JP5674691B2 - 電動リベッター - Google Patents

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Description

本発明は、二つ以上の部材をリベット締めする際に用いられる電動リベッターに関する。
従来から、二つ以上の部材をリベット締めする際に用いられるリベッターとして、電力を動力源とするもの(以下、電動リベッターという)が提供されている。かかる電動リベッターは、リベットに挿通された引抜ピンを引き抜くための作動部と、作動部を駆動するための駆動部と、作動部及び駆動部を内装するハウジングとを備える。
作動部は、先端部と基端部とを有する筒状のカバー部であって、基端部がハウジングに連結されるカバー部と、先端部と基端部とを有する筒状のジョーケースであって、カバー部に同心で内装され、カバー部の中心に沿って移動可能なジョーケースと、カバー部の先端部に設けられるノズルであって、ジョーケースと同心をなすリベット挿通穴の形成されたノズルと、ジョーケースの先端部に内装されるジョーであって、引抜ピンを挟持可能に構成されたジョーとを備える。これにより、作動部は、リベット軸挿通孔に挿通された引抜ピンがカバー部(ジョーケース)内のジョーに到達するようになっている。
駆動部は、出力軸を有する電動モータと、電動モータの駆動力を作動部に伝達する駆動伝達機構とを備える。駆動部伝達機構は、ジョーケースをカバー部内で移動させる送りネジ機構を備える。送りネジ機構は、雌ネジ部材と、雌ネジ部材に対して同心で螺合される雄ネジ部材とを備える。
送りネジ機構の雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方は、ジョーケースの基端部に直接的又は間接的に連結される。そして、駆動伝達機構の雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか他方は、電動モータの出力軸に対して同心をなして直接的又は間接的に連結される。これにより、駆動伝達機構は、電動モータの駆動を受けて雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか他方が回転し、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方が雄ネジ部材の中心線の延びる方向に移動する。従って、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方に連結されたジョーケースは、電動モータの駆動により、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方と一緒に同方向に移動するようになっている。また、ジョーケースに内装されたジョーも同様に、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方と一緒に同方向に移動するようになっている。
ハウジングは、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有するハンドル部と、駆動部が収容される駆動収容部であって、ハンドル部の第一端部に接続された駆動収容部とを有する。ハンドル部は、第一端部から第二端部(又は、第二端部から第一端部)に向けて延びる中心線が、作業者が把持する際の把持中心となるように形成されている。ハンドル部には、電動モータに対する電力供給とその停止とを切り替えるためのトリガースイッチが設けられている。トリガースイッチは、ハンドル部における作業者が把持する範囲内に配置されている。
ハウジングの駆動収容部には、雌ネジ部材及び雄ネジ部材の軸心がハンドル部の中心線(把持中心)の延びる方向と交差する方向に延びるように、送りネジ機構(雌ネジ部材及び雄ネジ部材)が収容される。また、ハウジングの駆動収容部には、送りネジ機構に駆動を伝達できるように電動モータも収容される。
そして、ハウジングの駆動収容部には、収容した送りネジ機構と同心になるようにカバー部の基端部が連結されている。すなわち、駆動収容部は、ハンドル部の中心線(把持中心)の延びる方向と交差する方向に第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する。そして、カバー部の基端部は、収容した送りネジ機構と同心になるように、駆動収容部の第一端部に連結されている。
この種の電動リベッターでは、リベットをかしめるにあたり、作業者がリベットに挿通された引抜ピンをリベット軸挿通孔に挿通した上でトリガースイッチを操作する。これにより、送りネジ機構が電動モータから駆動を受け、引抜ピンを挟持したジョーをカバー部の先端部側からカバー部の基端部側に移動させる。これに伴い、引抜ピンは、リベットをかしめた上で、該リベットから引き抜かれる(特許文献1参照)。
