JP5651584B2 - 水素生成デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、光半導体を有する光電極を備え、当該光電極に太陽光などの光が照射されることによって水を分解して水素を生成する、水素生成デバイスに関する。
従来、光触媒として機能する光半導体材料に光を照射することにより水を分解し、水素と酸素とを採取する方法(例えば、特許文献1参照)が知られている。
また、光半導体自体に凹凸を付与することにより、光吸収面積を増大させ、光の利用効率を高めることで、水素生成効率を向上させるデバイス(例えば特許文献2参照)もある。
特開平4−231301号公報 特開2007−45645号公報
しかしながら、例えば特許文献1のように、導電体の円筒の外面に光半導体(光半導体電極)、内面に対極を設けて、円筒内外で生成する水素と酸素とを互いに分離するような構造を用いる場合、太陽光を利用するときには、これらの電極を太陽光に対して垂直に配置しなければならない。この場合、仮に光半導体電極面を太陽光に対向させると、光半導体電極面で生成する水素又は酸素は光半導体電極面から放出されるものの、円筒内部の対極表面で生成する酸素又は水素は対極表面を被覆して放出されにくくなる。そのため、このような構成は、水と対極との接触面積が低下し、気体の発生効率が低下するという課題を有している。
この課題は、電極部を円筒状にした場合に限らず、電極部を平面にし、光半導体を有する電極(光電極)と対極とを表裏に設けて一体構造とした場合においても、同様である。この場合、デバイスは光電極面に光が照射されるように設置され、光が当たらない対極面で発生した気体は、対極面を伝わって放出される。そのため、この構成でも、水と対極との接触面積が低下し、気体の発生効率が低下するという課題を有している。
また、例えば特許文献2のように、光の利用効率を増加させるために光半導体自体に凹凸を付与すると、光の当たる光電極においては、気体の発生効率の向上が見込まれる。しかしながら、光の利用効率向上を考えた単純な凹凸や多孔構造などを、光電極と同様に対極に付与すると、光電極と対極とを表裏に設けて一体構造とした場合においては、対極の凹部に発生した気体が蓄積して、水と対極との接触面積が低下し、気体の発生効率が低下するという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、光電極に光が照射されることによって水を分解して水素を生成する水素生成デバイスにおいて、発生した気体によって対極と水との接触面積が低下することを抑制し、水素発生効率を向上させることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の水素生成デバイスは、
内部に液体を保持可能で、少なくとも一部が光を透過可能である筐体と、
前記筐体の内部に保持された、水を含む電解液と、
前記筐体の内部に配置され、前記電解液と接する第1の面を有し、前記筐体を透過した光が照射されることによって前記水を分解して気体を発生する光電極と、
前記筐体の内部において、前記光電極に対して前記第1の面と反対側の第2の面側の領域に配置され、前記電解液と接する面を有し、前記光電極と電気的に接続された導電体と、を備えており、
前記導電体には、前記電解液と接する前記面に、発生した前記気体が流れる方向に沿って延びる溝部が設けられている。
水素生成デバイスは、光の利用効率を高めるために、光電極の電解液と接する面を太陽光などの光に対向させる向きで設置することが一般的である。本発明の水素生成デバイスがこのように設置された場合、対極として機能する導電体は、電解液と接する面が下側を向く配置となる。本発明の水素生成デバイスには、導電体の電解液と接する面に、発生した気体が流れる方向に沿って延びる溝部が設けられているので、この溝部が気体の誘導路として機能する。したがって、導電体の電解液と接する面から発生した気体は、浮力により溝部に集まり、当該溝部を伝って上方へ移動するので、溝部が設けられていない構成と比較して、導電体が発生した気体によって被覆されにくくなる。これにより、導電体と水との接触面積の低下が抑制されるので、水素発生効率を向上させることができる。なお、ここでいう上下とは、液体中の気体が浮力によって移動する方向、すなわち鉛直方向における上下に相当する。
