JP2002090885A - 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置、並びに照明光の調整方法 - Google Patents

照明装置およびそれを用いた投射型表示装置、並びに照明光の調整方法

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JP2002090885A
JP2002090885A JP2000276304A JP2000276304A JP2002090885A JP 2002090885 A JP2002090885 A JP 2002090885A JP 2000276304 A JP2000276304 A JP 2000276304A JP 2000276304 A JP2000276304 A JP 2000276304A JP 2002090885 A JP2002090885 A JP 2002090885A
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color
illumination
optical
adjusting
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Yuuki Shiba
祐紀 芝
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明光の照射位置を最適な位置に調整すること
ができ、また、光変調手段を通過する光束の減少を防止
することができる照明装置およびそれを用いた投射型表
示装置、並びに照明光の調整方法を提供する。 【解決手段】透過光学素子として設けられた第1の負レ
ンズ109、第2の負レンズ110、および第2のリレ
ーレンズ113の配置位置毎に、これら第1の負レンズ
109、第2の負レンズ110、および第2のリレーレ
ンズ113の光軸のそれぞれを、各色光用光学系12
4,125,136の光軸に対して所定方向、具体的に
は、光軸に平行な方向および垂直な方向に移動させて、
各色光の対応する第1〜第3の透過型液晶パネル115
〜117の照明光としての照射位置および範囲を独立に
調整するための調整部130を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置およびそ
れを用いた液晶プロジェクタ装置等の投射型表示装置、
並びに照明光の調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ装置は、液晶材料を用
いた空間光変調器(以下、液晶パネルという)を用いる
投射型の表示装置である。液晶プロジェクタ装置におい
て、液晶自体は発光しないことから、光源と組み合わせ
て液晶パネルに照明光を入射させて照明する。そして、
液晶パネルに映像信号を印加して、液晶パネルに形成さ
れた像を投射レンズによりスクリーンに投射する。な
お、光源としては、一般に、白色光を発する放電ランプ
等が用いられる。この場合、赤色(R)、緑色(G)、
青色(B)の色の3原色に対応する液晶パネルが用いら
れる。
【0003】図3は、従来の3板式液晶プロジェクタ装
置の一例を示す構成図である。この3板式液晶プロジェ
クタ装置10は、図3に示すように、放電ランプ11a
およびリフレクタ11bにより構成された光源11、U
V−IRカットフィルタ12、第1のマルチレンズアレ
イ13、第2のマルチレンズアレイ14、平凸レンズか
らなる集光レンズ15、第1のダイクロイックミラー1
6、第2のダイクロイックミラー17、第1の反射ミラ
ー18、第1のリレーレンズ19、第2の反射ミラー2
0、第2のリレーレンズ(反転用リレーレンズ)21、
第3の反射ミラー22、第1の透過型液晶パネル23、
第2の透過型液晶パネル24、第3の透過型液晶パネル
25、第1のフィールドレンズ26、第2のフィールド
レンズ27、第3のフィールドレンズ28、クロスダイ
クロイックプリズム29、投射レンズ30、およびスク
リーン31を有している。
【0004】このプロジェクタ装置10では、光源11
の放電ランプ11aから放射された照明光は、放物面形
状をしたリフレクタ11bの反射面による反射、集光さ
れて、略平行光束となって、開口部から出射される。光
源11から出射された照明光は、赤外線領域および紫外
