JP5682629B2 - 通信システムおよびリソース制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムおよびリソース制御方法に関し、特に、無線端末装置が無線基地局装置を介して内部ネットワークにアクセスすることが可能な通信システムおよびリソース制御方法に関する。
従来、移動通信システムでは、半径数百メートルから数十キロメートルのセルすなわち無線端末装置が通信可能なエリアを形成する無線基地局装置(以下、マクロ基地局またはeNB(e NodeB)とも称する。)による通信サービスが提供されてきた。
近年、移動通信サービスの加入者数の劇的な増加およびデータ通信による通信トラヒック量の増大から、より半径の小さいセルを形成することによって加入者および通信トラヒックを分散し、また、一定レベルの通信速度をユーザへ安定して提供することが望まれている。また、ビルの超高層化に伴う不感地対策のため、企業フロア内および一般家庭内への無線基地局装置の設置も望まれている。
これらの要望と併せて、無線基地局装置で使用される種々のデバイスの処理能力が飛躍的に向上したことによって無線基地局装置の小型化が進み、このような小型化された基地局が注目を集めている。
この小型基地局(以下、フェムト基地局またはHeNB(Home e NodeB)とも称する。)が形成するフェムトセル(Femto Cell)の半径は10メートル前後と小さい。そこで、フェムト基地局は、マクロ基地局が形成するマクロセル(Macro Cell)の圏外となる場所、又はマクロ基地局の設置が困難な宅内および地下街等の場所で使用されることが考えられる。
このようなHeNB経由でLAN(Local Area Network)に設けられた端末装置に対して無線端末装置(以下、UE(User Equipment)とも称する。)がアクセスする際の機能として、3GPP(Third Generation Partnership Project)においてLIPA(Local IP Access)が規定されている。
LIPAとは、UEにおいて、移動通信事業者網から割り当てられるグローバルIP(Internet Protocol)アドレスではなく、LANにアクセスするためのローカルIPアドレスを用いたアクセスを可能とする機能である。
たとえば、非特許文献1(3GPP SPEC 23.829 V1.3.0 2010.9)では、UEがHeNB経由でLANにおける端末装置にアクセスする際に、UEに対してローカルIPアドレスを付与し、データの中継処理等を行なうローカルゲートウェイ装置(以下、L−GWとも称する。)が開示されている。
LIPAの利用例としては、たとえば、ユーザが、宅内LANにおけるハードディスクレコーダから映像ファイルを携帯端末にダウンロードし、番組を視聴する場合などが考えられる。
3GPP SPEC 23.829 V1.3.0 2010.9
ところで、LIPAコネクションを有するUE、すなわちLANにおける端末装置と通信するためのリソース(以下、LIPAリソースとも称する。)の割り当てをL−GWから受けたUEがLANにおける端末装置へのアクセスを終了した場合には、L−GWが当該UEに割り当てているLIPAリソースを解放する必要がある。
また、LIPAリソースを利用してLANにおける端末装置と通信中であるUEがHeNBからeNBへハンドオーバした場合には、ハンドオーバ先のeNBからたとえばMME(Mobility Management Entity)経由でL−GWに対して当該UEのハンドオーバに関する通知を行なうことにより、L−GWが当該UEに割り当てていたLIPAリソースを解放する必要がある。
しかしながら、移動通信システムの構成によっては、L−GWに対して上記のようなMMEからの通知が行なえない場合があり、このような場合には、L−GWが、使用されないLIPAリソースを当該UEに割り当てたままの状態となってしまう。
そうすると、他のUEが当該LIPAリソースを使用できなくなり、L−GWを介してLANにおける端末装置へ同時にアクセスできるUEの数が減ってしまう。また、ハンドオーバしたUEがHeNBの圏内へ戻って来た場合において、再びLIPAリソースの割り当てを受けてLANにおける端末装置と通信を行なおうとしても、L−GWは、当該UEに既にLIPAリソースを割り当て済みであると判断して、LIPAリソースの割り当てを拒否してしまい、当該UEがLIPAリソースを使用できなくなる可能性がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することが可能な通信システムおよびリソース制御方法を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信システムは、無線端末装置と無線信号を送受信するための無線基地局装置と、上記無線基地局装置と内部ネットワークとの間に接続された内部ネットワーク接続装置とを備え、上記内部ネットワーク接続装置は、上記内部ネットワークにおける端末装置と通信するための自己のリソースを上記無線端末装置に割り当て、上記無線基地局装置経由で上記無線端末装置から受信したデータを上記内部ネットワークにおける端末装置へ送信するとともに、上記内部ネットワークにおける端末装置から受信したデータを上記無線基地局装置経由で上記無線端末装置へ送信し、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置は、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきか否かを判断し、上記内部ネットワーク接続装置は、上記リソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、上記リソースの割り当てを解除する。
このような構成により、内部ネットワーク側すなわち無線基地局装置または内部ネットワーク接続装置においてリソースの解放判断および解放処理を行なうことができるため、内部ネットワーク側においてリソースを自律的に解放することが可能となる。したがって、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することができる。
(2)好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われていない場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、一定期間未使用のリソースを適切に解放することができる。
(3)好ましくは、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、たとえば無線基地局装置の圏外へ移動した無線端末装置の使用していたリソースを適切に解放することができる。
(4)好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が上記無線基地局装置と通信可能でなく、かつ上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われていない場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このように、リソースが一定期間未使用であること、および無線端末装置が無線基地局装置と通信可能でなくなったことの両方をリソース解放の条件とすることにより、リソースを適切に解放することができる。
(5)より好ましくは、上記無線基地局装置は、上記通信が所定時間以上行われていない状態において、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを確認し、上記無線端末装置が自己と通信可能でない場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、内部ネットワークにおける端末装置にはアクセスしなくなったが、無線基地局装置の圏内に存在する無線端末装置が、当該アクセスを再開した場合に、LIPAコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
より好ましくは、上記無線基地局装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視し、上記通信が所定時間以上行われない場合には、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを確認する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置から無線基地局装置へ未通信情報を送信する必要がなくなるため、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
より好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視し、上記通信が所定時間以上行われない場合には、未通信情報を上記無線基地局装置へ送信し、上記無線基地局装置は、上記未通信情報を受信して、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを確認する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置を介した無線端末装置と内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する機能を無線基地局装置側に実装する必要がなくなり、無線基地局装置および内部ネットワーク接続装置間の負荷分散を図ることができる。
