JP5640420B2 - 投影型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のレーザ光源から変調されて射出された走査光により画像を形成する投影型画像表示装置に関する。
近年、小型で携帯容易化を図るために、複数のレーザ光源又はLED光源から変調されて射出された走査光により画像を形成する投影型画像表示装置(プロジェクターともいう)の開発がさかんに行われている。
なかでも、3原色のレーザー光源とMEMS(微小電気機械システム)ミラーとを組み合わせて構成された走査型の小型プロジェクターは、構成部品が少なくて、超小型化が可能な観点からとりわけ開発がさかんである。(例えば、特許文献1参照)。
この種の3原色のレーザー光源とMEMSミラーとからなる走査型プロジェクターの従来の光学系が図15に示されている。
図15において、1R、1G、1Bは、3原色のレーザー光源としてのそれぞれR(赤)、G(緑)、B(青)のレーザー光を放射する半導体レーザーである。その半導体レーザー1R、1G、1Bから変調されて射出された各レーザー光は、それぞれ集光レンズ2R、2G、2Bにより集光されて、ダイクロイックミラー3R、3G、3Bに導かれる。
ダイクロイックミラー3Rは赤色光を全反射し、ダイクロイックミラー3Gは緑色光を全反射しかつ他の色の光を透過させ、ダイクロイックミラー3Bは青色光を全反射しかつ他の色の光を透過させる。
赤色光はダイクロイックミラー3Rにより反射されて、ダイクロイックミラー3G、3Bを透過してMEMSミラー(Micro Electro Mechanical Systems)装置4に導かれる。緑色光はダイクロイックミラー3Gにより反射されてダイクロイックミラー3Bを透過してMEMSミラー装置4に導かれる。青色光はダイクロイックミラー3Bにより反射されてMEMSミラー装置4に導かれる。
そのMEMSミラー装置4は、図16に示すように、矩形状の外枠5に一対のトーションバー6を介して矩形状の内枠7が支持され、この内枠7に微小ミラー8が一対のトーションバー9を介して支持される構造である。
一対のトーションバー6は揺動軸10を形成し、一対のトーションバー9は揺動軸11を形成し、揺動軸10と揺動軸11とは互いに直交している。
微小ミラー8は、一対のトーションバー6に捩れ力を与えることにより揺動軸10を中心としてα方向に往復回動され、一対のトーションバー9に捩れ力を与えることにより揺動軸11を中心としてβ方向に往復回動される。微小ミラー8は、この両トーションバー6、9に加える捩れ力によりその反射面の法線が二次元的に変位される。その結果、微小ミラー8に向かって入射するレーザー光の反射方向が変化し、レーザー光が二次元的に走査される。
各半導体レーザー1R、1G、1B及びMEMSミラー装置4は制御回路12によって制御される。その制御回路12には元画像データ(入力ビデオ信号)VINが入力される。制御回路12は、光強度変調手段とミラー制御手段とを有する。光強度変調手段はその元画像データのR、G、Bデータに基づいて半導体レーザー1R、1G、1Bを光強度変調する。ミラー制御手段は元画像データの投影位置データに基づいてMEMSミラー装置4の微小ミラー8の傾斜角を制御する。
この制御回路12による各半導体レーザー1R、1G、1Bの光量制御及び微小ミラー8の角度制御により、スクリーンS上にカラー画像が形成される。
ところで、半導体レーザーは、温度変化により電流−光出力特性(I−L特性)が図17に示すように変化する。半導体レーザーでは、温度が上昇するに伴って、レーザー発振が始まる駆動電流値が増大する。
例えば、温度が25℃で、駆動電流I0の時の光出力がP1であるとき、温度が50℃、80℃と上昇するに伴って、光出力はP2、P3に減少する。
プロジェクターの内部温度は、電源投入直後から平衡状態に達するまで上昇し、各半導体レーザ1R、1G、1Bの光出力の減少にはばらつきがあるので、これによりスクリーンS上における色のバランスが崩れ、元画像に忠実な色の再現がスクリーンS上で実現できなくなる。
そこで、従来から、プロジェクターの技術では、各半導体レーザー1R、1G、1Bの発光強度をモニタしながら、常に所望の光出力が得られるように、駆動電流値を制御している(特許文献2、特許文献3参照)。
なお、光源の光出力をモニタし、その出力が一定になるように駆動電流を制御することをAuto Power Controlという(以下、 APC と略称する)。
しかし、特許文献2に開示のプロジェクターでは、図18に示すように、スクリーンS上の画像形成領域G1以外の非画像形成領域G2でAPCが実行される。この図18において、実線RLはスクリーンSに画像を形成することを示す走査線である。破線BLはスクリーンSに画像を形成しないことを示す走査線である。
このスクリーンSに画像を形成しないことを示す走査線BL(BLg、BLb、BLr)の部分で、赤、緑、青の各半導体レーザー1R、1G、1BのAPC制御を行う。なお、実線RKは走査線の帰線(復帰線)を示している。
このように、この特許文献2に開示のプロジェクターでは、画像の形成に寄与しない非画像形成領域G2でAPCを行っている。従って、この非画像形成領域G2を走査している間は、画像形成領域G1は走査光により走査されないので、スクリーンSに形成される画像は暗く感じられるものとなる。
また、特許文献2、3のいずれにも示されているように、非画像形成領域G2でAPCを実行する際にはスクリーンSに光が投射されないように遮蔽物が必要となり、余分な部品が必要となるとともに、その遮蔽物と光線の相対位置関係を正確に組付ける必要があり、コストアップの要因となる。
