JP5683182B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリー方式の現像プロセスを採用したカラー電子写真画像形成装置に関するものである。
従来、単一の像担持体と、複数の現像装置を一体に支持した回転可能な支持体とを備え、所定のタイミングで現像装置を順次切り替えて、像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像プロセスを採用したフルカラー画像形成装置が知られている。
このように複数の現像装置を一体に支持した回転可能な現像装置支持体(ロータリー)を用い、現像装置を順次切り替えて単一の像担持体の表面の静電潜像を現像する画像形成装置をロータリー方式の画像形成装置と称する。
特許文献1に、従来例に係るロータリー方式の画像形成装置の構成が開示されている。一般的にロータリー方式の現像プロセスにおいては、各色の現像剤に対応して設けられた現像装置ごとに、現像位置において、それらの現像装置が有する現像剤担持体を像担持体の表面に対して順次当接、離隔させる動作が必要になる。現像装置の切り替えは、現像装置が像担持体の表面から離隔している間に現像装置支持体が回転することで行われる。
従来例に係る画像形成装置では、駆動力を有するカム等を用いて現像装置支持体を像担持体の径方向(回転中心方向)へ移動させることで、現像剤担持体の像担持体表面に対する当接、離隔の動作を行う構成が採用されている。
特開2005−148319号公報
しかしながら上記従来例に係るロータリー方式の画像形成装置では、以下に示す問題を生じる。
従来例に係る画像形成装置では、現像装置支持体を像担持体の径方向へ移動させ、現像剤担持体の像担持体の表面に対する当接、及び像担持体の表面からの離隔の動作を行う構成であるので、現像装置支持体を移動させるためのスペースを設ける必要がある。
また、当接、離隔の動作に伴って現像装置支持体を像担持体の径方向へ移動させるための駆動手段として、カム等を設ける必要がある。
すなわち、従来例に係るロータリー方式の画像形成装置では、現像装置支持体ごと像担持体の径方向に移動させて、現像剤担持体を像担持体の表面に当接させ、または離隔させるためのスペース、駆動手段を設ける必要がある。よって、装置本体の小型化、低コスト化を達成することが困難である。
この問題の解決策として、例えば現像剤担持体と像担持体の表面の当接、離隔の動作を、カム等の駆動手段を用いず、現像装置支持体の回転をそのまま利用して行うことが考えられる。
ただしこのような構成の画像形成装置の場合、現像装置支持体の回転により現像剤担持体が像担持体を通過する際に現像剤担持体上の現像剤が不要に像担持体側に転移し、横スジや紙の裏汚れ等の画像不良を引き起こすおそれがある。
これを防止するため、現像剤担持体が像担持体を通過する際には、像担持体の表面と現像剤担持体の表面の間に、現像剤が像担持体に転移するのを防止するための電界を形成しておく必要がある。
ここで、ロータリー方式の画像形成装置においては一般的に、画像形成装置本体と現像装置が各々有する現像バイアス印加のための電気接点が、現像装置支持体の回転に伴い、当接と離隔を繰り返す。
本発明は上記現状を鑑みてなされたものであり、
ロータリー方式の画像形成装置において、画像形成装置の誤動作や電気接点の損傷を起こすことなく、良好な画質を得ることが可能である画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は、以下のような構成により達成される。
静電潜像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記静電潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える複数の現像装置と、前記複数の現像装置を支持し、回転可能な現像装置支持体と、前記現像装置支持体の停止位置を検出するための停止位置検出手段と、を備え、前記現像装置支持体を回転させて前記現像装置と前記像担持体とが対向する現像位置に前記現像装置を移動させて現像を行なう画像形成装置において、前記現像装置支持体は、前記現像装置に設けられた前記現像剤担持体にバイアスを印加するための支持体側電気接点を備えており、前記支持体側電気接点に接触した状態において前記支持体側電気接点にバイアスを印加する画像形成装置本体に設けられた本体側電気接点を備えており、前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、前記本体側電気接点の電位を第1の現像電位とし、前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、前記像担持体の非画像部の電位を第1の像担持体電位とし、前記画像形成装置は、前記現像装置支持体を回転させて、前記停止位置検出手段により前記現像装置支持体を正規停止位置に遷移させるための位置検出シーケンスを実行可能であり、前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点の電位を第2の現像電位とし、前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記像担持体の電位を第2の像担持体電位とし、制御装置は、前記第2の現像電位が前記第1の現像電位と同極性で且つ前記第1の現像電位よりも絶対値で小さい値となり、前記第2の像担持体電位が前記第1の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で前記第1の像担持体電位よりも小さい値となり、前記第2の現像電位と前記第2の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差以上となるように、前記本体側電気接点に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスを制御することを特徴とする画像形成装置。
また別の構成として以下のものがある。
静電潜像を担持する回転可能な像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記静電潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える複数の現像装置と、前記複数の現像装置を支持し、回転可能な現像装置支持体と、前記現像装置支持体の停止位置を検出する停止位置検出手段と、を備え、前記現像装置支持体を回転させて前記現像装置と前記像担持体とが対向する現像位置に前記現像装置を移動させて現像を行なう画像形成装置において、前記現像装置支持体は、前記複数の現像装置に設けられた前記現像剤担持体のそれぞれにバイアスを印加するための複数の支持体側電気接点を備えており、前記支持体側電気接点に接触した状態において前記支持体側電気接点にバイアスを印加する画像形成装置本体に設けられた本体側電気接点を備えており、前記現像装置支持体の回転により、前記本体側電気接点は、それぞれの前記支持体側電気接点と接触状態及び非接触状態をとることが可能であり、前記画像形成装置は、位置検出シーケンスと、画像形成シーケンスを実行可能であり、前記位置検出シーケンスは、前記現像装置支持体を回転させて、前記停止位置検出手段により前記現像装置支持体を正規停止位置に遷移させるシーケンスであり、前記画像形成シーケンスは、前記複数の現像装置を、第1の現像装置と、前記第1の現像装置に対して前記現像装置支持体の回転方向の下流側に配置された第2の現像装置として、前記現像装置支持体が前記正規停止位置で停止した状態から、前記現像装置支持体を回転させて前記第1の現像装置で画像形成を行わないで前記現像位置を通過させ、前記第2の現像装置を現像位置にして前記第2の現像装置で画像形成を行うシーケンスであり、前記画像形成シーケンスにおいて、前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位は、前記第1の現像装置に給電するための前記第1の支