ところで、リベットをかしめる度に、該リベットから引き抜かれた引抜ピンを手作業で取り出す作業は煩雑であるとして、リベットから引き抜かれた引抜ピンを連続的に回収する引抜ピン回収部を備えた電動リベッターが提供されている(特許文献2参照)。かかる電動リベッターにおいて、引抜ピン回収部は、第一開口端とその反対側の第二開口端とを有するピン回収経路と、引抜ピンを収容する回収タンクとを備える。
ピン回収経路は、ジョーケース及び送りネジ機構と同心又は略同心をなしている。すなわち、ピン回収経路は、ジョーケース及び送りネジ機構の中心を通るように、送りネジ機構の雄ネジ部材を貫通している。そして、ピン回収経路は、第一開口端をジョー内で開放させ、第二開口端を駆動収容部の第二端部内で開放させている。これに伴い、回収タンクは、駆動収容部の第二端部に連結され、回収タンクの内部空間をピン回収経路の第二開口端と連通させている。
これに伴い、この種の電動リベッターは、ピン回収経路の第二開口端を開放させるために、電動モータが駆動部の送りネジ機構とハンドル部の把持位置との間に配置されている。すなわち、作動部(送りネジ機構)と電動モータを同列に配置するとピン回収路の第二開口端を開放させることができないため、この種の電動リベッターの電動モータは、出力軸が送りネジ機構と平行になるように、把持中心の伸びる方向における送りネジ機構とハンドル部の把持位置との間に配置されている。
これに伴い、上記構成の電動リベッターの駆動部は、電動モータの駆動力を雌ネジ部材に伝達する歯車機構をさらに備えている。歯車機構は、電動モータの出力軸に連結される第一歯車と、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか他方に取り付けられる第二歯車とを備える。なお、第一歯車と第二歯車とは、直接噛合するか中間歯車を介して噛合する。
そして、上記構成の電動リベッターでは、ジョーケースの基端部が送りネジ機構の雄ネジ部材に連結されている。これにより、上記構成の電動リベッターは、電動モータの駆動力が歯車機構を介して雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方に伝達されるように構成されている。
そして、電動リベッターは、電動モータに連動して雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか他方が回転すると、雌ネジ部材又は雄ネジ部材の何れか一方とともにジョーが移動する。従って、この種の電動リベッターにおいても、引抜ピンは、リベットをかしめた上で、該リベットから引き抜かれる。そして、ジョーが引抜ピンの挟持を解除すると、該引抜ピンがピン回収経路を通って回収タンクに回収される。従って、上記構成の電動リベッターでは、リベットをかしめる度に、引抜ピンを取り出す作業を行うことなく、複数のリベットを連続してかしめることができるとされている。
特開2003−112230号公報 特開平5−200476号公報
ところで、上記構成の電動リベッターは、上述のように、リベットから引き抜かれた引抜ピンを回収すべく、電動モータが駆動部の送りネジ機構とハンドル部の把持位置との間に配置されている。
これに伴い、上記構成の電動リベッターでは、リベットをかしめる際に作業者が把持する位置(ハンドル部におけるトリガースイッチの存在する領域)と、引抜ピンが挿通される位置(ノズルの位置)との間隔が広くなっている。すなわち、上記構成の電動リベッターでは、電動モータの介在により、ハンドル部の把持位置と引抜ピンの挿通位置とが離れた位置になる。そのため、上記構成の電動リベッターでは、リベット締めの対象となる部材の締結対象となる位置に、ノズル(リベット挿通孔に引抜ピンを挿通させたリベット)をアクセスさせ難いといった問題がある。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、リベットをかしめて引き抜かれる引抜ピンを回収可能とした上で、操作性を向上させることのできる電動リベッターを提供することを課題とする。
