JP5642903B2 - 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、投写用ズームレンズおよび投写型表示装置に関し、例えば、ライトバルブからの映像情報を担持した光束をスクリーン上に拡大投写するのに好適な投写用ズームレンズおよびこれを用いた投写型表示装置に関するものである。
従来、プレゼンテーション等の際、液晶表示素子やDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス:登録商標)等のライトバルブに表示した画像を拡大投写する投写型表示装置が用いられている。この装置に搭載される投写用レンズに対する要望としては例えば、ライトバルブと投写レンズとの間に色合成光学系を配置できるように長いバックフォーカスを有すること、色合成光学系の角度依存性を考慮して縮小側がテレセントリックであること、室内空間での設置性を考慮してコンパクトな構成であること等が挙げられる。
さらに近年では、スクリーン上での画像サイズを変更可能なズームレンズが多用されることから、その変化の割合の大きなもの、すなわち高ズーム比のズームレンズが望まれている。また、投写型表示装置から近い位置に大きな画像を投写できるワイド化機能が要求されることから、広角化も要望されている。さらにまた、より高輝度な投写型表示装置を実現するために、レンズ系に対してもFナンバーが小さく明るいことが求められ、なおかつ最近の高解像のライトバルブに対応可能なように、良好に収差補正がされていることも求められている。
上記要望に応えるべく、5群または6群構成の投写用ズームレンズが提案されている。従来知られている6群構成の投写用ズームレンズとしては、例えば下記特許文献1〜4に記載されているような、最も拡大側に変倍時に固定で負の屈折力を有する第1レンズ群、最も縮小側に変倍時に固定で正の屈折力を有する第6レンズ群を配置し、これらの間に変倍時に移動する第2〜第5レンズ群の4つのレンズ群を配設したものがある。また、下記特許文献5には、最も拡大側に変倍時に固定で負の屈折力を有する第1レンズ群、最も縮小側に変倍時に固定で正の屈折力を有する第5レンズ群を配置し、これらの間に変倍時に移動する第2〜第4レンズ群の3つのレンズ群を配設した5群構成の投写用ズームレンズが記載されている。
特開2005−316186号公報 特開2008−275713号公報 特開2011−100079号公報 特開2010−156762号公報 特開2011−154339号公報
近年では開発競争の激化とともに、複数の高度な要望を同時に満たす投写用ズームレンズが望まれている。すなわち、サイズを抑制しながら、より高性能で、よりFナンバーが小さく、より広角化が図られた、より高ズーム比の汎用性の高いズームレンズが要望されている。
しかしながら、特許文献1に記載の6群構成のズームレンズは、画角およびズーム比が不十分である。特許文献2に記載のものは、画角が小さい。特許文献3に記載のものは、Fナンバーが大きい。特許文献4に記載の6群構成のズームレンズは、Fナンバーが大きめである。特許文献5に記載のものに対しては、より小さなFナンバーとさらなる広角化を同時に満たすように望まれることがある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、縮小側がテレセントリックとされ、光学系の大型化を抑制しながら、小さなFナンバー、広角、高ズーム比、良好な光学性能を同時に実現する投写用ズームレンズおよびこのような投写用ズームレンズを備えた投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群との実質的に6つのレンズ群からなり、変倍の際に、第1レンズ群および第6レンズ群は固定されており、第2〜第5レンズ群は隣り合うレンズ群の間隔が変化して移動するように構成されており、縮小側がテレセントリックであり、第5レンズ群における拡大側から1〜4番目のレンズがそれぞれ、拡大側に凸面を向けた負メニスカス形状の単レンズ、正の単レンズ、両凹レンズ、両凸レンズであり、そのうちの両凹レンズと両凸レンズとは接合されており、下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
2.5<(R51a+R51b)/(R51a−R51b)<7.0 … (1)
ただし、
R51a:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの拡大側の面の曲率半径
R51b:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(2)〜(4)を満足することが好ましい。
νd51<35.0 … (2)
1.72<Nd52 … (3)
νd52<60.0 … (4)
ただし、
νd51:第5レンズ群の最も拡大側のレンズのd線に関するアッベ数
Nd52:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関する屈折率
νd52:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関するアッベ数
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(5)を満足することが好ましい。
0.10<R51b/R52a<0.70 … (5)
ただし、
R51b:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
R52a:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズの拡大側の面の曲率半径
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、広角端から望遠端への変倍の際に、第4レンズ群が縮小側へ移動するように構成されていることが好ましい。
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(6)、(7)を満足することが好ましい。
(|fF56w|−dG45w)/fw<0.0 … (6)
0.0<(|fF56t|−dG45t)/fw … (7)
ただし、
fw:広角端における全系の焦点距離
fF56w:広角端における第5レンズ群と第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
fF56t:望遠端における第5レンズ群と第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