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位及び、前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位よりも絶対値で大きくなるようにされ、前記画像形成シーケンスにおける、前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、前記第1の現像装置に給電するための前記第1の支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差、及び、前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記第1の支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差を第1の電位差として、前記位置検出シーケンスにおける、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、前記現像装置に給電するための前記支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差、及び、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差を第2の電位差、としたとき、前記第1の電位差の方が、前記第2の電位差よりも大きくなるように、前記本体側電気接点に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスの制御を行う、制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、ロータリー方式を採用する画像形成装置において、画像形成装置の誤動作や電気接点の損傷を起こすことなく良好な画像品質を得ることが可能である。
実施例1の画像形成装置の概略構成図 実施例1の現像装置の概略構成図 実施例1のロータリー構成及びその周辺部材の構成図 実施例1のロータリーホームポジション検知の概念図 実施例2でホームポジション停止後のロータリーポジションの模式図 実施例2でホームポジション停止後のタイミングチャート 実施例1でホームポジション検知するまでのロータリーポジションの模式図 実施例1でホームポジション検知するまでのタイミングチャート 実施例2で位置検出シーケンスと同様のバイアス制御を行った場合のタイミングチャート 現像装置に給電する画像形成装置本体の電気接点と、現像装置の電気接点との関係を示す図 制御装置と、制御装置の制御するパルスモータ等の相関関係を表すブロック図
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対的配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を実施例に限定する趣旨のものではない。
図1〜図8を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。
<画像形成装置の概略>
図1に本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す。
本実施の形態では、画像形成装置として、ロータリー方式のカラーレーザープリンタ(電子写真方式)を用いている。
カラーレーザープリンタは、回転可能な感光ドラム2(像担持体)を備えている。また、感光ドラム2の周囲には、感光ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ3、感光ドラム2の表面にレーザー光を照射して静電潜像を形成するための露光器4、感光ドラム2の表面をクリーニングするクリーニング装置6が設けられている。
また、感光ドラム2の表面に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する手段として、各現像剤の色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)ごとに現像装置18a〜18dが設けられている。
各々の現像装置18a〜18dは、感光ドラム2の回転方向に対して順方向に回転可能な略円形のロータリー102(現像装置支持体)に一体に支持されている。ロータリー102は、各々の現像装置18a〜18dが感光ドラム2に対向した現像位置にくるように回転可能に構成されている。ロータリー102の回転により複数の現像装置は、順次に現像位置に移動させられ、各色に対応した現像剤像を形成する。
なお、各々の現像装置18a〜18dをロータリー102に対して着脱可能な構成としてもよい。そのような構成とすることで、現像装置ごとに現像剤の補給、メンテナンスを行うことが可能になり、ユーザーの利便性を向上させることができる。その場合、画像形成装置本体には現像装置18を着脱可能にするためのドアが設けられる。そしてドアの開閉状態が判断可能なドアクローズセンサを有する。
また、制御手段としての、制御装置10が設けられている。制御装置10は、帯電ローラ3に電圧を印加する、直流高圧電源91、現像装置18a〜18dに電圧を印加する直流高圧電源92、直流高圧電源91および92のON/OFFや印加するバイアス電圧の大きさや時間的変化を制御する。さらに、制御装置10はロータリー102の回転動作を制御する。
また、ロータリー102の正規の停止位置(ホームポジション)を検知するためのフォトインタラプタ300が設けられている。ロータリー102のホームポジション検知の方法については後述する。
シート材Sに画像を形成する際は、まず、感光ドラム2を中間転写ベルト7の回転と同期させて図1の矢印方向(反時計回り)に回転させる。
そして、この感光ドラム2の表面を帯電ローラ3によって均一に帯電すると共に、露光器4によって例えばイエロー画像の光照射(露光)を行ない、感光ドラム2の表面にイエロー画像に対応した静電潜像を形成する。
また静電潜像を形成する前に、ロータリー102を後述する駆動伝達機構により駆動し、イエローの現像装置18aを感光ドラム2と対向する位置(現像位置)まで回転移動させておく。
この現像位置では、現像装置18aが有する回転可能な現像ローラ182a(現像剤担持体)に現像剤の帯電極性と同極性の電圧が印加されることで、感光ドラム2上の静電潜像にイエロー現像剤を付着させ、静電潜像を現像剤像として現像することができる。なお、現像剤の帯電極性とは、静電潜像を現像する際に用いられる現像剤の帯電極性であり、本実施例では、負帯電の現像剤を用いている。
なお、現像装置18に給電する画像形成装置本体の電気接点と、現像装置18の電気接点は、図10に示すように、現像装置18が現像位置に到達する手前から現像位置通過後まで、導通がとれる構成となっている。この構成により、現像位置前後で幅を持って現像バイアス電圧が印加可能な構成となっている。
400は、装置本体に設けられた現像ローラにバイアスを給電するための本体側電気接点であり、現像位置における現像ローラの対向位置に固定して設置されている。185a〜dはロータリー102の各現像装置設置位置毎に設けられたロータリー電気接点(支持体側電気接点)であり、現像装置が装着されると、現像ローラの芯金と当接状態になり両者の相対位置関係は固定される。以下、現像ローラ182a〜dの芯金とロータリー102に設けられた接点185a〜dを一体のものとして、現像装置18の接点と称する。本体側電気接点400は、ロータリー電気接点185a〜dとそれぞれ接触可能に設けられている。ロータリー102の回転により、本体側電気接点400と、ロータリー電気接点185a〜dは、接触状態、非接触状態をとることが可能になっている。
画像形成装置に設けられた電源(不図示)から本体側電気接点400に電圧が印加されると、本体側電気接点400からロータリー電気接点185a〜dに電圧が供給され、ロータリー電気接点から現像ローラ182a〜dに電圧が供給される。したがって、現像ローラに印加されるバイアスの電位は、本体側電気接点400に印加されるバイアスの電位に依存する。そこで、以下、現像バイアスとは本体側電気接点400に印加されるバイアスのことを指すものとする。そして、本体側電気接点400の電位を現像電位と呼ぶ。