本発明に係る電動リベッターは、リベットに挿通された引抜ピンを引き抜くための作動部と、作動部を駆動するための駆動部と、作動部及び駆動部のそれぞれを内装するハウジングと、リベットから引き抜かれた引抜ピンを回収するための引抜ピン回収部とを備え、 作動部は、先端部と基端部とを有する筒状のカバー部と、先端部と基端部とを有する筒状のジョーケースであって、カバー部に同心で内装され、カバー部の中心線の延びる方向に沿って移動可能なジョーケースと、カバー部の先端部に設けられるノズルであって、ジョーケースと同心をなすリベット挿通穴の形成されたノズルと、ジョーケースの先端部に内装されるジョーであって、引抜ピンを挟持可能に構成されたジョーとを備え、駆動部は、カバー部の中心線の延びる方向と同方向に延びる中心線を有する電動モータと、電動モータの駆動力を作動部に伝達し、ジョーケースを移動させる駆動伝達機構とを備え、ハウジングは、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有するハンドル部と、駆動部を収容する駆動収容部であって、ハンドル部の第一端部に接続された駆動収容部とを有し、カバー部の基端部は、当該カバー部がハンドル部の把持中心と交差する方向に延びるように駆動収容部に連結され、引抜ピン回収部は、第一開口端と該第一開口端の反対側の第二開口端とを有するピン回収経路と、引抜ピンを収容する回収タンクであって、カバー部の中心線の延びる方向と同方向に延びる中心線を有する回収タンクとを備え、ピン回収経路は、第一開口端をジョー内で開放させる一方で第二開口端を回収タンクの内部空間に連通させた電動リベッターにおいて、駆動部の電動モータは、自身の中心線がカバー部の中心線よりもハンドル部側に位置した状態で、ピン回収経路回りの周方向でハンドル部の把持中心からずれた位置に配置されると共に、回収タンクは、自身の中心線がカバー部の中心線よりもハンドル部側に位置した状態で、ピン回収経路回りの周方向でハンドル部の把持中心からずれた位置で、且つハンドル部の把持中心を境に電動モータに対して横並びに配置されていることを特徴とする。
上記構成の電動リベッターによれば、リベットに挿通された引抜ピンがノズルのリベット軸挿通孔に挿通された状態で電動モータが駆動すると、電動モータの駆動力が駆動伝達機構を介して作動部に伝達され、ジョーが引抜ピンを挟持しつつカバー部の先端部側からカバー部の基端側に移動する。これにより、上記構成の電動リベッターは、リベットをかしめるとともに、リベットから引抜ピンを引き抜くことができる。
そして、上記構成の電動リベッターによれば、ピン回収経路が第一開口端をジョー内で開放させる一方で第二開口端を回収タンクの内部空間に連通させているため、リベットから引き抜かれた引抜ピンがジョーからピン回収経路に導かれて回収タンクに収容される。従って、上記構成の電動リベッターでは、一つのリベットをかしめる度にノズルに挿通された引抜ピンを取り出す作業を行うことなく、複数のリベットを連続してかしめることができる。
また、上記構成の電動リベッターによれば、電動モータがピン回収経路回りの周方向でハンドル部の把持中心からずれた位置に配置されるため、ハンドル部の把持位置と駆動部の送りネジ機構との間に電動モータが介在していない。そのため、上記構成の電動リベッターでは、ハンドル部の把持位置と引抜ピンの挿通位置とが接近した配置となる。従って、上記構成の電動リベッターは、リベット締めの対象となる部材の締結対象となる位置に、ノズル(リベット挿通孔に引抜ピンを挿通させたリベット)を容易にアクセスさせることがきる。
本発明の一態様として、回収タンクは、駆動収容部に着脱可能に構成され、ピン回収経路の第二開口端が該回収タンクの内部空間の中心部よりも上方側に位置するよう駆動収容部に取り付けられることが好ましい。
上記構成の電動リベッターは、ピン回収経路の第二開口端が回収タンクの内部空間の中心部よりも上方側に位置するようにハウジングの駆動収容部に取り付けられるため、リベットから引き抜かれた引抜ピンが回収タンクの内部空間の下端部側に収容される。そのため、上記構成の電動リベッターでは、回収タンクの内部空間に収容された引抜ピンによってピン回収経路が塞がれることを防止することができる。従って、上記構成の電動リベッターでは、引抜ピンを廃棄する作業を頻繁に行うことなく、リベット締めを連続して行うことができる。また、上記構成の電動リベッターは、回収タンクを駆動収容部から取り外して、回収タンクの内部空間に収容されている引抜ピンを廃棄することもできる。
以上のように、本発明の電動リベッターによれば、リベットをかしめて引き抜かれる引抜ピンを回収可能とした上で、操作性を向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動リベッターの斜視図である。 図2は、同実施形態に係る電動リベッターの正面図である。 図3は、同実施形態に係る電動リベッターの左側面図である。 図4は、同実施形態に係る電動リベッターの断面図であって、図2のA−A線における断面図である。 図5は、同実施形態に係る電動リベッターの断面図であって、図3のB−B線における断面図である。 図6は、同実施形態に係る電動リベッターの断面図であって、図3のC−C線における断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電動リベッターについて、添付図面を参照しつつ説明を行う。
