JP5699619B2 - キャッシュ装置、データ管理方法、プログラム、及びキャッシュシステム - Google Patents

キャッシュ装置、データ管理方法、プログラム、及びキャッシュシステム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置、データ管理方法、プログラム、及びキャッシュシステムに関する。
コンピュータの普及や各種情報のデジタル化に伴い、ユーザが蓄積するデジタルデータの総量及び価値は共に増大してきている。近年、その膨大且つ重要なデータをバックアップとして保管し、また複数の端末から利用するために、ユーザ端末とネットワークを介して接続されるストレージ装置にデータを格納するオンラインストレージサービスが広まっている。
しかしながら、ユーザ端末からの全てのデータ送信要求に対してストレージ装置が応答すると、データのやり取りが全てネットワークを経由することになる。これにより、ネットワークの負荷が増大するとともに、各アクセスの応答遅延が増大してユーザの体感品質が著しく損なわれる惧れがある。
これに対し、ユーザ端末が要求するデータの一部を格納するキャッシュ装置を、直接または小規模なネットワークを介してユーザ端末に接続し、このキャッシュ装置に一時的にデータを蓄積することでネットワーク負荷を削減しユーザの体感品質を向上させる解決策が講じられてきた。
ユーザ端末がデータを受信する際にキャッシュ装置がデータを蓄積する方法としてはキャッシュ方式が存在し、例えば特許文献1に示されるような方法でユーザが要求する可能性の高いデータがキャッシュ装置に蓄積される。特許文献1によれば、ユーザ端末のアクセスログを解析してどのデータにアクセスが集中するかの傾向を求め、アクセスが集中するデータがキャッシュ装置に蓄積されるようにデータの入れ替えを行う。これによって、ユーザ端末からのデータ送信要求の多くに対してキャッシュ装置が応答することができるため、ネットワークの負荷を削減することができる。
特許文献1に記載の方法は、複数のユーザが映像を視聴するサービスにおいて多くのユーザに視聴され得る(人気の高い)コンテンツを中継サーバに格納するものであるが、単一のユーザが高い頻度で繰り返し使い得るデータをキャッシュ装置に格納する方法に流用することもできる。
また、ユーザが作成・編集したデータを送信する際にキャッシュ装置がデータを蓄積する方法としては、バッファ方式やバッチ処理が存在し、例えば特許文献2に示されるような方法でデータが蓄積された後に送信される。特許文献2によれば、送信するデータを中継する送信バッファ部に十分なデータが蓄えられてから当該データを送信するように、蓄積されたデータ量を監視する手段を備える。これによって少量のデータの送信により発生するオーバヘッドや無駄な再送信の発生を抑えることができ、効率的なデータ送信ができる。
また、特許文献3には、キャッシュ装置を用いてユーザ端末からストレージ装置へのデータ書き込み処理の高速化、及びユーザ端末がストレージ装置に書き込んだデータを読み出す処理の高速化を図る方法が開示されている。
特開2004−005309号公報 特開2006−060631号公報 特開2003−345709号公報
特許文献3のように、ユーザ端末からのデータ受信要求によるネットワークの負荷を削減とユーザ端末からのデータ送信の効率化との両方を目的とする場合、キャッシュ装置は、ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及びストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータの両方を記憶部に格納することとなる。
しかしながら、特許文献3に記載の方法を用いる場合において、記憶部に十分な容量が確保できないため、記憶部にバッファデータを書き込むことができないとき、キャッシュ装置は、バッファデータを記憶部に記録せず、そのままストレージ装置に転送する。そのため、キャッシュ装置が記憶するキャッシュデータのデータ量が多く、バッファデータを記憶することができなくなった場合、ユーザ端末からのアップデートの高速化を図ることができなくなってしまうという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置であって、前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段と、前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段と、前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段と、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段と、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