JP5657289B2 - コントローラ、換気システム、制御方法、およびプログラム - Google Patents

コントローラ、換気システム、制御方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、コントローラ、当該コントローラにおける制御方法、および当該コントローラで実行されるプログラムに関する。特に、本発明は、換気装置を制御するコントローラ、当該コントローラを備えた換気システム、当該コントローラにおける制御方法、および当該コントローラで実行されるプログラムに関する。
住宅の機密性の向上に伴う、住宅内の換気の悪化およびシックハウスへの対策のために、近年の住宅においては、常に換気を行なう換気システムが設置されている。単に窓を開けて換気を行なう場合には住宅全体の換気を行なうことは困難であったが、当該換気システムによって住宅内の空気の入れ換えが簡便に行なえる。
このような換気システムにおいては、部屋にダクト等の吸排気口が備えられ、換気ユニットにより複数の部屋の換気を調整する構成が一般的である。この結果、各部屋が接続されている状態となっている。
特許文献1には、当該換気システムとして、住宅内の他室で発生する熱および蓄積する熱を利用しながら換気を行なうシステムが開示されている。具体的には、特許文献1の換気システムは、第1の連通手段と、第2の連通手段と、送風手段と、温度計測手段と、制御手段とを備えている。
第1の連通手段は、建物内における第1の部屋と第2の部屋とを連通させる。第2の連通手段は、第1の部屋および第2の部屋を室外と連通させる。送風手段は、第1の連通手段を介して強制的に部屋間の送風を発生させる。温度計測手段は、第1の部屋と第2の部屋の少なくとも一方の温度を計測する。制御手段は、部屋の目標温度と温度計測手段が計測した温度とを比較して、温度計測手段が温度を計測する部屋とは別の部屋の温度を目標温度に近づけるように、送風手段により部屋間の送風を起こす。
特開2006−98017号公報
しかしながら、上述したような換気システムにおいては、部屋で発生した熱を十分に利用できない状況が存在する。
たとえば、冬期においては、太陽光を窓から部屋に入射させることにより暖かい空気を部屋に貯めることができる。ところが、部屋の空気は、暖まり易い反面、窓や壁面から熱が放出するため冷め易い。
それゆえ、上述したように一方の部屋から他方の部屋に空気を送って温度調整をすることは、蓄熱効率の観点からは好ましくない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、住宅内に蓄えられた熱を効率的に利用可能とするためのコントローラ、当該コントローラを備えた換気システム、当該コントローラにおける制御方法、および当該コントローラで実行されるプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、コントローラは、換気装置を制御する。コントローラは、プログラムを格納したメモリと、プログラムを実行するプロセッサと、換気装置、部屋の温度を検知する第1の温度センサ、および床下の空間の温度を検知する第2の温度センサと通信を行なう通信インターフェイスとを備える。換気装置は、部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう。プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行なう。プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。
好ましくは、通信インターフェイスは、部屋に人が居るか否かを検知する人感センサとさらに通信を行なう。プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断し、かつ人が部屋に居ると判断したことに基づき、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。
好ましくは、プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断し、かつ部屋に人が居ないと判断したことに基づき、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行なう。
好ましくは、プロセッサは、第1のモードおよび第2のモードのうち指定されたモードで換気装置を制御する。プロセッサは、第1のモードで換気装置を制御する場合、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。プロセッサは、第2のモードで換気装置を制御する場合、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。
好ましくは、プロセッサは、第2のモードで換気装置を制御する場合、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断し、かつ人が部屋に居ると判断したことに基づき、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。
好ましくは、プロセッサは、第2のモードで換気装置を制御する場合、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断し、かつ人が部屋に居ないと判断したことに基づき、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行なう。