現像後、現像ローラ182aはロータリー102の駆動により感光ドラム2の表面から離隔する。そして感光ドラム2の表面に形成された現像剤像は、中間転写ベルト7の内側に配置された1次転写ローラ81に現像剤と逆極性の電圧が印加されることで中間転写ベルト7上に1次転写される。
このようにしてイエローの現像剤像の1次転写が終了すると、ロータリー102が再び回転し、イエローの現像装置からマゼンタ、シアン、そしてブラックの各色の現像装置(18b〜18d)に順次切り替えられる。
そして各々の現像装置18が感光ドラム2に対向する現像位置に位置決めされた後、イエローの場合と同様にして、マゼンタ、シアン、そしてブラックの各色について、現像、1次転写が順次行われる。その結果、中間転写ベルト7上には4色の現像剤像が重ね合わされて転写されることになる。
なお、中間転写ベルト7上に各色の現像剤像の1次転写が行われている間、2次転写ローラ82は、中間転写ベルト7とは非接触状態にある。またこの時、中間転写ベルト7をクリーニングするクリーニングユニット9も中間転写ベルト7とは非接触状態にある。中間転写ベルト7上に4色の現像剤像が重ね合わされてシート材Sに2次転写可能となったタイミングで、2次転写ローラ82及びクリーニングユニット9は、中間転写に接触状態となる。
一方、シート材Sは、装置本体の下部に設けられた給送カセット51に積載収納されており、給送ローラ52によって給送カセット51から一枚ずつ分離給送され、レジストローラ対53に給送される。
レジストローラ対53は、給送されたシート材Sを中間転写ベルト7と2次転写ローラ82とで形成されたニップ部に送り出す。ニップ部においては、2次転写ローラ82と中間転写ベルト7が互いに圧接した状態にある(図1の状態)。
シート材S上に現像剤像を転写する2次転写を行う際は、まずニップ部にシート材Sが搬送される。その後2次転写ローラ82に現像剤の帯電極性と逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト7上の現像剤像をシート材Sの表面に一括して2次転写することができる。
現像剤像が2次転写されたシート材Sは、その後定着器54に送られる。そして定着器54においてシート材Sが加熱、加圧され、現像剤像をシート材S上に定着することができる。その後、このシート材Sは定着器54から装置本体外部の上カバー55に設けられた排出部へ排出される。
<現像装置の構成>
図2を参照して本実施の形態における現像装置18a〜18dの構成について説明する。なお、本実施の形態における現像装置18a〜18dは全て同一の構成を有するので、各々の現像装置18a〜18dに関する説明は省略する。
本実施の形態では、接触現像方式を用いた現像装置18を採用している。接触現像方式の現像装置18は、現像剤担持体としての現像ローラ182、規制ブレード181、現像剤供給ローラ183、現像剤収容室184を備えている。現像剤収容室184には、現像剤Tが収容されている。
現像ローラ182は回転可能に構成されており、表面に現像剤を担持して回転しながら感光ドラム2の表面に接触して、感光ドラム2の表面に予め形成された静電潜像に現像剤を供給する。
本実施の形態では、現像ローラ182の回転方向は感光ドラム2の回転方向に対して順方向であり、その周速は、感光ドラム2の周速に対して160%に設定されているものとする。
また、本実施の形態では、現像ローラ182として、SUSの芯金の外周に基層としてのシリコンゴムを接着し、表層にウレタン樹脂をコートしたものを用いた。
また規制ブレード181には、SUS材の薄板(厚み80μm)を用い、規制ブレード181が現像ローラ182の回転方向に対してカウンター方向になるように設置した。このように規制ブレード181を設けることにより、現像ローラ182が回転することに伴って現像ローラ182上の現像剤のコート量を規制することができる。
また現像剤供給ローラ183には、芯金の外周にウレタンスポンジを巻いたものが用いられている。現像剤供給ローラ183内に含まれた現像剤は、現像剤供給ローラ183と現像ローラ182との接触部で現像ローラ182の表面に供給される。
現像ローラ182と現像剤供給ローラ183は同方向に回転しており、すなわち両者の接触部ではそれぞれのローラの表面が逆方向に移動している。
また、後述する動作によって現像装置18が現像位置に配置され、感光ドラム2上に画像形成を行う時には、現像装置18の各部材に所定の電圧が印加されるように構成されている。
例えば本実施の形態では、現像を行う際は、感光ドラム2の電位が未露光部で−500V、露光部で−150Vとなっている。現像ローラ182、規制ブレード181、現像剤供給ローラ183に約−350Vの電圧が印加されている。なお、本実施例では、露光部に現像剤を付着させて画像形成を行う反転現像方式を取っている。したがって、感光ドラム2の未露光部電位が非画像部電位となる。正規現像方式の場合は、感光ドラム2の露光部の電位が非画像部電位となる。
このような電位設定とすることで、負極性の現像剤は未露光部に付着せず、静電気力によって露光部へ付着することになる。なお、本実施の形態では現像ローラ182、現像剤供給ローラ183、規制ブレード181を同電位としたが、これに限らず、各部材に電位差を設ける構成であってもよい。
<現像装置支持体の構成>
図3を参照して、本実施の形態におけるロータリー102(現像装置支持体)、及びその周辺部材の構成について説明を行う。
図3は現像装置18aに回転可能に支持された現像ローラ182aが、感光ドラム2の表面に形成された静電潜像を現像している状態を示している(当接状態)。
回転可能に構成されている略円形のロータリー102は、その外周にギア歯が形成されており、ギア歯は駆動ギア172と嵌合している。すなわち、不図示の駆動源から駆動ギア172に駆動力が伝達されることで、ロータリー102が回転し、駆動ギア172が図3中A方向に回転すればロータリー102は図3中B方向に回転し、駆動ギア172が停止すればロータリー102も停止する。
また駆動ギア172はシャフト107によって装置本体に支持されている。なお、不図示の駆動源が停止すれば駆動ギア172は停止し、駆動ギア172からは駆動源を駆動させることはできないものとする。
駆動ギア172のシャフト107とロータリー102の回転中心とは、アーム103によって連結されており、アーム103はシャフト107に回動自在に支持されている。また、一端を装置本体に固定されたアームバネ104によりアーム103は付勢され、それによりアーム103はシャフト107中心の回動力を受けている。
ロータリー102は、現像装置18a〜18dが有する現像ローラ182a〜182dがロータリー102の略円周上(略外周上)にくるように、現像装置18a〜18dを一体に支持し、さらにアーム103に回転可能に支持されている。
また、ロータリー102の図中手前側には、ロータリー102と同心的に回転可能なディスク101が設けられている。ディスク101は、回転中心においてロータリー102に係合している。
本実施の形態ではロータリー102とディスク101は別部材としてそれぞれ形成されているが、両者を一体に形成してもよい。ディスク101の外壁面には、ロータリーのホームポジションを検知するためのロータリー位置検出フラグたる突起部101eが他の部材と干渉しないように設けられている。
また、ディスク101の外周に接触するようにして、ディスク101の近傍には規制コロ105が設けられている。規制コロ105はディスクの外周に接触しつつ、装置本体に設置されたコロホルダ106に回転自在に支持されている。
また、規制コロ105の表層は弾性を有するゴム層であるので、これにより規制コロ105とディスク101の外周が接触する際の騒音を低減させることが可能になり、さらにはゴム層の高摩擦係数によってディスク101を確実に回転させることが可能になる。