置を用いたデータ管理方法であって、データ記録手段は、前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録し、バッファ送信手段は、前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信し、バッファ削除手段は、前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除し、削除キャッシュ決定手段は、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定し、キャッシュ削除手段は、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置を、前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段、前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段、前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段として機能させるためのプログラムである。
また、本発明は、データを格納するストレージ装置と、前記ストレージ装置からデータを読み出し、また前記ストレージ装置にデータを書き込むユーザ端末と、前記ユーザ端末と前記ストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置とを備えるキャッシュシステムであって、前記キャッシュ装置は、前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段と、前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段と、前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段と、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段と、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、キャッシュ装置は、記憶部に記録するデータのデータ量と、記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と、記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、キャッシュデータを削除する。つまり、記憶部が記憶するデータ量が多く、十分な容量が確保できない場合、キャッシュ装置は、記憶部が記憶するキャッシュデータを削除する。これにより、キャッシュ装置は、バッファデータを書き込むことができるようになるため、ユーザ端末からのアップデートの高速化を図ることができるようになる。
本発明を実施するための第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 ユーザがデータを使用・閲覧する際にユーザ端末がデータを受信する動作を示すフローチャートである。 データ量調整処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザが作成・更新したデータを送信する際に、ユーザ端末がキャッシュ装置にデータを送信する動作を示すフローチャートである。 キャッシュ装置がユーザが作成・更新したデータをストレージ装置に送信する動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明を実施するための第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるキャッシュシステムは、ユーザ端末1、キャッシュ装置2、ストレージ装置3を備える。
ユーザ端末1は、例えばPC(Personal Computer)などのように、データを使用・閲覧・作成・更新するためにユーザによって操作される装置である。
キャッシュ装置2は、ネットワーク4を介してユーザ端末1に接続され、ストレージ装置3が記憶するデータをキャッシュしてユーザ端末1に送信し、またユーザ端末1において作成・更新されたデータを一時的にバッファしてオンラインストレージ装置33へ一括して送信する。
ストレージ装置3は、ネットワーク5を介してキャッシュ装置2に接続され、ユーザのデータの一部または全部を格納する。
なお、ネットワーク4は、例えば建物内のLAN(Local Area Network)や建物−基地局間のアクセスネットワークなどのようにユーザ近傍の狭い範囲を繋ぐネットワークである。また、ネットワーク5は、例えばインターネットやNGN(Next Generation Network)などのように広域に展開するネットワークである。