線領域の不可視とされる不要光線がUV−IRカットフ
ィルタ12で遮断され、画像を形成するための有効な光
線のみが第1のマルチレンズアレイ13に入射される。
【0005】第1のマルチレンズアレイ13では、フィ
ルタ12を介した照明光が複数に分割され、それらの像
が第2のマルチレンズアレイ14の光入射面近傍にレイ
アウトされる。そして、第2のマルチレンズアレイ14
では、第1のマルチレンズアレイ13による分割光源像
が、第1〜第3の透過型液晶パネル23〜25の照明光
として入射可能となるように正の屈折力を有する集光レ
ンズ(平凸レンズ)15に入射される。
【0006】平凸レンズ15では入射光が収束される方
向に屈折されて、第1のダイクロイックミラー16に出
射される。第1のダイクロイックミラー16では、第1
の波長帯域の光がたとえば赤色光RLとして透過され、
第2の波長帯域の光および第3の波長帯域の光が、たと
えば緑色光GL、および青色光BLとして反射される。
第1のダイクロイックミラー16を透過した赤色光RL
は、第1の反射ミラー18で反射され、第1のフィール
ドレンズ26を介して第1の透過型液晶パネル23に入
射される。
【0007】第1のダイクロイックミラー16で反射さ
れた緑色光GL、および青色光BLは第2のダイクロイ
ックミラー17に入射される。第2のダイクロイックミ
ラー17では、たとえば緑色光GLが反射され、青色光
BLが透過される。そして、第2のダイクロイックミラ
ー17で反射された緑色光GLは、第2のフィールドレ
ンズ27を介して第2の透過型液晶パネル24に入射さ
れる。また、第2のダイクロイックミラー17を透過し
た青色光BLは、第1のリレーレンズ19を通った後、
第2の反射ミラー20で反射され、さらに第2のリレー
レンズ21を通過して、第3の反射ミラー22で反射さ
れる。そして、第3の反射ミラー22で反射された青色
光BLは、第3のフィールドレンズ28を介して第3の
透過型液晶パネル25に入射される。
【0008】第1〜第3の透過型液晶パネル23〜25
においては、印加される映像信号に基づいて空間光変調
が行われ、それぞれが異なる方向からクロスダイクロイ
ックプリズム29に入射される。クロスダイクロイック
プリズム29においては、赤色光は反射面29aで、青
色光は反射面29bで投射レンズ30に向かって反射さ
れ、緑色光は、反射面29a,29bを透過することに
より、第1〜第3の透過型液晶パネル23〜25の出射
変調光が合成される。これにより、第1〜第3の透過型
液晶パネル23〜25で形成された映像がスクリーン3
1に拡大投影され、所望のカラー画像が表示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなプロジェクタ装置に採用される照明装置は、光源1
1から発せられた光が、液晶パネル23〜25に集光す
る位置が正規位置にないと、投写された像にいわゆる照
明欠けが発生し、像の品位を著しく損なうことになるた
め、集光位置を調整する必要がある。
【0010】従来の照明装置は、光源11から発せられ
た光が、照明系を構成する光学素子の製造誤差や、光学
素子の配置位置の誤差により発生する、液晶パネルに集
光する位置のずれの調整を次のように行っていた。すな
わち、ダイクロイックミラー16にて分光を行う前に配
置された集光レンズ15を、光軸に対し垂直面上を平行
に移動できるような機構で、3色に分光した光のうち照
明光路長の等しい2色の液晶パネル、図3の構成では、
赤色および緑色用液晶パネル23および24に入射する
位置を調整しており、残りの1色(青色)用の液晶パネ
ル25に対する照明位置は、リレー光学系の第2のリレ
ーレンズ27を光軸に対し垂直面上を平行に移動できる
ような機構で調整している。
【0011】しかし、上述した従来の方式では、光路長
の等しい2つの液晶パネル23、24に集光する光の位
置を、一つのレンズ15の位置の調整で行うため、互い
に最適な位置に調整することは難しい。
【0012】それを解決するために、光路長の等しいミ
ラーを2つの液晶パネルと集光レンズの間に配置された
反射ミラー18のうち少なくとも一箇所を傾けることに
より、互いに最適な位置に調整することを実現したもの
もある。
【0013】しかし、この方式では液晶パネルに集光す
る位置を調整のため傾ける反射ミラーと液晶パネルの距