なお、本実施の形態では規制コロ105はコロホルダ106に回転自在に支持されている構成であるが、規制コロ105の外周面の摺動性が良い場合は、規制コロ105が回転可能である必要は無く、さらにコロである必要も無い。すなわち、ディスク101の外周に接触しつつ、ディスク101の回転を確実に案内し、回転を妨げないような部材であればよい。
アームバネ104に付勢されたアーム103は、まずロータリー102を付勢し、現像ローラ182aと感光ドラム2との間に当接圧を与える。ディスク101と規制コロ105は、現像ローラ182aと感光ドラム2の間に好適な当接圧がかかるように形成されている。
このように本実施の形態は、現像ローラ182a〜182dを順次感光ドラム2の表面に当接、離隔させるにあたり、ロータリー102を回転させる動作のみで両者を当接、離隔可能に構成されている。
つまり本実施の形態では、現像ローラ182a〜182dの感光ドラム2の表面に対する当接、離隔の動作は、感光ドラム2の接線方向から行う構成となっている。
よって、例えばロータリー102ごと感光ドラム2の径方向へ移動させるといった構成を必要としないので、現像ローラ182a〜182dを当接させ、離隔させるためのスペースを新たに設ける必要がない。よって装置本体の小型化を達成することができる。
また、現像装置18a〜18dを切り替えるためにロータリー102を回転させることで現像ローラ182a〜182dの当接、離隔の動作を行うことが出来るので、当接、離隔のための特別な構成、駆動源を設ける必要がない。よって製造コストの低減を達成することができる。
また、当接、離隔の動作と現像装置18a〜18dの切り替えの動作を同時に行うことができるので、高速で現像ローラ182a〜182dを順次感光ドラム2へ当接、離隔させる事が出来る。
また、本実施の形態では、ロータリー102の回転駆動を自由に制御できるように、ロータリー102の駆動源(不図示)にはパルスモーターを用いた。パルスモータ1パルスにつきロータリー102は1°回転する。
<ロータリーホームポジション検知について>
次に、本実施例における画像形成装置のロータリーホームポジション検知の方法を説明する。図4に感光ドラム2と本実施例のロータリー102の模式図を示す。
ロータリー102は図中矢印B方向に回転し、102aはイエローの現像装置の装着位置を、102bはマゼンタの現像装置の装着位置を、102cはシアンの現像装置の装着位置を、102dはブラックの現像装置の装着位置を示している。
300はロータリー102とは独立して装置本体に設けられたフォトインタラプタであり、発光ダイオードからなる発光部とフォトトランジスタからなる受光部で構成されている。フォトインタラプタ300は、ロータリーディスク101周上に設けられた位置検出フラグたる突起部101eの通過を検出するために設けられている。フォトインタラプタ300と、突起部101eとが正規停止位置検出手段である。
本実施形態において、突起部101eは、ブラックの現像装置装着位置102d中の回転方向上流寄りに設けられている。
図4(a)は、ブラックを現像中のロータリーポジションを示しており、ブラックの現像装置の装着位置102dと感光ドラム2が正対するポジションとなっている。
図4(b)は、ロータリー102の正規の停止位置(ホームポジション)を示しており、(a)の状態から、ロータリー102が反時計方向に45°回転した位置で、感光ドラム2はいずれの現像装置とも接触しない状態になっている。
通常、画像形成終了後や各種キャリブレーション終了後、また、次回の画像形成に備える場合、ロータリー102はこの位置で停止する。
装置本体の制御装置10は、このホームポジションを基準にロータリー102の全ての動作を制御する。
フォトインタラプタ300は、ロータリー102がホームポジションから時計方向に所定の角度θ°だけ進んだときに、突起部101eを検出するように設置されており、本実施例の画像形成装置ではθ=20°となっている。
図4(c)は、ロータリー102がホームポジションからθ°回転した状態を示している。このとき、ロータリーディスク101上の突起部101eはフォトインタラプタ300の発光部と受光部を遮り、制御装置10はロータリー位置検出フラグを認識する。
図4(d)は、ロータリー102がホームポジション以外の位置で停止してしまっている状態の一例を示している。
このような状態では、制御装置10はロータリー102の位置が認識できないため、ロータリー102の回転と各種バイアス印加のタイミングや感光ドラム2の駆動など、他の動作とを正しく同期することができない。
従って、ロータリー102がホームポジション以外の位置で停止している可能性があるときは、一度ロータリー102をホームポジションに戻す必要がある。
本実施例では、ロータリー102の停止位置が不明の状態から、ロータリー102を回転させて、フォトインタラプタ等の正規停止位置検出手段によりロータリーがホームポジションに遷移したと判断する位置検出シーケンスを実行可能となっている。具体的には、まず、フォトインタラプタ300がロータリー位置検出フラグたる突起部101eを検出するまでロータリー102を矢印B方向に回転させる。
突起部101eを検出後、制御装置10はロータリー102をさらに(360−θ)°だけ回転させてから停止することで、ロータリー102をホームポジションに遷移させる。
従って、ロータリー102がホームポジション以外の位置で停止している可能性がある場合、そのときの突起部101eとフォトインタラプタ300の位置関係によりロータリー102の回転量が変化する。具体的には、制御装置10はロータリー102をホームポジションに遷移するまでに、(360−θ)°、から(720−θ)°の範囲でロータリー102を回転させることになる。
次に、ホームポジション検知(位置検出シーケンス)を行うタイミングについて説明する。
図11に制御装置10と制御装置10が制御する帯電ローラ3に電圧を印加する、直流高圧電源91、現像装置に電圧を印加する直流高圧電源92、ロータリー102の駆動を制御するパルスモータの相関関係を表すブロック図を記す。
制御装置10は、装置本体の電源投入信号またはドアクローズ信号を検知すると、ロータリーホームポジション検知を行う。ロータリーホームポジション検知において、直流高圧電源91、直流高圧電源92を制御して、帯電ローラ3に印加する帯電バイアス、現像ローラ182に印加する現像バイアス、パルスモータを制御する。
まず、装置本体の電源投入後のホームポジション検知について詳細に説明する。
装置本体への電力供給が停止する場合として、装置本体が停止中にユーザーが意図的に装置本体の電源をOFFしたり電源コードを抜いたりすることが考えられる。この場合は、次回電源投入時もロータリー102は基本的にホームポジションにあるはずである。
しかしながら、もし電源OFF中にユーザーがロータリー102を誤って回転させる等のイレギュラーがあった場合、次回電源投入した際に、制御装置10はロータリー102がホームポジションにいないことを判断することはできない。
また、場合によっては画像形成中に装置本体の電源ケーブルが抜けてしまったり、停電により装置本体への電力供給が突然止まることも想定される。この場合も、次回電源投入した際に、例えロータリー102がホームポジションにいなかったとしても制御装置10はそれを判断することはできない。
以上のように装置電源投入後は、ロータリー102が必ずしもホームポジションにあるとは限らないため、制御装置10は必ず一度上記ホームポジション検知を実行する。
また、画像形成装置本体から現像装置が着脱可能な構成の場合、現像装置を着脱を行うために装置本体のドアをオープンしている間に、電源OFFの場合同様、ユーザーがロータリー102を誤って回転させてしまうことも考えられる。
そのため、ドアが開状態(オープン)から閉状態(クローズ)になった時にも制御装置10は一度ロータリー102のホームポジション検知を行う。
さらに、紙詰まり(ジャム)による緊急停止後のホームポジション検知について説明する。
制御装置10は、給送カセット51から定着器54に至るメディアSの通過経路に設けられたメディア通過センサー(不図示)が検知するメディアSの装置内滞在時間が所定値よりも長い場合、紙詰まりが発生したと判断し、装置本体を緊急停止させる。