図1に示すように、ユーザ端末1は、データ処理部11を備える。データ処理部11は、ユーザからのデータの使用・閲覧・作成・更新といった操作を受け付け、当該データを一時的に記憶し、データの表示や作成・更新を行う。
具体的には、データ処理部11は、ユーザからのデータの使用・閲覧の要求があった際に、キャッシュ装置2に当該データの送信を要求する。また、データ処理部11は、キャッシュ装置2からデータを受信すると、当該データを内部メモリに一時的に格納してユーザに表示する。また、データ処理部11は、ユーザからのデータ作成・更新の操作を受けた際に、データを作成・更新して内部メモリに格納する。そして、ユーザが作成・更新しているデータの保存処理や作成・更新に用いているアプリケーションの終了処理を行った際に、データを内部メモリから読み出してデータキャッシュ装置2へ送信する。
なお、データ処理部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。
また、図1に示すように、キャッシュ装置2は、蓄積データ管理部21(データ記録手段、バッファ送信手段、バッファ削除手段、キャッシュ削除手段)、アップロード制御部22(送信判定手段、送信バッファ決定手段、送信速度決定手段)、削除キャッシュ決定部23(削除キャッシュ決定手段)、ネットワーク状態監視部24、データ記憶部25(記憶部)、アクセス履歴記憶部26を備える。
蓄積データ管理部21は、ユーザ端末1からデータの送信要求を受け付け、該当するデータをデータ記憶部25またはストレージ装置3から取得して、ユーザ端末1に送信する。このとき、蓄積データ管理部21は、必要に応じてデータをデータ記憶部25にキャッシュデータとして記録する。また、蓄積データ管理部21は、ユーザ端末1からデータを受信し、当該データをデータ記憶部25にバッファデータとして格納し、ストレージ装置3へ送信する。また、蓄積データ管理部21は、データ記憶部25の記憶容量が不足した際に、削除キャッシュ決定部23が決定したキャッシュデータをデータ記憶部25から削除する。なお、蓄積データ管理部21は、これらの動作を実行した際に、その時刻、対象データのメタ情報、及び動作の内容をログとしてアクセス履歴記憶部26に記録する。
アップロード制御部22は、データ記憶部25が記憶するバッファデータのデータ量(以下、送信バッファ量と記載する)、利用回数、最終アクセスからの経過時間、及びオンラインストレージ装置33の負荷、ネットワーク5の負荷などの情報を計測・収集し、これらの情報に基づいてバッファデータをストレージ装置3にアップロードするか否かを判定する。また、アップロード制御部22は、アップロードすると判定した場合、アップロードする際の送信速度を決定する。
削除キャッシュ決定部23は、データ記憶部25が記憶するキャッシュデータのサイズ、キャッシュデータの利用頻度、及びネットワーク5の遅延時間や帯域などの情報を計測・収集する。なお、キャッシュデータが動画である場合、削除キャッシュ決定部23は、当該キャッシュデータの必要ビットレートの情報をあわせて収集しておく。そして、削除キャッシュ決定部23は、これらの情報に基づいてデータ記憶部25が記憶するバッファデータのデータ量及びキャッシュデータのデータ量が所定の閾値以上となる場合に、どのキャッシュデータを削除するかを決定する。
ネットワーク状態監視部24は、ネットワーク5の遅延時間、帯域、及び他の通信トラヒックの負荷等、ネットワーク5の情報を計測・収集する。
データ記憶部25は、ユーザが使用・閲覧するために受信したデータをキャッシュデータとして記憶し、ストレージ装置3へ送信するためにユーザが作成・更新したデータを、バッファデータとして記憶する。
アクセス履歴記憶部26は、ユーザが操作を行った時刻、操作対象のデータのメタ情報、及び操作の内容などをログとして記憶する。
また、図1に示すように、ストレージ装置3は、データ送受信部31、記憶部32を備える。
データ送受信部31は、キャッシュ装置2からデータの送信要求を受け付け、該当するデータを記憶部32から読み出し、キャッシュ装置2に送信する。また、データ送受信部31は、キャッシュ装置2からデータのアップロードの通知を受け付け、ストレージ装置3の負荷及び最後にキャッシュ装置2からデータのアップロードがあった時刻からの経過時間(以下、アップロード待機時間と記載する)などに基づいて、アップロードを受け付けるか否かを判定してキャッシュ装置2に通知する。また、データ送受信部31は、キャッシュ装置2からデータを受信し、当該データを記憶部32に記録する。
記憶部32は、ユーザが所有するデータの一部または全部を記憶する。
次に、本実施形態によるキャッシュシステムの動作を説明する。
まず、ユーザがデータを使用・閲覧する際にユーザ端末1がデータを受信する動作について説明する。
