JP5651977B2 - 加速度センサの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加速度を検出するセンサ部を有する加速度センサの製造方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、一方向を検出軸とし、該検出軸に沿う加速度を検出するセンサ部と、該センサ部が取り付けられる基板と、該基板が取り付けられるハウジングと、を備える加速度センサが提案されている。
ここで、ハウジングは、車体等に取り付けられるものであり、その搭載性からハウジングの取り付け方向は、常に一定にしておく必要がある。しかしながら、加速度センサは、センサ部が一方向を検出軸とし、該検出軸に沿う加速度を検出するものである。従って、センサ部をハウジングに取り付ける際に、検出軸が任意の検出方向となるように、ハウジングに対するセンサ部の取り付け方向が適宜変更できる構成が好ましい。例えば、ハウジングが車体に搭載される場合においては、センサ部の取り付け方向は、車両前後方向、及び車両左右方向の2方向へセンサ部の取り付け時に変更できる構成が好ましい。換言すると、センサ部の取り付け方向を90度変更しても、センサ部をハウジングへ取り付け可能な構成が好ましい。
そこで、特許文献1に示される加速度センサでは、基板に、+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子から成る端子列(以下、第1端子列と示す)と、該第1端子列と直角を成す、+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子から成る端子列(以下、第2端子列と示す)と、が形成されている。また、基板には、2つの+電源入力端子、2つのセンサ出力端子、2つの−電源入力端子それぞれを電気的に接続する配線が形成されており、配線によって電気的に接続された2つの端子が同電位となっている。そして、ハウジングには、上記した第1端子列若しくは第2端子列を構成する3つの端子それぞれに対応する3つのピンが設けられており、加速度の検出方向に応じて、第1端子列若しくは第2端子列を構成する3つの端子と、それらと対応する3つのピンとが電気的に接続される構成と成っている。
これによれば、加速度の検出方向に応じて、基板のハウジングへの取り付け方向を90度変更した場合においても、端子列と、ハウジングに設けられたピンとの配置位置が変更されないので、ピンの配置やその形状を変更しなくとも良くなる。すなわち、加速度センサにおける電気的な接続部材の配置やその形状を加速度の検出方向に応じて変更しなくとも、直交する2方向のどちらか一方向にセンサ部の検出軸を沿わせることができる。
特開2008−82995号公報
ところで、特許文献1に示される加速度センサでは、基板に2つの端子列が形成されており、2つの端子列の内の一方のみが、ピンと電気的に接続される。その結果、ピンと電気的に接続されない他方の端子列は、不要と成る。このように、特許文献1では、不要となる端子列が基板に形成されているために、基板の体格が増大し、加速度センサの体格が増大する、という問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、車体等への加速度センサの取り付け方向が一定でありながら、加速度センサの体格の増大が抑制され、加速度センサにおける電気的な接続部材の配置や形状が変更されずに、直交する2方向のどちらか一方向にセンサ部の検出軸を沿わせることが可能な加速度センサの製造方法を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一方向を検出軸とし、該検出軸に沿う加速度を検出するセンサ部を有し、センサ部は、加速度を電気信号に変換するセンシング部が形成されたセンサ基板と、センシング部を気密封止するための凹部が形成されたパッケージ基板と、が接合されて成り、センサ基板におけるパッケージ基板との対向面側に、センシング部と、該センシング部と電気的に接続された配線パターンと、該配線パターンと電気的に接続された内部電極と、が形成され、パッケージ基板の内部に、センサ基板との対向面とその裏面を電気的に接続する貫通電極が、内部電極と同数形成され、パッケージ基板におけるセンサ基板との対向面の裏面に、接続部材を介して、外部機器の電極と電気的に接続される外部電極と、該外部電極と貫通電極とを電気的に接続する補助配線と、が形成されており、外部電極は、内部電極と同数の第1外部電極が一方向に並んで配置された第1外部電極群と、内部電極と同数の第2外部電極が他方向に並んで配置された第2外部電極群と、を有し、第1外部電極の並ぶ間隔と、第2外部電極の並ぶ間隔とが同一であり、第1外部電極の並ぶ一方向と、第2外部電極