また、半導体レーザーなどの光源は、温度により波長が変動するので、光束分離素子として多層膜などによる光束分離光学系を構成すると、多層膜の特性により、温度による波長変動で分離される光量が変化する可能性があり、安定した制御ができないと言う課題がある。
本発明の目的は、上記点に鑑みて為されたものであり、光源出力変動による、画像の色の変化を抑えるためにAPCを行い、APCを行う領域を画像形成領域として、光線により走査される領域を画像形成領域に限りなく近づけることを可能とし、画像の明るさを向上させることを目的とする。また、その際に、部品の増加、それに伴うコストアップを抑制することも目的とする。
更に、複数波長の光の受光素子の感度の差による制御信号レベルの差を抑え、簡単な制御回路で複数の光源のAPCを実現することを目的とする。
請求項1に記載の投影型画像表示装置は、 複数のレーザー光源からの各レーザー光の光路を合成する光路合成素子と、
前記光路合成素子から射出された各レーザー光を分離する光束分離素子と、
該光束分離素子により分離された一方の各レーザー光を反射することにより各レーザー光を走査する走査ミラーと、
前記光束分離素子により分離された他方の各レーザー光を受光することにより複数のレーザー光源の各発光量を検出する光量モニタ用受光素子と、
元画像のデータに基づき、前記投影面の所定位置に各レーザー光のスポットが形成されるように前記走査ミラーを制御すると共に、元画像のデータに基づく色が再現されるように前記各レーザー光源を制御する制御回路とを備える投影型画像表示装置において、
前記制御回路は、前記投影面の画像形成領域内で、画像データに基づいて、前記複数のレーザー光源のうちの1個のみが発光されるタイミングで、順次、前記複数のレーザー光源の光量を前記光量モニタ用受光素子で検出し、
その検出された出力に基づいて前記複数の光源の発光量を調整し、前記複数のレーザー光源のそれぞれは、該レーザ光源の最大発光強度に対応する受光量が前記光量モニタ用受光素子に得られるべき時に、前記光量モニタ用受光素子で受光量を検出されることを特徴とする。
請求項2に記載の投影型画像表示装置は、前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量を、波長λ1、λ2、λ3に対して、P1、P2、P3とした時、
P1<P2<P3 ----------------------------------------------式1
の関係が成立するように、各レーザー光源の発光強度の光量レベルが選択されていることを特徴とする。
請求項3に記載の投影型画像表示装置は、前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、各レーザー光源の発光強度が同一の場合に前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量をQ1、Q2、Q3とした時、
Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
の関係が成立する光学特性を有するダイクロイックフィルタが前記光束分離素子と前記光量モニタ用受光素子との間に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の投影型画像表示装置は、前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、各レーザー光源の発光強度が同一の場合に前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量をQ1、Q2、Q3とした時、
Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
の関係が成立するように、波長に対して屈折特性が異なる楔形光学素子が前記光束分離素子と前記光量モニタ用受光素子との間に配置されていること特徴とする。
請求項5に記載の投影型画像表示装置は、前記レーザー光源の発光時間幅が所定以上の時に、前記光量モニタ検出素子により受光量を検出することを特徴とする。
請求項6に記載の投影型画像表示装置は、前記レーザー光源の発光強度が所定値以上でかつ発光時間幅が所定以上の時に、前記光量モニタ用受光素子によって受光量を検出することを特徴とする。
請求項7に記載の投影型画像表示装置は、光束分離素子が各レーザー波長に対して透明な平板であることを特徴とする。
(請求項1に対する作用効果)
APC動作を行うタイミングを、画像形成領域内で光量検出を行うことにしたので、光量検出用の画像形成に寄与しない不必要な非画像形成領域を必要としなくなり、画像を最も明るい状態に維持しながらAPC動作が可能となる。
また、複数のレーザー光源の発光強度がそれぞれ最大光量レベルとなるタイミングで、光量モニタ用受光素子に入射した受光量を検出するので、S/Nの大きい信号が得られ、APCの精度を上げることができる。
また、複数のレーザー光源のうちの1個が単独で発光されるタイミングで光量を順次検出する構成としたので、部品の増加、それに伴うコストアップを抑制することができ、更には、複数波長の光の受光素子の感度の差による制御信号レベルの差を押さえ、簡単な制御回路で複数の光源のAPCを実現できる。
請求項2に対する作用効果)
複数のレーザー光源の波長λ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)に対して、光量検出モニタ受光素子が受光する受光量をP1、P2、P3とした時、P1<P2<P3となるように、複数のレーザー光源の各発光強度が選択されているので、光量モニタ用受光素子の波長に対する感度に対応して、その出力電流値の差が小さくなるようにすることができ、検出回路のダイナミックレンジを大きくとる必要が無く、又は、ゲインの切換えを必要とせずに、簡易な検出回路でAPC動作が可能となる。