dG45w:広角端における第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上の間隔
dG45t:望遠端における第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上の間隔
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、広角端から望遠端への変倍の際に、第2レンズ群および第5レンズ群が拡大側へ移動するように構成されていることが好ましい。
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、第4レンズ群が、1枚の負レンズからなるようにしてもよい。
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(8)を満足することが好ましい。
−6.0<f4/fw<−2.0 … (8)
ただし、
f4:第4レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、第1レンズ群の最も拡大側のレンズが、少なくとも1面の非球面を有することが好ましい。
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、第3レンズ群が、正レンズと負レンズとを拡大側からこの順に接合した接合レンズからなるように構成してもよい。
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(9)を満足することが好ましい。
4.0<f3/fw<12.0 … (9)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(10)を満足することが好ましい。
2.0<f5/fw<6.0 … (10)
ただし、
f5:第5レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(11)を満足することが好ましい。
Fnw≦1.8 … (11)
ただし、
Fnw:広角端におけるFナンバー
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(12)を満足することが好ましい。
60°≦2ωw … (12)
ただし、
2ωw:広角端における最大全画角
また、本発明に係る投写用ズームレンズにおいては、下記条件式(13)を満足することが好ましい。
1.4≦Zr … (13)
ただし、
Zr:ズーム比
本発明に係る投写型表示装置は、光源と、該光源からの光が入射するライトバルブと、該ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用ズームレンズとして上述した本発明の投写用ズームレンズとを備えたことを特徴とするものである。
なお、上記「拡大側」とは、被投写側(スクリーン側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にスクリーン側を拡大側と称するものとする。一方、上記「縮小側」とは、原画像表示領域側(ライトバルブ側)を意味し、縮小投写する場合も、便宜的にライトバルブ側を縮小側と称するものとする。
なお、上記「実質的に6つのレンズ群からなり」とは、構成要素として挙げたレンズ群以外に、実質的にパワーを有さないレンズやレンズ群、絞りやカバーガラス等レンズ以外の光学要素等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、上記「レンズ群」とは、必ずしも複数のレンズから構成されるものだけでなく、1枚のレンズのみで構成されるものも含むものとする。
なお、「単レンズ」とは、接合されていない1枚のレンズからなるものを意味する。
なお、上記レンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。
なお、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた形状の場合を正とし、像側に凸面を向けた形状の場合を負とすることにする。
なお、「バックフォーカス」、「フロントフォーカス」については、拡大側、縮小側をそれぞれ一般的な撮像レンズの物体側、像側に相当するものとして考え、拡大側、縮小側それぞれをフロント側、バック側とするものとする。
本発明に係る投写用ズームレンズは、最も拡大側に変倍時に固定の負の第1レンズ群、最も縮小側に変倍時に固定の正の第6レンズ群を配置し、これらの間に拡大側から順に、正、正、負、正の変倍時に移動する4つのレンズ群を配置し、縮小側をテレセントリックとし、第5レンズ群の拡大側から1〜4番目のレンズの構成を詳細に設定しているため、光学系の大型化を抑制しながら、小さなFナンバー、広角、高ズーム比、良好な光学性能を同時に実現することができる。
また、本発明に係る投写型表示装置は、本発明の投写用ズームレンズを備えているため、装置の大型化を抑制可能であり、高ズーム比で広角であり、良好な投写性能を有することができる。
本発明の実施例1に係る投写用ズームレンズのレンズ構成および光線軌跡を示す断面図 本発明の実施例2に係る投写用ズームレンズのレンズ構成および光線軌跡を示す断面図 本発明の実施例3に係る投写用ズームレンズのレンズ構成および光線軌跡を示す断面図 本発明の実施例4に係る投写用ズームレンズのレンズ構成および光線軌跡を示す断面図 本発明の実施例5に係る投写用ズームレンズのレンズ構成および光線軌跡を示す断面図 図6(A)〜図6(L)は本発明の実施例1に係る投写用ズームレンズの各収差図 図7(A)〜図7(L)は本発明の実施例2に係る投写用ズームレンズの各収差図 図8(A)〜図8(L)は本発明の実施例3に係る投写用ズームレンズの各収差図 図9(A)〜図9(L)は本発明の実施例4に係る投写用ズームレンズの各収差図 図10(A)〜図10(L)は本発明の実施例5に係る投写用ズームレンズの各収差図 本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜図5は、本発明の実施形態にかかる投写用ズームレンズの構成例を示す断面図であり、それぞれ後述の実施例1〜5の投写用ズームレンズに対応している。図1〜図5に示す例の基本的な構成は同様であり、図1〜図5の図示方法も同様であるため、ここでは主に図1を参照しながら、本発明の実施形態にかかる投写用ズームレンズについて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る投写用ズームレンズのレンズ構成を示す断面図であり、左側にそれぞれW、M、Tという記号が付された上段、中段、下段に、それぞれ広角端、中間焦点距離状態、望遠端における各レンズ群の配置と構成を示している。なお、図1には、軸上光束4、最大画角の軸外光束5も合わせて示している。
