JP5663163B2 - 上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法、端末および上りリンクシステム - Google Patents

上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法、端末および上りリンクシステム Download PDF

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Description

本発明は無線移動通信分野に関し、特に、上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法、ユーザ端末および無線通信の上りリンクシステムに関する。
3GPP LTE(Long Term Evolution)プロジェクトは、現在の3G技術の進化および革新であり、スペクトル効率およびセル容量を大幅に向上させることができ、様々な帯域幅の配置を柔軟にサポートすることができる。LTEシステムの上りリンクは、シングルキャリア周波数分割多重接続(SC‐FDMA)技術を採用し、ピーク電力対平均電力比(PAPR)が低いという特性があり、広範囲カバーを効果的にサポートすることができる。ユーザ端末(UE)のコストおよび標準化の進捗の制約を考慮すると、従来のLTEシステムの上りリンクでは、シングルアンテナを用いてユーザ端末の信号を送信することだけが考慮されたが、マルチアンテナ送信技術が採用されない。説明すべきところとして、本願に係るユーザ端末は、携帯電話などのような、ユーザが使用する端末装置であってよい。
LTEの上りリンクは、復調パイロットシーケンス(DMRS)およびサウンディングパイロット(SRS)の2種類のパイロット信号がある。復調パイロットシーケンスは、主に上り共有チャネル(PUSCH)のチャネル推定に用いられ、サウンディングパイロットは、主に上りチャネルの品質のサウンディングに用いられる。LTEにおける上り共有チャネルの復調パイロットシーケンスについて、定振幅ゼロ自己相関(CAZAC:Constant Amplitude Zero Auto‐Correlation)コードを基本シーケンスとして、基本シーケンスの位相回転を用いてより多くのパイロットシーケンスを得る。パイロットシーケンス
Figure 0005663163
の生成は、数式1に示す通りである。サフィックスuは、グループ分け後のパイロットシーケンスの所属するグループ番号であり、vは、あるグループ内におけるパイロットシーケンスの番号である。
Figure 0005663163
数式1において、
Figure 0005663163
は基本シーケンスであり、
Figure 0005663163
は基本シーケンスの長さである。αは、基本シーケンスの位相回転値であり、数式2によって決定される。
Figure 0005663163
Figure 0005663163
数式3において、
Figure 0005663163
は、位相回転値を決定する3つの成分である。ここで、
Figure 0005663163
はセルでブロードキャストされるものであり、
Figure 0005663163
は上りリンクスケジューリング命令によって指定されるものであり、nPRSは擬似ランダムシーケンスによって生成されるものであり、該擬似ランダムシーケンスは同一のセルにおいて同じである。つまり、位相回転値にとって、
Figure 0005663163
はセルブロードキャスト成分であり、
Figure 0005663163
は上りリンクスケジューリング成分であり、nPRSは擬似ランダムシーケンス成分である。
異なるセルのDMRS間のセル間干渉(ICI)を低減するために、各UEのDMRSの位相回転値を、各タイムスロット(slot)ごとに、周波数ホッピングに類似する方式のような所定のモードでジャンプさせる必要がある。つまり、基本シーケンスの位相回転値は、時間変動するものである。従って、ある送信アンテナにとって、異なるタイムスロットで、異なるパイロットシーケンスを復調パイロットシーケンスとする。
LTE Rel‐8規格の制定が終わりに近づくに従い、3GPPは2008年半ばにLTE‐Aの研究作業を開始している。LTE‐AはLTEの後続の進化であり、3GPP TR 36.913では、LTE‐Aに関する性能要求について説明している。LTEと比べて、LTE‐Aでは、システム性能(特に、上りリンクの性能)に対する要求がさらに高まる。例えば、LTE‐Aシステムでは、上りリンクのピークスペクトル効率が15bps/Hzに達することを要求する。これは、シングル送信アンテナだけを使用するLTEの上りリンクでは実現できないことである。上りリンクのさらに高い要求を満たすために、LTE‐Aの上りリンクについて、マルチアンテナ送信技術を用いてスペクトル効率をさらに向上させることを考慮する必要がある。
もちろん、マルチアンテナ送信システムは、シングルアンテナ送信システムよりはるかに複雑であり、多くの新しい課題を考慮する必要がある。例えば、マルチ送信アンテナを有する上りリンクシステムでは、復調パイロットシーケンスを如何に提供するかが、解決すべき課題になる。
本発明は、マルチ送信アンテナに基づく上りリンクがよりよい性能を有するように、上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法、ユーザ端末装置および上りリンクシステムを提供することを主な目的とする。
上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法は、上りリンクの複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、該基準送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを設定し、前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定する、ことを含む。
前記基準送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを設定することは、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスを選択し、該基本シーケンスに対して位相回転を行って、基準送信アンテナのパイロットシーケンスを得、該パイロットシーケンスを基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスとする、ことを含む。
前記基準送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを設定することは、数式
Figure 0005663163
によって、基準送信アンテナのパイロットシーケンスを算出する、ことを含む。
ここで、前記
Figure 0005663163
は基本シーケンスであり、前記αは基本シーケンスの位相回転値であり、前記
Figure 0005663163
は基本シーケンスの長さである。
前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立することは、前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の差が常に最大となるようにする、ことを含む。
前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立することは、数式
Figure 0005663163
および数式
Figure 0005663163
によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定する、ことを含む。
ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記αは基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値である。
