JP5641806B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、インクリボンを用いて、用紙に印刷を行うプリンタに関するものである。
デジタルカメラ等で撮影された写真を印刷するプリンタとして、サーマルヘッドによりインクリボンを昇華させて記録紙に熱転写させるサーマルプリンタが知られている。
サーマルプリンタでカラー画像を形成する際には、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクリボンが使用され、計3回の熱転写工程により1枚の画像が形成される。
特許文献1のように、プリンタの小型化、コストダウンのために、一台のサーマルヘッドによりイエロー、マゼンタ、シアンの3回の熱転写を行う方法が知られている。その際には、イエロー、マゼンタ、シアンの染料部分が一組になり、印刷枚数分だけ繰返し染料面が配置されたインクリボンが使用される。
特開2006−159432号公報
図2に特許文献1で示されている上記の熱転写プリンタで使用されるインクリボンを示す。
図2のようにインクリボンには、イエロー(Y)101、マゼンタ(M)102、シアン(C)103の各色の昇華性染料部分および各色の間に配置されている各色の頭出し位置検出用のマーカ104、105からなる。各色のインクリボンの頭出しは各色の印画開始前にインクリボンを搬送しながら、フォトリフレクタ等のインクリボンマーカ検出センサによりマーカの検出を行うことで実施される。
また、インクリボンがどの位置にあっても先頭色の頭出しが実行できるように、先頭色の先頭マーカ104は他のマーカ105と本数で区別されている。
このようなインクリボンを用いて先頭色の頭出しを行う場合、読み飛ばしにより、インクリボンを無駄にしてしまうことがあった。
本発明は、例えば先頭マーカのような特定の色のマーカの読み飛ばしによりインクリボンを無駄にしてしまうという課題を解決するために成されたものである。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るプリンタは、
複数色のインクが順に配置され、色の先頭を検出するマーカが設けられたインクリボンのインクを用紙に転写して印刷するプリンタであって、インクリボンのインクを用紙に転写して画像を印刷するための印画手段と、用紙を搬送するための用紙搬送手段と、用紙搬送手段と同一の駆動源により印刷方向にのみインクリボンを搬送するインクリボン搬送手段と、インクリボンのマーカを検出する検出手段と、を有し、インクリボンの特定の色のマーカは、他の色のマーカよりもマーカの本数が多く設定されており、さらに、用紙搬送手段により用紙を第1の位置へ搬送させるまでに検出手段により所定の本数のマーカを検出した場合には、用紙搬送手段により第2の位置へさらに用紙を搬送させ、第1の位置から第2の位置へ用紙を搬送させるまでにさらにマーカを検出したことに応じて、用紙を印画開始位置まで逆搬送させた後、印画手段により印画を開始させるように制御し、用紙搬送手段により用紙を第1の位置へ搬送させるまでに検出手段により所定の本数よりも多くのマーカを検出した場合には、用紙を印画開始位置まで逆搬送させた後、印画手段により印画を開始させるように制御し、用紙搬送手段により用紙を第1の位置へ搬送させるまでに検出手段により所定の本数のマーカを検出しなかった場合には、用紙を所定の位置まで逆搬送させ、所定の位置から再び第1の位置まで用紙を搬送させながら、検出手段によるマーカの検出を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明は、上述の構成により、例えば先頭マーカのような特定の色のマーカの読み飛ばしによりインクリボンを無駄にしてしまうということを防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタのインクリボンの先頭マーカ頭出しのフローを示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態に係る熱転写プリンタのインクリボンのマーカを説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの構成及び折り返し点の位置を示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの駆動機構の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの操作部の外観図である。 本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの折り返し点の位置とインクリボンの長さの関係を示す図である。 本発明に係る熱転写プリンタのインクリボンの構成を示す図である。 熱転写プリンタの折り返し点の位置を示す側面断面図である。 先頭マーカ検出時のインクリボンマーカセンサの出力を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る熱転写プリンタの操作部の外観を示す図である。