請求項3、4に対する作用効果)
複数のレーザー光源の波長λ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)に対して、各レーザー光源の発光強度が同一の時の光量モニタ用受光素子が受光する受光量をQ1、Q2、Q3とした時、Q1<Q2<Q3となるように、光学系が設計されているので、光量モニタ用受光素子の波長に対する感度に対応して、その出力電流値の差が小さくなるようにすることができ、S/Nの大きな信号が得られ、APCの精度を上げることができる。
また、検出回路のダイナミックレンジを大きくとる必要が無く、あるいは、ゲインの切換を必要とせずに、簡易な検出回路でAPC動作が可能となる。
請求項5に対する作用効果)
複数のレーザー光源の発光時間の長いタイミングで、光量モニタ用受光素子で、各波長のレーザー光の発光量を検出するので、高速の検出回路を必要とせず、発光強度の最大光量レベルの検出が可能となり、APCの精度を上げることができる。
請求項6に対する作用効果)
請求項1及び請求項4に記載の効果を兼ね備えた効果を有する。
請求項7に対する作用効果)
光束分離素子をガラスの平行平板などの表面反射でモニタ光を分離できるので、環境変化により反射率の変動が小さく、安定した光量制御システムを構成することができる。また、特殊なコートをしなくとも、反射光を得ることができ、コストの低減が可能である。
図1は本発明の実施例1に係わる投影型表示装置の光学系を示す図である。 図2は図1に示すスクリーンに形成される画像形成領域の説明図である。 図3は図2に示す座標点Jの近傍を部分的に拡大して示した図である。 図4は、各光源の光量設定方法をフローチャートで示した図である。 図5は図1に示す光学系の変形例を示す部分拡大図である。 図6は本発明の実施例2に係わる投影型表示装置の各レーザー光源の発光タイミングと発光強度との関係を示すタイミングチャート図である。 図7は図1に示す光量モニタ用受光素子の波長に対する光電変換効率を示す特性曲線図である。 図8は本発明の実施例3に係わる投影型表示装置の各レーザー光源の発光タイミングと発光強度との関係を示すタイミングチャート図である。 図9は本発明の実施例4に係わる投影型表示装置の光学系の一部を示す部分拡大図である。 図10は本発明の実施例4に係わる投影型表示装置に係わる説明図であって、図10は(a)は本発明の実施例4に係わる投影型表示装置の別の光学系の一部を示す部分拡大図であり、図10(b)は図10(a)に示す楔形光学素子により光量受光用モニタ素子に形成される各レーザー光のビームスポットを示す図である。 図11は本発明の実施例5に係わる投影型表示装置の各レーザー光源の発光タイミングと発光強度との関係を示すタイミングチャート図である。 図12は本発明の実施例6に係わる投影型表示装置の各レーザー光源の発光タイミングと発光強度との関係を示すタイミングチャート図である。 図13は本発明の実施例6に係わる投影型表示装置の各レーザー光源の発光タイミングと発光強度との別の関係を示すタイミングチャート図である。 図14は図1に示す光学系の変形例を示す部分拡大図である。 図15は従来の投影型表示装置の光学系の一例を示す図である。 図16は図15に示すミラーの構成の一例を示す説明図である。 図17は図15に示す半導体レーザー光源の温度と出力との関係を示す特性図である。 図18は従来のAPC制御の一例を説明するための図である。
<実施例1>
図1は本発明に係わる投影型画像表示装置の光学系を示す図である。
この図1において、20は赤色(波長λ1)のレーザー光RPを発散光として射出するレーザー光源、21は緑色(波長λ2)のレーザー光GPを発散光として射出するレーザー光源、22は青色(波長λ3)のレーザー光BPを発散光として射出するレーザー光源、23はMEMSミラー装置、24は制御回路、25は光路合成プリズム、26は光量モニタ用受光素子、27は光路分離用プリズム、28は投射レンズとしての凹レンズである。
制御回路24は、元画像データ(入力ビデオ信号のR、G、Bデータ、投影位置データ等)VINが入力される。制御回路24は、光強度変調手段とミラー制御手段とを有する。光強度変調手段はその元画像データのR、G、Bデータに基づいてレーザー光源20、21、22を光強度変調する。ミラー制御手段は元画像データの投影位置データに基づいてMEMSミラー装置23の微小ミラー23aの傾斜角を制御する。
光路合成プリズム25は、各レーザー光RP、GP、BPを一つの光路に合成する役割を果たす。この光路合成プリズム25は全反射面25b、接合面25g、25rを有する。接合面25rには赤色(波長λ1)のレーザー光RPを反射し、緑色(波長λ2)のレーザー光GP、青色(波長λ3)のレーザー光BPを透過するダイクロイック膜が形成されている。接合面25gには、緑色(波長λ2)のレーザー光GPを反射し、青色(波長λ3)のレーザー光BPを透過するダイクロイック膜が形成されている。
レーザー光源20から射出されたレーザー光RPはカップリングレンズ29により収束光に変換されて光路合成プリズム25に導かれる。その収束光は光路合成プリズム25の接合面25rにより反射されて光路分離用プリズム27に導かれる。
レーザー光源21から射出されたレーザー光GPはカップリングレンズ30により収束光に変換されて光路合成プリズム25に導かれる。その収束光は光路合成プリズム25の接合面25gにより反射されかつ接合面25rを透過して光路分離用プリズム27に導かれる。
レーザー光源22から射出されたレーザー光BPはカップリングレンズ31により収束光に変換されて光路合成プリズム25に導かれる。その収束光は光路合成プリズム25の全反射面25bにより反射されかつ接合面25g、25rを透過して光路分離用プリズム27に導かれる。