前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定することは、決定された従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値と、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスとに基づいて、従属送信アンテナのパイロットシーケンスを算出する、ことを含む。
前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立することは、基地局が、数式
Figure 0005663163
によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を決定する、ことを含む。
ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である。
前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定することは、基地局が、各従属送信アンテナに対応するユーザ端末へ、復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を含む上りリンクスケジューリング命令を送信し、各ユーザ端末が、上りリンクスケジューリング命令を受信した後に、前記上りリンクスケジューリング成分に基づいて自局の復調パイロットシーケンスの位相回転値を算出し、基準送信アンテナの基本シーケンスに基づいて該従属送信アンテナのパイロットシーケンスを算出する、ことを含む。
該方法は、基地局が、前記複数の送信アンテナからの復調パイロットシーケンスを受信し、前記受信された復調パイロットシーケンスに対して高速フーリエ変換を行って、それを時間領域から周波数領域に変換し、周波数領域での復調パイロットシーケンスと基地局で予め記憶されまたは算出された基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの複素共役とを乗算し、基地局が、複素共役が乗算された復調パイロットシーケンスに対して逆高速フーリエ変換を行って、それを周波数領域から時間領域に変換し、時間領域での復調パイロットシーケンスに対して複数のチャネルインパルス応答領域の設定を行い、基地局が、各送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値に基づいて、前記チャネルインパルス応答領域から、異なる送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答を取得し、取得された各送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答に対して高速フーリエ変換を行って、それを時間領域から周波数領域に変換する、ことをさらに含む。
該方法は、逆高速フーリエ変換を行う前に、周波数領域でのウインドウイング処理を行い、取得された各送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答に対して高速フーリエ変換を行った後に、周波数領域でのデウインドウイング処理を行う、ことをさらに含む。
前記時間領域での復調パイロットシーケンスに対してチャネルインパルス応答領域の設定を行うことは、
Figure 0005663163
を中心点として、チャネルインパルス応答の左側に対してμ・Δ個のサンプル点を選択する、ことを含む。
ここで、前記Δはチャネルインパルス応答のエネルギー漏洩のメインローブ幅
Figure 0005663163
であり、前記NFFTは高速フーリエ変換のサンプル数であり、前記RB#はリソースブロック数であり、前記μの値は
Figure 0005663163
であり、前記CPはSC‐FDMAシンボルの循環プレフィックス長であり、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である。
前記時間領域での復調パイロットシーケンスに対してチャネルインパルス応答領域の設定を行うことは、
Figure 0005663163
を中心点として、チャネルインパルス応答の右側に対してλ・CP個のサンプル点を選択する、ことを含む。
前記CPはSC‐FDMAシンボルの循環プレフィックス長であり、前記λの値は0<λ≦1であり、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である。
ユーザ端末は、複数の送信アンテナと、復調パイロットシーケンスの基本シーケンスを決定する基本シーケンス選択モジュールと、前記複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、基準送信アンテナと従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の従属関係を確立し、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定する復調パイロットシーケンス従属モジュールと、前記複数の送信アンテナのそれぞれに対して1つずつ設けられ、基本シーケンスと対応の送信アンテナの位相回転値とを乗算して、該送信アンテナの復調パイロットシーケンスを得る乗算器と、を含む。
前記復調パイロットシーケンス従属モジュールは、数式
Figure 0005663163
および数式
Figure 0005663163
によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を算出する。
ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記αは基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値である。
上りリンク通信システムは、1つの基地局および複数のユーザ端末を含み、ここで、各ユーザ端末に対して1つずつの送信アンテナが設けられる。
前記基地局は、前記複数のユーザ端末に対して設けられた複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、基準送信アンテナと従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、各ユーザ端末に、対応の復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を、上りリンクスケジューリング命令により通知する。ここで、前記復調パイロットシーケンス従属関係は、前記基準送信アンテナの上りリンクスケジューリング成分と従属送信アンテナそれぞれの上りリンクスケジューリング成分との間で確立される。
前記各ユーザ端末は、基地局から通知された位相回転値における上りリンクスケジューリング成分と、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスとに基づいて、該ユーザ端末の復調パイロットシーケンスを算出する。
前記基地局は、数式
Figure 0005663163
によって、i番目の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を決定し、前記i番目の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を、上りリンクスケジューリング命令により対応のユーザ端末に通知する。
ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記
Figure 0005663163
は基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分である。
上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法は、複数の第1データストリームのうち1つを基準データストリームとし、他の第1データストリームを従属データストリームとし、該基準データストリームに対して復調パイロットシーケンスを設定し、前記基準データストリームと前記従属データストリームそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、基準データストリームの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属データストリームの復調パイロットシーケンスを設定し、各第1データストリームおよび該第1データストリームに対して設定された復調パイロットシーケンスをプリコーディングして、1つまたは複数の第2データストリームを得、上りリンクの1つの送信アンテナを介して、各第2データストリームを送信する、ことを含む。