本発明の他の局面に従うと、換気システムは、部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう換気装置と、換気装置を制御するコントローラと、部屋の温度を検知する第1の温度センサと、床下の空間の温度を検知する第2の温度センサとを備える。コントローラは、プログラムを格納したメモリと、プログラムを実行するプロセッサと、換気装置、第1の温度センサ、および第2の温度センサと通信を行なう通信インターフェイスとを含む。プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行ないう。プロセッサは、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なう。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は、換気装置のコントローラにおける制御方法である。コントローラは、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサと、換気装置、部屋の温度を検知する第1の温度センサ、および床下の空間の温度を検知する第2の温度センサと通信を行なう通信インターフェイスとを備える。換気装置は、部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう。制御方法は、プロセッサが、部屋の温度が床下の温度よりも高いか低いかを判断するステップと、プロセッサが、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行なうステップと、プロセッサが、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なうステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、換気装置のコントローラを制御するためのプログラムである。コントローラは、換気装置、部屋の温度を検知する第1の温度センサ、および床下の空間の温度を検知する第2の温度センサと通信を行なう通信インターフェイスとを備える。換気装置は、部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう。プログラムは、部屋の温度が床下の温度よりも高いか低いかを判断するステップと、部屋の温度が床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に部屋の空気を床下の空間に送らせる制御を行なうステップと、部屋の温度が床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、通信インターフェイスを用いて、換気装置に床下の空間の空気を部屋に送らせる制御を行なうステップとをコントローラに実行させる。
本発明によれば、住宅内に蓄えられた熱を効率的に利用可能となる。
換気システムの概略構成を説明するための図である。 ホームコントローラの外観を示した図である。 ホームコントローラのハードウェア構成を説明するための図である。 ホームコントローラで行なわれる処理の流れを示したフローチャートである。 図4におけるステップS6の処理の詳細を示したフローチャートである。 図4におけるステップS8の処理の詳細を示したフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る制御システムおよび当該制御システムを構成するホームコントローラについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、換気システム1の概略構成を説明するための図である。図1(a)は、換気システム1が備えられる住宅900の概観を示した図である。図1(b)は、図1(a)におけるIb−Ib線矢視断面図である。
図1(b)を参照して、住宅900は、少なくとも、コンクリートの基礎910と、基礎910の上に設置される木枠920と、床930と、外壁940と、内壁950と、天井960と、屋根970とにより構成されている。住宅900は、部屋70と、床下空間80とを備える。部屋70は、床930と内壁950と天井960とにより囲まれた空間である。床下空間80は、床930と基礎910とに囲まれた空間である。
換気システム1は、ホームコントローラ10と、人感センサ30と、温度センサ40と、温度センサ50と、換気装置60とを備える。ホームコントローラ10は、人感センサ30と、温度センサ40と、温度センサ50と、換気装置60と通信を行なう。また、ホームコントローラ10は、換気装置60の動作を制御する。
ホームコントローラ10と、人感センサ30と、温度センサ40とは、部屋70の壁面(内壁950における外壁940とは反対側の面)に設置されている。温度センサ50は、床下空間80に設置されている。
人感センサ30は、部屋70に人がいるか否かを判断する。温度センサ40は、部屋70の温度(以下、「室温」とも称する)を検知する。温度センサ50は、床下空間80の温度を検知する。なお、後述する換気を行なわない限り、床下空間80の温度変化は、通常、室温の変化よりも少ない。つまり、床下空間80は、部屋70よりも外気温の変化の影響を受けにくい。
換気装置60は、送風装置61と、ダクト62とを含む。送風装置61は、換気口61aを有する。送風装置61は、床下空間80に設置されている。ダクト62は、換気口62aを有する。換気口62aは、部屋70の壁面に位置する。ダクト62は、換気口62aと反対側の開口が送風装置61に接続されている。ダクト62は、床下空間80、および外壁940と内壁950との間の空間75に亘って設置されている。
換気装置60は、部屋70と床下空間80との間で換気を行なう。なお、「換気」とは、空気を入れかえることである。換気装置60は、ホームコントローラ10から第1の指令を受け付けた場合、部屋70の空気を床下空間80に送る。換気装置60は、ホームコントローラ10から第2の指令を受け付けた場合、床下空間80の空気を部屋70に送る。送風装置61は、たとえば、正逆両方向の送風が可能な正逆両方向型軸流送風機である。
以下、換気システム1の動作概要について説明する。たとえば、冬の天気がよい昼間の時間帯などは、たとえば窓980(図1(a)参照)を介して、部屋70に太陽の日差しが差し込む。このため、室温は上昇する。一方、床下空間80には太陽の日差しが差し込まないため、床下空間80の温度は、室温ほどは上昇しない。
そこで、昼間に部屋70の暖かい空気を床下空間80に貯めておき、夕方や夜など室温が低下したときに床下空間80に貯めておいた空気を部屋70に戻すように、ホームコントローラ10は換気装置60の制御を行なう。ホームコントローラ10は、温度センサ40と温度センサ50との検知結果に基づき、当該制御を行なう。このような制御を行なうことにより、部屋70で蓄えられた熱を有効に利用することができる。
