JP5655308B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路などの半導体装置に用いられる金属配線層を成膜する技術に関する。
半導体集積回路などの半導体装置に用いられる金属配線は、回路の微細化が進むことにより、断面積が小さくなり、エレクトロマイグレーションが生じやすくなっている。また、金属配線の微細化により、金属配線の周囲の層間絶縁膜などとの熱膨張係数の違いから、ストレスマイグレーションも生じやすくなっている。これらのマイグレーションによっては、金属配線中にボイドやヒロックを生じることとなり、金属配線の抵抗の上昇、発熱、断線、他の金属配線とのショートなど信頼性を悪化させる要因となっている。
金属配線にAl(アルミニウム)を用いる場合には、1%程度のCu(銅)を混合した合金とすることにより、Alの粒界にCuを析出させて、エレクトロマイグレーションを抑制することができるが、この析出の影響が強く出てしまうと、逆にストレスマイグレーションへの耐性が弱くなる場合があった。
そのため、金属配線におけるエレクトロマイグレーション耐性およびストレスマイグレーション耐性を向上させる様々な技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−144180号公報
金属配線におけるエレクトロマイグレーション耐性およびストレスマイグレーション耐性を向上させる様々な技術が開発されているが、金属配線層を形成したときの導電膜の膜質によっては、後工程における各処理やその構造により各耐性を向上させることはできる場合もあるが、この場合においては必ずしも導電膜自体の各耐性が向上しないこともある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、金属配線に用いられるAlにCuを添加した合金導電膜の膜質を改善して、ストレスマイグレーション耐性を向上させることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、表面の少なくとも一部の領域に絶縁膜が形成された半導体基板上に、大気開放をせずに複数の導電膜を積層して成膜することにより半導体装置の配線となる導電層を形成する半導体装置の製造方法であって、第1の温度に前記半導体基板を加熱する加熱工程と、前記加熱された半導体基板の表面側に遷移金属を含む1以上の層の導電膜を成膜する第1成膜工程と、前記第1成膜工程において成膜された導電膜上にアルミニウムおよび銅の合金を含む合金導電膜を成膜する第2成膜工程と、前記合金導電膜が成膜された半導体基板を、前記第2成膜工程よりもチャンバ内の圧力が高い状態で、第2の温度に冷却する冷却工程と、前記冷却された半導体基板における前記合金導電膜上に遷移金属を含む1以上の層の導電膜を成膜する第3成膜工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記第1成膜工程、前記第2成膜工程および前記第3成膜工程においては、スパッタリングにより前記導電膜の成膜を行い、前記冷却工程においては、前記スパッタリングによる成膜に用いるガスを前記半導体基板が存在する前記チャンバ内に流入させることにより、予め決められた温度変化となるように前記半導体基板を冷却することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記冷却工程においては、前記ガスの圧力が予め決められた圧力に達するまで、前記ガスを流入させることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記ガスは、希ガスであることを特徴とする。また、別の好ましい態様において、前記冷却工程においては、前記チャンバ内に室温のガスが流入されることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記第1成膜工程および前記第3成膜工程において成膜される前記導電膜は、遷移金属の導電膜および当該遷移金属窒化物の導電膜を含むことを特徴とする。また、別の好ましい態様において、前記冷却工程においては、前記半導体基板を固定する基板ステージの温度を室温にすることを特徴とする。
本発明によれば、金属配線に用いられるAlにCuを添加した合金導電膜の膜質を改善して、ストレスマイグレーション耐性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程図である。 本発明の実施形態に係る各製造工程における金属配線層の膜構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係る合金導電膜の粒界への析出態様について従来例と比較する説明図である。
<実施形態>
本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)などの半導体装置に用いられる配線となる導電層の形成する方法である。以下、この導電層を配線層という。この配線層がフォトリソグラフィ技術などによりパターン形成されることにより半導体装置における配線として用いられる。