この投写用ズームレンズは、例えば投写型表示装置に搭載されて、ライトバルブに表示された画像情報をスクリーンへ投写する投写レンズとして使用可能である。図1では、図の左側を拡大側、右側を縮小側とし、投写型表示装置に搭載される場合を想定して、色合成部または照明光分離部に用いられるフィルタやプリズム等を想定したガラスブロック2と、ガラスブロック2の縮小側の面に位置するライトバルブの画像表示面1も合わせて図示している。
投写型表示装置においては、画像表示面1で画像情報を与えられた光束が、ガラスブロック2を介して、この投写用ズームレンズに入射され、この投写用ズームレンズにより紙面左側方向に配置されるスクリーン(不図示)上に投写されるようになる。
なお、図1では、ガラスブロック2の縮小側の面の位置と画像表示面1の位置とが一致した例を示しているが、必ずしもこれに限定されない。また、図1には、1枚の画像表示面1のみを記載しているが、投写型表示装置において、光源からの光束を色分離光学系により3原色に分離し、各原色用に3つのライトバルブを配設して、フルカラー画像を表示可能とするように構成してもよい。
本実施形態に係る投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6との実質的に6つのレンズ群からなり、縮小側がテレセントリックとなるように構成されている。
なお、「縮小側がテレセントリック」とは、縮小側の像面の任意の点に集光する光束の断面において上側の最大光線と下側の最大光線との二等分角線が光軸と平行に近い状態を指すものであり、完全にテレセントリックな場合、すなわち前記2等分角線が光軸に対して完全に平行な場合に限るものではなく、多少の誤差がある場合をも含むものを意味する。ここで多少の誤差がある場合とは、光軸に対する前記2等分角線の傾きが±3°の範囲内の場合である。図1では、最大画角の軸外光束5に関する上記二等分角線を仮想的な主光線6として図示している。
全系の最も拡大側のレンズ群を負レンズ群とし、最も縮小側のレンズ群を正レンズ群としたネガティブリード型の構成は、ポジティブリード型の構成に比べ、広角化に有利となる。また、ネガティブリード型の構成は、プリズム等を挿入するために必要な長さのバックフォーカスを確保することが容易である。
変倍の際に、第1レンズ群G1および第6レンズ群G6は固定されており、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5とは移動する。図1では、広角端から中間焦点距離状態へ変化する際、および中間焦点距離状態から望遠端へ変化する際の移動するレンズ群の概略的な移動方向を各位置の間の矢印で示している。
本投写用ズームレンズは、変倍時に第2レンズ群G2〜第5レンズ群G5の4つのレンズ群を移動させることにより、ズーム機能を有する構成とされている。すなわち、4つのレンズ群に変倍機能を分担させているため、小型化、高性能化、高ズーム比化および小さなFナンバーに対する要求を同時に満たすことが可能となる。変倍時に移動するレンズ群が3つ以下の場合は、これらの要求を同時に満たすことは容易ではない。
また、変倍時に移動する4つの移動群の屈折力を拡大側から順に、正、正、負、正とすることで、大径化しやすい第1レンズ群G1と第2レンズ群G2のレンズ径を大きくなりすぎないように抑制しながら、広角化と小さなFナンバーを同時に実現することができる。
広角端から望遠端への変倍の際に、第2レンズ群G2と第5レンズ群G5は拡大側へ移動することが好ましく、このようにした場合は小型化に有利となる。また、広角端から望遠端への変倍の際に、第4レンズ群G4は縮小側へ移動することが好ましく、このようにした場合は広角化と小さなFナンバーを同時に実現することに有利となる。
図1に示す例の各レンズ群の構成としては、第1レンズ群G1はレンズL11〜L13の3枚のレンズからなり、第2レンズ群G2はレンズL21、L22の2枚のレンズからなり、第3レンズ群G3はレンズL31、L32の2枚のレンズからなり、第4レンズ群G4はレンズL41の1枚のレンズからなり、第5レンズ群G5はレンズL51〜L56の6枚のレンズからなり、第6レンズ群G6はレンズL61の1枚のレンズからなる。なお、本発明の投写用ズームレンズの第1レンズ群G1は、図3〜図5に示す例のように、4枚構成としてもよい。また、本発明の投写用ズームレンズの各レンズ群を構成するレンズの枚数は必ずしも図1〜図5に示す例に限定されない。
本発明の投写用ズームレンズは、第5レンズ群G5の拡大側から1〜4番目のレンズであるレンズL51〜L54の構成に特徴を有する。図1に示すように、レンズL51は拡大側に凸面を向けた負メニスカス形状の単レンズであり、レンズL52は正の単レンズであり、レンズL53は両凹レンズであり、レンズL54は両凸レンズであり、レンズL53とレンズL54は接合されて接合レンズを構成する。
第5レンズ群G5の拡大側の4枚のレンズを上記構成とすることで、小さなFナンバーを実現しながら、ズーム全域で像面湾曲と軸上色収差を良好に補正することができる。特に、レンズL51、L52をともに接合されていない単レンズとしてこれらの間に空気間隔を形成することで、像面湾曲の補正に有利となる。より良好な像面湾曲の補正のためには、レンズL52の拡大側の面は凸面として、レンズL51とレンズL52の間に厚みの薄い空気レンズを形成することが好ましい。
その他のレンズ群については、以下のように構成することが好ましい。第1レンズ群G1の最も拡大側に配置されるレンズL11は、少なくとも1面の非球面を有することが好ましい。レンズL11を非球面レンズとした場合は、レンズ枚数を抑えて、歪曲収差を良好に補正することが可能となる。また、レンズL11は、全系で径が最大となるレンズであることから、プラスチックレンズとすることが好ましく、そのようにした場合は安価で軽量に構成できる。
第3レンズ群G3は、正レンズと負レンズとを拡大側からこの順に接合した1組の接合レンズからなることが好ましい。第3レンズ群G3をこのような構成とすることで、レンズ系の全長を抑制しながらズーム全域で軸上色収差を良好に補正することができる。
第4レンズ群G4は、1枚の負レンズからなることが好ましい。このようにした場合は、限られたレンズ系の長さの中で移動群の移動スペースを有効に確保することができる。