上記の解決手段からわかるように、本発明に係る上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法、ユーザ端末装置および上りリンクシステムは、復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、複数の送信アンテナの復調パイロットシーケンス(DMRS)を設計するものである。この復調パイロットシーケンス従属関係は、位相回転値の最大距離バインディング(MDB)であってよい。該方法、装置およびシステムは、SU‐MIMO伝送およびMU‐MIMO伝送に適用する。
さらに、本発明では、上りリンクの受信機のチャネル推定方法も改善し、即ち、動的CIR保留(DCIR)を用いて、チャネル推定性能を改善する。そして、リンク性能がチャネル推定の品質に依存するため、該チャネル推定方法は、リンク性能を改善することもできる。
本発明の1つの実施例に係る上りリンクシステムに対して復調パイロットシーケンスを提供する方法のフローチャートである。 本発明に係るSU‐MIMOシステムで上りリンクの復調パイロットシーケンスを提供するフローチャートである。 本発明に係るMU‐MIMOシステムで上りリンクの復調パイロットシーケンスを提供するフローチャートである。 従来技術に係るシングル送信アンテナの復調パイロットシーケンス装置の構成を示す図である。 本発明の1つの実施例に係るマルチ送信アンテナを有するユーザ端末に設けられる復調パイロットシーケンス装置の構成を示す図である。 本発明の1つの実施例に係るチャネル推定方法のフローチャートである。 本発明の1つの実施例に係る基地局に設けられるチャネル推定装置の構成を示す図である。 図1の復調パイロットシーケンスを提供する方法のシミュレーション性能を示す図である。 図6のチャネル推定方法のシミュレーション性能を示す図である。
本発明の目的、解決手段およびメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の実施例では、上りリンクシステムは複数の送信アンテナを有する。送信アンテナ数がn≧2であり、即ち、該上りリンクシステムは、送信アンテナ0、1、…、n−1を含むと仮定する。該上りリンクシステムに対して復調パイロットシーケンスを提供する方法は、図1に示すように、以下のステップを含む。
ステップ101で、複数の送信アンテナの中から基準送信アンテナおよび従属送信アンテナを決定する。
具体的に、n本の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとして選択し、他のn−1本の送信アンテナを全て従属送信アンテナとする。例えば、送信アンテナ0を基準送信アンテナとして選択し、送信アンテナ1、…、n−1を全て従属送信アンテナとするようにしてよい。
ステップ102で、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンス(DMRS)を設定する。
具体的に、基準送信アンテナのDMRSは、従来のLTEプロトコル(例えば、3GPP TS36.211)で定義されたDMRSを採用してもよい。その位相回転値のジャンプ方式も従来のプロトコルの規定に従うようにしてよい。
ステップ103で、基準送信アンテナと従属送信アンテナとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、該従属関係と基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスとを結び付けて、従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定する。
ここで、復調パイロットシーケンス従属関係は、具体的に、復調パイロットシーケンスの位相回転値の最大距離バインディングであってよく、
Figure 0005663163
値のスケジューリング従属または他の従属方式であってもよい。
送信アンテナの設定方式によって、上りリンクシステムの構成は、2種類に分けられることができる。1つは、システムの同一の時間周波数リソースが1つのみのユーザ端末で使用可能であり、且つ該ユーザ端末に複数の送信アンテナが設けられるシングルユーザ多入力多出力(SU‐MIMO)である。もう1つは、システムの同一の時間周波数リソースが複数のユーザ端末で同時に使用可能であり、且つ各ユーザ端末に1本ずつの送信アンテナが設けられるマルチユーザ多入力多出力(MU‐MIMO)である。ここからわかるように、SU‐MIMOとMU‐MIMOの共通点は、複数の送信アンテナが同一の時間周波数リソースを共用することである。
SU‐MIMO伝送システムで上りリンクの復調パイロットシーケンスを実現するプロセスは、図2に示すように、具体的に以下のステップを含む。
ステップ201で、あるユーザ端末のn本の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他のn−1本を従属送信アンテナとする。
ステップ202で、従来のLTEプロトコルの定義に基づいて、基準送信アンテナのパイロットシーケンスを決定する。
例えば、数式1によって基準送信アンテナのパイロットシーケンスを得るようにしてよい。説明すべきところとして、基準送信アンテナがシングル送信アンテナと同じ復調パイロットシーケンスを用いることにより、マルチ送信アンテナを有する上りリンクシステムでは、従来のLTEプロトコルとの後方互換性を保持することができる。
ステップ203で、n−1本の従属送信アンテナ(即ち、送信アンテナ1,…,n−1)の復調パイロットシーケンスの位相回転値と、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値とをバインディングして、基準送信アンテナと同じ基本シーケンスを用いて、各従属送信アンテナのパイロットシーケンスを生成する。
具体的に、各従属送信アンテナの位相回転値の選択について、基準送信アンテナとの間で一定の従属関係を満たす必要がある。例えば、数式4と5で提供された最大距離バインディング(MDB)によって、該従属関係を決定する。数式4と5を最大距離バインディング従属条件と呼ぶ。
Figure 0005663163
Figure 0005663163
数式4において、αは基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値であり、該αの値は時間の変化に伴いジャンプする。このようなジャンプ方式は、従来のLTEプロトコルにおけるシングル送信アンテナの復調パイロットシーケンスのジャンプ方式と同じであるため、ここで説明を省略する。Cは定数であり、従来のLTEプロトコルのPUSCHにとって、C=12である。
ここからわかるように、数式4は、周波数領域の位相回転方式を用いて、異なる送信アンテナのDMRSを設計し、即ち、異なる送信アンテナの復調パイロットシーケンスに対して、異なる位相回転値を割り当てるものである。原理上、異なる送信アンテナは、同一の時間に異なる復調パイロットシーケンスの位相回転値を選択すれば、同じチャネル推定性能および同じリンク性能を得ることができる。言い換えると、原理上で、チャネル推定プロセスで発生するエネルギー漏洩の問題が考慮されないため、異なる位相回転値での効果は同じになる。しかし、実際のシステムでは、チャネル推定プロセスで発生するエネルギー漏洩の問題を考慮しなければならず、位相回転値の間隔を大きくすることは、送信アンテナ同士間の復調パイロットシーケンスの相互干渉の低減に有利である。つまり、実際のシステムでは、異なる位相回転値をとれば、異なる性能を得るだけでなく、チャネル推定性能およびリンク性能の大幅低下を招くおそれもある。
