JP5690453B2 - 内視鏡処置具の進退補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡処置具の進退補助具に関する。
例えば特許文献1と特許文献2と特許文献3と特許文献4とは、内視鏡の処置具が進退することを補助する内視鏡処置具の進退補助具を開示している。
例えば特許文献1と特許文献2と特許文献3と特許文献4とにおいて、進退補助具は、進退補助具が処置具挿入部に配設されている処置具挿入口の中心軸方向に沿って直線状に配設されるように、処置具挿入口に取り付けられている。処置具挿入口の中心軸方向は、把持部の中心軸方向に対して傾斜している。このため、進退補助具は、把持部の中心軸方向に対して傾斜している。
特開平11−225950号公報 特開2007−159756号公報 特開2010−57919号公報 特開平9−276211号公報
前記した特許文献1と特許文献2と特許文献3と特許文献4とにおいて、進退補助具の先端部は把持部に近づいており、進退補助具の基端部は把持部から離れている。
進退補助具は、進退補助具の基端部に配設され、処置具を進退操作する操作部を有している。この基端部は前記したように把持部から離れているため、処置具が進退操作される際、指が操作部に届かず、術者に負担がかかる虞が生じる。このように進退補助具において、扱いにくく、片手での円滑な進退操作に支障をきたす虞が生じる。また内視鏡全体は、大型化する。
前記を解消するために、進退補助具が処置具挿入口の中心軸方向に対して把持部に向かって傾斜することが考えられる。しかしながらこの場合、進退補助具と把持部との間のクリアランスが狭まる。この状態で処置具が進退操作されない場合、進退補助具は、把持の妨げとなる虞が生じる。このように、手技に応じて、進退補助具は術者の扱いやすい所望する位置に配置される必要がある。この場合、把持部に向かって傾いている進退補助具が処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転することで、進退補助具は把持部から離れるように傾き、クリアランスが広くなり、把持の妨げが解消されることが考えられる。
このように、片手で簡単に操作でき、片手での円滑な進退操作を実施でき、手技に応じて処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転できる内視鏡処置具の進退補助具が望まれている。
よって本発明は、片手で簡単に操作でき、片手での円滑な進退操作を実施でき、手技に応じて処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転できる内視鏡処置具の進退補助具を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡処置具の進退補助具の一態様は、第1の中心軸を有する第1の孔と、前記第1の中心軸に対して傾斜している第2の中心軸を有し、前記第1の孔と連通する第2のを有するベースユニットと、前記第1の孔における前記第1の中心軸を有する側が処置具挿入口と対向し、前記ベースユニットが前記処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転自在となるように、前記ベースユニットを内視鏡の把持部に配設される処置具挿入部に取り付ける取付部と、前記第2の中心軸方向に沿って且つ前記第2の中心軸と同軸上に配設される第3の中心軸を有するように配設され、内視鏡処置具が挿入され固定される第1の管状部材と、前記第1の管状部材が挿入され、前記第1の管状部材の前記第3の中心軸を中心に回転する回転部と、前記回転部が回転する際の回転力を前記第1の管状部材の前記第3の中心軸方向に沿った進退力に変換して前記第1の管状部材を進退させる進退機構と、を具備する。
本発明によれば、片手で簡単に操作でき、片手での円滑な進退操作を実施でき、手技に応じて処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転できる内視鏡処置具の進退補助具を提供することができる。
図1Aは、本発明の第1の実施形態の進退補助具が内視鏡に取り付けられ、処置具が前進する状態の概略図である。 図1Bは、進退補助具が内視鏡に取り付けられ、処置具が後退する状態の概略図である。 図1Cは、角度θ1と角度θ2と角度θ3との関係を示す図である。 図2Aは、処置具挿入口金を含む進退補助具の斜視図である。 図2Bは、進退補助具の分解斜視図であり、取付部においては切り欠き部側からみた分解斜視図である。 図2Cは、本体部と支持部との取り付けと、処置具挿入口金への本体部の取り付けと、ベース部材への支持部の取り付けとを説明する図である。 図3Aは、処置具が前進する際の進退補助具の斜視図である。 図3Bは、処置具が後退する際の進退補助具の斜視図である。 図3Cは、処置具が進退する際の突起部と長開口部と螺旋開口部との関係を示す正面図である。 図4Aは、処置具が前進する際の進退補助具の断面図である。 図4Bは、処置具が後退する際の進退補助具の断面図である。 図5Aは、進退補助具が取り付けられている内視鏡において、把持部が術者の左手で把持された状態で、湾曲操作部と回転部とが左手の指によって操作されている状態の概略図である。 図5Bは、角度θ1>角度θ2となり、把持部と回転部との間のクリアランスが最も狭まり、内視鏡の把持と処置具の進退操作とが片手で同時に実施される状態の概略図である。 図5Cは、角度θ3>角度θ1となり、把持部と回転部との間のクリアランスが最も広まり、進退補助具が把持を妨げることを解消した状態の概略図である。 図6Aは、第1の実施形態の第1の変形例に係り、主に取付部の分解斜視図である。 図6Bは、図6Aに示す進退補助具の断面図である。 図6Cは、図6Aに示す進退補助具が処置具挿入口金に取り付けた状態において、処置具挿入口金を中心とする拡大斜視図である。 図7Aは、第1の実施形態の第2の変形例に係り、主に取付部の分解斜視図である。 図7Bは、図7Aに示す進退補助具が処置具挿入口金に取り付けた状態において、処置具挿入口金を中心とする拡大斜視図である。 図8は、第1の実施形態の第3の変形例に係り、処置具挿入口金を中心をとする拡大斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
[構成]
図1Aと図1Bと図1Cと図2Aと図2Bと図2Cと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとを参照して、第1の実施形態について説明する。なお例えば図1Aで取付部400と処置具挿入口金36との図示を簡略化するように、一部の図面では、図示の明瞭化のために、部材の一部の図示を省略している。
また図1Aと図3Aと図4Aとに示すように、第1の管状部材500の前進は、第1の管状部材500が第2の管状部材803に挿入されるように、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向に沿って移動することを示す。
また図1Bと図3Bと図4Bとに示すように、第1の管状部材500の後退は、第1の管状部材500が第2の管状部材803から抜去されるように、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向に沿って移動することを示す。
また図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、例えば、第1の管状部材500の進退は、第1の管状部材500の前進と第1の管状部材500の後退とを含む。
また図1Aと図3Aと図4Aとに示すように、例えば、処置具51の前進は、第1の管状部材500の前進によって、処置具51が操作部30側から先端硬質部21側に移動し、処置具51の先端部51aが挿入部20の内部から先端開口部35bを介して外部に突出するように、処置具51が移動することを示す。
また図1Bと図3Bと図4Bとに示すように、例えば、処置具51の後退は、第1の管状部材500の後退によって、処置具51が先端硬質部21側から操作部30側に移動し、処置具51の先端部51aが外部から先端開口部35bを介して挿入部20の内部に収納されるように、処置具51が移動することを示す。
また図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、例えば、処置具51の進退は、処置具51の前進と処置具51の後退とを含む。
[内視鏡システム5]
図1Aと図1Bとに示すように、内視鏡システム5は、内視鏡10と、内視鏡処置具(以下、処置具51)と、処置具51の進退補助具100とを有している。
[内視鏡10]
内視鏡10は、例えば体腔に挿入される中空の細長い挿入部20と、挿入部20の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作部30とを有している。
[挿入部20]
挿入部20は、挿入部20の先端部側から挿入部20の基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。
先端硬質部21は、挿入部20の先端部であり、硬く、曲がらない。先端硬質部21は、先端開口部35bと、図示しない観察光学系に含まれる図示しない観察窓とを有している。また先端硬質部21は、この観察窓を挟むように配設され、図示しない照明光学系に含まれる1対の図示しない照明窓と、観察窓に向けて送気と送水を行うノズルとをさらに有している。先端開口部35bと観察窓と照明窓とノズルとは、先端硬質部21の先端面に配設されている。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部37の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わる。そして、図示しない照明光が観察対象物に照明され、観察対象物が観察視野内に捉えられる。この観察対象物とは、例えば、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