このとき、ロータリー102はホームポジション以外の位置で停止している可能性がある。
装置内に詰まったメディアを取り除いた後、装置本体の電源の入れ直し、または装置本体のドアクローズを検知すると、制御装置10は装置本体が次回の画像形成動作に備えるため、感光ドラム2や転写ベルト7上に付着した現像剤を清掃するための復帰動作を行う。この復帰動作を行う際、制御装置10はロータリー102のホームポジション検知も併せて実行する。
次に、ロータリー102が回転し、現像ローラ182が感光ドラム2を通過するときの各種印加バイアスについて、ロータリー102のホームポジション検知を行う場合について説明する。
<ロータリーホームポジション検知時の各種バイアス>
ロータリー102がホームポジション以外の位置で停止している可能性がある場合について図7と図8を用いて説明する。
図7はロータリー102と感光ドラム2の位置の模式図、図8はロータリーの回転状態、現像当接状態、現像バイアスの印加状態、帯電バイアスの印加状態を表すタイミングチャートである。また、下述するステップ(s1)〜(s17)は、図8中の(s1)〜(s17)と対応するものである。
図7(a)はロータリー102がホームポジション以外の位置で停止している状態の一例を示しており、ロータリー102がホームポジションから矢印B方向に約60°回転したところで停止してしまった状態である。
装置本体の電源投入後、制御装置10はロータリー102のホームポジション検知を開始する。制御装置10はフォトインタラプタ300がロータリー位置検出フラグ101eを検出するまでロータリー102を回転させ(s1)、その後(360−θ)°だけ回転させてロータリー102をホームポジションに遷移させる。
図7(a)の状態からホームポジション検知終了までには、ロータリー102が回転を開始(s1)してから、各色の現像ローラ182a〜dが累計7回、感光ドラム2との当接位置を通過することになる。
まず(s2)〜(s3)でイエローの現像ローラ182aが感光ドラム2を通過し(図7(b))、(s4)〜(s5)でマゼンタの現像ローラ182bが、(s6)〜(s7)でシアンの現像ローラ182cが通過する。
その後、図7(c)に示すように、フォトインタラプタ300がロータリー位置検出フラグ101eを検出する(s8)。
その後さらに(360−θ)°だけロータリー102は回転する。(s9)〜(s10)でブラックの現像ローラ182dが感光ドラム2との当接位置を通過する。(s11)〜(s12)でイエローの現像ローラ182aが感光ドラム2との当接位置を通過する。(s13)〜(s14)でマゼンタの現像ローラ182bが感光ドラム2との当接位置を通過する。(s15)〜(s16)でシアンの現像ローラ182cが感光ドラム2との当接位置を通過する。そして、ロータリーは図7(d)に示すようにホームポジションで停止する(s17)。
ここで、ホームポジション検知中も、現像ローラ182が感光ドラム2を通過するときは、現像ローラ182上の現像剤が感光ドラム2に転移するのを防止するための電界を、現像ローラ182と感光ドラム2との間に設ける必要がある。
しかし、ホームポジション検知中、制御装置10はロータリーポジションを認識することができないため、現像ローラ182が感光ドラム2を通過するタイミングにあわせて現像バイアスを印加することはできない。
また、ホームポジション検知の最中、画像形成中と同様の帯電バイアスおよび現像バイアス(第1の現像電位)をし続けたところ、装置本体と現像装置18の電気接点が当接または離隔する際に発生する電気ノイズを制御装置10が誤検知してしまった。このとき、感光ドラム2の表面の未露光部電位は画像形成中の電位(第1の像担持体電位)と同様である。
制御装置10が電気ノイズを誤検知すると、装置本体が停止してしまう等の不具合が発生することがあった。
また、上記の不具合が発生しない場合でも、プリント動作を繰り返し行い続けると、活電状態での電気接点の当接・離隔による火花放電が繰り返されることにより、装置本体または現像装置18側の電気接点が損傷してしまうことがあった。
上記問題を考慮し、ロータリーホームポジション検知中は現像ローラ182に現像バイアスを印加せず(第2の現像電位)、感光ドラム表面2の未露光部電位が−150V(第2の像担持体電位)となるような帯電バイアス−650Vを帯電ローラ3に印加した。
このとき、感光ドラム2の未露光部電位と現像ローラ182に印加する現像バイアスの差は画像形成時と同じく−150Vとなっている。
このような制御をすることにより、ホームポジション検知中、現像バイアスを印加することなく、感光ドラム2表面と現像ローラ182間に常時、現像ローラ182上の現像剤が感光ドラム2に転移するのを防止するための電界を設けることができる。
しかも、現像バイアスを印加していないため、装置本体と現像装置の電気接点が活電状態で当接または離隔する際の弊害を懸念することもない。
なお、本実施例では、ホームポジション検知時に現像バイアスを印加しない構成としたが0Vでなくても、現像バイアスを画像形成中と同極性且つ絶対値で小さい値とすることにより電気ノイズや火花放電のレベルを低減することができる。
すなわち、電気ノイズによる画像形成装置の誤動作の発生率低減、および、火花放電による電気接点の損傷の抑制が可能となる。
また、現像ローラ182が感光ドラム2を通過する際の、感光ドラム2の表面電位と現像ローラ182の表面電位の差を本実施形態では、画像形成時と同じ−150Vとなるようにした。しかしながら、この値を画像形成時よりもさらに大きくなるように帯電バイアスと現像バイアスを制御することにより、現像ローラ182上の現像剤が感光ドラム2に転移するのをより効果的に防止することができる。少なくとも、ホームポジション検知時に現像ローラ182が感光ドラム2を通過する際の、感光ドラム2の表面電位と現像ローラ182の表面電位の差は、画像形成時の電位差以上にしておくことが重要である。
以上説明したように、本発明によればロータリーのホームポジション検知中も、装置本体と現像装置の電気接点の活電状態での当接または離隔による弊害の懸念無く、現像剤が不要に像担持体に付着するのを防止することができる。
実施例1では、ホームポジション検知をする際に現像装置が現像位置を通過する際の現像ローラに印加するバイアス、帯電バイアスの印加の方法を記載した。
実施例2では、ロータリー102がホームポジションで停止した状態から、ロータリー102を回転させて、第1の現像装置で画像形成を行わないで現像位置を通過させ、第2の現像装置を現像位置にして第2の現像装置で画像形成を行う場合について説明する。このようなシーケンスを、画像形成シーケンスと呼ぶことにする。
ここで、第2の現像装置は、第1の現像装置に対してロータリー102の回転方向の下流側に配置された現像装置である。
このようなロータリー回転制御を行うのは、ロータリー102がホームポジションにある場合に、カラーの画像形成信号が送られてきた場合である。
本実施例の画像形成装置におけるロータリー102のホームポジションは、モノカラーの画像形成信号が送られてきた場合すぐに画像形成動作を開始できるよう、現像位置の直前にブラックの現像装置18dが配置されるようになっている。
また、本実施例の画像形成装置では、フルカラーの画像形成信号が送られてきた場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に画像形成を行う。そのため、イエローの現像装置18a(第1の現像装置)を現像位置に移動させる際にブラックの現像装置18d(第2の現像装置)は画像形成を行わずに現像位置を通過することになる。
このときも、実施例1の場合と同様、現像位置でブラックの現像ローラ182d上の現像剤が感光ドラム2に転移するのを防止するために、現像ローラ182dと感光ドラム2の間に現像剤の転移を防止するための電界を設ける必要がある。
ただし本実施例のようにロータリー102がホームポジションにある場合、制御装置10は現像ローラ182dが感光ドラム2を通過するタイミングに合わせて現像バイアスを印加することができる。