図2は、ユーザがデータを使用・閲覧する際にユーザ端末1がデータを受信する動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザがユーザ端末1に対してデータの使用・閲覧の要求を入力すると、ユーザ端末1のデータ処理部11は、キャッシュ装置2にデータの送信要求を送信する(ステップS10)。ユーザ端末1がデータの送信要求を送信すると、キャッシュ装置2の蓄積データ管理部21は、データの送信要求を受信し、データ記憶部25に該当するデータが存在するか否かを確認する(ステップS11)。蓄積データ管理部21は、データ記憶部25に該当するデータが存在すると判定した場合(ステップS11:YES)、データ記憶部25から該当するデータを取得する(ステップS12)。
他方、蓄積データ管理部21は、データ記憶部25に該当するデータが存在しないと判定した場合(ステップS11:NO)、ストレージ装置3にデータの送信要求を送信する(ステップS13)。キャッシュ装置2がデータの送信要求を送信すると、ストレージ装置3のデータ送受信部31は、データの送信要求を受信し、送信要求が示すデータを記憶部32から取得してキャッシュ装置2に送信する(ステップS14)。
ストレージ装置3がデータを送信すると、キャッシュ装置2の蓄積データ管理部21は、当該データを受信し、当該データをデータ記憶部25にキャッシュデータとして記録するか否かを判定する(ステップS15)。なお、キャッシュデータを格納するか否かの判定方法としては、全て格納と判定する方法、所定の確率でランダムに格納する方法、ファイルタイプによって格納するか否か判定する方法、ファイルタイプによって個別に設定された確率でランダムに格納するか否かを判定する方法などを用いることができる。
蓄積データ管理部21が、データをキャッシュデータとして記録すると判定した場合(ステップS15:YES)、キャッシュ装置2は、データ量調整処理を実行する(ステップS16)。データ量調整処理とは、データ記憶部25が記憶するデータ量が過多とならないよう、データ量を調整する処理のことである。
ここで、データ量調整処理について説明する。
図3は、データ量調整処理の手順を示すフローチャートである。
まず、キャッシュ装置2の蓄積データ管理部21は、データ記憶部25に記録しようとするデータのデータ量と、データ記憶部25が記憶するキャッシュデータのデータ量と、データ記憶部25が記憶するバッファデータのデータ量とを加算した値が、所定の閾値(例えば、データ記憶部25の最大記憶容量)を超えるか否かを判定する(ステップS100)。
蓄積データ管理部21は、データ記憶部25に記録しようとするデータとデータ記憶部25が記憶するデータのデータ量の総和が所定の閾値以上であると判定した場合(ステップS100:YES)、削除キャッシュ決定部23は、ネットワーク状態監視部24からネットワーク5の通信遅延時間(Round Trip Time)と帯域を取得する(ステップS101)。また、削除キャッシュ決定部23は、データ記憶部25が記憶するキャッシュデータそれぞれのサイズを取得し、アクセス履歴記憶部26から各キャッシュデータの利用頻度を取得する(ステップS102)。
そして、削除キャッシュ決定部23は、ステップS102、S103で取得した情報に基づいて、削除するキャッシュデータを決定して蓄積データ管理部21に通知する(ステップS103)。なお、削除するキャッシュデータを決定する方法としては、様々な方法を挙げることができるが、例えば各キャッシュデータの推定レスポンスタイムReを、以下に示す式(1)を用いて算出し、各キャッシュデータのうち式(2)が示す値が最も低いものを削除対象に決定する方法を用いる。
Re=RTT+S/BW ・・・(1)
F×Re/Rr ・・・(2)
但し、RTTは、ネットワーク5における通信遅延時間を示す。また、BWはネットワーク5の帯域を示す。また、Sは、キャッシュデータのサイズを示す。また、Fはキャッシュデータの利用頻度を示す。また、Rrは予め設定されたファイルタイプごとに求められるレスポンスタイムを示す。
なお、削除するキャッシュデータを決定する方法は上記決定方法に限られず、例えば、Re≦Rrとなるキャッシュデータのうち利用頻度Fが最も低いものを削除対象に決定する方法を用いても良い。
また、キャッシュデータが動画である場合、必要ビットレートをBRとしてBW≧BRとなるキャッシュデータのうち利用頻度Fが最も低いものを削除対象に決定する方法を用いても良い。なお、BW≧BRとなるキャッシュデータがない場合、BW<BRとなるキャッシュデータの利用頻度Fに1以上の値である所定の倍率Xを乗算し(キャッシュデータが動画でない場合は、倍率の乗算は行わない)、その値が最も低いキャッシュデータを削除対象に決定する。なお、所定の倍率Xは、固定値であっても良いし、BRの大きさに応じて変化する値であっても良い。所定の倍率XをBRの大きさに応じて変化させる場合、BRが大きいほど倍率Xが大きくなるようにすることが好ましい。