本発明の実施の形態1の水素生成デバイスを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の水素生成デバイスを側面から見た場合の概念図である。 本発明の実施の形態1の水素生成デバイスにおける導電体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の水素生成デバイスにおける導電体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3の水素生成デバイスにおける導電体の表面形状を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は一例であり、本発明は以下の実施の形態に限定されない。また、以下の実施の形態では、同一部材に同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の水素生成デバイス100の斜視図を示す。また、図2は、水素生成デバイス100を側面からみた場合の概念図である。図1及び図2は、太陽光を利用する場合を示している。この場合、光の利用効率を考慮して、水素生成デバイス100は、光電極2と太陽光とが対向するように、水平面に対して傾斜して設置されている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態における水素生成デバイス100は、筐体1内に、少なくとも光半導体を含む光電極2と、光電極2と接して設けられた導電体3とが設置されている。本実施の形態では、水素生成デバイス100は、光電極2の導電体3と接している面(第2の面。以下、便宜上「裏面」という。)と反対側の面(第1の面。以下、便宜上「表面」という。)が上側を向くように設置されている。したがって、導電体3は、光電極2と接している面(以下、便宜上「裏面」という。)と反対側の面(以下、便宜上「表面」という。)が下側を向くように設置されている。なお、ここでいう上下とは、鉛直方向における上下に相当する。したがって、「光電極2の表面が上側を向く」とは、光電極2の表面が水平面に対して鉛直方向上側の領域に向いていることをいい、「導電体3の表面が下側を向く」とは、導電体3の表面が水平面に対して鉛直方向下側の領域に向いていることをいう。
筐体1には、水の導入口4が設けられており、その内部は導入口4から供給された水で満たされている。光電極2の表面及び導電体3の表面は、それぞれ水と接触している。なお、本実施の形態では、水を含む電解液として水のみが用いられているが、水に電解質などを溶解させた水溶液を電解液として使用することも可能である。
さらに、筐体1には、内部で発生した気体を外部に排出するためのガス排出口5,6が設けられている。発生した気体は浮力によって筐体内を上方へと移動するので、発生した気体を効率良く集めるために、ガス排出口5,6は、水素生成デバイス100が設置された状態で筐体1の上部となる箇所に設けられる。本実施の形態では、光電極2の光半導体にn型半導体を利用しているので、光電極2の表面からは酸素が発生し、対極として機能する導電体3の表面からは水素が発生する。したがって、筐体1の光電極2側の領域に配置されたガス排出口5からは酸素が排出され、導電体3側の領域に配置されたガス排出口6からは水素が排出される。
水素生成デバイス100には、太陽光など、光電極2に用いた光半導体に対応した光(光半導体を励起させる光)が、光電極2の表面に対向する側から照射される。このため、筐体1の光電極2と対向する部分は、光半導体に対応した光を透過できる材料からなる。なお、光の利用効率をより高めるためには、光電極2の表面に対して光線が垂直となるように光を照射することが好ましい。
次に、光電極2及び導電体3について、より詳しく説明する。
光電極2は平板状であり、その表面は平面であってもよいし、光吸収面積を増加させるために凹凸が設けられていてもよい。光電極2は、光半導体を含んでいればよく、光半導体のみから形成されていてもよいし、例えば光半導体からなる層(光半導体層)とこれを担持する他の層とを組み合わせるなど、他の構成要素を含んでいてもよい。光半導体と他の構成要素とを組み合わせる場合は、光半導体に効率良く光が照射されるように、光半導体が光電極2の表面に露出するように配置することが好ましい。
光半導体は、水の分解が可能となる1.23eV以上のバンドギャップを有し、かつこの光半導体の伝導帯下端の準位が水素発生準位よりも大きく、かつ光半導体の価電子帯上端の準位が酸素発生準位よりも小さい材料でなければならない。このような材料としては、例えばTiO2、TaON及びTa35などが挙げられる。