離が短いため、反射ミラーを傾けると液晶パネルに入射
する光線角度が大きく傾くことになり、液晶パネルを通
過する光束が減少してしまうという不利益がある。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、照明光の照射位置を最適な位置
に調整することができ、また、光変調手段を通過する光
束の減少を防止することができる照明装置およびそれを
用いた投射型表示装置、並びに照明光の調整方法を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の照明装置は、照明光を出射する光源と、上
記光源から出射された照明光を複数の色光に分光する分
光手段と、上記分光手段において分光された各色光を照
明光として受けて変調光を出射する複数の光変調手段
と、上記各光変調手段から出射された複数の変調光を合
成する光合成手段と、上記分光手段で分光された各色光
を対応する光変調手段に導光する光路を形成する複数の
色光用光学系と、上記各色光用光学系の光路に配置さ
れ、各色光の対応する光変調手段への照射領域を調整可
能な複数の透過光学素子と、上記各透過光学素子を各色
光用光学系の光軸に対して所定方向に移動可能で、各色
光の対応する光変調手段への照射位置を独立に調整する
ための複数の調整手段とを有する。
【0016】また、本発明の照明装置は、照明光を出射
する光源と、上記光源から出射された照明光を複数の色
光に分光する分光手段と、上記分光手段において分光さ
れた各色光を照明光として受けて変調光を出射する複数
の光変調手段と、上記各光変調手段から出射された複数
の変調光を合成する光合成手段と、上記分光手段で分光
された各色光を対応する光変調手段に導光する光路を形
成する複数の色光用光学系と、上記各色光用光学系の光
路に配置され、各色光の対応する光変調手段への照射領
域を調整可能な複数の透過光学素子と、上記各透過光学
素子を各色光用光学系の光軸に対して所定方向に移動可
能で、各色光の対応する光変調手段への照射位置および
範囲を独立に調整するための複数の調整手段とを有す
る。
【0017】また、本発明の投射型表示装置は、照明光
を出射する光源と、上記光源から出射された照明光を複
数の色光に分光する分光手段と、上記分光手段において
分光された各色光を照明光として受けて変調光を出射す
る複数の光変調手段と、上記各光変調手段から出射され
た複数の変調光を合成する光合成手段と、上記分光手段
で分光された各色光を対応する光変調手段に導光する光
路を形成する複数の色光用光学系と、上記各色光用光学
系の光路に配置され、各色光の対応する光変調手段への
照射領域を調整可能な複数の透過光学素子と、上記各透
過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所定方向に
移動可能で、各色光の対応する光変調手段への照射位置
を独立に調整するための複数の調整手段と、上記光合成
手段の合成光をスクリーン上に投射する投射光学系とを
有する。
【0018】また、本発明の投射型表示装置は、照明光
を出射する光源と、上記光源から出射された照明光を複
数の色光に分光する分光手段と、上記分光手段において
分光された各色光を照明光として受けて変調光を出射す
る複数の光変調手段と、上記各光変調手段から出射され
た複数の変調光を合成する光合成手段と、上記分光手段
で分光された各色光を対応する光変調手段に導光する光
路を形成する複数の色光用光学系と、上記各色光用光学
系の光路に配置され、各色光の対応する光変調手段への
照射領域を調整可能な複数の透過光学素子と、上記各透
過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所定方向に
移動可能で、各色光の対応する光変調手段への照射位置
および範囲を独立に調整するための複数の調整手段と、
上記光合成手段の合成光をスクリーン上に投射する投射
光学系とを有する。
【0019】また、本発明は、照明光を出射する光源
と、上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光
する分光手段と、上記分光手段において分光された各色
光を照明光として受けて変調光を出射する複数の光変調
手段と、上記分光手段で分光された各色光を対応する光