ホームコントローラ10は、さらに、人感センサ30の検知結果に基づき、部屋70に人が居る場合と居ない場合とで異なる制御を行なう。当該制御の詳細については後述する。また、ホームコントローラ10は、夏においては、冬の場合と逆の制御を行なう。当該制御の詳細についても、後述する。
なお、図1では、1軒家を例に挙げているが、マンション等の集合住宅の1軒であってもよい。また、基礎910および床930に断熱材を貼り付け、床下空間80を断熱材で囲まれた空間とすることが、エネルギー効率を高める観点から好ましい。
<ホームコントローラのハードウェア構成>
図2は、ホームコントローラ10の外観を示した図である。図2を参照して、ホームコントローラ10は、入力装置としての操作キー1071〜1076と、モニタ110とを備える。
図3は、ホームコントローラ10のハードウェア構成を説明するための図である。図3を参照して、ホームコントローラ10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、主記憶装置102と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)103と、フラッシュメモリ104と、VRAM(Video Random Access Memory)105と、ホームコントローラ10のユーザによる指示の入力を受ける入力装置107と、通信インターフェイス108と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ109と、モニタ110とを備える。また、ホームコントローラ10は、一般的なコンピュータと同様に、カレンダー機能および時計機能とを備えている。これにより、ホームコントローラ10は、現在日時を判断できる。
フラッシュメモリ104は、不揮発性の半導体メモリである。VRAM105は、モニタ110に表示される内容を保持するメモリである。モニタ110は、VRAM105が保持する内容を表示する。
通信インターフェイス108は、人感センサ30と、温度センサ40と、温度センサ50と、換気装置60との通信を行なう。
各構成要素101〜105,106〜109は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ109には、メモリカード191が装着される。
ホームコントローラ10における処理は、各ハードウェアおよびCPU101により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ104に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード191その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタ109その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス108を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ104に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU101によってフラッシュメモリ104から読み出され、さらにフラッシュメモリ104に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU101は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるホームコントローラ10を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ104、メモリカード191その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、ホームコントローラ10の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
次に、フラッシュメモリ104に格納するプログラムおよびデータについて、より具体的に説明する。フラッシュメモリ104は、換気装置60を制御するための制御プログラムを格納している。また、フラッシュメモリ104は、ホームコントローラ10が生成したデータ、ホームコントローラ10の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。
フラッシュメモリ104は、外部装置として、たとえば、人感センサ30、温度センサ、および温度センサ50等から取得したデータを揮発的に格納する。CPU101は、人が居るか否かを示す情報(以下、「在室状況情報」とも称する)、室温の情報、床下空間80の温度の情報等を、フラッシュメモリ104に格納する。
また、フラッシュメモリ104は、予め定められた時刻を示す時刻情報を格納している。なお、予め定められた時刻とは、たとえば、日が変わる24時(午前零時)である。
さらに、フラッシュメモリ104は、現在の制御モードが、冬用モードに設定されているか、夏用モードに設定されているかを示すモード情報を格納している。ホームコントローラ10の制御モードを冬用モードとするか夏用モードとするかは、たとえば、ユーザによる入力に基づいて決定される。あるいは、フラッシュメモリ104に、予め定められた日にちを示した情報を格納しておき、当該情報に基づいて、制御モードをCPU101が自動的に設定する構成としてもよい。たとえば、10月1日から3月31日までは冬用モード、4月1日から9月31日までは夏用モードとなるように、モード情報を更新するように制御プログラムを設定しておけばよい。
<ホームコントローラにおける制御構造>
次に、ホームコントローラ10のCPU101および通信インターフェイス108における処理について、図4〜図6に基づいて説明する。
図4は、ホームコントローラ10で行なわれる処理の流れを示したフローチャートである。図4を参照して、ステップS2において、ホームコントローラ10のCPU101は、フラッシュメモリ104からモード情報を読み出す。ステップS4において、CPU101は、読み出したモード情報に基づき、現在の制御モードが冬用モードであるか否かを判断する。
