JP5956057B2 - 高速データ・チャネルのアベイラビリティ - Google Patents

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Description

[0001]本願は、本願の譲受人に譲渡された、参照により本願に明確に組み込まれる、「高速データ・チャネルのアベイラビリティ(High-Speed Data Channel Availability)」と題された2012年3月30日出願の米国仮出願第61/618,498号の優先権を主張する。
[0002]本願で説明される技術は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、マシンツーマシン通信のための高速データ・チャネルのアベイラビリティを判定することに関する。本発明の特徴は、電力効率の良い通信を可能にし、提供することである。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの種々の通信サービスを提供するために広く展開されている。このようなネットワークは、通常は多元接続ネットワークであるが、利用可能なネットワーク・リソースを共有することによってマルチプルなユーザーのための通信をサポートしている。このようなネットワークの一例は、UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)である。UTRANは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によってサポートされる第3世代(3G)移動体電話技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)の一部として定義される無線アクセス・ネットワーク(RAN:radio access network)である。UMTSは、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))技術の後継であるが、現在は、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割同期符号多元接続(TD−SCDMA)など、様々なエアインターフェイス規格をサポートしている。UMTSはまた、関連するUMTSネットワークにより高いデータ転送速度および容量を提供する、高速パケット・アクセス(HSPA)などの拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
[0004]モバイルブロードバンドアクセスに関する需要が増大し続けるにつれて、モバイルブロードバンドアクセスに関する高まる需要を満たすためだけではなく、移動体通信によるユーザー・エクスペリエンスを前進させ、向上させるために、UMTS技術を進歩させるための研究開発が続いている。
[0005]以下では、ここに記載の技術の基本的理解を提供するために、本開示のいくつかの態様を要約する。この要約は、本開示の企図されるすべての特徴の広範な概要ではなく、本開示のすべての態様の主なまたは重要な要素を識別したり、本開示の一部または全部の態様の範囲を記述したりすることが意図されたものでもない。唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の序文として、要約形式で本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示することである。
[0006]1つまたは複数の態様および対応する開示によれば、データ送信を最適化するためのシステムおよび方法が記述される。例えば、これらに限定するものではないが、マシンツーマシン(M2M)デバイスは、データを送信するために開始メッセージ(origination message)で補助チャネル(SCH:supplemental channel)へのアクセスを要求する場合がある。しかし、補助チャネルは、通常、データを送信するために基本チャネル(FCH:fundamental channel)よりも高いデータ・レートを有しており、利用不可能な場合がある。通常のM2Mデバイスは、SCHよりもFCHの方が同じ量のデータを送信するためにより多くの時間を費やし、より長い時間期間にわたってモデムをオンにし続けることによって、デバイスにより多くの電力を使用させる場合がある。このような訳で、M2Mは、電力を節約するためにSCHのアベイラビリティについて通知される場合がある。M2Mが送信すべきデータを有する時にSCHが利用可能でない場合、M2Mは、スリープ・モードに入り、スケジュールされた次のアウェイク期間中に再度、アベイラビリティをチェックすることができる。M2Mは、設定可能なバックオフ期間の間、このスリープおよびチェックのサイクルを繰り返しうる。バックオフ期間は、SCHが利用可能になるのをデバイスが待機することが許容される時間期間またはサイクル数を示しうる。バックオフ期間が満了してもまだSCHが利用可能ではない場合、M2Mは、その時に、当該送信がFCHの使用を必要とする場合であっても、データを送信しうる。
[0007]一態様では、データ送信を最適化するための方法が記述される。方法は、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータの受信を含みうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。方法は、インジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを判定することを含みうる。方法は、第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信することを含みうる。方法は、第1の通信チャネルが利用可能でないと判定するとスリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することを含みうる。一例では、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで起こりうる。
[0008]一態様では、データ送信を最適化するための装置が記述される。装置は、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信するための手段を含みうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。装置は、インジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを判定するための手段を含みうる。装置は、第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信するための手段を含みうる。装置は、第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入って、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定するための手段を含みうる。一例では、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで起こりうる。
[0009]一態様では、データ送信を最適化するための装置が記述される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含みうる。少なくとも1つのプロセッサは、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信するように構成されうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。少なくとも1つのプロセッサは、インジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを判定するように構成されうる。少なくとも1つのプロセッサは、第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信するように構成されうる。少なくとも1つのプロセッサは、第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入って、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定し、第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで、スリープ状態に入って、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定するように構成されうる。一例では、スリープ状態に入って、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで起こりうる。
[0010]一態様では、データ送信を最適化するためのコンピュータ・プログラム製品が記述される。コンピュータ・プログラム製品は、コードを含みうる、非一時的コンピュータ可読媒体を含みうる。コードは、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信するためのものであり得、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。コードは、インジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを判定するためのものでありうる。コードは、第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信するためのものでありうる。コードは、第1の通信チャネルが利用可能でないと判定するとスリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定するためのものでありうる。一例では、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで起こりうる。
[0011]一態様では、データ送信を最適化するための方法が記述される。方法は、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信することを含みうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。方法は、第1の通信チャネルへのアクセスを求める要求を受信することを含みうる。方法は、要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定することを含みうる。
[0012]一態様では、データ送信を最適化するための装置が記述される。装置は、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信するための手段を含みうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。装置は、第1の通信チャネルへのアクセスを求める要求を受信するための手段を含みうる。装置は、要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するための手段を含みうる。
[0013]一態様では、データ送信を最適化するための装置が記述される。装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含みうる。少なくとも1つのプロセッサは、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信するように構成されうるもので、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。少なくとも1つのプロセッサは、第1の通信チャネルへのアクセスを求める要求を受信するように構成されうる。少なくとも1つのプロセッサは、要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するように構成されうる。
[0014]一態様では、データ送信を最適化するためのコンピュータ・プログラム製品が記述される。コンピュータ・プログラム製品は、コードを含みうる、非一時的コンピュータ可読媒体を含みうる。コードは、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信するためのものであり得、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有している。コードは、第1の通信チャネルへのアクセスを求める要求を受信するためのものであり得る。コードは、要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するためのものであり得る。
