JP5677375B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は人体から放出される熱(赤外線)を利用して、人体の動きを検出し、省電力モードへの移行や省電力モードの解除を行う画像形成装置に関する。
従来、赤外線を検知する赤外線センサーを用いて、人がいるか否か、人が接近しているか等の人の動きを検知することが行われている。例えば、ビルの管理システム等では、赤外線センサーを用いて、警備や、空調や照明の管理制御などが行われている。又、複数の赤外線センサーを用い、人の特定のジェスチャー(例えば、左方向に腕を振る)を検知することも行われる場合がある。
具体的に、特許文献1には、人体から放射される赤外線を検出して電気信号に変換する複数の赤外線検出素子を備え、赤外線検出素子の各赤外線検出領域を所定距離だけ離れた平面に配列し、各赤外線検出素子により変換された電気信号から波形上の特徴を抽出する特徴抽出部と、抽出された特徴に基づいて人体の特定部位の動きを判定する判定部と、電気信号を濾波するフィルター部を備え、特徴抽出部は濾波された各波形の大きさや、濾波された各波形の遷移状態を特徴として抽出する赤外線検出式入力装置が記載されている。これにより、人体の特定部位の特定方向の動きのみを認識しようとする(特許文献1:請求項1、6、7、段落[0003]等参照)。
特開2000−066805号公報
従来、例えば、焦電センサーのような赤外線センサー単体では、検知エリア内に人がいるか否か(人体の有無)しか検出できなかった。そのため、従来、特許文献1に記載されるように、特定の動きを検知する場合(動きの方向などを検知する場合)、複数の赤外線センサーが設置される。
しかし、特許文献1記載の技術のように、複数のセンサーを配列すると装置の製造に要するコストが高くなる。又、特許文献1記載の発明で、複数のセンサーに対してそれぞれフィルター部を設けるので、センサーとフィルター等の回路を含めると、製造に要するコストが高くついてしまう。
更に、従来、ノイズ除去等の理由により、焦電センサー等の赤外線センサーの出力にはローパスフィルターやバンドパスフィルターを用いて、センサー出力から所望の周波数成分のみを抜き出すことが行われている。そして、フィルターを通過させて得られた信号波形に基づき、検知領域内での人体の有無や特定の動きが検知されている。しかし、フィルターを通過させ、信号の成分の一部しか用いないので、予め定められた種類の限られた動きしか検知できない場合も多い。
このように、従来、赤外線センサーを用いて人の動作を検知するには、製造コストが高くなり、人の動作を安価、簡易、正確に認識できていない場合という問題がある。
本発明は上記問題点を鑑み、焦電センサーに向けての人の動作(ジェスチャー)の内容を安価、簡易、正確に認識し、人の動作に機能を割り付けて、画像形成装置を正確に遠隔操作することを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る画像形成装置は、焦電センサーと、前記焦電センサーの出力を受け、前記焦電センサーの出力値が予め定められた閾値を超えるか否かにより、異なるレベルの信号を生成する信号生成部と、前記信号生成部により生成された前記信号を受け、前記信号の変化の速さに関する計測値を求め、求めた計測値が予め定められた第1範囲に属するか、予め定められ、前記第1範囲とは異なる範囲である第2範囲に属するかを認識する認識部と、省電力モードで無い状態で、求められた前記計測値が前記第1範囲内のとき、画像形成装置のうち一部にのみ電力を供給して画像形成装置を省電力モードとし、前記省電力モードの状態で、求められた前記計測値が前記第2範囲内のとき、前記省電力モードで電力供給を停止していた部分の全て又は一部に電力供給を再開し前記省電力モードを解除する電源部と、を含む。
本発明によれば、フィルターなどの特別な回路を用いること無く、閾値によりレベルが異なる信号を生成し、生成した信号に基づき、焦電センサーに向けての人の動作の内容を安価、簡易、正確に認識することができる。そして、人の動作の素早さに機能が割り付けられ、画像形成装置を正確に遠隔操作することができる。
複合機の一例を示す模型的正面断面図である。 複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 焦電センサーの出力の処理の流れの一例を示すブロック図である。 信号生成部が出力する信号の一例を示すタイミングチャートである。 求めた計測値がいずれの範囲に属するかを認識するための判別データの一例を示す説明図である。 複合機の電力供給系統の一例を示すブロック図である。 省電力モードを解除する要因の検知を説明するためのブロック図である。 ジェスチャーによる遠隔操作の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8を用いて説明する。尚、本実施形態では、複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。複合機100はコピー、プリント、スキャン送信等の複数種のジョブ(機能)を実行できる。但し、本実施の形態に記載される構成、配置等の各要素は発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(複合機100の概略構成)
まず、図1に基づき、実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は複合機100の一例を示す模型的正面断面図である。
複合機100は最上部に原稿搬送部1aと画像読取部1bを含む画像読取装置101が設けられる。原稿搬送部1aは原稿載置トレイ11に積載された原稿を1枚ずつ画像読取部1bの読取位置(送り読取用コンタクトガラス14aの上方の位置)に搬送する。尚、原稿載置トレイ11には、原稿が載置されていることを検知するための原稿載置検知センサー12が設けられる。例えば、原稿載置検知センサー12は光センサーであり、原稿載置時と原稿が載置されていないときで出力が異なる。
