JP5688194B2 - 食品包装用ラップフィルム - Google Patents

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Description

本発明は、加熱することなく密封する家庭用ラップフィルムとして用いられる、ポリオレフィン系樹脂を主成分とした内層と中間層と外層からなる食品包装用ラップフィルムに関する。
従来、この種の食品包装用ラップフィルムとして、外層及び内層が密度0.92〜0.94g/cm3 でMFRが4以上の低密度ポリエチレン95〜50重量部及び密度0.91g/cm3 以下の超低密度線状ポリエチレン5〜50重量部からなる樹脂組成物からなり、中間層がMFR15以上のポリプロピレン樹脂組成物からなるラップフィルムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−148898号公報
しかし乍ら、このような従来の食品包装用ラップフィルムでは、内層及び外層の粘着性が低いため、容器などに接着した際に、現在多く使用されているポリ塩化ビニリデン系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂を主要材料とした家庭用ラップフィルムに比べて、密着性が悪く剥がれ易い。
それにより、食品が入った容器の開口部分に貼り付けたとしても、食品と外気の遮断が不十分であるため、冷蔵保存中や冷凍保存中に食品の水分が蒸発して、食品の乾燥による臭い移りや冷凍焼けが発生したり、酸素が侵入することによる油脂の酸化による変質により、保存中の食品の味や風味を長期に亘って保つことができないという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、内層及び外層の粘着力を高めると、巻芯にフィルム本体をロール状に巻き付けて、その内層の表面が対向する外層の表面が重ね合わされた場合に、重なり合う内層の表面と外層の表面が互いに密着してしまい、巻芯からフィルム本体を引き出す際に、内層の表面が対向する外層の表面からスムーズに剥がれず、収納箱からフィルム本体を引き出すことが困難になる。
さらに、カット刃によるフィルム本体の切断も困難になって、使用勝手が悪いという問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、優れた粘着性及び解反性とカット性を兼ね備えた食品包装用ラップフィルムを提供すること、などが本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による食品包装用ラップフィルムは、以下の独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
[請求項1] 少なくとも内層、中間層及び外層の3層以上の構造を有し且つポリオレフィン系樹脂を主成分とするフィルム本体が、巻芯にロール状に巻き付けられて収納箱に収納し、前記収納箱から引き出した前記フィルム本体がカット刃で切断される食品包装用ラップフィルムであって、
前記内層及び前記外層の表面が、10g/22cm〜40g/22cmの粘着力を有し、前記フィルム本体の横方向のエルメンドルフ引裂強さが800gf以下であり、前記フィルム本体の厚みが5〜20μmであり、
前記内層及び前記外層は、少なくとも密度0.890〜0.920の直鎖状低密度ポリエチレンが20重量%以下と、密度0.920〜0.930の高圧法低密度ポリエチレンが80重量%以上の2種類以上を組み合わせた組成であり、粘着性付与の可塑剤として、アセチルクエン酸トリブチル又はエポキシ化植物油のいずれか一方か、若しくはアセチルクエン酸トリブチル及びエポキシ化植物油の両方を2〜10重量%含むことを特徴とする食品包装用ラップフィルム。
このような特徴を有する本発明の食品包装用ラップフィルムは、内層及び外層の表面を10g/22cm〜40g/22cmの粘着力とすることにより、内層及び外層の表面における粘着力を強くしつつ、巻芯にフィルム本体をロール状に巻き付けた際に、内層の表面が対向する外層の表面に重ね合わされても、巻芯からフィルム本体を引き出すことで、内層の表面が対向する外層の表面からスムーズに剥がれる。またフィルム本体における横方向のエルメンドルフ引裂強さを800gf以下にすることで、カット刃によるフィルム本体のカット性が改善される。
したがって、優れた粘着性及び解反性とカット性を兼ね備えた食品包装用ラップフィルムを提供することができる。