[0015]本発明の他の態様、特徴、および実施形態は、添付図面とともに本発明の特定の例示的実施形態についての以下の説明を検討すれば、当業者には明らかになるであろう。本発明の特徴は以下の特定の実施形態および図面に関連して説明されるが、本発明のすべての実施形態は、本明細書で説明される有利な特徴のうちの1つまたは複数を含みうる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態が特定の有利な特徴を有するものとして説明されうるが、このような特徴のうちの1つまたは複数はまた、本明細書で説明される発明の様々な実施形態に従っても使用されうる。同様に、例示的実施形態がデバイス、システム、または方法の実施形態として以下で説明されるが、このような例示的実施形態は種々のデバイス、システム、および方法において実装されうることを理解されたい。
図1は、いくつかの実施形態による処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 図2は、いくつかの実施形態による遠隔通信システムの一例を示す図である。 図3は、いくつかの実施形態によるアクセス・ネットワークの一例を示す図である。 図4は、いくつかの実施形態によるユーザー・プレーンおよび制御プレーンに関する無線プロトコル・アーキテクチャの一例を示す図である。 図5は、いくつかの実施形態とともに採用されうる例示的ワイヤレスネットワーク環境を示す図である。 図6は、いくつかの実施形態による遠隔通信システムのUEと通信するノードBの一例を示す図である。 図7は、いくつかの実施形態によるデータ送信を最適化するための例示的方法を示す図である。 図8は、いくつかの実施形態によるUEとノードBとの間の例示的通信セッションを示す図である。 図9は、いくつかの実施形態によるUEとノードBとの間の例示的通信セッションを示す別の図である。 図10は、いくつかの実施形態によるデータ送信を最適化するための例示的方法を示す別の図である。 図11は、いくつかの実施形態によるUEによる通信のための例示的方法を示す図である。
[0027]添付図面に関連して以下で述べられる詳細な説明は、種々の構成の一説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実施しうる唯一の構成を表すことを意図したものではない。詳細な説明は、種々の概念の徹底的な理解を提供することの目的のために、特定の詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの特定の詳細がなくても実施されうることは、当業者には明らかになるであろう。いくつかの例では、このような概念を曖昧にすることを避けるため、よく知られた構造およびコンポーネントがブロック図形式で示されている。
[0028]図1は、処理システム114を採用する装置100のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図であり、装置100は、本明細書で説明されるように、図6のユーザー機器(UE)610および/またはノードB620、あるいはそれらのそれぞれの機能的コンポーネントを含みうる。言い換えれば、一態様では、処理システム114を採用する装置100は、UE610の通信コンポーネント612、チャネルアベイラビリティコンポーネント614、メッセージ遅延コンポーネント616、および電力管理コンポーネント618を実行することによってデータ送信を最適化するように構成されうる。代替的に、または追加的に、処理システム114を採用する装置100は、ノードB620の通信コンポーネント622を実行することによってデータ送信を最適化するように構成されうる。この例では、処理システム114は、大まかにバス102により表された、バス・アーキテクチャを用いて実装されうる。バス102は、処理システム114の特定の用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、大まかにプロセッサ104により表された、1つまたは複数のプロセッサ、および大まかにコンピュータ可読媒体106により表された、コンピュータ可読媒体を含む、種々の回路を互いにリンクさせる。バス102は、また、タイミング・ソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの他の種々の回路もリンクさせうるが、これらは当業者にはよく知られているのでこれ以上は説明しない。バス・インターフェイス108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェイスを提供する。トランシーバ110は、伝送媒体を通じて種々の他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザー・インターフェイス112(例えば、キーバッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)も設けられうる。
[0029]プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106に格納されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、処理システム114に、特定の任意の装置について以下で記述される種々の機能を実行させる。コンピュータ可読媒体106は、また、ソフトウェアを実行するときに、プロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
[0030]この開示全体で提示される種々の概念は、多種多様な遠隔通信システム、ネットワーク・アーキテクチャ、および通信規格にわたって実装されうる。
[0031]図2を参照すると、限定するものではなく一例として、本開示の態様が、W−CDMAエアインターフェイスを採用するUMTSシステム200に関連して提示されており、これは、例えば本明細書で記載するようにそれらのそれぞれの機能的コンポーネントを含めた、図6のUE610および/またはノードB620と同じまたは同様のものであり得る、1つまたは複数のUE210および1つまたは複数のノードB208を含みうる。UMTSネットワークは、コア・ネットワーク(CN)204、UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)202、およびユーザー機器(UE)210という、3つの相互作用ドメインを含む。この例では、UTRAN202は、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、放送および/または他のサービスを含む、種々のワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、RNS207などの複数の無線ネットワーク・サブシステム(RNS:Radio Network Subsystems)を含みうるもので、各々はRNC206などのそれぞれの無線ネットワーク・コントローラ(RNC:Radio Network Controller)により制御される。ここで、UTRAN202は、本明細書で説明されるRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含みうる。RNC206は、特に、RNS207内の無線リソースの割り当て、再構成、および解放を行う役割のある装置である。RNC206は、任意の適切な転送ネットワークを使用する、直接物理接続、仮想ネットワークなどの種々のタイプのインターフェイスを通じて、UTRAN202の他のRNC(図示せず)と相互接続されうる。
[0032]UE210とノードB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものとして見なされうる。さらに、それぞれのノードB208を経由したUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものとして見なされうる。ここでの仕様では、PHY層は層1と見なすことができ、MAC層は層2と見なすことができ、RRC層は層3と見なすことができる。以下の情報では、参照によって本明細書に引用したものとされる、RRCプロトコル仕様、3GPP TS 25.331 v9.1.0で紹介された用語を用いる。
[0033]RNS207によってカバーされる地理的領域は、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする、いくつかのセルに分割されうる。無線トランシーバ装置は、UMTSアプリケーションでは一般的にノードBと呼ばれるが、当業者には、基地局(BS)、基地送受信局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、送受信機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または他の何らかの適した用語でも呼ばれうる。明確にするために、各RNS207には3つのノードB208が示されているが、RNS207は任意の数のワイヤレスノードBを含みうる。ノードB208は、任意の数の移動体装置のためにCN204にワイヤレスアクセスポイントを提供する。移動体装置の例は、携帯電話、スマート・フォン、セッション初期化プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星無線機、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤー(例えば、MP3プレーヤー)、カメラ、ゲーム・コンソール、または他のいずれかの同様の機能のデバイスを含む。移動体装置は、UMTSアプリケーションでは一般的にUEと呼ばれるが、当業者には、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレス・ユニット、リモート・ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス・デバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモート・デバイス、移動加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザー・エージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適した用語でも呼ばれうる。UMTSシステムでは、UE210はさらに、ネットワークへのユーザーの加入情報を含む、ユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)211も含みうる。説明の目的で、いくつかのノードB208と通信する1つのUE210が示されている。順方向リンクとも呼ばれるDLは、ノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE210からノードB208への通信リンクを指す。
[0034]CN204は、UTRAN202などの1つまたは複数のアクセス・ネットワークとインターフェイスする。示されているように、CN204はGSMコア・ネットワークである。しかし、当業者が認識するように、この開示全体で提示される種々の概念は、GSMネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、RANまたは他の適したアクセス・ネットワークで実装されうる。
[0035]CN204は、回路交換(CS)ドメインおよびパケット交換(PS)ドメインを含む。回路交換要素のいくつかは、移動サービス交換局(MSC)、ビジター位置レジスター(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポート・ノード(SGSN)およびゲートウェイGPRSサポート・ノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのような一部のネットワーク要素は、回路交換およびパケット交換ドメインの両方によって共有されうる。ここに示された例では、CN204はMSC212とGMSC214による回路交換サービスをサポートする。一部のアプリケーションでは、GMSC214は、媒体ゲートウェイ(MGW:media gateway)と呼ばれうる。RNC206などの1つまたは複数のRNCは、MSC212と接続されうる。MSC212は、コール・セットアップ、コール・ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212はまた、UEがMSC212のカバレッジエリアの中にある持続時間について、加入者に関連する情報を含んだVLRを含む。GMSC214は、UEが回路交換ネットワーク216にアクセスするための、MSC212を通じたゲートウェイを提供する。GMSC214は、特定のユーザーが加入しているサービスの詳細を反映するデータなどの加入者データを含むホームロケーションレジスター(HLR)215を含む。HLRはまた、加入者固有の認証データを含む認証センター(AuC)に関連付けられる。特定のUEに関してコールが受信されると、GMSC214は、HLR215に問い合わせてUEの位置を決定し、その位置にサービスする特定のMSCにコールを転送する。