この例においては、インライン方式のスパッタ装置を用いて、複数の導電膜をスパッタリングにより成膜して積層することにより、半導体基板に配線層を形成する。このスパッタ装置は、Ti(チタン)のターゲットが設置された第1チャンバ、AlにCuが0.5から2wt%程度(この例においては、1wt%)添加された合金(以下、Al−Cuという)のターゲットが設置された第2チャンバ、Tiのターゲットが設置された第3チャンバを有する。なおAl−Cuには、数wt%のSi(シリコン)が含まれていてもよい。
そして、スパッタ装置は、第1チャンバ、第2チャンバ、第3チャンバの順に、配線層が形成される半導体基板を基板ステージに固定した状態で移動させる。少なくとも半導体基板が存在する間の各チャンバは大気開放されず、また半導体基板のチャンバ間の移動においても、大気開放はされないようになっている。大気開放とは、チャンバ内にチャンバ外の空気を導入して、チャンバ内を大気圧にすることである。
また、スパッタ装置は、第1チャンバに搬送する前、および第3チャンバから搬送された後に、スパッタ装置から半導体基板を出し入れするためのロードロックチャンバを有している。
スパッタ装置において配線層を形成するときの半導体基板は、この例においては、SiウエハにMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが形成され、そのトランジスタを覆う層間絶縁膜が形成された基板である。層間絶縁膜は、例えば、SiO2を主成分とした絶縁膜であり、F(フッ素)またはN(窒素)などが混合されていてもよい。また、層間絶縁膜には、トランジスタを構成するゲート電極やSiのソース、ドレイン領域となる部分の一部を露出させ、スパッタ装置において形成される配線層と電気的に接続するためのコンタクトホールが形成されていてもよい。このように、配線層が形成される前の半導体基板は、表面の少なくとも一部の領域に絶縁膜が形成されている基板である。以下の説明においては、半導体基板のトランジスタが形成されている面側を表面側という。なお、半導体基板の表面に形成されている層間絶縁膜は、ゲート電極などを直接覆うものに限らず、さらに上層の配線を覆う層間絶縁膜であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程図である。図1に示すように、本実施形態における半導体装置の製造方法は、加熱工程(ステップS100)、第1成膜工程(ステップS200)、第2成膜工程(ステップS300)、冷却工程(ステップS400)および第3成膜工程(ステップS500)を有する。これらの各工程は、上述したスパッタ装置において、半導体基板に対して処理される製造工程である。以下、各製造工程について、図1、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る各製造工程における配線層の膜構成を説明する図である。図2においては、説明の便宜のため、各層における厚さの相対関係は保たれていないため、ある層の厚さが他の層の厚さに対して2倍で図示されていても、実際の厚さは2倍とは限らない。まず、上述のように層間絶縁膜が形成された半導体基板は、スパッタ装置のロードロックチャンバにおいて基板ステージに固定され、第1チャンバに搬送される。この半導体基板は、MOSトランジスタが形成されたSiウエハ110に層間絶縁膜120が形成されている基板である(図2(a)参照)。
スパッタ装置は、ロードロックチャンバを減圧して半導体基板を第1チャンバに搬送すると、加熱工程(ステップS100)を行う。加熱工程は、基板ステージの温度を上昇させて、半導体基板を第1温度に加熱する工程である。この例においては、基板ステージの温度を150℃に設定し、基板ステージに固定されている半導体基板を加熱する。このとき、続いて行われる第1成膜工程においてスパッタリングを行う際のガス(この例においては、Ar(アルゴン))を第1チャンバ内に導入しておいてもよい。
続いて、スパッタ装置は、第1成膜工程(ステップS200)を行う。第1成膜工程は、加熱された半導体基板の表面側に、導電膜としてTi膜210、TiN(窒化チタン)膜220、Ti膜230を順に積層して成膜する工程である。Ti膜210、230を成膜するときには、第1チャンバ内が0.1Paから10Pa程度の圧力になるように第1チャンバ内にArを導入してスパッタリングを行い、TiN膜220を成膜するときには、さらにN2を導入してTiとNを反応させてスパッタリングを行う。このようにして成膜された3層の導電膜のTi膜210、TiN膜220、Ti膜230は、この例においては、下層から20nm、40nm、7.5nmの膜厚で成膜される(図2(b)参照)。
なお、最上層のTi膜230については成膜されていなくてもよく、また、いずれか1層の膜のみが成膜されるようにしてもよい。また、第1成膜工程の前(加熱工程の前でもよい)において、Arプラズマ処理により露出しているゲート電極、Siの表面の酸化膜を除去してもよい。