CPU101は、冬用モードであると判断した場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において冬用処理を実行する。一方、CPU101は、冬用モードでないと判断した場合(ステップS4においてNO)、ステップS8において夏用処理を実行する。
図5は、図4におけるステップS6の処理の詳細を示したフローチャートである。図5を参照して、ステップS602において、CPU101は、人感センサ30から在室状況情報を取得する。なお、CPU101は、当該取得した在室状況情報をフラッシュメモリ104に格納する。ステップS604において、CPU101は、温度センサ40から室温の情報を取得し、温度センサ50から床下空間80の温度の情報を取得する。なお、CPU101は、当該取得した各温度の情報をフラッシュメモリ104に格納する。
ステップS606において、CPU101は、フラッシュメモリ104に格納された在室状況情報に基づき、部屋70に人が居るか否かを判断する。CPU101は、人が居ると判断した場合(ステップS606においてYES)、ステップS608において、室温が床下空間80の温度よりも高いか否かを判断する。
CPU101は、高いと判断した場合(ステップS608においてYES)、ステップS610において、換気装置60に対して、部屋70の空気を床下空間80に送らせるための指令(第1の指令)を送信する。当該指令は、換気装置60を予め定められた時間t1(たとえば、1分)だけ稼動させる指令を含む。CPU101は、高くないと判断した場合(ステップS608においてNO)、処理をステップS618に進める。
CPU101は、人が居ないと判断した場合(ステップS606においてNO)、ステップS612において、室温が床下空間80の温度よりも低いか否かを判断する。CPU101は、低いと判断した場合(ステップS612においてYES)、ステップS614において、換気装置60に対して、床下空間80の空気を部屋70に送らせるための指令(第2の指令)を送信する。当該指令は、換気装置60を予め定められた時間t2(たとえば、30分)だけ稼動させる指令を含む。CPU101は、換気装置60を指令された時間t2だけ稼動させた後、ステップS616において、フラッシュメモリ104に格納された時刻情報で示される時間になるまで、換気装置60を待機状態させる。つまり、CPU101は、換気装置60の稼動を停止させる指令を換気装置60に送信する。
CPU101は、低くないと判断した場合(ステップS612においてNO)、処理をステップS618に進める。ステップS618において、CPU101は、制御モードの変更があったか否かを判断する。すなわち、CPU101は、制御モードが冬用モードから夏用モードに変更されたか否かを判断する。CPU101は、変更されたと判断した場合(ステップS618においてYES)、処理を図4のステップS8に進める。CPU101は、変更されていないと判断した場合(ステップS618においてNO)、ステップS620において、ホームコントローラ10の電源をオフする入力を、入力装置107を介して受け付けたか否かを判断する。
CPU101は、受け付けたと判断した場合(ステップS620においてYES)、冬用処理を終了する。CPU101は、受け付けていないと判断した場合(ステップS620においてNO)、処理をステップS602に進める。
図6は、図4におけるステップS8の処理の詳細を示したフローチャートである。図6を参照して、ステップS802において、CPU101は、人感センサ30から在室状況情報を取得する。なお、CPU101は、当該取得した在室状況情報をフラッシュメモリ104に格納する。ステップS804において、CPU101は、温度センサ40から室温の情報を取得し、温度センサ50から床下空間80の温度の情報を取得する。なお、CPU101は、当該取得した各温度の情報をフラッシュメモリ104に格納する。
ステップS806において、CPU101は、フラッシュメモリ104に格納された在室状況情報に基づき、部屋70に人が居るか否かを判断する。CPU101は、人が居ると判断した場合(ステップS806においてYES)、ステップS808において、室温が床下空間80の温度よりも低いか否かを判断する。
CPU101は、低いと判断した場合(ステップS808においてYES)、ステップS810において、換気装置60に対して、部屋70の空気を床下空間80に送らせるための指令(第1の指令)を送信する。当該指令は、換気装置60を予め定められた時間t3(たとえば、1分)だけ稼動させる指令を含む。CPU101は、低くないと判断した場合(ステップS808においてNO)、処理をステップS818に進める。
CPU101は、人が居ないと判断した場合(ステップS806においてNO)、ステップS812において、室温が床下空間80の温度よりも高いか否かを判断する。CPU101は、高いと判断した場合(ステップS812においてYES)、ステップS814において、換気装置60に対して、床下空間80の空気を部屋70に送らせるための指令(第2の指令)を送信する。当該指令は、換気装置60を予め定められた時間t4(たとえば、30分)だけ稼動させる指令を含む。CPU101は、換気装置60を指令された時間t4だけ稼動させた後、ステップS816において、フラッシュメモリ104に格納された時刻情報で示される時間になるまで、換気装置60を待機状態させる。つまり、CPU101は、換気装置60の稼動を停止させる指令を換気装置60に送信する。
CPU101は、高くない判断した場合(ステップS812においてNO)、処理をステップS818に進める。ステップS818において、CPU101は、制御モードの変更があったか否かを判断する。すなわち、CPU101は、制御モードが夏用モードから冬用モードに変更されたか否かを判断する。CPU101は、変更されたと判断した場合(ステップS818においてYES)、処理を図4のステップS6に進める。CPU101は、変更されていないと判断した場合(ステップS818においてNO)、ステップS820において、ホームコントローラ10の電源をオフする入力を、入力装置107を介して受け付けたか否かを判断する。
