JP5670044B2 - 表層地盤改良工法およびバックホー - Google Patents

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Description

本発明は、粉塵を発生させることなく効率良く住宅用地、工場用地などにおいて表層地盤改良工事を行うことのできる表層地盤改良工法に関する。
軟弱地盤の表層改良工事においては、一般に、地盤上にクレーンなどを用いてセメント系などの固化材が充填されたフレコンを吊り下げ、フレコン下部の開口部から粉体状の固化材を地盤表面に散布し、散布後にバックホーなどの重機を用いて地盤表層土と固化材を混合攪拌して地盤を改良し、しかる後に、改良地盤表面の整地・転圧を行っている。この方法では、固化材の散布時、地盤表層土と固化材の混合攪拌時に、固化材、掘り返した表層土などが飛散して工事現場周辺に悪影響を与えてしまう。また、多量の粉塵が発生している状態で作業を行う必要があるので作業環境も極めて悪い。
そこで、固化材を水などに混練した固化材スラリーを用いて表層地盤改良工事を行うことが考えられる。たとえば、特許文献1に記載されているように、最初に地盤を掘削し、掘削後に水性スラリーを散布し、掘削土と水性スラリーを混合攪拌して、掘削した地盤土を硬化させる工法を採用することが考えられる。また、スラリーを地盤表面の各部に均一に混合するためには、特許文献2に記載されているように、地盤表面に複数の溝、穴を掘削し、固化材スラリーを溝、穴に打設し、しかる後に、固化材スラリーと地盤土とを混合攪拌する工法を採用することが考えられる。
特開2007−120302号公報 特開2008−169563号公報
しかしながら、上記のいずれの工法においても、最初の地盤掘削時に掘削土が飛散するので粉塵発生を抑制できない。また、固化材スラリーを地盤表面の各部に均一に行き亘るようにするために溝、穴などを等間隔に掘削する必要があるが、このような溝、穴は本来不要な作業であるので、作業効率が悪いという問題がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、粉塵を発生させることなく、また、固化材スラリーを地盤表面に均一に散布でき、しかも表層地盤の改良工事を効率良く行うことのできる表層地盤改良工法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の表層地盤改良工法は、
改良対象の地盤表面に固化材スラリーを散布するスラリー散布工程と、
固化材スラリー散布後の地盤表面を掘削しながら、掘削土を攪拌混合する掘削・攪拌混合工程と、
攪拌混合した後の掘削土の表面を均しながら転圧する整地・転圧工程とを有し、
バックホーの地盤掘削用のバケットにスラリー散布ノズルを取り付け、このスラリー散布ノズルにスラリータンクから前記固化材スラリーを圧送できるようにしておき、
前記スラリー散布ノズルとして、ノズル先端に向かって前記バケットの幅方向に広がっている正面形状をした扁平ノズル部分を備え、当該扁平ノズル部分の側面形状が先端に向かって先細りとなっており、前記バケットの幅方向に長いスリット状のスラリー吐出口を備えるノズル本体と、このノズル本体の後端に接続されたスラリー供給ホースと、前記ノズル本体を前記バケットに対して着脱可能に取り付けている着脱金具とを備えたものを用い、
前記スラリー散布工程では、前記スラリータンクから圧送される前記固化材スラリーを前記スラリー散布ノズルから前記地盤表面に散布し、
前記掘削・攪拌混合工程では、前記バックホーに設けられた深度検出手段からの信号に基づいて掘削深度を管理し、所定の掘削深度が得られない程度に前記地盤表面が固いと判断した場合には、前記スラリー散布ノズルから前記固化剤スラリーを掘削場所に散布しながら前記地盤表面を前記所定の掘削深度に掘削し、掘削土を攪拌混合することを特徴としている。
本発明では、最初に、改良対象の地盤表面に固化材スラリーを散布し、固化材スラリーによって湿って粉塵が発生しない状態になった地盤表面を掘削しながら掘削土の攪拌混合作業を行うので、従来の工法に比べて粉塵の発生を抑制できる。
また、本発明では、前記掘削・攪拌混合工程では、深度検出手段からの信号に基づいて掘削深度を管理し、所定の掘削深度が得られない程度に前記地盤表面が固いと判断した場合には、前記スラリー散布ノズルから前記固化剤スラリーを掘削場所に散布しながら前記地盤表面を前記所定の掘削深度に掘削し、掘削土を攪拌混合することを特徴としている。