その結果、外層及び内層が低密度ポリエチレン及び超低密度線状ポリエチレンからなり、中間層がポリプロピレンである従来のラップフィルムに比べ、食品が入った容器の開口部分に貼り付けたり、食品に直接巻き付けてフィルム表面同士を貼り付けたりしても、密着性が良くなって剥がれ難くなるため、容器内の食品と外気を確実に遮断して、食品の水分が蒸発し難くなり、食品の乾燥による臭い移りや冷凍焼けを防ぎ、保存中の食品の味や風味をしっかり長期に亘って保つことができる。
さらに、収納箱から引き出されたラップフィルムをカット刃で切断し易くなり、使用勝手が向上する。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る食品包装用ラップフィルムは、そのフィルム本体が巻芯にロール状に巻き付けられるとともに、この巻き付け状態で収納箱に収納され、収納箱からフィルム本体を所定長さ引き出してカット刃で切断することにより、食品が入った容器の開口部を覆うか、又は食品に直接巻き付けてラップ包装するために用いられるものである。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係る食品包装用ラップフィルムは、少なくとも内層、中間層及び外層の3層以上を含む多層構造からなり、ポリオレフィン系樹脂を主成分とするフィルム本体を備えている。
フィルム本体は、内層、中間層及び外層の3層構造であっても良いし、中間層を多層にして4層以上の層構造にしても良い。
内層及び外層と中間層の材料としては、低密度ポリエチレンを用いることが好ましい。本発明でいう「低密度ポリエチレン」とは、高圧法低密度ポリエチレン(HP−LDPE)と、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を含んでいる。HP−LDPEとは、密度0.910〜0.930の、高圧法で製造された長鎖分岐を持つポリエチレンである。LLDPEとは、密度0.860〜0.920の、短い側鎖分岐を導入した直鎖状のポリエチレンである。
[内層及び外層について]
内層及び外層は、それぞれの表面が10g/22cm以上〜40g/22cm以下の粘着力を有する層にする。
具体的には、内層及び外層を、ポリエチレンを主成分とする層にする。
ポリエチレンとしては、密度が0.860〜0.930の低密度ポリエチレン(HP−LDPEやLLDPE)を用いることが好ましい。詳しくは、内層及び外層を、密度が0.900〜0.930の低密度ポリエチレン(HP−LDPEやLLDPE)を主成分とする層にすることが好ましい。特に密度0.920〜0.930のHP−LDPEを用いることが好ましい。
HP−LDPE(密度0.928)の具体例としては、日本ユニカー社製のNUC8230が該当する。HP−LDPE(密度0.929)の具体例としては、日本ユニカー社製のNUC8240が該当する。
なお、内層及び外層における低密度ポリエチレンの密度について、複数の低密度ポリエチレン(HP−LDPEやLLDPE)をブレンドすることにより、それぞれのブレンド比率に応じてブレンド後の全体密度が変化する。このような場合には、ブレンド比率に基づいて計算した全体密度の平均値が、0.860〜0.930(好ましくは0.900〜0.930)になれば、適正の範囲内と判断している。
さらに、内層及び外層には、粘着付与剤と可塑剤などを添加することが好ましい。
粘着付与剤は、タッキファイヤーとも呼ばれる樹脂であり、エラストマーに添加されることで、エラストマーと相溶して粘着機能(タッキ)を付与させる配合剤である。
粘着付与剤の具体例としては、水素化石油樹脂(脂環族飽和炭化水素樹脂)や脂環族飽和炭化水素樹脂や脂肪族系石油樹脂や芳香族系石油樹脂やC5系石油樹脂などの石油樹脂、テルペン樹脂水素化物(水添テルペン樹脂)などのテルペン樹脂、クマロン・インデン樹脂(クマロン−インデン樹脂)、テルペンフェノール樹脂、ロジン系樹脂、及びそれらの水素添加樹脂中の少なくとも一種の樹脂などが挙げられる。
特に、粘着付与剤として、水素化石油樹脂及び/またはテルペン樹脂を用いることが好ましい。すなわち、水素化石油樹脂又はテルペン樹脂のいずれか一方か、若しくは水素化石油樹脂及びテルペン樹脂の両方を用いることが好ましい。詳しくは、軟化点が120−130℃の水素化石油樹脂及び/又はテルペン樹脂が特に好ましい。
水素化石油樹脂の具体例としては、荒川化学工業社製のアルコンP−125(軟化点125℃)が該当する。
テルペン樹脂の具体例としては、ヤスハラケミカル社製のクリアロンP−125(軟化点125℃)が該当する。
粘着性付与の可塑剤としては、アセチル化モノグリセライド、アセチルクエン酸トリブチル(ATBC)、エポキシ化亜麻仁油やエポキシ化大豆油などのエポキシ化植物油などが挙げられる。
アセチル化モノグリセライドの具体例としては、理研ビタミン社製のリケマールPL−012が該当する。