の並ぶ他方向とが直交する関係となっており、第1外部電極群、第2外部電極群、及び補助配線は、パッケージ基板の対向面における、センサ基板との接合面の裏面、及び、凹部におけるセンサ基板との対向面の裏面の少なくとも一方に形成されている加速度センサの製造方法であって、加速度の検出方向に応じて、第1外部電極群と電気的に接続された補助配線、及び、第2外部電極群と電気的に接続された補助配線のいずれか一方を削除する削除工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、センサ部に、内部電極と同数の第1外部電極が一方向に並んで配置された第1外部電極群と、内部電極と同数の第2外部電極が他方向に並んで配置された第2外部電極群と、が形成されている。そして、第1外部電極の並ぶ間隔と、第2外部電極の並ぶ間隔とが同一であり、第1外部電極群の並ぶ一方向と、第2外部電極群の並ぶ他方向とが直交する関係となっている。このように、センサ部に、同一構成であり直交関係である2つの外部電極群が形成されているので、加速度の検出方向に応じて、センサ部の取り付け方向を90度変更した場合においても、センサ部の外部電極と外部機器とを電気的に接続する接続部材の配置やその形状を変更しなくとも良くなる。また、電気的な接続において不要となった補助配線が除去されるので、補助配線の容量や抵抗などの寄生成分によって、センサ部の検出精度が低下することが抑制される。
また、本発明では、センサ部が、加速度を検出するセンシング部が形成されたセンサ基板と、センシング部を気密封止するための凹部が形成されたパッケージ基板と、が接合されて成る。そして、パッケージ基板の内部に、センサ基板との対向面とその裏面を電気的に接続する貫通電極が形成され、パッケージ基板におけるセンサ基板との対向面の裏面に、上記した外部電極と、該外部電極と貫通電極とを電気的に接続する補助配線とが形成されている。また、外部電極と補助配線とが、パッケージ基板の対向面における、センサ基板との接合面の裏面、及び、凹部におけるセンサ基板との対向面の裏面の少なくとも一方に形成されている。このように、外部電極と補助配線とが、パッケージ基板における、センサ基板と接合するための部位や、凹部を形成するための部位などのデッドスペースに形成されるので、外部電極と補助配線の形成によって、センサ部の体格が増大することが抑制される。すなわち、加速度センサの体格が増大することが抑制される。
第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を説明するための平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 配線パターン及び内部電極を説明するためのブロック図である。 貫通電極、外部電極、及び補助配線を説明するための平面図である。 第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を説明するための平面図である。 第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を示す平面図である。 加速度センサの変形例を説明するための平面図である。 加速度センサの変形例を示す平面図である。 加速度センサの変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1及び図6は、第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を説明するための平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、配線パターン及び内部電極を説明するためのブロック図である。図5は、貫通電極、外部電極、及び補助配線を説明するための平面図である。図7及び図8は、第1実施形態に係る加速度センサの概略構成を示す平面図である。
なお、図1、図6〜図8に示す白抜き矢印は、センシング部を示しており、その方向は、検出軸の方向を示している。また、図6は、図1に示すセンサ部を、右回りに90度回転して取り付けた状態を示している。そして、図7は、図1において、貫通電極と第2外部電極群とを電気的に接続する補助配線が除去された平面図を示しており、図8は、図6において、貫通電極と第1外部電極群とを電気的に接続する補助配線が除去された平面図を示している。
図1に示すように、加速度センサ100は、要部として、センサ部10と、処理部60と、搭載基板70と、を有する。加速度センサ100は、センサ部10が処理部60に搭載され、処理部60が搭載基板70に搭載されたスタック構造となっている。センサ部10から出力された電気信号は、ワイヤ61を介して処理部60に出力され、処理部60から出力された電気信号は、図示しない配線を介して搭載基板70に出力される。搭載基板70は、車両に設置される。
