JP5649458B2 - アクセス制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、アクセス制御装置及びプログラムに関し、例えば、複数LLIDに対応したONUにおいて、ディスカバリープロセスにおけるRegister Requestフレームの衝突を回避し通信路確立までの時間を短縮できることを特徴とするランダムディレイ生成方法に適用し得るものである。
近年、一般個人宅へ高速・広帯域なブロードバンドサービスを提供する目的で、伝送路に光ファイバを用いたFTTH(Fiber To The Home)と呼ばれるアクセス網が普及してきており、FTTHによるブロードバンドサービスの提供には、PON(Passive Optical Network)と呼ばれる光アクセスシステムが多く利用されている。
PONシステム6は、図4に示すように、1つの局側光回線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)2と複数の加入者宅側光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)5(5−1〜5−n(nは自然数))を、光スプリッタ(例えば、光カプラ等)3と呼ばれる光受動素子を用いて1本の光ケーブル4を分岐させて1対多に接続する構成であり、光ファイバ4や伝送装置(図示しない)を複数の加入者で共有することにより、経済的にFTTHサービスを提供することが可能である。
PONシステム6では、一般的に、OLT2からONU5への通信およびONU5からOLT2への通信にはそれぞれ異なる波長を用いたWDM(Wavelength Division Multiplexing)方式を利用している。また1本のファイバ4を複数ONU5−1〜5−nで共用しているため、ONU5からOLT2への通信はTDMA(Time Division Multiple Access)方式を用いて、各ONU5からの信号の衝突を回避している。
PONシステムを用いたアクセスネットワークとしては、プロトコルにギガビットイーサネットを用い、IEEE Std 802.3ahとして標準化されているGE−PON(Gigabit Ethernet PON)と呼ばれるものがある。
GE−PONでは上記TDMAによるアクセス制御のために、Multi−point MAC Control(MPCP)と呼ばれる制御機能を規定しており、MAC Controlフレームと呼ばれる制御フレームをOLT2とONU5との間で送受信することでMPCP制御を実現している。
MPCPではOLT2とONU5との間の通信に先立ち、ディスカバリープロセスと呼ばれる手順により、OLT2とONU5との間の通信路確立を行う。ディスカバリープロセスではOLT2とONU5との間でDiscovery処理用MAC Controlフレームを送受信することで、OLT2とONU5との間の通信路の確立を行う。
まず、OLT2からDiscovery Gateと呼ばれるMAC Controlフレームが、全ONU5−1〜5−n宛にブロードキャストで送信される。通信路の確立されていないONU5は、Discovery Gateフレームを受信した際、Register Requestと呼ばれるMAC Control制御フレームをOLT2へ送信し、通信路の確立要求を行う。
一般的に、これらの動作は図5に示されるような機能ブロックにより構成される。図5では、あるONU5が有するディスカバリープロセス処理部51の機能を示す機能ブロック図である。
ONU5で受信されたDiscovery Gateフレームは、DiscoveryGate受信処理部511により受信処理され、Discovery Gateフレームにより送信されるStartTime情報とLength情報が、ランダム遅延&StartTime生成部512へ通知される。
ランダム遅延&StartTime生成部512は、Length情報値を越えない範囲でランダムな遅延時間(randomDelay)を生成し、StartTime値にその遅延時間を付加したStartTime情報をRegister Request送信処理部513へ通知する。
Register Request送信処理部513は、送信時刻がStartTimeになったらRegister RequestフレームをOLT2へ送信する。なお、Discovery Gateフレーム中にはTimeStampとよばれるOLT2での時刻カウンタ値をONU5へ伝える情報領域がある。各ONU5は、受信したDiscovery Gateフレーム中のTime Stamp値を、自身の時刻カウンタ値にロードすることで、OLT2との時刻同期を行っている。各ONU5からのRegister Requestフレーム送信タイミングが同じになり、Register Requestフレームの衝突が発生しOLT2で受信できなかった場合は、再度ディスカバリープロセスを実施し、成功するまで繰り返す。