操作部には、プリンタの電源のオン/オフを行う電源ボタン801、印刷の実行/中止を指示する印刷/中止ボタン806、GUI(Graphical User Interface)画面の表示を行う液晶画面804が配置されている。
電源ボタン801の押下により電源が投入された後、メモリカード等に保存された画像データが読み出されて、その画像が液晶画面804に表示される。その状態で十字キー/SETボタン805を使用して、ユーザは、印刷したい画像の選択及び印刷設定を行う。また、編集ボタン810で画像データのトリミング編集画面へ遷移したり、ズームボタン808或はパンボタン807を押下して画像のトリミングサイズを決定することもできる。また表示ボタン809で、指定した画像データのファイル名やサイズといった情報表示することもできる。更に、おたのしみボタン802を押下することにより、カレンダの作成、マルチレイアウト作成(複数の画像データを並べてレイアウトする)といった編集機能の選択画面へ遷移できる。こうして、印刷する画像の選択と各種印刷設定が終了した後、印刷/中止ボタン806が押下されることで、この熱転写プリンタによる印刷処理が開始される。
図5は本実施の形態に係る熱転写プリンタの機能構成を示すブロック図である。
701は熱転写プリンタ全体を制御するメインコントローラである。
メインコントローラ701は、ROM706に記憶された制御プログラムを読みだし。読み出した制御プログラムに従ってプリンタの制御及び各種プログラムに従った演算処理を行う。これには画像データの加工処理を施し、印刷に必要な画像データを生成してRAM707に保存する等の処理も実行する。RAM707は、画像データの一時保存、画像のリサイズ処理といった各種制御用プログラムのワーク領域としても使用される。またROM706は、システム制御用プログラムや調整値といった各種パラメータを保存している。
702はステッピングモータ30を駆動するためのステッピングモータドライバ(用紙・インクリボン搬送モータドライバ)である。ROM706に記憶された制御プログラムに従って、メインコントローラ701より用紙搬送ステップ数の制御の指令や搬送方向の制御の指令がステッピングモータドライバ702に伝えられる。ステッピングモータ30は回転機構を介して、後述するロール紙ローラ軸200、グリップローラ202、排紙ローラ212等に結合されており、これらのローラを駆動させることにより用紙を搬送する。また、ステッピングモータ30は回転機構を介してインクリボン巻取り側のロールボビン219を駆動させ、インクリボン600の巻取りを行う。ここで、本実施形態では、図2のようなインクリボンを用いているものとする。インクリボンは、複数色(Y、M、C)が面順次に配置されており、各色の先頭には、色の先頭であることを示すマーカーがある。
703はサーマルヘッド昇降モータドライバである。このドライバ703がサーマルヘッド204の昇降を行うサーマルヘッド昇降モータ40の回転を制御することで、サーマルヘッド204を印画位置と退避位置との間で動作させる。
704はカッタ駆動モータドライバである。カッタ駆動モータドライバ704が、カッタ207の駆動を行うカッタモータ705を制御することで、用紙の切断を行う。
221は用紙頭出しセンサであり、サーマルヘッド204に対向して設けられるプラテンローラ205とグリップローラ202の間に配され、印刷開始時にカートリッジから引き出された用紙の先端部がグリップローラ202の後方を通過したことを検出する。
222はインクリボン600のマーカ検出センサであり、インクリボン600の各色の先端部に塗布されたマーカを検出する。
708はカートリッジ検出センサであり、カートリッジの装填状態、及び、複数存在するカートリッジの種類の判別を行う。この判別結果に基づき、ROM706に記憶された制御プログラムに従って、カートリッジに応じた印画処理が行われる。
印刷/中止ボタン806押下され、印刷処理が開始されると、以下のような処理が、メインコントローラの制御により実行される。