又、紙面奥側に設けられた支点(不図示)により、原稿搬送部1aを上方に持ち上げて開けることができる。例えば、書籍等の原稿を画像読取部1bの上面の載置読取用コンタクトガラス14bに載せることができる。尚、図1に破線で示すように、原稿搬送部1aが開いているか、閉じられているかを検知するための開閉検知センサー13が設けられる。例えば、開閉検知センサー13は原稿搬送部1aの下面と接するインターロック式のスイッチでもよいし、反射式の光センサーでもよく、原稿搬送部1aの開閉状態に応じ、出力が変化する。
コピーやスキャンや画像データ送信のジョブのとき、画像読取部1bは原稿を読み取り画像データを生成する。そして、画像読取部1bの上面にコンタクトガラス14(14aと14bの2種)が設けられる。又、内部には、水平方向(図1で言えば、左右方向)で移動する移動枠(露光ランプ、ミラー等を具備)、レンズ、イメージセンサー(例えば、CCD)等の光学系部材(いずれも不図示)が設けられる。例えば、原稿搬送部1aで連続的に搬送される原稿を読み取る場合、送り読取用コンタクトガラス14aの下方に移動枠を固定し、原稿の反射光をレンズ、イメージセンサーに導く。又、載置読取用コンタクトガラス14bに載置された原稿を読み取る場合には、移動枠を水平方向に移動させて、原稿の反射光をレンズ、イメージセンサーに導く。
そして、画像読取部1bはこれら光学系部材を用い、原稿に光を照射し、その原稿の反射光を受けたイメージセンサーの各画素の出力値をA/D変換し画像データを生成する。そして、複合機100は読取られた画像データに基づき印刷可能である(コピー機能)。又、複合機100は読取られた画像データを送信可能である(FAX、スキャン機能)。
又、図1に破線で示すように、正面上方にコピー等の設定や実行指示の入力を受け付け、各種情報を表示する操作パネル2が設けられる。又、操作パネル2の前面側端部には、焦電センサー20が設けられる。尚、焦電センサー20を用いた使用者のジェスチャー検知の詳細は後述する。
そして、複合機100本体内には、給紙部3、搬送部4、画像形成部5、定着部6を含む印刷エンジン部102が設けられる。印刷エンジン部102は画像データに基づき、用紙に印刷を行う部分である。
本実施形態の複合機100では、画像形成用の用紙を収容、供給する給紙部3にカセット31(31a、31b、31c)が、計3つ垂直方向に積まれる。給紙部3は各種(例えば、普通紙、コピー用紙、再生紙等)、各サイズ(例えば、A4、A3、B4、B5、レターサイズ等)の用紙を複数(例えば、500〜1000枚程度)積載して収容する。
各カセット31(31a〜31c)には、用紙供給のため回転駆動する給紙ローラー32が、それぞれ設けられる。又、各カセット31(31a〜31c)内の用紙載置板に積載された用紙のうち、最上位の用紙は給紙ローラー32と接する。各カセット31は用紙補給のため挿脱可能である。そして、各カセット31が取り付けられているか、取り外されているかを検知するため、それぞれ挿脱検知センサー33が設けられる。例えば、挿脱検知センサー33は各カセット31の一面と接するインターロック式のスイッチでもよいし、反射式の光センサーでもよく、カセットの挿脱に応じ出力が変化する。
次に、搬送部4は装置内で用紙を搬送する通路である。そして、搬送部4には、用紙搬送時に回転駆動する複数の搬送ローラー対41(図1では、上流側から41a〜41gの計7つを図示)や、搬送される用紙を画像形成部5の手前で待機させ、トナー像形成のタイミングを合わせ送り出すレジストローラー対42等が設けられる。
尚、詰まった用紙の除去や、メンテナンスのため、本実施形態の複合機100の正面カバー(不図示)は、開閉可能である。この正面カバーの開閉検知のため、カバー開閉検知センサー43が設けられる。カバー開閉検知センサー43は正面カバーの一部と接するインターロック式のスイッチでもよいし、光センサーでもよく、正面カバーの開閉に応じ、出力が変化する。
画像形成部5は画像データに基づき画像(トナー像)を形成し、給紙部3から搬送された用紙にトナー像を転写する。尚、画像データには、画像読取部1bで取得された原稿の画像データや、コンピューター200(図2参照)やFAX装置300から受信した画像データが利用される。そして、画像形成部5は図1中に示す矢印方向に回転駆動する感光体ドラム51や、その周囲に配された帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55、クリーニング装置56等を備える。
トナー像形成及び転写プロセスを説明する。トナー像形成のとき、感光体ドラム51は回転駆動する。そして、帯電装置52は感光体ドラム51を所定電位に帯電させる。露光装置53は画像データに基づき、レーザ光Lを出力し、感光体ドラム51表面を走査露光して画像データに応じた静電潜像を形成する。そして、現像装置54は感光体ドラム51に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。転写ローラー55は感光体ドラム51に圧接し、ニップを形成する。そして、レジストローラー対42がタイミングを図り用紙をニップに進入させる。用紙とトナー像のニップ進入時、転写ローラー55には所定の電圧が印加され、用紙に感光体ドラム51上のトナー像が転写される。クリーニング装置56は、転写後に感光体ドラム51に残留するトナー等を除去する。
定着部6は用紙に転写されたトナー像を定着させる。本実施形態の定着部6は発熱体を内蔵する加熱ローラー61と加圧ローラー62を含む。加熱ローラー61と加圧ローラー62は圧接しニップを形成する。そして、このニップを通過すると、用紙上のトナーは加熱され、溶融し、加圧によりトナー像が用紙に定着する。トナー定着後の用紙は排出トレイ44に排出される。
(複合機100のハードウェア構成)
次に、図2に基づき、実施形態に係る複合機100のハードウェア構成を説明する。図2は複合機100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る複合機100は各種素子、回路等を組み合わせて構成される主制御部7(認識部に相当)を有する。主制御部7は画像読取装置101、操作パネル2、印刷エンジン部102、電源部8などと通信可能に接続され、通信を行い、動作を制御する。