このような制御により、図6に示すように、ONU5−1〜5−3がOLT2から同一距離にいる場合でも、各ONU5−1〜5−3からのRegister Requestフレーム送信が常に衝突してしまうことを防止し、永遠にディスカバリープロセスが成功しないという状況に陥ることを回避している。
また、ディスカバリープロセスにおいて、LLID(Logical Link ID)と呼ばれる識別情報が各ONU5に一意に割り当てられる。OLT2およびONU5から送信されるフレームには、このLLIDが付与され、フレームの送信先および送信元のONU5の識別に利用される。つまり、フレームの宛先がOLT2からONU5である場合に、ONU5はそのフレーム内のLLID値がOLT2のディスカバリープロセスにより事前に自分に割り当てられたLLIDと同一であるか否かを確認してフレームの受信可否を判断し、フレームの宛先ONU5からOLT2である場合には、OLT2はそのフレーム内のLLID値とOLT2内に登録されているLLIDリストの内容とを比較してフレームを受信するかどうかを判断している。
LLIDに関しては、1ONUあたり1LLIDで構成されるのが一般的であるが、特許文献1に開示されているような、1ONUあたり複数LLIDで構成される複数LLID処理装置がある。
複数LLID処理装置では、RSレイヤよりも低いレイヤを共通化し、それ以上のレイヤをLLID毎に個別に備えることを特徴としている。従って、MPCPレイヤもLLID毎に個別に配備されており、図7に示すように、ディスカバリープロセス処理部51もLLID毎に配備されることになり、ディスカバリープロセスにおいて、Discovery Gateフレーム受信に対してそれぞれのLLID毎にRegister Requestフレームを送信することになる。
特開2007−74256号公報
以上のような複数LLID処理装置では、各LLID個別にランダム遅延を加えたStartTimeでRegister Requestフレームを送信するが、遅延をランダムに生成するので、ある確率でRegister Requestフレームの衝突が発生する場合がある。衝突が発生した際は、該当するLLIDのその回のディスカバリープロセスは失敗となり、次回のディスカバリープロセスでの再実施となるため、通信路確立までの時間がかかることになる。
また、複数LLID処理装置を実現する際には、RSレイヤ以上のレイヤでもある機能部分は回路を共通化して効率化することも考えられ、その際に、各LLIDのRegister Requestフレーム送信の衝突が発生することで共通回路部分の機能に障害をもたらす可能性がある。
そこで、本発明は、上記事情に対処すべくなされたもので、複数の識別情報(LLID)を用いたアクセス制御に対応したユーザ側終端装置(ONU)において、アクセス制御に係る通信路確立要求フレーム(例えばRegister Requestフレーム)の衝突を回避し通信路確立までの時間を短縮すること、及び、ユーザ側終端装置の共通回路部分の機能障害を回避することができるアクセス制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のアクセス制御装置は、光通信ネットワークを構成する局側終端装置に対向するユーザ側終端装置が備えるものであって、局側終端装置との間の通信に割り当てられた複数の識別情報を用いて、アクセス制御に係る制御フレームを局側終端装置との間で送受信し、局側終端装置との同期を識別情報毎に行うアクセス制御装置において、(1)局側終端装置からアクセス制御に係る制御フレームを受信する制御フレーム受信手段と、(2)制御フレーム受信手段により通信路探索フレームを受信すると、当該ユーザ側終端装置につき1つのランダム遅延値を生成するランダム遅延生成手段と、(3)生成されたランダム遅延値に、通信路確立要求フレームの送信に必要なフレーム送信時間を順次付加していき、各通信路確立要求フレームの送信タイミングを求めるフレーム送信タイミング生成手段と、(4)フレーム送信タイミング生成手段により識別情報毎に求められた各送信タイミングに基づいて、各通信路確立要求フレームを局側終端装置に送信する制御フレーム送信手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明のアクセス制御プログラムは、光通信ネットワークを構成する局側終端装置に対向するユーザ側終端装置が備えるものであって、局側終端装置との間の通信に割り当てられた複数の識別情報を用いて、アクセス制御に係る制御フレームを局側終端装置との間で送受信し、局側終端装置との同期を識別情報毎に行うアクセス制御プログラムにおいて、コンピュータを、(1)局側終端装置からアクセス制御に係る制御フレームを受信する制御フレーム受信手段、(2)制御フレーム受信手段により通信路探索フレームを受信すると、当該ユーザ側終端装置につき1つのランダム遅延値を生成するランダム遅延生成手段、(3)生成されたランダム遅延値に、通信路確立要求フレームの送信に必要なフレーム送信時間を順次付加していき、各通信路確立要求フレームの送信タイミングを求めるフレーム送信タイミング生成手段、(4)フレーム送信タイミング生成手段により識別情報毎に求められた各送信タイミングに基づいて、各通信路確立要求フレームを局側終端装置に送信する制御フレーム送信手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、アクセス制御に係る通信路確立要求フレームの衝突を回避し通信路確立までの時間を短縮すること、及び、ユーザ側終端装置の共通回路部分の機能障害を回避することができる。
実施形態に係るONUのディスカバリープロセスの構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係るランダムディレイ生成方法を説明する説明図である。 実施形態に係るRegiter Requestフレーム送信時間関係を示す説明図である。 PONシステムの構成を示す構成図である。 従来のONUのディスカバリープロセスの構成を示す機能ブロック図である。 従来のRegiter Requestフレーム送信時間関係を示す説明図である。 従来の複数LLID対応ONUのディスカバリープロセスを示す機能ブロック図である。
(A)実施形態
以下では、本発明のアクセス制御装置及びプログラムの実施形態について図面を参照しながら説明する。
(A−1)実施形態の構成
以下の実施形態では、1つのOLT(局側終端装置)と複数のONU(加入者宅側終端装置)とを、光スプリッタを用いて1本の光ケーブルを分岐させて1対多に接続させたPONシステムの各ONUに、本発明を適用する場合を例示する。なお、PONシステムの構成は従来と同様であるので、図4を用いて説明する。
PONシステム6は例えばGE−PONを適用することができ、MPCP制御により、OLT2とONUとの間のアクセス制御を行う場合を例示する。
図1は、実施形態に係るONU1のディスカバリープロセスの機能ブロック図である。図1にしめすように、ONU1は、ディスカバリープロセス機能として、ディスカバリープロセス処理部11、MUX/DEMUX部12を有して構成される。
なお、図1には図示しないが、ONU1は、PMD(Physical Medium Dependent)レイヤ、PMA(Physical Medium Attachment)レイヤ、FEC(Forward Error Correction)レイヤ、PCS(Physical Coding Sublayer)レイヤとして機能する各機能部を備えており、ONU1はこれらの各機能部を共通機能部として備えている。
MUX/DEMUX部12は、OLT2から送信されたDiscovery Gateフレームをディスカバリープロセス処理部11へ転送するものである。また、MUX/DEMUX部12は、ディスカバリープロセス処理部11から出力されるRegister Requestフレームを多重してOLT2へ送信するものである。
ディスカバリープロセス処理部11は、DiscoveryGate受信処理部111、ランダム遅延&StartTime生成部112、RegisterRequest送信処理部113−1〜113−N(Nは自然数)を有して構成されるものである。
DiscoveryGate受信処理部111は、MUX/DEMUX部12から転送されたDiscovery Gateフレームを受信し、Discovery Gateフレーム中のStartTime情報とLength情報とを、ランダム遅延&StartTime生成部112へ通知するものである。
ランダム遅延&StartTime生成部112は、DiscoveryGate受信処理部111から受け取ったStartTime値およびLength値から、各LLIDのStartTime値(例えば、StartTime[1]、StartTime[2]、…、StartTime[N]と表記する)を計算し、各LLIDのRegisterRequest送信処理部113−1〜113−Nへ通知する。
各RegisterRequest送信処理部113−k(1≦k≦N)は、送信時刻がStartTimeになったらRegister Requestフレームを送信するものである。
(A−2)実施形態の動作
OLT2と各ONU1との間の通信路を確立するために、ディスカバリープロセスを行う。
まず、OLT2は、通信開始前に、各ONU1に対してDiscovery Gateフレームを送信する。
各ONU1は、MUX/DEMUX部12でOLT2から送信されたDiscovery Gateフレームを受信する。そして、MUX/DEMUX部12は、受信したDiscovery GateフレームをDiscoveryGate受信処理部111へ転送する。