[0036]CN204はまた、サービングGPRSサポート・ノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポート・ノード(GGSN)220によりパケットデータ・サービスもサポートする。GPRSは、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service)を表し、標準的な回路交換データ・サービスで利用可能なものよりも高い速度でパケットデータ・サービスを提供するように設計されている。GGSN220は、パケットベース・ネットワーク222へのUTRAN202に関する接続を提供する。パケットベース・ネットワーク222は、インターネット、プライベート・データ・ネットワーク、または他の何らかの適したパケットベース・ネットワークでありうる。GGSN220の主要な機能は、UE210にパケットベースのネットワーク接続性を提供することである。データ・パケットは、SGSN218を通じてGGSN220とUE210との間で転送され、これは、主に、MSC212が回路交換ドメインにおいて行うのと同じ機能をパケットベース・ドメインで行う。
[0037]UMTSに関するエアインターフェイスは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)システムを利用しうる。スペクトラム拡散DS−CDMAは、チップ(chips)と呼ばれる疑似ランダム・ビットの配列による乗算によってユーザー・データを拡散する。UMTSに関する「広帯域」W−CDMAエアインターフェイスは、このような直接シーケンス・スペクトラム拡散技術に基づくもので、さらに追加的に周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB208とUE210との間のULおよびDLについて異なる搬送波周波数を使用する。DS−CDMAを用い、時分割複信(TDD)を使用する、UMTSに関する別のエアインターフェイスは、TD−SCDMAエアインターフェイスである。当業者ならば、本明細書で記述された種々の例がW−CDMAエアインターフェイスを参照しうるが、基本原理はTD−SCDMAエアインターフェイスにも同様に適用可能でありうることが認識されよう。
[0038]HSPAエアインターフェイスは、3G/W−CDMAエアインターフェイスに対する一連の拡張(enhancement)を含み、より大きなスループットおよび低減されたレイテンシを促進する。従前のリリースに対する他の変更の中で、HSPAは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、共有チャネル送信、ならびに適応変調およびコーディングを利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンク・パケット・アクセス)およびHSUPA(高速アップリンク・パケット・アクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
[0039]HSDPAは、その転送チャネルとして、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)を利用する。HS−DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS−SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS−DPCCH)という3つの物理チャネルによって実装される。
[0040]これらの物理チャネルの中で、HS−DPCCHは、対応するパケット伝送の復号が成功したかどうかを示すために、アップリンクでHARQ ACK/NACKシグナリングを搬送する。すなわち、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンクでパケットを正しく復号したかどうかを示すために、HS−DPCCHを通じてノードB208にフィードバックを提供する。
[0041]HS−DPCCHはさらに、変調およびコーディング・スキームならびにプリコーディング重みの選択に関して正しい決定を行う際に、ノードB208を支援するために、UE210からのフィードバック・シグナリングも含み、このフィードバック・シグナリングはCQIおよびPCIを含んでいる。
[0042]「HSPAエボルブド(ESPA Evolved)」またはHSPA+は、MIMOおよび64−QAMを含むHSPA規格の発展型であり、増大したスループットおよびより高いパフォーマンスを可能にする。すなわち、本開示の一形態では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートするマルチプルなアンテナを有しうる。MIMO技術の使用は、ノードB208が空間ドメインを使用して、空間多重、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートできるようにする。
[0043]多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち、マルチプルな送信アンテナ(チャネルへの多入力)およびマルチプルな受信アンテナ(チャネルからの多出力)を指すために一般的に使用される用語である。MIMOシステムは、一般に、データ送信パフォーマンスを強化して、ダイバーシティ利得がマルチパス・フェージングを低減させ送信品質を向上させること、ならびに空間多重利得がデータ・スループットを増大させることを可能にする。
[0044]空間多重は、同じ周波数で同時にデータの異なるストリームを送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを増やすために単一のUE210に送信されることができ、または全体的なシステム容量を増やすためにマルチプルなUE210に送信されることができる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコーティングし、次いで、ダウンリンクで異なる送信アンテナを通じて空間的にプリコーティングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーティングされたデータ・ストリームは、異なる空間シグネチャでUE210に到着し、それにより、UE210のそれぞれは、当該UE210に宛てられた1つまたは複数のデータ・ストリームを復元することができる。アップリンクで、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーティングされたデータ・ストリームを送信でき、それにより、ノードB208は、空間的にプリコーティングされた各データ・ストリームのソースを識別することができる。
[0045]空間多重は、チャネル条件が良好のときに使用されうる。チャネル条件があまり良好でないときには、1つまたは複数の方向に送信エネルギーを集中させるため、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善するために、ビームフォーミングが使用されうる。これは、マルチプルなアンテナを通じた送信のためにデータ・ストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成されうる。セルのエッジにおいて良好なカバレッジを達成するために、単一ストリームビームフォーミング送信が送信ダイバーシティと組み合わせて使用されうる。
[0046]一般的に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムでは、n個のトランスポートブロックが、同じチャネライゼーション・コードを利用して同じ搬送波で同時に送信されうる。n個の送信アンテナを通じて送信される異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調およびコーディング・スキームを有しうることに留意されたい。
[0047]他方、単一入力多出力(SIMO)は、一般的に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一入力)およびマルチプルな受信アンテナ(チャネルからのマルチプルな出力)を利用するシステムを指す。したがって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれの搬送波で送信される。
[0048]図3を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセス・ネットワーク300は、1つまたは複数のUEおよび1つまたは複数のノードBを含むことができ、それらは、例えば本明細書で記述されたようにそれぞれの機能的コンポーネントを含めた、図6のUE610および/またはノードB620と同じまたは同様のものでありうる。多元接続ワイヤレス通信システムは、それぞれが1つまたは複数のセクターを含みうる、セル302、304、および306を含む、マルチプルなセルラー領域(セル)を含んでいる。マルチプルなセクターは、複数のアンテナのグループによって形成されることができ、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担う。例えば、セル302では、アンテナ・グループ312、314、および316がそれぞれ異なるセクターに対応しうる。セル304では、アンテナ・グループ318、320、および322がそれぞれ異なるセクターに対応しうる。セル306では、アンテナ・グループ324、326、および328がそれぞれ異なるセクターに対応しうる。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクターと通信しうる、例えばユーザー機器またはUEなどのいくつかのワイヤレス通信デバイスを含みうる。例えば、UE330および332はノードB342と通信し、UE334および336はノードB344と通信し、UE338および340はノードB346と通信しうる。ここで、各ノードB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306においてすべてのUE330、332、334、336、338、340のためにCN204(図2を参照)へのアクセスポイントを提供するように構成されている。
[0049]UE334がセル304内の図示された位置からセル306に移動すると、サービング・セルの変更(SCC:serving cell change)またはハンドオーバーが発生し、UE334との通信が、ソース・セルと呼ばれうるセル304から、ターゲット・セルと呼ばれうるセル306へ移行する。ハンドオーバー手順の管理は、UE334において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワーク・コントローラ206において(図2を参照)、またはワイヤレスネットワーク内の別の好適なノードにおいて、行われうる。例えば、ソース・セル304によるコールの間、または他の任意の時点で、UE334は、ソース・セル304の種々のパラメータに加え、セル306および302などの近隣のセルの種々のパラメータもモニタしうる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は1つまたは複数の近隣のセルとの通信を維持しうる。この時間の間、UE334は、アクティブ・セット、つまり、UE334が同時に接続されるセルのリストを維持しうる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナル・ダウンリンク専用物理チャネルF−DPCHをUE334に現在割り当てているUTRAセルは、アクティブ・セットを構成しうる)。
[0050]アクセス・ネットワーク300によって採用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に応じて異なりうる。一例として、規格には、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)が含まれる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000ファミリーの規格の一部として第3世代パートナーシップ・プロジェクト2(3GPP2)により公表されたエアインターフェイス規格であり、移動局への広帯域インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを採用する。規格は、代替的に、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形形態(TD−SCDMAなど)を採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを採用するグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)、ならびに、OFDMAを採用する、エボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMでありうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTEアドバンスト、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは3GPP2団体からの文書に記述されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の用途およびシステムに課される全体の設計制約により異なる。
