JP4700094B2 - 光アクセスシステム及び光回線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光アクセスシステムに関し、特に、光ネットワーク装置(Optical Network Unit)を高速にディスカバリする技術に関する。
近年、光ファイバを用いたFTTH(Fiber To The Home)が普及し、アクセスネットワークが高速化している。FTTHの代表例として、PON(Passive Optical Network)システムがある。
PONシステムは、図2に示すようにユーザ端末10と通信する複数(N個)の光ネットワーク装置(Optical Network Unit)20と、ゲートウェイ50を介してバックボーンネットワーク60と通信する光回線装置(Optical Line Terminal)40とを備える。複数のONU20とOLT40とは、給電を必要としない受動素子である光スプリッタ80を介して接続されている。これによって、PONシステムは、安価なアクセスシステム70を実現できるシステムである。
例えば、IEEE802.3ah(非特許文献1)において、Ethernet(登録商標。以下同じ)に準拠して、OLT−ONU間のデータを転送するEPON(Ethernet−PON)が標準化されている。また、伝送速度を10Gbpsに高速化した10G−EPONの標準化が進められている(IEEE802.3av(非特許文献2)参照)。
図2に示す光アクセスシステムで行われるディスカバリ処理は、共通の光通信路を利用して未登録のONU20を検出し、検出されたONU20を登録し、かつONU20とOLT40との間の通信距離(RTT(Round Trip Time))を計測する処理である。ディスカバリ処理によって、光スプリッタ又は光スイッチにおいて、通信がぶつからないように制御することができる。最終的に、OLT40は、識別子(LLID(Logical Link ID))によって、登録済みのONU20を区別する。図4に、従来のEPON及び10G−EPONにおけるディスカバリ手順のシーケンスを示す。
ディスカバリ処理では、まず、ONU20は未登録状態であるため、OLT40は、Discovery GATEメッセージ SIG20を利用して、LLIDの定まっていないONU20の存在を確認する。Discovery GATEメッセージ SIG20は、メッセージ中のDiscoveryフラグを”1”とすることによって、通常のGATEメッセージと区別することができる。また、LLIDはブロードキャスト用に定義された識別子を用い、宛先MACアドレスはマルチキャストアドレスを用いる。
OLT40から送信されたDiscovery GATEメッセージ SIG20は、光スプリッタ80を経由して、光スプリッタ80に接続されている全てのONU20に到着する。まだ、LLIDが付与されていない未登録のONU20は、Discovery GATEメッセージ SIG20を受信すると、OLT40に登録を要求するために、REGISTER_REQメッセージ SIG30を送信する。
このとき、光スプリッタ80からOLT40の区間で、複数のREGISTER_REQメッセージ SIG30が衝突するのを避ける必要があるが、衝突を完全に避けることはできない。そこで、衝突する確率を低くするために、未登録の各ONU20はDiscovery GATEメッセージ SIG20に書かれた送信開始時刻T2を基点としてランダムな時間だけ待った時刻T3に、REGISTER_REQメッセージ SIG30送信する。
OLT40は、Discovery Windowとして規定された時間内にREGISTER_REQメッセージ SIG30を受信すると、REGISTER_REQメッセージ SIG30を送信したONU20のMACアドレスを取得し、取得したONU20のMACアドレスとLLIDとの対応関係を管理する。また、当該ONU20にLLIDを割り当てるための処理を開始する。
OLT40は、割り当てられたLLIDをONU20に通知するために、このONU20のMACアドレスを宛先MACアドレスとし、かつLLIDが書き込まれたREGISTERメッセージ SIG40を送信する。この宛先MACアドレスを有するONU20は、REGISTERメッセージ SIG40を受信すると、割り当てられたLLIDを取得する。これ以降、ONU20によって送信されるフレームのプリアンブルに、割り当てられたLLIDを含めて送信することによって、送信元ONU20を特定することができる。また、プリアンブルのLLIDによって、OLT40から送信されるフレームが自己宛のフレームであるかを判定することができる。
その後、OLT40は、OLT40とONU20との往復時間RTTを測定するために、ONU20をLLIDで指定し、宛先MACアドレスをマルチキャストアドレスとし、Discoveryフラグを”0”としたGATEメッセージ SIG50を送信する。
指定されたLLIDを有するONU20は、GATEメッセージ SIG50を受信すると、GATEメッセージ SIG50に含まれる時刻情報(Time Stamp)T6及び送信開始時刻(Grant Start Time)T7を取得する。そして、時刻情報T6をONU20の時計に設定し、設定された時計で送信開始時刻T7に、REGISTER_ACKメッセージ SIG60を、OLT40に送信する。
OLT40は、REGISTER_ACKメッセージ SIG60を、自己の時計で時刻T8に受信する。すると、OLT40は、T8と、受信したREGISTER_ACKメッセージ SIG60に含まれているT7とから、OLT40とONU20との往復時間RTTを、RTT=T8−T7として取得することができる。
以上のシーケンスによって、1個のONU20の登録(LLIDの割り当て)及び通信距離RTTの測定が完了する。複数の未登録ONUが存在する場合、1回のディスカバリシーケンスで、1回のDiscovery GATEメッセージ SIG20、複数回のREGISTER_REQメッセージ SIG30、REGISTERメッセージ SIG40、GATEメッセージ SIG50、及びREGISTER_ACKメッセージ SIG60がやり取りされ、これらのメッセージのやりとりを繰り返すことによって、複数のONUを登録することができる。
ディスカバリ処理をどの程度の頻度で行うかは、非特許文献1及び非特許文献2によっては規定されず、実装に依存している。一般的には、図3に示すように、所定時間をNフェーズに区切り、その中の1フェーズをディスカバリフェーズ、残りのN−1フェーズを通常フェーズとし、この所定時間の処理を繰り返す。
特開2004−201099号公報 IEEE Std 802.3ah IEEE Std 802.3av