従って、数式4は、さらに、複数の送信アンテナのDMRSの位相回転値を常に最大距離でバインディングする。基準送信アンテナの位相回転値を知れば、いかなる従属送信アンテナの位相回転値も知ることができる。基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値が一定の方式でジャンプする場合、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスと従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの両者の位相回転値の間に従属関係が存在するため、従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値もそれに応じてジャンプする。即ち、従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値も、時間変動するものである。そのため、上りリンクシステムの送信アンテナが増加したが、複数の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値のジャンプをサポートするように、余計なシグナリングオーバーヘッドを増やす必要がない。
ここからわかるように、「最大距離」により、複数の送信アンテナの復調パイロットシーケンス間の相互干渉が最小となることを保証することができ、「バインディング」により、シグナリングオーバーヘッドを低減することができる。さらに、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスは従来のLTEプロトコルに従って定義することができるため、従来のシングルアンテナ送信システムをマルチアンテナ送信システムに拡張する場合、従来のシングル送信アンテナのDMRSにいかなる変更を加える必要もなく、LTEとの後方互換性を確保する。
具体的に実現する際、図2に係る方法を拡張することもできる。例えば、ステップ202で、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスを任意に設定し、または、従来のLTEプロトコルのジャンプ方式と異なる方式を、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値のジャンプ方式とするようにしてもよい。従属送信アンテナと基準送信アンテナとの復調パイロットシーケンス従属関係を保証することによって、上りリンクシステム全体の復調パイロットシーケンスを決定する。
MU‐MIMO伝送システムで上りリンクの復調パイロットシーケンスを実現するプロセスは、図3に示すように、具体的に以下のステップを含む。
ステップ301で、n個のユーザ端末の送信アンテナ(合計n本)のうち1つを基準送信アンテナとし、他のn−1本を従属送信アンテナとする。
説明の便宜上、基準送信アンテナに対応するユーザ端末を基準ユーザ端末と呼ぶ。これに応じて、他のユーザ端末を従属ユーザ端末と呼ぶことができる。
ステップ302で、基地局は、複数のユーザ端末(基準ユーザ端末および従属ユーザ端末を含む)の復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を算出する。
ステップ303で、基地局は、送信アンテナに対応する各ユーザ端末へ、上りリンクスケジューリング命令を送信し、前記n個のユーザ端末の上りリンクスケジューリング成分
Figure 0005663163
値を設定する。ここで、基地局は、各送信アンテナに対して上りリンクスケジューリング命令をそれぞれ送信し、各上りリンクスケジューリング命令に対応の送信アンテナの復調パオロットシーケンスの位相回転値の上りリンクスケジューリング成分が付けられている。
ステップ302において、基地局は、数式6によって、MU‐MIMO伝送に参加する複数のユーザ端末に対して
Figure 0005663163
値を指定する。
Figure 0005663163
ここで、
Figure 0005663163
は、MU‐MIMO伝送に参加する基準ユーザ端末(基準送信アンテナに対応)に対するスケジューリング値である。該
Figure 0005663163
値は、従来のLTEプロトコルでサポートされたスケジューリング方法に用いられた値と一致するようにしてよい。従来のLTEプロトコルにおいて、
Figure 0005663163
の値は、DCI format 0の位相回転フィールドで指定されるものである。該位相回転フィールドの長さが3ビットであるため、プロトコルでサポートされた位相回転値は、0、2、3、4、6、8、9、10の合計8種類がある。説明すべきところとして、DCI format 0は、基地局から送信された、下りリンク制御情報を提供するためのシグナリングである。
従来のLTEプロトコルでサポートされたスケジューリング方法を参照すると、数式6のスケジューリング従属条件を満たす
Figure 0005663163
値の設定案として、以下のような2つがある。
案1: 従来のLTEプロトコルにいかなる修正を加えない
2つのユーザのMU‐MIMO伝送は、
Figure 0005663163
を満たすべきである。例えば、
Figure 0005663163
である場合、
Figure 0005663163
となる。
4つのユーザのMU‐MIMO伝送は、
Figure 0005663163
を満たすべきである。
案2: DCI format 0の位相回転フィールドを4ビットに拡張する
このように、
Figure 0005663163
の値は、数式6のスケジューリング従属条件を満たす限り、0から11まで(合計12個の値)であってよい。
ここからわかるように、ステップ302と303では、復調パイロットシーケンスの位相回転値の上りリンクスケジューリング成分
Figure 0005663163
だけを調整し、他の2つの成分
Figure 0005663163
とnPRSは、MU‐MIMO伝送における複数のユーザ端末の区分に役立たない。上りリンクスケジューリング成分
Figure 0005663163
を決定して、セルブロードキャスト成分
Figure 0005663163
および擬似ランダムシーケンス成分nPRSを知った後、数式2と3によって位相回転値を算出することができる。
ステップ304で、各ユーザ端末は、基地局で指定されたスケジューリング値に基づいて、自局の復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定して、同じ基本シーケンスを用いて、送信アンテナのパイロットシーケンスを生成する。
上りリンクシステムにシングル送信アンテナのみがある場合、ユーザ端末に設けられる復調パイロットシーケンス装置の構成は、図4に示すように、基本シーケンス選択モジュール401と、乗算器402と、リソースユニットマッピングモジュール403と、IFFTモジュール404と、循環プレフィックス(CP:Cyclic prefix)処理モジュール405と、を含む。ここで、基本シーケンス選択モジュール401により、復調パイロットシーケンスの基本シーケンスとして
Figure 0005663163
が決定され、乗算器402により、基本シーケンス
Figure 0005663163
と位相回転値が付けられているejαnとを乗算して、パイロットシーケンス
Figure 0005663163
を得る。該パイロットシーケンス
Figure 0005663163
に対して、リソースユニットマッピングモジュール403、IFFTモジュール404、循環プレフィックス処理モジュール405などで一連の処理を行って、得られた信号は、送信アンテナを介して送信される。具体的に、リソースユニットマッピングモジュール403は、パイロットシーケンスを適切な時間周波数リソースの位置に置く。循環プレフィックス処理モジュール405は、IFFT処理後の信号に対して循環プレフィックスを追加する。