本実施形態に係る電動リベッターは、一端部に大径の鍔部が形成された筒状のリベットに対して他端側から一端側に向けて挿通された軸状の引抜ピンを引き抜いて前記リベットの他端部をかしめるために用いられる。
本実施形態に係る電動リベッターは、図1から図5に示す如く、リベットに挿通された引抜ピンを引き抜くための作動部2と、作動部2を駆動するための駆動部3と(図4、及び図5参照)、作動部2と駆動部3とのそれぞれを内装するハウジング4とを備えている。また、電動リベッター1は、リベットから引き抜かれた引抜ピンを回収するための引抜ピン回収部5を備えている(図3、及び図4参照)。
そして、本実施形態に係る電動リベッター1においてハウジング4は、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有するハンドル部40と、駆動部3を収容する駆動収容部41であって、ハンドル部40の第一端部に接続された駆動収容部41とを備えている。
具体的に説明すると、作動部2は、図4に示す如く、先端部と基端部とを有する筒状のカバー部20であって、基端部がハウジング4に連結される筒状のカバー部20と、先端部と基端部とを有する筒状のジョーケース21であって、カバー部20に同心で内装され、カバー部20の中心線に沿って移動可能なジョーケース21と、カバー部20の先端部に設けられるノズル22であって、ジョーケース21と同心をなすリベット挿通孔220の形成されたノズル22と、ジョーケース21の先端部に内装されるジョー23であって、引抜ピンを挟持可能に構成されたジョー23とを備えている。また、本実施形態に係る作動部2は、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する筒状のジョー付勢体24であって、第一端部をジョー23に当接させたジョー付勢体24と、該ジョー付勢体24の第二端部をジョー23に向けて付勢する付勢バネ25とをさらに備えている。
カバー部20の基端部は、当該カバー部20がハンドル部40の把持中心と交差する方向に延びるように駆動収容部41に連結されている。
ジョーケース21は、上述のように、カバー部20と同心で内装されている。そのため、ジョーケース21は、外周面がカバー部20の内周面に案内されつつ、カバー部20の中心線(把持中心)が延びる方向に沿って移動するようになっている。すなわち、ジョーケース21は、ハンドル部40の中心線と交差する方向に移動するようになっている。
また、ジョーケース21の先端部(カバー部20の先端部側に位置する部分)の内周面は、先端部側の開口に向けて先細りしたテーパー面で構成されている。さらに、ジョーケース21は、基端部が駆動部3の後述する雄ネジ部材310bと同心で連結されている。
ノズル22のリベット軸挿通孔220は、ジョー23の内部に連続している。これにより、本実施形態に係る電動リベッター1は、ノズル22のリベット軸挿通孔220に挿通された引抜ピンがジョー23に到達するようになっている。そして、ノズル22は、カバー部20の内部に突出してジョー23の先端部と当接可能に構成されるジョー当接部221をさらに備えている。
ジョー23は、引抜ピンの外径よりもやや小さな径に設定された貫通孔230がカバー部20と同心となるように設けられている。また、ジョー23は、截頭円錐体をカバー部20の中心線の延びる方向に沿って分割(本実施形態では、二分割)した複数の分割体231,231で構成されている。
本実施形態に係るジョー23は、上述のように、ジョーケース21に内装されている。そのため、ジョー23を構成する一対の分割体231,231のそれぞれは、外周面がジョーケース21の内周面に案内されつつカバー部20の中心線の延びる方向に沿って移動することになる。これにより、ジョー23は、カバー部20の中心線の延びる方向に沿って移動することによって、隣り合う分割体231,231同士が接離するように構成されている。
ジョー付勢体24は、ジョー23と同心となるようにジョーケース21内に配置されている。そのため、ジョー付勢体24は、ジョーケース21、及びカバー部20とも同心となるように配置されている。また、ジョー付勢体24の内部の空間は、ジョー23の貫通孔230と連続している。さらに、ジョー付勢体24は、カバー部20の中心線の延びる方向に沿って移動可能に構成されている。
