時間間隔は、間隔ごとに切り替わる、装置。
  18. 前記第1のセルの第1の特徴および前記第2のセルの第2の特徴に対応するフィードバックを送信するための手段をさらに備え、
    前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1のセルの前記第1の特徴および前記第2のセルの前記第2の特徴を決定するための手段をさらに備え、
    前記フィードバックは、前記第1の特徴および前記第2の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータを備える、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って、前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
    請求項18に記載の装置。
  21. 前記第1の時間間隔は、TTIを備える、
    請求項17に記載の装置。
  22. 前記第1のダウンリンクデータを前記復号するための手段は、前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルのうちの対応する1つに従って前記第1のダウンリンクデータチャネルまたは前記第2のダウンリンクデータチャネルを復号するための手段を備える、
    請求項17に記載の装置。
  23. 第3のセルからの第3の制御チャネルおよび第4のセルからの第4の制御チャネルをモニタするための手段と、ここで、前記第3のセルは、前記第1のキャリア周波数と異なる第2のキャリア周波数で第3のダウンリンクデータチャネルを提供し、前記第4のセルは、前記第2のキャリア周波数で第4のダウンリンクデータチャネルを提供する、
    前記第1の時間間隔の間に、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つのみの第2のダウンリンクデータを復号するための手段と
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  24. 前記第3のセルの第3の特徴および前記第4のセルの第4の特徴に対応するフィードバックを送信することをさらに備え、
    前記第2のダウンリンクデータは、前記フィードバックに従って適合される、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記第2のダウンリンクデータは、フィードバックに従って、前記第3のダウンリンクデータチャネルまたは前記第4のダウンリンクデータチャネルのうちの1つを通じて前記第1の時間間隔の間に送られるようにスケジュールされる、
    請求項23に記載の装置。
  26. ワイヤレス通信の装置であって、
    第1のセルのための第1のパイロット信号を送信するための手段と、
    第2のセルのための第2のパイロット信号を送信するための手段と、
    前記第1のパイロット信号および第2のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つのチャネル品質インジケータをUEから受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第1のセルおよび前記第2のセルの間のより良いセルを決定するための手段と、
    前記より良いセル上の前記UEのためのパケットをスケジュールするための手段と
    を備える、装置。
  27. 前記より良いセルを利用する前記UEに前記パケットを送信するための手段をさらに備える、
    請求項26に記載の装置。
  28. 前記より良いセルを前記決定するための手段は、TTI基準毎により前記良いセルを決定するように構成される、
    請求項26に記載の装置。
  29. 前記より良いセルを前記決定するための手段は、前記第1のセルおよび前記第2のセルの各々でのローディング状況にさらに基づいて前記より良いセルを決定するように構成される、
    請求項26に記載の装置。
  30. 第3のセルのための第3のパイロット信号を送信するための手段と、
    第4のセルのための第4のパイロット信号を送信するための手段と、
    前記第3のパイロット信号および第4のパイロット信号の特徴に対応する少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータを前記UEから受信するための手段と、
    前記少なくとも1つの第2のチャネル品質インジケータの少なくとも一部に基づいて、前記第3のセルおよび前記第4のセルの間の第2のより良いセルを決定するための手段と、
    前記第2のより良いセル上の前記UEのための第2のパケットをスケジュールするための手段と
    をさらに備える、請求項26に記載の装置。
  31. 前記第2のより良いセルを利用する前記UEに前記第2のパケットを送信するための手段をさらに備える、
    請求項30に記載の装置。
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