CPU101は、受け付けたと判断した場合(ステップS820においてYES)、夏用処理を終了する。CPU101は、受け付けていないと判断した場合(ステップS820においてNO)、処理をステップS802に進める。
(1)以上のように、CPU101は、制御モードが冬用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも高いと判断したことに基づき、通信インターフェイス108を用いて、換気装置60に部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なう。また、CPU101は、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも低いと判断したことに基づき、通信インターフェイス108を用いて、換気装置60に床下空間80の空気を部屋70に送らせる制御を行なう。
したがって、換気システム1では、日中などにおいて室温が床下空間80の温度よりも高いときには、部屋70の空気を床下空間80に蓄えることができる。また、夕方や夜間などにおいて、室温が床下空間80の温度よりも低くなるときには、日中に蓄えた床下空間80の空気を部屋70に送ることができる。それゆえ、換気システム1では、日中において部屋70に蓄えられた熱を効率的に利用可能となる。
詳しくは、CPU101は、制御モードが冬用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも低いと判断し、かつ人が部屋70に居ると判断したことに基づき、換気装置60に床下空間80の空気を部屋70に送らせる制御を行なう。
つまり、CPU101は、部屋70に人が居ないときには、床下空間80の暖かい空気を部屋70に戻さない。したがって、換気システム1では、日中において部屋70に蓄えられた熱をさらに効率的に利用可能となる。
より詳しくは、CPU101は、制御モードが冬用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも高いと判断し、かつ部屋70に人が居ないと判断したことに基づき、換気装置60に部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なう。
つまり、CPU101は、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも高い場合であっても部屋70に人が居るときには、部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なわない。それゆえ、換気システム1は、部屋70の空気を床下空間80に送る場合比べて、室温を上昇させることができる。それゆえ、換気システム1では、部屋70の空気を床下空間80に送る場合比べて、部屋70をユーザにとって快適な状態とすることができる。
(2)CPU101は、制御モードが夏用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも低いと判断したことに基づき、換気装置60に部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なう。また、CPU101は、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも高いと判断したことに基づき、換気装置60に床下空間80の空気を部屋70に送らせる制御を行なう。
したがって、換気システム1では、夜中や早朝などにおいて室温が床下空間80の温度よりも低いときには、部屋70の空気を床下空間80に蓄えることができる。また、日中などにおいて、室温が床下空間80の温度よりも高くなるときには、夜中や早朝に蓄えた床下空間80の空気を部屋70に送ることができる。それゆえ、換気システム1では、夜中や早朝において部屋70に蓄えられた冷気を効率的に利用可能となる。
詳しくは、CPU101は、制御モードが夏用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも高いと判断し、かつ人が部屋70に居ると判断したことに基づき、換気装置60に床下空間80の空気を部屋70に送らせる制御を行なう。
つまり、CPU101は、部屋70に人が居ないときには、床下空間80の冷たい空気を部屋70に戻さない。したがって、換気システム1では、夜中や早朝において部屋70に蓄えられた冷機をさらに効率的に利用可能となる。
より詳しくは、CPU101は、制御モードが夏用モードの場合、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも低いと判断し、かつ人が部屋70に居ないと判断したことに基づき、換気装置60に部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なう。
つまり、CPU101は、部屋70の温度が床下空間80の温度よりも低い場合であっても部屋70に人が居るときには、部屋70の空気を床下空間80に送らせる制御を行なわない。それゆえ、換気システム1は、部屋70の空気を床下空間80に送る場合比べて、室温の上昇を抑制することができる。それゆえ、換気システム1では、部屋70の空気を床下空間80に送る場合比べて、部屋70をユーザにとって快適な状態とすることができる。
<変形例>
(1)上記においては、説明の便宜上、住宅900に部屋が1つしかない構成を例に挙げたが、部屋は複数であってもよい。部屋が複数ある場合、各部屋と床下空間80との換気が可能なように、住宅900および換気システム1を構成してもよい。
また、このような構成の場合、部屋毎に換気を行なうか否かを設定可能に換気システム1を構成してもよい。たとえば、換気装置60と各部屋とをつなぐ各ダクトに、換気装置60と部屋との間における空気の流れを制御するための機構を設け、ホームコントローラ10が当該機構の動作を制御すればよい。
