JP5691775B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
一般に、電気自動車やハイブリッド自動車等では、交流モータから大きな駆動トルクを確保するため大きな駆動電流が必要となってきている。それゆえ、その交流モータ向けの駆動電流を生成する上記電力変換回路においては、該電力変換回路を構成するIGBT等の電力用半導体素子を含む半導体モジュールからの発熱が大きくなる傾向にある。
また、上記特許文献1、2に示されるような、冷却管と半導体モジュールとを積層した電力変換装置9は、図6に示すごとく、半導体モジュール921と冷却管922との積層体である半導体積層ユニット92と、積層方向と直交する方向に開口する開放部931が形成されていると共に半導体積層ユニット92が内部に配置されるフレーム93と、半導体積層ユニット92を積層方向に加圧する加圧部材96とを有する。
上記電力変換装置9では、加圧部材96によって、半導体積層ユニット92をフレーム93の内壁部に対して大きな力で加圧することで、半導体積層ユニット92を積層方向に固定している。そのため、上記振動が加わっても積層方向については、フレーム93に対して半導体積層ユニット92が振動することを抑制できる。
また、場合によっては、半導体モジュール921と冷却管922との間にずれが生じるおそれもある。そうすると、両者の適切な接触位置が得られにくくなってしまう。その結果、半導体モジュール921の冷却機能が低下するという事態招くおそれもある。
さらに、フレーム93についても、開放部931が形成されているため、高い剛性を得にくい。
該半導体積層ユニットの積層方向と直交する方向に開口する開放部を有すると共に、上記半導体積層ユニットを内側に配置するフレームと、
上記開放部を覆うように上記フレームに固定されるプレートとを備え、
上記フレームは上記開放部と反対側から上記半導体積層ユニットを支承する支承部を有し、
上記半導体積層ユニットと上記プレートとの間には、上記支承部へ向かって上記半導体積層ユニットを押圧するよう付勢された弾性部材が配置されており、
上記半導体モジュールは、上記開放部の開口方向における少なくとも上記開放部側に、上記開口方向と直交する端面を有すると共に、該端面からは、主電極端子及び信号端子の少なくとも一方が突出しており、
上記端面における上記積層方向及び上記開口方向と直交する方向の両縁部には、傾斜面が形成されるように面取りされた面取部が形成されており、
上記弾性部材は、上記面取部と上記プレートとの間に配置されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
また、上記フレームの上記開放部を覆うように上記プレートがフレームに固定されるため、上記フレームの剛性を向上させることができる。
また、上記弾性部材は、上記プレートとは別体によって形成してもよいし、上記プレートと一体形成してもよい。
また、上記バネ固定部を形成することにより、上記弾性部材の上記プレートに対する位置決め及び固定を容易かつ正確に行うことができる。これによって、上記弾性部材を正確な位置で上記半導体モジュールに当接させることができ、上記支承部へ向かって上記半導体積層ユニットを確実に押圧することができる。
本発明の実施例にかかる、電力変換装置について、図1〜図3を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1に示すごとく、半導体素子を内蔵した半導体モジュール21と、半導体モジュール21を冷却する冷却管22とを積層してなる半導体積層ユニット2を有する。
また、電力変換装置1は、半導体積層ユニット2の積層方向Xと直交する方向(開口方向Z)に開口する開放部31を有すると共に、半導体積層ユニット2を内側に配置するフレーム3と、開放部31を覆うようにフレーム3に固定されるプレート4を有している。
また、半導体積層ユニット2とプレート4との間には、支承部32へ向かって半導体積層ユニット2を押圧するよう付勢された弾性部材5が配置されている。
ここで、図3に示すごとく、弾性部材5は、半導体積層ユニット2を押圧する押圧部51と、バネ固定部41に係合する係合部52と、押圧部51と係合部52とを連結する基部53とを備えている。
また、各バネ固定部41は、プレート4の下面40からフレーム3の下方に向けて突出された突出部42と、その突出側の端部から幅方向Yの内側に向かって延出した延出部421とからなるカギ状部の内側に形成されている。