また、光電極2における光半導体には、光を吸収できるように十分な厚みが求められる一方で、厚すぎると光吸収により生じた電子と正孔とが再結合する確率が増加するという問題が生じる。そのため、光半導体層の膜厚は数nm〜数μm程度が良いと考えられるが、最適な膜厚については、光電極2の材料や結晶欠陥やなどに依存すると考えられるため、用いる光半導体に応じて適宜選択することが望ましい。
光電極2の光半導体層は、スパッタリング、蒸着、スピンコーティングなどの様々な手法によって成膜可能であり、成膜方法は限定されない。
なお、本実施の形態では、光電極2の光半導体にn型半導体を用いたが、p型半導体を用いることも可能である。その場合は、光電極2より水素が、導電体3から酸素が発生するため、ガス排出口5から水素、ガス排出口6から酸素が排出されることになる。
光電極2の光半導体層が他の層によって担持される構成の場合、他の層が導電体3と接することになる。したがって、光電極2と導電体3との電気的接続を妨げないように、他の層には金属材料が用いられる。この金属材料には、光電極2に用いる光半導体とオーミック接合するように、フェルミ準位が高い金属材料を用いることが望ましい。このような金属材料として、Ti、Ta、Zr及びAlなどが挙げられる。また、導電体3が、光電極2の光半導体を担持する層として機能することもできる。
導電体3には、水と接する面である表面に、発生した気体が流れる方向に沿って延びる溝部3aが設けられている。すなわち、溝部3aは、水素生成デバイス100が設置された状態において、下方から上方へと延びるように設けられる。言い換えると、導電体3の表面には下方から上方へと繋がる凹部が設けられているとも言える。本実施の形態では、導電体3はコルゲート形状を有しており、溝部3aは、コルゲート形状の谷部(導電体の表面における谷部)によって形成されている。導電体3の表面は下側を向いているので、この表面で発生した水素は溝部3aに集まって、溝部3aに沿って下方から上方へと移動する。上方へ移動した水素は、ガス排出口6から筐体1の外部に排出される。このような構成によれば、導電体3の表面における溝部3a以外の領域(コルゲート形状の山部など)は発生した気体によって完全に被覆されてしまうことがないため、発生した気体による導電体3の表面と水との接触面積の低下が抑制でき、水素発生効率を向上させることができる。
導電体3において、溝部3aの深さは100μm以上あることが望ましい。これは、発生した気泡が、浮力によって導電体3の表面を伝わって上方に移動する際、気泡の大きさは目視可能なまでに増大するためである。また、溝部3aの深さを400μm以とすると、気泡が直進して上昇しやすくなり、気泡が成長しにくくなる。したがって、溝部3aの深さを400μm以上とすることがより望ましい。また、気泡の多くは直径が1mm以上になってから上方へと移動していることから、溝部3aの深さは1mm以上がさらに望ましい。なお、溝部3aの深さとは、導電体3の表面における高低差の最大値のことである。本実施の形態のようなコルゲート形状の場合は、谷部と山部との高さの差が溝部3aの深さに相当する。
一方、溝部3aの深さを大きくしすぎると、導電体3自体の厚さが増して水素生成デバイス100の厚さが増大してしまうこと、導電体3の溝部3aによって光電極2の表面に凹凸が現れる場合に、太陽光の入射角度によっては光電極2の凹の部分に凸の部分の影ができてしまうこと、などの課題が生じる。特に、デバイスの厚さの増大化は、デバイスに入れる水の量を増やすことにつながり、結果としてデバイス全体の重量が増加する。
水素生成デバイス100を屋根に設置すると仮定すると、標準的な屋根の設置面積22m2において、1cm厚みが増すと水の重量は220kg増すことになる。このことから、重量の問題を考慮すると、水素生成デバイス100の厚さは薄い方が好ましい。太陽電池を設置面積22m2に並べた場合、およそ300kgに達することから考えて、水素デバイス100の厚さは2cm程度が限界であると考えられ、1cm以下がより好ましい。
これらの条件から、溝部の深さは、100μm以上2cm以下が好ましく、400μm〜1cmがより好ましい。
導電体3には、一般には金属が用いられるが、ガラスなどの絶縁基板の上にITO(Indium Tin Oxide)やFTO(Fluorine doped Tin Oxide)などの導電膜が形成された導電膜基板も用いることができる。導電体3を金属によって形成する場合は、例えばTi、Ta、Zr及びAlが、光電極2との接合部がオーミック接合になるという理由から、好適に用いられる。