[0051]無線プロトコル・アーキテクチャは、特定の用途に応じて種々の形態をとり得る。次に、HSPAシステムの一例が図4を参照して提示される。
[0052]図4を参照すると、一例の無線プロトコル・アーキテクチャ400が、UEまたはノードB/基地局のユーザー・プレーン402および制御プレーン404に関係しており、これらは、例えば、本明細書で記述されたようにそれぞれの機能的コンポーネントを含めた、図6のUE610および/またはノードB620と同じまたは同様のものでありうる。例えば、アーキテクチャ400はUEに含まれうる。UEおよびノードBについての無線プロトコル・アーキテクチャ400は、層1 406、層2 408、および層3 410という3つの層を備えて示されている。層1 406は、最も下側の層であり、種々の物理層の信号処理機能を実装する。したがって、層1 406は物理層407を含む。層2(L2層)408は、物理層407の上方にあり、物理層407によるUEとノードB間のリンクを担う。層3(L3層)410は無線リソース制御(RRC)副層415を含む。RRC副層415は、UEとUTRANとの間の層3の制御プレーン・シグナリングを取り扱う。
[0053]ユーザー・プレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)副層409、無線リンク制御(RLC)副層411、およびパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)413副層を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端される。示されていないが、UEは、L2層408の上方に、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端されるネットワーク層(例えば、IP層)、および接続の他端(遠端UE、サーバなど)で終端するアプリケーション層を含む、いくつかの上層を有しうる。
[0054]PDCP副層413は、異なるワイヤレスベアラと論理チャネルとの間で多重化を提供する。PDCP副層413はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上層データ・パケットに関するヘッダ圧縮、データ・パケットの暗号化によるセキュリティ、およびノードB間でのUEに関するハンドオーバー・サポートも提供する。RLC副層411は、上層データ・パケットのセグメンテーションおよびリアセンブリ、失われたデータ・パケットの再送信、およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)に起因する順序が乱れた受信を補償するためのデータ・パケットの並べ換えを提供する。MAC副層409は、論理チャネルと転送チャネルとの間に多重化を提供する。MAC副層409はまた、UEの中で1つのセルにおける様々な無線リソース(例えば、リソース・ブロック)を割り当てる役割もある。MAC副層409はまた、HARQ動作も担う。
[0055]図5は、UE550と通信するノードB510のブロック図であり、これらは、例えば本明細書で記述されたようにそれぞれの機能的コンポーネントを含めた、図6のUE610および/またはノードB620と同じまたは同様のものでありうる。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データ・ソース512からのデータおよびコントローラ/プロセッサ540からの制御信号を受信しうる。送信プロセッサ520は、データおよび制御信号のほか、基準信号(例えば、パイロット信号)に対して様々な信号処理機能を提供する。例えば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を促進するためのコーディングおよびインターリービング、種々の変調スキーム(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation)など)に基づいた信号コンスタレーションへのマッピング、直交可変拡散係数(OVSF:orthogonal variable spreading factors)での拡散、ならびに一連のシンボルを生成するためのスクランブリング・コードでの乗算(multiplying)を提供しうる。チャネル・プロセッサ544からのチャネル推定値は、送信プロセッサ520についてコーディング、変調、拡散および/またはスクランブリング・スキームを決定するためにコントローラ/プロセッサ540によって使用されうる。これらのチャネル推定値は、UE550によって送信された基準信号またはUE550からのフィードバックから取得されうる。送信プロセッサ520によって生成されるシンボルは、フレーム構造を作り出すために、送信フレーム・プロセッサ530に提供される。送信フレーム・プロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報でシンボルを多重化して、一連のフレームを生み出すことによって、このフレーム構造を作り出す。次いで、フレームは送信装置532に提供され、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、フレームの増幅、フィルタリング、および搬送波上への変調を含む種々の信号調整機能を提供する。アンテナ534は、例えば、ビーム・ステアリング双方向適応アンテナ・アレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含みうる。
[0056]UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク伝送を受信し、その伝送を処理して、搬送波上に変調された情報を復元する。受信機554により復元された情報は、受信フレーム・プロセッサ560に提供され、受信フレーム・プロセッサ560は、各フレームをパースして、フレームからの情報をチャネル・プロセッサ594に、データ、制御、および基準信号を受信プロセッサ570に提供する。次いで、受信プロセッサ570は、ノードB510において送信プロセッサ520によって行われた処理の逆を行う。より詳細には、受信プロセッサ570は、シンボルをスクランブル解除および逆拡散し、次いで、変調・スキームに基づきノードB510によって送信される最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定する。これらの軟判定は、チャネル・プロセッサ594によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。次いで、軟判定は、データ、制御、および基準信号を復元するために、復号およびデインタリーブされる。次いで、CRCコードが、フレームの復号が成功したかどうかを判定するためにチェックされる。次いで、復号が成功したフレームによって搬送されるデータは、データ・シンク572に提供され、それは、UE550で実行されているアプリケーションおよび/または種々のユーザー・インターフェイス(例えば、ディスプレイ)を表す。復号が成功したフレームによって搬送される制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に提供される。受信プロセッサ570によるフレームの復号が成功しなかったときには、コントローラ/プロセッサ590はまた、当該フレームに関する再送信要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用しうる。
[0057]アップリンクでは、データ・ソース578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号は、送信プロセッサ580に提供される。データ・ソース578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび種々のユーザー・インターフェイス(例えば、キーボード)を表しうる。ノードB510によるダウンリンク送信に関連して記述された機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを促進するためのコーディングおよびインターリービング、信号コンスタレーションへのマッピング、OVSFによる拡散、ならびに一連のシンボルを生み出すためのスクランブリングを含む、種々の信号処理機能を提供する。ノードB510によって送信された基準信号から、またはノードB510によって送信されたミッドアンブルに含まれるフィードバックから、チャネル・プロセッサ594により得られるチャネル推定値は、適切なコーディング、変調、拡散および/またはスクランブリング・スキームを選択するために使用されうる。送信プロセッサ580によって生成されるシンボルは、フレーム構造を作り出すために送信フレーム・プロセッサ582に提供される。送信フレーム・プロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報でシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を作り出し、結果として一連のフレームになる。次いで、フレームは送信機556に提供され、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のための、フレームの増幅、フィルタリング、および搬送波上への変調を含む、種々の信号調整機能を提供する。
[0058]アップリンク送信は、UE550での受信機能に関連して記述されたものと同様の形でノードB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク伝送を受信し、その伝送を処理して、搬送波上に変調された情報を復元する。受信機535により復元された情報は、受信フレーム・プロセッサ536に提供され、受信フレーム・プロセッサ536は、各フレームをパースして、フレームからの情報をチャネル・プロセッサ544に、データ、制御、および基準信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550において送信プロセッサ580によって行われた処理の逆の処理を行う。次いで、復号が成功したフレームによって搬送されるデータおよび制御信号は、データ・シンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ提供されうる。フレームの一部が受信プロセッサによる復号に成功しなかった場合、コントローラ/プロセッサ540はさらに、当該フレームに関する再送信要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルも使用しうる。
[0059]コントローラ/プロセッサ540および590は、ノードB510およびUE550それぞれにおいて動作を指示するために使用されうる。例えば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェイス、電圧調節、電力管理、および他の制御機能を含む、種々の機能を提供しうる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、ノードB510およびUE550それぞれのためのデータおよびソフトウェアを格納しうる。ノードB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り当て、UEに関するダウンリンクおよび/またはアップリンク伝送をスケジュールするために使用されうる。
[0060]次に図6に移ると、ノードB620との通信のためのUE610を含む通信システム600が示されており、ここで、UE610および/またはノードB620はデータ送信を最適化するように構成されている。いくつかの態様によれば、UE610は、マシンツーマシン(M2M)通信のために構成されうる。UE610は、ノードB620へのデータの送信およびノードB620からのデータの受信を行うように構成された通信コンポーネント612を含みうる。通信コンポーネント612は、例えば、CDMA2000 1x通信システムの補助チャネル(SCH)など、より高いレートの通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信するように構成されうる。通信コンポーネント612はさらに、SCHおよび/または基本チャネル(FCH)を要求するノードB620への開始メッセージ(origination message)を送信するように構成されうる。