具体的には、現像バイアス印加開始のタイミングを、画像形成装置と現像装置18dの電気接点が当接してから現像ローラ182dが感光ドラム2を通過する手前とする。そして、印加終了のタイミングを、現像ローラ182dが感光ドラム2を通過し終えてから画像形成装置と現像装置18dの電気接点が離隔するまでの間とすることで上記不具合を回避することができる。
このように、ロータリー102がホームポジションで停止している場合は、活電状態での電気接点の当接・離隔を回避しつつ、現像ローラ182d上の現像剤が感光ドラム2に転移するのを防止することが可能となる。
<ホームポジションに停止した状態からのロータリー回転時の各種バイアス>
ロータリー102がホームポジションで停止している状態から、現像ローラ182が感光ドラム2を通過する場合について、ホームポジションからイエローの現像ローラ182aが現像位置に移動するまでの動作を例にして、図5と図6を用いて説明する。
図5はロータリー102と感光ドラム2の位置の模式図、図6はロータリーの回転状態、現像当接状態、現像バイアスの印加状態、帯電バイアスの印加状態を表すタイミングチャートである。また、下述するステップ(s1)〜(s7)は、図6中の(s1)〜(s7)と対応するものである。
図5(a)はロータリー102のホームポジション状態を示している。ホームポジションでは、イエローの現像ローラ182aは図面上、ロータリー102の上側に位置している。
不図示のコントローラからプリント指示が出されると、制御装置10は帯電ローラ3に画像形成用の帯電バイアス−1000Vを印加し、感光ドラム2の表面電位を−500Vに帯電させる(第3の像担持体電位)。また制御装置10は、1色目にプリントするイエローの現像ローラ182aを現像位置に移動させるために、ロータリー102を矢印B方向へ回転開始する(s1)。
その後、装置本体とブラックの現像装置18dの電気接点が接触してから、制御装置10は、ブラックの現像ローラ182dが感光ドラム2を通過する(s3)のに備えて、現像バイアス−250V(第3の現像電位)を印加する(s2)。
このとき、感光ドラム2の未露光部電位と現像ローラ182に印加する現像バイアスの電位差は画像形成時よりも100V大きい250Vとなっている。
図5(b)は、ブラックの現像ローラ182dが感光ドラム2を通過している最中のロータリーポジションを示しており、ホームポジションから45°だけ矢印B方向に回転した状態になっている。
このとき、現像ローラ182d上にコートされた負極性の現像剤は、−500Vに帯電された感光ドラム2と−250Vの現像バイアスが印加された現像ローラ182dが形成する電界により、感光ドラム2への転移が防止される。
ブラックの現像ローラ182dが感光ドラム2を通過し終えた後(s4)、装置本体とブラックの現像装置18dの電気接点が離隔する前に、制御装置10は現像バイアスをOFFする(s5)。
その後、装置本体とイエローの現像装置18aの電気接点が接触してからイエローの現像ローラ182aが感光ドラム2と当接する(s7)前に、制御装置10は、画像形成中の現像バイアス−350Vを印加(s6)する。そして、イエローの現像ローラ182aの現像当接に備える。
イエローの現像当接と同時に、制御装置10はロータリー駆動を停止し、イエローの画像形成を開始する(s7)。このときのロータリーポジションを図5(c)に示す。
このように、ロータリー102がホームポジションで停止している場合は、制御装置10は現像ローラ182が感光ドラム2を通過する際に現像ローラ182上の現像剤が感光ドラム2に不要に転移するのを防止するために、現像バイアスの印加タイミングを制御する。
実施例2の特徴としては、ホームポジションで停止した状態から、現像ローラ182が感光ドラム2を通過する際の、現像バイアスの電位(第3の現像電位)と、位置検出シーケンスの時の、現像バイアスの電位(第2の現像電位)とが異なることに特徴がある。
また、実施例2では、ホームポジションで停止した状態から、現像ローラ182が感光ドラム2を通過する際の、感光ドラム2の表面電位(第3の像担持体電位)と、位置検出シーケンス時の感光ドラム2の表面電位(第2の像担持体電位)とが異なる。
具体的には、第3の現像電位は、第2の現像電位と同極性で且つ絶対値で高い値としている。また、第3の像担持体電位は、第2の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で大きい値としている。
このようにしている理由について、図9のタイミングチャートを用いて、ロータリー102がホームポジション停止状態から、実施例1の位置検出シーケンスと同様の制御を行った場合について説明する。下述するステップ(s1)〜(s8)は、図9中の(s1)〜(s8)と対応するものである。
不図示のコントローラからプリント指示が出されると、制御装置10は帯電ローラ3に画像形成時と同極性で絶対値の小さい帯電バイアス−650Vを印加し、感光ドラム2の表面電位を−150V(第2の像担持体電位)に帯電させる。また制御装置10は、1色目にプリントするイエローの現像ローラ182aを現像位置に移動させるために、ロータリー102を矢印B方向へ回転開始する(s1)。
その後、制御装置10は現像バイアスを印加することなく(第2の現像電位)ブラックの現像ローラ182dは感光ドラム2を通過する(s2〜s5)。その後、制御装置10は帯電バイアスを画像形成用の帯電バイアス−1000Vに切り替え(s5)、像担持体を−500Vに帯電する(第1の像担持体電位)。そして、イエローの現像装置18aが現像位置に遷移する(s7)のに先立ち、装置本体と現像装置18aの電気接点が当接してから画像形成用の現像バイアス(第1の現像電位)を印加する(s6)。その後、イエローの現像装置18aは感光ドラム2と当接し、画像形成を開始する。
このとき、(s5)における帯電バイアスの切り替えに伴い、感光ドラム2の表面電位は−150Vから−500Vに階段状に切り替わることになる。この階段状の帯電ムラは、その後1回の帯電では完全に消えることはなく、イエロー画像において階段状の濃淡ムラ発生してしまうことがあった。
このように、ロータリー102がホームポジションで停止している場合は、位置検知シーケンスの時のような現像バイアス(第2の現像電位)、第2の像担持体電位に設定すると、濃淡ムラの画像不良が発生してしまう。これは、位置検知シーケンス時は、現像装置18の電気接点の損傷を避けるため、第2の現像電位をなるべく絶対値で小さい値にする必要があるからである。現像手段からのカブリを防止するためには、感光ドラムの電位(第2の像担持体の電位)と現像バイアスの電位(第2の現像電位)との電位差は、大きすぎても小さすぎても良くない。したがって、第2の現像電位が小さい値になると、対応するように第2の像担持体の電位も小さくなる。このように、第2の像担持体の電位を低くしてしまうと、上記したような帯電ムラに起因する画像不良が発生してしまう。
ロータリー102がホームポジションで停止している場合は、適宜現像バイアスをオンオフすることが可能であるため、位置検知シーケンスの時のように現像バイアスの電位を必要以上に小さくすることはしなくてよい。したがって、ロータリー102がホームポジションで停止している場合は、ブラックの現像ローラ182dが現像位置を通過するタイミングに合わせて現像バイアスの電位(第3の現像電位)を、第2の現像電位と同極性で且つ絶対値で高い値とする。また、その時の感光ドラムの電位(第3の像担持体電位)は、第2の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で大きい値としている。
このようにすることで、現像ローラ182dと感光ドラム2間に現像剤の転移を防止する電界を設け、且つ電位ムラによる画像不良を防止している。
さらには、画像形成時よりも現像ローラ182と感光ドラム2の未露光部の電位差を大きくすることにより、より効果的に現像ローラ182から感光ドラム2への現像剤の転移を防止することができる。
また、位置検知シーケンスと、画像形成シーケンスを比較すると次のようになっている。