次に、全てのONU20のディスカバリが完了するまでにどの程度の時間がかかるか考察する。例えば、ONU20とOLT40との間の距離が20kmである場合、OLT40とONU20との間のRTTは約200マイクロ秒である。1回のディスカバリフェーズの時間を1ミリ秒とすると、図4に示すディスカバリハンドシェイクのDiscovery GATEメッセージ SIG20に対し、Discovery Window550の期間内に、複数のONU20がREGISTER_REQメッセージ SIG30を返信しても、残りのREGISTERメッセージ SIG40、GATEメッセージ SIG50、REGISTER_ACKメッセージ SIG60のやり取りのために残される時間は800マイクロ秒程度である。この時間では、最大で4個のONU20しか登録できない。そして、扱うONU20の数を32とし、図3のディスカバリフェーズ500を、250フェーズに1回、つまり、249回分の通常転送フェーズ501毎に1回行う場合、最後のONU20のディスカバリが完了するのは(250ミリ秒×(32/4−1)回+1ミリ秒)=1.751秒後となる。この結果を図7の表901の仮定1の欄に示す。
ところが、光アクセスシステムに備わるONU20の数が多く、かつ、OLT40とONU20との間の距離が長い場合、最後のONU20のディスカバリが完了するまでには更に時間が必要となる。例えば、ONU20の数を128個、OLT40とONU20との間の距離が40kmである場合、OLT40とONU20との間のRTTは約400マイクロ秒である。1回のディスカバリフェーズの時間を1ミリ秒とし、図4に示すディスカバリハンドシェイクを考えると、1回のディスカバリフェーズ内では、1個のONU20しかディスカバリしかできない。このため、最後のONUのディスカバリが完了するのは(250ミリ秒×127回+1ミリ秒)=31.751秒後となる。この結果を図7の表901の仮定4の欄に示す。
また、図7には、OLT40とONU20との間の距離を20kmと40kmとの2種類とし、OLT40によって管理されるONU20の数を32と128との2種類とし、前述した250フェーズに1回の割り合いでディスカバリフェーズを行う他に、100フェーズに1回の割り合いでディスカバリフェーズを行う場合の結果を表902に示し、10フェーズに1回の割り合いでディスカバリフェーズを行う場合の結果を表903に示し、5フェーズに1回の割り合いでディスカバリフェーズを行う場合の結果を表904に示す。
OLT40によって管理されるONU20の数が多く、かつ、OLT40とONU20との間の距離が長い光アクセスシステムは、その実用性は高いが、前述したように、全てのONU20のディスカバリを完了するまでに長い時間が必要となる問題がある。もちろん、図7の表902、表903、表904に示すようにディスカバリフェーズの頻度を上げれば、全てのONU20のディスカバリを短時間で完了させることができる。しかし、図6に示すように、通常転送フェーズの割り合いが相対的に減少し、転送効率が低下してしまう問題がある。
それゆえ、ディスカバリフェーズの中のDiscovery Windowについて着目し、Discovery Windowのウィンドウ幅やDiscovery Windowの生成周期を動的に変更する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そこで、本発明は、光アクセスシステムにおいて、通常転送フェーズにおける転送効率の低下を防止しながら、全てのONUのディスカバリを一定時間内に完了させる(又は、ディスカバリを完了するまでの時間を短縮させる)ことを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、他のネットワークと接続される光回線装置、各々がユーザ端末と接続される複数の光ネットワーク装置、及び、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間に設置される光通信路切替装置又は光スプリッタを備える光アクセスシステムにおいて、前記光回線装置は、前記光ネットワーク装置を検出するための処理が行われるディスカバリフェーズの時間と、前記光ネットワーク装置からのデータが転送されるデータ転送フェーズの時間と、を割り当て、前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記ディスカバリフェーズの時間が減少するように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、光ネットワーク装置のディスカバリを完了するための閾値時間を設定し、前記設定された閾値時間に、少なくとも一つの前記ディスカバリフェーズと、少なくとも一つの前記データ転送フェーズとが含まれるように、各々のフェーズを割り当て、前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記光回線装置に登録された前記光ネットワーク装置の数を計数し、前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、前記割り合いは、前記設定された閾値時間中、変更されないことを特徴とする。
本発明の実施の形態によると、全てのONUのディスカバリを一定時間内に完了させる(又は、ディスカバリを完了するまでの時間を短縮させる)と共に、データの転送効率の低下を防止することができる。
まず、本発明の実施の形態の概要について説明する。
本発明の実施の形態の光アクセスシステムは、ユーザ端末と通信する複数の光ネットワーク装置(ONU)20と、ゲートウェイ50を介してバックボーンネットワーク60と通信する光回線装置(OLT)40と、複数のONU20とOLT40とを接続する光スプリッタ80(又は、光通信路切替装置(OSW)30)とを備える。そして、登録が完了したONU20の数に応じてディスカバリフェーズの間の時間間隔が複数用意される。OLT40は、全ONUディスカバリ完了最大時間510を設定する。そして、全ONUディスカバリ完了最大時間510が経過した場合に、OLT40は、現在までに登録が完了したONU20の数に応じたディスカバリフェーズの間の時間間隔を選択し、選択された時間に従ってディスカバリ処理を行う。特に、OLT40によって管理されるONU20の最大数に対して登録が完了したONU20の数が少ない場合、ディスカバリフェーズの間の時間間隔を短く設定する。一方、登録が完了したONU20の数が多い場合、ディスカバリフェーズの間の時間間隔を長く設定する。
また、本発明の別の実施の形態の光アクセスシステムでは、登録が完了したONU20の数に応じた1回のディスカバリフェーズの時間が複数用意される。OLT40は、全ONUディスカバリ完了最大時間510を設定する。そして、全ONUのディスカバリ完了最大時間510が経過した場合に、OLT40は、現在までに登録が完了したONU20の数に応じた1回のディスカバリフェーズの時間を選択し、選択された時間に従ってディスカバリ処理を行う。特に、OLT40によって管理されるONUの最大数に対して登録が完了したONU20の数が少ない場合、1回のディスカバリフェーズの時間を長く設定する。一方、登録が完了したONU20の数が多い場合、1回のディスカバリフェーズの時間を短く設定する。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態として、ディスカバリフェーズ間の時間間隔(ディスカバリフェーズの頻度)を動的に変更することによって、全ONUのディスカバリ完了までの時間を短縮する方法について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の光ネットワークシステムの構成例を示す図である。