第1成膜工程が終了すると、スパッタ装置は、第1チャンバから第2チャンバに半導体基板を搬送し、第2成膜工程(ステップS300)を行う。第2成膜工程は、第1成膜工程において成膜された導電膜上に、合金導電膜としてAl−Cu膜310を成膜する工程である。Al−Cu膜310を成膜するときには、第2チャンバ内に数Paの圧力になるようにArを導入してスパッタリングを行う。Al−Cu膜310は、400nmから900nm程度の膜厚、この例においては、700nmの膜厚で成膜される(図2(c)参照)。このとき、第1成膜工程、第2成膜工程におけるスパッタリングにより、半導体基板の温度は、180℃から230℃程度、この例においては、200℃に上昇する。
第2成膜工程が終了すると、スパッタ装置は、冷却工程(ステップS400)を行う。この冷却工程は、第2チャンバ内で行ってもよいし、第3チャンバ内、または、上述した各チャンバ以外に別途設けられた冷却チャンバに搬送して行ってもよい。この例においては、第2チャンバ内で行うものとする。
冷却工程において、スパッタ装置は、第2チャンバにAl−Cuのスパッタリングに用いたガスであるArを導入して、第2チャンバ内の圧力を上昇させる。この例においては、Arの流入量は、3.13×10-1Pa・m3/s(185sccm)であり、10秒から20秒程度(この例においては、15秒)流入させることで、第2チャンバの圧力が2.7×102Pa(2Torr)になるようにした。このArについては、室温のガスとして導入されることにより、また、圧力がスパッタリングのときに比べて高くなることにより、Arを導入しない場合に比べて、半導体基板の冷却が進みやすくなる。このとき、スパッタ装置は、半導体基板を固定する基板ステージの温度として設定されている150℃を室温(以下、単に室温という場合には、23℃とする)に設定する。これにより、基板ステージも半導体基板と共に冷却される。
この例においては、冷却開始前の半導体基板の温度は200℃であるが、第2チャンバの圧力が上記圧力に達してArの第2チャンバへの導入を終了したとき、すなわち、冷却開始から15秒後においては、50℃から80℃程度、この例においては、60℃まで冷却された。そして、スパッタ装置が第2チャンバへのArの導入を終了した後、半導体基板は、さらに冷却が進み、この例においては、Arの導入終了後40秒経過後すると、その温度は概ね室温になった。
なお、上述した半導体基板の温度変化は一例であって、後述するように、従来例における製造工程に比べて改善された膜質のAl−Cu膜310が得られるものであれば、どのような温度変化であってもよく、スパッタ装置は、半導体基板がこの温度変化で冷却されるように、Arの流入量、第2チャンバ内の圧力を制御すればよい。
冷却工程が終了すると、スパッタ装置は、第2チャンバから第3チャンバに半導体基板を搬送し、第3成膜工程(ステップS500)を行う。第3成膜工程は、半導体基板の表面側の第2成膜工程において成膜されたAl−Cu膜310上に、導電膜としてTi膜510、TiN膜520を順に積層して成膜する工程である。Ti膜510、TiN膜520を成膜する方法は、第1成膜工程と同様である。ただし、半導体基板が冷却状態にあるので、詳細な条件まで一致している必要は無く、適宜調整されたものである。このようにして成膜された2層の導電膜のTi膜510、TiN膜520は、この例においては、下層から5nm、60nmの膜厚で成膜され(図2(d)参照)、キャップメタルとして機能する。以上が、スパッタ装置において行われる製造工程の説明である。
次に、本実施形態における製造工程で成膜されたAl−Cu膜310と、従来例として冷却工程(ステップS400)が無いものとして成膜されたAl−Cu膜310との粒界析出の違いについて図3を用いて説明する。なお、従来例においては、冷却工程がないため、半導体基板は、第3成膜工程後にロードロックチャンバに搬送され、大気開放されることにより冷却される。
図3は、本発明の実施形態に係るAl−Cu膜310(合金導電膜)の粒界への析出態様について従来例と比較する説明図である。図3(a)は、従来例における析出態様を示し、図3(b)は、本実施形態における析出態様を示す。
Al−Cu膜310は、図3に示すように、Al−Cuの結晶粒(グレイン)310aと粒界に析出したCu析出物(Alも含まれる)310bを有する。このような結晶粒310aとCu析出物310bとの存在により、Al−Cu膜310内で粗密差が生じ、後の工程による熱履歴によっては、熱履歴により生じるAl−Cu膜310への応力に起因してヒロックが発生してストレスマイグレーション耐性が低くなる場合がある。
図3(a)と図3(b)とを比較すると、従来例に比べて本実施形態におけるCu析出物310bの量が少なくなり、結晶粒310aと粗密差が生じる領域が狭くなる。これは、上述した製造工程、すなわち、第2成膜工程(ステップS300)においてAl−Cu膜310を成膜した後、キャップメタル(第3成膜工程において成膜される導電膜)が存在しない状態で、予め決められた温度変化で半導体基板を冷却すること(冷却工程)で、Cu析出物310bの析出が抑制されているためと考えられる。