付勢バネ25には、コイルバネが採用されており、後述する駆動部3の雄ネジ部材310bとジョー付勢体24との間に設けられている。これにより、ジョー23は、ジョーケース21がカバー部20の中心線の延びる方向における一方側(駆動部3が配置されている側)に移動すると、付勢バネ25の付勢によってジョーケース21に対する位置が該ジョーケース21の先端側に変化しつつ、一対の分割体231,231のそれぞれが互いに接近して引抜ピンを挟持する。また、ジョー23は、ジョーケース21がカバー部20の中心線の延びる方向における他方側(駆動部3が配置されている側の反対側)に移動すると、ノズル22のジョー当接部221と接触することによって、ジョーケース21に対する位置が該ジョーケース21の基端側に変化しつつ互いに離間して引抜ピンの挟持を解除するようになっている。
駆動部3は、図4、及び図5に示す如く、出力軸300を有する電動モータ30と、電動モータ30の駆動力を作動部2に伝達し、ジョーケース21を移動させる駆動伝達機構31とを備えている。電動モータ30は、ハンドル部40の第二端部に設けられた電源Vから電力が供給されて駆動することによって、出力軸300が自身の軸心を中心として回転するように構成されている(図5参照)。また、電動モータ30は、出力軸300が送りネジ機構310と平行になるように、配置されている。
本実施形態に係る電動モータ30は、カバー部20の中心線回りの周方向で(後述するピン回収経路回りの周方向で)ハンドル部40の把持中心からずれた位置に配置されている。すなわち、電動モータ30は、カバー部20の中心線回りの周方向でハンドル部40の把持位置と駆動部3の送りネジ機構310との間からずれた位置に配置されている。 本実施形態に係る電動リベッターでは、電動モータ30がカバー部20の中心線回りの周方向でハンドル部40の把持中心の位置から1度から90度、より好ましくは、25度から45度の範囲内で変位した位置に配置されている。本実施形態では、電動モータ30がカバー部20の中心線回りの周方向でハンドル部40の把持中心の位置から36度変位した位置に配置されている。
駆動伝達機構31は、ジョーケース21をカバー部20内で移動させる送りネジ機構310を備えている(図4参照)。送りネジ機構310は、筒状をなす雌ネジ部材310aと、雌ネジ部材310aに対して同心で螺合される雄ネジ部材310bとを備えている。
雌ネジ部材310aは、内周部にネジ孔が形成されている。また、雌ネジ部材310aは、電動モータ30の出力軸300に対して間接的に連結されている。
雄ネジ部材310bは、一方向に長手をなし、長手方向における第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する。雄ネジ部材310bの第一端部は、ジョーケース21の基端部に同心で直接的に連結されている。そして、雄ネジ部材310bの長手方向における中央部には、雄ネジ部が形成されている。さらに、本実施形態に係る雄ネジ部材310bは、第一端部から第二端部に亘って真っ直ぐに延びる連通孔310cが設けられている。
これにより、本実施形態に係る駆動伝達機構31は、雌ネジ部材310aが回転することで、雄ネジ部材310bが当該雄ネジ部材310bの中心線の延びる方向に沿って移動するようになっている。
本実施形態に係る送りネジ機構310において、図4に示す如く、雌ネジ部材310aの内周面には、螺旋状の溝が形成され、雄ネジ部材310bの長手方向の中央部における外周面には、螺旋状の溝が形成されている。そして、雌ネジ部材310aの溝と雄ネジ部材310bの溝との間には、複数のボール部材(図示しない)が配置されている。すなわち、本実施形態に係る送りネジ機構310は、ボールを介して雌ネジ部材310aに雄ネジ部材310bが螺合されたボールネジで構成されている。
これに伴い、本実施形態に係る駆動部3は、電動モータ30の駆動力を雌ネジ部材310aに伝達する歯車機構311を備えている。本実施形態において、駆動部3は、電動モータ30の駆動を歯車機構311に伝達する遊星歯車機構312をさらに備える。
歯車機構311は、図5に示す如く、遊星歯車機構312(後述する支持プレート)に連結される第一歯車311aと(図6参照)、雌ネジ部材310aに取り付けられる第二歯車311bとを備える。第二歯車311bは、雌ネジ部材310aの外周上に設けられ、雌ネジ部材310aと同心で一体的に形成されている。なお、本実施形態において、第一歯車311aと第二歯車311bとは、直接噛合している。
遊星歯車機構312は、図6に示す如く、電動モータ30の出力軸300に対して同心で連結される太陽歯車312aと、太陽歯車312aに直接噛合する複数の遊星歯車312b,312b…(本実施形態では、三つの遊星歯車312b,312b…)と、複数の遊星歯車312b,312b…を取り囲み、且つ複数の遊星歯車312b,312b…と直接噛合する内歯車312cと、複数の遊星歯車312b,312b…のそれぞれを回転自在に軸支する支持プレート(図示しない)とを備えている。