光アクセスシステム70は、光ネットワーク装置(ONU)20、光スプリッタ80、及び、光回線装置(OLT)40を備える。
ONU(Optical Network Unit)20は、ユーザ数に応じて複数備わり、各ユーザ端末10と接続され、ユーザ端末10と通信する。OLT(Optical Line Terminal)40は、ゲートウェイ50と接続され、ゲートウェイ50を介してバックボーンネットワーク60と通信する。複数のONU20とOLT40とは、給電を必要としない受動素子である光スプリッタ80を介して接続される。
図9は、第1の実施の形態のONU20の構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態のONU20の構成は、従来のONUの構成と同一である。ONU20は、合波・分波器200、E/O変換器201、O/E変換器211、受信側PHY/MAC論理回路212、送信側PHY/MAC論理回路202、MPCP制御論理回路220、端末側PHY/MAC論理回路230及び端末インタフェース240を備える。
合波・分波器200は、光スプリッタ80側からの光信号を受信し、光スプリッタ80側へ光信号を送信する。O/E変換器211は、受信した光信号を電気信号に変換する。受信側PHY/MAC論理回路212は、光スプリッタ80から受信したフレームを制御する。送信側PHY/MAC論理回路202は、光スプリッタ80へ送信するフレームを制御する。MPCP制御論理回路220は、OLT40と通信するための論理回路である。端末側PHY/MAC論理回路230は、端末側で送受信されるフレームを制御する。端末インタフェース240は、ユーザ端末10との間のインタフェースである。
図10は、第1の実施の形態のOLT40の構成例を示すブロック図である。
OLT40は、合波・分波器400、E/O変換器401、O/E変換器411、受信側PHY/MAC論理回路412、送信側PHY/MAC論理回路402、MPCP制御論理回路420、ゲートウェイ側PHY/MAC論理回路430及びゲートウェイインタフェース440を備える。
合波・分波器400は、光スプリッタ80側からの光信号を受信し、光スプリッタ80側へ光信号を送信する。O/E変換器411は、受信した光信号を電気信号に変換する。受信側PHY/MAC論理回路412は、光スプリッタ80から受信したフレームを制御する。送信側PHY/MAC論理回路402は、光スプリッタ80へ送信するフレームを制御する。MPCP制御論理回路420は、MPCP(Multipoint Control Protocol)フレームによって、複数のONU20を制御する。ゲートウェイ側PHY/MAC論理回路430は、ゲートウェイ側で送受信するフレームを制御する。ゲートウェイインタフェース440は、ゲートウェイ50との間のインタフェースである。
なお、本実施の形態のOLT40のハードウェアの構成は、従来のOLTのハードウェアの構成と同じであるが、MPCP制御論理回路420で実行されるディスカバリ処理が異なる。
図11は、第1の実施の形態の光スプリッタ80の構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態の光スプリッタ80の構成は、従来の光スプリッタの構成と同一である。光スプリッタ80は、合波・分波器361、合波・分波器360、下り光スプリッタ311及び上り光スプリッタ312を備える。
合波・分波器361は、OLT40側からの光信号を受信し、OLT40側へ光信号を送信する。合波・分波器360は、ONU20側からの光信号を受信し、ONU20側へ光信号を送信する。下り光スプリッタ311は、OLT40側からの光信号を各ONU20側に分配する。上り光スプリッタ312は、各ONU20側からの光信号をOLT40側に統合する。
図1は、第1の実施の形態のディスカバリフェーズの頻度を変更する例を示すタイミング図である。
図1に示す例では、OLT40によって管理される登録が完了したONU20の数の閾値に、2種類の閾値A及び閾値Aより大きい閾値Bを使用する。また、各ディスカバリフェーズ500の時間は変えずに一定とし、ディスカバリフェーズ500の間の通常転送フェーズの時間を3種類(短、中、長)の時間を使用する。また、全てのONU20のディスカバリが完了するまでに必要な時間内に行われるディスカバリフェーズと通常転送フェーズとをまとめて1回分の通信セットとする。図1では、この1回分の通信セットに必要な時間が「全ONUディスカバリ完了最大時間510」である。
最初の第K通信セット511−1では、このセットの開始時に登録が完了しているONU20の数が閾値A以下であった場合、ディスカバリフェーズ間の時間(つまり、通常転送フェーズの時間)を「短時間」に設定する。すなわち、早期に全てのONU20の登録を完了させるために、ディスカバリフェーズを頻繁に行う。ディスカバリフェーズが増えれば、通常転送の転送効率は低下する。しかし、登録されているONU20の数が少ないため、十分な転送効率を実現できる。全ONUディスカバリ完了最大時間510が経過した時には、図4に示すDiscovery Window550の中で、各ONU20からのREGISTER_REQメッセージ SIG30が衝突しない限り、ディスカバリに参加可能であった全てのONU20の登録が完了する。
第K通信セットの終了時に、何らかの理由により第K通信セットでは応答できなかったONU20や、通信途中で登録が解除されてしまったONU20が存在する場合がある。第K通信セット511−1で登録ができなかったONU20のために、以後の通信セットでもディスカバリ処理を繰り返す。
OLT40によって管理され、登録が完了したONU20の数が閾値Aよりも多く、かつ閾値B以下である場合、次の第K+1通信セット511−2では、ディスカバリフェーズ間の時間を「中時間」に設定する。第K+1通信セット511−2では、第K通信セット511−1と比べ、登録が完了したONU20の数が多いので、ディスカバリフェーズの回数を減らしても、未登録のONU20を同じ全ONUディスカバリ完了最大時間510以内に登録することができる。さらに、通常転送フェーズの時間が長くなるので、既に登録されているONU20のデータの転送効率を向上させることができる。
OLT40によって管理され、登録が完了したONU20の数が閾値Bより多い場合、次の第K+2通信セット511−3では、ディスカバリフェーズ間の時間を「長時間」に設定する。第K+2通信セット511−3では、第K通信セット511−1及び第K+1通信セット511−2と比べ、登録が完了したONU20の数が多いので、ディスカバリフェーズの回数をさらに減らしても、未登録のONU20を同じ全ONUディスカバリ完了最大時間510以内に登録することができる。さらに、通常転送フェーズの時間が長くなるので、既に登録されているONU20のデータの転送率を向上させることができる。
図5は、図1に示したディスカバリフェーズの頻度を変更する処理のフローチャートである。図5に示す処理は、OLT40のMPCP制御論理回路420によって実行される。