このように、冷却工程(ステップS400)の存在により、Al−Cu膜310は、結晶粒310aと粗密差が生じる領域が従来例よりも狭くなってヒロックの発生が抑制される膜質に改善される。その後に続く製造工程(層間絶縁膜の形成など)における熱履歴によってヒロックの発生が抑制され、その結果、このAl−Cu膜310を有する配線層から形成された配線のストレスマイグレーション耐性が向上する。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
[変形例1]
上述した実施形態においては、インライン方式のスパッタ装置を用いて、複数の導電膜を積層して成膜することにより配線層を形成していたが、枚葉式のスパッタ装置を用いてもよい。
[変形例2]
上述した実施形態においては、第1成膜工程、第3成膜工程において成膜する導電膜にはTi、TiNを用いたが、Tiの代わりにTa(タンタル)など他の遷移金属を用いてもよい。
[変形例3]
上述した実施形態においては、各成膜工程においてスパッタリングを行うためのガスとしてArを用いたが、Arに代えて例えば、He(ヘリウム)、Xe(キセノン)などの他の希ガスを用いてもよい。また、冷却工程(ステップS400)において第2チャンバ内に導入されるガスも希ガスであれば、Arでなくてもよい。このとき、各成膜工程においてスパッタリングを行うためのガスと冷却工程において冷却に用いるガスとは同一のガスでなくてもよいが、複数の希ガスを用いなくても済むように同一のガスを用いることが望ましい。
[変形例4]
上述した実施形態においては、冷却工程(ステップS400)において、スパッタ装置は、基板ステージを自然冷却で冷却させていたが、水冷、ペルチェ素子などを用いて基板ステージを冷却することにより、予め決められた温度変化で半導体基板が冷却されるようにしてもよい。この温度変化とは、実施形態における冷却工程での半導体基板の温度変化を再現するものとして予め決められたものである。この場合は、実施形態における場合と比べて、Arを第2チャンバへ導入するときの流入量は少なくてもよいし、第2チャンバの圧力がより低いものであってもよい。また、Arの導入を行わなくてもよい。
110…Siウエハ、120…層間絶縁膜、210,230,510…Ti膜、220,520…TiN膜、310…Al−Cu膜、310a…結晶粒、310b…Cu析出物

Claims (7)

  1. 表面の少なくとも一部の領域に絶縁膜が形成された半導体基板上に、大気開放をせずに複数の導電膜を積層して成膜することにより半導体装置の配線となる導電層を形成する半導体装置の製造方法であって、
    第1の温度に前記半導体基板を加熱する加熱工程と、
    前記加熱された半導体基板の表面側に遷移金属を含む1以上の層の導電膜を成膜する第1成膜工程と、
    前記第1成膜工程において成膜された導電膜上にアルミニウムおよび銅の合金を含む合金導電膜を成膜する第2成膜工程と、
    前記合金導電膜が成膜された半導体基板を、前記第2成膜工程よりもチャンバ内の圧力が高い状態で、第2の温度に冷却する冷却工程と、
    前記冷却された半導体基板における前記合金導電膜上に遷移金属を含む1以上の層の導電膜を成膜する第3成膜工程と
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1成膜工程、前記第2成膜工程および前記第3成膜工程においては、スパッタリングにより前記導電膜の成膜を行い、
    前記冷却工程においては、前記スパッタリングによる成膜に用いるガスを前記半導体基板が存在する前記チャンバ内に流入させることにより、予め決められた温度変化となるように前記半導体基板を冷却する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記冷却工程においては、前記ガスの圧力が予め決められた圧力に達するまで、前記ガスを流入させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ガスは、希ガスである
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記冷却工程においては、前記チャンバ内に室温のガスが流入される
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1成膜工程および前記第3成膜工程において成膜される前記導電膜は、遷移金属の導電膜および当該遷移金属窒化物の導電膜を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記冷却工程においては、前記半導体基板を固定する基板ステージの温度を室温にする
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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