図2及び図3に示すように、センサ部10は、センサ基板20とパッケージ基板30とが接合されて成る。センサ基板20には、加速度を電気信号に変換するセンシング部21が形成され、パッケージ基板30には、センシング部21を気密封止するための凹部31が形成されている。センサ基板20は、シリコン層と、酸化シリコン層と、シリコン層とが順次積層されてなるSOI基板であり、パッケージ基板30は、シリコン単結晶基板である。センシング部21は、周知のマイクロマシン加工技術を用いて、センサ基板20の所定部位を除去することで形成され、凹部31は、周知のエッチング技術を用いて、パッケージ基板30の所定部位を除去することで形成される。
図示しないが、センサ基板20における、パッケージ基板30との対向面20aには、センシング部21の周りを囲む第1枠状接合部が形成され、パッケージ基板30における、センサ基板20との対向面30aには、凹部31の周りを囲む第2枠状接合部が形成されている。これら接合部はシリコンから成り、周知の常温接合技術を用いて、接合される。すなわち、真空雰囲気中において、各接合部の接合面を活性化して、その活性化された接合面を接触させることで、接合部同士が接合される。この接合部によって、センサ基板20とパッケージ基板30とが機械的に接合され、凹部31とセンサ基板20とによって構成される空間(閉塞空間)の気密性が確保されている。なお、本実施形態に係るセンサ基板20及びパッケージ基板30それぞれは、矩形となっており、上記した第1枠状接合部は、センサ基板20の対向面20aの端を沿うように形成され、上記した第2枠状接合部は、パッケージ基板30の対向面30aの端を沿うように形成されている。
センサ基板20の対向面20a側には、上記したセンシング部21の他に、センシング部21と電気的に接続された配線パターン22と、該配線パターン22と電気的に接続された内部電極26と、が形成されている。これに対して、パッケージ基板30の対向面30a側には、上記した凹部31が形成され、パッケージ基板30の内部には、対向面30aと裏面30bとを電気的に接続する貫通電極32が形成されている。また、パッケージ基板30の裏面30bには、外部電極38と、補助配線47とが形成されている。図4に示すように、センシング部21は、配線パターン22を介して内部電極26と電気的に接続されており、図5に示すように、貫通電極32は、補助配線47を介して外部電極38と電気的に接続されている。後述するように、内部電極26と貫通電極32とは、電気的及び機械的に接続されている。
図2及び図3に示すように、センシング部21は、可動電極21aと、固定電極21bと、を有し、これら2つの電極21a,21bによって、コンデンサが構成されている。可動電極21aと、固定電極21bとは、図1に示す白抜き矢印の方向で互いに対向しており、その矢印の方向の加速度を検出する機能を果たす。車両の加速度運動によって慣性力が発生し、その慣性力によって、可動電極21aが白抜き矢印の方向に変動すると、可動電極21aと固定電極21bとの間の距離が変動する。この結果、可動電極21aと固定電極21bとによって構成されるコンデンサの静電容量が変動し、センサ部10から出力される電気信号が変動する。このように、本実施形態に係る加速度センサ100は、コンデンサの静電容量の変化(センシング部21の出力信号の変動)を観測することで、加速度を測定する構成となっている。
図4に示すように、配線パターン22は、3つの配線パターン23〜25を有し、内部電極26は、3つの配線パターン23〜25それぞれに対応する3つの内部電極27〜29を有する。内部電極26は、電源電圧が入力される第1内部電極27と、センシング部21の電気信号を出力するための第2内部電極28と、基準電圧が入力される第3内部電極29と、を有する。配線パターン22は、センシング部21と第1内部電極27とを電気的に接続する第1配線パターン23と、センシング部21と第2内部電極28とを電気的に接続する第2配線パターン24と、センシング部21と第3内部電極29とを電気的に接続する第3配線パターン25と、を有する。
図4に示す電気的な接続構成により、第1内部電極27に入力された電源電圧が、第1配線パターン23を介してセンシング部21に入力され、第3内部電極29に入力された基準電圧が、第3配線パターン25を介してセンシング部21に入力される。また、センシング部21の出力信号は、第2配線パターン24を介して第2内部電極28に出力される。上記した3つの内部電極27〜29それぞれは、後述する貫通電極33〜35と電気的及び機械的に接続されており、センサ基板20とパッケージ基板30とを電気的に接続するだけではなく、センサ基板20とパッケージ基板30とを機械的に接続する機能も果たす。