固化材スラリーを散布することによって湿った状態にある地盤表面を掘削する際にも固化材スラリーを散布することにより、掘削土に固化材スラリーが十分に行き亘り、固化材スラリーが十分に供給されずに地盤改良が不十分な改良土部分が発生してしまうことを確実に防止できる。なお、掘削・攪拌混合工程においても、継続して、あるいは断続的に固化材スラリーを散布しながら地盤の掘削、攪拌混合を行うようにしてもよい。
さらに、本発明では、バックホーの地盤掘削用のバケットにスラリー散布ノズルを取り付け、このスラリー散布ノズルにスラリータンクから前記固化材スラリーを圧送できるようにしておき、前記スラリータンクから圧送される前記固化材スラリーを前記スラリー散布ノズルから前記地盤表面に散布することを特徴としている。
バックホーのバケットにスラリー散布ノズルを取り付けておくことにより、バックホーを操作して広範囲の地盤表面に対して均一に固化材スラリーを散布する作業を簡単かつ効率良く行うことができる。
また、本発明では、スラリー散布ノズルとしては、ノズル先端に向かって前記バケットの幅方向に広がっている正面形状をした扁平ノズル部分を備え、当該扁平ノズル部分の側面形状が先端に向かって先細りとなっており、前記バケットの幅方向に長いスリット状のスラリー吐出口を備えるノズル本体と、このノズル本体の後端に接続されたスラリー供給ホースと、前記ノズル本体を前記バケットに対して着脱可能に取り付けている着脱金具とを備えたものを用いる。
この構成のスラリー散布ノズルは、ノズル先端が広幅のスリット状になっているので、固化材スラリーを地盤表面に対して均一に散布するのに適している。また、スラリー散布ノズルをバケットに対して着脱式にしておくことにより、作業後のスラリー散布ノズルの清掃作業、メンテナンスを簡単に行うことができる。
また、本発明では、前記バックホーの前記バケットに、掘削土攪拌混合用の回転式の攪拌翼を取り付けておき、前記掘削・攪拌混合工程では、前記バケットによる掘削土を、回転駆動している前記攪拌翼によって攪拌混合することを特徴としている。
バケットにスラリー散布ノズルおよび攪拌翼を取り付けておくことにより、スラリー散布作業、表層地盤の掘削・攪拌混合作業を一台のバックホーで行うことができるので、作業の効率化を図ることができる。
ここで、前記バックホーの前記バケットに攪拌切刃を固定しておき、前記掘削・攪拌混合工程では、前記バケットによる掘削土を、回転駆動している前記攪拌翼と、固定側の前記攪拌切刃とによって攪拌混合することにより、効率良く掘削土の攪拌混合を行うことができる。
本発明によれば、従来に比べて粉塵を発生させることなく表層地盤改良工事を行うことができる。また、改良対象の表層地盤に対して均一に固化材スラリーを散布できるので、改良土において固化材スラリーの供給が不十分なために十分な硬度が得られない部分が発生するという弊害も発生しない。さらに、一台のバックホーを用いて固化材スラリーの散布作業と表層地盤の掘削および攪拌混合作業を連続して行うことができるので、表層地盤改良工事の作業効率を高めることができる。
本発明を適用した表層地盤改良工法の実施の形態を示す工程図である。 図1の工法に用いる施工管理システムを示す概略構成図である。 図1の工法を実施するために用いるバックホーのミキシングバケットの例を示す正面図および側面図である。 図3のミキシングバケットに取り付けたスラリー散布ノズルの例を示す平面図、正面図および側面図である。 バックホーによる固化材スラリーの散布作業を示す説明図である。 図2の施工管理システムの施工管理データ出力例を示す説明図である。 参考形態のスタビライザを示す平面図、側面図、正面図および背面図である。 図7のスタビライザに取り付けたセメントミルク噴射ノズルを示す説明図である。 本発明の工法に用いるバックホーを示す説明図である。 図9のバックホーを用いた施工管理システムを示す概略構成図である。 図9のバックホーのミキシングバケットの例を示す正面図および断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した表層地盤改良工法の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る表層地盤改良工法の作業手順を示す工程図である。表層地盤改良工法Sの作業は、まず、改良対象の現地において表層地盤の地質などを調査する現地調査工程S1からはじまる。次に、現地調査結果に基づき固化材スラリーの配合試験を行う配合試験工程S2を行い、これに基づき、必要とされる改良地盤が得られるように、固化材スラリーの成分配合比、土壌への注入量、表層地盤の掘削深さなどを決めて、施工計画書を作成する施工計画書作成工程S3を行う。
次に、作業現場にプラント機材を搬入して組み立てるプラント搬入・組立工程S4を行い、現場に、バックホーなどの重機を搬入すると共に固化材スラリーを混練するためのバッチャープラントの機材を搬入して設置する。この後は、現場の表層地盤の表面に墨出しなどを行い、固化材スラリーの散布範囲を決める散布範囲位置出し工程S5を行う。
実際の地盤改良作業においては、バッチャープラントにおいて固化材スラリーを混練して調製し、後述のバックホーを用いて散布範囲に均一に固化材スラリーを散布するスラリー散布工程S6を行う。次に、固化材スラリーを散布して湿潤状態になった後の表層地盤を一定の深さで掘削しながら、掘削土を攪拌混合する掘削・攪拌混合工程S7を行う。最後に、震動ローラなどを用いて攪拌混合後の改良土を整地して転圧して平坦面にする整地・転圧工程S8を行う。これにより、所定厚さで改良土が転圧された改良地盤面が形成される。
図2は表層地盤改良工法に用いる施工管理システムの一例を示す概略構成図である。施工管理システム1はシーケンサー2を中心に構成されている。シーケンサー2には、バックホー10のブーム11の先端に取り付けたミキシングバケット12に搭載されている深度計3から掘削深度(攪拌深度)を表す信号が入力される。また、シーケンサー2には流量計4から、バッチャープラント20(スラリータンク)からグラウトホース14(スラリー供給ホース)を介してバックホー10のミキシングバケット12に取り付けたスラリー散布ノズル13に供給される固化材スラリー(セメントミルク)の流量を表す信号が入力される。流量計4はバッチャープラント20、バックホー10、あるいは、これらの間を連通しているグラウトホース14に配置される。
シーケンサー2は、スラリー散布工程S6においては、流量計4からの信号に基づき、表層地盤に散布される固化材スラリーの量を管理する。また、掘削・攪拌混合工程S7においては、深度計3からの信号に基づき、表層地盤の掘削深度を管理する。表層地盤が固い場合にはスラリー散布ノズル13から固化材スラリーを掘削場所の地盤に注入して所定の掘削深度が得られるようにする。また、作業員が目視によって固化材スラリーの散布が不十分であると判断した部位にも固化材スラリーを散布することができる。なお、掘削・攪拌混合工程S7において、継続して、あるいは断続的に固化材スラリーを散布しながら、地盤の掘削、攪拌混合を行うこともできる。
シーケンサー2は、表層地盤改良作業時における施工管理情報(ミキシングバケット12による掘削深度、固化材スラリー注入量など)を、タッチパネル式の表示器5にリアルタイムで表示すると共にメモリー6に記憶保持する。また、施工管理情報などを、タッチパネル5aからの入力指令に基づきプリンター7を介して出力可能である。メモリー6に記憶保持された施工管理情報はパーソナルコンピューター8に取り込み可能であり、また、そこに接続されている出力装置9(モニター、プリンターなど)に出力可能である。
シーケンサー2、表示器5、メモリー6は、たとえば、バックホー10の運転席の部分に搭載される。勿論、これ以外の場所に設置することも可能である。
次に、図3(a)および(b)はバックホー10のブーム11の先端に取り付けられているミキシングバケット12を示す正面図および側面図であり、図4(a)〜(c)はミキシングバケット12に取り付けられているスラリー散布ノズル13を示す平面図、正面図および側面図である。
図3に示すように、ミキシングバケット12は、バケット本体部分121と、このバケット本体部分121の先端開口縁に沿って取り付けられた複数枚の掘削刃122と、ブーム11の先端に取り付けられている取付用ブラケット123とを備えている。また、バケット本体部分121には、その内部においてバケット幅方向に油圧回転式の攪拌翼124が架け渡されている。攪拌翼124は、バケット本体部分121の左右の側板部分の間に架け渡されている攪拌軸124aと、この攪拌軸124aに取り付けられた複数枚の翼板124bとを備えている。各翼板124bは、攪拌軸124aの軸線方向に沿って一定の間隔で配置され、軸線に直交する状態に攪拌軸124aに取り付けられている。