DiscoveryGate受信処理部111は、MUX/DEMUX部12から転送されたDiscovery Gateフレームを受信し、Discovery Gateフレーム中のStartTime情報とLength情報を抽出する。そして、抽出した各情報の値(StartTime値とLength値)をランダム遅延&StartTime生成部112へ通知する。
図2は、ランダム遅延&StartTime生成部112によるランダムディレイを生成する処理を説明する説明図である。
図2において、ランダム遅延&StartTime生成部112は、Length値からRegister Requestフレーム x LLID数分に相当する時間を差し引いたmaxDelay値を求める。この値を差し引くのは、ランダム遅延とあわせた複数個のLLIDのRegister Requestフレームの送信時間がLength値を越えないようするためである。
次に、ランダム遅延&StartTime生成部112は、maxDelay値未満の値をランダムに生成し、その値をrandomDelayとする。ここで、ランダム遅延&StartTime生成部112は、1つのrandomDelayを生成する。randomDelayの値は、例えば、randomDelayの値をランダムに求める所定の関数式を用いて求めることができる。例えば、図2の場合、maxDelayの値の範囲で0以上r(rは任意)未満の値からランダムに決定する関数式を用いる。これにより、maxDelayの値の範囲からrandomDelayの値を生成することができる。
次に、ランダム遅延&StartTime生成部112は、Discovery Gateフレーム中のStartTime値に、randomDelay値を付加し、さらにLLID#1のStartTime値(StartTime[1])を生成する。
さらに、ランダム遅延&StartTime生成部112は、StartTime[1]に、Register Request 1フレーム分の時間を付加した値を、LLID#2のStartTime値(StartTime[2])として生成する。
以降、ランダム遅延&StartTime生成部112は、StartTime[2]生成と同様の方法で、最大LLID数(N)までStartTime値を生成する。
なお、ランダム遅延&StartTime生成部112は、LLID#2以降のStartTime値を生成する際、Register Request 1フレーム分以上の時間を付加した値としてもよい。
このように、各LLIDのRegisterRequestフレームの送信時間が重ならないように順次付加することで、RegisterRequestフレームの衝突を防ぐことができる。また、1つのONU1につき1つのrandomDelayだけを生成すればよい。そのため、従来のように全てのLLIDについてrandomDelayを生成する必要がないので、通信路確立までの時間を短縮することができる。
すべてのStartTime値が求められたら、StartTime[1]をRegisterRequest送信処理部113−1へ、StartTime[2]をRegisterRequest送信処理部113−2へ、…、StartTime[N]をRegisterRequest送信処理部113−Nへ通知する。
各RegisterRequest送信処理部113−1〜113−Nは、送信時刻がStartTimeになったらRegister Requestフレームを送信する。
図3は、3つのLLIDの場合に、各LLIDのRegister Requestフレーム送信の時間関係を説明する説明図である。
図3に示すように、LLID#1のRegister Requestフレームは時刻StartTime[1]に送信され、LLID#2のRegister Requestフレームは、LLID#1のRegister Requestフレームが送信完了した時刻StartTime[2]に送信される。
また、LLID#3のRegister Requestフレームは、LLID#2のRegister Requestフレームが送信完了した時刻StartTime[3]に送信されることになる。従って、複数LLID間でのRegister Requestフレームの衝突を防ぐことが可能になる。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、複数LLID対応ONUにおけるRegister Requestフレーム送信の際のランダムディレイを、複数LLID個別に生成するのではなく、ONU当たりで1つ生成し、そのランダムディレイ値をもとに、各LLIDのStartTimeをRegister Requestフレームが重ならないように順々にずらして生成することで、Register Requestフレームの衝突を防止することができ、通信路確立までの時間を短縮することが可能となる。