貫通電極32は、電源電圧が入力される第1貫通電極33と、センシング部21の電気信号を出力するための第2貫通電極34と、基準電圧が入力される第3貫通電極35と、を有する。第1貫通電極33は第1内部電極27と電気的及び機械的に接続され、第2貫通電極34は第2内部電極28と電気的及び機械的に接続され、第3貫通電極35は第3内部電極29と電気的及び機械的に接続されている。
貫通電極33〜35それぞれは、パッケージ基板30の対向面30aと裏面30bとを貫通するスルーホール36に導電部材37が充填されて成る。この導電部材37と内部電極27〜29それぞれは金属から成り、導電部材37それぞれの対向面30a側の部位と、対応する内部電極27〜29が、周知の常温接合技術を用いて、電気的及び機械的に接続される。すなわち、真空雰囲気中において、導電部材37と内部電極27〜29それぞれの接合面を活性化して、その活性化された接合面を接触させることで、導電部材37と内部電極27〜29とが接合される。
なお、本実施形態では、導電部材37(貫通電極32)と内部電極26との接合部は、上記した枠状接合部の中に位置している。そして、パッケージ基板30の対向面30aが、貫通電極32における内部電極26との接合面と、上記した第2枠状接合部の接合面と、凹部31におけるセンサ基板20との対向面と、によって成り、その裏面30bに、貫通電極32の裏面30b側の部位と、後述する外部電極38及び補助配線47が形成されている。
外部電極38は、センサ部10と処理部60とを電気的に接続するためのものである。外部電極38は、補助配線47を介して貫通電極32と電気的に接続され、ワイヤ61を介して処理部60の電極62〜64と電気的に接続されている。外部電極38は、3つの第1外部電極41〜43が一方向に並んで配置された第1外部電極群39と、3つの第2外部電極44〜46が他方向に並んで配置された第2外部電極群40と、を有し、その配置が、L字状となっている。
第1外部電極群39を構成する3つの第1外部電極41〜43、及び、第2外部電極群40を構成する3つの第2外部電極44〜46それぞれは、対応する補助配線48〜50を介して、対応する貫通電極33〜35と電気的に接続されている。詳しく言えば、外部電極41,44が、後述する電源補助配線48を介して第1貫通電極33と電気的に接続され、外部電極42,45が、後述する出力補助配線49を介して第2貫通電極34と電気的に接続され、外部電極43,46が、後述する基準補助配線50を介して第3貫通電極35と電気的に接続されている。以上の電気的な接続構成により、外部電極41,44が第1貫通電極33と同電位となり、外部電極42,45が第2貫通電極34と同電位となり、外部電極43,46が第3貫通電極35と同電位となっている。なお、以下においては、その電気的な機能を明確とするために、第1外部電極41を第1電源電極41、第1外部電極42を第1出力電極42、第1外部電極43を第1基準電極43と示し、第2外部電極44を第2電源電極44、第2外部電極45を第2出力電極45、第2外部電極46を第2基準電極46と示す。
図5に示すように、第1電極41〜43の並ぶ間隔と、第2電極44〜46の並ぶ間隔とが同一となっており、第1電極41〜43の並ぶ方向と、第2電極44〜46の並ぶ方向とが直交する関係となっている。そして、それぞれの配置位置は、センサ部10を右回りに90度回転した際に、第1外部電極群39が元々配置された位置に第2外部電極群40が新たに配置され、センサ部10を左回りに90度回転した際に、第2外部電極群40が元々配置された位置に第1外部電極群39が新たに配置される構成となっている。
なお、本実施形態では、第1電極41〜43の並ぶ方向が、検出軸の方向と直交し、第2電極44〜46の並ぶ方向が、検出軸の方向に沿う構成と成っている。したがって、例えば、図1に示すように、紙面の上下方向に沿う加速度を検出したい場合、加速度の検出方向に検出軸を沿わせるように、センサ部10が処理部60に搭載される。換言すれば、第1電極41〜43の並ぶ方向と加速度の検出方向とが直交するように、センサ部10が処理部60に搭載される。この場合、第1電極41〜43それぞれは、ワイヤ61を介して、処理部60の対応する電極62〜64それぞれと電気的に接続される。
逆に、図6に示すように、紙面の左右方向に沿う加速度を検出したい場合、加速度の検出方向に検出軸を沿わせるように、センサ部10が処理部60に搭載される。すなわち、第2電極44〜46の並ぶ方向と加速度の検出方向とが沿うように、図1に示されるセンサ部10が、右回りに90度回転された状態で、処理部60に搭載される。この場合、第2電極44〜46それぞれが、ワイヤ61を介して、処理部60の対応する電極62〜64それぞれと電気的に接続される。