可撓管部25は、所望な可撓性を有している。よって可撓管部25は、外力によって曲がる。可撓管部25は、操作部30における後述する本体部31から延出されている管状部材である。
[操作部30]
操作部30は、可撓管部25が延出している本体部31と、本体部31の基端部と連結し、内視鏡10を操作する術者によって把持される把持部33と、把持部33と接続しているユニバーサルコード41とを有している。
[把持部33]
把持部33は、処置具挿入部35と、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部37と、スイッチ部39とを有している。処置具挿入部35は把持部33の先端部側に配設され、湾曲操作部37とスイッチ部39とは把持部33の基端部側に配設されている。図5Aに示すように、把持部33は術者の左手によって把持され、湾曲操作部37とスイッチ部39とは左手の指によって操作される。
[処置具挿入部35]
処置具挿入部35は、把持部33に対して分岐している。このため図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入部35の中心軸方向は、把持部33の中心軸33a方向に対して傾斜している。
図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入部35は、処置具挿入部35の端部に配設され、処置具51が内視鏡10に挿入されるための処置具挿入口35aを有している。
処置具挿入口35aは、図示しない処置具挿通チャンネルの基端部と連結している。処置具挿通チャンネルは、挿入部20の内部に配設され、可撓管部25から湾曲部23を介して先端硬質部21に渡って配設されている。処置具挿通チャンネルの先端部は、先端硬質部21に配設されている先端開口部35bと連通している。処置具挿入口35aは、処置具51を処置具挿通チャンネルに挿入するための挿入口である。
図1Aと図1Bとに示すように、処置具挿入口35aの中心軸35cは、処置具挿入部35の中心軸と同軸に配設されており、このため把持部33の中心軸33aに対して傾斜している。さらに中心軸35c方向は、把持部33の中心軸33a方向に対して傾斜している。
また図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図2Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、処置具挿入部35は、処置具挿入口35aに挿入される筒形状の処置具挿入口金36をさらに有している。処置具挿入口金36は、例えば、金属製である。処置具挿入口金36の中心軸は、処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸に配設されている。このため、処置具挿入口金36は、把持部33に対して傾斜している。筒形状の処置具挿入口金36が処置具挿入口35aに挿入された際、処置具挿入口金36は処置具挿通チャンネルと連通する。
処置具51は、処置具挿入口金36を介して処置具挿入口35aから処置具挿通チャンネルに挿入され、先端硬質部21側まで押し込まれる。そして図1Aと図1Bとに示すように、処置具51は、先端開口部35bから突出される。
また図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図2Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、処置具挿入口金36には、進退補助具100が取り付けられる。この場合、処置具挿入口金36は、後述するベース部材310の第1の孔311と連通する。
図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、処置具挿入口金36は、処置具挿入口35aに挿入される先端部と、処置具挿入口35aから外部に突出し、外部に露出している基端部とを有している。基端部は、縁部36cを有している。縁部36cは、外側フランジとして形成されており、処置具挿入口金36の径方向において、外側に向かって折れ曲がっている。
[湾曲操作部37]
湾曲操作部37は、湾曲部23を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブ37aと、湾曲部23を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブ37bと、湾曲した湾曲部23の位置を固定する固定ノブ37cとを有している。
[スイッチ部39]
スイッチ部39は、把持部33が術者に把持された際に、術者の手によって操作される。スイッチ部39は、送気・送水・吸引・撮影等の内視鏡の各種機能を操作する際に操作される。
[ユニバーサルコード41]
ユニバーサルコード41は、図示しない制御装置に着脱自在な図示しない接続コネクタを有している。
[処置具51]
処置具51は、細長い線状部材によって形成される。
[進退補助具100]
図1Aと図1Bとに示すように、進退補助具100は、内視鏡10、詳細には処置具挿入部35に着脱自在に取り付けられる。より詳細には、進退補助具100は、図1Cと図5Bと図5Cとに示すように処置具挿入口金36の中心軸(処置具挿入口35aの中心軸35c)の軸回りに回転自在となるように、処置具挿入部35の処置具挿入口35aに挿入される処置具挿入口金36に着脱自在に取り付けられる。進退補助具100は、処置具51が処置具51の長手軸方向に沿って進退することを補助する。処置具51は、処置具挿入口金36を介して処置具挿入口35aから内視鏡10の内部に挿入されている。また処置具51の先端部51aは、先端開口部35bから突出可能となっている。
図1Aと図1Bと図1Cと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、進退補助具100は、ベースユニット300と、ベースユニット300が処置具挿入口35a(処置具挿入口金36)の中心軸35cの軸回りに回転自在となるように、ベースユニット300を処置具挿入部35(処置具挿入口金36)に着脱自在に取り付ける取付部400とを有している。また図1Aと図1Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、進退補助具100は、処置具51が挿通し、ベースユニット300を介して処置具51を内視鏡10にガイドする第1の管状部材500と、処置具51を第1の管状部材500に固定する固定部600とを有している。また図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、進退補助具100は、第1の管状部材500に配設される回転部700と、回転部700の回転力を基に第1の管状部材500を進退させる進退機構800とをさらに有している。また進退補助具100は、第1の管状部材500の進退を規制する規制機構900と、第1の管状部材500が進退するように第1の管状部材500を支持する支持ユニット950とをさらに有している。
[ベースユニット300]
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図2Cと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、ベースユニット300は、取付部400によって処置具挿入口金36に着脱自在に取り付けられる。またベースユニット300は、取付部400によって、処置具挿入口金36に対して処置具挿入口金36の中心軸の軸回りに回転自在となるように、処置具挿入口金36に取り付けられる。図2Aと図2Bとに示すように、ベースユニット300は、ベース部材310を有している。
図1Aと図1Bとに示すように、ベース部材310は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、処置具挿入口35aの中心軸35c方向において、処置具挿入口35aに対向するように配設される。
[ベース部材310]
図4Aと図4Bとに示すように、ベース部材310は、第1の中心軸311aを有する第1の孔311と、第1の中心軸311aに対して傾斜している第2の中心軸313aを有し、第1の孔311と連通している第2の孔313とを有している。
第1の孔311は、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられる際に、処置具挿入口金36の内部と処置具挿通チャンネルとに対向する。このとき、図1Aと図1Bと図1Cとに示すように、第1の孔311の第1の中心軸311aは、処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸上に配設されており、把持部33の中心軸33aに対して傾斜している。また図1Cに示すように、第2の孔313の第2の中心軸313aは、処置具挿入口35aの中心軸35cに対して傾斜している。
第1の孔311はベース部材310の一端面において外部と連通しており、第2の孔313はベース部材310の他端面において外部と連通している。第1の孔311は、ベース部材310の一端面に対して凹設されている。第2の孔313は、ベース部材310の他端面に対して凹設されている。
図4Aと図4Bとに示すように、第1の孔311と第2の孔313とは、第1の管状部材500を挿通する処置具51を、取付部400と処置具挿入口金36とを介して処置具挿入口35aにガイドするガイド孔として機能する。第1の孔311は、処置具51と略同一の径を有している。また第2の孔313は、第1の管状部材500が挿入される挿入孔として機能する。第2の孔313は、第1の孔311よりも大きい。