光路分離用プリズム27は、各レーザー光RP、GP、BPをその接合面27aにおいて二方向に分離する。レーザー光RP、GP、BPの大部分である一方の光はこの光路分離用プリズム27をそれぞれ透過し、レーザー光RP、GP、BPの一部である他方の光は光量モニタ用受光素子26に向けてそれぞれ反射される。
この光路分離用プリズム27として、ガラスもしくはプラスチックの平板を使用することもできる。その詳細は後述する。
その光路分離用プリズム27を透過した各レーザー光RP、GP、BPは微小ミラー23aの反射面23a’に導かれる。各レーザー光RP、GP、BPはその反射面23a’でそれぞれ反射されて凹レンズ28に導かれる。凹レンズ28は収束光としての各レーザー光RP、GP、BPをそれぞれ略平行光に変換する役割を果たす。その各レーザー光RP、GP、BPはその凹レンズ28を通過した後、この凹レンズ28から所定距離Dだけ隔てて配置されているスクリーンSに導かれる。
ここで、カップリングレンズ29、30、31により、各レーザー光RP、GP、BPが、略平行光とされる場合は、凹レンズ28は無くても良い。
微小ミラー23aは、互いに直交するx軸とy軸とを中心に回動される。その図1にはx軸が紙面に直交するものとして示され、y軸がこの紙面(ZY平面)内でZY軸に45度方向に傾斜しているものとして示されている。なお、この図1には、Z軸はスクリーンSに対して垂直な方向として示され、X軸(スクリーンSにおける横軸)はx軸に平行な方向、Y軸(スクリーンSにおける縦軸)はこのX軸、Z軸に直交する方向として示されている。
微小ミラー23aが軸xを中心にα方向に回動され、軸yを中心にβ方向に回動されると、各レーザー光RP、GP、BPの反射方向が変化する。制御回路24は元画像データVINに基づいて、各レーザー光源20、21、22を光変調すると共に、微小ミラー23aの傾斜角を制御する。これにより、スクリーンSが走査され、スクリーンSに二次元的な画像が描画形成される。
制御回路24には光量モニタ用受光素子26の出力が入力される。制御回路24はその光量モニタ用受光素子26の出力に基づいて、各レーザー光源20、21、22の発光強度を増減調整する。
図2はスクリーンSにその画像Gの形成状態を示す説明図である。この図2において、画像形成領域G1は太枠で示されている。また、SCLは走査線を示している。
スクリーンSの画像形成領域G1の座標点Hから元画像のR、G、Bデータに対応して発光強度が変調されると共に元画像の投影位置データに基づいて走査が開始され、座標点Hから座標点Kに向かってジグザグにスクリーンSが走査され、これにより、一個の画像GがスクリーンSに形成される。
ついで、元画像データに対応して、座標点Kから反対方向に座標点Hに向かってジグザグにスクリーンSが走査され、一個の画像GがスクリーンSに形成される。
これらの走査を複数回繰り返し行うことによって、画像GがスクリーンSにちらつきなく表示される。
ここで、スクリーンSのX軸方向の走査は、図1に示すy軸を中心とする微小ミラー23aのβ方向の回転により実行され、スクリーンSのY軸方向の走査は、x軸を中心とする微小ミラー23aのα方向の回転により実行される。
図2に示す走査線SCLによると、スクリーンSの画像形成領域G1内で走査されない領域が一見すると存在するかのように見えるが、α方向の回動周波数とβ方向の回動周波数とを、例えば、1個の画像Gを形成する走査毎に、微少量づつずらすことにより、画像形成領域G1内に想定している想定画素の全体を走査することができる。
ここで、座標点Jに着目して、赤色、緑色、青色の各レーザー光RP、GP、BPのスクリーンS上での、すなわち、像面上でのビームスポット位置について考える。
画像Gの大きさをx×y=240×180(mm)とし、解像度がVGA相当とすると、スクリーンS上での1画素の大きさは、0.375×0.375(mm)である。
赤色のレーザー光RPのビームスポットの形成位置RP1を座標原点(0、0)として、緑色のレーザー光GPのビームスポットの形成位置GP1、青色のレーザー光BPのビームスポットの形成位置BP1が図3に示されている。この図3において、四角形の線で囲まれた小領域は1個の画素geを表している。
微小ミラー23aの振れ角が小さくて、凹レンズ28の光軸近傍を通って、スクリーンSに入射する各レーザー光RP、GP、BPは、同一の画素geに入射する。
しかしながら、微小ミラー23aの振れ角が大きくて、画像Gのエッジ部分、例えば、座標位置H、I近傍に到達する各レーザー光RP、GP、BPは、同一の画素geには入射せず、数画素geだけ離れた位置に入射する。
というのは、凹レンズ28の屈折率が光の波長により異なり、凹レンズ28が倍率色収差特性を有しているからである。
すなわち、走査線SCLは、各レーザー光RP、GP、BP毎に異なる軌跡を描いている。従って、図3に示すように、画像Gのエッジ部分では、例えば、座標点Jでは、各レーザー光RP、GP、BPによる各ビームスポットが互いに異なる画素geに形成されることとなる。
なお、図3には、例えば、レーザー光RPのビームスポットの形成位置RP1を基準として、レーザー光GPのビームスポットの形成位置GP1がX軸方向に1画素ずれかつY軸方向に3画素ずれた状態、レーザー光BPのビームスポットの形成位置BP1がX軸方向に4画素ずれかつY軸方向に7画素ずれた状態が示されている。
画像Gを表示する際に、座標点H、J、I、Kの近傍では、各レーザー光源20、21、22を同時に点灯させずに、同一の画素geを各レーザー光RP、GP、BPによる走査線SCLが通過するタイミングで順次表示したい色に合わせて、その色のレーザー光源20、21、22をそれぞれ所定の強度で発光させる。