以上、示したように、加速度の検出方向に応じて、センサ部10の処理部60への取り付け方向が変更され、第1外部電極群39及び第2外部電極群40のいずれか一方のみが、ワイヤ61を介して処理部60の電極62〜64と電気的に接続される。
ところで、加速度の検出方向に応じて、センサ部10の処理部60への取り付け方向が決定されると、第1電極41〜43若しくは第2電極44〜46を電気的に接続する補助配線47が不要となる。これら電気的な接続において不要となった補助配線47は、補助配線47の容量や抵抗などの寄生成分によって、センサ部10の検出精度を低下させる、という不具合を生じさせる虞がある。そのために、本実施形態では、図7及び図8に示すように、不要となった補助配線47を除去することで、加速度センサ100を製造している。その製造方法については、後述する。
補助配線47は、外部電極38と貫通電極32とを電気的に接続する機能を果たす。補助配線47は、第1貫通電極33と電源電極41,44を電気的に接続する電源補助配線48と、第2貫通電極34と出力電極42,45を電気的に接続する出力補助配線49と、第3貫通電極35と基準電極43,46を電気的に接続する基準補助配線50と、を有する。
電源補助配線48は、一端が、第1貫通電極33における裏面30b側の部位と電気的に接続された共通配線48aと、該共通配線48aから分岐した2つの分岐配線48b,48cと、を有する。分岐配線48bが、第1電源電極41と電気的に接続され、分岐配線48cが、第2電源電極44と電気的に接続されており、第1電源電極41と第2電源電極44とが同電位になっている。
同じく、出力補助配線49は、一端が、第2貫通電極34における裏面30b側の部位と電気的に接続された共通配線49aと、該共通配線49aから分岐した2つの分岐配線49b,49cと、を有する。分岐配線49bが、第1出力電極42と電気的に接続され、分岐配線49cが、第2出力電極45と電気的に接続されており、第1出力電極42と第2出力電極45とが同電位になっている。
また、基準補助配線50は、一端が、第3貫通電極35における裏面30b側の部位と電気的に接続された共通配線50aと、該共通配線50aから分岐した2つの分岐配線50b,50cと、を有する。分岐配線50bが、第1基準電極43と電気的に接続され、分岐配線50cが、第2基準電極46と電気的に接続されており、第1基準電極43と第2基準電極46とが同電位になっている。
なお、分岐配線48b〜50bそれぞれが、特許請求の範囲に記載の第1分岐配線に相当し、分岐配線48c〜50cそれぞれが、特許請求の範囲に記載の第2分岐配線に相当する。そして、共通配線48a〜50aと分岐配線48b〜50bとによって、特許請求の範囲に記載の第1補助配線が3つ構成され、共通配線48a〜50aと分岐配線48b〜50bとによって、特許請求の範囲に記載の第2補助配線が3つ構成されている。
処理部60は、センサ部10の出力信号を処理するものである。処理部60は、半導体基板に複数の電子素子が形成され、それら電子素子によって、センサ部10の出力信号を処理する処理回路が形成されたものである。処理部60における、センサ部10の搭載面60aには、ワイヤ61を介して、センサ部10の外部電極38と電気的に接続される3つの電極62〜64が形成されており、処理部60は、図示しない配線を介して、搭載基板70と電気的に接続されている。ワイヤ61が、特許請求の範囲に記載の接続部材に相当する。処理部60は、特許請求の範囲に記載の外部機器に相当する。
搭載基板70は、マザーボードとしての機能を果たし、センサ部10が搭載された処理部60の他にも、各種電子機器が搭載される。
次に、本実施形態に係る加速度センサ100の製造方法を説明する。先ず、センサ部10と、処理部60と、搭載基板70と、を準備する。そして、図1に示すように、紙面の上下方向に沿う加速度を検出する場合、第1外部電極群39を成す第1電極41〜43と処理部60の電極62〜64とが電気的に接続されるので、電気的な接続において不要となる、第2外部電極群40を成す第2電極44〜46と電気的に接続された補助配線47を、周知のエッチング技術によって削除する。すなわち、分岐配線48c〜50cを削除する。以上が、削除工程である。
削除工程後、加速度の検出方向に検出軸を沿わせるように(加速度の検出方向と第1電極41〜43の並ぶ方向とが直交するように)、センサ部10を、処理部60に搭載する。以上が、搭載工程である。搭載工程後、第1外部電極群39を成す第1電極41〜43と処理部60の電極62〜64とをワイヤ61を介して電気的に接続する。以上が、接続工程である。接続工程後、処理部60を搭載基板70に搭載する。以上の工程を経ることで、図7に示す加速度センサ100が製造される。