第6レンズ群G6は、1枚の正レンズからなることが好ましい。このようにした場合は、小型化に有利となる。
さらに、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(1)を満足することが好ましい。
2.5<(R51a+R51b)/(R51a−R51b)<7.0 … (1)
ただし、
R51a:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの拡大側の面の曲率半径
R51b:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
条件式(1)の下限以下になると、第5レンズ群G5内のパワーバランスが崩れ、小さなFナンバーを確保しながら像面湾曲を良好に補正することが困難となる。条件式(1)の上限以上になると、レンズL51の拡大側の面の曲率半径と縮小側の面の曲率半径が近くなり、加工性が悪化する。条件式(1)を満足することで、小さなFナンバーを確保しながら良好に像面湾曲が補正されたレンズ系を実現することができる。
上記事情から、像面湾曲のより良好な補正と加工性の向上のためには、下記条件式(1’)を満足することがより好ましい。
3.0<(R51a+R51b)/(R51a−R51b)<5.5 … (1’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(2)〜(4)を満足することが好ましい。条件式(2)、(3)、(4)を同時に満足することで、ズーム全域にわたって軸上色収差の変動を良好に抑制することができる。
νd51<35.0 … (2)
1.72<Nd52 … (3)
νd52<60.0 … (4)
ただし、
νd51:第5レンズ群の最も拡大側のレンズのd線に関するアッベ数
Nd52:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関する屈折率
νd52:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関するアッベ数
上記条件式(2)、(3)、(4)に加え、下記条件式(2’)、(3’)、(4’)の少なくともいずれか1つを満足することがより好ましい。
23.0<νd51<30.0 … (2’)
1.75<Nd52<1.80 … (3’)
35.0<νd52<55.0 … (4’)
条件式(2’)の上限、条件式(3’)の下限、条件式(4’)上限または下限をそれぞれ満足することで、ズーム全域にわたって軸上色収差の変動をより良好に抑制することができる。条件式(2’)の下限、条件式(3’)の上限から外れるような一般的な材質は内部透過率が低いため、レンズ系の透過率の低下を招く。
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(5)を満足することが好ましい。条件式(5)を満足する場合、レンズL51の縮小側の面とレンズL52の拡大側の面によって形成される空気レンズは、拡大側に凸面を向けたメニスカス形状となる。条件式(5)を満足することで、小さなFナンバーを実現しながら、像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
0.10<R51b/R52a<0.70 … (5)
ただし、
R51b:第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
R52a:第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズの拡大側の面の曲率半径
上記事情から、像面湾曲のより良好な補正のためには、下記条件式(5’)を満足することがより好ましい。
0.25<R51b/R52a<0.50 … (5’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(6)、(7)を満足することが好ましい。
(|fF56w|−dG45w)/fw<0.0 … (6)
0.0<(|fF56t|−dG45t)/fw … (7)
ただし、
fw:広角端における全系の焦点距離
fF56w:広角端における第5レンズ群と第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
fF56t:望遠端における第5レンズ群と第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
dG45w:広角端における第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上の間隔
dG45t:望遠端における第4レンズ群と第5レンズ群の光軸上の間隔
条件式(6)、(7)は、上述した仮想的な主光線6と光軸Zの交点を仮想的な絞り位置と考えたとき、縮小側がテレセントリックな本投写用ズームレンズにおいて、この仮想的な絞り位置と第4レンズ群G4との位置関係を規定するものである。
条件式(6)を満足することで、広角端において、第4レンズ群G4が上記仮想的な絞り位置よりも拡大側に位置することになる。よって、画像表示面1から拡大側へ進行する仮想的な主光線6を考えたとき、この仮想的な主光線6は光軸Zを横切った後に第4レンズ群G4に入射し、負の屈折力を有する第4レンズ群G4により光軸Zから離れる方向へ屈折することになるため、レンズ系のより広角化を図ることができる。
一方、条件式(7)を満足することで、望遠端においては、第4レンズ群G4が上記仮想的な絞り位置よりも縮小側に位置することになる。このとき、図1の下段の望遠端の構成図に示すように、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔は広いものとなっている。画像表示面1から拡大側へ進行する軸上光束4を考えたとき、この軸上光束4は負の屈折力を有する第4レンズ群G4により発散作用を受け光束径を広げながら第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間の長い距離を進行できるため、最終的に第1レンズ群G1を出射後の光束径を大きなものとすることができ、ズーム比をより大きなものとすることができる。
条件式(6)、(7)を同時に満足することで、広角化と高ズーム比化の両方を達成することができる。さらに、下記条件式(6’)、(7’)の少なくともいずれか一方を満足することがより好ましい。