(6)より好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が上記無線基地局装置と通信可能でなくなった後、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われない場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、無線基地局装置の圏外へ移動した無線端末装置が短時間のうちに無線基地局装置の圏内へ戻って来た場合に、内部ネットワークへアクセスするためのコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
より好ましくは、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを監視し、上記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった後、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置を介した無線端末装置と内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する機能を内部ネットワーク接続装置に実装する必要がなくなり、無線基地局装置および内部ネットワーク接続装置間の負荷分散を図ることができる。
より好ましくは、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを監視し、上記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった場合には、無線リンク切断情報を上記内部ネットワーク接続装置へ送信し、上記内部ネットワーク接続装置は、上記無線リンク切断情報を受信して、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置を介した無線端末装置と内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する機能を無線基地局装置に実装する必要がなくなり、無線基地局装置および内部ネットワーク接続装置間の負荷分散を図ることができる。
(7)好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信が行われなくなってから上記所定時間経過した場合には、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断し、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった場合には、上記通信が行われなくなってから上記所定時間が経過していなくても、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、たとえば無線基地局装置の圏外へ移動した無線端末装置の使用していたリソースを迅速に解放することができる。
より好ましくは、上記無線基地局装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視し、かつ上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを監視する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置を介した無線端末装置と内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する機能を内部ネットワーク接続装置に実装する必要がなくなり、無線基地局装置および内部ネットワーク接続装置間の負荷分散を図ることができる。
より好ましくは、上記内部ネットワーク接続装置は、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視し、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを監視する。
このような構成により、内部ネットワーク接続装置を介した無線端末装置と内部ネットワークにおける端末装置との通信を監視する機能を無線基地局装置に実装する必要がなくなり、無線基地局装置および内部ネットワーク接続装置間の負荷分散を図ることができる。
(8)好ましくは、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示を上記無線端末装置へ送信する前に、または上記ハンドオーバ指示の送信と並行して、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求を上記内部ネットワーク接続装置へ送信し、上記内部ネットワーク接続装置は、上記リソース解放要求を受信して、上記リソースの割り当てを解除する。
このような構成により、MMEなどから端末情報解放指示が到着しない等、ハンドオーバ先からの通知がない場合でも、リソースを確実に解放することができる。
(9)好ましくは、上記無線基地局装置は、上記無線端末装置が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示を上記無線端末装置へ送信してから所定時間以上、上記内部ネットワーク接続装置を介した上記無線端末装置と上記内部ネットワークにおける端末装置との通信が行われないときには、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求を上記内部ネットワーク接続装置へ送信し、上記内部ネットワーク接続装置は、上記リソース解放要求を受信して、上記リソースの割り当てを解除する。
このような構成により、MMEなどから端末情報解放指示が到着しない等、ハンドオーバ先からの通知がない場合でも、リソースを確実に解放することができる。また、ハンドオーバの失敗が起きても、内部ネットワークへアクセスするためのコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
(10)好ましくは、上記通信システムは、上記無線基地局装置を複数備え、上記通信制御装置は複数設けられ、各上記無線基地局装置のうちの少なくともいずれか2つは、異なる上記通信制御装置に接続されている。
このような通信システムでは、無線端末装置がハンドオーバした際にMMEなどからリソースの解放指示となる通知を受けることが困難であることから、上記ハンドオーバ指示を無線端末装置へ送信する前またはハンドオーバ指示の送信と並行してリソース解放要求を内部ネットワーク接続装置へ送信することによる効果を、より顕著に得ることができる。
(11)好ましくは、上記無線基地局装置は3GPPで規定されたHeNB(Home e NodeB)であり、上記内部ネットワーク接続装置は3GPPで規定されたL−GW(Local Gateway)である。
(12)好ましくは、上記通信制御装置は3GPPで規定されたS−GW(Serving Gateway)である。
このような構成により、3GPPで規定されたLIPA機能を用いて、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することが可能となる。
(13)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるリソース制御方法は、無線端末装置と無線信号を送受信するための無線基地局装置と、上記無線基地局装置と内部ネットワークとの間に接続され、上記無線基地局装置経由で上記無線端末装置から受信したデータを上記内部ネットワークにおける端末装置へ送信するとともに、上記内部ネットワークにおける端末装置から受信したデータを上記無線基地局装置経由で上記無線端末装置へ送信するための内部ネットワーク接続装置とを備えた通信システムにおけるリソース制御方法であって、上記内部ネットワーク接続装置が、上記内部ネットワークにおける端末装置と通信するための自己のリソースを上記無線端末装置に割り当てるステップと、上記内部ネットワーク接続装置または上記無線基地局装置が、上記無線端末装置に対する上記リソースの割り当てを維持すべきか否かを判断するステップと、上記内部ネットワーク接続装置が、上記リソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、上記リソースの割り当てを解除するステップとを含む。
このような構成により、内部ネットワーク側すなわち無線基地局装置または内部ネットワーク接続装置においてリソースの解放判断および解放処理を行なうことができるため、内部ネットワーク側においてリソースを自律的に解放することが可能となる。したがって、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することができる。
本発明によれば、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することができる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて、LIPAコネクションを確立するシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるハンドオーバ動作のシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるハンドオーバ動作のシーケンスの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[構成および基本動作]
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。
図1を参照して、無線通信システム201は、たとえば3GPPで規格化されたLTE(Long Term Evolution)に従う移動体通信システムであり、HeNB(無線基地局装置)101と、L−GW(内部ネットワーク接続装置)102と、MME(Mobility Management Entity)103と、S−GW(通信制御装置)104,105と、eNB(無線基地局装置)106と、P−GW107とを備える。なお、L−GW102は、HeNB101と同じ筐体に収納されてもよいし、別個の筐体に収納されてもよい。また、図1では、2つの無線基地局装置と、2つのS−GWとを代表的に示しているが、少数またはさらに多数の無線基地局装置およびS−GWが設けられてもよい。
HeNB101およびeNB106は、無線信号をUEと送受信することにより、UEとの通信を行なう。ここでは、無線通信システム201において、UE150,151が存在すると仮定する。
L−GW102は、HeNB101とLAN(内部ネットワーク)51との間に接続されている。L−GW102は、たとえば複数のUEに対してLIPAコネクションを提供することが可能である。L−GW102は、LAN51における端末装置161と通信するための自己のリソースをUEに割り当てる。
具体的には、L−GW102は、UE150,151に対してローカルIPアドレスを付与し、UE150,151がHeNB101経由でLAN51における端末装置161にアクセスする際に、データの中継処理等を行なう。すなわち、L−GW102は、HeNB101経由でUE150,151から受信したデータをLAN51における端末装置161へ送信するとともに、LAN51における端末装置161から受信したデータをHeNB101経由でUE150,151へ送信する。
HeNB101およびL−GW102は、3GPPで規定されたLIPA機能を有しており、UE150,151とLAN51における端末装置161との間の通信を可能とする。
S−GW104は、HeNB101とIP網(外部ネットワーク)52との間に接続されている。S−GW104は、HeNB101経由でUE150,151から受信したデータをP−GW107経由でIP網52へ送信するとともに、IP網52における他の装置からP−GW107経由で受信したデータをHeNB101経由でUE150,151へ送信する。
MME103は、HeNB101との間で制御メッセージを送受信し、また、eNB106との間で制御メッセージを送受信する。
HeNB101は、S−GW104およびP−GW107を介してIP網52との間でIPパケットを送受信する。
eNB106は、S−GW105およびP−GW107を介してIP網52との間でIPパケットを送受信する。
HeNB101およびS−GW104は、論理的なインタフェースであるS1−Uインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−Uインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
HeNB101およびMME103は、論理的なインタフェースであるS1−MMEインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−MMEインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
eNB106およびS−GW105は、論理的なインタフェースであるS1−Uインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−Uインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
eNB106およびMME103は、論理的なインタフェースであるS1−MMEインタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S1−MMEインタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
L−GW102およびS−GW104は、論理的なインタフェースであるS5インタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S5インタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
MME103およびS−GW104,105は、論理的なインタフェースであるS11インタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S11インタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
S−GW104,105およびP−GW107は、論理的なインタフェースであるS5インタフェースに従う通信データを互いに送受信することにより、S5インタフェース経由で種々の情報を互いにやりとりする。
L−GW102またはHeNB101は、UE150,151に対するリソースの割り当てを維持すべきか否かを判断する。そして、L−GW102は、リソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、UE150,151に対するリソースの割り当てを解除する。
すなわち、L−GW102またはHeNB101は、MME103またはS−GW104からLIPAリソースの解放指示を受けなくても、また、LAN51における端末装置161との通信を終了する旨の何らかの情報をUE150,151から受信しなくても、LIPAリソースの割り当てを維持すべきか否かを判断し、LIPAリソースの解放を行なう。
[動作]
以下では、UE151のLIPAコネクションの確立処理および解放処理を行なう場合について代表的に説明する。
まず、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAコネクションの確立処理について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて、LIPAコネクションを確立するシーケンスの一例を示す図である。
図2を参照して、まず、UE151は、LAN51へのアクセス要求を示すPDN(Packet Data Network)接続要求をMME103へ送信する(ステップS101)。
次に、MME103は、UE151から受けたPDN接続要求から、LIPAの適用が可能であると判断すると、ローカルIPアドレス等のリソース割り当て要求を示すセッション確立要求をS−GW104へ送信する(ステップS102)。
次に、S−GW104は、MME103から受けたセッション確立要求をL−GW102へ送信する(ステップS103)。
次に、L−GW102は、S−GW104からセッション確立要求を受けて、UE151を追加しても、LAN51に同時アクセス可能なUEの所定台数を超えない場合には、UE151にLIPAリソースを割り当てる。たとえば、L−GW102は、当該セッション確立要求が示すUE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を記憶し、また、LIPAリソースを使用中のUEの台数を示す使用リソースカウント値に1を加える。そして、L−GW102は、UE151用のローカルIPアドレスを含むセッション確立応答をS−GW104へ送信する(ステップS104)。
次に、S−GW104は、L−GW102から受けたセッション確立応答をMME103へ送信する(ステップS105)。
次に、MME103は、S−GW104からセッション確立応答を受けて、L−GW102によって割り当てられたIPアドレス等を含むベアラセットアップ要求をHeNB101へ送信する(ステップS106)。ベアラセットアップ要求は、HeNBとUEとの間のコネクションを確立する要求である。
次に、HeNB101は、MME103からベアラセットアップ要求を受けて、UE151へRRCコネクション再構成指示を送信する(ステップS107)。
次に、UE151は、HeNB101からRRCコネクション再構成指示を受けて、HeNB101へRRCコネクション再構成応答を送信する(ステップS108)。
次に、HeNB101は、UE151からRRCコネクション再構成応答を受けて、MME103へベアラセットアップ応答を送信する(ステップS109)。
次に、UE151は、LIPA機能を利用してLAN51へアクセスすることを示す直接転送通知をHeNB101へ送信する(ステップS110)。
次に、HeNB101は、UE151から直接転送通知を受けて、PDN接続完了通知をMME103へ送信する(ステップS111)。
以上により、LIPAコネクションが確立し、HeNB101から直接L−GW102を介してLAN51内部の各機器に対してIPアクセスを行なうことが可能となる。すなわち、UE151から送信されたIPパケットがHeNB101およびL−GW102経由でLAN51における端末装置161へ送信され、端末装置161から送信されたIPパケットがL−GW102およびHeNB101経由でUE151へ送信される。