変調手段に導光する光路を形成する複数の色光用光学系
と、上記各色光用光学系の光路のそれぞれに配置した複
数の透過光学素子とを含む照明装置の照明光調整方法で
あって、各色光の対応する光変調手段への照明光として
の照射位置を、上記各透過光学素子の各々を独立に各色
光用光学系の光軸に対して所定方向に移動させて調整す
る。
【0020】また、本発明は、照明光を出射する光源
と、上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光
する分光手段と、上記分光手段において分光された各色
光を照明光として受けて変調光を出射する複数の光変調
手段と、上記分光手段で分光された各色光を対応する光
変調手段に導光する光路を形成する複数の色光用光学系
と、上記各色光用光学系の光路のそれぞれに配置した複
数の透過光学素子とを含む照明装置の照明光調整方法で
あって、各色光の対応する光変調手段への照明光として
の照射位置および範囲を、上記各透過光学素子の各々を
独立に各色光用光学系の光軸に対して所定方向に移動さ
せて調整する。
【0021】本発明によれば、光源から発せられた照明
光が、製造誤差に起因する液晶パネル等の光変調手段に
集光する位置のずれの補正が、各色光用光学系の光路の
それぞれに配置した複数の透過光学素子のそれぞれを独
立に、各色光用光学系の光軸に対して所定方向に移動さ
せて行われる。これにより、照明装置の補正を各色光毎
に最適化され、また、液晶パネル等の光変調手段に入射
する光線の角度変化が抑えられる。したがって、投射光
学系で投写される光量の減少が抑えられ、照明欠けがな
くなる。
【0022】また、たとえば負レンズ等からなる透過光
学素子を光軸方向に移動することにより、液晶パネル等
の光変調手段に集光する大きさを任意に変更することが
でき、光変調手段にに集光する光が照明欠けを起こさな
い範囲で小さくすることにより、より明るい投写装置を
実現できる。
【0023】また、基準位置で照明欠けを起こしてしま
う場合は、光変調手段から透過光学素子を遠ざけること
により、照明欠けを回避できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る照明装置を
採用した3板式液晶プロジェクタ装置の一実施形態を示
す構成図である。
【0025】この3板式液晶プロジェクタ装置100
は、図1に示すように、光源101、UV−IRカット
フィルタ102、第1のマルチレンズアレイ103、第
2のマルチレンズアレイ104、平凸レンズからなる集
光レンズ105、分光手段としての第1のダイクロイッ
クミラー106、分光手段としての第2のダイクロイッ
クミラー107、第1の反射ミラー108、透過光学素
子としての第1の負レンズ109、透過光学素子として
の第2の負レンズ110、透過光学素子としての第1の
リレーレンズ111、第2の反射ミラー112、透過光
学素子としの第2のリレーレンズ(反転用リレーレン
ズ)113、第3の反射ミラー114、光変調手段とし
ての第1の透過型液晶パネル115、光変調手段として
の第2の透過型液晶パネル116、光変調手段としての
第3の透過型液晶パネル117、第1のフィールドレン
ズ118、第2のフィールドレンズ119、第3のフィ
ールドレンズ120、光合成手段としてのクロスダイク
ロイックプリズム121、投射レンズ122、およびス
クリーン123を有している。
【0026】そして、第1のダイクロイックミラー10
6、第1の反射ミラー108、および第1のフィールド
レンズ118により、たとえば分光される赤色光RLを
第1の透過型液晶パネル115に導光する第1の色光用
光学系124が構成されている。また、第1のダイクロ
イックミラー106、第2のダイクロイックミラー10
7、および第2のフィールドレンズ119により、たと
えば分光される緑色光GLを第2の透過型液晶パネル1
16に導光する第2の色光用光学系125が構成されて
いる。また、第1のダイクロイックミラー106、第2
のダイクロイックミラー107、第2の反射ミラー11
3、第3の反射ミラー114、および第3のフィールド
レンズ120により、たとえば分光される青色光BLを
第3の透過型液晶パネル117に導光する第3の色光用
光学系126が構成されている。
【0027】そして、このプロジェクタ装置100は、