また図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、ベース部材310は、第1の孔311と連通し、第1の孔311よりも大きい第3の孔315をさらに有している。第3の孔315の中心軸は、第1の孔311の第1の中心軸311aと同軸上に配設されている。第3の孔315はベース部材310の一端面において外部と連通しており、ベース部材310の一端面に対して凹設されている。第3の孔315は、第1の孔311よりも外側、詳細には処置具挿入口金36側に配設されている。このように、第1の孔311の一端部は第2の孔313と連通し、第1の孔311の他端部は第3の孔315と連通している。第3の孔315には、取付部400の支持部430が捩じ込まれる。
[取付部400]
図1Aと図1Bと図1Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bと図5Cとに示すように、取付部400は、第1の中心軸311aが処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸上に配設され、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向し、ベースユニット300のベース部材310が処置具挿入口35aの中心軸35c(処置具挿入口金36の中心軸)の軸回りに回転自在となるように、ベースユニット300を処置具挿入部35(処置具挿入口金36)に着脱自在に取り付ける。
図2Aと図2Bと図2Cと図4Aと図4Bと図5Bと図5Cとに示すように、取付部400は、本体部410が処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転自在となるように、処置具挿入口金36に着脱自在に取り付けられる筒状の本体部410と、本体部410に着脱自在に取り付けられ、ベース部材310を支持する筒状の支持部430とを有している。本体部410は、支持部430とは別体である。本体部410と支持部430とは、例えば樹脂やゴムなどの弾性部材によって配設されている。
[本体部410と支持部430との取り付け]
図4Aと図4Bとに示すように、本体部410は、本体部410の内周面に形成されている本体ネジ溝部411を有している。本体ネジ溝部411は、本体部410の基端部に配設されている。
また図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、支持部430は、支持部430の外周面に形成されており、本体ネジ溝部411と噛み合う先端支持ネジ溝部431を有している。先端支持ネジ溝部431は、支持部430の先端部に配設されている。
本体部410が処置具挿入口金36に取り付けられた状態において、本体ネジ溝部411と先端支持ネジ溝部431とが互いに噛み合うように、図2Cに示すように、取付部400の中心軸方向において支持部430は本体部410に捩じ込まれることによって、支持部430は本体部410に取り付けられる。このように本体部410と支持部430とは、互いに締結する。このとき、本体部410と支持部430とは、処置具挿入口金36と連通する。
また図4Aと図4Bとに示すように、支持部430が本体部410に取り付けられる際、処置具挿入口35aの中心軸35c方向において、外側フランジとして形成されている処置具挿入口金36の縁部36cは、支持部430と、内側フランジとして形成されている本体部410の先端部との間に配設される。支持部430が本体部410に取り付けられることによって、支持部430は、縁部36cを本体部410の先端部に押し込む。これにより、取付部400は、処置具挿入口金36に固定される。
なお図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、進退補助具100は、処置具挿入口35aの中心軸35c方向において支持部430と処置具挿入口金36の縁部36cとの間に介在し、支持部430と縁部36cとの干渉を防止する干渉防止部材450をさらに有している。干渉防止部材450は、例えばPTFEによって形成されている。干渉防止部材450は、支持部430と処置具挿入口金36の縁部36cとに密着している。
[本体部410]
図2Aと図2Bと図2Cとに示すように、本体部410は、本体部410の縁部の一部が本体部410の中心軸方向において凹設されることで形成されている切り欠き部413を有している。切り欠き部413は、本体部410の先端部に配設されている。切り欠き部413は、本体ネジ溝部411とは同一平面上に配設されておらず、本体ネジ溝部411よりも処置具挿入口35a側に配設されている。切り欠き部413は、本体部410の周方向において、本体部410の全周に渡って形成されるのではなく、例えば半円よりも小さいサイズで形成される。この切り欠き部413は、本体部410の径方向において、本体部410の内部と連通している。
前記したように、本体部410の先端部は、内側フランジとして、内側に向かって折れ曲がっている。
[処置具挿入口金36への本体部410の取り付け]
本体部410は、処置具挿入口金36の軸方向において処置具挿入口金36の基端部に嵌め込まれて、処置具挿入口金36に取り付けられるのではない。図2Cに示すように、切り欠き部413が先頭として機能し、本体部410の径方向において、本体部410は切り欠き部413から処置具挿入口金36の基端部に押し込まれる。つまり本体部410は、本体部410の径方向において、切り欠き部413を介して処置具挿入部35の側面側から処置具挿入口金36の基端部に押し込まれることによって、処置具挿入口金36の基端部に嵌め込まれ、処置具挿入口金36の基端部に取り付けられる。言い換えると、処置具挿入口金36の基端部は、切り欠き部413を介して本体部410の径方向において本体部410に嵌め込まれる。これにより、本体部410は処置具挿入口金36の基端部に取り付けられ、処置具挿入口金36の基端部は本体部410の内部に配設される。このとき図4Aと図4Bとに示すように、内側フランジとして形成されている本体部410の先端部は、外側フランジとして形成されている処置具挿入口金36の縁部36cに引っかかっている。この状態において、図5Bと図5Cとに示すように、本体部410は、処置具挿入口金36に対して、処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転自在となっている。
本体部410が処置具挿入口金36から取り外される際も、前記とは逆に、本体部410は、切り欠き部413を介して本体部410の径方向において処置具挿入口金36の基端部に対して引っ張られて処置具挿入口金36の基端部から取り外される。
[支持部430]
図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、ベースユニット300のベース部材310を支持している支持部430において、この支持部430は、第1の孔311の第1の中心軸311aが処置具挿入口35aの中心軸35cと同軸上に配設され、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向するように、本体部410に取り付けられる。
図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、支持部430は、本体部410に捩じ込まれる先端部と、第3の孔315に捩じ込まれることによってベース部材310を支持する基端部とを有している。基端部は、支持部430が第1の孔311と連通するように、第3の孔315に捩じ込まれる。
図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、支持部430は、支持部430の基端部の内部に配設され、ベース部材310と支持部430との水密を確保する水密部材433を有している。水密部材433は、例えば、リング状のパッキンなどを有する。
図2Bと図2Cとに示すように、水密部材433は、水密部材433の外周面に配設されている突起部433aを有している。突起部433aは、水密部材433が支持部430の基端部に挿抜される際、支持部430の基端部に形成されている摺動溝部435を摺動する。突起部433aは、水密部材433が支持部430の基端部に挿抜する際に把持され、また水密部材433を支持部430の周方向において位置決めするために配設される。
[ベース部材310への支持部430の取り付け]
図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、ベース部材310は、第3の孔315の内周面に形成されているベースネジ溝部315aをさらに有している。
また図2Bと図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、支持部430は、支持部430の外周面に形成されており、ベースネジ溝部315aと噛み合う基端支持ネジ溝部437をさらに有している。基端支持ネジ溝部437は、支持部430の基端部に配設されている。
ベースネジ溝部315aと基端支持ネジ溝部437とが互いに噛み合うように、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、取付部400の中心軸方向において支持部430は第3の孔315に捩じ込まれることによって、支持部430はベース部材310に取り付けられる。このようにベース部材310と支持部430とは、互いに締結する。このとき、支持部430は、第1の孔311と連通する。
[ベースユニット300が処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転する]
前記したように、ベース部材310は支持部430に取り付けられ、支持部430は本体部410に取り付けられ、本体部410は処置具挿入口金36に取り付けられる。
この状態において、図1Cに示すように、処置具挿入部35の中心軸方向は、把持部33の中心軸33a方向に対して傾斜している。