その各レーザー光源20、21、22の発光タイミングがずれていても、その発光タイミングのずれが小さい場合、人間の目の残像効果により、その同一画素geにおいて、3色が合成された所望の色として認識される。
そこで、各レーザー光源20、21、22がそれぞれ単独で発光される画像エッジ部分としての座標点H、I、J、Kの近傍で、光量モニタ用受光素子26により各レーザー光源20、21、22の発光量を検出する。
制御回路24は、光量モニタ用受光素子26により検出された各レーザー光RP、GP、BPの光量が、元画像データに基づき各レーザー光源20、21、22を発光させたときに検出されるべき所定光量からずれている場合には、この検出光量のずれが補正されるように、各レーザー光源20、21、22の駆動電流を調整変更する。
その結果、各レーザー光源20、21、22毎に温度変化に基づく出力変動が抑制される。その際に、制御回路24が画素形成領域G1のエッジ部分を形成する各レーザー光RP、GP、BPの検出光量に基づいて、各レーザー光源20、21、22毎に温度変化に基づく出力変動を抑制するので、スクリーンSに形成される画像Gを暗くすることなく、色バランスの確保を図ることができる。
なお、各色に対応するレーザー光源の発光タイミングと走査ミラーの角度との関係は、投影する画像の色によって決まるものである。例えば、座標点J近傍の画像が白画像の場合、座標(0、0)の画素geに赤のビームスポットが投影されるタイミングでレーザー光源20を発光させ、座標点Hから座標点Kまでの走査によって形成される画像を1フレームとし、1フレームの走査に要する時間を例えば60分の1秒として、数フレーム後に、座標(0、0)の画素geに緑のビームスポットが投影されるタイミングでレーザー光源21を発光させ、同様に、数フレーム後に、座標(0、0)の画素geに青のビームスポットが投影されるタイミングでレーザー光源22を発光させる。このように、タイミングをずらせて、各レーザー光源20、21、22を発光させたとしても、人の目で見た場合は白く見えることになる。
また、図2に示す座標点Hが青色の画像、座標点Iが赤色の画像、座標点Kが緑の画像
の場合には、各座標点H、I、Kで、各色の光量をモニタする構成とすることもできる。
図4は、光量設定方法の他の実施例を示す各光源の光量設定方法をフローチャートで示した図である。カップリングレンズ29、30、31により、各レーザー光が、略平行光とされる場合は、凹レンズ28は必ずしも必要ではなく、凹レンズ28がない場合には、既述の倍率色収差は発生せず、いずれの画素Geの位置でも色ずれは生じない。
図4はこのような場合の各レーザー光源の発光光量の光量検出及び光量設定手順を示している。
電源がオンされ、制御回路24に元画像データVINが入力されると(S.1)、その入力された元画像データVINが、各レーザー光源20、21、22を単独で光らせる画像データかどうかを判断する。
ここでは、制御回路24は、元画像データVINが入力されると、赤色の単独データか否かを判断し(S.2)、赤色の単独データの場合には、光量モニタ用受光素子26の出力を検出し(S.3)、制御回路24は、その光量モニタ用受光素子26の検出結果に基づいて、レーザー光源20の光出力が所定の光出力となるように赤色光源電流を設定して(S.4)、光量設定を終了する。
S.2において、制御回路24は、赤色の単独データでない場合には、ノーと判定して、S.5に移行し、緑色の単独データか否かを判断し(S.5)、緑色の単独データの場合には、光量モニタ用受光素子26の出力を検出し(S.6)、制御回路24は、その光量モニタ用受光素子26の検出結果に基づいて、レーザー光源21の光出力が所定の光出力となるように緑色光源電流を設定して(S.7)、光量設定を終了する。
S.5において、制御回路24は、緑色の単独データでない場合には、ノーと判定して、S.8に移行し、青色の単独データか否かを判断し(S.8)、青色の単独データの場合には、光量モニタ用受光素子26の出力を検出し(S.9)、制御回路24は、その光量モニタ用受光素子26の検出結果に基づいて、レーザー光源22の光出力が所定の光出力となるように青色光源電流を設定して(S.10)、光量設定を終了する。
制御回路24は、S.8において、ノーの場合、S.1に戻って、次の元画像データVINが入力されるのを検出し、S.1以降の処理を繰り返す。
このようにして、いずれかのレーザー光源20〜22を単独で光らせる場合のみ、光量モニタ用受光素子26の出力を検出し、その光量が所定の光量となるように、制御回路24が、レーザー駆動電流値を設定する。
図5は楔形プリズムを用いて各レーザー光源20、21、22からのレーザー光RP、GP、BPの光路合成を行い、かつ、この楔形プリズムを用いて光量モニタ用受光素子に対する光路分離を行う構成を示す光学図である。
ここでは、レーザー光源20とレーザー光源22とは、同一パッケージ30’内に収納されている。レーザー光源20からのレーザー光RPとレーザー光源22からのレーザー光BPとは、カップリングレンズ31’により発散角度が変換されて楔形プリズム32に導かれる。
楔形プリズム32の表面32aと裏面32bとにはダイクロイック膜が形成されている。その表面32aのダイクロイック膜は、レーザー光RPの大部分を反射しかつ残りを透過する特性と、レーザー光BPとレーザー光GPとを全透過する特性とを有する。
その裏面32bのダイクロイック膜は、レーザー光RPを全透過する特性と、レーザー光BPの大部分を反射しかつ残りを透過する特性と、レーザー光GPの大部分を透過しかつ残りを反射する特性とを有する。