内層及び外層の主成分となる、密度が0.860〜0.930の低密度ポリエチレンに対する可塑剤の添加量は、ATBCやエポキシ化植物油が2〜10重量%、好ましくは3〜7重量%配合することが好ましい。
[中間層について]
中間層は、フィルム本体のカット性を高めることができ、これに加えてフィルム本体の耐熱温度が高い層にする。具体的には、ポリエチレンやポリプロピレンを主成分とする層にする。
ポリエチレンとしては、密度が0.92〜0.930の低密度ポリエチレン(HP−LDPEやLLDPE)を主成分とする層にする。
なお、中間層における低密度ポリエチレンの密度について、複数の低密度ポリエチレン(HP−LDPEやLLDPE)などをブレンドすることにより、それぞれのブレンド比率に応じてブレンド後の全体密度が変化する。このような場合には、ブレンド比率に基づいて計算した全体密度の平均値が、0.920〜0.930になれば、適正の範囲内と判断している。
密度0.920以上の低密度ポリエチレンの具体例としては、日本ユニカー社製のNUC8230(密度0.928のHP−LDPE)が該当する。
密度0.920以下の低密度ポリエチレンの具体例としては、住友化学社製のV0141(密度0.860のLLDPE)、住友化学社製のFV203(密度0.913のLLDPE)が該当する。
中間層が密度0.920〜0.930の低密度ポリエチレンで構成されることにより、フィルム本体の全体に腰を持たせて、カット刃によるカット性が良好となるように構成されている。
特に、密度0.926〜0.930の低密度ポリエチレンを用いると良い。密度0.926以上の低密度ポリエチレンでは、カット刃によるカット性が特に良好であり、密度0.930以下ではフィルムの柔軟性が特に良好になる。
ポリプロピレン(PP)は、フィルム本体の耐熱温度を改善するために、中間層に添加される。PPとしては、ホモPP(ホモポリマー)、ランダムPP(ランダムコポリマー)、ブロックPP(ブロックコポリマー)のうち、透明性のあるホモPP、ランダムPPが好ましい。さらに柔軟性の点でランダムPPが好ましい。
ランダムPPは、その融点が低過ぎると、耐熱性の改善効果が不足し、高過ぎると硬くなるため、125〜140℃が好ましい。ランダムPPの具体例としては、住友化学社製のノーブレンS131(融点132℃)が該当する。中間層にランダムPPを用いる場合は、層の割合が20%以下であることが望ましい。
また、中間層の硬さコントロールや加工性の改良のため、軟化剤として2種以上のα−オレフィン(エチレンを含む)のランダム共重合体、ポリエチレン系熱可塑性エラストマーなどのオレフィン系エラストマーや前述した粘着付与剤を添加することも可能である。
オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体)の具体例としては、三井化学社製のタフマーA4085、住友化学製タフセレンT3732が該当する。
オレフィン系エラストマーや粘着付与剤には、フィルムの硬さとカット性のバランスを調整する効果があり、より柔らかなフィルムでも良好なカット性を与えることができる。
[製造方法]
そして、フィルム本体の製造方法としては、Tダイ又はサークルダイを用いた押出し成形機による押出成形か、若しくはインフレーション成形により、中間層を挟んで強粘着層と非粘着層が一体的に積層して所定の厚さにフィルム化され、押出し成形されたフィルム本体を冷却することで製品化される。
なお、フィルム本体の成形時には各樹脂層に必要に応じて各種の添加剤を通常の量で配合させることができる。
さらに、フィルム本体は、横方向のエルメンドルフ引裂強さの値が800gf以下(好ましくは600gf以下)となるように構成されている。
ここで、横方向とは、巻芯にフィルム本体をロール状に巻き付けて収納箱に収納され、収納箱から引き出してカット刃で切断される、フィルム本体の幅方向へ直線状に引き裂いて得た値である。
また、フィルム本体全体の厚さは、柔軟で破れ難くするために約5〜20μmとすることが好ましく、特に7〜15μm程度が最も好ましい。
さらに、フィルム本体を巻芯に対して巻き付ける際の巻き付け方向としては、巻芯の外表面と対向する内側が内層又は外層となるように配置する。
このような本発明の実施形態に係る食品包装用ラップフィルムによると、内層及び外層の表面を10g/22cm〜40g/22cmの粘着力とすることにより、内層及び外層の表面における粘着力を強くしつつ、巻芯にフィルム本体をロール状に巻き付けた際に、内層の表面が対向する外層の表面に重ね合わされても、巻芯からフィルム本体を引き出すことで、内層の表面が対向する外層の表面からスムーズに剥がれる。