また図1Cと図5Bと図5Cとに示すように、処置具挿入口35aの中心軸35c方向(第1の孔311の第1の中心軸311a方向)と把持部33の中心軸33a方向との間に形成される角度を角度θ1とする。角度θ1は、取付部400を含む進退補助具100が処置具挿入口金36の中心軸の軸回りに回転しても不変である。
また図1Cと図5Bとに示すように、第2の中心軸313a方向と、把持部33の中心軸33a方向との間に形成される角度を角度θ2とする。角度θ2は、進退補助具100は把持部33に近づくように傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も狭まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も短くなり、回転部700が把持部33と隣り合うような角度を示す。このため角度θ2は、処置具51を進退させるために回転部700が操作される際に形成され、内視鏡10の把持と処置具51の進退操作とを片手で同時に実施可能となる角度を示す。
また図1Cと図5Cとに示すように、第2の中心軸313a方向と、把持部33の中心軸33a方向との間に形成される角度を角度θ3とする。角度θ3は、進退補助具100は把持部33から離れるように傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も長くなるように形成される角度を示す。このため角度θ3は、処置具51を進退操作させる必要がなく回転部700が非操作される際に形成され、進退補助具100が把持を妨げることを解消する角度を示す。
そして図1Cと図5Bと図5Cとに示すように、回転部700が操作される際に角度θ1>角度θ2となり、回転部700が非操作される際に角度θ3>角度θ1となるように、処置具挿入口金36に取り付けられる取付部400は、処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転する。これにより取付部400に取り付けられているベース部材310も、同様に回転することとなる。
[第1の管状部材500]
図4Aと図4Bとに示すように、第1の管状部材500は、第3の中心軸500aを有している。第1の管状部材500は、第3の中心軸500aが第2の中心軸313a方向に沿って配設され且つ第3の中心軸500aが第2の中心軸313aと同軸上に配設されるように、配設される。第1の管状部材500は、処置具51が挿入される筒部材として形成される。処置具51は、第1の管状部材500の基端部500cから第1の管状部材500に挿入され、第1の管状部材500の先端部500bから突出される。
図4Aに示すように、第1の管状部材500が前進した際に、処置具51は第1の孔311に直接挿入される。また図4Bに示すように、第1の管状部材500が後退した際、処置具51は第2の孔313を介して第1の孔311に挿入される。つまり第1の管状部材500は、処置具51を第1の孔311にガイドするガイド部材として機能する。
図2Bと図4Aと図4Bとに示すように、第1の管状部材500は、前記した第3の中心軸500aと、第1の管状部材500が前進した際に第2の孔313に挿入され、第1の管状部材500が後退した際に第2の孔313から抜去される先端部500bとを有している。また第1の管状部材500は、固定部600によって処置具51の基端部51bが固定される基端部500cをさらに有している。また第1の管状部材500は、第1の管状部材500の周面に配設され、後述する突起部801が係合する開口部500dをさらに有している。
図4Aに示すように、先端部500bは、第1の管状部材500が前進した際に、第1の管状部材500が第1の孔311と連通するように、第2の孔313に挿入される。図4Bに示すように、先端部500bは、第1の管状部材500が後退した際に、第1の管状部材500が第1の孔311と対向するように、第2の孔313から抜去される。
図4Aに示すように、開口部500dは、先端部500bが第2の孔313に挿入された際、第2の孔313に挿入されないように先端部500b側に配設されている。開口部500dは、第2の孔313から常に露出している。開口部500dは、例えば円形状を有している。開口部500dは、第1の管状部材500の厚み方向において第1の管状部材500を貫通している貫通口である。開口部500dは、第3の中心軸500aを中心に1対配設されている。
[固定部600]
図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、固定部600は、第1の管状部材500の基端部500cに配設されている。固定部600は、処置具51の基端部51bを第1の管状部材500の基端部500cに固定する。固定部600は、処置具51が挿通し、第1の管状部材500の基端部500cに挿入される筒部601と、筒部601の端部に載置され、処置具51が挿通する固定部材605とを有している。また固定部600は、筒部601と固定部材605とを覆うキャップとして機能し、筒部601を締め付ける締め付け部603をさらに有している。
締め付け部603は、締め付け部603の軸回りに回転することによって筒部601を締め付け、締め付けによって固定部材605を圧縮する。固定部材605は、圧縮によって処置具51の基端部51bと密着する。これにより、処置具51は、固定部600を介して第1の管状部材500と一体となる。固定部材605は、伸縮自在な例えばゴムなどによって形成されている。
[回転部700]
図1Aと図1Bとに示すように、回転部700は、第3の中心軸500aの軸回りに回転する。回転部700は、第1の管状部材500が挿入される筒部材として形成される。詳細には、回転部700の中心軸が第3の中心軸500aと同軸上に配設されるように、第1の管状部材500が回転部700に挿入される。図4Aに示すように、第1の管状部材500が回転部700に挿入された状態で、回転部700は第1の管状部材500を中心軸として、第2の中心軸500a周りに回転可能となる。図4Aに示すように、第1の管状部材500が回転部700に挿入された状態で、第1の管状部材500の先端部500bが第2の孔313に挿入された際、第1の管状部材500の基端部500cが第3の中心軸500a方向に沿って回転部700の基端部よりも外側に突出するような長さを、回転部700は有している。図1Aと図1Bとに示すように、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際に、回転部700は把持部33に隣り合うように配設される。このように回転部700は、操作ノブとして機能する。
図1Aと図1Bとに示すように、回転部700は、回転部700の外周面に配設されている複数の凹部701を有している。凹部701は、第3の中心軸500a方向に沿って配設されている。凹部701は、第3の中心軸500aの軸回り方向において隣り合う凹部701と連接している。凹部701の内周面は、例えば滑らかな半円形状を有している。図5Aに示すように、凹部701は、把持部33を把持する左手の指が載置される載置面として形成される。
[進退機構800の構成]
進退機構800は、回転部700と第1の管状部材500との間に介在しており、回転部700が回転した際に、回転部700の回転力を第1の管状部材500の進退力に変換し、進退力を第1の管状部材500に伝達することで、第1の管状部材500を第3の中心軸500a方向に沿って進退させる。
図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、進退機構800は、突起部801と、第2の管状部材803と、第3の管状部材805とを有している。図4Aと図4Bとに示すように、突起部801と、第2の管状部材803と、第3の管状部材805とは、第1の管状部材500の径方向において、第1の管状部材500と回転部700との間に介在している。
[突起部801]
図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bとに示すように、突起部801は、後述する長開口部803dを貫通し、後述する螺旋開口部805dに挿入されるように、第1の管状部材500の径方向に沿って直線状に配設されている。突起部801は、開口部500dに係合しており、これにより第1の管状部材500の周面に係合する。また図3Cに示すように、突起部801は、長開口部803dの縁部と螺旋開口部805dの縁部とに当接するような直径を有している。
[第2の管状部材803]
図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、第2の管状部材803は、第4の中心軸803aと、第4の中心軸803aが第2の中心軸313a方向に沿って配設され且つ第4の中心軸803aが第2の中心軸313aと同軸上に配設されるように第2の孔313に嵌合して固定される先端部803bとを有している。また第2の管状部材803は、基端部803cと、第4の中心軸803a方向に沿って第2の管状部材803の周面に配設されている長開口部803dとをさらに有している。
図4Aと図4Bとに示すように、先端部803bは、先端部803bが第2の孔313に挿入された際、例えばネジ部213eによってベース部材310に固定される固定端として形成される。ネジ部213eは、ベース部材310の側面を挿通し、先端部803bの周面に当接する。
図4Aと図4Bとに示すように、基端部803cは、基端部803cが支持ユニット950の嵌合孔953cに挿入された際、例えばネジ部213fによって支持ユニット950に固定される固定端として形成される。ネジ部213fは、支持ユニット950の側面を挿通し、基端部803cの周面に当接する。
これにより第2の管状部材803は、回転することと移動することとを防止され、ベースユニット300と支持ユニット950とに固定される。