レーザー光源20からのレーザー光RPはその大部分が楔形プリズム32の表面32aで反射されて微小ミラー23aに導かれる。そのレーザー光RPの残りは裏面32bを全透過して光量モニタ用受光素子26に導かれる。
レーザー光源22からのレーザー光BPはその表面32aを全透過しかつ裏面32bでその大部分が反射されて表面32aに導かれ、再度その表面32aを全透過した後、微小ミラー23aに導かれる。そのレーザー光BPの残りは裏面32bを透過して光量モニタ用受光素子26に導かれる。
レーザー光源21は楔形プリズム32を境にして対称位置に配置されている。そのレーザー光源21からのレーザー光GPはカップリングレンズ33により発散角度が変換されて楔形プリズム32に導かれる。
レーザー光源21からのレーザー光GPはその大部分が裏面32bを透過して表面32aを全透過した後、微小ミラー23aに導かれる。レーザー光源21からのレーザー光GPの残りは裏面32bで反射されて光量モニタ用受光素子26に導かれる。
ここでは、楔形プリズム32のこの反射・透過特性により、例えば、各レーザー光RP、GP、BPのうち微小ミラー23aに導かれる光束の光量は、95%、光量モニタ用受光素子26に導かれ光束の光量は、それぞれ約5%とされている。
<実施例2>
図6はその画像形成領域G1の座標点H、I、J、Kの近傍における各レーザー光源20、21、22の発光タイミングと発光強度との関係を示す説明図である。その図6において、横軸は時間tを示し、縦軸は発光強度POWを示している。
座標点H、I、J、Kの近傍では、既述したように、各レーザー光源20、21、22を同じタイミングで発光させると、各レーザー光RP、GP、BPのビームスポットが形成されるスクリーンS上の画素geが異なる。
そこで、同一画素geに各レーザー光RP、GP、BPのビームスポットが形成されて、その画素geにおいて元画像データの色が再現されるように、各レーザー光源20、21、22の発光タイミングがずらされている。
発光強度POWは、元画像の色に合わせて、目の残像現象を考慮して各色の光を合成した時に、元画像の色が忠実に再現されるように決定すれば良いので、各レーザー光源20、21、22の発光強度POWの発光レベルは発光タイミングとの関係を考慮しつつ複数のレベルを適宜設定する。
この場合、光量モニタ用受光素子26が受光する光量は、S/N(ノイズ)比が大きい信号を得るために、各レーザー光源20、21、22の最大発光レベルL1、L2、L3の時点で得られる光量モニタ用受光素子26の各受光信号に基づき、各レーザー光源20、21、22の発光量を自動制御する。これにより、APCの精度の向上を図ることができる。
例えば、画像形成領域G1の座標点Jのタイミングt1時点でのレーザー光源20の最大発光強度POWの最大発光レベルL1に対応する受光レベルL1’が光量モニタ用受光素子26により得られるべきはずのところ、光量モニタ用受光素子26により得られた受光レベルが受光レベルL1’に対してγ%減少した受光レベル(γ/100)×L1’であった場合には、そのレーザー光源20の発光強度POWを座標点Hから座標点Kまでの一画像形成範囲内で、その受光レベルの減少に基づいて自動制御する。
他のレーザー光源21、22についても、タイミング時点t2、t3でそのレーザー光源21、22の最大発光レベルL2、L3に対応して得られる受光レベルL2’、L3’に基づいて各レーザー光源21、22を自動制御する。
<実施例3>
図7は、光量モニタ用受光素子26の波長に対する光電変換効率を示している。光電変換効率は、図7に示すように波長に対して関数的に変化する曲線となっている。光電変換効率は、波長λ1=640(nm)のRP(赤の光)、波長λ2=530(nm)のGP(緑の光)、波長λ3=445(nm)のBP(青の光)に対して、それぞれ、0.45、0.33、0.23(A/W)である。
従って、光量モニタ用受光素子26が、各波長λ1、λ2、λ3の光に対して同一の光量を受光すると仮定すると、光量モニタ用受光素子26の出力電流は、ほぼ、赤:緑:青=4:3:2となる。すなわち、赤色の光を受光したときは青色の光に対して2倍の受光電流を出力することになる。
実施例2では、各レーザー光源20、21、22の最大発光レベルL1、L2、L3の各発光タイミング時点t1、t2、t3で、光量モニタ用受光素子26が各レーザ光源20、21、22のレーザー光RP、GP、BPを受光してAPC制御を実行している。
このために、各レーザー光RP、GP、BPを受光するタイミングでゲインを切り替えるゲイン切り替え器を制御回路24と光量モニタ用受光素子26との間に設けて、異なるタイミングで発光される各レーザ光源20、21、22の最大発光レベルL1、L2、L3の発光タイミングのときに光量モニタ用受光素子26から出力される各受光電流が、光電変換効率が異なることに起因して異なるときでも、制御回路24にフィードバックされる光量モニタ用受光素子26からの受光電流が同レベルとなるように制御する必要がある。
しかしながら、このようなゲイン切り替え器を回路中に設ける構成とすると、回路が総じて複雑化する。そこで、回路構成の簡単化を図るために、以下に説明する工夫を行う。
すなわち、各波長λ1、λ2、λ3のレーザ光RP、GP、BPを光量モニタ用受光素子26で検出した際に、この光量モニタ用受光素子26から出力される各受光電流の値の差が小さくなるように、光量モニタ用受光素子26が受光する各レーザー光源20、21、22の発光光量レベルを選択する。
例えば、波長λ1、λ2、λ3に対して、光量モニタ用受光素子26に入射する光量をP1、P2、P3とした場合、
P1<P2<P3 ----------------------------------------------式1
の関係が得られるように、光量モニタ用受光素子26に入射する光量P1、P2、P3を設定すれば、各色について光量モニタ用受光素子26の各受光電流の値を互いに近づけることができる。