導電体3に十分な水分解活性がある場合は必要ないが、水素生成効率を高めるためには、導電体3の光電極2と接する面と反対の面(表面)に、触媒を担持することが好ましい。図3は、導電体3の表面に触媒を担持する形態の一例として、導電体3の表面全体に触媒を担持した形態(導電体3の表面上に触媒からなる膜11が設けられた形態)を示している。なお、図中、7は導電体3側で発生する気体を表しており、気体7は溝部3aに沿って移動する。導電体3で水素を発生させる構成の場合、触媒は、水素発生過電圧の低いPt、Pd、Rh、Ir、Ru、Os、Au及びAgから選ばれる少なくともいずれか1種を含んでいることが好ましい。導電体3で酸素を発生させる構成の場合は、Cu、Ni、Fe、Co及びMnから選ばれる少なくともいずれか1種を含んでいることが好ましい。
また、溝部3aに疎水性コーティングを施してもよい。これにより、発生した気体の溝部3aへの移動が促進されるので、溝部3a以外の領域は、発生した気体によってより被覆されにくくなる。そのため、溝部3a以外の領域では導電体3と水との接触が気体によって妨げられなくなるので、水素の発生効率がより向上する。また、導電体3は溝部3a以外の領域で水と接触する可能性が高くなるので、触媒を担持する領域を溝部3a以外に設定すると、発生した気体による触媒の被覆を低減でき、触媒を有効に利用できる。さらに、触媒の使用量も低減でき、高価な触媒を用いた際にも、コストの面で有利となる。
次に、水素生成デバイス100における動作について簡単に説明する。導入口4から筐体1内に導入された水は、光電極2に光を照射することにより光励起された光半導体によって分解される。光電極2の光半導体がn型半導体の場合、光電極2の表面で酸素が生成する。光電極2の表面で生成した酸素は、浮力によって筐体1の上方に移動して、筐体1の上部に設けられたガス排出口5から排出される。一方、同時に、光電極2と電気的に接続された導電体3では水素が生成され、水素は溝部3aに集まって、溝部3aに沿って下方から上方へと移動する。上方へ移動した水素は、筐体1の上部に設けられたガス排出口6から排出される。
なお、本実施の形態では、コルゲート形状を有する導電体3を用いており、溝部3aはコルゲート形状の谷部によって形成されている。そのため、溝部3aは、発生した気体が流れる方向に沿って直線状に延びる形状を有しているが、本発明における溝部の形状はこれに限定されない。溝部は、全体としてみた時に延びる方向が発生した気体が流れる方向にほぼ沿っていればよいため、曲線状に延びていてもよい。また、溝部の延びる方向は、発生した気体が流れる方向と平行であることが望ましいが、平行でない場合でも、気体が流れる方向にほぼ沿っていれば気体は溝部に誘導されてスムーズに上方まで移動できるので、何ら問題はない。また、本実施の形態では、コルゲート形状を有する導電体を用いたが、これに限定されず、導電体の表面に溝部が設けられ、光電極と接する裏面は平面となっていてもよい。また、溝部以外の領域に突起を設けることによって、発生した気体によってより被覆されにくい領域を形成し、水素発生効率をより向上させることも可能である。このように、溝部以外の領域について導電体の形状を種々変更することも可能である。
また、本実施の形態では導電体3が光電極2の裏面に接して設けられているが、この構成に限定されない。導電体3は、筐体1の内部において、光電極2に対して裏面側の領域に配置され、かつ光電極と電気的に接続されていればよく、例えば光電極2と導電体3との間にセパレータなどが設けられて、光電極2と導電体3とが導線などによって電気的に接続されていてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における水素生成デバイスについて説明する。本実施の形態の水素生成デバイスは、導電体上に担持される触媒の形成位置が異なる以外は、実施の形態1の水素生成デバイス100と同じ構成を有する。したがって、ここでは、触媒の形成位置についてのみ説明する。
図4は、導電体3の表面に触媒21が担持された状態を示している。本実施の形態では、導電体3の表面の溝部3a以外の領域の一部、ここではコルゲート形状の山の峰部分に、触媒21が設けられている。すなわち、導電体3の溝部3aに対して最も高い位置に、触媒21が設けられている。
この構成では、生成した気体によって被覆されにくい部分に触媒21が設けられることになるため、触媒21を設けることによる効果を得つつ、触媒21の量を低減できる。