図2Bに示すように、長開口部803dは、先端部803b側から基端部803c側まで直線状に配設されている。図4Aと図4Bとに示すように、先端部803bが第2の孔313に挿入された際、長開口部803dの先端部が第2の孔313に挿入されないように先端部803b側に配設されている。また図4Aと図4Bとに示すように、長開口部803dの基端部は、基端部803cが後述する支持ユニット950の嵌合孔953cに挿入された際、支持ユニット950の嵌合孔953cに挿入されないように基端部803c側に配設されている。つまり長開口部803dは、第2の孔313と支持ユニット950の嵌合孔953cとから露出している。
また図4Aと図4Bとに示すように、長開口部803dは、第4の中心軸803a方向における後述する螺旋開口部805dの一方の縁部から他方の縁部までの長さよりも微小に長い長さを有している。そして、長開口部803dの一方の縁部側は螺旋開口部805dの一方の縁部と対向し、長開口部803dの他方の縁部側は螺旋開口部805dの他方の縁部と対向する。また長開口部803dは、回転部700の長さと略同一である。
長開口部803dの長さは、第1の管状部材500の移動量に対応し、処置具51の進退量に対応する。これらは、互いに略同一の大きさである。長さの最大値は、移動量の最大値と、進退量の最大値とに該当する。これら最大値は、処置具51によって処置される部位の大きさに対応し、所望な値を有している。最大値は、例えば、30mmとなっている。
また長開口部803dは、第4の中心軸803a方向において、第2の管状部材803を貫通していない。また長開口部803dは、第2の管状部材803の厚み方向において第2の管状部材803を貫通している。長開口部803dは、第4の中心軸803aを中心に1対配設されている。
このような第2の管状部材803は、長開口部803dの一部が開口部500dと連通し、突起部801が長開口部803dを挿通するように、第1の管状部材500が挿入される筒部材として形成される。また第1の管状部材500が第2の管状部材803に挿入され、第1の管状部材500の先端部500bが第2の孔313に挿入され、第2の管状部材803の先端部803bが第2の孔313に嵌合した際、第1の管状部材500の基端部500cが第2の中心軸313a方向に沿って第2の管状部材803の基端部803cよりも外側に突出するような長さを、第2の管状部材803は有している。
[第3の管状部材805]
図2Bに示すように、第3の管状部材805は、第3の中心軸500aと同軸上に配設される第5の中心軸805aと、先端部805bとを有している。また第3の管状部材805は、基端部805cと、第5の中心軸805aを巻回するように第3の管状部材805の周面に配設されている螺旋状の螺旋開口部805dとを有している。
図4Aと図4Bとに示すように、先端部805bは第2の孔313に挿入されず、基端部805cは支持ユニット950に挿入されないように、第3の管状部材805は配設されている。
図4Aと図4Bとに示すように、第3の管状部材805は、第2の管状部材803に対して回転部700と共に第5の中心軸805aの軸回りに回転するように回転部700に挿入される。第3の管状部材805は、回転部700と共に回転するために、図2Bに示すネジ部213gによって回転部700に固定されている。このため、第3の管状部材805は、回転部700と同じ方向に回転する。また図3Cと図4Aと図4Bとに示すように、第3の管状部材805は、螺旋開口部805dの一部が長開口部803dの一部と連通し、長開口部803dを挿通する突起部801が螺旋開口部805dに挿入されるように、第2の管状部材803が挿入される筒部材として機能する。このような第3の管状部材805は、カムリングとして機能する。第3の管状部材805は、長開口部803dと回転部700と略同一の長さを有している。
図2Bに示すように、螺旋開口部805dは、第5の中心軸805a方向において、先端部805bから基端部805cまで配設されている。また螺旋開口部805dは、第5の中心軸805a方向において、第3の管状部材805を貫通していない。また螺旋開口部805dは、第3の管状部材805の厚み方向において第3の管状部材805を貫通している。螺旋開口部805dは、第3の中心軸500aを中心に1対配設されている。
[進退機構800の動作]
図1Aと図1Bと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bとに示すように、回転部700が第3の中心軸500aの軸回りに回転すると、同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
また図3Aと図3Bとに示すように、突起部801は螺旋開口部805dの縁部に当接している。よって螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって回転するように押される。また図3Aと図3Bとに示すように、突起部801は、長開口部803dを挿通しており、長開口部803dの縁部にも当接している。よって、突起部801は螺旋開口部805dによって回転するように押されることによって、突起部801は第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
このように、回転部700が回転することに伴い第3の管状部材805が回転することによって、螺旋開口部805dが回転する。そして螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
また突起部801が長開口部803dの縁部に当接することによって、突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第3の中心軸500a周りに回転することを防止される。
そして、螺旋開口部805dが回転し、突起部801が第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動することによって、突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第3の中心軸500a周りに回転することを防止された状態で、第3の中心軸500a方向に沿って進退する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が進退する。
なお第2の管状部材803の先端部803bが第2の孔313に嵌合して固定され、第2の管状部材803の基端部803cは支持ユニット950の嵌合孔953cに嵌合して固定されている。よって、第2の管状部材803は、固定されたままである。このため、長開口部803dが螺旋開口部805dと同様に回転することが防止されている。
また突起部801は、第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動するのみである。よって第1の管状部材500は、第3の中心軸500a方向に沿って進退するのみであり、第3の中心軸500aの軸回りに回転することを防止されている。同様に、処置具51は、進退するのみで、第3の中心軸500aの軸回りに回転することを防止される。
このように進退機構800は、回転部700が第3の中心軸500aの軸回りに回転する際に、回転部700が第3の中心軸500aの軸回りに回転することによって処置具51が第3の中心軸500aの軸回りに回転することを防止された状態で、処置具51を進退させる。
[規制機構900]
規制機構900は、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向に沿って進退する際に、第1の管状部材500の先端部500bが、第3の中心軸500a方向に沿って、回転部700の先端部側に配設される第1の孔311が第2の孔313と連通する部分と、回転部700の基端部側に配設される第1の管状部材500が回転部700から抜け落ちる側の位置との間を移動するように、第1の管状部材500の進退を規制する。
規制機構900は、突起部801と、螺旋開口部805dの縁部とによって形成される。
[支持ユニット950]
図1Aと図1Bと図2Aと図2Bと図3Aと図3Bと図4Aと図4Bとに示すように、支持ユニット950は、第3の中心軸500aが第2の中心軸313aと同軸上に配設され、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向に沿って進退して、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向の直交する方向に移動することが防止されるように、突起部801と第2の管状部材803と第3の管状部材805とを介して第1の管状部材500を支持する。
支持ユニット950は、第3の中心軸500a方向に沿って配設され、さら回転部700の側方に配設されているベース部材951と、第3の中心軸500a方向に直交する方向に沿って配設され、回転部700の上方に配設されているベース部材953とを有している。
ベース部材951は、ベース部材310に例えばネジ部213hによって固定されている一端部と、ベース部材953に例えばネジ部213iによって固定されている他端部とを有している。
ベース部材953は、第2の管状部材803の基端部803cが嵌合する嵌合孔953cを有している。ベース部材953は、例えばネジ部213fによって、嵌合孔953cに嵌合する第2の管状部材803の基端部803cに固定されている。
支持ユニット950は、ベース部材310と第2の管状部材803とを介して、第1の管状部材500を支持する。支持ユニット950は、ベース部材310と第2の管状部材803とワッシャー部955とを介して、第3の管状部材805を支持する。
[作用]
[内視鏡10への進退補助具100の取り付け]
図1Aと図1Bと図4Aと図4Bとに示すように、第1の孔311が処置具挿入口35aと対向するように、取付部400はベースユニット300を内視鏡10に固定する。