例えば、主制御部7は、CPU71、記憶部72、画像処理部73、計時部74、通信部75などを有する。
CPU71は主制御部7の演算処理装置である。CPU71は記憶部72に記憶されるデータ、プログラムに基づき、処理、制御を行う。例えば、記憶部72は不揮発性の記憶装置(フラッシュROM)と、揮発性の記憶装置(例えば、RAM)を含む。記憶部72はジョブの実行に伴う各種制御に要するデータ、プログラムを記憶する。尚、主制御部7には、大容量の記憶装置としてHDD76を接続でき、主制御部7はHDD76を記憶装置の1つとして利用できる。例えば、HDD76は各種制御に要するデータ、プログラムのほか、画像データなどを記憶する。
画像処理部73は画像読取部1bで生成された画像データや、外部から入力された画像データに対し画像処理を施す。例えば、画像処理部73は画像処理専用のASICや画像処理用のメモリーで構成される。画像処理後の画像データを、印刷のため露光装置53に送ることもできるし(コピー機能、プリンター機能)、HDD76に記憶することもできるし(スキャナ機能)、後述の通信部75から外部(コンピューター200、FAX装置300等)に送信することもできる(スキャナ、FAXの送信機能)。尚、CPU71と記憶部72で、機能的に画像処理部73が実現されてもよい。又、画像処理部73が行える画像処理は、拡大・縮小処理や、濃度変更等、多岐にわたるので、公知の画像処理を実行できるとして詳細は割愛する。
計時部74は時間を計る回路である。通信部75は外部のコンピューター200(例えば、パーソナルコンピューターやサーバー)やFAX装置300とネットワーク、回線、ケーブル等を通じて通信を行うためのインターフェイスである。そのため、通信部75は各種コネクタや通信用の回路、素子、コントローラー等を含む。この通信部75を介した通信により、複合機100は外部のコンピューター200やFAX装置300から画像データを含む印刷用データを受信しての印刷(プリンター機能)や、外部のコンピューター200やFAX装置300への画像データを送信できる(送信機能)。
又、原稿の読み取りに関し、主制御部7は画像読取装置101(画像読取部1bや原稿搬送部1a)と通信可能に接続される。コピーや画像データの送信のジョブを行うとき、画像読取部1bや原稿搬送部1aは、主制御部7の指示を受け、原稿を読み取りジョブを実行する。
又、主制御部7は複合機100への設定入力や表示を行う操作パネル2と通信可能に接続される。操作パネル2は主制御部7に向けて、キーが押されたこと及び押されたキーの種類を送信する。これにより、主制御部7は操作パネル2の各ハードキーや液晶表示部21に表示されたキーのうちいかなるキーが押されたかを認識する。
又、上述のように、複合機100には、印刷ジョブを実行する部分として、印刷エンジン部102が設けられる。そして、印刷エンジン部102内には、主制御部7の指示を受け、実際に印刷エンジン部102の動作を制御するエンジン制御部102aが設けられる。例えば、エンジン制御部102aはCPUや印刷制御用のプログラムやデータを記憶するメモリーなどで構成される。そして、エンジン制御部102aは給紙、搬送、トナー像形成、定着部6の温度制御など、印刷エンジン部102に含まれる部材(例えば、モーターや回路やヒーター等)の制御を行う。
又、複合機100での電力管理に関する部分として電源部8が設けられる。電源部8は複合機100内の各部分への電力供給を制御する。例えば、電源部8は電源装置81や、スイッチ部84を制御して電力供給制御を行う電力制御部82(例えば、CPUやマイコン)や、電源部8用のデータやプログラムを記憶するメモリー83やスイッチ部84やI/F部85等を含む。
又、電源装置81は商用電源と接続され、整流回路、昇圧回路、降圧回路等を有し、複合機100の動作に要する複数種の電圧を生成する。そして、スイッチ部84は画像読取装置101や印刷エンジン部102などの複合機100の各部への電力供給のON/OFFを行う。言い換えると、電源部8(電力制御部82)はスイッチ部84を用いて、電源装置81から画像読取装置101や印刷エンジン部102等への電力供給線の開閉を行い、各部への電力供給のON/OFFを制御する。I/F部85は主制御部7等と通信するためのインターフェイスである。
(焦電センサー20によるジェスチャーの検知)
次に、図3〜図5を用いて、焦電センサー20を用いた使用者のジェスチャーの検知の一例を説明する。図3は焦電センサー20の出力の処理の流れの一例を示すブロック図である。図4は、信号生成部9が出力する信号の一例を示すタイミングチャートである。図5は求めた計測値がいずれの範囲に属するかを認識するための判別データDの一例を示す説明図である。
以下、図3を用いて、焦電センサー20の出力の処理の流れを説明する。図3に示すように、本実施形態の画像形成装置には、焦電センサー20の出力を処理する部分として信号生成部9が設けられ、信号生成部9が生成した信号に基づき、ジェスチャーの内容を検知する部分として主制御部7が設けられる。
まず、焦電センサー20は誘電体を加熱したときに誘電分極が生じ、表面に電荷が発生する焦電効果を利用したセンサーである。本実施形態の焦電センサー20は人体からの赤外線を受ける量の変化に応じて出力電圧が変化する焦電型赤外線センサーである。本実施形態の焦電センサー20は赤外線を発するタイプの赤外線センサーではないので、消費電力が極めて小さくてすむ。
図3にしめすように、本実施形態の焦電センサー20は操作パネル2に設けられる。より具体的には、焦電センサー20は使用者から発せられる赤外線を効率的に受けられるように、操作パネル2の前面側端部に設けられる(図1参照)。
そして、焦電センサー20の出力は信号生成部9に入力される。例えば、信号生成部9には焦電センサー20の出力電圧を増幅する増幅器91が設けられる。そして、増幅器91により増幅された焦電センサー20の出力は信号生成部9内のディジタル化回路92に入力される。