図1には示していないが、透過光学素子として設けられ
た第1の負レンズ109、第2の負レンズ110、およ
び第2のリレーレンズ113の配置位置毎に、これら第
1の負レンズ109、第2の負レンズ110、および第
2のリレーレンズ113の光軸のそれぞれを、各色光用
光学系124,125,136の光軸に対して所定方
向、具体的には、光軸に平行な方向および垂直な方向に
移動させて、各色光の対応する第1〜第3の透過型液晶
パネル115〜117の照明光としての照射位置および
範囲(集光位置および範囲)を独立に調整するための調
整部が設けられている。
【0028】以下、調整部の構成、および各部の機能に
ついて順を追って説明する。
【0029】図2は、本実施形態に係る調整手段として
の調整部130の一例を示す構成図である。ここでは、
第1の負レンズ109用調整部を例に説明する。
【0030】負レンズ109を光軸OAに沿って移動さ
せる調整部130は、図2に示すように、L字状をな
し、立板1031aに負レンズ109用光路が形成さ
れ、底板1031bに負レンズ109を光軸の対して垂
直な平面で移動させるための第1の調整板1302、お
よび第2の調整板1303を固定し、かつ光軸OAに対
して平行な長穴1031d,1031cが形成された本
体1031と、負レンズ109を固定する本体1031
の穴と嵌め合わされる、光軸に沿った2以上の軸103
4が固定された照明装置に固定された図しない部材、も
しくは負レンズ109を固定する本体1031の穴と嵌
め合わされる、光軸に沿った2本以上の軸1034を備
えた、他の光学素子が固定された照明装置を組み合わせ
ることにより構成される。
【0031】第1の調整板1032は、中央部に負レン
ズ109が固定され、その周囲に第2の調整板1033
に形成された調整竿1033aを光軸に垂直な平面で、
かつ鉛直方向に案内するように形成された長穴1032
aが形成されている。また、第2の調整板1033は、
中央部に負レンズ109の光路が形成され、その周囲に
本体1031の立板1031aに形成された調整竿10
31eを光軸に垂直な平面で、かつ水平方向に案内する
ように形成された長穴1033bが形成されている。
【0032】調整部130においては、負レンズ109
が固定された第1の調整板1032を光軸に垂直な平面
で、かつ鉛直方向に案内させ、また、第1および第2の
調整板1032,1033を光軸に垂直な平面で、かつ
水平方向に案内することにより、負レンズ109の光軸
を色光用光学系の光路軸に沿って移動させる。
【0033】他の第2の負レンズ110、および第2の
リレーレンズ113用の調整部も同様の構成を有する。
【0034】光源101は、たとえば放電ランプ101
aとリフレクタ101bにより構成され、白色光による
照明光を出射する。
【0035】UV−IRカットフィルタ102は、光源
101から出射された照明光から赤外線領域および紫外
線領域の不可視とされる不要光線を遮断し、画像を形成
するための有効な光線のみが第1のマルチレンズアレイ
103に出射する。
【0036】第1のマルチレンズアレイ103は、複数
のレンズが配置され、フィルタ102を介した光源10
1による照明光を複数の像に分割し、これら分割像を集
光して各分割像の光スポットを所定の位置にレイアウト
させる。
【0037】第2のマルチレンズアレイ104は、第1
のマルチレンズアレイ103により集光される複数の光
スポットに対応する複数のレンズが配置され、各レンズ
により第1のマルチレンズアレイ103による分割像を
重畳結合して集光レンズ105に出射する。
【0038】集光レンズ105は、平凸レンズにより構
成され、正の屈折力を有する、すなわち、入射光を収束
する方向に屈折させて、第1のダイクロイックミラー1
06に出射する。
【0039】第1のダイクロイックミラー106は、集
光レンズ105の出射光のうち第1の波長帯域の光をた
とえば赤色光RLとして透過し、第2の波長帯域の光お
よび第3の波長帯域の光を、たとえば緑色光GL、およ
び青色光BLとして反射する。すなわち、第1のダイク
ロイックミラ106は、集光レンズ105の出射光を赤
色光RLと、緑色光GLおよび青色光BLに分光する。
【0040】第2のダイクロイックミラー107は、ダ
イクロイックミラー106で分光された第2の波長帯域
の緑色光GLを反射し、第3の波長帯域の青色光BLを