支持プレートは、円板状に形成されている。支持プレートの一方側の面には、第一歯車311aが同心で連結されている。その一方で、支持プレートの他方側の面には、複数の遊星歯車312b,312b…が当該支持プレートの中心周りで周方向に所定の間隔をあけて配置されている。そして、支持プレートは、複数の遊星歯車312b,312b…と太陽歯車312aとが係合することによって、太陽歯車312aと同心で配置されている。これにより、太陽歯車312a(電動モータ30の出力軸300)と、第一歯車311aとが同心で配置されている。
本実施形態に係る遊星歯車機構312は、電動モータ30の駆動を受けて太陽歯車312aが回転すると、遊星歯車312b,312b…のそれぞれが自身の軸心周りで回転しつつ、電動モータ30の出力軸300(太陽歯車312a)周りで移動する。これに伴い、支持プレートが電動モータ30の出力軸300と同心で回転する。従って、第一歯車311aが支持プレートと一緒に回転し、雌ネジ部材310aを回転させる。これにより、複数の遊星歯車312b,312b…は、大きなトルクで第一歯車311aを回転させることができる。
ハウジング4の駆動収容部41には、収容した送りネジ機構310と同心になるようにカバー部20の基端部が連結されている。すなわち、駆動収容部41は、ハンドル部40の中心線(把持中心)の延びる方向と交差する方向に第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する。そして、駆動収容部41の第一端部には、カバー部20が送りネジ機構310と同心になるように、当該カバー部20の基端部が連結されている。
引抜ピン回収部5は、第一開口端と該第一開口端の反対側の第二開口端とを有するピン回収経路50と、引抜ピンを収容する回収タンク51とを備えている。また、本実施形態に係る引抜ピン回収部5は、一方向に長手をなす回収パイプ52であって、ピン回収経路の一構成となる回収パイプ52をさらに備えている。
ピン回収経路50は、カバー部20の中心線の延びる方向に沿って長手をなすように構成されている。そして、ピン回収経路50は、第一開口端をジョー23内で開放させる一方で第二開口端を回収タンク51の内部空間Dに連通させている。
具体的に説明すると、本実施形態に係るピン回収経路50は、ジョー23の貫通孔230、ジョー付勢体24の内部(付勢バネ25の内部)、雄ネジ部材310bの連通孔310c、引抜ピン回収部5の回収パイプ52の内部のそれぞれによって形成されている。
回収タンク51は、駆動収容部41に着脱可能に構成されている。また、回収タンク51は、ピン回収経路50の第二開口端が内部空間Dの中心部よりも上方側に位置するように駆動収容部41に取り付けられる。本実施形態に係る回収タンク51は、有底筒状に形成され、開口部側がハウジング4の駆動収容部41の第二端部に対して着脱可能に構成されている。
そして、回収タンク51は、カバー部20の中心線回りの周方向でハンドル部40の把持中心からずれた位置で、且つ電動モータ30を躱した位置に配置されている。すなわち、回収タンク51は、カバー部20の中心線の延びる方向から見て、ハンドル部40の中心線を境として電動モータ30と略対称となる位置に配置されている。
回収パイプ52は、長手方向における第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有する。また、回収パイプ52の第一端部は、雄ネジ部材310bの長手方向における第二端部と同心で連結されている。そして、回収パイプ52の第二端部は、駆動収容部40の外部に延出するように構成されている。すなわち、回収パイプ52は、駆動収容部41に挿通された状態になっている。
本実施形態に係る電動リベッター1は、ハンドル部40の第一端部側に設けられたトリガースイッチ6をさらに備えている。トリガースイッチ6は、ON−OFFの切り換えによって、電源Vから電動モータ30に電力供給している状態と、電源Vから電動モータ30への電力供給を停止している状態とに切り替え可能に構成されている。
本実施形態に係る電動リベッター1は、以上の通りであり、続いて、上記構成の電動リベッター1の作動について説明する。
本実施形態に係る電動リベッター1では、リベットに挿通された引抜ピンをノズル22のリベット軸挿通孔220に挿入すべく、ノズル22のリベット軸挿通孔220の位置とリベットに挿通された引抜ピンの位置とを対応させる作業が行われる。そして、電動リベッター1では、ノズル22のリベット軸挿通孔220に引抜ピンが挿通されると、該引抜ピンがジョー23の貫通孔230に到達する。
このような状態において、作業者によってトリガースイッチ6が操作されると、電動モータ30に電力供給する状態になり、電動モータ30の出力軸300が回転する。そして、電動モータ30の出力軸300に連動して、遊星歯車機構312、歯車機構311、雄ネジ部材310bが作動する。これにより、雄ネジ部材310bがカバー部20の中心線の延びる方向の延びる方向における一方側に移動する。