削除キャッシュ決定部23がステップS103で削除対象のキャッシュデータを決定すると、蓄積データ管理部21は、削除対象のキャッシュデータをデータ記憶部25から削除する(ステップS104)。なお、削除対象のキャッシュデータが動画である場合、蓄積データ管理部21は、キャッシュデータの全てを削除する代わりに、ストリーミング再生においてバースト的に必要となる先頭部分のキャッシュデータを残し、残りの部分のみを削除するようにしても良い。キャッシュデータを削除すると、ステップS100に戻り、データ記憶部25に記録しようとするデータとデータ記憶部25が記憶するデータのデータ量の総和が所定の閾値を超えるか否かの判定を行う。
ステップS100において、蓄積データ管理部21が、データ記憶部25に記録しようとするデータとデータ記憶部25が記憶するデータのデータ量の総和が所定の閾値未満であると判定した場合(ステップS100:NO)、データ量の調整が不要であると判定し、データ量調整処理を終了する。
キャッシュ装置2がデータ量調整処理を実行すると、蓄積データ管理部21は、ストレージ装置3から受信したデータをキャッシュデータとしてデータ記憶部25に記録する(ステップS17)。
蓄積データ管理部21は、ステップS12でデータ記憶部25からデータを読み出した場合、ステップS15でデータをキャッシュデータとして記録しないと判定した場合(ステップS15:NO)、またはステップS17でデータをデータ記憶部25に記録した場合、ユーザ端末1から受信した送信要求が示すデータを、ユーザ端末1に送信する(ステップS18)。キャッシュ装置2がデータをユーザ端末1に送信すると、ユーザ端末1のデータ処理部11は、当該データを受信してユーザに提示する(ステップS19)。
次に、ユーザが作成・更新したデータを送信する際に、ユーザ端末1がキャッシュ装置2にデータを送信する動作について説明する。
図4は、ユーザが作成・更新したデータを送信する際に、ユーザ端末1がキャッシュ装置2にデータを送信する動作を示すフローチャートである。
ユーザ端末1のデータ処理部11は、ユーザからのデータ作成・更新の操作を受けた際に、当該データを作成・更新して内部メモリに記録する。そして、ユーザが当該データの保存処理や作成・更新に用いているアプリケーションの終了処理を行った際に、当該データを内部メモリから読み出してキャッシュ装置2に送信する(ステップS20)。
キャッシュ装置2の蓄積データ管理部21は、データ記憶部25がユーザ端末1から受信したデータの更新前のデータをデータ記憶部25にバッファデータとして記憶しているか否かを判定する(ステップS21)。更新前のデータがバッファデータとして記憶されているかの判定は、例えば、更新対象のデータのパス情報と同じパス情報を示すバッファデータが存在するか否かによって判定すると良い。蓄積データ管理部21は、更新前のデータを記憶していると判定した場合(ステップS21:YES)、当該バッファデータを削除する(ステップS22)。
データ記憶部25が更新前のデータを記憶していない場合(ステップS21:NO)、またはステップS22でバッファデータを削除した場合、キャッシュ装置2は、上述したデータ量調整処理を実行する(ステップS22)。キャッシュ装置2がデータ量調整処理を実行すると、蓄積データ管理部21は、ユーザ端末1から受信したデータをバッファデータとしてデータ記憶部25に記録する(ステップS23)。
次に、キャッシュ装置2がユーザが作成・更新したデータをストレージ装置3に送信する動作について説明する。
図5は、キャッシュ装置2がユーザが作成・更新したデータをストレージ装置3に送信する動作を示すフローチャートである。
キャッシュ装置2のアップロード制御部22は、一定時間間隔ごとに、または蓄積データ管理部21がユーザ端末1からデータを受信したときに、ネットワーク状態監視部24からクロストラヒックのセッション数や必要帯域などの情報を取得する(ステップS30)。なお、クロストラヒックとは、ネットワーク5におけるキャッシュ装置2−ストレージ装置3間の通信と同じ物理回線を使用する他の通信トラヒックのことである。
また、アップロード制御部22は、データ記憶部25が記憶するバッファデータのデータ量、またはデータ記憶部25の全記憶容量におけるバッファデータのデータ量が占める割合を取得する(ステップS31)。また、アップロード制御部22は、アクセス履歴記憶部26からデータ記憶部25が記憶する各バッファデータの利用回数及び最終アクセスからの経過時間を取得する(ステップS32)。なお、バッファデータの利用回数としては、当該バッファデータと同じフルパスを有するデータが読み出された回数や、当該データが読み出された回数と当該データを書き換えた回数を加算した値などを用いると良い。
そして、アップロード制御部22は、データ記憶部25が記憶するバッファデータの一部または全部をストレージ装置3に送信するか否かの判定を行う(ステップS33)。なお、バッファデータを送信するか否かの判定は、ステップS31で取得したバッファデータのデータ量またはバッファデータのデータ量の占める割合が、予め設定された閾値を超えているか否かを判定することで行う。