触媒21は、気体によって被覆されにくいように、溝部3a以外の領域のうち最も高い位置に設けることが望ましいが、これに限らず、溝部3a以外の領域の少なくとも一部に設ければ同様の効果が得られる。さらに、この構成は、導電体3がコルゲート形状を有さない場合であっても適用できる。例えば、平面に溝部に相当する溝が形成されている場合には、溝以外の領域の一部に触媒を設ければよく、また、溝以外の領域に突起を設けてその突起の上に触媒を設けてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における水素生成デバイスについて説明する。本実施の形態の水素生成デバイスは、導電体の形状及び触媒の形成位置が異なる以外は、実施の形態1の水素生成デバイス100と同じ構成を有する。したがって、ここでは、導電体の形状及び触媒の形成位置についてのみ説明する。
本実施の形態では、導電体の表面が、図5に示すような複数の凹凸が設けられた形状を有している。この場合、溝部は、複数の凹部が互いに連結して気体が流れる方向に繋がることによって、形成されている。
導電体をこのような形状とする場合、触媒は、突起状の凸部の先端部分に配置することが好ましい。触媒をそのような位置に設けることにより、実施の形態1及び2の水素生成デバイスと比較して触媒の使用量をさらに低減でき、高価な触媒を用いた際にもコストの面で有利となる。さらに、突起状の凸部の先端部分に触媒を設けると、発生した気体による触媒の被覆をより確実に低減できるので、触媒の機能が効率良く発揮されることになる。
(実施例1)
本発明の実施例1として、実施の形態1の水素生成デバイス100と同様の構成を有する水素生成デバイスを作製した。筐体は、光電極側の面のみをパイレックス(登録商標)ガラスで形成し、その他の部分はアクリル樹脂で形成した。
光電極の光半導体にはTiO2を用いた。光半導体を担持する金属材料として、Ti板を用いた。まず、光半導体を担持する金属材料として、50mm×50mm角、厚さ0.5mmのTi板を準備し、このTi金属板の一方の面にスパッタリングにて厚さ150nmのTiO2膜を成膜して、光電極を形成した。
厚さ0.5mmのTi板にコルゲート凹凸加工を施して、図1及び図3に示すようなコルゲート形状を有する50mm×50mm角の導電体を作製した。コルゲート凹凸加工は、コルゲート形状の谷部と山部との高さの差(溝部の深さ)が1mm、互いに隣接する谷と山との距離が1mmとなるように行った。この導電体において、水素生成デバイスとして組み立てた際に表面となる面に、触媒からなる膜として、厚さ0.1μmのPt膜をスパッタリングにより成膜した。これにより、コルゲート形状の谷部を利用して溝部が形成され、さらに表面に触媒からなる膜が設けられた導電体を得た。導電体の溝部に相当する部分の裏面を、光電極2のTi板とスポット溶接により接合して、光電極と導電体とを一体化した。導電体の溝部が、水素生成デバイスを設置した状態で下方から上方へと延びるように、光電極及び導電体を筐体内に配置した。
(比較例1)
導電体として、コルゲート凹凸加工が施されていない50mm×50mm角、厚さ0.5mmのTi板を用いた以外は、実施例1と同様の構成の水素生成デバイスを作製した。
(実施例2)
実施例1では導電体の表面全体に触媒からなる膜を設けたが、実施例2では、導電体のコルゲート形状の峰に沿って幅0.01mmのPt線をスポット溶接で接着させた。これ以外は、実施例1と同様の構成の水素生成デバイスを作製した。
<光照射による水分解実験>
実施例1,2及び比較例1の水素生成デバイスについて、それぞれ、光照射による水分解実験を行った。筐体の導入口から水を導入して筐体内部を水で満たし、光電極に対向する側から、水素生成デバイスに対して人工太陽照明(セリック株式会社製、XC−100B)を30cm遠方より照射した。全ての水素生成デバイスについて、光電極の表面に酸素の気泡が、導電体の表面に水素の気泡が付着している様子が観察された。このとき、目視にて確認したところ、気泡の大きさはいずれも直径100μm程度から1mm程度であった。
実施例1の水素生成デバイスでは、導電体の表面に付着した水素の気泡が、導電体の溝部を伝わって上方へと移動する様子が観察された。同様に、実施例2の水素生成デバイスでも、導電体の表面に付着した水素の気泡が、導電体の溝部を伝わって上方へと移動する様子が観察された。
一方、比較例1の水素生成デバイスでは、開始10分ほどで水素の気泡が導電体の表面を被覆し、表面に付着した気泡が導電体の表面上に滞在している様子が観察された。