ここで、バケット本体部分121における取付用ブラケット123の側の部位には、スラリー散布ノズル13が着脱可能に取り付けられている。スラリー散布ノズル13は、ノズル本体部分131と、このノズル本体部分131をバケット本体部分121に着脱可能に取り付けている着脱金具132とを備えている。
ノズル本体部分131は、その後端側の部分が円筒部131aとなっており、この円筒部131aの後端にグラウトホース14が接続されている。円筒部131aの先端に連続して前方に向かって正面形状が円錐台状に広がっている扁平ノズル部分131bが形成されている。この扁平ノズル部分131bの側面形状は先端に向かって先細りとなった円錐台形状をしている。したがって、扁平ノズル部分131bの先端に開口しているスラリー吐出口131cは、バケット幅方向に長いスリット状となっている。
図5はバックホー10による固化材スラリーの散布作業を示す説明図である。スラリー散布ノズル13からは、固化材スラリーがバケット幅方向に線状に広がる状態に吹き出され、表層地盤の表面に対して広幅で線状に散布される。したがって、バックホー10を前後に移動させることにより、また、定位置において、ミキシングバケット12を前後方向に移動させることにより、表層地盤の表面に対して均一に固化材スラリーを散布することができる。なお、作業後などにおいては、スラリー散布ノズル13をミキシングバケット12から取り外すことができるので、その清掃作業などを簡単に行うことができる。
次に、図6は施工管理システム1による施工管理データの出力例を示す説明図である。この図に示すグラフの横軸は作業経過時間(秒)を表し、縦軸は掘削深度(mm)および注入量(リットル)を表す。また、折れ線Aはバックホー10による表層地盤の掘削深度(mm)の変化を示し、破線による折れ線Bは固化材スラリーの積算注入量(リットル)を示している。施工管理システム1により、固化材スラリーの注入量および掘削深度をリアルタイムに管理することができる。また、これらのデータを出力表示して作業員が確認することができる。
参考形態
参考形態に係る表層地盤改良工法は、実施の形態1と同様の工程(図1参照)により地盤改良を行うものであるが、バックホー10の代わりにスタビライザを用いて地盤改良作業を行うようにしている。
図7(a)〜(d)は、参考形態の表層地盤改良工法に用いるスタビライザを示す平面図、側面図、正面図および背面図である。図8はスタビライザに取り付けたセメントミルク噴射ノズル(固化材スラリー散布ノズル)を示す説明図である。
一般に、スタビライザは走行機と、走行機に搭載された掘削・攪拌混合用の作業機から構成されている。走行機はタイヤ式とクローラ式の2つの走行方式に大別され、作業機はロータドラム式とチェーン式に分けられる。図7に示すスタビライザ200は、クローラ式の走行機201の前端部に、ロータドラム式の掘削・攪拌混合用の作業機202が搭載された形式のものである。
作業機202は、幅方向の両端が4節のリンク機構203を介して走行機201の前端部に取り付けられている作業機フレーム204を備えている。この作業機フレーム204には幅方向に水平に攪拌ロータ205のロータ軸205aが架け渡されており、ロータ軸205aには放射状にロータ翼205bが取り付けられている。ロータ軸205aの両端部は左右の駆動力伝達機構206、207を介して、作業機フレーム204に搭載されている左右の駆動モータ208、209に連結されている。また、攪拌ロータ205の上方には、これを覆う状態にフード210が作業機フレーム204に取り付けられている。さらに、作業機202は、走行機201に取り付けた起伏用の油圧シリンダ211によって図において想像線で示す位置から実線で示す位置までの間で起伏可能である。
走行機201の後端にはセメントミルク噴射ノズル212(固化材スラリー散布ノズル)が着脱可能に取り付けられている。セメントミルク噴射ノズル212は、走行機幅方向に水平に延びるノズル取付部材213に取り付けられており、ノズル取付部材213は、ボルトなどの締結用金具(図示せず)によって、走行機201の後端部201bに対して着脱可能となっている。セメントミルク噴射ノズル212は、たとえば60度のノズル開度でセメントミルク(固化材スラリー)を線状に噴射可能な左右一対のノズル口212a、212bと、これらのノズル口212a、212bが下向き状態で垂直に接続されている連通管212cとを備えている。連通管212cには、セメントミルク供給管214が接続されており、このセメントミルク供給管214は、固定した位置に設置されているスラリータンク(図示せず)に接続されている。