画像形成シーケンスでは、ブラックの現像ローラ182dが現像位置を通過するタイミングに合わせて、現像電位を切り替えている。説明のため、画像形成シーケンスにおいて、現像ローラ182dが現像位置を通過する時の現像電位を第3の現像電位とする。そして、現像ローラ182dに給電するためのロータリー電気接点185dが本体側電気接点400と接触状態になる前の現像電位を第4の現像電位とする。その時に、第3の現像電位と第4の現像電位は異なる(図6のS2,S3参照)。また、現像ローラ182dが現像位置を通過した後、現像ローラ182dに給電するためのロータリー電気接点185dが本体側電気接点400と非接触状態になる前の現像電位を第5の現像電位とする。その時に、第3の現像電位と第5の現像電位は異なる(図6のS4,S5参照)。
そして、第3の現像電位は、第4の現像電位、第5の現像電位よりも絶対値で大きい値に設定されている。このようにすることで、現像ローラ182dが現像位置を通過する時は、現像ローラ182上の現像剤が感光ドラム2に転移するのを防止するための電界を形成することができる。そして、本体電気接点400とロータリー電気接点185dが、当接(又は離隔)するタイミングにおいては、現像電位を低くしておくことで、活電状態での接点同士が当接(又は離隔)することを抑制することができる。ここで、第3の現像電位と第4の現像電位との電位差、及び第3の現像電位と第5の現像電位との電位差をそれぞれ第1の電位差とする。
一方、位置検知シーケンスでは、ロータリー102の位置がわからない状態で、現像装置は現像位置を通過していくことになる。そこで、位置検知シーケンスの場合は、現像電位は、本体側電気接点400と、ロータリー電気接点185との接触、離隔のタイミングにおいてすべて同じ0Vにしている(図8参照)。即ち、現像電位を積極的に変えるようなことを行っていない。
説明のため、位置検知シーケンスにおいて、現像ローラ182が現像位置を通過する時の現像電位を第2の現像電位とする。そして、現像ローラ182dに給電するためのロータリー電気接点185dが本体側電気接点400と接触状態になる前の現像電位を第6の現像電位とする。そして、現像ローラ182dが現像位置を通過した後、現像ローラ182dに給電するためのロータリー電気接点185dが本体側電気接点400と非接触状態になる前の現像電位を第7の現像電位とする。
そして、第2の現像電位と第6の現像電位の電位差、及び第2の現像電位と第7の現像電位との電位差を第2の電位差とする。
この場合において、第1の電位差は第2の電位差よりも大きくなるように制御されている。第1の電位差が第2の電位差よりも大きくできるのは、ロータリー102の位置がわかっているため、積極的に現像電位を変更することができるためである。
このように、ロータリー102の位置が明らかな場合と、不明な場合とで、現像電位の電位制御を行うことにより、活電状態での接点同士の接触を防ぎ且つ、感光ドラム2へのトナーの転移を抑制する制御を行うことができる。
2 感光ドラム(像担持体)
3 帯電ローラ
7 中間転写ベルト
18 現像装置
101 ディスク
101e ロータリー位置検出フラグ
102 ロータリー(現像装置支持体)
182 現像ローラ(現像剤担持体)
300 フォトインタラプタ

Claims (9)

  1. 静電潜像を担持する回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記静電潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える複数の現像装置と、
    前記複数の現像装置を支持し、回転可能な現像装置支持体と、
    前記現像装置支持体の停止位置を検出するための停止位置検出手段と、
    を備え、前記現像装置支持体を回転させて前記現像装置と前記像担持体とが対向する現像位置に前記現像装置を移動させて現像を行なう画像形成装置において、
    前記現像装置支持体は、前記現像装置に設けられた前記現像剤担持体にバイアスを印加するための支持体側電気接点を備えており、
    前記支持体側電気接点に接触した状態において前記支持体側電気接点にバイアスを印加する画像形成装置本体に設けられた本体側電気接点を備えており、前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、
    前記本体側電気接点の電位を第1の現像電位とし、
    前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、
    前記像担持体の非画像部の電位を第1の像担持体電位とし、
    前記画像形成装置は、前記現像装置支持体を回転させて、前記停止位置検出手段により前記現像装置支持体を正規停止位置に遷移させるための位置検出シーケンスを実行可能であり、
    前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記本体側電気接点の電位を第2の現像電位とし、
    前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記像担持体の電位を第2の像担持体電位とし、
    制御装置は、前記支持体側電気接点と前記本体側電気接点との接点間の火花放電を低減するために前記第2の現像電位が前記第1の現像電位と同極性で且つ前記第1の現像電位よりも絶対値で小さい値となり、前記第2の像担持体電位が前記第1の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で前記第1の像担持体電位よりも小さい値となり、前記第2の現像電位と前記第2の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差以上となるように、前記本体側電気接点に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の現像装置は、第1の現像装置と、前記第1の現像装置に対して前記現像装置支持体の回転方向の下流側に配置された第2の現像装置とを有し、
    前記画像形成装置は、前記現像装置支持体が前記正規停止位置で停止した状態から、
    前記現像装置支持体を回転させて前記第1の現像装置で画像形成を行わないで前記現像位置を通過させ、前記第2の現像装置を現像位置にして前記第2の現像装置で画像形成を行う画像形成シーケンスを実行することが可能であり、
    前記画像形成シーケンスにおいて、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記本体側電気接点の電位を第3の現像電位とし、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記像担持体の電位を第3の像担持体電位とし、
    前記制御装置は、前記第3の現像電位が前記第2の現像電位と同極性で且つ絶対値で大きい値となり、前記第3の像担持体電位が前記第2の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で大きい値となり、
    前記第3の現像電位と前記第3の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差以上となるように、
    前記本体側電気接点に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 静電潜像を担持する回転可能な像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記静電潜像を現像するための現像剤を担持する現像剤担持体を備える複数の現像装置と、
    前記複数の現像装置を支持し、回転可能な現像装置支持体と、
    前記現像装置支持体の停止位置を検出する停止位置検出手段と、
    を備え、前記現像装置支持体を回転させて前記現像装置と前記像担持体とが対向する現像位置に前記現像装置を移動させて現像を行なう画像形成装置において、