ディジタル化回路92は増幅後の焦電センサー20の出力値が予め定められた閾値を超えるか否かにより異なるレベルの信号を生成する。例えば、ディジタル化回路92は閾値電圧を生成する閾値電圧生成回路93と、増幅後の焦電センサー20の出力値と閾値を比較する比較器94を含む。例えば、本実施形態のディジタル化回路92は増幅後の焦電センサー20の出力が閾値を超えている間、Highレベルを出力し、閾値以下である間、Lowレベルを出力する。HighレベルとLowレベルの論理は逆でもよい。
尚、図3に示すように、信号生成部9は操作パネル2外に設けられてもよい。又、信号生成部9は操作パネル2内に設けられてもよいし、主制御部7内の基板上に設けられてもよく、設置場所に特に制限はない。
そして、信号生成部9が生成した信号は主制御部7に入力される。主制御部7に入力される信号の波形は焦電センサー20に対しなされたジェスチャー、動作により変化する。図4を用いて、この点を説明する。
例えば、図4のうち、最も上段のタイミングチャートは歩行中の使用者を焦電センサー20が検知したときの信号の波形の一例を示す。歩行中の使用者が複合機100に向かってきているときや、歩行中の使用者が焦電センサー20の検知エリアを横切っているとき、使用者の動作は比較的緩慢である。そのため、焦電センサー20の出力に基づき、信号生成部9が生成する信号の変化の周波数は1〜2Hz程度となる。
例えば、図4のうち、中段のタイミングチャートは焦電センサー20に対し、意図的に歩行の時よりも速いジェスチャー(例えば、手を振るなど)を行ったときの信号の波形の一例を示す。例えば、腕や手を素早く振ったとき、焦電センサー20に入力される赤外線(人体から受ける熱)の変化の速さは歩行時よりも速くなる。例えば、焦電センサー20に対して手を振ったときの焦電センサー20の出力に基づき、信号生成部9が生成する信号の変化の周波数は4〜10Hz程度となる。
例えば、図4のうち、最下段のタイミングチャートは焦電センサー20に対し、意図的に手を振った時よりも速いジェスチャー(例えば、拍手)を行ったときの信号の波形の一例を示す。例えば、拍手をしたとき、焦電センサー20に入力される赤外線(人体から受ける熱)の変化の速さは腕や手を振ったときよりも速くなる。例えば、焦電センサー20に対して拍手をしたときの焦電センサー20の出力に基づき、信号生成部9が生成する信号の変化の周波数は8〜20Hz程度となる。
そして、主制御部7は信号生成部9が生成する信号の波形に基づき、信号の変化の速さに関する計測値を求める。例えば、主制御部7内のCPU71や計時部74を用いて計測値を求める処理、演算を行うことができるが、主制御部7内に専用のハードウェア(図3において、「認識処理部77」として図示)を設けてもよい。具体的に、主制御部7は信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間T1(周期)などをカウントする(例えば、計時部74が計時)。言い換えると、信号のHighレベルとLowレベルの変化の周期を求める。
例えば、主制御部7は周期を計測値として求めてもよい。例えば、信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間T1(周期)をカウントし、1周期の時間を計測値と定めてもよい。あるいは、主制御部7は複数周期分の時間T1をカウント(計測)し、複数周期分の時間T1をカウントした周期の数で除して、周期の平均値を求め、求めた周期の平均値を計測値と定めてもよい。
又、例えば、主制御部7は計測値として周波数を求めてもよい。例えば、主制御部7は信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間T1(周期)をカウントし、1つ周期の時間T1の逆数をとって周波数を求め、周波数を計測値と定めてもよい。あるいは、主制御部7は複数周期分の時間をカウント(計測)し、複数周期分の時間T1をカウントした周期の数で除して、周期の平均値を求め、求めた周期の平均値の逆数により周波数を求め、求めた周波数を計測値と定めてもよい。言い換えると、複数サイクル分の周波数の平均を求め、求めた周波数の平均値を計測値と定めてもよい。
又、例えば、主制御部7は信号のエッジからエッジ(例えば、立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの間隔T2)までの間隔T2を計測値として定めてもよい。例えば、信号の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの間隔T2(時間)をカウント(計測)し、カウントした1つの凸波形の時間を計測値と定めてもよい。あるいは、主制御部7は複数回、信号の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの間隔T2(時間)をカウントし、カウントした間隔T2の平均値を求め、求めた平均値を計測値と定めてもよい。
これらの計測値は、焦電センサー20が検知した人の動作の素早さに関する値となる。例えば、動作が素早いほど、周波数は大きくなり、周期や間隔は短くなる。従って、制御部1は焦電センサー20の出力に基づき、焦電センサー20が検知したジェスチャーの素早さを計測値として捉える。
そして、主制御部7は求めた計測値がいずれの範囲に属するかを認識する。例えば、主制御部7の記憶部72には、図5に示すような判別データDが予め記憶される。そして、主制御部7は判別データDに基づき、計測値がいずれの範囲に属するかを認識する。尚、図5では、周波数、周期、間隔のそれぞれについて、判別データDの一例を示している。しかし、周波数を計測値として求める場合、判別データDは周波数に関する部分だけとすればよいし、周期を計測値として求める場合、判別データDは周期に関する部分だけとすればよいし、間隔を計測値として求める場合、判別データDは間隔に関する部分だけとすればよい。