アップロード制御部22は、データ記憶部25が記憶するバッファデータを送信しないと判定した場合(ステップS33:NO)、処理を終了し、次回のアップロードの判定の実行を待機する。
アップロード制御部22は、データ記憶部25が記憶するバッファデータを送信すると判定した場合(ステップS33:YES)、ストレージ装置3に送信するバッファデータを決定する(ステップS34)。送信するバッファデータの決定は、各バッファデータに対し、ステップS32で取得した利用回数を最終アクセスからの経過時間で除算した値を算出し、これらの値が予め設定されたアクセス閾値を下回るものを、ストレージ装置3へ送信するバッファデータとして決定することで行う。
次に、アップロード制御部22は、送信する際の送信速度を決定する(ステップS35)。送信速度の決定は、ステップS30で取得したクロストラヒックのセッション数にあわせて予め設定された送信速度に決定する方法を用いると良い。具体的には、キャッシュ装置2に予めセッション数と送信速度とを関連付けたテーブルを記憶させておき、アップロード制御部22が、クロストラフィックのセッション数を読み出して当該テーブルを参照することで送信速度を決定する。なお、送信速度の決定は、これに限られず、例えば、キャッシュ装置2−ストレージ装置3間の通信回線の帯域を、クロストラヒックのセッション数+1で除算した値に決定する方法や、キャッシュ装置2−ストレージ装置3間の通信回線の帯域から各クロストラヒックの必要帯域を減じた値に決定する方法を用いても良い。
次に、蓄積データ管理部21は、ストレージ装置3にアップロード許可の要求を送信する(ステップS36)。
ストレージ装置3のデータ送受信部31は、キャッシュ装置2からアップロード許可の要求を受信し、当該アップロードを受け付けるか否かを判定し、その判定結果を蓄積データ管理部21に通知する(ステップS37)。データ送受信部31によるアップロードの受け付け可否の判定方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。
例えば、既にストレージ装置3に書き込み中のセッション数や残りの書き込みのデータ量や、既にストレージ装置3から読み出し中のセッション数や残りの読み出しのデータ量(以下、ストレージ負荷)が、予め設定された負荷閾値を超えている場合、データ送受信部31は、アップロードを受け付けないと判定する。他方、ストレージ負荷が負荷閾値を下回っている場合、データ送受信部31は、アップロードを受け付けると判定する、といった判定方法が挙げられる。
また、アップロード待機時間が予め設定された時間閾値を下回る場合、データ送受信部31は、アップロードを受け付けないと判定する。他方、アップロード待機時間が時間閾値を超える場合、データ送受信部31は、アップロードを受け付けると判定する、といった判断方法が挙げられる。
また、上記した判断方法に限らず、例えば上記2つの判断方法を組み合わせて、アップロード待機時間が予め設定された時間閾値を超えるか否かに応じて異なる負荷閾値を設定し、ストレージ負荷が当該負荷閾値を超えている場合はアップロードを受け付けず、負荷閾値を下回っている場合はアップロードを受け付ける、といった判断方法であっても良い。
キャッシュ装置2の蓄積データ管理部21は、ストレージ装置3からアップロード許可の要求の応答を受信し、アップロードが許可されたか否かを判定する(ステップS38)。ストレージ装置3から受信した応答がアップロードを拒否する旨の応答であった場合(ステップS38:NO)、ステップS36に戻り、一定時間またはランダム時間だけ待機した後に、再度ストレージ装置3にアップロード許可の要求を送信する。
他方、ストレージ装置3から受信した応答がアップロードを許可する旨の応答であった場合(ステップS38:YES)、蓄積データ管理部21は、ステップS34で決定したバッファデータをデータ記憶部25から読み出し、当該バッファデータをステップS35で決定した送信速度でストレージ装置3に送信する(ステップS39)。そして、蓄積データ管理部21は、送信したバッファデータをデータ記憶部25から削除する(ステップS40)。
次に、本実施形態によるキャッシュシステムによる効果について説明する。
本実施形態によれば、キャッシュ装置2は、ユーザ端末1からアップロードするデータを受信した場合において、キャッシュ装置2の記憶容量が所定の閾値を超えるとき、キャッシュデータを削除してバッファデータを記録する。これにより、キャッシュ装置2は、キャッシュ装置2の残り記憶容量に左右されずにユーザ端末1からのアップデートの高速化を図ることができるようになる。