最初に、ディスカバリフェーズの通常転送フェーズに対する割り合いを表す閾値を設定した後(S600)、最初の通信セットを開始する。最初の通信セットでは、最初にディスカバリフェーズを行い、カウンタKをゼロに初期化する(S601)。なお、カウンタKは、一つの通信セット内で行われる通常転送フェーズの回数(通常転送フェーズの時間)を計数する。
次に、通常転送フェーズを行い、カウンタKの値を1増やす(S602)。その後、カウンタKの値が閾値を越えたか否かを判定する(S603)。カウンタKの値が閾値を越えていない場合、ステップS602に戻り、通常転送フェーズを繰り返す。一方、カウンタKの値が閾値を越えている場合、現在の通信セットを開始してからの経過時間が全ONUディスカバリ完了最大時間510を越えたか否かを判定する(S604)。
その結果、通信セットの経過時間が全ONUディスカバリ完了最大時間510を超えていない場合、ステップS601に戻り、ディスカバリフェーズを行う。一方、通信セットの経過時間が全ONUディスカバリ完了最大時間510を越えている場合、現在まで登録が完了したONU20の数を参照して、閾値を変更し(S605)、その後、ステップS601に戻り、ディスカバリフェーズを行う。
図8は、ディスカバリ割り合いの閾値を決定するために使用される表(ディスカバリ割合情報)の説明図であり、図5に示した処理のS605にて用いられる。
図8に示す表911では、全ONUディスカバリ完了最大時間510を約1.5秒とし、OLT40によって管理されるONU20の最大数を128とし、登録が完了したONU20の数が16個増える毎にディスカバリフェーズの割り合いを変えている。併せて、表911は、それぞれの場合の通常転送効率も示す。
例えば、登録が完了したONU20の数が0以上16未満の場合は、ディスカバリフェーズは1/12、すなわち、12フェーズに1回はディスカバリフェーズを行い、11回は通常転送フェーズを行うことを示している。表911から分かるように、登録が完了したONU20の数が多いほど、通信セットにおけるディスカバリフェーズの頻度は低くなり、通常転送効率は向上する、望ましい関係が得られている。
また、全ONUディスカバリ完了最大時間510を約2.5秒及び約3.5秒とした場合の例も表912と表913にそれぞれ示す。全ONUディスカバリ完了最大時間510を大きくするほど、ディスカバリフェーズの頻度を下げることができ、かつ、通常転送効率を向上できることが分かる。
また、表911、912、913では、ディスカバリの閾値として登録が完了したONU20の数を8種類に分類し、それぞれに対応するディスカバリ割り合いを設定したが、さらに多くのディスカバリ閾値を用いてもよい。例えば、OLT40によって管理されるONU20の最大数が128個であれば、128個のディスカバリ閾値を用いてもよい。ディスカバリ閾値に対応するディスカバリ割り合いは予め準備しておいてもよいし、その都度、計算してもよい。
この計算式の例を式1に示す。なお、式1を用いた計算では、全てのONU20がOLT40から十分遠方に配置されており、1回のディスカバリフェーズで1個のONU20だけが登録できることを前提にしている。
Figure 0004700094
式(1)において、ディスカバリフェーズの閾値とは、何フェーズに1回ディスカバリフェーズを行うかを意味する。ROUNDDOWNは切り捨て計算を意味する。
なお、第1の実施の形態では、図2に示すように、光スプリッタ80を備える光アクセスシステムについて説明したが、光スプリッタ80の代わりに能動的な光スイッチ(OSW)30を導入した光アクセスシステム(図14参照)でも同様に本発明を適用することができる。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、OLT40が全てのONU20のディスカバリ完了最大時間を設定し、登録が完了したONU20の数に応じてディスカバリフェーズの割り合いを動的に変更するため、全てのONU20のディスカバリを一定時間内に完了できるか、少なくとも、ディスカバリの完了までの時間を短縮でき、通常転送の転送効率の低下を防ぐことができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施の形態として、ディスカバリフェーズ間の時間間隔は変えずに、ディスカバリフェーズ1回あたりの時間を動的に変更することによって、全てのONU20のディスカバリ完了までの時間を短縮する方法について説明する。
光アクセスシステムの構成は、前述した第1の実施の形態の光スプリッタ80を備える光アクセスシステム(図2)と同じである。また、第2の実施の形態を、光スプリッタ80のかわりに能動的な光スイッチ30を備える光アクセスシステム(図14)に適用することもできる。
図12は、第2の実施の形態のディスカバリフェーズの時間を変更する例を示すタイミング図である。
図12に示す例では、OLT40によって管理される登録が完了したONU20の数の閾値に、2種類の閾値A及び閾値Aより大きい閾値Bを使用する。また、各ディスカバリフェーズ500の間の通常転送フェーズの時間は変えず一定とし、1回のディスカバリフェーズの時間を3種類(長、中、短)の時間を使用する。また、全てのONU20のディスカバリが完了するまでに必要な時間に行われるディスカバリフェーズと通常転送フェーズをまとめて1回分の通信セットとする。図12では、この1回分の通信セットに必要な時間が「全ONUディスカバリ完了最大時間510」である。
最初の第K通信セット521−1では、このセットの開始時の登録が完了したONU20の数が閾値A以下であった場合、1回のディスカバリフェーズの時間を「長時間」に設定する。すなわち、早期に全てのONU20の登録を完了させるために、1回のディスカバリフェーズの時間を長くする。1回のディスカバリフェーズの時間が長くなれば、通常転送の転送効率は低下する。しかし、登録されているONU20の数が少ないため、十分な転送効率を実現できる。全ONUディスカバリ完了最大時間510が経過した時には、図4に示すDiscovery Window550の中で、各ONU20からのREGISTER_REQメッセージSIG30が衝突しない限り、ディスカバリに参加可能であった全てのONU20の登録が完了する。
第K通信セットの終了時に、何らかの理由により第K通信セットでは反応できなかったONU20や、通信途中で登録解除されてしまったONU20が存在することがある。第K通信セット511−1で登録ができなかったONU20のために、以後の通信セットでもディスカバリ処理を繰り返す。
OLTによって管理され、登録が完了したONU20の数が閾値Aよりも多く、かつ閾値B以下である場合、次の第K+1通信セット521−2では、1回のディスカバリフェーズの時間を「中時間」に設定する。第K+1通信セット521−2では、第K通信セット521−1と比べ、登録が完了したONU20の数が多いので、1回のディスカバリフェーズの時間を減らしても、未登録のONU20を同じ全ONUディスカバリ完了最大時間510以内に登録することができる。さらに、通常転送フェーズの時間が長くなるので、既に登録されているONU20のデータの転送効率を向上させることができる。