そして、計測値の範囲として、低速範囲が定められる。低速範囲は歩行中の使用者を焦電センサー20が検知したときの信号に基づき計測値を求めたとき、計測値がとる範囲として予め定められた範囲である。主制御部7は求めた計測値が低速範囲内であれば、主制御部7は焦電センサー20が歩行中の人を検知したと認識する。
更に、計測値に関する範囲として、第1範囲と第2範囲が予め定められる。具体的に、第1範囲と第2範囲は人の歩行よりも素早いジェスチャーであって、複合機100の遠隔操作のために意図的になされたジェスチャーを捉えるために定められる。
第1範囲は歩行の時よりも速い意図的なジェスチャー(例えば、手を振るなど)を行ったときの信号に基づき計測値を求めたとき、計測値がとる範囲として予め定められた範囲である。
更に、第2範囲は手を振った時よりも速い意図的なジェスチャー(例えば、拍手)を行ったときの信号に基づき計測値を求めたとき、計測値がとる範囲として予め定められた範囲である。このように、本実施形態では、3段階に分けて、人の動作の素早さを分別する。
上述のように、信号の変化の速さ(ジェスチャーの素早さ)は低速範囲<第1範囲<第2範囲となるように、各範囲が定められる。言い換えると、第1範囲及び第2範囲は低速範囲よりも速く信号が変化したとき(素早いジェスチャーがなされたとき)に求められる計測値の範囲に設定され、第2範囲は第1範囲よりも速く信号が変化したとき(素早いジェスチャーがなされたとき)に求められる計測値の範囲に設定される。
具体的に、図5に示す判別データDでは、計測値を周波数として求めるとき、低速範囲を「0≦f<f1」、第1範囲を「f1≦f<f2」、第2範囲を「f2≦f」と定めるとすれば、周波数は低速範囲よりも第1範囲の方が大きく、第1範囲よりも第2範囲の方が大きく、0<f1<f2の関係となる。
又、計測値を周期として求めるとき、低速範囲を「t2≦t」、第1範囲を「t1≦t<t2」、第2範囲を「0≦t<t1」と定めるとすれば、周期は低速範囲よりも第1範囲の方が短く、第1範囲よりも第2範囲の方が短く、t1<t2の関係となる。
又、計測値を間隔として求めるとき、低速範囲を「t4≦t」、第1範囲を「t3≦t<t4」、第2範囲を「0≦t<t3」と定めるとすれば、間隔は低速範囲よりも第1範囲の方が短く、第1範囲よりも第2範囲の方が短く、t3<t4の関係となる。
このように、信号により求めた計測値がいずれの範囲に属するかを求めることにより、フィルター等、特別な回路を用いることなく、焦電センサー20(画像形成装置)に対してなされた動作、ジェスチャーがどれくらいの素早さでなされたか(どのような人の動きがなされたか)を検知することができる。
(電力供給系統の概要)
次に、図6を用い、実施形態に係る複合機100の電力供給系統の一例を説明する。図6は複合機100の電力供給系統の一例を示すブロック図である。
上述したように、電源部8の電源装置81は各種電圧を生成する。又、図6に示すように、電源部8はスイッチ部84を含む。スイッチ部84はFETやバイポーラトランジスタなどの半導体スイッチや機械式スイッチ等を複数個含む。スイッチ部84はON/OFFで、画像読取装置101、操作パネル2、印刷エンジン部102等への通電、遮断を切り替えることができる。尚、図6において、スイッチ部84により電力供給のON/OFFの可能なラインを実線で示している。
そして、省電力モード移行への条件が満たされると、電源部8は操作パネル2、印刷エンジン部102、画像読取装置101等への電力供給を停止して、消費電力を減らす。省電力モードを解除し、通常モードに戻ると、電源部8は操作パネル2、印刷エンジン部102、画像読取装置101等の複合機100内の全て又は一部への部分に対し、電力を供給する。そして、電源部8はジョブを実行できる状態で保つ。
尚、図6に破線で示すように、省電力モードでも使用者による遠隔操作を受け付けるため、焦電センサー20や信号生成部9に対して電力が供給される。又、信号生成部9の出力に基づき、動作、ジェスチャーがどれくらいの速さでなされたかを認識するため、省電力モードでも主制御部7に電力が供給される。又、コンピューターからのプリンタージョブに関するデータを受信するため、通信部75にも電力が供給される。尚、消費電力を下げるため、省電力モードでは、主制御部7は主制御部7内の不要な機能に対応する回路を停止する。
又、電源部8は通常モードへの復帰の要因が生じたことを検知するため、省電力モードでもセンサーなど、省電力モードの解除を検知するための構成(例えば、タッチパネル部22、挿脱検知センサー33、カバー開閉検知センサー43、原稿載置検知センサー12、開閉検知センサー13等)に対しては、電力供給を行う。
(省電力モードの解除)
次に、図6、図7を用いて、実施形態に係る複合機100での省電力モードの解除(通常モードへの復帰)の一例を説明する。図7は、省電力モードを解除する要因の検知を説明するためのブロック図である。
まず、主電源投入や省電力モードの解除により、通常モードとなってから、又は、ジョブ実行終了後から複合機100に対する操作、入力が無いまま、予め定められた移行時間が経過したとき(待機状態が予め定められた移行時間継続したとき)、主制御部7は複合機100のモードを省電力モードに移行させる。あるいは、操作パネル2に設けられた省電力モード移行用のキーが押されたとき、主制御部7は複合機100を省電力モードに移行させる。又、詳細は後述するが、焦電センサー20に対しある速さの動作、ジェスチャーがなされたときにも主制御部7は複合機100を省電力モードに移行させる。
複合機100に対する操作を検知する部分(通信部75、タッチパネル部22、焦電センサー20、挿脱検知センサー33、カバー開閉検知センサー43、原稿載置検知センサー12、開閉検知センサー13等、以下、便宜上、「操作検知部」と称する)は複合機100内に複数設けられる。そして、各操作検知部の出力は主制御部7に伝達される。主制御部7は各操作検知部の出力に基づき、複合機100への操作、入力が無いまま、予め定められた移行時間が経過したか否かを認識する。