また、本実施形態によれば、キャッシュ装置2に格納されているキャッシュデータのサイズ、求められるレスポンス、必要ビットレート、利用頻度、及びネットワーク5の遅延時間、帯域などの情報に基づいて、キャッシュ装置2の記憶容量が所定の閾値を超える場合に、どのキャッシュを削除するかを決定する。これにより、キャッシュミスによるレスポンス低下がユーザに強い影響を与えるデータをキャッシュから削除してしまう可能性を低減することができる。
また、本実施形態によれば、キャッシュ装置2に格納されているバッファデータのデータ量、利用回数、最終アクセスからの経過時間、及びストレージ装置3やネットワーク5の負荷などの情報に基づいて、送信データをストレージ装置3にアップロードするか否かの判定、及びアップロードする際の送信速度を制御する。これにより、送信データの過度に頻繁なアップロードによってストレージ装置3やネットワーク5に過負荷をかけることなく受信データのキャッシュ領域の圧迫を避けることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、本実施形態では、バッファデータのデータ量またはバッファデータのデータ量の占める割合が、予め設定された閾値を超えているか否かを判定することでバッファデータを送信するか否かを決定し、利用回数を最終アクセスからの経過時間で除算した値が予め設定されたアクセス閾値を下回るもの送信するバッファデータとして決定する場合を説明したが、これに限られない。
例えば、バッファデータのデータ量またはバッファデータのデータ量の占める割合が、予め設定された閾値を超えている場合に、データ記憶部25が記憶する全てのバッファデータを送信するようにしても良い。また、例えば、バッファデータを送信するか否かの判定を行わずに、単に利用回数を最終アクセスからの経過時間で除算した値がアクセス閾値を下回るものを送信するようにしても良い。
なお、本実施形態では、データ記憶部25に記録するデータ量が過多となる場合に、データ記憶部25からキャッシュデータを削除することでデータ量の削減を図る場合を説明したが、これに限られない。例えば、キャッシュデータから、当該キャッシュデータよりデータ量の小さいキャッシュデータ(小サイズデータ)を生成し、元のキャッシュデータを削除して当該小サイズデータを記録することで、データ量の削減を図り、かつキャッシュデータを残すようにしても良い。なお、小サイズデータとしては、キャッシュデータの圧縮データ、キャッシュデータが画像である場合には画質を落としたデータ、キャッシュデータが動画や音声である場合にはビットレートを落としたデータなどが挙げられる。なお、上記処理を行うには、キャッシュ装置2が、削除キャッシュ決定部23が決定したキャッシュデータから当該キャッシュデータのデータ量を削減したキャッシュデータ(小サイズデータ)を生成する小サイズデータ生成部と、当該小サイズデータをデータ記憶部25に記録する小サイズデータ記録部とを備える必要がある。
上述のユーザ端末1、キャッシュ装置2、及びストレージ装置3は、それぞれ内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…ユーザ端末 2…キャッシュ装置 3…ストレージ装置 4…ローカルネットワーク 5…ネットワーク 11…データ処理部 21…蓄積データ管理部 22…アップロード制御部 23…削除キャッシュ決定部 24…ネットワーク状態監視部 25…データ記憶部 26…アクセス履歴記憶部 31…データ送受信部 32…記憶部

Claims (10)

  1. ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置であって、
    前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段と、
    前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段と、
    前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段と、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段と、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段と
    を備えることを特徴とするキャッシュ装置。
  2. 前記記憶部が記憶する前記バッファデータのデータ量が所定の閾値以上である場合に、前記バッファデータを送信すると判定する送信判定手段を備え、
    前記バッファ送信手段は、前記送信判定手段が前記バッファデータを送信すると判定した場合に、前記バッファデータを前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャッシュ装置。
  3. 前記バッファデータに対するアクセス情報を用いて送信するバッファデータを決定する送信バッファ決定手段を備え、