OLTによって管理され、登録が完了したONU20の数が閾値Bより多い場合、次の第K+2通信セット521−3では、1回のディスカバリフェーズの時間を「短時間」に設定する。第K+2通信セット521−3では、第K通信セット521−1及び第K+1通信セット521−2と比べ、登録が完了したONU20の数が多いので、1回のディスカバリフェーズの時間をさらに減らしても、未登録ONU20を同じ全ONUディスカバリ完了最大時間510以内に登録することができる。さらに、通常転送フェーズの時間が長くなるので、既に登録されているONU20のデータの転送効率を向上させることができる。
図13は、図12に示したディスカバリフェーズの時間を変更する処理のフローチャートである。図12に示す処理は、OLT40のMPCP制御論理回路420によって実行される。
最初に、1回のディスカバリフェーズの時間Tに初期値を設定した後(S610)、最初の通信セットを開始する。最初の通信セットでは、最初にディスカバリフェーズを行い、カウンタKをゼロに初期化する(S611)。そして、ディスカバリフェーズの実施時間が時間Tを経過するまで待機する(S612)。
時間Tが経過すると、通常転送フェーズを行い、カウンタKの値を1増やす(S613)。その後、カウンタKの値が所定値を越えたか否かを判定する(S614)。カウンタKの値が所定値を越えていない場合、通常転送フェーズ(S613)を繰り返す。カウンタKの値が所定値を越えている場合、全ONUディスカバリ完了最大時間510を越えたか否かを判定する(S615)。
その結果、通信セットの経過時間が全ONUディスカバリ完了最大時間510を超えていない場合、ステップS611に戻り、ディスカバリフェーズを行う。一方、通信セットの経過時間が全ONUディスカバリ完了最大時間510を越えている場合、現在まで登録が完了したONU20の数を参照して、1回のディスカバリフェーズの時間Tを変更し(S616)、その後、ディスカバリフェーズを行う(S610)。
図15は、ディスカバリ割り合いの閾値を決定するために使用される表(ディスカバリ時間情報)の説明図であり、図12に示した処理のS616にて用いられる。
図15に示す表921、表922、表923は、各々、ディスカバリ完了までの時間を約1.5秒、約2.5秒、約3.5秒とした場合の、登録が完了したONU20の数と1回のディスカバリフェーズの時間、及び、その時の通常転送効率との関係を示す。また、各表に示す場合、図3に示す通常転送フェーズ501の時間を1ミリ秒とし、250回毎に指定の長さのディスカバリフェーズ500を行う。つまり、ディスカバリフェーズの頻度は250回に1回である。また、OLTとONUの間の距離は40km、OLTが収容するONUの数を128個とする。また、ディスカバリフェーズのうち、図4に示すDiscovery GATEメッセージSIG20からDiscovery Window550の終了までの時間を500ミリ秒とし、1台のONUの登録に必要なREGISTERメッセージSIG40、GATEメッセージSIG50、及びREGISTER_ACKメッセージSIG60の信号群のやりとりを450ミリ秒とした。
図15の表921、表922、表923から分かるように、登録が完了したONU20の数が少ない場合は1回のディスカバリフェーズの時間を長くし、また、登録が完了したONU20の数が多い場合は1回のディスカバリフェーズの時間を短くしながら、指定のディスカバリ完了時間を満たせることが分かる。
また、表921、922、923では、ディスカバリ閾値として登録が完了したONU20の数を8種類に分類し、それぞれに対応する1回のディスカバリフェーズの時間Tを設定したが、さらに多くのディスカバリ閾値を用いてもよい。例えば、OLT40によって管理されるONU20の最大数が128個であれば、128個のディスカバリ閾値を用いてもよい。ディスカバリ閾値に対応する1回のディスカバリフェーズの時間Tは予め準備しておいてもよいし、その都度、計算してもよい。
この計算式の例を式2及び式3に示す。式2及び式3の両方を満たす1回のディスカバリフェーズの時間Tを求める必要がある。
Figure 0004700094
Figure 0004700094
式(2)において、ROUNDDOWNは切り捨て計算を意味する。また、繰り返し数とは、全ONUのディスカバリ完了最大時間の間に何回のディスカバリフェーズを行うかを決める整数である。この整数は全ONUのディスカバリ完了最大時間の間の通信セット数と等しい。
式(3)において、RTTは、OLTからONUへの通信の往復時間を示し、DWは、ディスカバリウィンドウの長さを示す。繰り返し数は、式2の繰り返し数と同じである。繰り返し数が小さいと、1回あたりのディスカバリフェーズ時間が非常に長くなり、その間、通常転送フェーズが行えず、通常転送のレスポンスが悪化する可能性がある。逆に繰り返し数が大きいと、1回あたりのディスカバリフェーズ時間が短くなり、1回もディスカバリを行えない可能性がある。このため、許容範囲内の適切な繰り返し数を選択するとよい。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、OLT40が全てのONUの20ディスカバリ完了最大時間を設定し、登録が完了したONU20の数に応じて1回のディスカバリフェーズの時間を動的に変更するため、全てのONU20のディスカバリを一定時間内に完了できるか、少なくとも、ディスカバリの完了までの時間を短縮でき、通常転送の転送効率の低下を防ぐことができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施の形態として、ONU20からの光信号を検出する光スイッチ30を備える光アクセスシステム(図14)において、OLT40に未登録で、かつ、接続要求のある全てのONU20のディスカバリ完了までの時間を短縮する方法について説明する。なお、第3の実施の形態では、主に、前述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態と差分について説明する。
図16は、第3の実施の形態の光スイッチ30の構成例を示すブロック図である。
第3の実施の形態の光スイッチ30は、光信号の有無を検出するためのパワーモニタ313を上り光スイッチ312に備えることが特徴である。
光スイッチ30は、合波・分波器360、合波・分波器361、光スプリッタ340、下り光スイッチ311、上り光スイッチ312、2対1光スイッチ350、パワーモニタ313、O/E変換器341、スイッチPHY/MAC論理回路342、E/O変換器343及び光スイッチドライバ320を備える。
合波・分波器360は、複数備わり(360−1〜360−N)、ONU20側からの光信号を受信し、ONU20側へ光信号を送信する。合波・分波器361は、OLT40側からの光信号を受信し、OLT40側へ光信号を送信する。光スプリッタ340は、下り用の光通信をONU20側とOSW30内に分波する。なお、光信号の損失を防ぐために光スプリッタ340位置に2対1の光スイッチを用いてもよい。下り光スイッチ311は、下り用の光通信路を切り替える。上り光スイッチ312は、上り用の光通信路を切り替える。パワーモニタ313は、上り光スイッチ312への光信号の入力の有無を検出する。