そして、省電力モードへの移行条件が満たされると、主制御部7は電源部8に対し、省電力モードへの移行を指示する。これにより、電源部8の電力供給モードが省電力モードとなる。省電力モードでは、電源部8は画像読取装置101、操作パネル2、印刷エンジン部102等、予め定められた電力供給停止部分への電力供給を停止する。そのため、複合機100はコピー、スキャン、送信等のジョブを実行できない状態となる。
省電力モードを解除し、電力供給停止部分に電力供給を再開し、複合機100を利用可能な状態とするためのウォームアップ処理を行わせ、複合機100を利用可能な状態とするには、いずれかの各操作検知部に省電力モードを解除するための操作を行う必要がある。
主制御部7は省電力モードから通常モードへの復帰のトリガ(省電力モード解除のトリガ)として、各操作検知部からの割込(センサー出力など)を受ける。この割込があったとき、主制御部7は主制御部7、画像読取装置101、操作パネル2、印刷エンジン部102等への電力供給を電源部8に再開させる。
(ジェスチャーによる遠隔操作の流れ)
次に、図8を用いて、実施形態に係る複合機100の遠隔操作の処理の流れの一例を説明する。図8はジェスチャーによる遠隔操作の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、図8のスタートは複合機100の主電源が投入された時点である。例えば、複合機100の操作パネル2や側面に主電源投入用のスイッチが設けられる。使用者はスイッチを入れることにより複合機100の電源ONを行うことができ、スイッチを切ることにより複合機100の電源を切ることができる。
主電源が投入されると、電源部8は主制御部7、画像読取装置101、印刷エンジン部102、操作パネル2等、複合機100内部への電力供給を開始する(ステップ♯1)。これに伴い、複合機100内の全ての部分に電力が供給され、複合機100を利用できる状態とするためのウォームアップ処理が行われる(ステップ♯2)。ウォームアップ処理により、例えば、主制御部7や画像読取装置101や操作パネル2が起動し、印刷エンジン部102ではトナーの攪拌や定着部6の温め等が行われる。主電源投入時、ウォームアップ処理の結果、複合機100は全ての機能が利用できる状態の通常モードで起動する。
続いて、主制御部7は信号生成部9が生成する信号に基づき、計測値を求める(ステップ♯3)。そして、主制御部7は求めた計測値が第1範囲に属するか否かを確認する(ステップ♯4)。言い換えると、主制御部7は省電力モードへの移行を指示するジェスチャーがあったことを焦電センサー20が検知したか否かを確認する。
もし、第1範囲に属さなければ(ステップ♯4のNo)、主制御部7は省電力モードに移行すべきか否かを確認する(ステップ♯5)。例えば、主制御部7はウォームアップ処理終了やジョブ実行終了後から複合機100に対する操作、入力が無いまま、予め定められた移行時間が経過したか否かを確認する。もし、省電力モードに移行すべきで無ければ(ステップ♯5のNo)、フローはステップ♯3に戻る。
一方、求めた計測値が第1範囲に属する場合(ステップ♯4のYes)や、省電力モードに移行すべき場合(ステップ♯5のYes)、主制御部7は電源部8に対し、省電力モードへの移行を指示する(ステップ♯6)。電源部8はこの指示を受け、主制御部7の一部や焦電センサー20や、信号生成部9や、その他のセンサーなど、複合機100内の一部に対する電力供給を続けつつ、予め定められた電力供給停止部分への電力供給を停止する(ステップ♯7)。
そして、主制御部7は信号生成部9が生成する信号に基づき、計測値を求める(ステップ♯8)。そして、主制御部7は求めた計測値が第2範囲に属するか否かを確認する(ステップ♯9)。言い換えると、主制御部7は省電力モードの解除を指示するジェスチャーがあったことを焦電センサー20が検知したか否かを確認する。
もし、第2範囲に属さなければ(ステップ♯9のNo)、主制御部7は省電力モードを解除すべきか否かを確認する(ステップ♯10)。例えば、主制御部7は操作パネル2のタッチパネル部22や原稿搬送部1aが開閉された等、操作検知部により、複合機100に対する操作、入力行われたか否かを確認する。もし、省電力モードを解除すべきで無ければ(ステップ♯10のNo)、フローはステップ♯8に戻る。
一方、求めた計測値が第2範囲に属する場合(ステップ♯9のYes)、主制御部7は信号変化の回数や信号の変化のパターンを認識する(ステップ♯11)。そして、主制御部7は焦電センサー20の出力に基づき、印刷エンジン部102への電力供給を再開しない旨のジェスチャーがなされたか否かを確認する(ステップ♯12)。
複合機100は多機能なので、使用者は原稿の読み取りや、読み取りで得られた画像データの送信など、複合機100では印刷を伴わないジョブがある。印刷を伴わないのに、省電力モードを解除したときに印刷エンジン部102にまで電力供給を再開してウォームアップ処理(例えば、エンジン制御部102aの起動や定着部6の温め等)がなされると、無駄な電力が消費される。そこで、ジェスチャーにより、印刷エンジン部102に対する電力供給を停止したまま、省電力モードを解除できるようにする。このような複雑な省電力モード解除に関する操作を簡単なジェスチャーで行うことができる。
具体的に、主制御部7は所定時間内での信号変化の回数が予め定められた回数であるか否かを認識する。そして、主制御部7は信号の変化回数が予め定められた回数のとき、印刷エンジン部102への電力供給を再開しない旨のジェスチャーがなされたと認識する。例えば、信号の変化回数が5回〜10回など、信号の変化回数が一定の範囲に収まったとき、主制御部7は印刷エンジン部102への電力供給を再開しない意図で、素早く、予め定められた回数、焦電センサー20に向けて拍手等の素早い動作がなされたと認識する。