なお、図6に示すように、紙面の左右方向に沿う加速度を検出したい場合、第2外部電極群40を成す第2電極44〜46と処理部60の電極62〜64とが電気的に接続されるので、第1外部電極群39を成す第1電極41〜43と電気的に接続された補助配線47が不要となる。したがって、削除工程において、第1外部電極群39を成す第1電極41〜43と電気的に接続された補助配線47を削除する。すなわち、分岐配線48b〜50bを削除する。
そして、搭載工程において、加速度の検出方向に検出軸を沿わせるように(加速度の検出方向に第2電極44〜46の並ぶ方向が沿うように)、センサ部10を、処理部60に搭載する。そして、接続工程において、第2外部電極群40を成す第2電極44〜46と処理部60の電極62〜64とをワイヤ61を介して電気的に接続する。最後に、処理部60を搭載基板70に搭載することで、図8に示す加速度センサ100が製造される。
次に、本実施形態に係る加速度センサ100の作用効果を説明する。上記したように、同一構成であり直交関係である2つの外部電極群39,40がセンサ部10に形成されている。そして、外部電極群39,40それぞれの配置位置は、センサ部10を右回りに90度回転した際に、第1外部電極群39が元々配置された位置に第2外部電極群40が新たに配置される構成となっている。これによれば、加速度の検出方向に応じて、センサ部10の処理部60への取り付け方向を90度変更した場合においても、外部電極38と処理部60とを電気的に接続するワイヤ61の形状や、処理部60の電極62〜64の配置を変更しなくとも良くなる。
また、本実施形態では、パッケージ基板30の対向面30aが、貫通電極32における内部電極26との接合面と、第2枠状接合部の接合面と、凹部31におけるセンサ基板20との対向面と、によって成り、その裏面30bに、外部電極38及び補助配線47が形成されている。このように、外部電極38と補助配線47とが、パッケージ基板30における、センサ基板20と接合するための部位や、凹部31を形成するための部位などのデッドスペースに形成されるので、外部電極38と補助配線47の形成によって、センサ部10の体格が増大することが抑制される。すなわち、加速度センサ100の体格が増大することが抑制される。
また、本実施形態では、加速度の検出方向が定まった時点で、電気的な接続において不要となる補助配線47が除去される。これによれば、補助配線47の容量や抵抗などの寄生成分によって、センサ部10の検出精度が低下することが抑制される。
本実施形態では、電源補助配線48が、共通配線48aと、該共通配線48aから分岐した2つの分岐配線48b,48cとを有し、出力補助配線49が、共通配線49aと、該共通配線49aから分岐した2つの分岐配線49b,49cとを有し、基準補助配線50が、共通配線50aと、該共通配線50aから分岐した2つの分岐配線50b,50cとを有する。
このように、補助配線48〜50それぞれが共通配線48a〜50aを有するので、貫通電極32と第1電極41〜43とを電気的に接続する配線と、貫通電極32と第2電極44〜46とを電気的に接続する配線とが独立した構成と比べて、補助配線48〜50の形成面積が低減される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、図9に示すように、第1電源電極41が、第1貫通電極33における裏面30b側の部位を含み、第1出力電極42が、第2貫通電極34における裏面30b側の部位を含み、第1基準電極43が、第3貫通電極35における裏面30b側の部位を含んでおり、第1電源電極41(第1貫通電極33)と第2電源電極44とが電源補助配線48によって電気的に接続され、第1出力電極42(第2貫通電極34)と第2出力電極45とが出力補助配線49によって電気的に接続され、第1基準電極43(第3貫通電極35)と第2基準電極46とが基準補助配線50によって電気的に接続された構成を採用することができる。
これによれば、第1実施形態と比べて、補助配線48〜50の形状が簡素化され、形成面積が低減される。また、例えば、図10に示すように、紙面の上下方向に沿う加速度を検出する場合、第1電極41〜43と処理部60の電極62〜64とが電気的に接続されるので、補助配線48〜50の全てを除去することができる。これにより、補助配線47の容量や抵抗などの寄生成分によって、センサ部10の検出精度が低下することが抑止される。なお、もちろんではあるが、図11に示すように、紙面の左右方向に沿う加速度を検出する場合、第2電極44〜46と処理部60の電極62〜64とが電気的に接続されるので、補助配線48〜50は削除されない。図9は、加速度センサの変形例を説明するための平面図であり、図10及び図11は、加速度センサの変形例を示す平面図である。なお、図9〜図11に白抜き矢印は、センシング部21を示している。