−1.2<(|fF56w|−dG45w)/fw<0.0 … (6’)
0.0<(|fF56t|−dG45t)/fw<1.0 … (7’)
条件式(6’)の下限以下になると、レンズ系の全長が長くなりすぎ、また、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3のレンズ径が大きくなる。条件式(7’)の上限以上になると、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3のレンズ径が大きくなる。
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(8)を満足することが好ましい。
−6.0<f4/fw<−2.0 … (8)
ただし、
f4:第4レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
条件式(8)の下限以下になると、第4レンズ群G4の負の屈折力が弱くなる。そのため、第3レンズ群G3と第5レンズ群G5の正の屈折力も弱くなり全長が長くなりすぎるか、第3レンズ群G3〜第5レンズ群G5において各レンズ群間隔が広くなり全長が長くなりすぎる。条件式(8)の上限以上になると、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3のレンズ径が大きくなる。
上記事情から、レンズ系の全長および第2レンズ群G2と第3レンズ群G3のレンズ径の抑制のためには、下記条件式(8’)を満足することがより好ましい。
−5.0<f4/fw<−3.0 … (8’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(9)を満足することが好ましい。
4.0<f3/fw<12.0 … (9)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
条件式(9)の下限以下になると、変倍時の軸上色収差の変動が大きくなる。条件式(9)の上限以上になると、第2レンズ群G2のレンズ径が大きくなり、第2レンズ群G2の屈折力が強くなり、像面湾曲と球面収差が悪化する。
上記事情から、変倍時の軸上色収差の変動、第2レンズ群G2のレンズの大径化、像面湾曲と球面収差の悪化をより抑制するためには、下記条件式(9’)を満足することがより好ましい。
5.5<f3/fw<10.0 … (9’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(10)を満足することが好ましい。
2.0<f5/fw<6.0 … (10)
ただし、
f5:第5レンズ群の焦点距離
fw:広角端における全系の焦点距離
条件式(10)の下限以下になると、第6レンズ群G6の屈折力が弱くなり、レンズ系の全長が長くなる。条件式(10)の上限以上になると、第5レンズ群G5の屈折力が弱くなり、変倍時の移動量が大きくなり、小型化に不利となる。
上記事情から、よりレンズ系の全長を抑え、より小型化を図るためには、下記条件式(10’)を満足することがより好ましい。
3.0<f5/fw<5.5 … (10’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(11)を満足することが好ましい。条件式(11)を満足しない場合には、近年要望される明るい光学系を実現することができない。より明るい光学系の実現のためには、下記条件式(11’)を満足することがより好ましい。
Fnw≦1.8 … (11)
Fnw≦1.7 … (11’)
ただし、
Fnw:広角端におけるFナンバー
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(12)を満足することが好ましい。条件式(12)を満足しない場合には、広角用途の要望に対応することができなくなる。広角用途により好適なものとするためには、下記条件式(12’)を満足することがより好ましい。
60°≦2ωw … (12)
65°≦2ωw … (12’)
ただし、
2ωw:広角端における最大全画角
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(13)を満足することが好ましい。条件式(13)を満足しない場合には、高いズーム比が得られず、使用可能な範囲が狭くなり、汎用性が低下する。
1.4≦Zr … (13)
ただし、
Zr:ズーム比
さらに、下記条件式(13’)を満足することがより好ましい。
1.5≦Zr≦2.0 … (13’)
条件式(13’)の下限以上とすることで、より高いズーム比を得ることが可能となる。条件式(13’)の上限を上回ると、レンズ系の全長が長くなりすぎ、小型に構成することが困難になる。条件式(13’)を満たす場合は、小型化と高い汎用性を実現することが可能となる。
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(14)を満足することが好ましい。
1.2<Bf/Imφ … (14)
ただし、
Bf:全系のバックフォーカス(空気換算距離)
Imφ:縮小側における最大有効像円直径
なお、上記「Imφ」は、例えば、投写用ズームレンズの仕様や、投写用ズームレンズが搭載される装置の仕様によって求めることができる。
条件式(14)は、バックフォーカスとイメージサークルとの関係を好適に設定するためのものである。条件式(14)の下限以下になると、所望のイメージサークルの大きさを得ながら、レンズ系の縮小側に、ビームスプリッタや、クロスダイクロイックプリズム、TIRプリズム等の色合成手段としてのガラスブロック等を挿入する適切なスペースを確保することが困難となる。
さらに、下記条件式(14’)を満足することがより好ましい。条件式(14’)の上限以上になると、全長が長くなりすぎる。
1.2<Bf/Imφ<2.0 … (14’)
また、本実施形態の投写用ズームレンズは、下記条件式(15)を満足することが好ましい。
1.5<Bf/fw … (15)
ただし、
Bf:全系のバックフォーカス(空気換算距離)
fw:広角端における全系の焦点距離
条件式(15)の下限以下になると、レンズ系の縮小側に、ビームスプリッタや、クロスダイクロイックプリズム、TIRプリズム等の色合成手段としてのガラスブロック等を挿入する適切なスペースを確保することが困難となる。
さらに、下記条件式(15’)を満足することがより好ましい。条件式(15’)の下限を満たすことで、ガラスブロック等を挿入するよりスペースを確保することがより容易となる。条件式(15’)の上限以上になると、全長が長くなりすぎる。