また、主制御部7は信号の変化のパターンが予め定められた変化パターンであるか否か認識する。そして、変化のパターンが予め定められた変化パターンに該当するとき、主制御部7は印刷エンジン部102への電力供給を再開しない旨のジェスチャーがなされたと認識する。例えば、1又は複数回の信号の変化の後、数秒以内の時間的な空白の後、1又は複数回の信号の変化があったとき(この場合、リズム的には、1又は複数回拍手の後、休みを入れてから、再び1又は複数回拍手)、主制御部7は印刷エンジン部102への電力供給を再開しない意図で、予め定められたパターンで、焦電センサー20に向けて拍手等の素早い動作がなされたと認識する。
印刷エンジン部102への電力供給を再開しない旨のジェスチャーがなされたのであれば(ステップ♯12のNo)、主制御部7は印刷エンジン部102に対する電力供給を再開させず、画像読取装置101などの他の電力供給停止部分に対する電力供給を電源部8に行わせて、省電力モードを解除させる(ステップ♯13)。これにより、複合機100では印刷エンジン部102を除き、ウォームアップ処理が開始される(ステップ♯14)。そして、フローはステップ♯3に戻る。
尚、省電力モード復帰後、使用者は印刷エンジン部102を用いたジョブ(コピーやプリント)を実行したい場合、操作パネル2へのタッチや通信部75への印刷用データの入力等、複合機100に対する操作、入力を行えばよい。そして、操作検知部により操作、入力が検知されたとき、主制御部7は電源部8に印刷エンジン部102に対する電力供給を再開させる。
一方、印刷エンジン部102への電力供給を再開しない旨のジェスチャーがなされていない場合(ステップ♯12のYes)や、焦電センサー20に対する遠隔操作以外の要因により、複合機100に対する操作、入力行われたために、省電力モードを解除すべきとき(ステップ♯10のYes)、主制御部7は画像読取装置101や印刷エンジン部102を含め、省電力モードでの全ての電力供給停止部分への電力供給を電源部8に再開させて、省電力モードを解除させる(ステップ♯15)。これにより、複合機100では印刷エンジン部102を含め、ウォームアップ処理が開始される(ステップ♯16)。そして、フローはステップ♯3に戻る。
このようにして、上記の実施形態に係る画像形成装置(複合機100)は、焦電センサー20と、焦電センサー20の出力を受け、焦電センサー20の出力値が予め定められた閾値を超えるか否かにより、異なるレベルの信号を生成する信号生成部9と、信号生成部9により生成された信号を受け、信号の変化の速さに関する計測値を求め、求めた計測値が予め定められた第1範囲に属するか、予め定められ、第1範囲とは異なる範囲である第2範囲に属するかを認識する認識部(主制御部7)と、省電力モードで無い状態で、求められた計測値が第1範囲内のとき、画像形成装置のうち一部にのみ電力を供給して画像形成装置を省電力モードとし、省電力モードの状態で、求められた計測値が第2範囲内のとき、省電力モードで電力供給を停止していた部分の全て又は一部に電力供給を再開し省電力モードを解除する電源部8と、を含む。これにより、画像形成装置(複合機100)が所望の動作を行うように焦電センサー20に向けて手を振る速度を調整するだけで、簡易に、省電力モードへの移行と解除を遠隔操作することができる。例えば、自分の席で画像形成装置(複合機100)に対し、手を振る、拍手する等によって画像形成装置(複合機100)での省電力モードを解除してから画像形成装置(複合機100)に向かえば、画像形成装置(複合機100)に到達してから省電力モードを解除する場合に比べ、省電力モードを解除してから画像形成装置(複合機100)が利用できるようになるまでの使用者の待ち時間を短くすることができる。又、センサーに対してフィルター部を設けるといった回路構成を取らずにすみ、画像形成装置(複合機100)の製造コストを下げることができる。尚、画像形成装置(複合機100)の遠隔操作の手法、内容は焦電センサー20の出力に基づく信号の変化の速さによるので、使用者は手を振るという動作だけでは無く、頭を振る、足を振るといった、人体からの赤外線の焦電センサー20への入射量が変わる動作により画像形成装置(複合機100)のモードを遠隔操作することができる。そして、信号の変化の速さに着目し、変化の速さ(計測値)を求めるので、焦電センサー20に向けての人の動作の内容を正確に検知することができる。
又、計測値の範囲として低速範囲が予め定められ、第1範囲及び第2範囲は低速範囲よりも速く信号が変化したときに求められる計測値の範囲に設定される。これにより、省電力モードへの移行や省電力モードの解除の際におこなうジェスチャーよりも遅い動きにより、画像形成装置(複合機100)が誤って省電力モードに移行することや、省電力モードが誤って解除されることを無くすことができる。言い換えると、使用者の遠隔操作する意図のない、何らかの仕草(頭を少し振る、髪をかき上げる、背伸びする等)を、画像形成装置(複合機100)のモードを切り替える動作、ジェスチャーとして誤検知することを防ぐことができる。例えば、低速範囲は歩行中の使用者が焦電センサー20の検知エリアを横切ったときや、画像形成装置(複合機100)に近づいてきたときに求められる計測値の範囲に設定される。
又、第2範囲は第1範囲よりも速く信号が変化したときに求められる計測値の範囲に設定される。これにより、省電力モードを解除するには、焦電センサー20に対して、省電力モードに移行させるときよりも素早い動作が必要となる。従って、省電力モードが誤検知によって解除され難くなり、画像形成装置(複合機100)の消費電力を小さな状態で保つことができる。一方、焦電センサー20に向けて多少素早い動作がなされても、画像形成装置(複合機100)は省電力モードに移行するだけであり、画像形成装置(複合機100)での無駄な電力消費を避けることができる。
又、省電力モードとなったとき、電源部8は原稿の読み取りを行う画像読取装置101と用紙に印刷を行う印刷エンジン部102に対する電力供給を停止し、認識部(主制御部7)は省電力モードの状態で、第2範囲内の計測値が求められたとき、信号の変化回数を認識し、電源部8は変化回数が予め定められた回数のとき、画像読取装置101に電力供給を再開し、印刷エンジン部102には電力供給を再開しない。これにより、省電力モードを解除する動作、ジェスチャーを行う回数により、省電力モードを解除する部分を選択することができる。従って、細かなジェスチャー検知を行い、省電力モード解除に伴い、画像形成装置(複合機100)の全ての部分に対し電力供給が再開されないように遠隔操作することができる。又、使用しない部分にまで電力供給を再開しないようにして。画像形成装置での電力の消費を抑えることができる。