このとき、前記した[処置具挿入口金36への本体部410の取り付け]にて記載したように、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、本体部410は、本体部410の径方向において、切り欠き部413を介して処置具挿入部35の側面側から処置具挿入口金36の基端部に押し込まれることによって、処置具挿入口金36の基端部に取り付けられる。
次に[ベース部材310への支持部430の取り付け]にて記載したように、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、ベースネジ溝部315aと基端支持ネジ溝部437とが互いに噛み合うように、取付部400の中心軸方向において支持部430は第3の孔315に捩じ込まれることによって、支持部430はベース部材310に取り付けられる。このようにベース部材310と支持部430とは、互いに締結する。
次に、前記した[本体部410と支持部430との取り付け]にて記載したように、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、本体ネジ溝部411と先端支持ネジ溝部431とが互いに噛み合うように、取付部400の中心軸方向において支持部430は本体部410に捩じ込まれることによって、支持部430は本体部410に取り付けられる。このように本体部410と支持部430とは、互いに締結する。
なお前記した取り付けにおいて、取り付けの順番は、特に限定されない。前記によって、進退補助具100は、処置具挿入口金36に取り付けられる。
次に、図1Aと図1Bと図1Cと図5Aと図5Bとに示すように、例えば、角度θ1>角度θ2となるように、本体部410と支持部430との締結が一時的に解除された後、本体部410は処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転する。そして、この後、本体部410と支持部430とは再び互いに締結する。そして、角度θ1>角度θ2となる。図1Aと図1Bとに示すように、進退補助具100が内視鏡10に取り付けられた際、回転部700は、処置具挿入口35aの中心軸35cに対して、把持部33の中心軸33aに向かって傾斜している。そして回転部700は、把持部33に隣り合うように配設される。
[処置具51の配設]
内視鏡10の挿入部20が体腔内に挿入された後、図1Aと図1Bとに示すように、処置具51は、固定部600から挿入されて、第1の管状部材500を挿通する。さらに処置具51は、処置具挿入部35から内視鏡10の内部に挿入される。そして図1Aと図1Bとに示すように、処置具51の先端部51aは、先端開口部35bから突出する。突出する処置具51の先端部51aの長さは、所望する長さである。
締め付け部603は、締め付け部603の軸回りに回転することによって筒部601を締め付け、締め付けによって固定部材605を圧縮する。固定部材605は、圧縮によって処置具51の基端部51bと密着する。これにより、処置具51は、固定部600と第1の管状部材500とを介して進退補助具100に固定される。
[内視鏡10と処置具51との把持]
図5Aに示すように、把持部33は術者の左手によって把持され、把持部33に隣り合う回転部700は左手の例えば小指や薬指によって操作され、湾曲操作部は左手の親指によって操作される。このとき図5Bに示すように、角度θ1>角度θ2となっているため、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も狭まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も短くなり、回転部700が把持部33と隣り合うように配設される。内視鏡10の把持と処置具51の進退操作とは、片手で同時に実施される。
[処置具51の前進操作]
回転部700は左手の例えば小指や薬指によって操作されると、回転部700は第3の中心軸500aの軸回りにおいて一方向に回転する。同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
そして突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第3の中心軸500a方向に沿って前進する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が前進する。
なお第2の管状部材803は固定されているため、長開口部803dは、固定されており、螺旋開口部805dと同様に回転することが防止されている。よって、突起部801は、第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動するのみである。これにより第1の管状部材500は、第3の中心軸500a方向に沿って前進するのみであり、第3の中心軸500aの軸回りに回転することを防止される。同様に、処置具51は前進するのみであり、処置具51が第3の中心軸500aの軸回りに回転することが防止される。
また突起部801が螺旋開口部805dの一方の縁部に当接することによって、第1の管状部材500の前進は停止し、処置具51の前進は停止する。
[処置具51の後退操作]
回転部700は左手の例えば小指や薬指によって操作されると、回転部700は第3の中心軸500aの軸回りにおいて他方向に回転する。同時に第3の管状部材805も回転部700と同様に回転する。これにより第3の管状部材805に配設されている螺旋開口部805dも回転する。
螺旋開口部805dが回転することによって、突起部801は螺旋開口部805dによって第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動する。
そして突起部801が係合している先端部500bを有する第1の管状部材500は、第3の中心軸500a方向に沿って後退する。これにより、第1の管状部材500に固定されている処置具51が後退する。
なお第2の管状部材803は固定されているため、長開口部803dは、固定されており、螺旋開口部805dと同様に回転することが防止されている。よって、突起部801は、第3の中心軸500a方向に沿って長開口部803dを移動するのみである。これにより第1の管状部材500は、第3の中心軸500a方向に沿って後退するのみであり、第3の中心軸500aの軸回りに回転することを防止される。同様に、処置具51は後退するのみであり、処置具51が第3の中心軸500aの軸回りに回転することが防止される。
また突起部801が螺旋開口部805dの他方の縁部に当接することによって、第1の管状部材500の後退は停止し、処置具51の後退は停止する。またこれにより、第1の管状部材500が回転部700から抜け落ちることが防止される。
[処置具51の進退操作が不要の場合]
処置具挿入口金36に取り付けられている取付部400は、図1Cと図5Cとに示すように、角度θ3>角度θ1となるように、処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転する。これにより取付部400を含む進退補助具100も、同様に回転することとなる。図1Cと図5Cとに示すように、角度θ3>角度θ1となっているため、進退補助具100は把持部33から離れるように傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まり、把持部33と回転部700との間の距離が最も長くなる。進退補助具100は、把持を妨げることを解消する。
前記したような取付部400の回転は、例えば、処置具51が内視鏡10から抜去された後、実施される。
また前記したような取付部400の回転は、本体部410と支持部430との締結が一時的に解除された後、実施される。この後、本体部410と支持部430とは再び互いに締結することとなる。
また取付部400が回転する際、切り欠き部413によって、処置具挿入口金36の縁部が本体部410の先端部の内周面に与える回転抵抗が減る。
[効果]
このように本実施形態では、第2の中心軸313a(第3の中心軸500a)は第1の中心軸311aに対して傾斜している。またベースユニット300が処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転自在となるように、取付部400はベースユニット300を処置具挿入部35に取り付ける。
これにより、本実施形態では、図1Aと図1Bと図1Cと図5Aと図5Bとに示すように、進退補助具100は把持部33に近づくように傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も狭まることが可能となる。よって、本実施形態では、把持部33が把持される手の指は回転部700に確実に届き、術者に負担がかからず、扱いやすくなり、内視鏡10の把持と処置具51の進退操作とを片手で同時に実施可能となる。そして本実施形態では、片手での円滑な進退操作に支障をきたさず、内視鏡10全体が大型化することを防止できる。
また本実施形態では、図1Cと図5Cとに示すように、進退補助具100は把持部33から離れるように傾き、把持部33と回転部700との間のクリアランス60が最も広まることが可能となる。よって、本実施形態では、処置具51が進退操作されない場合、進退補助具100が把持を妨げることを解消できる。
以上のように、本実施形態では、片手で簡単に操作でき、片手での円滑な進退操作を実施でき、手技に応じて進退補助具100を処置具挿入口35aの中心軸35cの軸回りに回転できる。
また本実施形態では、図1Aと図1Bと図1Cと図5Aと図5Bとに示すように、角度θ1>角度θ2であるため、回転部700は把持部33に隣り合うように配設できる。よって、本実施形態では、把持部33を把持する片手の指が確実に回転部700に届くことができ、把持部33を把持した状態で処置具51を確実に進退できる。また本実施形態では、術者は片手で内視鏡10の把持と処置具51の進退とを扱うことができる。また本実施形態では、内視鏡10が大型化することを防止できる。