また、フィルム本体における横方向のエルメンドルフ引裂強さを800gf以下(好ましくは600gf以下)にすることで、カット刃によるフィルム本体のカット性が改善される。
したがって、優れた粘着性及び解反性とカット性を兼ね備えた食品包装用ラップフィルムを提供することができる。
その結果、食品が入った容器の開口部分に貼り付けたり、食品に直接巻き付けてフィルム表面同士を貼り付けたりしても、密着性が良くなって剥がれ難くなるため、容器内の食品と外気を確実に遮断して、食品の水分が蒸発し難くなり、食品の乾燥による臭い移りや冷凍焼けを防ぎ、保存中の食品の味や風味をしっかり長期に亘って保つことができる。
さらに、収納箱から引き出されたラップフィルムをカット刃で切断し易くなり、使用勝手が向上する。
特に、内層及び外層が、密度0.860〜0.930の低密度ポリエチレン主成分とした層である場合には、内層及び外層の粘着性を更に向上させることができる。
詳しくは、低密度ポリエチレンとして、密度0.860〜0.920のLLDPEを30%以下で配合した場合には、内層及び外層の粘着性を更に向上させることができる。
その結果、容器から強粘着層が更に剥離し難くなるため、容器内の食品の味や風味をより長期に亘って確実に保つことができる。
さらに、内層及び外層が、密度0.860〜0.930の低密度ポリエチレンを主成分とした層であり、アセチルクエン酸トリブチル及び/又はエポキシ化植物油を総量として2〜10重量%(好ましくは3〜7重量%)配合する場合には、容器に対するフィルム本体の密着性を更に向上させることができる。
詳しくは、低密度ポリエチレンとして、密度0.860〜0.920のLLDPEを30%以下で配合し、アセチルクエン酸トリブチル及び/又はエポキシ化植物油を総量として2〜10重量%(好ましくは3〜7重量%)配合する場合には、容器に対するフィルム本体の密着性を更に向上させることができる。
さらに、内層及び前記外層が、密度0.890〜0.920の直鎖状低密度ポリエチレンが0〜20重量%、密度0.920〜0.930の高圧法低密度ポリエチレンが100〜80重量%の1種類又は2種類以上の組み合わせた組成である場合には、カット性と容器に対する密着性を高いレベルでバランスさせることができる。
また、中間層が、密度が0.920〜0.930の低密度ポリエチレン(好ましくは密度が0.920〜0.930の高圧法低密度ポリエチレン)を主成分とした層である場合には、フィルム本体のカット性を更に向上させることができる。
その結果、収納箱のカット刃により更に切断し易くなって、使用勝手がより向上する。
さらに、中間層が、密度が0.920〜0.930の高圧法低密度ポリエチレン60〜98重量%に、密度0.890〜0.900の直鎖状低密度ポリエチレン及び/又はオレフィン系エラストマーを0〜20重量%添加した場合には、フィルム本体が全体的に柔軟性に優れ且つ容器に沿って変形し易くすることができる。
さらに、中間層が、ポリプロピレン(好ましくはランダムポリプロピレン)からなり、中間層の層比がフィルム本体の20%以下である場合には、フィルム本体の耐熱温度を向上させることができる。
特に、中間層が、ランダムポリプロピレンを90重量%以上添加した層である場合には、中間層の層比がフィルム本体の約15%まで薄くなっても、優れた粘着性及び解反性とカット性が得られる。
また、内層又は外層若しくは中間層の少なくとも一層が、石油樹脂類を含む粘着付与剤が添加された層である場合には、石油樹脂類を含む粘着付与剤が内層や外層に添加された場合だけでなく、中間層へ添加されてもブリードして、それに積層される内層及び外層に拡散するため、内層及び外層の粘着性をより高く向上させることができる。
以下に、本発明の実施例を説明する。
[実施例1〜10及び比較例1〜5]
表1に示す実施例1〜10と表2に示す比較例1〜5は、それらに記載された成分をそれぞれの割合で混合して、内層、中間層及び外層の3層構造のフィルム本体を、その全体の厚さに対する中間層の厚さバランス(層比)と、フィルム本体の全体の厚さがそれぞれ設定寸法となるように加工したものである。
実施例1〜10と比較例1〜5では、内層及び外層が、密度0.860〜0.930の直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)及び/又は高圧法低密度ポリエチレン(HP−LDPE)の1種類若しくは2種類が主成分になっており、共通の構成にしている。
実施例1〜5,7と比較例2,3,5では、中間層が密度0.920.920〜0.930の低密度のポリエチレン(密度0.928のHP−LDPE)100重量%の層であり、共通の構成にしている。
実施例1〜7と比較例1,2,4,5では、フィルム本体の全体厚さに対する中間層の比率を60%としており、共通の構成にしている。