ここで、スタビライザ200の各部には各種の検出器が取り付けられている。作業機202の攪拌ロータ205の深度を検出するために、油圧シリンダ211および駆動力伝達機構206の部分に、それぞれ、深度検出センサ215、216が取り付けられている。これらの深度検出センサ215としてはストローク量を検出するためのストロークセンサ、磁気スケールセンサなどを用いることができる。また、攪拌ロータ205の回転数を検出するためのセンサ217が取り付けられている。センサ217としては、近接センサ、磁気スケールセンサなどを用いることができる。さらに、スタビライザ200の移動量を検出するために、地盤面に設置した距離計スタンド218からの距離を測定するための距離計リール219が走行機201の後端側部に取り付けられている。一方、セメントミルク供給管214には電磁流量計220が取り付けられており、セメントミルク投入量を測定できるようになっている。
スタビライザ200の運転室221には施工管理装置222およびプリンタユニット223が搭載されている。施工管理装置222は、図2に示す施工管理システム1におけるシーケンサー2と同様に機能する。すなわち、施工管理装置222は、スタビライザ200に取り付けた深度検出センサ215、216の出力からロータ掘削深度(攪拌深度)を検出する。また、電磁流量計220から、スラリータンクからセメントミルク噴射ノズル212に供給されるセメントミルク(固化材スラリー)の流量を表す信号が入力される。
施工管理装置222は、スラリー散布工程S6(図1参照)においては、電磁流量計220からの信号に基づき、表層地盤に散布されるセメントミルクの量を管理する。また、掘削・攪拌混合工程S7(図1参照)においては、深度検出センサ215、216からの信号に基づき、攪拌ロータによる表層地盤の掘削深度を管理する。表層地盤が固い場合にはセメントミルク噴射ノズル212からセメントミルクを掘削場所の地盤に注入して所定の掘削深度が得られるようにする。また、作業員が目視によってセメントミルクの散布が不十分であると判断した部位にもセメントミルクを散布することができる。なお、掘削・攪拌混合工程S7において、継続して、あるいは断続的にセメントミルクを散布しながら、地盤の掘削、攪拌混合を行うこともできる。
施工管理装置222は、表層地盤改良作業時における施工管理情報(掘削深度、セメントミルク投入量/平方メートル、投入量の積算値、攪拌ロータ回転数/1m当たりの区間回転数、施工日時、施工開始時刻、施工終了時刻など)を記録すると共に表示可能である。
(実施の形態
本発明を適用した実施の形態に係る表層地盤改良工法は、実施の形態1と同様の表層地盤改良工程により地盤改良工事を行うものであり、図9は地盤改良工事用のバックホー(油圧ショベル)を示す説明図であり、図10は地盤改良工事用の施行管理システムの一例を示す概略構成図である。
図9を参照して説明すると、バックホー300は、その旋回式の本体301に油圧駆動によって起伏可能に取り付けられているブーム302と、ブーム302の先端に油圧駆動によって起伏可能に取り付けられているアーム303と、アーム303の先端に油圧駆動により旋回可能に取り付けられているミキシングバケット304とを備えている。ミキシングバケット304には、油圧モータであるミキシングバケットモータ305と、スラリー噴射ノズル306とが搭載されている。スラリー噴射ノズル306はスラリー供給ホース307を介して工事現場に設置されたスラリータンク308に繋がっている。スラリータンク308からセメントミルクがスラリー噴射ノズル306に圧送されるようになっている。
バックホー300のブーム302の後端部の側面には角度検出器309が取り付けられており、当該ブーム302の垂直あるいは水平に対する傾斜角度が検出されるようになっている。同様に、アーム303の後端部の側面にも角度検出器310が取り付けられており、当該アーム303の垂直あるいは水平に対する傾斜角度が検出されるようになっている。また、スラリー供給ホース307にはセメントミルク流量計311(電磁流量計)が配置されており、ここを介して供給されるセメントミルクの流量が測定されるようになっている。