本発明の1つの実施例に係るマルチ送信アンテナを有するSU‐MIMOシステムについて、複数の送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを提供する必要があるため、従来の構成と比べて、ユーザ端末に設けられる復調パイロットシーケンス装置の構成が相応に変更される。図5は変更後の復調パイロットシーケンス装置の構成を示す図である。該装置は、基本シーケンス選択モジュール501と、復調パイロットシーケンス従属モジュール506と、複数の乗算器502と、複数のリソースユニットマッピングモジュール503と、複数のIFFTモジュール504と、複数の循環プレフィックス処理モジュール505と、を含む。ここで、各送信アンテナごとに、乗算器502と、リソースユニットマッピングモジュール503と、IFFTモジュール504と、循環プレフィックス処理モジュール505との1組の処理モジュールが設けられ、具体的に、図5を参照する。ここで、基本シーケンス選択モジュール501、乗算器502、リソースユニットマッピングモジュール503、IFFTモジュール504、および循環プレフィックス処理モジュール505の機能は、図4に示す対応モジュールの機能に類似している。
復調パイロットシーケンス従属モジュール506は、送信アンテナ0、1、…、n−1の復調パイロットシーケンスに対して位相回転値を提供する際、この位相回転値が一定の従属関係を満たし、例えば、数式4と5で提供された最大距離バインディング(MDB)従属条件に従うように保証する。
また、本発明は、MU‐MIMO伝送に適用する上りリンクシステムを提供している。該上りリンクシステムは、複数のユーザ端末と、これらユーザ端末を管轄する基地局と、を含む。ここで、各ユーザ端末に1本ずつの送信アンテナが設けられる。
該基地局には、数式6によって上記複数のユーザ端末に対して
Figure 0005663163
値を指定するスケジューリング従属モジュールが設定される。上記複数のユーザ端末は、基地局で指定された
Figure 0005663163
値を受信した後に、自局の復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定して、同じ基本シーケンスを用いて、送信アンテナのパイロットシーケンスを生成する。
上記の方法では、各アンテナに対して1つずつの復調パイロットシーケンス(DMRS)を設定し、これら復調パイロットシーケンス間で従属関係を確立する。つまり、各アンテナを介して送信されたデータストリームに対して、1つずつの復調パイロットシーケンスを設定する。所要する復調パイロットシーケンスの総数は、アンテナ数に等しい。しかしながら、該方法を適切に変形してもよい。即ち、1つまたは複数のアンテナを介してデータストリームを送信する前にプリコーディングし、且つ、プリコーディングする前に、プリコーディングされていない各データストリームに、1つずつの復調パイロットシーケンスを提供する。具体的に、各データストリーム(即ち、プリコーディングされていないデータストリーム)および該データストリームに提供された復調パイロットシーケンスをプリコーディングして、1つまたは複数のプリコーディングされたデータストリームを得、プリコーディングされた各データストリームを、1つのアンテナを介して送信する。従って、所要する復調パイロットシーケンス数は、プリコーディングされていないデータストリームの総数に等しく、アンテナ数より小さい可能性がある。例えば、MU‐MIMO伝送システムでは、1つのUEに2つまたは複数のアンテナが設けられ、且つ、これらアンテナによる伝送を必要とするプリコーディングされていないデータストリームが1つのみある場合、該プリコーディングされていないデータストリームおよびそれに割り当てられた復調パイロットシーケンスをプリコーディングすると、2つまたは複数のプリコーディングされたデータストリームを得る。なお、異なるプリコーディングされていないデータストリームに対応する復調パイロットシーケンス間の従属関係は、上記の数式、例えば数式4〜6によって設定される。ここで、添え字i=0,1,・・・,n−1は、i番目のプリコーディングされていないデータストリームを表し、且つ、nは、プリコーディングされていないデータストリームの総数である。
さらに、本発明では、マルチ送信アンテナを有する送信機に対して復調パイロットシーケンスを決定する方法を提供する以外に、従来の受信機のチャネル推定方法も改善する。図6は本発明の1つの実施例に係るチャネル推定方法のフローチャートである。
ステップ601で、受信された復調パイロットシーケンス信号に対して直並列(S/P)変換を行う。
ステップ602で、NFFT点の高速フーリエ変換(FFT)を行って、信号を時間領域から周波数領域に変換し、ここで、NFFTはFFTのサンプル数である。
ステップ603で、異なるユーザのリソースブロック(RB)割当状況に基づいて、周波数領域において周波数分割多重(FDM)方式で、異なるグループの送信アンテナの復調パイロットシーケンス信号を区分する。ここで、同一のグループの送信アンテナは、同じ時間周波数リソースを使用する。
MU‐MIMO伝送システムにとって、各ユーザ端末が1つの送信アンテナを用いるため、異なるグループの送信アンテナは、即ち異なるグループのユーザ端末に対応する。
簡単なシステムにおいて、1グループのみの送信アンテナを有する可能性がある。つまり、システムにおける全ての時間周波数リソースは、1グループの送信アンテナによって共用される。例えば、システムにおいて複数の送信アンテナを有するユーザが1つだけある場合、全ての時間周波数リソースは、該ユーザの複数の送信アンテナによって共用される。このような場合で、ステップ603を実行しなくてもよい。
ステップ604で、各グループの送信アンテナのうち、1つの基準送信アンテナが設けられ、各グループの基準送信アンテナのパイロットシーケンスの複素共役を算出し、区分された各グループの送信アンテナの復調パイロットシーケンス信号と対応の複素共役とを乗算する。
ここで、MU‐MIMOの場合、1番目のユーザの使用するアンテナが基準送信アンテナである。SU‐MIMOの場合、1本目の送信アンテナが基準送信アンテナである。
ステップ605で、周波数領域でのウインドウイング処理を行う。
実際のシミュレーションでは、周波数領域の窓関数として、Blackman窓を選択してもよいが、他のタイプの窓関数も適用することができる。有用なチャネル情報が0にされることを避けるために、窓長を、ユーザが使用する周波数帯域幅より大きくすべきである。
ステップ606で、NFFT点の逆高速フーリエ変換(IFFT)を行って、信号を周波数領域から時間領域に変換する。
ステップ607で、各時間領域信号に対してチャネルインパルス応答領域を設定する。
具体的に、動的インパルス応答保留(DCIR,Dynamic CIR Reservation)の方法を用いて、チャネルインパルス応答領域を設定するようにしてよい。ここからわかるように、時間領域信号が離散であるため、該ステップで保留されるものは、後続のチャネル周波数領域応答(CFR)の算出に用いられるチャネルインパルス応答(CIR)のサンプル点である。
従来の受信機のチャネル推定アルゴリズムは、通常、離散フーリエ変換(DFT)に基づいて、時間領域で循環プレフィックス(CP)範囲内にあるチャネルインパルス応答(CIR)サンプル値を保留する(例えば、3GPPのR1‐062642提案を参照)ことにより、有用な信号を保留して、雑音および干渉を抑制する目的を達する。しかし、従来のアルゴリズムでは、実際のシステムの上りリンクにおいて、リソースブロック(RB)割当によりチャネル推定プロセスでCIRエネルギー漏洩の問題が発生することが無視される。このため、特に、UEの割り当てられたRB数が比較的に少ない場合、従来のアルゴリズムの性能は大幅に低下する。
従って、本実施例では、CIRサンプル値を保留する際、
Figure 0005663163
を中心点として、CIRサンプル値を2つの部分に分ける。
(1) 右側部分
境界点は
Figure 0005663163
であり、保留されたサンプル数はλ・CPであり、CPはSC‐FDMAシンボルの循環プレフィックス長であり、λは可変パラメータ(0<λ≦1)であり、その具体的な値を実際のシステムで最適化するようにしてよい。
(2) 左側部分
境界点は
Figure 0005663163
であり、保留されたサンプル数はμ・Δであり、ΔはCIRのエネルギー漏洩のメインロープ幅
Figure 0005663163
であり、μは可変パラメータ
Figure 0005663163
であり、その具体的な値を実際のシステムで最適化するようにしてよい。実現を簡略化するために、