又、省電力モードとなったとき、電源部8は原稿の読み取りを行う画像読取装置101と用紙に印刷を行う印刷エンジン部102に対する電力供給を停止し、認識部(主制御部7)は省電力モードの状態で、第2範囲内の計測値が求められたときの信号の変化のパターンを認識し、電源部8は変化のパターンが予め定められた変化パターンに該当すると認識部(主制御部7)が認識したとき、画像読取装置101に電力供給を再開し印刷エンジン部102には電力供給を再開しない。これにより、省電力モードを解除する動作、ジェスチャーを行うパターン(リズム)により、省電力モードを解除する部分を選択することができる。従って、細かなジェスチャー検知を行い、省電力モード解除に伴い、画像形成装置(複合機100)の全ての部分に対し電力供給が再開されないように遠隔操作することができる。又、使用しない部分にまで電力供給を再開しないようにして。画像形成装置での電力の消費を抑えることができる。
又、認識部(主制御部7)は信号のレベルの変化の周波数、信号のレベルの変化の周期、信号の変化のエッジからエッジまでの間隔のいずれか1つ又は複数を計測値として求める。これにより、特定の周波数のみ通過させるような特別なフィルターを用いることなく、周波数、周期、エッジからエッジまでの間隔という信号の変化の速さに関する指標を求めることができる。
又、焦電センサー20は1つである。これにより、極めて安価に、画像形成装置(複合機100)の操作を意図したジェスチャーを検知することができる。しかも、焦電センサー201つでも正確にジェスチャーを検知することができ、画像形成装置を正確に遠隔操作することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記の実施形態では主制御部7が信号生成部9の出力に基づき、計測値を求め、計測値がいずれの範囲に属するかを識別したが、例えば、専用の回路基板やエンジン制御部102aや操作パネル2内の制御部等、主制御部7以外の部分が識別部として機能してもよい。
本発明は省電力モードと通常モードを有し、焦電センサーを含む複写機、複合機、プリンター、ファクシミリ機等の画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 101 画像読取装置
102 印刷エンジン部 20 焦電センサー
7 主制御部(認識部) 8 電源部
9 信号生成部

Claims (7)

  1. 焦電センサーと
    前記焦電センサーの出力を受け、前記焦電センサーの出力値が予め定められた閾値を超えるか否かにより、異なるレベルの信号を生成する信号生成部と、
    前記信号生成部により生成された前記信号を受け、前記信号の変化の速さに関する計測値を求め、求めた計測値が予め定められた第1範囲に属するか、予め定められ、前記第1範囲とは異なる範囲である第2範囲に属するかを認識する認識部と、
    省電力モードで無い状態で、求められた前記計測値が前記第1範囲内のとき、画像形成装置のうち一部にのみ電力を供給して画像形成装置を省電力モードとし、前記省電力モードの状態で、求められた前記計測値が前記第2範囲内のとき、前記省電力モードで電力供給を停止していた部分の全て又は一部に電力供給を再開し前記省電力モードを解除する電源部と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記計測値の範囲として低速範囲が予め定められ、
    前記第1範囲及び前記第2範囲は前記低速範囲よりも速く前記信号が変化したときに求められる前記計測値の範囲に設定されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2範囲は前記第1範囲よりも速く前記信号が変化したときに求められる前記計測値の範囲に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記省電力モードとなったとき、前記電源部は原稿の読み取りを行う画像読取装置と用紙に印刷を行う印刷エンジン部に対する電力供給を停止し、
    前記認識部は前記省電力モードの状態で、前記第2範囲内の前記計測値が求められたとき、前記信号の変化回数を認識し、
    前記電源部は前記変化回数が予め定められた回数のとき、前記画像読取装置に電力供給を再開し、前記印刷エンジン部には電力供給を再開しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記省電力モードとなったとき、前記電源部は原稿の読み取りを行う画像読取装置と用紙に印刷を行う印刷エンジン部に対する電力供給を停止し、
    前記認識部は前記省電力モードの状態で、前記第2範囲内の前記計測値が求められたときの前記信号の変化のパターンを認識し、
    前記電源部は前記変化のパターンが予め定められた変化パターンに該当すると前記認識部が認識したとき、前記画像読取装置に電力供給を再開し前記印刷エンジン部には電力供給を再開しないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記認識部は前記信号のレベルの変化の周波数、前記信号のレベルの変化の周期、前記信号の変化のエッジからエッジまでの間隔のいずれか1つ又は複数を計測値として求めることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記焦電センサーは1つであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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