雄ネジ部材310bが移動し始めると、雄ネジ部材310bに連動してジョーケース21がカバー部20の中心線の延びる方向に沿ってカバー部30の先端部側からカバー部30の基端側に移動することになる。このような状態において、ジョー23は、カバー部20の先端部に付勢された状態になっているため、ジョーケース21が所定量移動した後にジョーケース21とともに移動し始めることになる。
すなわち、ジョーケース21が所定量移動すると付勢バネ25の付勢によって、ジョー23に対する位置がジョーケース21の先端部側に変化して引抜ピンを挟持する。そして、引き続きジョーケース21が移動することによって、ジョー23が引抜ピンを挟持したまま、さらにカバー部20の中心線の延びる方向に沿ってカバー部30の先端部側からカバー部30の基端側に移動する(引き操作される)。このように、電動リベッタ−1では、引抜ピンを挟持したジョー23が引き操作され始めてから該引抜ピンがリベットから引き抜かれる(リベットがかしめられる)。
そして、ジョー23がカバー部30の先端部側に戻ると(引抜ピンを挟持し得る原点位置に復帰すると)、該ジョー23は、ノズル22と接触してリベットから引き抜かれた引抜ピンに対する挟持を解除する。そして、リベットから引き抜かれた引抜ピンがピン回収経路50に導かれて回収タンク51の内部空間Dに収容される。
以上のように、本実施形態に係る電動リベッター1によれば、電動モータ30がカバー部20の中心線の延びる方向回りの周方向でハンドル部40の把持中心からずれた位置に配置されているため、ハンドル部40の把持位置と駆動部3の送りネジ機構310との間に電動モータ30が介在していない。そのため、本実施形態に係る電動リベッター1は、ハンドル部40の把持位置と引抜ピンの挿通される位置(ノズル22のリベット軸挿通孔220の位置)とが接近した配置となる。そのため、本実施形態に係る電動リベッター1では、リベット締めの対象となる部材の締結対象となる位置に、ノズル22(リベット挿通孔220に引抜ピンを挿通させたリベット)を容易にアクセスさせることがきる。従って、本実施形態に係る電動リベッター1は、リベットをかしめて引き抜かれる引抜ピンを回収可能とした上で、操作性を向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
また、本実施形態に係る電動リベッター1によれば、カバー部20の中心線の延びる方向から見て、電動モータ30と回収タンク51とがハンドル部40の中心線を境として略対称となる位置に配置されている。そして、本実施形態に係る電動リベッター1によれば、第一歯車311aが遊星歯車機構312を介して電動モータ30の出力軸300に連結されている。これにより、本実施形態に係る電動リベッター1では、駆動収容部41内の減速機構が遊星歯車機構312であるため、これによる占有するスペースが小さくなる。従って、本実施形態に係る電動リベッター1は、ピン回収経路50が延びる方向における寸法を短くすることができる。さらに言えば、本実施形態に係る電動リベッター1では、小型でありながら作動部2に大きなトルクを作用させることができるため、効率よくリベットから引抜ピンを引き抜くことができる。従って、本実施形態に係る電動リベッター1は、ハンドル部40の把持位置と引抜ピンの挿通される位置とがさらに接近した配置となり、より操作性を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る電動リベッター1の回収タンク51は、該回収タンク51の内部空間Dの中心部よりも上部側に回収パイプ52の他端部が位置するように駆動収容部41に取り付けられるため、回収タンクの内部空間D内に回収された引抜ピンが回収パイプ52の他端部側を閉塞することを防止できる。従って、本実施形態に係る電動リベッター1は、引抜ピンを廃棄する作業を頻繁に行うことなく、リベット締めを連続して行うことができる。そして、本実施形態に係る電動リベッター1によれば、回収タンク51を駆動収容部41から取り外して、回収タンクの内部空間Dに収容された引抜ピンを廃棄することもできる。
なお、本発明に係る電動リベッターは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、電動モータ30は、電動モータ30がカバー部20の中心線回りの周方向でハンドル部40の把持中心の位置から36度変位した位置に配置されていたが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、ジョー23は、二つの分割体231,231によって構成されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、三つ以上の分割体231,231…によってジョー23を構成してもよい。