図8は図6と同じ画像Gのエッジ部分、すなわち、座標点Jの近傍におけるRP(赤色の光)、GP(緑色の光)、BP(青色の光)の各レーザー光源20、21、22の発光タイミングを示している。各レーザー光源20、21、22の発光レベルで考えれば、式1の条件を満たすためには、赤色、緑色、青色の発光レベルL4、L5、L6(L4<L5<L6)のとき(図中、斜線部で示す発光時)に、光量モニタ用受光素子26によって、各波長λ1、λ2、λ3の各レーザー光の発光量を検出することになる。
理想的には、P1:P2:P3=2:3:4とすれば、各波長λ1、λ2、λ3の各色のレーザー光が光量モニタ用受光素子26により検出された際に、この光量モニタ用受光素子26から出力される受光電流の値はほぼ等しくなる。図8は、L4:L5:L6=2:3:4の場合を示している。
<実施例4>
実施例3では、光量モニタ用受光素子26が受光する各レーザー光源20、21、22の発光レベルL4、L5、L6が互いに異なるように発光タイミングを選択して、光量モニタ用受光素子26から出力される受光電流の値が各レーザー光RP、GP、BPについて同一となるように設定したが、光量モニタ用受光素子26が受光する各レーザー光源20、21、22の発光レベルL1、L2、L3が互いに同一の図6に示す発光タイミングを選択して、光量モニタ用受光素子26から出力される受光電流の値が各レーザー光RP、GP、BPについてそれぞれ同一となるように光学系を構成することもできる。
例えば、図9に示すように、光束分離素子27と光量モニタ用受光素子26との間に、ダイクロイックフィルタ34を配置する。
このダイクロイックフィルタ34の波長λ1=640(nm)、λ2=530(nm)、λ3=445(nm)に対する透過率をそれぞれT1、T2、T3で表したとき、各波長λ1、λ2、λ3に対する透過率がT1<T2<T3となるような透過率特性をこのダイクロイックフィルタ34が有するように、ダイクロイックフィルタ34を形成すれば、光量モニタ用受光素子26に入射する各レーザ光RP、GP、BPの受光量をそれぞれQ1、Q2、Q3とした場合、
Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
となるようにすることができ、その結果、各色について光量モニタ用受光素子26の各受光電流の値を互いに近づけることができる。各透過率をT1:T2:T3=2:3:4に設定すれば、Q1:Q2:Q3=2:3:4に設定できる。
また、例えば、光束分離素子27と光量モニタ用受光素子26との間に波長によって屈折特性の異なる楔形光学素子(楔形プリズム)35を図10(a)に示すように配置し、光束分離素子27により反射されてかつ光量モニタ用受光素子26の受光面26aに入射する各レーザー光RP、GP、BPにより形成されるモニタ用ビームスポットRP’、GP’、BP’(図10(b)参照)について、波長λ1のモニタ用ビームスポットRP’は受光面26aにより半分が受光され、残りの半分が受光面26aにより受光されないようにし、波長λ2のモニタ用ビームスポットGP’は、受光面26aにより一部を除いて半分以上が受光され、一部が受光面26aにより受光されないようにし、波長λ3のモニタ用ビームスポットBP’は全部が受光面26aにより受光されるように光学系を構成すれば、光量モニタ用受光素子26に入射する光量を、各レーザー光RP、GP、BPについて、同様に、
Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
となるようにすることができ、その結果、各色について光量モニタ用受光素子26の各受光電流の値を互いに近づけることができる。この場合、各モニタ用ビームスポットRP’、GP’、BP’の受光面26aにおける受光面積がそれぞれ2:3:4となるように光学系を構成すれば、Q1:Q2:Q3=2:3:4となる。
<実施例5>
実施例2、実施例3では、各レーザー光源20、21、22の発光強度POWに基づいて、同一画素geの色を再現する場合について説明したが、色の再現方法には、各レーザー光源20、21、22の発光時間差を利用して実現する方法がある。
図11は各レーザー光源20、21、22の発光時間差を利用して、画像形成領域G1内の座標点Jの近傍の同一画素geにおいて色を再現する発光タイミングパターンが示されている。
横軸は時間t、縦軸は各レーザー光源20、21、22の発光レベルPOWである。この図11に示す実施例では、各レーザー光源20、21、22の発光レベルPOWを同一にして、各レーザー光源20、21、22の発光タイミングと発光時間幅とを変化させることによって、元画像の色に対応して、同一画素geにおいて色の再現性を図っている。
すなわち、発光時間幅を、元画像の色に対応させて、各レーザー光RP、GP、BPの光を合成した時に所望の色が再現できるように互いに異なる複数の発光時間幅を選択して決定する。
そこで、赤色、緑色、青色の各レーザー光RP、GP、BPの発光時間幅のうち、最も長い時間幅S1、S2、S3の発光タイミング中に、光量モニタ用受光素子26により、各レーザー光RP、GP、BPの発光量を検出することにすれば、高速検出回路を必要とせずに、発光量の検出が可能となり、APCの精度を向上させることができる。
<実施例6>
図12は各レーザー光源20、21、22の発光時間差と各レーザー光源20、21、22の発光強度の差とを組み合わせて各レーザー光RP、GP、BPの光を合成した時に所望の色が再現できるようにしたときの光量モニタ用受光素子26の光量検出タイミングを示す説明図である。