そして、LIPAコネクションが確立した後は、UE151がLAN51にアクセスするためのIPパケット等のデータを、HeNB101とMME103およびS−GW104との間で流す必要がなくなることから、HeNB101とMME103およびS−GW104の間における通信トラフィックを低減することが可能となる。
ここで、無線通信システム201では、HeNB101とS1−Uインタフェースを介して接続されているのはS−GW104であり、eNB106とS1−Uインタフェースを介して接続されているのはS−GW105である。すなわち、HeNB101およびeNB106の上位装置であるS−GWが異なる。
このため、LIPAコネクションの確立後、LIPA機能を利用してLAN51における端末装置161と通信中であるUE151がHeNB101からeNB106へハンドオーバした場合には、ハンドオーバ先のS−GW105からL−GW102に対してUE151のLIPAリソース解放を指示することができない。このような場合には、L−GW102が、使用されないLIPAリソースを、ハンドオーバによりHeNB101の圏外となったUE151に割り当てたままの状態となってしまう。
そこで、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、以下のようなLIPAリソースの解放処理を行なうことにより、上記のような問題点を解決する。
なお、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて、ハンドオーバとは、通話中またはデータ通信中のUEの通信相手となる無線基地局装置が切り替えられることを意味する。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図3を参照して、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、タイマを開始させる。このタイマの開始タイミングは、たとえば、UE151のLIPAコネクションが確立したタイミング、あるいはUE151とLAN51における端末装置161との間の通信が途切れたタイミングである。また、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間でIPパケット等の通信データが送受信されたことを検出するたびに、上記タイマをリセットして再スタートさせる(ステップS11)。
次に、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS12)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS13)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS14)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS15)。
図4は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図4を参照して、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、L−GW102は、タイマを開始させる。このタイマの開始タイミングは、たとえば、UE151のLIPAコネクションが確立したタイミング、あるいはUE151とLAN51における端末装置161との間の通信が途切れたタイミングである。また、L−GW102は、UE151とLAN51における端末装置161との間でIPパケット等の通信データが送受信されたことを検出するたびに、上記タイマをリセットして再スタートさせる(ステップS21)。
次に、L−GW102は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS22)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS23)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS24)。
図5は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図5を参照して、HeNB101は、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、自己とUE151との無線リンクの監視を開始する。
次に、HeNB101は、当該無線リンクの切断が発生すると(ステップS31)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS32)。たとえば、HeNB101は、UE151から定期的に送信されてくるはずの通信データが受信できない場合には、当該無線リンクが切断されたと判断する。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS33)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS34)。
また、L−GW102またはHeNB101は、UE151がHeNB101と通信可能でなく、かつL−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する構成であってもよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図6を参照して、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない状態において、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認し、UE151が自己と通信可能でない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、当該通信が所定時間以上行われない場合には、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、タイマを開始させる(ステップS41)。
次に、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS42)、自己とUE151との無線リンクの有無を確認する(ステップS43)。
次に、HeNB101は、当該無線リンクが存在しない、すなわち当該無線リンクが切断されている場合には(ステップS43でNO)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS44)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS45)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS46)。
一方、HeNB101は、当該無線リンクが切断されずに存在している場合には(ステップS43でYES)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきであると判断し、リソース解放要求は送信しない。
図7は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図7を参照して、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない状態において、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認し、UE151が自己と通信可能でない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、通信が所定時間以上行われない場合には、未通信情報をHeNB101へ送信する。そして、HeNB101は、未通信情報を受信して、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、L−GW102は、タイマを開始させる(ステップS51)。
次に、L−GW102は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS52)、タイマ満了通知(未通信情報)をHeNB101へ送信する(ステップS53)
次に、HeNB101は、L−GW102からタイマ満了通知を受けて、自己とUE151との無線リンクの有無を確認する(ステップS54)。
次に、HeNB101は、当該無線リンクが存在しない、すなわち当該無線リンクが切断されている場合には(ステップS54でNO)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS55)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS56)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS57)。
一方、HeNB101は、当該無線リンクが切断されずに存在している場合には(ステップS54でYES)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきであると判断し、リソース解放要求は送信しない。