O/E変換器341は、光スプリッタ340から分波された光信号を電気信号に変換する。スイッチPHY/MAC論理回路342は、光信号から変換された電気信号(MPCPフレーム)からフレーム情報を読み取り、光スイッチで送受信するフレームを制御する。ポート管理論理回路は、OSW30の各ポートとLLIDとの関係を管理する。スイッチPHY/MAC論理回路342は、光スイッチによって送受信されるフレームを制御する。E/O変換器343は、電気信号を光信号に変換し、光信号として送信する。光スイッチドライバ320は、下り光スイッチ311及び上り光スイッチ312を制御する。
第3の実施の形態において、OLT40及びONU20の構成は、前述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同じであるが、OLT40のMPCP制御論理回路420とONU20のMPCP制御論理回路220の制御に、前述した各実施の形態と相違がある。以下、制御方法の相違点について説明する。
まず、OLT40に接続を要求するONU20がOLT40に登録されていない場合、ONU20は、発光素子(レーザー)を動作させて、光スイッチ30に特定の信号を送り続ける。レーザーの動作は、MPCP制御論理回路220(図9参照)が制御する。レーザーによって送信される特定の信号は、レーザーがONになっていることを通知できればよく(すなわち、連続光でよく)、フレームや特定ビット数の信号として意味のある値である必要はない。例えば、”1”という値を送り続けてもよい。
ここで、光スイッチ30の上り光スイッチ312は、光スプリッタ80と異なり、一度に一つのONU20とOLT40とを接続するように制御するため、未登録のONU20により発せられる特定の信号(レーザー光)が、通常の他のONU20の通信を妨げることはない。
次に、OLT40は、ディスカバリフェーズの最初に、OLT40に登録されておらず、かつ、接続を要求しているONU20の数を、光スイッチ30に要求する。
光スイッチ30のパワーモニタ313は、レーザーをONにしているONU20を検出する。光スイッチ30は、未登録ONU数の要求に対し、検出されたONU20の数(接続要求数Nc)をOLT40へ報告する。OLTによって管理されるONUの最大数をNmとすると、登録が完了したONU20の数はNm−Ncで表される。
その後、前述した第1の実施の形態と同様に、ディスカバリフェーズ間の時間間隔(ディスカバリフェーズの頻度)を動的に変更する。又は、前述した第2の実施の形態と同様に、1回のディスカバリフェーズの時間を動的に変更する。
第3の実施の形態によれば、いずれの方法によっても、OLTが全ONUのディスカバリ完了最大時間を設定し、登録が完了したONU20の数(Nm−Nc)に応じて、ディスカバリフェーズの存在割り合いを動的に変更する、又は、1回のディスカバリフェーズの時間を動的に変更するため、全てのONU20のディスカバリを一定時間内に完了できるか、少なくとも、ディスカバリの完了までの時間を短縮でき、通常転送の転送効率の低下を防ぐことができる。
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施の形態として、ディスカバリ完了最大時間を設けずに、ディスカバリフェーズの頻度または1回のディスカバリフェーズの時間を動的に変更する方法について説明する。いずれの方法も第1の実施の形態及び第2の実施の形態にわずかな修正を加えることで実現できる。第4の実施の形態では、前述した第1及び第2の実施の形態との差について、フローチャートを用いて説明する。
図17は、第4の実施の形態において、ディスカバリ完了最大時間を設けずに、ディスカバリフェーズ間の時間間隔(ディスカバリフェーズの頻度)を動的に変更する処理のフローチャートである。
最初に、ディスカバリフェーズの通常転送フェーズに対する割り合いを表す閾値を設定した後(S600)、最初の通信セットを開始する。最初の通信セットでは、最初にディスカバリフェーズを行い、カウンタKをゼロに初期化する(S601)。
次に、通常転送フェーズを行い、カウンタKの値を1増やす(S602)。その後、カウンタKの値が閾値を越えたか否かを判定する(S603)。カウンタKの値が閾値を越えていない場合は、ステップS602に戻り、通常転送フェーズを繰り返す。一方、カウンタKの値が閾値を越えている場合、現在まで登録が完了したONU20の数を参照して、閾値を変更し(S605)、その後、ステップS601に戻り、ディスカバリフェーズを行う。
すなわち、第4の実施の形態の処理は、第1の実施の形態の処理(図5に示すフローチャート)から、ステップS604の処理を削除するだけである。
次に、ディスカバリ完了最大時間を設けずに、1回のディスカバリフェーズの時間を動的に変更する方法について説明する。
図18は、第4の実施の形態において、ディスカバリ完了最大時間を設けずに、ディスカバリフェーズの時間を変更する処理のフローチャートである。
最初に、1回のディスカバリフェーズの時間Tを初期値に設定した後(S610)、最初の通信セットを開始する。最初の通信セットでは、最初にディスカバリフェーズを行い、カウンタKをゼロに初期化する(S611)。そして、ディスカバリフェーズの実施時間が時間Tを経過するまで待機する(S612)。
時間Tが経過すると、通常転送フェーズを行い、カウンタKの値を1増やす(S613)。その後、カウンタKの値が所定値を越えたか否かを判定する(S614)。カウンタKの値が所定値を超えていない場合、通常転送フェーズ(S613)を繰り返す。カウンタKの値が所定値を越えている場合、現在まで登録が完了したONU20の数を参照して、1回のディスカバリフェーズの時間Tを変更し(S616)、その後、ディスカバリフェーズを行う(S610)。
すなわち、第4の実施の形態の処理は、第2の実施の形態の処理(図13に示すフローチャート)から、ステップS614の処理を削除するだけである。
なお、第4の実施の形態でも、前述した第1及び第2の実施の形態と同様に、ディスカバリ割り合い及び1回のディスカバリフェーズの時間Tを予め準備しておいてもよいし、その都度、計算してもよい。いずれも、ディスカバリ完了最大時間に関係なく、次回のディスカバリフェーズを行う際に、登録が完了したONU20の数を基づいてディスカバリフェーズの頻度や時間を変更する。その結果、全てのONU20のディスカバリが完了するまでの時間を短縮することができる。
以上説明した本発明の実施の形態のディスカバリ高速化方式は、光スプリッタ80や光スイッチ30を用いる光アクセスシステムのいずれにも適用することができる。
以上、本実施の形態による光アクセスシステムについて詳細な説明を行った。前述した説明は、実施の一形態に過ぎず、本発明の技術的思想および技術的範囲から離れることなく、様々な変形が可能である。