[0061]UE610はまた、SCHなどのより高いレートの通信チャネルが利用可能であるかどうかを判定するように構成された、チャネルアベイラビリティ判定コンポーネント614も含みうる。いくつかの態様では、チャネルアベイラビリティ判定コンポーネント614は、ノードB620から受信された、SCHチャネルアベイラビリティ情報メッセージなどのチャネルアベイラビリティ情報メッセージを周期的にモニタするように構成されうる。UE610はまた、SCHのアベイラビリティに基づいて送信されるべきデータが遅延されうるかどうかを判定するための、メッセージ遅延コンポーネント616も含みうる。例えば、メッセージ遅延コンポーネント616は、送信されるべきデータがスケジュールどおりに送信されなければならない時間的制約のあるデータかどうかを判定するように構成されうる。いくつかの態様では、メッセージ遅延コンポーネント616は、SCHが利用可能になるのを待つ間、UE610がデータの送信を遅延させることを許される最大時間量を示す、バックオフ・タイマーを開始および停止するように構成されうる。
[0062]いくつかの態様では、UE610は、データの送信の遅延に関連付けられた電力消費を評価するように構成された電力管理コンポーネント618を備えて構成されうる。例えば、電力管理コンポーネント618は、アベイラビリティについてより高いデータ・レート通信チャネルのモニタを継続し、バックオフ期間についてデータの送信を遅延させることに関連した第1の電力値を計算するように構成されうる。電力管理コンポーネント618はまた、より高いデータ・レートのチャネルが利用可能ではないときに、より低いデータ・レートのチャネル(FCHなど)を使用してデータを送信することに関連した第2の電力値を計算することもできる。電力管理コンポーネント618は、電力トレードオフ値を判定するために、コンピュータ電力値を比較するメトリックを使用するように構成されうる。
[0063]ノードB620は、第1の、より高いデータ・レートのチャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信するように構成された通信コンポーネント622を含みうる。いくつかの態様では、インジケータは、周期的に送信される、UEがそれをモニタするように構成された、専用のSCHアベイラビリティメッセージを介して送信されうる。他の態様では、インジケータは、SCHアベイラビリティをシグナリングするための、新しいフィールドが追加(added)または付加(appended)された、ジェネラル・ページ・メッセージ(GPM)を介して通信されうる。通信コンポーネント622はまた、UE610からチャネル・アクセスに関する要求を受信するようにも構成されうる。さらに、通信コンポーネント622は、例えば、UE610などの要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づき、第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するように構成されうる。
[0064]図7は、いくつかの態様による、これだけに限定するものではないがM2Mデバイスのデータ送信などのデータ送信を最適化するための方法700を図示している。方法700は、例えば、図6で示されたUE610などのUEによって行われうる。702で示されているように、UEは第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信しうる。例えば、UE610の通信コンポーネント612は、第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータをノードB620の通信コンポーネント622から受信しうる。いくつかの態様によると、第1の通信チャネルは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有するチャネルである。例えば、通信システムがCDMA2000 1x通信システムである場合、第1の通信チャネルは、補助チャネルであり得、第2の通信チャネルは、基本チャネルであり得る。
[0065]704で示されているように、UEは、第1のインジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを判定しうる。例えば、UE610のチャネルアベイラビリティ判定コンポーネント612は、本明細書で記述しているように、第1のインジケータに基づいて第1の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定するように実行しうる。
[0066]706で示されているように、UEは、利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信しうる。たとえば、本明細書で記述されるように、UE610の通信コンポーネント612は、利用可能であると判定すると、第1の通信チャネルを介してデータを送信しうる。
[0067]708で示されているように、第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、UEは、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に第1のチャネルが利用可能になったかどうかを再度判定しうる。例えば、UE610のメッセージ遅延コンポーネント616は、UE610がスリープ状態に入り得ることを判定することができ、チャネルアベイラビリティ判定コンポーネント612は、後続のアウェイク期間中に第1の通信チャネルが利用可能であるかどうかを判定することができる。いくつかの態様では、UEは、第1の通信チャネルが利用可能になるのを待つのに費やされる時間量を制限するために、バックオフ・タイマーを使用しうる。例えば、UE610のメッセージ遅延コンポーネント616は、SCHが利用可能になるのを待つ間、UE610がデータの送信を遅延させることを許される最大時間量を示すバックオフ・タイマーを開始および停止するように構成されうる。
[0068]次に図8を見ると、UE610などの移動局(MS)とノードB620などの基地局との間の例示的な通信セッションを表すコール・フロー800が示されている。図8に示される例は、CDMA2000 1x通信システムにおける通信を示す。しかし、他の通信システムも使用されうる。802で示されているように、UE610は、スケジュールされたとおりにデータを送信するために通信チャネルにアクセスすることを決定しうる。例えば、M2Mデバイスはデータを周期的に送信するように構成されうる。804で示されているように、UE610は補助チャネル(SCH)アベイラビリティ情報メッセージを受信しうる。この例では、SCHアベイラビリティ情報メッセージは、SCHが利用可能でないことを示す、ゼロに設定されたSCHアベイラビリティビットを有する。いくつかの態様では、SCHアベイラビリティ情報メッセージは、周期的に送信される、UE610がそれをモニタするように構成された、専用のSCHアベイラビリティメッセージを備える。他の態様では、SCHアベイラビリティメッセージは、SCHアベイラビリティをシグナリングするための、新しいフィールドが追加または付加された、ジェネラル・ページ・メッセージ(GPM)を備えうる。
[0069]806で示されているように、SCHが利用可能でないと判定すると、UE610はバックオフを実行する。例えば、UE610は、スリープ状態に入り、送信を遅延させる許容される時間間隔を示すためにバックオフ・タイマーが開始される。808で示されているように、次のアウェイク期間中に、UE610は、別のSCHアベイラビリティ情報メッセージを受信しうる。この例では、SCHのアベイラビリティがここで1に設定されて、SCHが利用可能であることを示す。810で示されているように、UE610は、SCHアベイラビリティのナレッジを更新して、SCHにアクセスする。812で示されているように、UE610およびノードB620は、SCHでメッセージを交換する。
[0070]図9は、UE610などの移動局(MS)と、ノードB620などの基地局との間の別の例示的通信セッションを表す別のコール・フロー900を図示している。図9で示されている例は、CDMA2000 1x通信システムにおける通信を示す。ただし、他の通信システムも使用されうる。902で示されているように、UE610は、スケジュールされているとおりにデータを送信するために通信チャネルにアクセスすることを決定しうる。例えば、M2Mデバイスは、データを周期的に送信するように構成されうる。904で示されているように、UE610は、補助チャネル(SCH)アベイラビリティ情報メッセージを受信しうる。この例では、SCHアベイラビリティ情報メッセージは、SCHアベイラビリティビットがゼロに設定されて、SCHが利用できないことを示している。図8に関して前述したように、SCHアベイラビリティ情報メッセージは、周期的に送信される、UE610がそれをモニタするように構成された、専用のSCHアベイラビリティメッセージでありうる。他の態様では、SCHアベイラビリティメッセージは、SCHのアベイラビリティをシグナリングするため、新しいフィールドが追加または付加されたジェネラル・ページ・メッセージ(GPM)でありうる。
[0071]906で示されているように、SCHが利用可能でないと判定すると、UE610はバックオフを行う。再び、UE610は、スリープ状態に入り、送信を遅延させるための許容される時間間隔を示すためにバックオフ・タイマーが開始される。908で示されているように、UE610は、SCHアベイラビリティビットがゼロに設定された、別のSCHアベイラビリティ情報メッセージを受信する。次いで、UE610は、バックオフ・タイマーがまだ満了していないので、910で示されているように、別のバックオフを行い、スリープ状態に入る。次のアウェイク期間に入ると、912で示されているように、UE610は、さらに別のSCHアベイラビリティ情報メッセージを受信する。メッセージは、再び、SCHが利用可能でないことを示す。914で示されているように、バックオフ・タイマーは満了した。したがって、916で示されているように、UE610は最善の試行オプションでSCHにアクセスすることを決定しうる。すなわち、918で示された開始メッセージを送信する際、UE610は、SCHアベイラビリティ情報メッセージがSCHが利用可能でないことを示す場合でも、SCHを要求しうる。920で示されているように、ノードB620は、UE610がFCHを割り当てられていることを示すメッセージをUE610に送信する。
[0072]図10は、M2Mデータ送信などのデータ送信を最適化するための方法1000を図示するフローチャートである。いくつかの態様では、方法1000は、図6で図示されたノードB620などのノードBまたは基地局によって実施されうる。1002で示されているように、ノードBは、第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信しうる。いくつかの態様では、例えば、ノードB620の通信コンポーネント622は、周期的に送信される、MSがそれをモニタするように構成された、専用のSCHアベイラビリティメッセージを介してインジケータを送信しうる。他の態様では、例えば、ノードB620の通信コンポーネント622は、SCHのアベイラビリティをシグナリングするため、新しいフィールドが追加または付加されたジェネラル・ページ・メッセージ(GPM)を介してインジケータを送信しうる。
[0073]1004で示されているように、ノードBは、第1の通信チャネルにアクセスするための要求を受信しうる。いくつかの態様では、例えば、ノードB620の通信コンポーネント622は、UEからの開始メッセージでありうる、要求を受信する。1006で示されているように、ノードBは、要求元デバイスに関連付けられたクラス値に基づいて、第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定しうる。いくつかの態様では、例えば、ノードB620の通信コンポーネント622は、例えば、要求元デバイスに関連付けられたクラス値がアクセスを許可するためのしきい値を満たすかどうか評価することに基づいて、第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するアルゴリズムを実行しうる。
[0074]図11は、いくつかの態様による通信のための方法1100を示すフローチャートである。方法は、例えば、図6に示されたUE610などのUEまたは移動局によって実施されうる。1102で示されているように、UE610は、IDLEスリープ状態において開始し得、1104で示されているように、データを送信するために通信チャネルにアクセスすることを決定しうる。1106で示されているように、UE610は、SCHがデータを送信するために必要とされているかどうかを判定しうる。例えば、UE610は、送信されるべきデータのサイズに基づいてSCHが必要とされているかどうかを判定しうる。他の因子も考慮されうる。1108で示されているように、SCHが必要とされているとUE610が決定した場合、UE610はSCHアベイラビリティメッセージをモニタする。SCHアベイラビリティメッセージを受信すると、1110で示されているように、UE610は、SCHが利用可能であるかどうかを判定する。