    前記現像装置支持体は、前記複数の現像装置に設けられた前記現像剤担持体のそれぞれにバイアスを印加するための複数の支持体側電気接点を備えており、
    前記支持体側電気接点に接触した状態において前記支持体側電気接点にバイアスを印加する画像形成装置本体に設けられた本体側電気接点を備えており、
    前記現像装置支持体の回転により、前記本体側電気接点は、それぞれの前記支持体側電気接点と接触状態及び非接触状態をとることが可能であり、
    前記画像形成装置は、位置検出シーケンスと、画像形成シーケンスを実行可能であり、前記位置検出シーケンスは、
    前記現像装置支持体を回転させて、前記停止位置検出手段により前記現像装置支持体を正規停止位置に遷移させるシーケンスであり、
    前記画像形成シーケンスは、
    前記複数の現像装置を、第1の現像装置と、前記第1の現像装置に対して前記現像装置支持体の回転方向の下流側に配置された第2の現像装置として、
    前記現像装置支持体が前記正規停止位置で停止した状態から、
    前記現像装置支持体を回転させて前記第1の現像装置で画像形成を行わないで前記現像位置を通過させ、前記第2の現像装置を現像位置にして前記第2の現像装置で画像形成を行うシーケンスであり、
    前記画像形成シーケンスにおいて、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位は、
    前記第1の現像装置に給電するための第1の支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位及び、
    前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位よりも絶対値で大きくなるようにされ、
    前記画像形成シーケンスにおける、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、
    前記第1の現像装置に給電するための前記第1の支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差、及び、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、
    前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記第1の支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差を第1の電位差として、
    前記位置検出シーケンスにおける、
    前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、
    前記現像装置に給電するための前記支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差、及び、
    前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位と、
    前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前に、前記本体側電気接点に印加されるバイアスの電位との電位差を第2の電位差、
    としたとき、
    前記第1の電位差の方が、前記第2の電位差よりも大きくなるように、
    前記本体側電気接点に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスの制御を行う、制御装置を有し、
    前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、前記本体側電気接点の電位を第1の現像電位と、
    前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点の電位を第2の現像電位と、としたとき、
    前記制御装置は、前記支持体側電気接点と前記本体側電気接点との接点間の火花放電を低減するために前記第2の現像電位が前記第1の現像電位と同極性で且つ前記第1の現像電位よりも絶対値で小さい値となるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記位置検出シーケンスにおいて、
    前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、前記本体側電気接点の電位は、
    前記現像装置に給電するための前記支持体側電気接点が、前記本体側電気接点と接触状態になる前の、前記本体側電気接点の電位と、
    前記現像装置が前記現像位置を通過した後、前記支持体側電気接点が前記本体側電気接点から非接触状態になる前の、前記本体側電気接点の電位と同じであるように制御されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、
    前記本体側電気接点の電位を第1の現像電位とし、
    前記現像装置が前記現像位置において画像形成を行う時の、
    前記像担持体の非画像部の電位を第1の像担持体電位とし、
    前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記本体側電気接点の電位を第2の現像電位とし、
    前記位置検出シーケンスにおいて、前記現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記像担持体の非画像部の電位を第2の像担持体電位とし、
    前記画像形成シーケンスにおいて、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記本体側電気接点の電位を第3の現像電位とし、
    前記第1の現像装置が前記現像位置を通過する時の、
    前記像担持体の非画像部の電位を第3の像担持体電位とし、
    制御装置は、前記第2の像担持体電位が前記第1の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で前記第1の像担持体電位よりも小さい値となり、前記第2の現像電位と前記第2の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差以上となるようにし、
    前記第3の現像電位が前記第2の現像電位と同極性で且つ絶対値で大きい値となり、前記第3の像担持体電位が前記第2の像担持体電位と同極性で且つ絶対値で大きい値となり、
    前記第3の現像電位と前記第3の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差以上となるように、
    前記制御装置は、前記現像剤担持体に印加されるバイアスと、前記帯電手段に印加されるバイアスを制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の現像電位は0Vであることを特徴とする請求項1、3、5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御装置は、前記第2の現像電位と前記第2の像担持体電位との電位差が、前記第1の現像電位と前記第1の像担持体電位との電位差よりも大きくなるように制御をすることを特徴とする請求項1又は5に記載の画像形成装置。
  8. 前記位置検出シーケンスは、画像形成装置の電源投入時に実行されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像装置は、画像形成装置本体から着脱可能に設けられており、前記現像装置を着脱するために前記画像形成装置本体に設けられたドアと、前記ドアの開閉状態を検知する検知手段を有し、前記位置検出シーケンスは、前記検知手段により前記ドアが開状態から閉状態にされた時であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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