1.7<Bf/fw<2.5 … (15’)
なお、本発明の目的とする投写用ズームレンズとしては、全変倍域でディストーション(歪曲収差)が約2%以下に抑えられていることが好ましい。
次に、本発明に係る投写型表示装置の実施形態について、図11を用いて説明する。図11は本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の概略構成図である。
図11に示す投写型表示装置100は、本発明の実施形態にかかる投写用ズームレンズ10と、光源20と、各色光に対応したライトバルブとしての透過型表示素子11a〜11cと、色分解のためのダイクロイックミラー12、13と、色合成のためのクロスダイクロイックプリズム14と、コンデンサレンズ16a〜16cと、光路を偏向するための全反射ミラー18a〜18cとを有する。なお、図11では、投写用ズームレンズ10は概略的に図示しており、光源20とダイクロイックミラー12の間にはインテグレータが配されているが、図11ではその図示を省略している。
光源20からの白色光は、ダイクロイックミラー12、13で3つの色光光束(G光、B光、R光)に分解された後、それぞれコンデンサレンズ16a〜16cを経て各色光光束にそれぞれ対応する透過型表示素子11a〜11cに入射して光変調され、クロスダイクロイックプリズム14により色合成された後、投写用ズームレンズ10に入射する。投写用ズームレンズ10は、透過型表示素子11a〜11cにより光変調された光による光学像を不図示のスクリーン上に投写する。
透過型表示素子11a〜11cとしては、例えば透過型液晶表示素子等を用いることができる。なお、図11ではライトバルブとして透過型表示素子を用いた例を示したが、本発明の投写型表示装置が備えるライトバルブは、これに限られるものではなく、反射型液晶表示素子あるいはDMD等の他の光変調手段を用いてもよい。
次に、本発明の投写用ズームレンズの具体的な実施例について説明する。
<実施例1>
実施例1の投写用ズームレンズのレンズ構成図および光線軌跡は図1に示したものである。図1に関する説明は上述しているためここでは重複説明を省略する。図1に示す構成は、投写距離が無限遠のときのものである。
実施例1の投写用ズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、正の屈折力を有する第6レンズ群G6とが配列された6群構成であり、縮小側がテレセントリックとされている。第6レンズ群G6の縮小側には、赤外線カットフィルタやローパスフィルタ等の各種フィルタや色合成プリズム等を想定したガラスブロック2が配置され、ガラスブロック2の縮小側の面に接するようにライトバルブの画像表示面1が配置されている。
変倍時には、第1レンズ群G1と第6レンズ群G6は固定されており、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5は可動とされ、その可動態様は概略的に図1中の矢印で表されている。広角端から望遠端への変倍の際には第2レンズ群G2と第5レンズ群G5が拡大側へ移動し、第4レンズ群G4が縮小側へ移動するように構成されている。
第1レンズ群G1は、拡大側から順に、近軸領域で拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなるレンズL11と、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなるレンズL12と、両凹レンズよりなるレンズL13とから構成されている。レンズL11の両側の面が非球面である。
第2レンズ群G2は、拡大側から順に、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなるレンズL21と、拡大側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなるレンズL22とから構成されている。
第3レンズ群G3は、拡大側から順に、両凸レンズよりなるレンズL31と、両凹レンズよりなるレンズL32とから構成されている。レンズL31とレンズL32は接合されている。
第4レンズ群G4は、両凹レンズよりなるレンズL41のみから構成されている。
第5レンズ群G5は、拡大側から順に、拡大側に凸面を向けた負メニスカスレンズよりなるレンズL51と、両凸レンズよりなるレンズL52と、両凹レンズよりなるレンズL53と、両凸レンズよりなるレンズL54と、両凸レンズよりなるレンズL55と、縮小側に凸面を向けた正メニスカスレンズよりなるレンズL56とから構成されている。レンズL53とレンズL54とは接合されている。
第6レンズ群G6は、両凸レンズよりなるレンズL61のみから構成されている。
表1に、実施例1の投写用ズームレンズの基本レンズデータを示す。基本レンズデータのSiの欄には最も拡大側の構成要素の拡大側の面を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するように構成要素の面に面番号を付したときのi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示し、Ndjの欄には最も拡大側の構成要素を1番目として縮小側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm)に関する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線に関するアッベ数を示す。
ただし、曲率半径の符号は、面形状が拡大側に凸の場合を正、縮小側に凸の場合を負としており、基本レンズデータにはガラスブロック2も含めて示している。また、面番号が1、2の面は非球面であり、これらの面番号には*印が付いている。非球面の曲率半径の欄には近軸の曲率半径の数値を示している。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6の間隔は、変倍時に変化する可変面間隔である。これら可変面間隔の欄にはそれぞれDD[6]、DD[10]、DD[13]、DD[15]、DD[26]と記入している。すなわち、i番目の面とi+1番目の面との間隔が可変面間隔の場合は、DD[Di]となるように記載している。
表2に、実施例1の投写用ズームレンズの広角端、中間焦点距離状態、望遠端それぞれにおける、d線に関する諸元と上記各可変面間隔の値を示す。表2のf’は全系の焦点距離、FNo.はFナンバー、2ωは全画角(単位は度)である。