また本実施形態では、図1Cと図5Cとに示すように、角度θ3>角度θ1であるため、処置具51が進退操作されない場合、進退補助具100が把持を妨げることを解消できる。
また本実施形態では、湾曲操作部37とスイッチ部39とが把持部33に配設されている。よって、本実施形態では、術者は、片手で内視鏡10の把持と処置具51の進退とを扱うと同時に、湾曲操作部37とスイッチ部39とを操作できる。
また本実施形態では、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、処置具挿入口金36に取り付けられている本体部410に支持部430を捩じ込む。そして、支持部430は処置具挿入口35aの縁部を本体部410に押し込み、取付部400は処置具挿入部35に固定される。これにより、本実施形態では、進退補助具100を内視鏡10に確実に固定でき、進退補助具100を内視鏡10から容易に分離できる。また本実施形態では、取付部400を容易に分解でき、洗浄の効率を向上できる。
また本実施形態では、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、干渉防止部材450によって、支持部430と処置具挿入口金36とが互いに傷つけることを防止できる。また、干渉防止部材450を介して支持部430と処置具挿入口金36が密着するため、干渉防止部材450によって支持部430と処置具挿入口金36とにおいて水密も確保することができる。
また本実施形態では、図2Cと図4Aと図4Bとに示すように、切り欠き部413によって進退補助具100を簡単に処置具挿入口金36に取り付けることができる。また本実施形態では、切り欠き部413によって、内側フランジとして形成されている本体部410の先端部を、外側フランジとして形成されている処置具挿入口金36の縁部36cに引っかけることができる。これにより本実施形態では、前記したように、支持部430は縁部36cを本体部410に押し込むことができる。よって、本実施形態では、本体部410が処置具挿入口金36から抜け落ちることを防止できる。また本実施形態では、切り欠き部413によって、本体部410が回転する際に、回転抵抗を減らすことができる。
また本実施形態では、第2の中心軸313a(第3の中心軸500a)は第1の中心軸311aに対して傾斜しており、回転部700は第3の中心軸500aの軸回りに回転する。また進退機構800は、回転部700の回転力を進退力に変換し、進退力によって第1の管状部材500を進退させる。よって、本実施形態では、内視鏡10が大型化することを防止でき、把持部33を把持する片手で処置具51を確実に微細に進退でき、術者に負担がかかることを防止できる。
詳細には、本実施形態では、進退機構800において、回転部700の回転力は、第1の管状部材500に直接伝達されず、第2の管状部材803と第3の管状部材805とによって進退力に変換され、第1の管状部材500に間接的に伝達されている。よって実施形態では、処置具51が急激に進退することを防止でき、処置具51を微細に進退できる。
また本実施形態では、進退機構800によって、処置具51は、回転部700と共に回転することなく、進退できる。
また本実施形態では、突起部801が螺旋開口部805dの縁部に当接することで、第1の管状部材500の進退を規制でき、処置具51の進退を規制できる。
なお長開口部803dは、第4の中心軸803a方向において螺旋開口部805dの一方の縁部から他方の縁部までの長さよりも微小に短い長さを有していてもよい。この場合、突起部801が長開口部803dの縁部に当接することで、第1の管状部材500の進退を規制でき、処置具51の進退を規制できる。そして規制機構900は、突起部801と、長開口部803dの縁部とによって形成される。
また長開口部803dは、第4の中心軸803a方向において螺旋開口部805dの一方の縁部から他方の縁部までの長さと略同一の長さを有していてもよい。この場合、長開口部803dの一方の縁部は螺旋開口部805dの一方の縁部と対向し、長開口部803dの他方の縁部は螺旋開口部805dの他方の縁部と対向する。この場合、突起部801が長開口部803dの縁部と螺旋開口部805dの縁部とに当接することで、第1の管状部材500の進退を規制でき、処置具51の進退を規制できる。そして規制機構900は、突起部801と、長開口部803dの縁部と螺旋開口部805dの端部とによって形成される。
このように規制機構900は、突起部801と、螺旋開口部805dの端部と長開口部803dの縁部との少なくとも一方と、によって形成されていればよい。
また本実施形態では、支持ユニット950によって、第1の管状部材500が第3の中心軸500a方向の直交する方向に移動することを防止できる。これにより本実施形態では、第1の管状部材500と処置具51とを進退できる。
なお本実施形態では、長開口部803dの長さと螺旋開口部805dの長さとを所望にすることで、処置具51の進退量を自在に調整できる。
また本実施形態では、例えば、第1の管状部材500は、第1の管状部材500の外周面に配設され、処置具51の進退位置を示す図示しない指標を有していてもよい。第1の管状部材500が進退に応じて回転部700から露出する際に、指標部が回転部700から露出する。これにより、術者は、指標部を確認することで、処置具51の進退位置を把握できる。
[第1の変形例]
次に図6Aと図6Bと図6Cとを参照して、第1の実施形態の第1の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
本変形例では、取付部400において、本体部410と支持部430とは一体となっている。このため、取付部400は、本体部410として機能する先端部400aと、支持部430として機能する基端部400bとを有する。取付部400の先端部400aは、切り欠き部413を有する。
[効果]
本変形例では、進退補助具100を内視鏡10に簡単に固定でき、進退補助具100を内視鏡10から素早く分離できる。また本変形例では、進退補助具100を簡単に回転できる。また本変形例では、本体ネジ溝部411と先端支持ネジ溝部431とを不要にでき、取付部400の構成を簡素にできる。このような本変形例は、ディスポタイプの取付部400に最適である。
[第2の変形例]
次に図7Aと図7Bとを参照して、第1の実施形態の第2の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
取付部400の先端部400aは、取付部400の中心軸方向に沿って伸びた状態から取付部400の中心軸に向かって内側に折れ曲がっている複数の爪部401を有している。爪部401は、取付部400の周方向において、互いに等間隔離れて配設されている。
この場合、爪部401が外側に向かって広がるように弾性変形し、取付部400の先端部400aの端面は取付部400の中心軸方向において処置具挿入口金36の縁部36cの端面に当接する。そして取付部400の先端部400aは、爪部401が閉じて縁部36cに引っかかることによって処置具挿入部35に取り付けられる。
[効果]
本変形例では、進退補助具100を内視鏡10に簡単に固定でき、進退補助具100を内視鏡10から素早く分離できる。また本変形例では、進退補助具100を簡単に回転できる。また本変形例では、本体ネジ溝部411と先端支持ネジ溝部431とを不要にでき、取付部400の構成を簡素にできる。このような本変形例は、ディスポタイプの取付部400に最適である。
[第3の変形例]
次に図8を参照して、第1の実施形態の第3の変形例について説明する。本変形例では、以下に、前記した構成とは異なる構成のみ説明する。
[構成]
進退補助具100は、本体部410の先端部を支持する本体支持部461と、処置具挿入口金36の基端部を支持する挿入支持部463とを有する。また進退補助具100は、本体支持部461と挿入支持部463とに接続し、本体支持部461を介して本体部410の先端部と、挿入支持部463を介して処置具挿入口金36の基端部との少なくとも一方を他方に向けて付勢する付勢部465とをさらに有している。
本体支持部461は、例えば板状部材によって形成される。本体支持部461は、先端部が係合する係合孔461aを有している。本体部410の先端部が係合孔461aに係合することによって、本体支持部461は本体部410の先端部を支持する。なお本体支持部461は一対の板部材から形成され、板部材同士が本体部410の先端部を両側から挟み込むことによって本体部410の先端部を支持してもよい。本体支持部461は、本体部410先端部を支持できれば、支持の方法は特に限定されない。
前記については、挿入支持部463についても同様である。
付勢部465は、例えば、巻きばねを有している。付勢部465の基端部は本体支持部461に固定されており、付勢部465の先端部は挿入支持部463に固定されている。付勢部465は、処置具挿入口35aの中心軸35c方向に沿って配設されており、中心軸35c方向に沿って付勢する。付勢部465は、中心軸35c(本体部410の先端部と処置具挿入口金36の基端部)の両脇に配設されていてもよいし、図示はしないが本体部410の先端部と処置具挿入口金36の基端部とを巻回するように螺旋状に配設されていてもよい。
[効果]
本変形例では、進退補助具100を内視鏡10に固定する際、固定を補強できる。本変形例は、第1,第2の変形例に組み込むこともできる。この場合、本体支持部461は、取付部400の先端部を支持する先端支持部として機能する。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。

Claims (19)

  1. 第1の中心軸を有する第1の孔と、前記第1の中心軸に対して傾斜している第2の中心軸を有し、前記第1の孔と連通する第2のを有するベースユニットと、