光照射10分後、すなわち、発生する水素で導電体の表面における水素の被覆が定常になった後、各水素生成デバイスについて、発生する水素ガス量を、ガスクロマトグラフィーを用いて算出した。実施例1の場合は0.34ml/h(量子効率2.6%)であり、比較例1の場合は0.21ml/h(量子効率1.7%)であった。実施例1の水素ガス量は比較例1の1.62倍であり、導電体の表面積の増加分1.41倍を超えていた。これにより、導電体に溝部を設けることで水素発生効率が向上するという、本発明の効果が実証された。また、実施例2の場合は0.30ml/h(量子効率2.3%)で、比較例1の1.43倍であり、同様に本発明の効果が実証された。
実施例1と実施例2とを比較すると、実施例2は実施例1よりも水素ガス量が少なかった。しかし、実施例2ではPt量が実施例1と比較して大幅に少ないことを考慮すると、実施例2のように導電体の溝部以外の一部に触媒を設ける構成の場合は、触媒が効率良く機能することが実証された。この結果から、特に導電体から水素を発生させる際、触媒としてふさわしい、水素発生過電圧の低い触媒が一般に貴金属であることから、導電体の一部にのみ触媒を設けた方が、コストの面から有利であるといえる。
本発明の水素生成デバイスは、光の照射による水素生成効率が高く、燃料電池への水素供給用のデバイスとして利用できるので、家庭用の発電システムにも利用できる。

Claims (12)

  1. 内部に液体を保持可能で、少なくとも一部が光を透過可能である筐体と、
    前記筐体の内部に保持された、水を含む電解液と、
    前記筐体の内部に配置され、前記電解液と接する第1の面を有し、前記筐体を透過した光が照射されることによって前記水を分解して気体を発生する光電極と、
    前記筐体の内部において、前記光電極に対して前記第1の面と反対側の第2の面側の領域に配置され、前記電解液と接する面を有し、前記光電極と電気的に接続された導電体と、
    を備えており、
    前記導電体には、前記電解液と接する前記面に、発生した前記気体が流れる方向に沿って延びる溝部が設けられており、
    前記導電体において、前記溝部以外の領域のみに、前記導電体における水素生成効率又は酸素生成効率を高めるための触媒が設けられており、
    前記導電体の前記電解液と接する前記面は、水平面に対して鉛直方向下側の領域に向いて配置される、
    水素生成デバイス。
  2. 前記溝部は、発生した前記気体が流れる方向に沿って直線状に延びる形状を有する、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  3. 前記導電体がコルゲート形状を有し、前記溝部は前記コルゲート形状の谷部によって形成されている、
    請求項2に記載の水素生成デバイス。
  4. 前記導電体には、前記電解液と接する前記面に複数の凹部が設けられており、
    前記溝部は、前記複数の凹部が互いに連結することによって形成されている、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  5. 前記導電体が金属によって形成されている、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  6. 前記導電体が、Ti、Ta、Zr又はAlによって形成されている、
    請求項5に記載の水素生成デバイス。
  7. 前記溝部の深さが100μm以上2cm以下である、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  8. 前記触媒は、前記導電体において前記溝部以外の領域のうち最も高い位置にのみ設けられている、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  9. 前記触媒が、Pt、Pd、Rh、Ir、Ru、Os、Au、Ag、Cu、Ni、Fe、Co及びMnから選ばれる少なくともいずれか1つを含む、
    請求項8に記載の水素生成デバイス。
  10. 前記導電体において、前記溝部以外の領域に突起が設けられている、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
  11. 前記突起上に触媒が設けられている、
    請求項10に記載の水素生成デバイス。
  12. 前記溝部に疎水性コーティングが施されている、
    請求項1に記載の水素生成デバイス。
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