表3に、面番号が1、2の面の非球面係数を示す。表3の非球面係数の数値の「E−n」(n:整数)は「×10−」を意味する。非球面係数は、下式で表される非球面式における各係数K、Am(m=3、4、5、…15)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−K・C・h1/2}+ΣAm・h
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率
K、Am:非球面係数(m=3、4、5、…15)
なお、表1〜表3に示す数値は、広角端における全系の焦点距離が1となるように規格化されたものであり、投写距離が無限遠のときのものである。また、各表の数値は、所定の桁でまるめたものである。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
Figure 0005642903
図6(A)〜図6(D)にそれぞれ、広角端における実施例1の投写用ズームレンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。図6(E)〜図6(H)にそれぞれ、中間焦点距離状態における実施例1の投写用ズームレンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。図6(I)〜図6(L)にそれぞれ、望遠端における実施例1の投写用ズームレンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差(倍率の色収差)の各収差図を示す。
図6(A)〜図6(L)の各収差図は、d線を基準としたものであるが、球面収差図では、F線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)に関する収差も示しており、倍率色収差図では、F線、C線に関する収差を示している。また、非点収差図ではサジタル方向、タンジェンシャル方向それぞれに関する収差を実線、破線で示しており、線種の説明にそれぞれ(S)、(T)という記号を記入して示している。球面収差図の縦軸上方に記載のFNo.はFナンバー、その他の収差図の縦軸上方に記載のωは半画角を意味する。なお、図6(A)〜図6(L)の収差図は、縮小倍率が−0.00625倍のときのものである。
上記の実施例1の説明で述べた各種データの記号、意味、記載方法、広角端における全系の焦点距離が1となるように規格化されている点、レンズ構成図およびレンズデータの数値は投写距離が無限遠のときのものである点、収差図は縮小倍率が−0.00625倍のときのものである点は、特に断りがない限り以下の実施例2〜5のものについても同様である。
<実施例2>
実施例2の投写用ズームレンズのレンズ構成図および光線軌跡は図2に示したものである。実施例2の投写用ズームレンズは、実施例1の投写用ズームレンズと略同様の構成とされているが、レンズL56が両凸レンズよりなる点において相違している。
表4、表5、表6にそれぞれ、実施例2の投写用ズームレンズの基本レンズデータ、d線に関する諸元と可変面間隔、非球面係数を示す。図7(A)〜図7(L)にそれぞれ、実施例2の投写用ズームレンズの各収差図を示す。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
Figure 0005642903
<実施例3>
実施例3の投写用ズームレンズのレンズ構成図および光線軌跡は図3に示したものである。実施例3の投写用ズームレンズは、実施例1の投写用ズームレンズと略同様の構成とされているが、第1レンズ群G1が拡大側から順にレンズL11〜L14が配列された4枚構成であり、レンズL13が拡大側に平面を向けた平凹レンズよりなり、レンズL14が両凹レンズよりなる点、レンズL56が両凸レンズよりなる点において相違している。
表7、表8、表9にそれぞれ、実施例3の投写用ズームレンズの基本レンズデータ、d線に関する諸元と可変面間隔、非球面係数を示す。図8(A)〜図8(L)にそれぞれ、実施例3の投写用ズームレンズの各収差図を示す。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
Figure 0005642903
<実施例4>
実施例4の投写用ズームレンズのレンズ構成図および光線軌跡は図4に示したものである。実施例4の投写用ズームレンズは、実施例3の投写用ズームレンズと略同様の構成とされている。
表10、表11、表12にそれぞれ、実施例4の投写用ズームレンズの基本レンズデータ、d線に関する諸元と可変面間隔、非球面係数を示す。図9(A)〜図9(L)にそれぞれ、実施例4の投写用ズームレンズの各収差図を示す。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
Figure 0005642903
<実施例5>
実施例5の投写用ズームレンズのレンズ構成図および光線軌跡は図5に示したものである。実施例5の投写用ズームレンズは、実施例3の投写用ズームレンズと略同様の構成とされているが、レンズL13が両凹レンズよりなる点、レンズL14が両凸レンズよりなる点において相違している。
表13、表14、表15にそれぞれ、実施例5の投写用ズームレンズの基本レンズデータ、d線に関する諸元と可変面間隔、非球面係数を示す。図10(A)〜図10(L)にそれぞれ、実施例5の投写用ズームレンズの各収差図を示す。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
Figure 0005642903
表16に、上記実施例1〜5の上記各条件式(1)〜(15)の対応値を示す。また、表17に、上記実施例1〜5の各種値を示す。ただし、表17のf1は第1レンズ群G1の焦点距離、f2は第2レンズ群G2の焦点距離、f6は第6レンズ群G6の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。
Figure 0005642903
Figure 0005642903
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明の投写用ズームレンズとしては、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数を適宜変更することが可能である。
また、本発明の投写型表示装置は、上記構成のものに限られるものではなく、例えば、用いられるライトバルブや、光束分離または光束合成に用いられる光学部材は、上記構成に限定されず、種々の態様の変更が可能である。