図10を参照して説明すると、施工管理システム320はコンピュータを中心に構成される施工管理装置321を備えている。施工管理装置321には、バックホー300のブーム302およびアーム303に取り付けた角度検出器309、310から角度検出信号が供給される。施工管理装置321は、供給された角度検出信号に基づき、ミキシングバケット304の掘削深度データを演算して表示できるようになっている。すなわち、角度検出器309、310によりブーム302およびアーム303の垂直方向あるいは水平方向に対する傾斜角度が検出され、これらの角度に基づき、アーム先端ピンの高さ位置が掘削深度として算出される。
また、施工管理装置321には、油流量計322(容積式流量計)による流量計測信号が供給される。油流量計322は、バックホー300の油圧回路323からミキシングバケットモータ305に作動油を供給するための油圧管324に配置されている。施工管理装置321では、この流量計測信号、すなわち、ミキシングバケットモータ305に供給される油流量に基づき、詳細構造を後述するミキシングバケット304の回転部の回転数および羽根切り回数が演算される。ミキシングバケット304の回転部の回転数を直接に検出すればよいが、当該回転部は、掘削土が攪拌混合される部分であり、電気配線等を引き回すことが困難である。そこで、本例では、ミキシングバケットモータ305に対する油供給量に基づき回転部の回転数を演算するようにしている。
さらに、施工管理装置321には、セメントミルク流量計311から流量測定信号が供給される。セメントミルク流量計311の流量測定信号に基づき、施工管理装置321では、スラリー噴射ノズル306から噴射されたセメントミルク噴射量(注入量)が積算される。
施工管理装置321は、図1に示すスラリー散布工程S6において、流量計311からの信号に基づき、表層地盤に散布されるセメントミルク(固化材スラリー)の量を管理する。また、図1に示す掘削・攪拌混合工程S7においては、角度検出器309、310からの信号に基づき、表層地盤の掘削深度を管理する。表層地盤が固い場合にはスラリー噴射ノズル306からセメントミルクを掘削場所の地盤に注入して所定の掘削深度が得られるようにする。また、作業員が目視によってセメントミルクの散布が不十分であると判断した部位にもセメントミルクを散布することができるようにしてもよい。なお、掘削・攪拌混合工程S7において、継続して、あるいは断続的にセメントミルクを散布しながら、地盤の掘削、攪拌混合を行うこともできる。
施工管理装置321は、表層地盤改良作業時における施工管理情報である、アームピン先端深度(ミキシングバケットによる掘削深度)、ミキシングバケットモータ305の回転数、セメントミルク注入量を、タッチパネルモニター325にリアルタイムで表示すると共に内蔵のメモリーなどに記憶保持する。また、施工管理情報などを、タッチパネルモニター325からの入力指令に基づきプリンター326を介して出力可能である。
なお、施工管理装置321、タッチパネルモニター325などは、たとえば、バックホー300の運転席の部分に搭載することができる。勿論、これ以外の場所に設置することも可能である。
次に、図11(a)および(b)はバックホー300のアーム先端に取り付けられているミキシングバケット304を示す正面図および断面図である。ミキシングバケット304は、バケット本体部分331と、このバケット本体部分331の先端開口縁332に沿って取り付けられた複数枚の掘削刃333と、バケット本体部分331の両側面における先端開口縁332の近傍に取り付けた掘削刃334とを備えている。バケット本体部分331の上端部には取付用ブラケット335が固定されており、当該取付用ブラケット335がアーム303の先端ピンに旋回可能な状態で取り付けられる。