Figure 0005663163
を定義することにより、左側部分の変数がμ´のみとなるようにしてよい。
λとμ´について、前者は主に雑音とマルチパス遅延によって決まり、後者は主に雑音とRB#によって決まる。実験からわかるように、実際のシステムはλとμ´の選択にあまり敏感ではない。つまり、この2つの変数の値は一定の範囲を満たすだけでよく、微細な差別はチャネル推定性能およびリンク性能に対して大きく影響しない。
具体的に実現する際、右側部分のλ・CP個のサンプル点のみを保留する(即ち、μ=0)ようにしてよい。または、右側部分のサンプル数をCPに固定し(即ち、λ=1)、左側部分のサンプル数のみに対して調整を行うようにしてもよい。
ステップ608で、送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値の異なりによって、該グループ内の異なる送信アンテナのチャネルインパルス応答を区分して、数式
Figure 0005663163
によって、対応の送信アンテナのチャネルインパルス応答の中心点に対して循環シフトを実行する。
MU‐MIMOの場合、異なるユーザ端末の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値によって、異なるユーザ端末のCIRを区分する。SU‐MIMOの場合、異なる送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値によって、異なる送信アンテナのCIRを区分する。
ステップ609で、各送信アンテナの保留されたチャネルインパルス応答に対して、NFFT点のFFTを行って、時間領域から周波数領域に変換する。
ステップ610で、周波数領域でのデウインドウイング処理を行う。
ここまで、チャネル推定プロセスを終了する。
説明すべきところとして、ステップ602〜610はチャネル推定の主要なプロセスである。ここで、ステップ605およびステップ610の周波数領域でのウインドウイング処理およびデウインドウイング処理を実行しなくてもよく、チャネル推定の完全性に影響しない。このようなチャネル推定方法は、LTEおよびLTE‐Aシステムの上りリンクにも適用する。もちろん、このようなチャネル推定方法は、OFDMAまたはSC‐FDMAに基づき、且つ周波数領域ブロック状(位相偏移)パイロットを用いた他のシステムにも適用する。
また、このようなチャネル推定方法は、図1に示す復調パイロットシーケンスを提供する方法とあわせて使用するようにしてもよく、独立に使用するようにしてもよい。ここで、チャネル推定方法は基地局側で使用され、復調パイロットシーケンスを提供する方法はユーザ側で使用される。
これに応じて、図7は、本発明の1つの実施例に係る基地局に設けられるチャネル推定装置の構成を示す図である。チャネル推定装置72は、直並列変換モジュール701に接続される第1FFTモジュール702と、送信アンテナグループ区分モジュール703と、乗算器704と、IFFTモジュール706と、動的CIR保留モジュール707と、送信アンテナ信号区分モジュール708と、MIMO検出モジュール711に接続される第2FFTモジュール709と、を含む。ここで、各モジュールは、図6に示す各対応ステップを実現するものであり、例えば、第1FFTモジュール702はステップ602を実現する。具体的に実現する際、基地局には、各受信アンテナごとに、図7に示すようなチャネル推定装置72を設けるようにしてよい。
チャネル推定装置72において、送信アンテナグループ区分モジュール703は、異なるグループの送信アンテナの信号を区分する。例えば、本実施例では、送信アンテナが合計Nグループに分けられるため、送信アンテナグループ区分モジュール703はそれをグループ1、…、グループNに区分する。
各グループごとの送信アンテナに対応する受信信号に対して、乗算器704が設けられる。該乗算器704は、該グループの基準送信アンテナのパイロットシーケンスの複素共役と、該グループの送信アンテナの復調パイロットシーケンス受信信号とを乗算する。前記基準送信アンテナのパイロットシーケンスの複素共役は、予め基地局内に記憶されておき、または、予め基地局で算出されておく。
動的CIR保留モジュール707は、後続のチャネル周波数領域応答の算出のために、チャネルインパルス応答領域を設定し、チャネルインパルス応答のサンプル点を決定して、対応のサンプル値を得る。具体的に実現する際、動的CIR保留モジュール707は、まず、サンプルの中心点
Figure 0005663163
を決定する。その後、該中心点の右側に対してλ・CP個のサンプル点を選択する。つまり、
Figure 0005663163
までのサンプル値を選択するようにしてよい。または、
Figure 0005663163
までのサンプル値を選択し、即ち、
Figure 0005663163
をサンプル値の開始点とするようにしてもよい。この時、合計μ・Δ個のサンプル点が中心点
Figure 0005663163
の左側部分に位置する。
送信アンテナ信号区分モジュール708は、各グループ内の異なる送信アンテナの信号を区分し、異なる送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答を取得する。例えば、本実施例では、グループ1に合計M個の送信アンテナがあり、送信アンテナ信号区分モジュール708によって、循環シフト値に基づく信号区分と取得とを含む処理が行われた後、グループ1の信号は、Mチャネルに分けられ、各チャネルが1つずつの送信アンテナに対応する。
さらに、該チャネル推定装置72は、周波数領域ウインドウイングモジュール705と、周波数領域デウインドウイングモジュール710と、を含むようにしてよい。ここで、周波数領域ウインドウイングモジュール705は、乗算器704およびIFFTモジュール706とそれぞれ接続される。周波数領域デウインドウイングモジュール710は、第2FFTモジュール709およびMIMO検出モジュール711とそれぞれ接続される。
説明すべきところとして、各グループごとの送信アンテナに対応する受信信号に対して、基地局には対応の処理ユニットが設けられる。該処理ユニットは、乗算器704と、IFFTモジュール706と、動的CIR保留モジュール707と、送信アンテナ信号区分モジュール708と、第2FFTモジュール709と、を含む。該処理ユニットは、さらに、周波数領域ウインドウイングモジュール705と、周波数領域デウインドウイングモジュール710と、を含むようにしてよい。例えば、グループ1の信号とグループNの信号(図7を参照)とに対して、異なる処理ユニットが設けられる。ここで、図7にはグループ1の信号に対応する処理ユニットのみが示されるが、グループNの信号に対応する処理ユニットが図7に示されていない。しかし、グループNの信号に対応する処理ユニットは、グループ1の信号に対応する処理ユニットに類似する、ということが理解できる。
復調パイロットシーケンスの設計がチャネル推定を最終的な目的とするため、図6に示すチャネル推定方法を用いて、表1に示すシミュレーションパラメータに従ってチャネル推定を行うと、図1で決定された復調パイロットシーケンスの性能を検証することができる。
Figure 0005663163
ここで、図8(a)は、MIMO配置が2*2であるとき、復調パイロットシーケンスの位相回転が最大距離バインディングとランダムとの2つの方式を用いる場合のブロック誤り率(BLER)の比較である。図8(a)では、最大距離バインディングとランダムとの2つの方式は、リソースブロック数(RB#)の値の異なりによって、それぞれ3つの性能曲線がある。ここでのランダム方式とは、復調パイロットシーケンスの位相回転値が、可能な任意の値を取ることができ、且つ異なる送信アンテナが、異なる位相回転値を取る、ことを言う。ここからわかるように、最大距離バインディング方式のBLERがランダム方式のBLERより小さい。特に、RB#が比較的に小さい(例えば、RB#=1)場合、最大距離バインディング方式の性能優位はさらに明らかである。
図8(b)は、MIMO配置が4*4であるときのシミュレーション結果である。該図から同様に、最大距離バインディング方式の性能がランダム方式の性能より優れていることがわかる。