まず、カートリッジから印画開始位置までの給紙を行う。次に、用紙をカートリッジに引き込みながらインクリボンを搬送し、サーマルヘッドにより、インクリボンのイエローの画像の熱転写を行う。次に、用紙を印画開始位置まで再び戻す。その後、イエローの印画位置と重ねるように、マゼンタの画像の熱転写を行う。再び用紙を印画開始位置まで戻した後、シアンの画像の熱転写も同様にして行う。このように、3色の画像を重ねることで1枚の画像の形成がなされる。1枚の写真の印刷を行う際に、プリンタ内を用紙が複数回往復するが、このときに各色の印画開始位置や用紙搬送量に差異が生じるとイエロー、マゼンタ、シアンの印画位置がずれてしまい、印画品位が損なわれる。そのため、グリップローラ202による用紙搬送は、メインコントローラ701およびステッピングモータドライバ702で用紙搬送ステップ数が管理される。用紙頭出しセンサ221により用紙の先端が検出された後はステップ制御により用紙搬送が行われるため、高い精度の用紙搬送が実行される。また、グリップローラ202には表面に所定の間隔で複数の突起が形成されているおり、ピンチローラに用紙をグリップローラの突起に強い力で押し付けてニップさしているので、印刷が終了するまでニップ状態が維持される。
また、インクリボンの搬送は巻取りボビンを回転させることで行う。インクリボン搬送の駆動源としては、コストダウン等を目的とし、用紙搬送と同一の駆動源を用いている。各色のインクにより画像を印刷する前に、インクリボンを搬送させながらインク頭出し用のマーカを検出して、マーカを検出した位置から画像の印刷が開始される。
図3は、プリンタエンジンの断面図である。図3を用いて、印刷処理を行う際に動作する各部の構成について簡単に説明する。
図3において、501はカートリッジに内包されたロール紙500が排紙位置まで引き出される場合に通過する搬送路である。
201はピンチローラ、202はグリップローラであり、ピンチローラ201には不図示の弾性体によりグリップローラ202への押圧力が加えられ、ロール紙500を挟持する。
203はデカール用ガイドであり、不図示のデカール部と共に、印刷時にロール紙のカール方向とは逆の曲率を持たせるために設けられており、ロール紙500の巻き癖を矯正する。
205はプラテンローラであり、印画位置において、サーマルヘッド204との間で、インクリボン600とロール紙500とを重畳させた状態を維持する。一方、非印画時にはサーマルヘッド204は退避位置をとる。サーマルヘッドに加えられる力については後述する。
206はペーパーガイドであり、ロール紙500がペーパーガイド206上を往復する。
207はカッターユニットであり、カッターユニット207は可動刃208と可動刃208と対向して配置された固定刃209からなる。可動刃208が図示しない駆動源により図中鉛直下方に移動することで上下の刃がすり合わされ、ロール紙500が切断される。
210は排紙ローラユニットであり、切断後のロール紙500を排紙方向に搬送する。排紙ローラユニット210はロール紙500を介して対向する位置に配される排紙ローラ212と従動ローラ211からなる。
次に、図4を用いて本実施例の駆動系について説明する。
図4は印刷装置の駆動機構の構成を示す側面図であり、図4(a)は印刷方向に用紙を搬送する場合の駆動機構を示し、図4(b)は印刷方向の逆方向に用紙を搬送する場合の駆動機構を示す。
まず、印刷方向に用紙を搬送させる場合について説明する。印刷方向に駆動させる場合、ステッピングモータ30の回転により、ピニオン300が回転する。ピニオン300の回転により、歯車301〜歯車304を介し、歯車305が回転し、歯車305とともにロール紙ローラ軸200が回転する。遊星歯車306はブラケット3032上に取付けられており、ブラケット3032は歯車303の回転に従って軸3031を中心にして回動する。ブラケット3032の回動により、遊星歯車306が歯車307に噛み合う位置へと回動する。従って、図4(a)のように、遊星歯車306は用紙搬送モータ30が図中時計回りに回転するとき、つまり、印刷方向に回転するときに、歯車307に噛み合い、歯車307とともにインクリボン巻取り軸219が回転し、インクリボン600の巻取りが行われる。また、ピニオン300の回転により歯車308〜歯車310を介し、歯車311が回転し、歯車311とともに排紙ローラ212も回転する。つまり、印刷方向に用紙を搬送させる方向にステッピングモータ30を回転駆動させると、その駆動力は、202、219、212にも伝わり、グリップローラ202、インクリボン巻取り側のロールボビン219、排紙ローラ212が共に印刷方向に回転する。