[0075]SCHが利用可能ではない場合、1112で示されているように、UE610は、次のアウェイク期間までUE610がデータを保持できるかどうかを判定する。例えば、UE610は、データがスケジュールどおりに送信されなければならない時間的制約のあるデータかどうかを判定しうる。いくつかの態様では、UE610は、また、データを送信するのを待つことを許容された時間量を制限するバックオフ・タイマーが満了したかどうかを判定しうる。1114で示されているように、UE610がデータは待機が可能であると判定する場合、UE610は、スケジュールされた次のアウェイク期間までスリープ状態に入り、UE610は再びSCHアベイラビリティメッセージをモニタすることになる。UE610がデータは待機可能でないと判定する場合、UE610はSCH要求を含む開始メッセージ(origination message)を送信しうる。UE610がステップ1106でSCHが必要とされていないと判定した場合、1118で示されているように、UE610は、FCH要求を含む開始メッセージを送信しうる。開始メッセージを送信した後、1120で示されているように、UE610はトラフィック状態に入る。
[0076]一使用事例では、例えば、データ送信を最適化するためのシステムおよび方法は、データを送信するために、開始メッセージにおいて補助チャネル(SCH)へのアクセスを要求しうるマシンツーマシン(M2M)デバイスを含みうる。しかし、補助チャネルは、通常はデータを送信するための基本チャネルよりも高いデータ・レートを有しており、利用不可能な場合がある。通常のM2Mデバイスは、SCHよりもFCHでは同じ量のデータを送信するのにより多くの時間を費やす場合があり、その結果、より長い時間期間にわたってモデムをオンにしておくことによって、デバイスにより多くの電力を使用させる。したがって、本態様によれば、M2Mデバイスは、電力を節約するためにSCHアベイラビリティについて通知されうる。M2Mデバイスが送信すべきデータを有する時にSCHが利用可能でない場合、M2Mデバイスはスリープ・モードに入り、スケジュールされた次のアウェイク期間中に再びアベイラビリティをチェックしうる。M2Mデバイスは、設定可能なバックオフ期間の間、このスリープおよびチェック・サイクルを繰り返すことができる。バックオフ期間とは、SCHが利用可能になるのをデバイスが待つことが許される時間期間またはサイクル数を示し得る。バックオフ期間が満了してもまだSCHが利用可能ではない場合、M2Mデバイスは、当該送信がFCHの使用を要求する場合でも、その時点でデータを送信しうる。
[0077]遠隔通信システムのいくつかの態様について、CDMA2000 1xシステムを参照して提示した。当業者ならば容易に理解されるように、この開示全体を通して記述された種々の態様は、他の遠隔通信システム、ネットワーク・アーキテクチャ、および通信規格に拡張されることができる。
[0078]一例として、種々の態様は、W−CDMA、TD−SCDMA、高速ダウンリンク・パケット・アクセス(HSDPA)、高速アップリンク・パケット・アクセス(HSUPA)、高速パケット・アクセス・プラス(HSPA+)、およびTD−CDMAなどの他のUMTSシステムに拡張されうる。種々の態様はさらに、ロング・ターム・エボリューション(LTE)(FDD、TDD、または両方のモードで)、LTEアドバンスト(LTE−A)(FDD、TDD、または両方のモードで)、CDMA2000、エボリューション−データ最適化(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、超広帯域ワイヤレス(UWB)、ブルートゥース、および/または他の適したシステムを採用するシステムにも拡張されうる。採用される実際の遠隔通信規格、ネットワーク・アーキテクチャ、および/または通信規格は、特定の用途およびシステムに課される全体の設計制約により異なる。
[0079]開示の種々の態様により、要素、または要素のいずれかの部分、あるいは要素の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」とともに実装されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラム可能論理回路(PLD)、状態マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、および本開示全体で記述された種々の機能を行うように構成された他の適したハードウェアを含んでいる。処理システムの1つまたは複数のプロセッサがソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他として呼ばれているかどうかに関係なく、命令、命令セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、ソフトウェア・パッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレット、プロシージャ、ファンクションなどを意味するために広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体に存在しうる。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体としうる。非一時的コンピュータ可読媒体は、例示的な方法で、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、マグネット・ストライプ)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマート・カード、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスター、リムーバブル・ディスク、ならびにコンピュータからアクセスおよび読み取りされうるソフトウェアおよび/または命令を保存するための他のいずれかの適した媒体を含んでいる。コンピュータ可読媒体はさらに、例示的な方法で、搬送波、伝送回線、およびコンピュータからアクセスおよび読み取りされうるソフトウェアおよび/または命令を送信するための他のいずれかの適した媒体も含みうる。コンピュータ可読媒体は、処理システムに存在したり、処理システムの外部にあったり、または処理システムを含む複数のエンティティ全体に分散されうる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ・プログラム製品に組み込みうる。例示的な方法で、コンピュータ・プログラム製品は、包装材料のコンピュータ可読媒体を含みうる。当業者ならば、特定の用途およびシステムに課される全体の設計制約に応じて、本開示全体で提示され、記述された機能を実装するための最善の方法を認識されるであろう。
[0080]開示された方法における諸ステップの具体的な順序または階層は、例示的プロセスを示したものであることを理解されたい。設計の選択に基づいて、方法のステップの特定の順序または階層は再配列されうることを理解されたい。方法に関する請求項は、サンプルとしての順序で様々なステップの要素を提示しており、特に言及していない限り、提示された順序または階層に限定することを意味するものではない。
[0081]以上の説明は、当業者が本明細書に記載された様々な態様を実施できるように提示したものである。これらの態様に対する様々な変更が、当業者には容易に明らかであり、そして、本明細書で定義された一般原理は他の態様にも適用されうる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示された態様だけに限定することを意図したものではく、特許請求の範囲の文言と矛盾しないすべての範囲が認められるべきであり、単数形での要素への言及は、特に指定のない限り、「1つかつ唯一」ではなく、「1つまたは複数」を意味することが意図されている。特に指定のない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。項目のリストの「のうちの少なくとも1つ」に言及する表現は、単一の要素を含む、当該項目のいずれかの組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、cとa、bとa、cとb、cとaとbとcに及ぶことが意図されている。当業者に知られている、または後で知られるようになる本開示全体で記述された種々の態様の要素のすべての構造的または機能的等価物は、参照によって本明細書に明確に引用したものとし、特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。さらに、本明細書で開示した事項のいずれも、そのような開示が特許請求の範囲に明記されたかどうかに関わらず、公衆に開放することを意図したものではない。どの請求項の要素も、要素が「のための手段(means for)」というフレーズを使用して明記されていない限り、または方法クレームの場合には要素が「のためのステップ(step for)」というフレーズを使用して記載されていない限り、米国特許法35U.S.C.§112の第6パラグラフの下で解釈されるべきではない。
以下に、本願の出願当初請求項に記載された発明を付記する。
[C1]
データ送信を最適化するための方法であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、受信することと、
前記インジケータに基づいて前記第1の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記第1の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、を備え、
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することが、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、方法。
[C2]
前記第1の通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおける補助チャネルであり、前記第2の通信チャネルは、基本チャネルである、上記C1に記載の方法。
[C3]
前記第1の通信チャネルは前記第2の通信チャネルよりも多くの電力を必要とする、上記C1に記載の方法。
[C4]
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまでデータ送信を遅延させることをさらに含む、上記C1に記載の方法。
[C5]
前記バックオフ・タイマーが満了し、前記第1の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記第2の通信チャネルを介して前記データを送信することをさらに備える、上記C1に記載の方法。
[C6]
前記インジケータは前記第2の通信チャネルを介して受信される、上記C1に記載の方法。
[C7]
前記インジケータは、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージにおいて周期的に受信される、上記C1に記載の方法。
[C8]
前記インジケータは、ジェネラル・ページ・メッセージに付加されたフィールドにおいて周期的に受信される、上記C1に記載の方法。
[C9]
前記第1の通信チャネルを使用してデータを送信することが、前記第2の通信チャネルを使用してデータを送信することよりも望ましい、上記C1に記載の方法。
[C10]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データを送信することを求める第1のマシンと、前記第1のマシンに関連付けられたサーバーとの間でネゴシエートされる、上記C1に記載の方法。
[C11]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、上記C1に記載の方法。
[C12]
アベイラビリティについての前記第1の通信チャネルの継続的なモニタリング、およびバックオフ期間についてデータの送信を遅延させることに関連した第1の電力値を計算することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定したときの前記第2の通信チャネルを介しての前記データの送信に関連した第2の電力値を計算することと、
電力トレードオフの前記量を決定するために、前記第1の電力値と前記第2の電力を比較することと、
をさらに備える、上記C11に記載の方法。
[C13]
データ送信を最適化するための装置であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信する手段であって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、受信する手段と、
前記インジケータに基づいて前記第1の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定するための手段と、
前記第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記第1の通信チャネルを介して前記データを送信するための手段と、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定するための手段と、を備え、