また、上記実施形態において、送りネジ機構310は、雄ネジ部材310bがジョーケース21と同心で連結されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、雌ネジ部材310aをジョーケース21と同心で連結することもできる。なお、このようにする場合、雄ネジ部材310bが電動モータ30の出力軸300に直接的又は間接的に連結される必要がある。
また、上記実施形態において、第一歯車311aと第二歯車311bとは、直接噛合するようになっていたが、これに限定されるものではなく、例えば、第一歯車311aと第二歯車311bとが中間歯車を介して噛合するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、送りネジ機構310は、ボールを介して雌ネジ部材310aに雄ネジ部材310bが螺合されたボールネジで構成されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、雌ネジ部材311aと雄ネジ部材310bとを直接螺合させてもよい。
また、上記実施形態において、歯車機構311は、遊星歯車機構312を介して電動モータ30の出力軸300に連結されていたが、これに限定されるものなく、例えば、歯車機構311は、電動モータ30の出力軸300に直接連結されていてもよい。
1…電動リベッター、2…作動部、3…駆動部、4…ハウジング、5…引抜ピン回収部、6…トリガースイッチ、20…カバー部20…ジョーケース、22…ノズル、23…ジョー、24…ジョー付勢体、25…付勢バネ、30…電動モータ、31…駆動伝達機構、40…ハンドル部、41…駆動収容部、50…ピン回収経路、51…回収パイプ、52…回収タンク、220…リベット軸挿通孔、221…ジョー当接部、230…貫通孔、231,231…分割体、300…出力軸、310…送りネジ機構、310a…雌ネジ部材、310b…雄ネジ部材、310c…連通孔、311…歯車機構、311a…第一歯車、311b…第二歯車、312…遊星歯車機構、312a…太陽歯車、312b…遊星歯車、312c…内歯車、D…回収タンクの内部空間、V…電源

Claims (2)

  1. リベットに挿通された引抜ピンを引き抜くための作動部と、作動部を駆動するための駆動部と、作動部及び駆動部のそれぞれを内装するハウジングと、リベットから引き抜かれた引抜ピンを回収するための引抜ピン回収部とを備え、作動部は、先端部と基端部とを有する筒状のカバー部と、先端部と基端部とを有する筒状のジョーケースであって、カバー部に同心で内装され、カバー部の中心線の延びる方向に沿って移動可能なジョーケースと、カバー部の先端部に設けられるノズルであって、ジョーケースと同心をなすリベット挿通穴の形成されたノズルと、ジョーケースの先端部に内装されるジョーであって、引抜ピンを挟持可能に構成されたジョーとを備え、駆動部は、カバー部の中心線の延びる方向と同方向に延びる中心線を有する電動モータと、電動モータの駆動力を作動部に伝達し、ジョーケースを移動させる駆動伝達機構とを備え、ハウジングは、第一端部と該第一端部の反対側の第二端部とを有するハンドル部と、駆動部を収容する駆動収容部であって、ハンドル部の第一端部に接続された駆動収容部とを有し、カバー部の基端部は、当該カバー部がハンドル部の把持中心と交差する方向に延びるように駆動収容部に連結され、引抜ピン回収部は、第一開口端と該第一開口端の反対側の第二開口端とを有するピン回収経路と、引抜ピンを収容する回収タンクであって、カバー部の中心線の延びる方向と同方向に延びる中心線を有する回収タンクとを備え、ピン回収経路は、第一開口端をジョー内で開放させる一方で第二開口端を回収タンクの内部空間に連通させた電動リベッターにおいて、駆動部の電動モータは、自身の中心線がカバー部の中心線よりもハンドル部側に位置した状態で、ピン回収経路回りの周方向でハンドル部の把持中心からずれた位置に配置されると共に、回収タンクは、自身の中心線がカバー部の中心線よりもハンドル部側に位置した状態で、ピン回収経路回りの周方向でハンドル部の把持中心からずれた位置で、且つハンドル部の把持中心を境に電動モータに対して横並びに配置されていることを特徴とする電動リベッター。
  2. 回収タンクは、駆動収容部に着脱可能に構成され、ピン回収経路の第二開口端が該回収タンクの内部空間の中心部よりも上方側に位置するよう駆動収容部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の電動リベッター。
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