印刷方向と逆方向に用紙を搬送させる場合について説明する。ステッピングモータ30の回転により、ピニオン300が回転する。ピニオン300の回転により、歯車301〜歯車304を介し、歯車305が回転し、歯車305とともにロール紙ローラ軸200が回転する。そして、ブラケット3032は歯車303の回転に従って軸3031を中心にして回動し、遊星歯車306は歯車307と離間する位置へと回動する。そのため、印刷方向と逆方向に駆動する場合には、インクリボン巻取り側のロールボビン219は回転せず、インクリボンは搬送されない。
また、サーマルヘッド圧切替モータ40の回転により、該モータ40の同軸に取付けられた歯車400が回転する。歯車400の回転により、歯車401〜歯車403を介し、セクタ歯車404が回転し、セクタ歯車404とともに回転軸216が回動する。
サーマルヘッド204に加えられるサーマルヘッド圧について図3を用いて説明する。
セクタ歯車404の回転により回動する回転軸216にはサーマルヘッド加圧レバー217が取付けられており、回転軸216の回転に従って、サーマルヘッド加圧レバー217が回動する。サーマルヘッド加圧レバー217の回動により、サーマルヘッド加圧バネ218が伸縮され、印画時には図のようにサーマルヘッド加圧バネ218の弾性力によりサーマルヘッド204への押圧力が付与される。
一方、非印画時にはサーマルヘッド加圧レバー217が図3の状態から回動軸216を中心に反時計回りに回動した位置を取る。サーマルヘッド204を支持しているサーマルヘッド支持板215またはサーマルヘッド支持板215が結合されているブラケット214の何れかにはベースフレームとの間に不図示の弾性体が取付けられている。該弾性体によりサーマルヘッド204がプラテンローラ205から退避する方向に弾性力が付勢される。サーマルヘッド加圧レバー217により加圧が行われない時には該弾性力により、213を回動中心としてブラケット214が時計回りに回動することで、サーマルヘッド204が退避位置を取る。
このように、本実施形態の熱転写プリンタでは、用紙を印刷方向に搬送する場合は、必ずインクリボンも搬送され、用紙を印刷方向と逆方向に搬送する場合には、インクリボンは搬送されず、用紙のみが搬送される。
以下、図3を用いて印刷動作の説明を行う。本実施例では副走査方向の長さが150mmのKGサイズの例を示す。
まず、ロール紙500と一体的に回転するロール紙ローラ軸200が図中反時計回りに回転し、ロール紙500が回転する。ロール紙500が回転することで、ロール紙500はカートリッジから送り出され、グリップローラ202まで送られる。ピンチローラ203とグリップローラ202によりニップされたロール紙500は図中時計回りに回転するグリップローラ202により更に搬送され、退避位置をとっているサーマルヘッド204とプラテンローラ205との間を通過する。
グリップローラ202の下流側には用紙頭出しセンサ221が配されており、ロール紙500の先端部が用紙頭出しセンサ221を通過すると、用紙頭出しセンサ221の出力がOFFからONに切り替わる。ロール紙500の先端を検出した後は、オープンループでロール紙500の搬送位置制御を行う。本実施の形態に係る熱転写プリンタでは、モータを駆動するパルス信号の3ステップで、0.0866mmのロール紙500の送りを実現している。
用紙頭出しセンサ221のON信号をトリガとして、6500ステップ追加駆動することでロール紙500を印画開始位置P1まで搬送した後、ステッピングモータ30の回転を停止する。
ロール紙500が印画開始位置に到達すると、インクリボン600の先頭マーカ104の頭出しが行われ、インクリボン600の頭出し完了後、ロール紙500を印画開始位置に再び搬送する。なお、インクリボン600の先頭マーカ104の頭出し方法については後述する。
インクリボン600の先頭マーカの頭出しが完了すると、サーマルヘッド圧切替モータ40を駆動し、ブラケット214を回動させ、ブラケット214と一体的に固定されているサーマルヘッド204を印画位置に移動させる。
サーマルヘッド204を印画位置に移動した後、ロール紙500が印画開始位置から印画終了位置まで搬送される5196ステップの間、サーマルヘッド204への通電が行われる。該搬送中はインクリボン巻取り軸219が回転することにより、イエローのインクリボン101がインクリボン供給軸220からロール紙500との重畳状態を保ちながら引き出され、ロール紙500へのイエローの印画が行われる。
ロール紙500へのイエローの印画が完了すると、サーマルヘッド圧切替モータ40が駆動し、ブラケット214を回動させ、ブラケット214と一体的に固定されているサーマルヘッド204を所定の退避位置に退避させる。