バケット本体部分331には、その内部の上端部にはバケット幅方向にミキシングバケットモータ305が取り付けられている。バケット本体部分331の内部の下側部分における奥の部位には、バケット幅方向に攪拌翼336が架け渡されている。攪拌翼336は、バケット本体部分331の左右の側板部分337、338の間に架け渡されている攪拌軸336aと、この攪拌軸336aに取り付けられた複数枚の翼板336bとを備えている。攪拌軸336aには、駆動用チェーン345あるいはベルトを介して、ミキシングバケットモータ305の回転が伝達される。本例では、翼板336bが90度間隔で放射状に取り付けられている。また、4枚の翼板336bの組が、攪拌軸336aの軸線方向に沿って一定の間隔で4箇所に配置されている。すなわち、第1の翼板の組336(1)〜第4の翼板の組336(4)が配置されており、左側から右側に向けて、攪拌軸336aを中心として45度オフセットした状態となるように各翼板が配置されている。
ここで、バケット本体部分331における左右の側板部分337、338の間に架け渡されている底板部分339には、2枚の攪拌切刃341、342が取り付けられている。図11(a)において斜線で輪郭形状を示すように、攪拌切刃341、342は、底板部分339から垂直に起立した一定厚さの板部材からなり、後ろ側の部分が一定高さとなっており、その前側の部分が先端開口縁332に向けて下方に傾斜した傾斜端面341a、342aとなっている。傾斜端面341a、342aの先端に掘削刃333が配置されている。攪拌切刃341は、左側の第1の翼板の組336(1)および第2の翼板の組336(2)の間に位置しており、攪拌切刃342は、右側の第3の翼板の組336(3)および第4の翼板の組336(4)の間に位置している。また、図11(b)から分かるように、横方から見た場合に、固定側の攪拌切刃341、342は、翼板336bの回転軌跡に部分的に重なる状態に配置されている。
次に、バケット本体部分331における底板部分339に連続している背面板部分340には、1枚の攪拌切刃343が取り付けられている。攪拌切刃343は、背面板部分340から底板部分339における途中位置に至る傾斜端面343aを備えた板であり、背面板部分340および底板部分339から垂直に起立している。また、当該攪拌切刃343は、第2の翼板の組336(2)および第3の翼板の組336(3)の間、すなわち、バケット幅方向の中央に配置されている。固定側の攪拌切刃343も、図11(b)から分かるように、横方から見た場合に、翼板336bの回転軌跡に部分的に重なる状態に配置されている。
一方、バケット本体部分331における先端開口の上端部分346には、スラリー噴射ノズル306が着脱可能に取り付けられている。スラリー噴射ノズル306は、図3に示すスラリー散布ノズル13と同一構造のものであり、ノズル本体部分351と、このノズル本体部分351をバケット本体部分331に着脱可能に取り付けている着脱金具352とを備えている。
また、ノズル本体部分351は、その後端側の部分が円筒部となっており、この円筒部の後端にスラリー供給ホース307が接続されている。円筒部の先端に連続して前方に向かって正面形状が円錐台状に広がっている扁平ノズル部分が形成されている。この扁平ノズル部分の側面形状は先端に向かって先細りとなった円錐台形状をしている。したがって、扁平ノズル部分の先端に開口しているスラリー吐出口は、バケット幅方向に長いスリット状となっている。
この構成のミキシングバケット304を用いた場合においても、図3のミキシングバケット12を用いた場合と同様に掘削土の攪拌混合を効率良く行うことができる。特に、本例のミキシングバケット304においては、その内部に、3枚の攪拌切刃341〜343が取り付けられている。これらの攪拌切刃341〜343を設けることにより、回転側である攪拌翼336の各翼と、固定側の攪拌切刃341〜343とによって、掘削土を効率良く攪拌混合することができる。
S 表層地盤改良工法
S1 現地調査工程
S2 配合試験工程
S3 施工計画書作成工程
S4 プラント搬入・組立工程
S5 散布範囲位置出し工程
S6 スラリー散布工程
S7 掘削・攪拌混合工程
S8 整地・転圧工程
1 施工管理システム
2 シーケンサー
3 深度計
4 流量計
5 表示器
5a タッチパネル
6 メモリー
7 プリンター
8 パーソナルコンピューター
9 出力装置
10 バックホー
11 ブーム
12 ミキシングバケット
121 バケット本体部分
122 掘削刃
123 取付用ブラケット
124 攪拌翼
13 スラリー散布ノズル
131 ノズル本体部分
131a 円筒部
131b 扁平ノズル部分
131c スラリー吐出口
132 着脱金具
14 グラウトホース
20 バッチャープラント