    前記第1の孔における前記第1の中心軸を有する側が処置具挿入口と対向し、前記ベースユニットが前記処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転自在となるように、前記ベースユニットを内視鏡の把持部に配設される処置具挿入部に取り付ける取付部と、
    前記第2の中心軸方向に沿って且つ前記第2の中心軸と同軸上に配設される第3の中心軸を有するように配設され、内視鏡処置具が挿入され固定される第1の管状部材と、
    前記第1の管状部材が挿入され、前記第1の管状部材の前記第3の中心軸を中心に回転する回転部と、
    前記回転部が回転する際の回転力を前記第1の管状部材の前記第3の中心軸方向に沿った進退力に変換して前記第1の管状部材を進退させる進退機構と、
    を具備する内視鏡処置具の進退補助具。
  2. 前記処置具挿入口の中心軸方向は、前記把持部の中心軸方向に対して傾斜しており、
    前記処置具挿入口の中心軸方向と、前記把持部の中心軸方向との間に形成される角度を角度θ1とし、
    前記回転部が操作される際において、前記第2の中心軸方向と、前記把持部の中心軸方向との間に形成される角度を角度θ2とし、
    前記内視鏡処置具を進退操作させる必要がなく前記回転部が非操作される際において、前記第2の中心軸方向と、前記把持部の中心軸方向との間に形成される角度を角度θ3とし、
    前記取付部は、前記回転部が操作される際に角度θ1>角度θ2となり、前記内視鏡処置具を進退操作させる必要がなく前記回転部が非操作される際に角度θ3>角度θ1となるように、前記処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転する請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  3. 前記取付部は、
    本体部が前記処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転自在となるように、前記処置具挿入部に着脱自在に取り付けられる筒形状の本体部と、
    前記第1の中心軸が前記処置具挿入口の中心軸と同軸上に配設され、前記第1の孔が前記処置具挿入口と対向するように、前記ベースユニットを支持する筒形状の支持部と、
    を有する請求項2に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  4. 前記支持部は、前記本体部に着脱自在に取り付けられ、
    前記本体部が前記処置具挿入部に取り付けられた状態において、前記支持部は前記本体部に捩じ込まれることによって、前記支持部は前記本体部に取り付けられる請求項3に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  5. 前記支持部が前記本体部に取り付けられる際、前記処置具挿入口の中心軸方向において、前記処置具挿入口の縁部は、前記支持部と前記本体部との間に配設され、
    前記支持部は前記本体部に取り付けられることによって、前記支持部は前記処置具挿入口の前記縁部を前記本体部に押し込み、前記取付部は前記処置具挿入部に固定される請求項4に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  6. 前記処置具挿入口の中心軸方向において前記支持部と前記処置具挿入口の前記縁部との間に介在し、前記支持部と前記処置具挿入口の前記縁部との干渉を防止する干渉防止部材をさらに具備する請求項5に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  7. 前記本体部は、前記本体部の縁部の一部が前記本体部の中心軸方向において凹設されることで形成されている切り欠き部を有し、
    前記本体部は、前記本体部の径方向において、前記切り欠き部を介して前記処置具挿入部の側面側から前記処置具挿入部に押し込まれることによって、前記処置具挿入部に取り付けられる請求項5に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  8. 前記本体部の先端部を支持する先端支持部と、
    前記処置具挿入部を支持する挿入支持部と、
    前記先端支持部と前記挿入支持部とに接続し、前記先端支持部を介して前記取付部の前記先端部と、前記挿入支持部を介して前記処置具挿入部との少なくとも一方を他方に向けて付勢する付勢部と、
    をさらに具備する請求項7に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  9. 前記取付部は、
    前記処置具挿入部に着脱自在に取り付けられ、さらに前記処置具挿入口の中心軸の軸回りに回転自在となるように前記処置具挿入部に取り付けられる先端部と、
    前記ベースユニットに着脱自在に取り付けられ、さらに前記ベースユニットを支持する基端部と、
    を有する請求項2に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  10. 前記処置具挿入口の中心軸方向において前記取付部の前記先端部と前記処置具挿入口の縁部との間に介在し、前記取付部の前記先端部と前記処置具挿入口の前記縁部との干渉を防止する干渉防止部材をさらに具備する請求項9に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  11. 前記取付部の前記先端部は、前記取付部の前記先端部の縁部の一部が前記取付部の中心軸方向において凹設されることで形成されている切り欠き部を有し、
    前記取付部の前記先端部は、前記取付部の径方向において、前記切り欠き部を介して前記処置具挿入部の側面側から前記処置具挿入部に押し込まれることによって、前記処置具挿入部に取り付けられる請求項10に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  12. 前記取付部の前記先端部を支持する先端支持部と、
    前記処置具挿入部を支持する挿入支持部と、
    前記先端支持部と前記挿入支持部とに接続し、前記先端支持部を介して前記取付部の前記先端部と、前記挿入支持部を介して前記処置具挿入部との少なくとも一方を他方に向けて付勢する付勢部と、
    をさらに具備する請求項10に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  13. 前記取付部の前記先端部は、前記取付部の中心軸方向に沿って伸びた状態から前記取付部の中心軸に向かってに折れ曲がっている複数の爪部を有し、
    前記取付部の前記先端部は、前記爪部が前記処置具挿入口の縁部に引っかかることによって前記処置具挿入部に取り付けられる請求項9に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  14. 前記進退機構は、前記回転部と前記第1の管状部材との間に介在しており、前記回転部が回転した際に、前記回転部の回転力を前記第1の管状部材の進退力に変換し、前記進退力を前記第1の管状部材に伝達することで、前記第1の管状部材を進退させる請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  15. 前記進退機構は、
    前記第1の管状部材の径方向に沿って直線状に配設され、前記第1の管状部材の周面に係合する突起部と、
    前記第1の管状部材の前記第3の中心軸に沿って配設されるように前記第2の孔に嵌合して固定される部分と、周面に配設されている長開口部とを有しており、前記突起部が前記長開口部を挿通するように前記第1の管状部材が挿入される第2の管状部材と、
    前記第2の管状部材の中心軸に沿って配設される中心軸と、周面に配設されている螺旋開口部とを有しており、前記螺旋開口部の一部が前記長開口部の一部と連通し、前記長開口部を挿通する前記突起部が前記螺旋開口部に挿入されるように前記第2の管状部材が挿入されており、前記回転部と共に回転するように前記回転部に挿入される第3の管状部材と、
    を有する請求項14に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  16. 前記回転部が回転することに伴い前記第3の管状部材が回転することによって、前記螺旋開口部が回転し、
    前記螺旋開口部が回転することによって、前記突起部は前記第2の管状部材の中心軸方向に沿って前記長開口部を移動し、
    前記突起部が前記長開口部の縁部に当接することによって、前記突起部が係合している前記第1の管状部材は前記第1の管状部材の前記第3の中心軸回りに回転することを防止され、
    前記螺旋開口部が回転し、前記突起部が前記長開口部を移動することによって、前記第1の管状部材は、前記第1の管状部材の前記第3の中心軸回りに回転を防止された状態で進退する請求項15に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  17. 前記第1の管状部材が進退する際の位置を規制する規制機構をさらに具備する請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  18. 前記第1の管状部材の基端部は、前記第1の管状部材の前記第3の中心軸方向に沿って、前記回転部の基端部よりも外側に突出している請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
  19. 前記第1の管状部材が前記第1の管状部材の前記第3の中心軸方向に直交する方向に移動することが防止されるように、前記第1の管状部材を支持する支持ユニットをさらに具備する請求項1に記載の内視鏡処置具の進退補助具。
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