説明すべきところとして、図8(a)および(b)において、受信機のチャネル推定アルゴリズムはいずれも周波数領域窓を加えないDCIR方法である。RB#が小さいほど、MDBの性能利得が大きくなるのは明らかである。
図9(a)および(b)において、MIMO配置が2*2であるシステムと、MIMO配置が4*4であるシステムとの異なるチャネル推定方法を用いるときのBLER性能をそれぞれ比較する。この時、送信機の復調パイロットシーケンスの位相回転値の選択は、MDBを満たす。従来の循環プレフィックス(CPR)を保留するチャネル推定方法と比べて、DCIRは、リンク性能を明らかに改善でき、周波数領域でのウインドウイングおよびデウインドウイング処理を組み合わせると、性能をさらに向上させることができ(複雑度の増加を代価として)、そして、RB#が小さいほど、リンク性能への改善が明らかになる。本願のシミュレーションでは、周波数領域窓関数として、Blackman窓が選択される。ユーザの使用する周波数帯域幅がRB#*12であるため、窓長は1.1*RB#*12と選択される。
説明すべきところとして、λとμ´の値は一定の範囲を満たすだけでよく、微細な差別はチャネル推定性能およびリンク性能に対して大きく影響しない。このため、本願のシミュレーションでは、ただRB#によってλとμ´の値を簡単に2つの場合に分ける。RB#=1、2である場合、λとμ´の値はそれぞれ1と0.6であり、RB#>2である場合、λとμ´の値はそれぞれ0.5と0.2である。もちろん、異なるチャネル条件およびシステムパラメータの場合で、λとμ´の値が変化する。そのため、異なるRB#に対して、λとμ´をそれぞれ最適化すると、より優れた性能を得ることができる。
上記の実施例からわかるように、本発明に係る方法、装置、およびシステムでは、異なる送信アンテナの復調パイロットシーケンスに対して同一の時間に異なる位相回転値を選択し、これら位相回転値は一定の復調パイロットシーケンス従属関係を満たし、各送信アンテナの復調パイロットシーケンスは、異なる時間に異なる位相回転値を選択することができる。その後、基本シーケンスおよび決定された復調パイロットシーケンスの位相回転値に基づいて、各送信アンテナのパイロットシーケンスを生成する。これにより、マルチ送信アンテナの復調パイロットシーケンスは、よりよい性能を有することができる。
401:基本シーケンス選択モジュール
402:乗算器
403:リソースユニットマッピングモジュール
404:IFFTモジュール
405:循環プレフィックス処理モジュール
501:基本シーケンス選択モジュール
502:乗算器
503:リソースユニットマッピングモジュール
504:IFFTモジュール
505:循環プレフィックス処理モジュール
506:復調パイロットシーケンス従属モジュール
701:直並列変換モジュール
702:第1FFTモジュール
703:送信アンテナグループ区分モジュール
704:乗算器
705:周波数領域ウインドウイングモジュール
706:IFFTモジュール
707:動的CIR保留モジュール
708:送信アンテナ信号区分モジュール
709:第2FFTモジュール
710:周波数領域デウインドウイングモジュール
711:MIMO検出モジュール
72:チャネル推定装置

Claims (15)

  1. 上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法であって、
    上りリンクの複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、該基準送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを設定し、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスを選択し、該基本シーケンスに対して位相回転を行って、基準送信アンテナのパイロットシーケンスを得、該パイロットシーケンスを基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスとし、前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を時間の変化に伴いジャンプさせ、
    前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の差が常に最大となるようにし、
    基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記基準送信アンテナに対して復調パイロットシーケンスを設定することは、
    数式
    Figure 0005663163
    によって、基準送信アンテナのパイロットシーケンスを算出し、
    ここで、前記
    Figure 0005663163
    は基本シーケンスであり、前記αは基本シーケンスの位相回転値であり、前記
    Figure 0005663163
    は基本シーケンスの長さである、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立することは、
    数式
    Figure 0005663163
    および数式
    Figure 0005663163
    によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定し、
    ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記αは基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値である、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定することは、
    決定された従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値と、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスとに基づいて、従属送信アンテナのパイロットシーケンスを算出する、
    ことを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立することは、
    基地局が、数式
    Figure 0005663163
    によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を決定する、
    ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスを設定することは、
    基地局が、各従属送信アンテナに対応するユーザ端末へ、復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を含む上りリンクスケジューリング命令を送信し、
    各ユーザ端末が、上りリンクスケジューリング命令を受信した後に、前記上りリンクスケジューリング成分に基づいて自局の復調パイロットシーケンスの位相回転値を算出し、基準送信アンテナの基本シーケンスに基づいて該従属送信アンテナのパイロットシーケンスを算出する、
    ことを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 基地局が、前記複数の送信アンテナからの復調パイロットシーケンスを受信し、前記受信された復調パイロットシーケンスに対して高速フーリエ変換を行って、それを時間領域から周波数領域に変換し、周波数領域での復調パイロットシーケンスと基地局で予め記憶されまたは算出された基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの複素共役とを乗算し、
    基地局が、複素共役が乗算された復調パイロットシーケンスに対して逆高速フーリエ変換を行って、それを周波数領域から時間領域に変換し、時間領域での復調パイロットシーケンスに対して複数のチャネルインパルス応答領域の設定を行い、