本例において、フレーム3、プレート4及び弾性部材5には、熱伝導性に優れた金属が用いられる。
そして、面取部215とプレート4との間に弾性部材5が配置されている。具体的には、面取部215に対して、弾性部材5の押圧部51が面接触するように形成されている。
また、本例では、半導体積層ユニット2におけるすべての半導体モジュール21に対して、一対の弾性部材5が積層方向Xに複数個配置されているが、弾性部材5の配置数はなんら限定されるものではない。
本例の電力変換装置1は、半導体積層ユニット2とプレート4との間に、弾性部材5を配置している。これによって、支承部32へ向かって半導体積層ユニット2を弾性的に押圧することができる。これにより、半導体積層ユニット2を開放部31の開口方向Zに固定することができる。それゆえ、フレーム3に対する半導体積層ユニット2の積層方向Xと直交する方向(開口方向Z)の振動を抑制することができる。その結果、半導体積層ユニット2における冷却管22と半導体モジュール21との接触状態の変化を防ぎ、冷却管22の冷却機能の低下を防ぐことができる。
また、フレーム3の開放部31を覆うようにプレート4がフレーム3に固定されるため、フレーム3の剛性を向上させることができる。
また、バネ固定部41を形成することにより、弾性部材5のプレート4に対する位置決め及び固定を容易かつ正確に行うことができる。これによって、弾性部材5を正確な位置で半導体モジュール21に当接させることができ、支承部32へ向かって半導体積層ユニット2を確実に押圧することができる。
また、端面210における積層方向X及び開口方向Zと直交する方向の両縁部には、傾斜面が形成されるように面取りされた面取部215が形成されている。
そして、弾性部材5は、面取部215とプレート4との間に配置されている。
本例は、図4、図5に示すごとく、弾性部材5を冷却管22とプレート4との間に配置した例である。
本例において、弾性部材5は、弾性変形可能な波状部54と、波状部54の両端において弾性形成方向に立ち上がるように形成されている一対の立設部55、56とからなる。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
2 半導体積層ユニット
21 半導体モジュール
22 冷却管
3 フレーム
31 開放部
32 支承部
4 プレート
5 弾性部材
Claims (4)
- 半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却管とを積層してなる半導体積層ユニットと、
該半導体積層ユニットの積層方向と直交する方向に開口する開放部を有すると共に、上記半導体積層ユニットを内側に配置するフレームと、
上記開放部を覆うように上記フレームに固定されるプレートとを備え、
上記フレームは上記開放部と反対側から上記半導体積層ユニットを支承する支承部を有し、
上記半導体積層ユニットと上記プレートとの間には、上記支承部へ向かって上記半導体積層ユニットを押圧するよう付勢された弾性部材が配置されており、
上記半導体モジュールは、上記開放部の開口方向における少なくとも上記開放部側に、上記開口方向と直交する端面を有すると共に、該端面からは、主電極端子及び信号端子の少なくとも一方が突出しており、
上記端面における上記積層方向及び上記開口方向と直交する方向の両縁部には、傾斜面が形成されるように面取りされた面取部が形成されており、
上記弾性部材は、上記面取部と上記プレートとの間に配置されていることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、上記弾性部材は板バネであり、上記プレートには、上記弾性部材の少なくとも一部を係合して固定できるバネ固定部が形成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1又は2に記載の電力変換装置において、上記フレームの内側には、上記半導体積層ユニットの積層方向の一方の端部に、該半導体積層ユニットを積層方向に加圧する加圧部材が配置されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項3に記載の電力変換装置において、上記弾性部材は、上記半導体積層ユニットにおいて、上記積層方向の中心よりも上記加圧部材に近い位置に配置されていることを特徴とする電力変換装置。
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