サーマルヘッド204の所定の退避位置への退避が完了した後、グリップローラ202を図中時計回りに5196ステップ分駆動することでロール紙500は待機位置へ戻される。
このようにしてロール紙500へのイエローの印画および用紙戻しが行われ、以下、マゼンタ、シアンの順に同様の動作が行われる。
シアンの印画が完了すると、サーマルヘッド圧切替モータ40が駆動し、ブラケット214を回動させ、ブラケット214と一体的に固定されているサーマルヘッド204を所定の退避位置に退避させる。
サーマルヘッド204の所定の退避位置への退避が完了した後、ロール紙500は排紙方向へ搬送される。この時、ロール紙500は印画領域と未印画領域の境界がカッターユニット207の切断位置にくるように搬送される。グリップローラ202により7500ステップ分駆動が行われた後、カッターユニット207によりロール紙500が切断される。
カット処理により切断された印画済みのロール紙500は、排紙ローラ212によりグリップされた状態にある。この状態から、排紙ローラ212が図中時計回りに700ステップ分回転し、印画済みのロール紙500はプリンタ外に排出される。
印画紙の排紙動作完了後、残りのロール紙500は引き出された状態になっている。次の印画を行わない場合は、カートリッジを着脱可能な状態にするため、ロール紙の巻取り動作が行われる。ロール紙の巻取り動作はグリップローラ202を図中反時計回りに、ロール紙ローラ軸200を図中時計回りに回転させることで行う。ロール紙巻取り中には用紙頭出しで使用した用紙頭出しセンサ221を使用する。ロール紙500の巻取りにより、用紙頭出しセンサ221の出力がONからOFFに切り替わる。用紙頭出しセンサ221のOFF信号をトリガとして、グリップローラ202とロール紙ローラ軸200を3000ステップ分追加駆動することでロール紙500をカートリッジに収納する。
以上のようにして、一枚の印画が形成される。
ここで、一般的な先頭マーカの検出方法について図9及び図10を用いて説明する。
図9は一般的な熱転写プリンタの構成および折り返し点の位置を示す側面断面図である。図10はインクリボンマーカ検出センサによる先頭色のマーカ104の検出例を示す。図10(a)は先頭色の2本のマーカ104の検出に成功した場合を示し、図10(b)は先頭色のマーカ104の検出に失敗した場合を示す。
図10のように、マーカを検出しているときのみインクリボンマーカ検出センサ222の出力が高くなるため、出力の高くなる回数によりマーカの本数の判定が行われる。先頭色のマーカ104は短い間隔で2本のマーカが配置されているため、図10(a)に示すように、所定時間(ステップ)Δt以内に2本のマーカをインクリボンマーカ検出センサ222により検出することで先頭色のマーカの判定が行われる。
ところで、本実施形態では、インクリボン搬送の駆動源と用紙搬送の駆動源を共通化した。この場合、インクリボン600の頭出しの際に用紙500も搬送されてしまう。このため、印刷方向に用紙と共にインクリボンを搬送し、所定の位置まで(例えば、グリップローラから用紙が外れる前まで)搬送して、インクリボンの頭出しを行う。
また、所定の位置まで、インクリボン600を多く搬送してもマーカの検出が出来なかった場合、モータを一度停止させた後、モータを逆回転させて逆方向に搬送して、再び、印刷方向に用紙とインクリボンを搬送させる。このような印刷方向への搬送と逆方向への搬送の処理を、インクリボンの頭出しが完了するまで繰り返す必要がある。
用紙がグリップローラから外れる前であって、一度モータを停止して逆回転させるときの用紙先端の位置を折り返し点P2とする。このとき、折り返し前に1本のマーカを検出し、その後、逆方向に搬送して再び印刷方向に搬送した直後にもう1本のマーカを検出した場合、連続して2本のマーカを検出したので先頭色のマーカ104を検出したことになる。
しかし、このとき、図10(b)に示すように、折り返し動作時間分だけ2本のマーカの検出間隔が長くなる。これにより、所定時間(ステップ)Δt以内に2本のマーカを検出するという条件を満たさず、先頭マーカ104を先頭マーカとみなさず、読み飛ばしてしまうという課題がある。このように先頭マーカ104の読み飛ばしが発生すると、一枚分のインクリボンが無駄になってしまうという問題がある。
また、折り返し点付近で1本目を検出したことを記憶しておき、再び再びインクリボンの搬送を開始してすぐにもう1本のマーカを検出した場合は、先頭マーカであるとメインコントローラの制御により判定することもできる。しかしこの場合、システムが複雑になる。また、用紙を逆搬送する際に、用紙に引きつられて、インクリボンも少し逆搬送してしまい、同じマーカを2度検出しているということもありえる。