実施例1〜4,6〜10と比較例1,2,5では、フィルム本体の全体厚さを10μmとしており、共通の構成にしている。
実施例1〜5の内層及び外層では、LLDPE(密度0.904)、LLDPE(密度0.860)、LLDPE(密度0.905)、HP−LDPE(密度0.928)の1種類あるいは2種類の組み合わせを主成分としている。
実施例6〜10の内層及び外層では、HP−LDPE(密度0.929)、LLDPE(密度0.918)の1種類あるいは2種類の組み合わせを主成分としている。
それに加え、実施例4,9の内層及び外層では、粘着付与剤(石油樹脂類として水素化石油樹脂)を添加し、実施例1,3〜5の内層及び外層では、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)を添加し、実施例6〜10の内層及び外層では、可塑剤(ATBCとエポキシ化亜麻仁油)を添加している。
実施例6の中間層では、密度0.92以上のポリエチレン(密度0.928のHP−LDPE)、オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体A:タフマーA4085)の2種類の組み合わせを主成分とし、実施例8〜10の中間層では、ポリプロピレン(ランダムPP)、粘着付与剤(水素化石油樹脂)、オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体B:タフセレンT3732)の種類の組み合わせを主成分としている。
詳しくは、実施例1では、内層及び外層がLLDPE(密度0.904)99重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっている。
実施例2では、内層及び外層が、LLDPE(密度0.860)10重量%と、HP−LDPE(密度0.928)89重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっており、これらをブレンドすることで、内層及び外層における低密度ポリエチレンの全体密度が0.912になって、0.900〜0.930の範囲内に収まっている。
実施例3では、内層及び外層がLLDPE(密度0.905)70重量%と、HP−LDPE(密度0.928)29重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっている。
実施例4では、内層及び外層がLLDPE(密度0.905)70重量%と、HP−LDPE(密度0.928)28重量%と、粘着付与剤(水素化石油樹脂)1重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっている。
実施例5では、内層及び外層における樹脂の配合比率が実施例3と同じで、LLDPE(密度0.905)70重量%と、HP−LDPE(密度0.928)29重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっており、フィルム本体の全体厚さを15μmにしている。
実施例6では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)96.5重量%と、可塑剤(ATBC)2.5重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)1重量%の混合樹脂になっている。中間層がHP−LDPE(密度0.928)90重量%と、オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体A:タフマーA4085)10重量%の混合樹脂になっている。
実施例7では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)94重量%と、可塑剤(ATBC)4.0重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)2重量%の混合樹脂になっている。
実施例8では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)86重量%と、LLDPE(密度0.918)10重量%と、可塑剤(ATBC)3重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)1重量%の混合樹脂になっている。中間層がポリプロピレン(ランダムPP)90重量%と、オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体B:タフセレンT3732)10重量%の層になっている。フィルム本体の全体厚さに対する中間層の比率を15%にしている。