図8は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図8を参照して、HeNB101は、UE151がHeNB101と通信可能でなくなった後、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視し、UE151が自己と通信可能でなくなった後、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、自己とUE151との無線リンクの監視を開始する。
次に、HeNB101は、当該無線リンクの切断が発生すると(ステップS61)、タイマを開始させる(ステップS62)。
次に、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態、または無線リンクが切断された状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS63)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS64)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS65)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS66)。
図9は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図9を参照して、L−GW102は、UE151がHeNB101と通信可能でなくなった後、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視し、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、無線リンク切断情報をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、無線リンク切断情報を受信して、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、自己とUE151との無線リンクの監視を開始する。
次に、HeNB101は、当該無線リンクの切断が発生すると(ステップS71)、リソース解放要求(無線リンク切断情報)をL−GW102へ送信する(ステップS72)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、タイマを開始させる(ステップS73)。
次に、L−GW102は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態、または無線リンクが切断された状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS74)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS75)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS76)。
また、無線通信システム201は、以下のような条件でリソースの解放処理を行なう構成であってもよい。
図10は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図10を参照して、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が行われなくなってから所定時間経過した場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。そして、HeNB101は、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、通信が行われなくなってから上記所定時間が経過していなくても、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、かつUE151が自己と通信可能であるか否かを監視する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、HeNB101は、タイマを開始させる。このタイマの開始タイミングは、たとえば、UE151のLIPAコネクションが確立したタイミング、あるいはUE151とLAN51における端末装置161との間の通信が途切れたタイミングである。また、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間でIPパケット等の通信データが送受信されたことを検出するたびに、上記タイマをリセットして再スタートさせる(ステップS81)。
また、これと並行して、HeNB101は、自己とUE151との無線リンクの監視を開始する。
次に、HeNB101は、タイマが満了していない状態において、当該無線リンクの切断が発生すると(ステップS82)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信し(ステップS83)、タイマを停止する(ステップS84)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS85)。
次に、L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS86)。
一方、HeNB101は、当該無線リンクの切断が発生していない状態において、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると、図3に示すステップS12およびS13と同様に、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する。
図11は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるLIPAリソースの解放処理のシーケンスの一例を示す図である。
図11を参照して、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が行われなくなってから所定時間経過した場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。そして、HeNB101は、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、通信が行われなくなってから上記所定時間が経過していなくても、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。具体的には、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。また、HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視する。
より詳細には、UE151のLIPAコネクションが確立した後、まず、L−GW102は、タイマを開始させる。このタイマの開始タイミングは、たとえば、UE151のLIPAコネクションが確立したタイミング、あるいはUE151とLAN51における端末装置161との間の通信が途切れたタイミングである。また、L−GW102は、UE151とLAN51における端末装置161との間でIPパケット等の通信データが送受信されたことを検出するたびに、上記タイマをリセットして再スタートさせる(ステップS93)。
また、これと並行して、HeNB101は、自己とUE151との無線リンクの監視を開始する。
次に、HeNB101は、L−GW102のタイマが満了していない状態において、当該無線リンクの切断が発生すると(ステップS91)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する(ステップS92)。
次に、L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する。たとえば、L−GW102は、UE151の識別情報およびローカルIPアドレスの対応関係を示す情報を消去し、使用リソースカウント値から1を減じる(ステップS94)。
次に、L−GW102は、タイマを停止し(ステップS95)、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信する(ステップS96)。
一方、L−GW102は、当該無線リンクの切断が発生していない状態において、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると、図4に示すステップS22およびS23と同様に、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、LIPAリソースを解放する。
また、無線通信システム201は、以下のようなタイミングでLIPAリソースの解放処理を行なう構成であっても良い。
図12は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるハンドオーバ動作のシーケンスの一例を示す図である。
図12を参照して、HeNB101は、UE151が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示をUE151へ送信する前に、またはハンドオーバ指示の送信と並行して、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、リソース解放要求を受信して、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する。