このような読み飛ばしを防ぐため、本実施形態では、以下のように先頭色であるYインクの頭出ししを行っている。
以下、本発明の実施の形態に係るYインクの先頭マーカ検出方法を図1、図3、図7を用いて説明する。図1は本発明の先頭マーカ検出方法を示すフローチャートである。Yインクの先頭マーカ検出処理は、印刷処理の開始時に、最初に印刷するYインクまで、インクリボンを搬送させるために行う処理である。
図3中のP3とは第2折り返し点を示し、印画開始位置P1と第1折り返し点P2の間に設定される点である。用紙の先端が第1折り返し点P2、または、第2折り返し点P3まで搬送されると、用紙は、印刷方向と逆方向に搬送され、印画開始位置P1まで逆搬送される。
図7を用いて第1折り返し点P2と第2折り返し点P3の間隔について説明する。第2折り返し点P3は、通常、用紙の先端がこの位置にきた場合に、印刷方向への用紙およびインクリボンの搬送を停止して、用紙のみを逆搬送させる点である。印画開始位置P1から第2折り返し点P3までの用紙搬送中に先頭マーカ104の1本目が見つかった際に、第2折り返し点P3から第1折り返し点P2まで用紙搬送を実施すると先頭マーカの2本目のマーカが見つかるように、P1,P2、P3が設定される。すなわち、図7のようにP2とP3の間隔は少なくとも、先頭マーカ104全体の先端から後端まで搬送するのに必要なステップ数であるX3ステップ以上となる。また、先頭色以外のマーカ、例えば、Mのマーカ105とCのマーカ105の二本を検出して先頭マーカと認識させないために、P1とP3の間隔はX4ステップで搬送される搬送距離未満となる。ここで、X4とは、各色のマーカ間を搬送させるのに必要なステップ数である。つまり、P1からP3の距離は、各色のマーカの間隔よりも小さくし、P3からP2までは、先頭マーカ104全体の先端から後端までの間隔よりも大きくする。本実施例ではP2とP3の間隔を以上の条件を満たす400ステップに設定する。
この第2折り返し点P3を使用した本実施の形態に係る先頭マーカ検出方法の流れについて図1を用いて説明する。図1の処理は、メインコントローラが制御プログラムに基づいて各ブロックを制御することにより実行される。
先ず、ステップS1でステッピングモータ30を時計回りに回転することでインクリボン600を巻取りながら、インクリボンマーカ検出センサ222でインクリボン600の先頭マーカ104の検出が行われる。マーカ検出開始時に先端が印画開始位置P1で停止していたロール紙500はインクリボン600と共にロール紙巻取り方向に搬送される。ステップS1では、第2折り返し点P3の方向にロール紙500とインクリボン600を搬送しながらインクリボンマーカ検出センサ222で先頭マーカ104の検出を実行する。
このとき、印画開始位置P1と第2折り返し点P3の距離である5400ステップが最大搬送量として設定される。
ステップS2では印画開始位置P1から用紙搬送を開始し、5400ステップ以内に1本のマーカを検出したか否かが判定され、1本のマーカも検出しなかった場合、ステップS3に進む。
ステップS3では、用紙先端が第2折り返し点P3と一致する位置でロール紙500の搬送が停止され、これと同時にインクリボン600の搬送も停止される。ロール紙500の先端を印画開始位置P1へ戻すために、5400ステップだけステッピングモータを逆回転させる。
ロール紙500の先端が印画開始位置P1まで戻された後、ステッピングモータは停止し、再びステップS1のマーカ検出が実行される。
一方、ステップS2でマーカが1本検出された場合、ステップS2からステップS4へと進む。ステップS4では、第2折り返し点P3までの5400ステップの用紙搬送中に2本目のマーカを検出したか否かが判定される。ここで、2本目のマーカが判定された場合は、先頭マーカを検出したと判断し、第2折り返し点P3までの用紙搬送を中止して、ステップS5へと進む。この場合、先頭マーカの検出に成功したことになるため、ステップS5では、印画開始位置P1から検出点までの用紙搬送ステップ数であるX1ステップだけ逆方向に搬送され、印画開始位置P1への用紙搬送が実施される。その後、ステップS10へと進む。
一方、ステップS4において、第2折り返し点P3までの5400ステップの用紙搬送中に2本目のマーカを検出しなかった場合、先頭マーカを検出しなかったと判断し、ステップS6へと進む。ステップS6では、ロール紙500とインクリボン600が第1折り返し点P2方向に追加搬送される。このとき、第2折り返し点P3と第1折り返し点P2の距離である400ステップが最大搬送量として設定される。