(B)他の実施形態
(B−1)上述した実施形態では、PONシステムのプロトコルにギガビットイーサネットを用いたGE−PONシステムに適用した実施形態を示しているが、特にGE−PONシステムに限らず、同様のディスカバリープロセスを実施する他のPONシステムに本発明を適用しても同様の効果が得られる。また、上述した実施形態では、3つのLLIDの場合を例示したが、LLID数は特に限定されるものではなく、それ以上の場合も同様の効果が得られる。
(B−2)各LLIDを用いたRegister Requestフレームの送信タイミングを求める方法の変形実施形態として、上述した実施形態では、StartTime値にRandomDelay値を付加し、各LLIDのフレームの送信時間が重ならないように順次付加してこととしたが、フレーム送信時間と次に付加するフレーム送信時間との間に所定時間を挿入するようにしてもよい。例えば、挿入する時間の値を予め設定しておくようにしてもよいし、maxDelayからrandomDelayを引いた時間からLLID数に応じて挿入する時間を求めるようにしてもよい。
(B−3)上述した実施形態において、ONU1における処理は、いわゆるソフトウェア処理によっても実現することができる。この場合、例えば、ONU1がハードウェア構成として、CPU、ROM、RAM、EEROM等を有し、CPUが、データを用いてROM等の記憶手段に格納される処理プログラムを実行することにより実現される。
1…ONU、11…ディスカバリープロセス処理部、12…MUX/DEMUX部、
111…DiscoveryGate受信処理部、112…ランダム遅延&StartTime生成部、113…ResisterRequest送信処理部、
2…OLT、3…光スプリッタ、4…光ケーブル。

Claims (3)

  1. 光通信ネットワークを構成する局側終端装置に対向するユーザ側終端装置が備えるものであって、上記局側終端装置との間の通信に割り当てられた複数の識別情報を用いて、アクセス制御に係る制御フレームを上記局側終端装置との間で送受信し、上記局側終端装置との同期を上記識別情報毎に行うアクセス制御装置において、
    上記局側終端装置からアクセス制御に係る制御フレームを受信する制御フレーム受信手段と、
    上記制御フレーム受信手段により通信路探索フレームを受信すると、当該ユーザ側終端装置につき1つのランダム遅延値を生成するランダム遅延生成手段と、
    生成された上記ランダム遅延値に、通信路確立要求フレームの送信に必要なフレーム送信時間を順次付加していき、上記各通信路確立要求フレームの送信タイミングを求めるフレーム送信タイミング生成手段と、
    上記フレーム送信タイミング生成手段により上記識別情報毎に求められた上記各送信タイミングに基づいて、上記各通信路確立要求フレームを上記局側終端装置に送信する制御フレーム送信手段と
    を備えることを特徴とするアクセス制御装置。
  2. 上記フレーム送信タイミング生成手段は、全ての上記各通信路確立要求フレームの送信時間が上記局側終端装置で管理される許容時間を超えない最大遅延時間を確保し、上記最大遅延時間の開始時刻から上記ランダム遅延値を付加した時刻に上記各通信路確立要求フレームの上記フレーム送信時間を順次付加していくことを特徴とする請求項1に記載のアクセス制御装置。
  3. 光通信ネットワークを構成する局側終端装置に対向するユーザ側終端装置が備えるものであって、上記局側終端装置との間の通信に割り当てられた複数の識別情報を用いて、アクセス制御に係る制御フレームを上記局側終端装置との間で送受信し、上記局側終端装置との同期を上記識別情報毎に行うアクセス制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    上記局側終端装置からアクセス制御に係る制御フレームを受信する制御フレーム受信手段、
    上記制御フレーム受信手段により通信路探索フレームを受信すると、当該ユーザ側終端装置につき1つのランダム遅延値を生成するランダム遅延生成手段、
    生成された上記ランダム遅延値に、通信路確立要求フレームの送信に必要なフレーム送信時間を順次付加していき、上記各通信路確立要求フレームの送信タイミングを求めるフレーム送信タイミング生成手段、
    上記フレーム送信タイミング生成手段により上記識別情報毎に求められた上記各送信タイミングに基づいて、上記各通信路確立要求フレームを上記局側終端装置に送信する制御フレーム送信手段
    として機能させることを特徴とするアクセス制御プログラム。
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