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することが、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、装置。
[C14]
前記第1の通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおける補助チャネルであり、前記第2の通信チャネルは、基本チャネルである、上記C13に記載の装置。
[C15]
前記インジケータは、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージにおいて周期的に受信される、上記C13に記載の装置。
[C16]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、上記C13に記載の装置。
[C17]
データ送信を最適化するための装置であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、受信することと、
前記インジケータに基づいて前記第1の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記第1の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することが、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われ、
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することが、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、装置。
[C18]
前記第1の通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおける補助チャネルであり、前記第2の通信チャネルは、基本チャネルである、上記C17に記載の装置。
[C19]
前記第1の通信チャネルは前記第2の通信チャネルよりも多くの電力を必要とする、上記C17に記載の装置。
[C20]
スリープ状態に入るように構成された、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定する前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまでデータ送信を遅延させるように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに含む、上記C17に記載の装置。
[C21]
前記バックオフ・タイマーが満了し、前記第1の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記第2の通信チャネルを介して前記データを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、上記C17に記載の装置。
[C22]
前記インジケータは前記第2の通信チャネルを介して受信される、上記C17に記載の装置。
[C23]
前記インジケータは前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージにおいて周期的に受信される、上記C17に記載の装置。
[C24]
前記インジケータはジェネラル・ページ・メッセージに付加されたフィールドにおいて周期的に受信される、上記C17に記載の装置。
[C25]
前記第1の通信チャネルを使用してデータを送信することが、前記第2の通信チャネルを使用してデータを送信することよりも望ましい、上記C17に記載の装置。
[C26]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データを送信することを求める第1のマシンと、前記第1のマシンに関連付けられたサーバーとの間でネゴシエートされる、上記C17に記載の装置。
[C27]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、上記C17に記載の装置。
[C28]
アベイラビリティについての前記第1の通信チャネルの継続的なモニタリング、およびバックオフ期間についてデータの送信を遅延させることに関連した第1の電力値を計算することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定したときの前記第2の通信チャネルを介しての前記データの送信に関連した第2の電力値を計算することと、
電力トレードオフの前記量を決定するために、前記第1の電力値と前記第2の電力を比較することと、を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、上記C17に記載の装置。
[C29]
データ送信を最適化するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを受信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、受信することと、
前記インジケータに基づいて前記第1の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記第1の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
前記第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、
のためのコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体を備え、
スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することが、前記第1の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、コンピュータ・プログラム製品。
[C30]
前記第1の通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおける補助チャネルであり、前記第2の通信チャネルは、基本チャネルである、上記C29に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C31]
前記インジケータは、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージにおいて周期的に受信される、上記C37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C32]
前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、上記C29に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C33]
データ送信を最適化するための方法であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、周期的に送信することと、
前記第1の通信チャネルへのアクセスに関する要求を受信することと、
前記要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて、前記第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定することと、
を備える方法。
[C34]
前記インジケータを周期的に送信することが、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージを生成し、送信することを含む、上記C33に記載の方法。
[C35]
前記インジケータを周期的に送信することが、既存のメッセージにフィールドを付加することを含み、前記フィールドは前記第1の通信チャネルのアベイラビリティを示す、上記C33に記載の方法。
[C36]
データ送信を最適化するための装置であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信するための手段であって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、周期的に送信するための手段と、
前記第1の通信チャネルへのアクセスに関する要求を受信するための手段と、
前記要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて、前記第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定するための手段と、を備える装置。
[C37]
前記インジケータを周期的に送信するための前記手段が、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージを生成および送信するための手段を含む、上記C36に記載の装置。
[C38]
前記インジケータを周期的に送信するための前記手段が、既存のメッセージにフィールドを付加するための手段を含み、前記フィールドは前記第1の通信チャネルのアベイラビリティを示す、上記C36に記載の方法。
[C39]
データ送信を最適化するための装置であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、周期的に送信することと、
前記第1の通信チャネルへのアクセスに関する要求を受信することと、
前記要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて、前記第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定することと、
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を備える装置。
[C40]
前記インジケータを周期的に送信するように構成された前記プロセッサは、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージの生成および送信を行うように構成されたプロセッサを含む、上記C39に記載の装置。
[C41]
前記インジケータを周期的に送信するように構成されたプロセッサが、既存のメッセージにフィールドを付加するように構成されたプロセッサを含み、前記フィールドは前記第1の通信チャネルのアベイラビリティを示す、上記C39に記載の方法。
[C42]
データ送信を最適化するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第1の通信チャネルのアベイラビリティを示すインジケータを周期的に送信することであって、前記第1の通信チャネルは第2の通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、周期的に送信することと、
前記第1の通信チャネルへのアクセスに関する要求を受信することと、
前記要求を送信したデバイスに関連付けられたクラス値に基づいて、前記第1の通信チャネルへのアクセスを許可すべきかどうかを判定することと、のためのコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C43]
前記インジケータを周期的に送信するための前記コードは、前記第1の通信チャネルに関連付けられたチャネルアベイラビリティメッセージを生成および送信するためのコードを含む、上記C42に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C44]
前記インジケータを周期的に送信するための前記コードは、既存のメッセージにフィールドを付加するためのコードを含み、前記フィールドは前記第1の通信チャネルのアベイラビリティを示す、上記C42に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (32)

  1. データ送信を最適化するための方法であって、
    UEにおいて、ネットワークノードからメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージは、補助の第1の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを示すインジケータを備え、前記補助の第1の通信チャネルは、アップリンクデータを送信するために利用可能な通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、
    ネットワークからの前記メッセージにおける前記インジケータに基づいて前記補助の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記通信チャネルの代わりに前記補助の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、少なくとも部分的に、前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータを周期的にモニタすることによって、後続のアウェイク期間中にデータを送信するために前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、を備え、
    スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、方法。
  2. 前記補助のチャネルおよび前記通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおけるチャネルである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記補助の第1の通信チャネルは前記通信チャネルよりも多くの電力を必要とする、請求項1に記載の方法。
  4. スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記補助の第1の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまでデータ送信を遅延させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記バックオフ・タイマーが満了し、前記補助の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記通信チャネルを介して前記データを送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは前記通信チャネルを介して受信される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは、前記補助の通信チャネルに関連付けられた、周期的に受信されたチャネルアベイラビリティメッセージを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは、ジェネラル・ページ・メッセージに付加されたフィールドにおいて周期的に受信される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データを送信することを求める第1のマシンと、前記第1のマシンに関連付けられたサーバーとの間でネゴシエートされる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、請求項1に記載の方法。
  11. アベイラビリティについての前記補助の第1の通信チャネルの継続的なモニタリング、およびバックオフ期間について前記データの送信を遅延させることに関連した第1の電力値を計算することと、
    前記補助の第1の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、前記通信チャネルを介しての前記データの送信に関連した第2の電力値を計算することと、
    電力トレードオフの前記量を決定するために、前記第1の電力値と前記第2の電力を比較することと、
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. データ送信を最適化するための装置であって、
    UEにおいて、ネットワークノードからメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記メッセージは、補助の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを示すインジケータを備え、前記補助の通信チャネルは、アップリンクデータを送信するために利用可能な通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、
    前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータに基づいて前記補助の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定するための手段と、
    前記補助の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記通信チャネルの代わりに前記補助の通信チャネルを介して前記データを送信するための手段と、
    前記補助の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、少なくとも部分的に、前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータを周期的にモニタすることによって、後続のアウェイク期間中にデータを送信するために前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定するための手段と、を備え、
    スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、装置。
  13. 前記補助のチャネルおよび前記通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおけるチャネルである、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは、前記補助の通信チャネルに関連付けられた、周期的に受信されたチャネルアベイラビリティメッセージを含む、請求項12に記載の装置。
  15. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、請求項12に記載の装置。
  16. データ送信を最適化するための装置であって、
    UEにおいて、ネットワークノードからメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージは、補助の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを示すインジケータを備え、前記補助の通信チャネルは、アップリンクデータを送信するために利用可能な通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、
    前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータに基づいて前記補助の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記通信チャネルの代わりに前記補助の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、少なくとも部分的に、前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータを周期的にモニタすることによって、後続のアウェイク期間中にデータを送信するために前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、
    スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える、装置。
  17. 前記補助のチャネルおよび前記通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおけるチャネルである、請求項16に記載の装置。
  18. 前記補助の通信チャネルは前記通信チャネルよりも多くの電力を必要とする、請求項16に記載の装置。
  19. スリープ状態に入るように構成された、後続のアウェイク期間中に前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定する前記少なくとも1つのプロセッサは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまでデータ送信を遅延させるように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに含む、請求項16に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記バックオフ・タイマーが満了し、前記補助の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記通信チャネルを介して前記データを送信するようにさらに構成される、請求項16に記載の装置。
  21. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは前記通信チャネルを介して受信される、請求項16に記載の装置。
  22. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは前記補助の通信チャネルに関連付けられた、周期的に受信されたチャネルアベイラビリティメッセージを含む、請求項16に記載の装置。
  23. 前記ネットワークノードからの前記メッセージはジェネラル・ページ・メッセージに付加されたフィールドにおいて周期的に受信される、請求項16に記載の装置。
  24. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データを送信することを求める第1のマシンと、前記第1のマシンに関連付けられたサーバーとの間でネゴシエートされる、請求項16に記載の装置。
  25. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、請求項16に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    アベイラビリティについての前記補助の通信チャネルの継続的なモニタリング、およびバックオフ期間についてデータの送信を遅延させることに関連した第1の電力値を計算することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、前記通信チャネルを介しての前記データの送信に関連した第2の電力値を計算することと、
    電力トレードオフの量を決定するために、前記第1の電力値と前記第2の電力を比較することと、
    を行うようにさらに構成される、請求項16に記載の装置。
  27. UEにおいて、ネットワークノードからメッセージを受信することと、ここにおいて、前記メッセージは、補助の通信チャネルがデータを送信するために利用可能であるかどうかを示すインジケータを備え、前記補助の通信チャネルは、アップリンクデータを送信するために利用可能な通信チャネルよりも高いデータ・レートを有する、
    前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータに基づいて前記補助の通信チャネルがデータの送信に利用可能であるかどうかを判定することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能であると判定すると、前記通信チャネルの代わりに前記補助の通信チャネルを介して前記データを送信することと、
    前記補助の通信チャネルが利用可能でないと判定すると、スリープ状態に入り、少なくとも部分的に、前記ネットワークノードからの前記メッセージにおける前記インジケータを周期的にモニタすることによって、後続のアウェイク期間中にデータを送信するために前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することと、
    のためのコードを備え、
    スリープ状態に入り、後続のアウェイク期間中に前記補助の通信チャネルが利用可能になったかどうかを判定することは、前記補助の通信チャネルが利用可能になるまで、またはバックオフ・タイマーの満了まで行われる、コンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記補助のチャネルおよび前記通信チャネルは、CDMA2000 1x通信システムにおけるチャネルである、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  29. 前記ネットワークノードからの前記メッセージは、前記補助の通信チャネルに関連付けられた、周期的に受信されたチャネルアベイラビリティメッセージを含む、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  30. 前記バックオフ・タイマーの値が、前記データの前記送信を遅延させることに関連した電力トレードオフの量の関数である、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  31. 前記バックオフ・タイマーが満了し、前記補助の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記通信チャネルを介して前記データを送信するための手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  32. 記バックオフ・タイマーが満了し、前記補助の通信チャネルが利用可能になっていないことを判定すると、前記通信チャネルを介して前記データを送信するためのコードをさらに備える、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体
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