ステップS7では第2折り返し点P3から第1折り返し点P2までの400ステップの用紙搬送時に2本目のマーカを検出したか否かが判定され、2本目のマーカを検出しなかった場合、ステップS8に進む。
ステップS8では、第1折り返し点P2でロール紙500の搬送が停止され、これと同時にインクリボン600の搬送も停止される。その後、ロール紙500の先端を印画開始位置P1へ戻すために、5800ステップだけステッピングモータを逆回転させる。
ロール紙500の先端が印画開始位置P1まで戻された後、ステッピングモータは停止され、再びステップS1のマーカ検出が実行される。この際、ステップS2において1本のマーカを検出したという情報は消去された状態で開始される。
一方、ステップS7で第2折り返し点P3から第1折り返し点P2までの400ステップの用紙搬送時に2本目のマーカを検出した場合、第1折り返し点P2までの用紙搬送を中止して、ステップS9へと進む。この場合、先頭マーカの検出に成功したことになるため、ステップS9では、印画開始位置P1から検出点までの用紙搬送ステップ数であるX2ステップだけ逆方向に搬送され、印画開始位置P1への用紙搬送が実施される。その後、ステップS10へと進む。
以上のように先頭マーカの検出に成功すると、ステップS10でサーマルヘッドをプラテンローラに圧接し、先頭色の印画が実行される。
以上の処理により、先頭色のマーカの頭出しが終了する。上記の方法により、一連の用紙搬送で先頭マーカの頭出しが実現できるため、先頭マーカの読み飛ばしを防ぐことができる。更に、電源瞬断による先頭マーカの頭出し失敗のリスクを低減することが出来る。また、用紙逆搬送時にインクリボンが連れ戻された場合に同じマーカを二回検出してしまうということも防ぐことが出来る。
本実施の形態では、第2折り返し点P3までに1本目のマーカを検出した場合に、第1折り返し点P2まで搬送するとした。ここで、1本目のマーカを検出してから所定時間(ステップ)経過しても2本目のマーカを検出しなかった場合には、1本目のマーカの検出情報を消去してもよい。第2折り返し点P3までに1本目のマーカを検出した場合であっても、所定時間(ステップ)以内に2本目のマーカを検出しなかった場合は、先頭マーカ104ではないとみなし、P2まで用紙を搬送せずに折り返し、再度マーカ検出を実行すればよい。
また、本実施の形態に係るインクリボンでは先頭マーカと他のマーカの区別方法として、マーカの本数を変更する方法を提示したが、本発明は必ずしもこの形態によらない。具体的には図8のようにマーカの副走査方向の長さが異なる場合にも有効である。この場合、所定時間(ステップ)以上、マーカ領域と判定された場合に、先頭マーカと検出するという方法を取るが、本発明と同様の方法で先頭マーカと他のマーカを区別することが可能である。すなわち、第2折り返し点P3までマーカを検出し続けたが、所定時間(ステップ)に達していなかった場合に、第1折り返し点P2までマーカ検出を実行し、所定時間(ステップ)以上、マーカ領域が検出された場合に先頭のマーカと判定すればよい。
また、本実施の形態では、先頭マーカの検出について記載したが、必ずしも先頭マーカに限られるものではない。
また、本実施の形態では、印刷開始位置P1、第1折り返し点P2、第2折り返し点P3の間の用紙搬送制御をステッピングモータによる用紙搬送制御により実施するとしたが、用紙検知センサを各点に設置し、用紙検知センサにより用紙搬送制御を行ってもよい。
連続紙を用いるプリンタについて記載したが、必ずしも連続紙を用いるプリンタに限られるものではない。即ち、単票紙を用いるプリンタについても全く同様のことが成り立つ。
また、本実施の形態では、連続紙を用いるプリンタについて記載したが、必ずしも連続紙を用いるプリンタに限られるものではない。即ち、単票紙を用いるプリンタについても全く同様のことが成り立つ。
また、本実施形態では、頭出し開始位置と、印画開始位置を同じ位置としたが、別の位置にしてもよい。この場合は、インクリボンの頭出し中は折り返し点から頭出し開始位置まで逆搬送させ、先頭マーカ104を検出した場合に、印画開始位置まで用紙を逆搬送させる。
また、本実施形態では、頭出しの色(Y)の先頭マーカ104を2本とし、他の色(M,C)のマーカ105は1本としたが、これに限定されず、Yを3本、Mを2本、Cを1本としてもよい。この場合、P3までにマーカが2本検出された場合、さらにP3まで搬送して、先頭マーカを検出する。P3までにマーカが2本検出されなかった場合、P1まで用紙を逆搬送してから、再び用紙とインクリボンを印刷方向に搬送させてインクリボンの頭だしを行う。P2またはP3までに3本目が検出された場合は、その検出点で用紙とインクリボンの搬送を停止して、用紙を印画開始位置まで逆搬送させる。