ホームコントローラ10は、いずれの部屋において換気を行なうかを、たとえばユーザの設定に基づいて決定すればよい。あるいは、各部屋に設けられた人感センサ30の検出結果の履歴に基づき決定するようにホームコントローラ10を構成してもよい。たとえば、冬の夜に人が一定割合以下しか人が居ない部屋では、床下空間80から当該部屋への換気を行なわないように、ホームコントローラ10を構成すればよい。つまり、ホームコントローラ10は、人感センサ30の検出結果に基づいた生活パターンに応じて、各部屋における換気の有無を決定すればよい。
(2)上記においては、換気システム1が人感センサ30を備える構成を例に挙げたが、人感センサ30は必ずしも必要ではない。たとえば、ホームコントローラ10は、部屋70に人が居るか否かを、ユーザの入力に基づき判断してもよい。たとえば、ユーザが外出時にホームコントローラ10に設けられた外出ボタンを押すことにより、部屋70には人が居ないと判断し、かつ帰宅時にホームコントローラ10に設けられた帰宅ボタンを押すことにより、部屋70には人が居ると判断するようにホームコントローラ10を構成すればよい。
また、部屋70に人が居るか否かを、人感センサ30の検出結果の履歴に基づき決定するようにホームコントローラ10を構成してもよい。
(3)また、床下空間80に、プラズマクラスターイオンを発生させるイオン発生装置を設置しておくことが好ましい。床下空間80は、部屋70に比べて空気の循環が起こりにくいため、部屋に比べて、ウイルスやカビ菌などが発生しやすい。このため、当該イオン発生装置によりプラズマクラスターイオンを発生させることにより、部屋70に除菌後の空気を送ることが可能となる。
プラズマクラスターイオンを発生させるタイミングは、特に限定されるものではない。ただし、床下空間80の空気を部屋70に戻す前に除菌が行なわれることが好ましい。
(4)たとえば、換気システム1をマンションのような集合住宅に適応させる場合、床下空間とは、部屋の床と1つ下の階における部屋の天井との間の空間であってもよいし、あるいは部屋の天井と1つ上の階における部屋の床との間の空間であってもよい。
(5)また、図5のステップS610により、換気装置60が予め定められた時間t1(たとえば、1分)だけ稼動させる構成を例に挙げたが、これに限定されるものではない。室温と床下空間80の温度とが同じとなるまで換気装置を稼動させるように、ホームコントローラ10を構成してもよい。図5のステップS614、図6のステップS810、図6のステップS814においても同様である。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 換気システム、10 ホームコントローラ、30 人感センサ、40,50 温度センサ、60 換気装置、61 送風装置、61a,62a 換気口、62 ダクト、70 部屋、80 床下空間、104 フラッシュメモリ、107 入力装置、108 通信インターフェイス、110 モニタ、191 メモリカード、900 住宅、910 基礎、930 床、940 外壁、950 内壁。

Claims (8)

  1. 換気装置を制御するコントローラであって、
    プログラムを格納したメモリと、
    前記プログラムを実行するプロセッサと、
    前記換気装置、部屋の温度を検知する第1の温度センサ、床下の空間の温度を検知する第2の温度センサ、および前記部屋に人が居るか否かを検知する人感センサと通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記換気装置は、前記部屋と前記床下の空間との間で空気の換気を行ない、
    前記プロセッサは、
    複数のモードのうち指定されたモードで前記換気装置を制御し、
    前記複数のモードのうちの予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記通信インターフェイスを用いて、前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行ない、
    前記予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御と、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御とのうち少なくとも一方の制御を行なう、コントローラ。
  2. 換気装置を制御するコントローラであって、
    プログラムを格納したメモリと、
    前記プログラムを実行するプロセッサと、
    前記換気装置、部屋の温度を検知する第1の温度センサ、床下の空間の温度を検知する第2の温度センサ、および前記部屋に人が居るか否かを検知する人感センサと通信を行なう通信インターフェイスとを備え、
    前記換気装置は、前記部屋と前記床下の空間との間で空気の換気を行ない、
    前記プロセッサは、
    複数のモードのうち指定されたモードで前記換気装置を制御し、
    前記複数のモードのうちの予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記通信インターフェイスを用いて、前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行ない、
    前記予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御と、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御とのうち少なくとも一方の制御を行なう、コントローラ。
  3. 部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう換気装置と、
    前記換気装置を制御するコントローラと、
    前記部屋の温度を検知する第1の温度センサと、
    前記床下の空間の温度を検知する第2の温度センサと、
    前記部屋に人が居るか否かを検知する人感センサとを備え、
    前記コントローラは、
    プログラムを格納したメモリと、
    前記プログラムを実行するプロセッサと、
    前記換気装置、前記第1の温度センサ、前記第2の温度センサおよび前記人感センサと通信を行なう通信インターフェイスとを含み、
    前記プロセッサは、
    複数のモードのうち指定されたモードで前記換気装置を制御し、