200 スタビライザ
201 走行機
201b 後端部
202 作業機
203 リンク機構
204 作業機フレーム
205 攪拌ロータ
205a ロータ軸
205b ロータ翼
206、207 駆動力伝達機構
208、209 駆動モータ
210 フード
211 油圧シリンダ
212 セメントミルク噴射ノズル
212a、212b ノズル口
212c 連通管
213 ノズル取付部材
214 セメントミルク供給管
215、216 深度検出センサ
217 センサ
218 距離計スタンド
219 距離計リール
220 電磁流量計
221 運転室
222 施工管理装置
223 プリンタユニット
300 バックホー
301 本体
302 ブーム
303 アーム
304 ミキシングバケット
305 ミキシングバケットモータ
306 スラリー噴射ノズル
307 スラリー供給ホース
308 スラリータンク
309、310 角度検出器
311 セメントミルク流量計
320 施工管理システム
321 施工管理装置
322 油流量計
323 油圧回路
324 油圧管
325 タッチパネルモニター
326 プリンター
331 バケット本体部分
332 先端開口縁
333 掘削刃
334 掘削刃
335 取付用ブラケット
336 攪拌翼
336a 攪拌軸
336b 翼板
336(1)〜336(4) 翼板の組
337、338 側板部分
339 底板部分
340 背面板部分
341、342、343 攪拌切刃
341a、342a、343a 傾斜端面
346 上端部分
351 ノズル本体部分
352 着脱金具

Claims (5)

  1. 改良対象の地盤表面に固化材スラリーを散布するスラリー散布工程と、
    固化材スラリー散布後の地盤表面を掘削しながら、掘削土を攪拌混合する掘削・攪拌混合工程と、
    攪拌混合した後の掘削土の表面を均しながら転圧する整地・転圧工程とを有し、
    バックホーの地盤掘削用のバケットにスラリー散布ノズルを取り付け、このスラリー散布ノズルにスラリータンクから前記固化材スラリーを圧送できるようにしておき、
    前記スラリー散布ノズルとして、ノズル先端に向かって前記バケットの幅方向に広がっている正面形状をした扁平ノズル部分を備え、当該扁平ノズル部分の側面形状が先端に向かって先細りとなっており、前記バケットの幅方向に長いスリット状のスラリー吐出口を備えるノズル本体と、このノズル本体の後端に接続されたスラリー供給ホースと、前記ノズル本体を前記バケットに対して着脱可能に取り付けている着脱金具とを備えたものを用い、
    前記スラリー散布工程では、前記スラリータンクから圧送される前記固化材スラリーを前記スラリー散布ノズルから前記地盤表面に散布し、
    前記掘削・攪拌混合工程では、前記バックホーに設けられた深度検出手段からの信号に基づいて掘削深度を管理し、所定の掘削深度が得られない程度に前記地盤表面が固いと判断した場合には、前記スラリー散布ノズルから前記固化剤スラリーを掘削場所に散布しながら前記地盤表面を前記所定の掘削深度に掘削し、掘削土を攪拌混合することを特徴とする表層地盤改良工法。
  2. 前記バックホーの前記バケットに、掘削土攪拌混合用の回転式の攪拌翼を取り付けておき、
    前記掘削・攪拌混合工程では、前記バケットによる掘削土を、回転駆動している前記攪拌翼によって攪拌混合することを特徴とする請求項1に記載の表層地盤改良工法。
  3. 前記バックホーの前記バケットに攪拌切刃を固定しておき、
    前記掘削・攪拌混合工程では、前記バケットによる掘削土を、回転駆動している前記攪拌翼と、固定側の前記攪拌切刃とによって攪拌混合することを特徴とする請求項2に記載の表層地盤改良工法。
  4. 請求項2に記載の表層地盤改良工法に用いるバックホーであって、
    ブーム先端に取り付けた地盤掘削用の前記バケットと、
    前記バケットに取り付けた掘削土攪拌混合用の前記回転式の攪拌翼と、
    前記バケットに取り付けた前記スラリー散布ノズルと、
    前記バケットに搭載された前記深度検出手段とを有していることを特徴とするバックホー。
  5. 前記バケットに固定した掘削土攪拌混合用の攪拌切刃を有していることを特徴とする請求項4に記載のバックホー。
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