    前記バッファ送信手段は、前記送信バッファ決定手段が決定したバッファデータを前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャッシュ装置。
  4. 前記ストレージ装置との間のネットワークにおけるクロストラフィック数が多いほど送信速度が遅くなるように前記バッファデータの送信速度を決定する送信速度決定手段を備え、
    バッファ送信手段は、前記送信速度決定手段が決定した送信速度で前記バッファデータを前記ストレージ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のキャッシュ装置。
  5. 前記削除キャッシュ決定手段は、
    前記キャッシュデータのファイルタイプごとに求められるレスポンスタイムに基づいて、削除するキャッシュデータを決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のキャッシュ装置。
  6. 前記削除キャッシュ決定手段は、
    前記キャッシュデータのサイズ及び/または前記キャッシュデータの利用頻度に基づいて、削除するキャッシュデータを決定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のキャッシュ装置。
  7. 前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータから、当該キャッシュデータのデータ量を削減したキャッシュデータである小サイズデータを生成する小サイズデータ生成部と、
    前記小サイズデータ生成部が生成したキャッシュデータを前記記憶部に記録する小サイズデータ記録部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のキャッシュ装置。
  8. ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置を用いたデータ管理方法であって、
    データ記録手段は、前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録し、
    バッファ送信手段は、前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信し、
    バッファ削除手段は、前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除し、
    削除キャッシュ決定手段は、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定し、
    キャッシュ削除手段は、前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
  9. ユーザ端末とストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置を、
    前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段、
    前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段、
    前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段
    として機能させるためのプログラム。
  10. データを格納するストレージ装置と、前記ストレージ装置からデータを読み出し、また前記ストレージ装置にデータを書き込むユーザ端末と、前記ユーザ端末と前記ストレージ装置との間で送受信されるデータを一時的に格納するキャッシュ装置とを備えるキャッシュシステムであって、
    前記キャッシュ装置は、
    前記ストレージ装置が記憶する一部のデータであるキャッシュデータ、及び前記ストレージ装置に書き込むデータであるバッファデータを記憶部に記録するデータ記録手段と、
    前記記憶部が記憶するバッファデータを前記ストレージ装置に送信するバッファ送信手段と、
    前記バッファ送信手段が送信したバッファデータを前記記憶部から削除するバッファ削除手段と、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値以上となる場合に、前記記憶部から削除するキャッシュデータを決定する削除キャッシュ決定手段と、
    前記記憶部に記録するデータのデータ量と前記記憶部が記憶するキャッシュデータのデータ量と前記記憶部が記憶するバッファデータのデータ量との和が所定の閾値未満になるまで、前記削除キャッシュ決定手段が決定したキャッシュデータを前記記憶部から削除するキャッシュ削除手段と
    を備えることを特徴とするキャッシュシステム。
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