より詳細には、まず、HeNB101と通信中のUE151は、無線通信システム201におけるHeNB101以外の他の無線基地局装置から送信される無線信号の受信レベルを測定し、この測定結果を示す測定結果通知をHeNB101へ送信する。たとえば、UE151は、受信レベルの測定を定期的に行ない、HeNB101との通信状態が悪くなった場合、およびHeNB101以外の他の無線基地局装置との通信状態が良くなった場合に、測定結果通知をHeNB101へ送信する(ステップS201)。
次に、HeNB101は、UE151から受信した測定結果通知に基づいて、当該UE151がハンドオーバすべきか否かを判断し(ステップS202)、ハンドオーバすべきであると判断すると、たとえばeNB106をハンドオーバ先として決定し、eNB106を示すハンドオーバ要求をMME103へ送信する(ステップS203)。
ここで、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて、ハンドオーバとは、通話中またはデータ通信中のUEの通信相手となる無線基地局装置が切り替えられることを意味する。
次に、MME103は、HeNB101からハンドオーバ要求を受信して、eNB106へ当該ハンドオーバ要求を送信する(ステップS204)。
次に、eNB106は、MME103からハンドオーバ要求を受信して、MME103へ当該ハンドオーバ要求に対するハンドオーバ応答を送信する(ステップS205)。
次に、MME103は、eNB106からハンドオーバ応答を受信して、HeNB101へハンドオーバ指示を送信する(ステップS206)。
次に、HeNB101は、MME103からハンドオーバ指示を受信して、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する。L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する(ステップS207)。
次に、HeNB101は、UE151に対してハンドオーバを行なわせる指示を含むRRC(Radio Resource Control)コネクション再構成指示を、UE151へ送信する(ステップS208)。
次に、UE151は、HeNB101からRRCコネクション再構成指示を受信して、セル選択処理、すなわちeNB106との間でRRCコネクションを確立するために、種々の通信データの送受信をeNB106との間で行なう(ステップS209)。ここで、RRCコネクションは、UEが無線基地局装置と通信をするために用いられるコネクションである。
次に、UE151およびeNB106間でRRCコネクションが確立されると、UE151は、eNB106へRRCコネクション再構成通知を送信する(ステップS210)。
次に、eNB106は、UE151からRRCコネクション確立通知を受信して、MME103へハンドオーバ完了通知を送信する(ステップS211)。
次に、eNB106は、パススイッチ要求をMME103へ送信する(ステップS212)。
次に、MME103は、ユーザプレーン更新要求をS−GW104,105へ送信する(ステップS213)。
次に、S−GW104,105は、ユーザプレーン更新応答をMME103へ送信する(ステップS214)。
次に、MME103は、パススイッチ応答をeNB106へ送信する(ステップS215)。
次に、MME103は、eNB106からハンドオーバ完了通知を受信して、端末情報解放指示をHeNB101へ送信する(ステップS216)。
次に、HeNB101は、MME103から端末情報解放指示を受信して、UE151に関するリソースを解放し(ステップS217)、MME103へ端末情報解放完了通知を送信する(ステップS218)。
さらに、無線通信システム201は、ハンドオーバに関し、以下のような方法でLIPAリソースの解放処理を行なう構成であっても良い。
図13は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるハンドオーバ動作のシーケンスの一例を示す図である。
図13を参照して、HeNB101は、UE151が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示をUE151へ送信してから所定時間以上、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が行われないときには、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、リソース解放要求を受信して、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する。
より詳細には、まず、ステップS231〜S236の動作は、図12に示すシーケンスにおけるステップS201〜S206の動作とそれぞれ同様である。
次に、HeNB101は、MME103からハンドオーバ指示を受信して、タイマを開始させる。HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間でIPパケット等の通信データが送受信されたことを検出するたびに、上記タイマをリセットして再スタートさせる(ステップS237)。
次に、HeNB101は、UE151に対してハンドオーバを行なわせる指示を含むRRCコネクション再構成指示を、UE151へ送信する(ステップS238)。
次に、HeNB101は、UE151とLAN51における端末装置161との間で通信データが送受信されない状態が継続し、タイマが満了すると(ステップS239)、UE151のLIPAコネクションを維持すべきでないと判断し、リソース解放要求をL−GW102へ送信する。L−GW102は、HeNB101からリソース解放要求を受けて、LIPAリソースを解放する(ステップS240)。
以降のステップS241〜S250の動作は、図12に示すシーケンスにおけるステップS209〜S218の動作とそれぞれ同様であり、上記タイマが満了するか否かに関わらず行なわれる。
ここで、HeNB101がRRCコネクション再構成指示をUE151へ送信した後、セル選択処理(ステップS209)においてハンドオーバの失敗が起きた場合には、UE151は、HeNB101との間で再びRRCコネクションを確立する処理を行うことになる。
図13に示すシーケンスでは、図12に示すシーケンスと異なり、RRCコネクション再構成指示を送信してからリソース解放要求をL−GW102へ送信するまでに猶予期間を設ける。これにより、ハンドオーバの失敗が起きても、LIPAコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
なお、図13に示すシーケンスでは、RRCコネクション再構成指示を送信する前にタイマを開始したが、これに限定するものではない。RRCコネクション再構成指示の送信と同時、またはRRCコネクション再構成指示を送信した後にタイマを開始してもよい。
ところで、たとえば、LIPAリソースを利用してLANにおける端末装置と通信中であるUEがHeNBからeNBへハンドオーバした場合には、ハンドオーバ先のeNBからたとえばMME経由でL−GWに対して当該UEのハンドオーバに関する通知を行なうことにより、L−GWが当該UEに割り当てていたLIPAリソースを解放する必要がある。
しかしながら、移動通信システムの構成によっては、L−GWに対して上記のようなMMEからの通知が行なえない場合があり、このような場合には、L−GWが、使用されないLIPAリソースを当該UEに割り当てたままの状態となってしまう。
これに対して、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102またはHeNB101は、UEに対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきか否かを判断する。そして、L−GW102は、LIPAリソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、LIPAリソースの割り当てを解除する。
このような構成により、内部ネットワーク側すなわちHeNB101またはL−GW102においてLIPAリソースの解放判断および解放処理を行なうことができるため、MMEからの通知を受けることなく内部ネットワーク側においてLIPAリソースを自律的に解放することが可能となる。したがって、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102またはHeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、一定期間未使用のLIPAリソースを適切に解放することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、たとえばHeNB101の圏外へ移動したUEの使用していたLIPAリソースを適切に解放することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102またはHeNB101は、UE151がHeNB101と通信可能でなく、かつL−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このように、LIPAリソースが一定期間未使用であること、およびUEが無線基地局装置と通信可能でなくなったことの両方をLIPAリソース解放の条件とすることにより、LIPAリソースを適切に解放することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われていない状態において、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認し、UE151が自己と通信可能でない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、LAN51における端末装置161にはアクセスしなくなったが、HeNB101の圏内に存在するUEが、当該アクセスを再開した場合に、LIPAコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、当該通信が所定時間以上行われない場合には、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認する。