実施例9では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)85重量%と、LLDPE(密度0.918)10重量%と、粘着付与剤(水素化石油樹脂)2重量%と、可塑剤(ATBC)2重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)1重量%の混合樹脂になっている。中間層がポリプロピレン(ランダムPP)90重量%と、オレフィン系エラストマー(ランダム共重合体B:タフセレンT3732)10重量%の層になっている。フィルム本体の全体厚さに対する中間層の比率を15%にしている。
実施例10では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)96.5重量%と、可塑剤(ATBC)2.5重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)1.0重量%の混合樹脂になっている。中間層がポリプロピレン(ランダムPP)95重量%と、粘着付与剤(水素化石油樹脂)5重量%の混合樹脂になっている。フィルム本体の全体厚さに対する中間層の比率を15%にしている。
一方、比較例1〜5の内層及び外層では、LLDPE(密度0.904)、LLDPE(密度0.860)、LLDPE(密度0.905)、HP−LDPE(密度0.928)、HP−LDPE(密度0.929)の1種類あるいは2種類の組み合わせと、可塑剤(アセチル化モノグリセライド、ATBC、エポキシ化亜麻仁油のいずれか)との混合樹脂になっている。
詳しくは、比較例1では、内層及び外層がLLDPE(密度0.860)99重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になって、内層及び外層における低密度ポリエチレンの全体密度が0.860未満であるところが異なっている。
比較例2では、内層及び外層がLLDPE(密度0.904)80重量%と、HP−LDPE(密度0.928)19重量%と、可塑剤(アセチル化モノグリセライド)1重量%の混合樹脂になっており、中間層がポリプロピレン(ランダムPP)100重量%であるところが異なっている。
比較例3では、内層及び外層と中間層における樹脂の配合比率が実施例3及び実施例5と同じであるものの、フィルム本体の全体厚さに対する中間層の比率が15%で、フィルム本体の全体厚さが30μmであり、20μmを越えているところが異なっている。
比較例4では、内層及び外層がLLDPE(密度0.860)10重量%と、HP−LDPE(密度0.929)90重量%の混合樹脂になっている。しかし、中間層がHP−LDPE(密度0.928)10重量%と、LLDPE(密度0.913)90重量%の混合樹脂になっており、これらをブレンドすることで、中間層における低密度ポリエチレンの全体密度が0.9145になって0.920未満になるとともに、フィルム本体の全体厚さが25μmであり、20μmを越えているところが異なっている。
比較例5では、内層及び外層がHP−LDPE(密度0.929)96重量%と、可塑剤(ATBC)3重量%と、可塑剤(エポキシ化亜麻仁油)1重量%の混合樹脂で、粘着付与剤(水素化石油樹脂)や可塑剤(アセチル化モノグリセライド、ATBC、エポキシ化亜麻仁油)のいずれも混合されておらず、中間層がポリプロピレン(ランダムPP)100重量%の層であるところが異なっている。
表1及び表2に示される評価結果(粘着力、カット性、解反性、耐熱温度)は、以下の指標に基づくものである。
フィルム本体の粘着力は、実施例1〜10及び比較例1〜5に示されたフィルム本体を2枚それぞれの内層又は外層同士が接するように貼り合わせ、引張試験機で剥離試験を行うことで、粘着力(g/cm)を計測した結果である。
詳しくは、フィルム本体を2枚それぞれの内層又は外層同士が接するように重ね合わせ、平らな柔らかいゴムのマットの上に載せてから、ゴムローラーを2回かけて圧着させる。これに続いて、貼り合わされた2枚のフィルム本体から、長さ10cm×幅22cmの試験片を複数枚(2枚)作製する。試験片の裏面に両面テープを貼り付けて一方の板にセットし、試験片の表面にも両面テープを貼り付けて、他方の板にセットする。
引張試験機としてはストログラフを用い、一方の板が移動しないように押さえつつ、引っ張り速度が500mm/min、チャートスピード100mm/min、フルスケール1kgにて、各試験片の粘着力を幅22cmの方向へ測定した。測定値において極大と極小を除き、平均値を求めた。