つまり、頭出し用の特定の色に対応するマーカの本数を他の色のマーカの本数よりも多くしておけば本実施形態は適応可能である。
104 先頭マーカ
105 マーカ
200 ロール紙ローラ軸
202 グリップローラ
204 サーマルヘッド
205 プラテンローラ
212 排紙ローラ
221 用紙頭出しセンサ
222 インクリボンマーカ検出センサ
P1 印画開始位置
P2 第1折り返し点
P3 第2折り返し点
30 ステッピングモータ(用紙・インクリボン搬送モータ)
500 ロール紙
501 搬送路
600 インクリボン
904 先頭色の頭出し用マーカ
905 先頭色以外の頭出し用マーカ

Claims (6)

  1. 複数色のインクが順に配置され、色の先頭を検出するマーカが設けられたインクリボンのインクを用紙に転写して印刷するプリンタであって、
    前記インクリボンのインクを用紙に転写して画像を印刷するための印画手段と、
    前記用紙を搬送するための用紙搬送手段と、
    用紙搬送手段と同一の駆動源により印刷方向にのみ前記インクリボンを搬送するインクリボン搬送手段と、
    前記インクリボンのマーカを検出する検出手段と、を有し、
    前記インクリボンの特定の色のマーカは、他の色のマーカよりもマーカの本数が多く設定されており、
    さらに、前記用紙搬送手段により前記用紙を第1の位置へ搬送させるまでに前記検出手段により所定の本数のマーカを検出した場合には、前記用紙搬送手段により第2の位置へさらに前記用紙を搬送させ、前記第1の位置から前記第2の位置へ前記用紙を搬送させるまでにさらにマーカを検出したことに応じて、前記用紙を印画開始位置まで逆搬送させた後、前記印画手段により印画を開始させるように制御し、前記用紙搬送手段により前記用紙を前記第1の位置へ搬送させるまでに前記検出手段により前記所定の本数よりも多くのマーカを検出した場合には、前記用紙を前記印画開始位置まで逆搬送させた後、前記印画手段により印画を開始させるように制御し、前記用紙搬送手段により前記用紙を前記第1の位置へ搬送させるまでに前記検出手段により前記所定の本数のマーカを検出しなかった場合には、前記用紙を所定の位置まで逆搬送させ、前記所定の位置から再び第1の位置まで用紙を搬送させながら、前記検出手段によるマーカの検出を行うように制御する制御手段を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記用紙搬送手段により用紙を印刷方向に搬送させる場合は、前記駆動源の駆動力が前記用紙搬送手段と共に前記インクリボン搬送手段に伝わって前記インクリボン搬送手段によりインクリボンが印刷方向に搬送され、前記用紙搬送手段を印刷方向とは逆に搬送させる場合は、前記駆動源の駆動力は前記インクリボン搬送手段に伝わらずに、インクリボンは搬送されないことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記制御手段は、前記第1の位置から前記第2の位置へ前記用紙を搬送させるまでにさらにマーカを検出した場合、または、前記用紙搬送手段により前記用紙を前記第1の位置へ搬送させるまでに前記検出手段により前記所定の本数よりも多くのマーカを検出した場合に、前記特定の色のマーカを検出したとすることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記所定の位置から前記第1の位置または前記第2の位置へ前記用紙を搬送させる間に、前記所定の本数よりも多い前記特定の色に対応する本数のマーカを前記検出手段により検出した場合、前記制御手段は、前記特定の色に対応する本数のマーカを検出した位置から前記印画開始位置まで前記用紙を逆搬送させ、前記印画開始位置から前記印画手段により印画を開始させるように制御することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のプリンタ。
  5. 前記所定の位置から前記第1の位置までの距離は、前記インクリボンの隣り合う異なる色の先頭を示すマーカ間の距離よりも短いことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプリンタ。
  6. 前記印画開始位置と前記所定の位置は同じ位置であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリンタ。
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