このような構成により、L−GW102からHeNB101へタイマ満了通知(未通信情報)を送信する必要がなくなるため、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、通信が所定時間以上行われない場合には、未通信情報をHeNB101へ送信する。そして、HeNB101は、未通信情報を受信して、UE151が自己と通信可能であるか否かを確認する。
このような構成により、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する機能をHeNB101側に実装する必要がなくなり、HeNB101およびL−GW102間の負荷分散を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102またはHeNB101は、UE151がHeNB101と通信可能でなくなった後、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が所定時間以上行われない場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、HeNB101の圏外へ移動したUEが短時間のうちにHeNB101の圏内へ戻って来た場合に、LIPAコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視し、UE151が自己と通信可能でなくなった後、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。
このような構成により、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する機能をL−GW102に実装する必要がなくなり、HeNB101およびL−GW102間の負荷分散を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視し、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、無線リンク切断情報をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、無線リンク切断情報を受信して、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。
このような構成により、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する機能をHeNB101に実装する必要がなくなり、HeNB101およびL−GW102間の負荷分散を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102またはHeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が行われなくなってから所定時間経過した場合には、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。そして、HeNB101は、UE151が自己と通信可能でなくなった場合には、通信が行われなくなってから上記所定時間が経過していなくても、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを維持すべきでないと判断する。
このような構成により、たとえばHeNB101の圏外へ移動したUEの使用していたLIPAリソースを迅速に解放することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視し、かつUE151が自己と通信可能であるか否かを監視する。
このような構成により、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する機能をL−GW102に実装する必要がなくなり、HeNB101およびL−GW102間の負荷分散を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102は、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する。HeNB101は、UE151が自己と通信可能であるか否かを監視する。
このような構成により、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信を監視する機能をHeNB101に実装する必要がなくなり、HeNB101およびL−GW102間の負荷分散を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、UE151が他のHeNB101へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示をUE151へ送信する前に、またはハンドオーバ指示の送信と並行して、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、リソース解放要求を受信して、LIPAリソースの割り当てを解除する。
このような構成により、MME103から端末情報解放指示が到着しない等、ハンドオーバ先からの通知がない場合でも、LIPAリソースを確実に解放することができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、HeNB101は、UE151が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示をUE151へ送信してから所定時間以上、L−GW102を介したUE151とLAN51における端末装置161との通信が行われないときには、UE151に対するLIPAリソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求をL−GW102へ送信する。そして、L−GW102は、リソース解放要求を受信して、LIPAリソースの割り当てを解除する。
このような構成により、MME103から端末情報解放指示が到着しない等、ハンドオーバ先からの通知がない場合でも、LIPAリソースを確実に解放することができる。また、ハンドオーバの失敗が起きても、LIPAコネクションの確立処理を再び実行する必要がなくなり、通信システムにおける処理の効率化を図ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、無線通信システム201は、HeNB101またはeNB106である無線基地局装置を複数たとえば2つ備え、S−GWを複数たとえば2つ備える。そして、各無線基地局装置のうちの少なくともいずれか2つたとえばHeNB101およびeNB106は、異なるS−GWに接続されている。
このような無線通信システムでは、UEがハンドオーバした際にMMEからLIPAリソースの解放指示となる通知を受けることが困難であることから、上記ハンドオーバ指示をUEへ送信する前またはハンドオーバ指示の送信と並行してリソース解放要求をL−GW102へ送信することによる効果を、より顕著に得ることができる。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムは、3GPPで規定されたHeNBと、3GPPで規定されたL−GWと、3GPPで規定されたS−GWとを備える。
このような構成により、3GPPで規定されたLIPA機能を用いて、無線端末装置が内部ネットワークにおける端末装置と通信するために用いるリソースを、適切に管理することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、UEが他の無線基地局装置へハンドオーバする場合において、LIPAリソースを適切に解放する動作について説明したが、このような場合に限定されるものではなく、たとえば、UEの電源がオフされた場合でも、本発明を適用することが可能である。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、L−GW102は、LIPAリソースを解放した後、HeNB101にリソース解放完了通知を送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。L−GW102は、リソース解放完了通知をHeNB101へ送信しない構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係る無線通信システムでは、ハンドオーバの動作として、UEの通信相手となる無線基地局装置が無線基地局装置主導で切り替えられる構成であるとしたが、これに限定するものではない。UEの通信相手となる無線基地局装置がUE主導で切り替えられる構成であってもよい。