フィルム本体のカット性は、JIS K 6732に規定される試験方法により測定したエルメンドルフ引裂強さによる。
エルメンドルフ引裂強さが600gf以下を◎、600〜800gf以下を○、801gfよりも大きい値を×と評価した。
フィルム本体の解反性は、巻芯にロール状に巻き付けられたフィルム本体を、収納箱から実際に引き出して内層を外層から剥がす際の解反性を評価した。
○:スムーズに剥がれる、×:スムーズに剥がれない、△:どちらとも言えない、のように評価した。
フィルム本体の耐熱温度は、東京都条例による試験方法により測定した。
Figure 0005688194
Figure 0005688194
実施例1〜10と比較例1〜5を比較すると、実施例1〜10は、粘着力、カット性、解反性のすべてにおいて良好な評価結果が得られているのに対して、比較例1〜5は、粘着力、カット性、解反性のいずれかで不良な評価結果になっている。
この評価結果から明らかなように、実施例1〜10は、内層及び外層が有する粘着性、巻芯に巻き付けられたフィルム本体を収納箱から引き出して内層を外層から剥がす際の解反性、収納箱のカット刃によるフィルム本体のカット性を含めて、食品包装用ラップフィルムとしての総合的な機能を高めることが可能になる。
特に、カット性については、実施例1〜7のエルメンドルフ引裂強さが600gf以下で最も優れていた。これに比べて実施例8〜10のエルメンドルフ引裂強さは、600〜800gf以下で若干劣るものの、十分にカットし易くて使用上に問題がなかった。
これに対して、比較例1は、内層及び外層における低密度ポリエチレンの全体密度が0.860未満であるため、カット性で不良な評価結果になるとともに、粘着力が30g/22cmとなり、解反性においてもベタ付いて不良な評価結果になった。
比較例2及び比較例5は、中間層にポリプロピレン(ランダムPP)が含まれるものの、中間層の層比がフィルム本体の60%と厚いため、カット性で不良な評価結果になった。
比較例3は、フィルム本体全体の厚さが20μmを越えているため、カット性で不良な評価結果になった。
比較例4は、内層及び外層に粘着付与剤(水素化石油樹脂)や可塑剤(アセチル化モノグリセライド、ATBC、エポキシ化亜麻仁油)のいずれも混合されていないため、粘着力が9g/22cmとなり、粘着力の不足で不良な評価結果になった。さらに中間層における低密度ポリエチレンの全体密度が0.920未満になるとともに、フィルム本体の全体厚さが20μmを越えているため、カット性で不良な評価結果になった。
さらに、耐熱温度については、中間層にポリプロピレン(ランダムPP)が添加された実施例8〜10及び比較例2,5が、その他の実施例1〜7及び比較例1,3,4に比べて高くなることが実証された。
また、実施例8〜10のように、中間層にポリプロピレン(ランダムPP)が90重量%以上添加された場合には、中間層の層比がフィルム本体の約15%まで薄くなっても、優れた粘着性及び解反性とカット性が得られることが実証された。

Claims (4)

  1. 少なくとも内層、中間層及び外層の3層以上の構造を有し且つポリオレフィン系樹脂を主成分とするフィルム本体が、巻芯にロール状に巻き付けられて収納箱に収納し、前記収納箱から引き出した前記フィルム本体がカット刃で切断される食品包装用ラップフィルムであって、
    前記内層及び前記外層の表面が、10g/22cm〜40g/22cmの粘着力を有し、前記フィルム本体の横方向のエルメンドルフ引裂強さが800gf以下であり、前記フィルム本体の厚みが5〜20μmであり、
    前記内層及び前記外層は、少なくとも密度0.890〜0.920の直鎖状低密度ポリエチレンが20重量%以下と、密度0.920〜0.930の高圧法低密度ポリエチレンが80重量%以上の2種類以上を組み合わせた組成であり、粘着性付与の可塑剤として、アセチルクエン酸トリブチル又はエポキシ化植物油のいずれか一方か、若しくはアセチルクエン酸トリブチル及びエポキシ化植物油の両方を2〜10重量%含むことを特徴とする食品包装用ラップフィルム。
  2. 前記中間層が、ポリプロピレンからなり、前記中間層の層比が前記フィルム本体の20%以下であることを特徴とする請求項1記載の食品包装用ラップフィルム。
  3. 前記内層又は前記外層若しくは前記中間層の少なくとも一層が、石油樹脂類を含む粘着付与剤が添加された層であることを特徴とする請求項1又は記載の食品包装用ラップフィルム。
  4. 前記粘着性付与の可塑剤のエポキシ化植物油としてエポキシ化亜麻仁油を含むことを特徴とする請求項記載の食品包装用ラップフィルム。
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