    前記複数のモードのうちの予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記通信インターフェイスを用いて、前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行ない、
    前記予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御と、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御とのうち少なくとも一方の制御を行なう、換気システム。
  4. 部屋と床下の空間との間で空気の換気を行なう換気装置と、
    前記換気装置を制御するコントローラと、
    前記部屋の温度を検知する第1の温度センサと、
    前記床下の空間の温度を検知する第2の温度センサと、
    前記部屋に人が居るか否かを検知する人感センサとを備え、
    前記コントローラは、
    プログラムを格納したメモリと、
    前記プログラムを実行するプロセッサと、
    前記換気装置、前記第1の温度センサ、前記第2の温度センサおよび前記人感センサと通信を行なう通信インターフェイスとを含み、
    前記プロセッサは、
    複数のモードのうち指定されたモードで前記換気装置を制御し、
    前記複数のモードのうちの予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記通信インターフェイスを用いて、前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行ない、かつ、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行ない、
    前記予め定められたモードで前記換気装置を制御する場合、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御と、前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御とのうち少なくとも一方の制御を行なう、換気システム。
  5. 部屋と床下の空間との間で空気を換気する換気装置を、前記部屋の温度および前記床下の空間の温度に基づいてコントローラで制御する制御方法であって、
    前記部屋の温度前記床下の温度よりも高いか低いかを判断する第1ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なう第2ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう第3ステップとを備え、
    前記第2ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なうか、または前記第3ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう、制御方法。
  6. 部屋と床下の空間との間で空気を換気する換気装置を、前記部屋の温度および前記床下の空間の温度に基づいてコントローラで制御する制御方法であって、
    前記部屋の温度前記床下の温度よりも高いか低いかを判断する第1ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なう第2ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう第3ステップとを備え、
    前記第2ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なうか、または前記第3ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう、制御方法。
  7. 部屋と床下の空間との間で空気を換気する換気装置を、前記部屋の温度および前記床下
    の空間の温度に基づいてコントローラで制御するためのプログラムであって、
    前記部屋の温度前記床下の温度よりも高いか低いかを判断する第1ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なう第2ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう第3ステップとを前記コントローラに実行させ、
    前記第2ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なうか、または前記第3ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう、プログラム。
  8. 部屋と床下の空間との間で空気を換気する換気装置を、前記部屋の温度および前記床下
    の空間の温度に基づいてコントローラで制御するためのプログラムであって、
    前記部屋の温度前記床下の温度よりも高いか低いかを判断する第1ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも低いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なう第2ステップと、
    前記部屋の温度前記床下の空間の温度よりも高いと判断したことに基づき、前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう第3ステップとを前記コントローラに実行させ、
    前記第2ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも低いと判断しかつ前記部屋に人が居ないと判断したことに基づき前記換気装置に前記部屋の空気を前記床下の空間に送らせる制御を行なうか、または前記第3ステップでは前記部屋の温度が前記床下の空間の温度よりも高いと判断しかつ前記部屋に人が居ると判断したことに基づき前記換気装置に前記床下の空間の空気を前記部屋に送らせる制御を行なう、プログラム。
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