    基地局が、各送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値に基づいて、前記チャネルインパルス応答領域から、異なる送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答を取得し、取得された各送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答に対して高速フーリエ変換を行って、それを時間領域から周波数領域に変換する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 逆高速フーリエ変換を行う前に、周波数領域でのウインドウイング処理を行い、
    取得された各送信アンテナに対応するチャネルインパルス応答に対して高速フーリエ変換を行った後に、周波数領域でのデウインドウイング処理を行う、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記時間領域での復調パイロットシーケンスに対してチャネルインパルス応答領域の設定を行うことは、
    Figure 0005663163
    を中心点として、チャネルインパルス応答の左側に対してμ・Δ個のサンプル点を選択し、
    ここで、前記Δはチャネルインパルス応答のエネルギー漏洩のメインローブ幅
    Figure 0005663163
    であり、前記NFFTは高速フーリエ変換のサンプル数であり、前記RB#はリソースブロック数であり、前記μの値は
    Figure 0005663163
    であり、前記CPはSC‐FDMAシンボルの循環プレフィックス長であり、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である、
    ことを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記時間領域での復調パイロットシーケンスに対してチャネルインパルス応答領域の設定を行うことは、
    Figure 0005663163
    を中心点として、チャネルインパルス応答の右側に対してλ・CP個のサンプル点を選択し、前記CPはSC‐FDMAシンボルの循環プレフィックス長であり、前記λの値は0<λ≦1であり、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数である、
    ことを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. ユーザ端末であって、
    複数の送信アンテナと、
    復調パイロットシーケンスの基本シーケンスを決定する基本シーケンス選択モジュールと、
    前記複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、基準送信アンテナと従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の従属関係を確立し、前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の差が常に最大となるようにし、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値に基づいて、各従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を決定し、ここで、前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値が時間の変化に伴いジャンプする復調パイロットシーケンス従属モジュールと、
    前記複数の送信アンテナのそれぞれに対して1つずつ設けられ、基本シーケンスと対応の送信アンテナの位相回転値とを乗算して、該送信アンテナの復調パイロットシーケンスを得る乗算器と、
    を含むことを特徴とするユーザ端末。
  12. 前記復調パイロットシーケンス従属モジュールが、数式
    Figure 0005663163
    および数式
    Figure 0005663163
    によって、i番目の従属送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を算出し、
    ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記αは基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値である、
    ことを特徴とする請求項11に記載のユーザ端末。
  13. 上りリンク通信システムであって、
    1つの基地局および複数のユーザ端末を含み、ここで、各ユーザ端末に対して1つずつの送信アンテナが設けられ、
    前記基地局が、前記複数のユーザ端末に対して設けられた複数の送信アンテナのうち1つを基準送信アンテナとし、他の送信アンテナを従属送信アンテナとし、前記基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値を時間の変化に伴いジャンプさせ、基準送信アンテナと従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、前記基準送信アンテナと前記従属送信アンテナそれぞれとの復調パイロットシーケンスの位相回転値の差が常に最大となるようにし、各ユーザ端末に、対応の復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を、上りリンクスケジューリング命令により通知し、ここで、前記復調パイロットシーケンス従属関係が、前記基準送信アンテナの上りリンクスケジューリング成分と従属送信アンテナそれぞれの上りリンクスケジューリング成分との間で確立され、
    前記各ユーザ端末が、基地局から通知された位相回転値における上りリンクスケジューリング成分と、基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの基本シーケンスとに基づいて、該ユーザ端末の復調パイロットシーケンスを算出する、
    ことを特徴とする上りリンク通信システム。
  14. 前記基地局が、数式
    Figure 0005663163
    によって、i番目の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を決定し、前記i番目の送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分を、上りリンクスケジューリング命令により対応のユーザ端末に通知し、
    ここで、前記Cは定数であり、前記nは送信アンテナ数であり、前記
    Figure 0005663163
    は基準送信アンテナの復調パイロットシーケンスの位相回転値における上りリンクスケジューリング成分である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の上りリンク通信システム。
  15. 上りリンクの復調パイロットシーケンスを決定する方法であって、
    複数の第1データストリームのうち1つを基準データストリームとし、他の第1データストリームを従属データストリームとし、該基準データストリームに対して復調パイロットシーケンスを設定し、前記基準データストリームの復調パイロットシーケンスの位相回転値を時間の変化に伴いジャンプさせ、
    前記基準データストリームと前記従属データストリームそれぞれとの復調パイロットシーケンス従属関係を確立し、基準データストリームの復調パイロットシーケンスおよび前記復調パイロットシーケンス従属関係に基づいて、各従属データストリームの復調パイロットシーケンスを設定し、
    各第1データストリームおよび該第1データストリームに対して設定された復調パイロットシーケンスをプリコーディングして、1つまたは複数の第2データストリームを得、上りリンクの1つの送信アンテナを介して、各第2データストリームを送信する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
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