本発明の第1の実施の形態のディスカバリフェーズの頻度を変更する例を示すタイミング図である。 本発明の第1の実施の形態の光ネットワークシステムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のデータ転送フェーズを示すタイミング図である。 従来のEPONにおけるディスカバリ手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態のディスカバリフェーズの頻度を変更する処理のフローチャートである。 従来のディスカバリ頻度と転送効率の関係を示す表の説明図である。 従来のディスカバリ割り合い及びOLT−ONU間の距離と、ディスカバリ完了時間との関係の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のディスカバリ割り合いの閾値を決定するために使用される表の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のONUの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のOLTの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の光スプリッタの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態のディスカバリフェーズの時間を変更する例を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施の形態のディスカバリフェーズの時間を変更する処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の光ネットワークシステムの別な構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のディスカバリ割り合いの閾値を決定するために使用される表の説明図である。 本発明の第3の実施の形態の光スイッチ30の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態のディスカバリフェーズの頻度を変更する処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態のディスカバリフェーズの時間を変更する処理のフローチャートである。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 光ネットワーク装置(ONU)
30 光スイッチ(OSW)
40 光回線装置(OLT)
50 ゲートウェイ
60 バックボーンネットワーク
70 光アクセスシステム
80 光スプリッタ
500 ディスカバリフェーズ
501 通常転送フェーズ

Claims (18)

  1. 他のネットワークと接続される光回線装置、各々がユーザ端末と接続される複数の光ネットワーク装置、及び、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間に設置される光通信路切替装置又は光スプリッタを備える光アクセスシステムにおいて、
    前記光回線装置は、
    前記光ネットワーク装置を検出するための処理が行われるディスカバリフェーズの時間と、前記光ネットワーク装置からのデータが転送されるデータ転送フェーズの時間と、を割り当て、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記ディスカバリフェーズの時間が減少するように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、
    光ネットワーク装置のディスカバリを完了するための閾値時間を設定し、
    前記設定された閾値時間に、少なくとも一つの前記ディスカバリフェーズと、少なくとも一つの前記データ転送フェーズとが含まれるように、各々のフェーズを割り当て、
    前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記光回線装置に登録された前記光ネットワーク装置の数を計数し、
    前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、
    前記割り合いは、前記設定された閾値時間中、変更されないことを特徴とする光アクセスシステム。
  2. 前記光回線装置は、
    前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの間隔が長くなるように、前記ディスカバリフェーズの間隔を決定することを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  3. 前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間には光通信路切替装置が設置され、
    前記光通信路切替装置は、
    前記光ネットワーク装置からの光信号を検出する検出器を備え、
    前記光回線装置に登録されていない光ネットワーク装置からの光信号を検出した場合、前記未登録の光ネットワーク装置の数を前記光回線装置に通知し、
    前記光回線装置は、
    前記通知された未登録の光ネットワーク装置の数に基づいて、前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数を算出し、
    前記算出された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの間隔が長くなるように、前記ディスカバリフェーズの間隔を決定することを特徴とする請求項2に記載の光アクセスシステム。
  4. 前記光回線装置は、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応した、前記ディスカバリフェーズの間隔を複数含むディスカバリ割合情報を保持し、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応して、前記ディスカバリフェーズの間隔を、前記保持されたディスカバリ割合情報から選択することを特徴とする請求項2に記載の光アクセスシステム。
  5. 前記光回線装置は、前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記計数された光ネットワーク装置の数を用いて、前記ディスカバリフェーズの間隔を算出することを特徴とする請求項2に記載の光アクセスシステム。
  6. 前記光回線装置は、
    前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、1回の前記ディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  7. 前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間には光通信路切替装置が設置され、
    前記光通信路切替装置は、
    前記光ネットワーク装置からの光信号を検出する検出器を備え、
    前記光回線装置に登録されていない光ネットワーク装置からの光信号を検出した場合、前記検出された未登録の光ネットワーク装置の数を前記光回線装置に通知し、