Claims (16)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群との実質的に6つのレンズ群からなり、
    変倍の際に、前記第1レンズ群および前記第6レンズ群は固定されており、前記第2〜第5レンズ群は隣り合うレンズ群の間隔が変化して移動するように構成されており、
    縮小側がテレセントリックであり、
    前記第5レンズ群における拡大側から1〜4番目のレンズがそれぞれ、拡大側に凸面を向けた負メニスカス形状の単レンズ、正の単レンズ、両凹レンズ、両凸レンズであり、前記両凹レンズと前記両凸レンズとは接合されており、
    下記条件式(1)を満足することを特徴とする投写用ズームレンズ。
    2.5<(R51a+R51b)/(R51a−R51b)<7.0 … (1)
    ただし、
    R51a:前記第5レンズ群の最も拡大側のレンズの拡大側の面の曲率半径
    R51b:前記第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
  2. 下記条件式(2)〜(4)を満足することを特徴とする請求項記載の投写用ズームレンズ。
    νd51<35.0 … (2)
    1.72<Nd52 … (3)
    νd52<60.0 … (4)
    ただし、
    νd51:前記第5レンズ群の最も拡大側のレンズのd線に関するアッベ数
    Nd52:前記第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関する屈折率
    νd52:前記第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズのd線に関するアッベ数
  3. 下記条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の投写用ズームレンズ。
    0.10<R51b/R52a<0.70 … (5)
    ただし、
    R51b:前記第5レンズ群の最も拡大側のレンズの縮小側の面の曲率半径
    R52a:前記第5レンズ群の拡大側から2番目のレンズの拡大側の面の曲率半径
  4. 広角端から望遠端への変倍の際に、前記第4レンズ群が縮小側へ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  5. 下記条件式(6)、(7)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    (|fF56w|−dG45w)/fw<0.0 … (6)
    0.0<(|fF56t|−dG45t)/fw … (7)
    ただし、
    fw:広角端における全系の焦点距離
    fF56w:広角端における前記第5レンズ群と前記第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
    fF56t:望遠端における前記第5レンズ群と前記第6レンズ群の合成のフロントフォーカス
    dG45w:広角端における前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の光軸上の間隔
    dG45t:望遠端における前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の光軸上の間隔
  6. 広角端から望遠端への変倍の際に、前記第2レンズ群および前記第5レンズ群が拡大側へ移動するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  7. 前記第4レンズ群が、1枚の負レンズからなることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  8. 下記条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    −6.0<f4/fw<−2.0 … (8)
    ただし、
    f4:前記第4レンズ群の焦点距離
    fw:広角端における全系の焦点距離
  9. 前記第1レンズ群の最も拡大側のレンズが、少なくとも1面の非球面を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  10. 前記第3レンズ群が、正レンズと負レンズとを拡大側からこの順に接合した接合レンズからなることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
  11. 下記条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    4.0<f3/fw<12.0 … (9)
    ただし、
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
    fw:広角端における全系の焦点距離
  12. 下記条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    2.0<f5/fw<6.0 … (10)
    ただし、
    f5:前記第5レンズ群の焦点距離
    fw:広角端における全系の焦点距離
  13. 下記条件式(11)を満足することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    Fnw≦1.8 … (11)
    ただし、
    Fnw:広角端におけるFナンバー
  14. 下記条件式(12)を満足することを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    60°≦2ωw … (12)
    ただし、
    2ωw:広角端における最大全画角
  15. 下記条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項記載の投写用ズームレンズ。
    1.4≦Zr … (13)
    ただし、
    Zr:ズーム比
  16. 光源と、該光源からの光が入射するライトバルブと、該ライトバルブにより光変調された光による光学像をスクリーン上に投写する投写用ズームレンズとしての請求項1から15のいずれか1項記載の投写用ズームレンズとを備えたことを特徴とする投写型表示装置。
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