本実施形態では、加速度の検出方向が定まった時点で、電気的な接続において不要となる補助配線47が除去される例を示した。しかしながら、電気的な接続において不要となる補助配線47と共に、不要となる外部電極38を除去しても良い。すなわち、第1電極41〜43にワイヤ61が接続される場合、第2電極44〜46と接続された補助配線47と共に、第2電極44〜46を除去しても良い。また、第2電極44〜46にワイヤ61が接続される場合、第1電極41〜43と接続された補助配線47と共に、第1電極41〜43を除去しても良い。
なお、本実施形態では、センシング部21の構成要素である可動電極21aと固定電極21bとをあまり詳しく説明しなかった。しかしながら、例えば、2つの可動電極21aが、図1に示す白抜き矢印の方向に可動する1つの可動梁に連結され、2つの可動電極21aそれぞれが、図1に示す白抜き矢印の方向で対応する固定電極21bと互いに対向する構成を採用することができる。この構成では、図1に示す白抜き矢印の一方向に慣性力が作用した場合、互いに対向する一方の可動電極21aと固定電極21bとの間の距離が狭くなり、互いに対向する他方の可動電極21aと固定電極21bとの間の距離が広くなる。したがって、一方の可動電極21aと固定電極21bからは、静電容量が増大した電気信号が出力され、他方の可動電極21aと固定電極21bからは、静電容量が減少した電気信号が出力される。
このように、上記した構成の場合、2つの電気信号が、センサ部10から出力される。したがって、上記した構成の場合、センサ部10から出力される2つの電気信号を外部に出力するために、配線パターン22が、4つの配線パターンを有し、内部電極26、貫通電極32、第1外部電極群39、及び第2外部電極群40それぞれが、4つの電極を有することとなる。また、補助配線47が、4つの補助配線を有し、処理部60に形成される電極の数が、3つから4つに変更される。
本実施形態では、処理部60にセンサ部10が搭載される例を示した。しかしながら、センサ部10と処理部60それぞれが搭載基板70に搭載された構成を採用することもできる。
本実施形態では、第1電極41〜43の並ぶ方向が、検出軸の方向と直交し、第2電極44〜46の並ぶ方向が、検出軸の方向に沿う例を示した。しかしながら、第1電極41〜43の並ぶ方向が、検出軸の方向に沿い、第2電極44〜46の並ぶ方向が、検出軸の方向と直交する構成を採用することもできる。
10・・・センサ部
20・・・センサ基板
21・・・センシング部
30・・・パッケージ基板
31・・・凹部
32・・・貫通電極
38・・・外部電極
39・・・第1外部電極群
40・・・第2外部電極群
47・・・補助配線
60・・・処理部
70・・・搭載基板
100・・・加速度センサ

Claims (1)

  1. 一方向を検出軸とし、該検出軸に沿う加速度を検出するセンサ部を有し、
    前記センサ部は、加速度を電気信号に変換するセンシング部が形成されたセンサ基板と、前記センシング部を気密封止するための凹部が形成されたパッケージ基板と、が接合されて成り、
    前記センサ基板における前記パッケージ基板との対向面側に、前記センシング部と、該センシング部と電気的に接続された配線パターンと、該配線パターンと電気的に接続された内部電極と、が形成され、
    前記パッケージ基板の内部に、前記センサ基板との対向面とその裏面を電気的に接続する貫通電極が、前記内部電極と同数形成され、
    前記パッケージ基板における前記センサ基板との対向面の裏面に、接続部材を介して、外部機器の電極と電気的に接続される外部電極と、該外部電極と前記貫通電極とを電気的に接続する補助配線と、が形成されており、
    前記外部電極は、前記内部電極と同数の第1外部電極が一方向に並んで配置された第1外部電極群と、前記内部電極と同数の第2外部電極が他方向に並んで配置された第2外部電極群と、を有し、
    前記第1外部電極の並ぶ間隔と、前記第2外部電極の並ぶ間隔とが同一であり、前記第1外部電極の並ぶ一方向と、前記第2外部電極の並ぶ他方向とが直交する関係となっており、
    前記第1外部電極群、前記第2外部電極群、及び前記補助配線は、前記パッケージ基板の対向面における、前記センサ基板との接合面の裏面、及び、前記凹部における前記センサ基板との対向面の裏面の少なくとも一方に形成されている加速度センサの製造方法であって、
    加速度の検出方向に応じて、前記第1外部電極群と電気的に接続された補助配線、及び、前記第2外部電極群と電気的に接続された補助配線のいずれか一方を削除する削除工程を有することを特徴とする加速度センサの製造方法。
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