    前記光回線装置は、
    前記未登録の光ネットワーク装置の数に基づいて、前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数を算出し、
    前記算出された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記1回のディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間を決定することを特徴とする請求項6に記載の光アクセスシステム。
  8. 前記光回線装置は、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応した、前記1回のディスカバリフェーズの時間を複数含むディスカバリ時間情報を保持し、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応して、前記1回のディスカバリフェーズの時間を、前記保持されたディスカバリ時間情報から選択することを特徴とする請求項6に記載の光アクセスシステム。
  9. 前記光回線装置は、前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記計数された光ネットワーク装置の数を用いて、前記1回のディスカバリフェーズの時間を算出することを特徴とする請求項6に記載の光アクセスシステム。
  10. 各々が端末と接続される複数の光ネットワーク装置と光通信路切替装置又は光スプリッタを介して通信し、他のネットワークと接続される光回線装置において、
    前記光ネットワーク装置を検出するための処理が行われるディスカバリフェーズの時間と、前記光ネットワーク装置からのデータが転送されるデータ転送フェーズの時間と、を割り当て、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記ディスカバリフェーズの時間が減少するように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、
    光ネットワーク装置のディスカバリを完了するための閾値時間を設定し、
    前記設定された閾値時間には、少なくとも一つの前記ディスカバリフェーズと、少なくとも一つの前記データ転送フェーズとが含まれ、
    前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記光回線装置に登録された前記光ネットワーク装置の数を計数し、
    前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間と前記データ転送フェーズの時間との割り合いを変更し、
    前記割り合いは、前記設定された閾値時間中、変更されないことを特徴とする光回線装置。
  11. 前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの間隔が長くなるように、前記ディスカバリフェーズの間隔を決定することを特徴とする請求項10に記載の光回線装置。
  12. 前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間には光通信路切替装置が設置され、
    前記光通信路切替装置は、
    前記光ネットワーク装置からの光信号を検出する検出器を備え、
    前記光回線装置に登録されていない光ネットワーク装置からの光信号を検出した場合、前記未登録の光ネットワーク装置の数を前記光回線装置に通知し、
    前記光回線装置は、
    前記通知された未登録の光ネットワーク装置の数に基づいて、前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数を算出し、
    前記算出された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記設定された閾値時間中の前記ディスカバリフェーズの間隔が長くなるように、前記ディスカバリフェーズの間隔を決定することを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  13. 前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応した、前記ディスカバリフェーズの間隔を複数含むディスカバリ割合情報を保持し、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応して、前記ディスカバリフェーズの間隔を、前記保持されたディスカバリ割合情報から選択することを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  14. 前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記計数された光ネットワーク装置の数を用いて、前記ディスカバリフェーズの間隔を算出することを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  15. 前記計数された光ネットワーク装置の数が増加すると、1回の前記ディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間を決定することを特徴とする請求項10に記載の光回線装置。
  16. 前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間には光通信路切替装置が設置され、
    前記光通信路切替装置は、
    前記光ネットワーク装置からの光信号を検出する検出器を備え、
    前記光回線装置に登録されていない光ネットワーク装置からの光信号を検出した場合、前記検出された未登録の光ネットワーク装置の数を前記光回線装置に通知し、
    前記光回線装置は、
    前記未登録の光ネットワーク装置の数に基づいて、前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数を算出し、
    前記算出された光ネットワーク装置の数が増加すると、前記1回のディスカバリフェーズの時間が短くなるように、前記ディスカバリフェーズの時間を決定することを特徴とする請求項15に記載の光回線装置。
  17. 前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応した、前記1回のディスカバリフェーズの時間を複数含むディスカバリ時間情報を保持し、
    前記光回線装置に登録された光ネットワーク装置の数に対応して、前記1回のディスカバリフェーズの時間を、前記保持されたディスカバリ時間情報から選択することを特徴とする請求項15に記載の光回線装置。
  18. 前記設定された閾値時間が経過した場合に、前記計数された光ネットワーク装置の数を用いて、前記1回のディスカバリフェーズの時間を算出することを特徴とする請求項15に記載の光回線装置。
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