また、本発明の実施の形態に係るHeNB101と同様の動作を、eNB106が行なうことも可能である。
また、フェムトセルおよびアクセスモードは、3GPP(Third Generation Partnership Project) SPEC TS22.220において以下のように説明されている。すなわち、フェムト基地局は、無線インタフェースを介して接続されている無線端末装置を、IPバックホール(backhaul)を用いて、移動通信事業者網に接続する顧客構内装置である。
また、フェムトセルのアクセスモードにおいて、クローズドアクセスモードのフェムト基地局は、関連するCSG(Closed Subscriber Group)メンバーにのみサービスを提供する。また、ハイブリッドモードのフェムト基地局は、関連するCSGメンバーおよびCSGノンメンバーにサービスを提供する。また、オープンアクセスモードのフェムト基地局は、通常の基地局として動作する。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいても、このような3GPPの定義を適用してもよい。
また、上記定義と合わせて、あるいは別個に、以下のような定義を適用することも可能である。
マクロ基地局は、事業者の管理下にあり、事業者と契約している無線基地局装置が通信可能な無線基地局装置である。また、マクロ基地局は、基本的に電源がオフになることはないと考えられる。
また、フェムト基地局は、主に個人または法人の建物内に設置され、ユーザの事情により移動するまたは電源がオフとなる可能性がある無線基地局装置である。
また、フェムト基地局は、オープン/ハイブリッド/クローズドのいずれかのアクセスモードで動作する。フェムト基地局は、クローズドアクセスモードで動作する場合には、登録済みのメンバー(端末)のみ接続可能となる。また、クローズドアクセスモードで動作する場合には、登録済みのメンバーにのみサービスを提供する。また、ハイブリッドモードで動作する場合には、登録済みのメンバー、および未登録のメンバーすなわちノンメンバーの両方にサービスを提供する。また、オープンアクセスモードで動作する場合には、マクロ基地局と同じ動作をする。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
51 LAN(内部ネットワーク)
52 IP網(外部ネットワーク)
101 HeNB(無線基地局装置)
102 L−GW(内部ネットワーク接続装置)
103 MME
104,105 S−GW(通信制御装置)
106 eNB(無線基地局装置)
107 P−GW
150,151 UE
201 無線通信システム

Claims (13)

  1. 無線端末装置と無線信号を送受信するための無線基地局装置と、
    前記無線基地局装置と内部ネットワークとの間に接続された内部ネットワーク接続装置とを備える通信システムであって、
    前記内部ネットワーク接続装置は、前記内部ネットワークにおける端末装置と通信するための自己のリソースを前記無線端末装置に割り当て、前記無線基地局装置経由で前記無線端末装置から受信したデータを前記内部ネットワークにおける端末装置へ送信するとともに、前記内部ネットワークにおける端末装置から受信したデータを前記無線基地局装置経由で前記無線端末装置へ送信し、
    前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置は、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきか否かを判断し、
    前記内部ネットワーク接続装置は、前記リソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、前記リソースの割り当てを解除する、通信システム。
  2. 前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置は、前記内部ネットワーク接続装置を介した前記無線端末装置と前記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われていない場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が前記無線基地局装置と通信可能でなく、かつ前記内部ネットワーク接続装置を介した前記無線端末装置と前記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われていない場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記無線基地局装置は、前記通信が所定時間以上行われていない状態において、前記無線端末装置が自己と通信可能であるか否かを確認し、前記無線端末装置が自己と通信可能でない場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が前記無線基地局装置と通信可能でなくなった後、前記内部ネットワーク接続装置を介した前記無線端末装置と前記内部ネットワークにおける端末装置との通信が所定時間以上行われない場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項4に記載の通信システム。
  7. 前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置は、前記内部ネットワーク接続装置を介した前記無線端末装置と前記内部ネットワークにおける端末装置との通信が行われなくなってから所定時間経過した場合には、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断し、
    前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が自己と通信可能でなくなった場合には、前記通信が行われなくなってから前記所定時間が経過していなくても、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきでないと判断する、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示を前記無線端末装置へ送信する前に、または前記ハンドオーバ指示の送信と並行して、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求を前記内部ネットワーク接続装置へ送信し、
    前記内部ネットワーク接続装置は、前記リソース解放要求を受信して、前記リソースの割り当てを解除する、請求項1に記載の通信システム。
  9. 前記無線基地局装置は、前記無線端末装置が他の無線基地局装置へのハンドオーバを行なう場合において、ハンドオーバを行なわせる指示を示すハンドオーバ指示を前記無線端末装置へ送信してから所定時間以上、前記内部ネットワーク接続装置を介した前記無線端末装置と前記内部ネットワークにおける端末装置との通信が行われないときには、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを解除する要求を示すリソース解放要求を前記内部ネットワーク接続装置へ送信し、
    前記内部ネットワーク接続装置は、前記リソース解放要求を受信して、前記リソースの割り当てを解除する、請求項1に記載の通信システム。
  10. 前記通信システムは、前記無線基地局装置と外部ネットワークとの間に接続された通信制御装置を備えているとともに、前記無線基地局装置を複数備え、
    前記通信制御装置は複数設けられ、
    各前記無線基地局装置のうちの少なくともいずれか2つは、異なる前記通信制御装置に接続されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記無線基地局装置は3GPPで規定されたHeNB(Home e NodeB)であり、前記内部ネットワーク接続装置は3GPPで規定されたL−GW(Local Gateway)である、請求項1から10のいずれか1項に記載の通信システム。
  12. 前記通信制御装置は3GPPで規定されたS−GW(Serving Gateway)である、請求項10記載の通信システム。
  13. 無線端末装置と無線信号を送受信するための無線基地局装置と、前記無線基地局装置と内部ネットワークとの間に接続され、前記無線基地局装置経由で前記無線端末装置から受信したデータを前記内部ネットワークにおける端末装置へ送信するとともに、前記内部ネットワークにおける端末装置から受信したデータを前記無線基地局装置経由で前記無線端末装置へ送信するための内部ネットワーク接続装置とを備えた通信システムにおけるリソース制御方法であって、
    前記内部ネットワーク接続装置が、前記内部ネットワークにおける端末装置と通信するための自己のリソースを前記無線端末装置に割り当てるステップと、
    前記内部ネットワーク接続装置または前記無線基地局装置が、前記無線端末装置に対する前記リソースの割り当てを維持すべきか否かを判断するステップと、
    前記内部ネットワーク接続装置が、前記リソースの割り当てを維持すべきでないとの判断を受けて、前記リソースの割り当てを解除するステップとを含む、リソース制御方法。
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