この図12では、各レーザー光源20、21、22の発光強度が所定値L7以上、L7<L8<L9で、かつ、発光時間幅S4、S5、S6が所定時間幅以上のときの発光タイミングで各レーザー光源20、21、22の発光量をモニタすることにより、APCを行っている。
図13は各レーザー光源20、21、22の発光強度L10、L11、L12が所定レベル以上で、かつ、発光時間幅S7、S8、S9が所定時間以上のときの発光タイミングで、各レーザー光源20、21、22の発光量をモニタすることにより、APCを行っている。
<実施例7>
図14は、図1で示した光路分離用プリズム27に、ガラスもしくはプラスチックの平板36を使用したものである。平板36の表面36aにコーティングをしていなければ、ガラスもしくはプラスチックと空気の屈折率の違いによる表面反射が発生し、光束を分離することができる。その屈折率を1.5とすると、約4%の表面反射が発生する。平板36の場合、表面36aと裏面36bの2面で表面反射が発生するので、合計約8%の光が反射分離される。
モニタ光量が4%程度でよければ、表面36aと裏面36bとのうち片面に反射防止コートを施した構成でもよい。また、ビームが平行光である場合、その平板36が平行平板であればビームの収差発生が抑えられる。収束光または発散光であれば、適当な楔形にすることにより非点収差の発生を低減できる。
ガラスもしくはプラスチックで形成する平板36によれば、誘電体多層膜等の光束分離膜を形成したキューブタイプのプリズムより安価に作成できる。
20−22 レーザー光源
23 MEMSミラー装置(走査ミラー)
25 光路合成プリズム(光路合成素子)
26 光量モニタ用受光素子
27 光束分離素子(光路分離用プリズム)
28 投射レンズ(凹レンズ)
S 投影面(スクリーン)
特許4031481公報 特開2006−317681公報 特開2003−5110公報

Claims (7)

  1. 複数のレーザー光源からの各レーザー光の光路を合成する光路合成素子と、
    前記光路合成素子から射出された各レーザー光を分離する光束分離素子と、
    該光束分離素子により分離された一方の各レーザー光を反射することにより各レーザー光を走査する走査ミラーと、
    前記光束分離素子により分離された他方の各レーザー光を受光することにより複数のレーザー光源の各発光量を検出する光量モニタ用受光素子と、
    元画像のデータに基づき、前記投影面の所定位置に各レーザー光のスポットが形成されるように前記走査ミラーを制御すると共に、元画像のデータに基づく色が再現されるように前記各レーザー光源を制御する制御回路とを備える投影型画像表示装置において、
    前記制御回路は、前記投影面の画像形成領域内で、画像データに基づいて、前記複数のレーザー光源のうちの1個のみが発光されるタイミングで、順次、前記複数のレーザー光源の光量を前記光量モニタ用受光素子で検出し、その検出された出力に基づいて前記複数の光源の発光量を調整し、前記複数のレーザー光源のそれぞれは、該レーザー光源の最大発光強度に対応する受光量が前記光量モニタ用受光素子に得られるべき時に、前記光量モニタ用受光素子で受光量を検出されることを特徴とする投影型画像表示装置。
  2. 前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量を、波長λ1、λ2、λ3に対して、P1、P2、P3とした時、
    P1<P2<P3 ----------------------------------------------式1
    の関係が成り立つように、各レーザー光源の発光強度の光量レベルが選択されていることを特徴とする請求項1に記載の投影型画像表示装置。
  3. 前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、各レーザー光源の発光強度が同一の場合に前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量をQ1、Q2、Q3とした時、
    Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
    の関係が成立する光学特性を有するダイクロイックフィルタが前記光束分離素子と前記光量モニタ用受光素子との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の投影型画像表示装置。
  4. 前記複数のレーザー光源の波長をλ1、λ2、λ3(λ1>λ2>λ3)とし、各レーザー光源の発光強度が同一の場合に前記光量モニタ用受光素子が受光する受光量をQ1、Q2、Q3とした時、
    Q1<Q2<Q3 ----------------------------------------------式2
    の関係が成立するように、波長に対して屈折特性が異なる楔形光学素子が前記光束分離素子と前記光量モニタ用受光素子との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の投影型画像表示装置。
  5. 前記レーザー光源の発光時間幅が所定幅以上の時に、前記光量モニタ検出素子により受光量を検出することを特徴とする請求項1に記載の投影型画像表示装置。
  6. 前記レーザー光源の発光強度が所定値以上でかつ発光時間幅が所定以上の時に、前記光量モニタ用受光素子によって受光量を検出することを特徴とする請求項2に記載の投影型画像表示装置。
  7. 光束分離素子が各レーザー波長に対して透明な平板であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の投影型画像表示装置。
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