透過する。すなわち、第2のダイクロイックミラー10
7は、緑色光GLおよび青色光BLに分光する。
【0041】第1の反射ミラー108は、分光された赤
色光を入射方向とは90度異なる方向に反射して、第1
のフィールドレンズ118を介して第1の透過型液晶パ
ネル115に入射させる。
【0042】第1の負レンズ109は、たとえば平凹レ
ンズにより構成され、調整部130により第1のダイク
ロイックミラー106の赤色光RLの反射ミラー108
への出射光路に略光軸を合わせて配置されている。そし
て、第1の負レンズ109は、赤色光RLを、集光レン
ズ105で正の方向(収束する方向)に屈折した光を発
散させる方向に屈折させて反射ミラー108出射する。
これにより、第1の負レンズ109を出射した赤色光R
Lが、第1の透過型液晶パネル23に対応した照明領域
を形成する位置は、第1の負レンズ109を配置しない
場合に比べて集光レンズ105側に移動することにな
る。
【0043】第2の負レンズ110は、たとえば平凹レ
ンズにより構成され、調整部130により第1のダイク
ロイックミラー106の緑色光GLおよび青色光BLの
第2のダイクロイックミラー107への出射光路に略光
軸を合わせて配置されている。そして、第2の負レンズ
110は、緑色光GLおよび青色光BL赤色光RLを、
集光レンズ105で正の方向(収束する方向)に屈折し
た光を発散させる方向に屈折させて第2のダイクロイッ
クミラー107に出射する。これにより、第2の負レン
ズ110を出射した緑色光GLが、第2の透過型液晶パ
ネル24に対応した照明領域を形成する位置は、第2の
負レンズ110を配置しない場合に比べて集光レンズ1
05側に移動することになる。
【0044】第1のリレーレンズ111は、第1のダイ
クロイックミラー107の青色光BLの第2の反射ミラ
ー112への透過光路に、略光軸を一致させて配置さ
れ、第2のダイクロイックミラー107を透過した照明
光としての青色光BLを受けて、光源101から第1の
透過型液晶パネル115、および第2の透過型液晶パネ
ル116への光路長と、光源から101から第3の透過
型液晶パネル117への光路長との違いに基づいて、さ
らに照明光の像を生成させて第2の反射ミラー112に
出射する。
【0045】第2の反射ミラー112は、第1のリレー
レンズ111から出射した青色光BLを入射方向に対し
て90度の方向に反射し、第2のリレーレンズ113に
出射する。
【0046】第2のリレーレンズ113は、調整部13
0により第2の反射ミラー112の青色光BLの第3の
反射ミラー114への反射光路に略光軸を合わせて配置
され、1第1のリレーレンズ113で形成された照明光
の像を反転させて第3の反射ミラー114に出射する。
【0047】第1の透過型液晶パネル23は、印加され
る映像信号に基づいて照射された赤色光に対する空間光
変調を行い、その変調光をクロスダイクロイックプリズ
ム121に出射する。
【0048】第2の透過型液晶パネル24は、印加され
る映像信号に基づいて照射された緑色光に対する空間光
変調を行い、その変調光をクロスダイクロイックプリズ
ム121に出射する。
【0049】第3の透過型液晶パネル25は、印加され
る映像信号に基づいて照射された青色光に対する空間光
変調を行い、その変調光をクロスダイクロイックプリズ
ム121に出射する。
【0050】クロスダイクロイックプリズム121は、
第1の透過型液晶パネル23による赤色変調光を反射面
121aで、第3の透過型液晶パネル25による青色変
調光を反射面121bで投射レンズ122に向かって反
射し。第2の透過型液晶パネル24による緑色変調光
は、反射面121a,121bを透過することにより、
第1〜第3の透過型液晶パネル115〜117の出射変
調光を合成する。
【0051】投射レンズ122は、クロスダイクロイッ
クプリズム121による合成光、すなわち第1〜第3の
透過型液晶パネル115〜117で形成された映像光を
スクリーン31上に結像させる。
【0052】以上のように構成されるプロジェクタ装置
100の照明装置においては、光源101から発せられ
た照明光が、照明系を構成する光学素子の製造誤差や、
光学素子の配置位置の誤差により発生する、第1〜第2
の透過型液晶パネル115,116に集光する位置の調
整は、調整部130により負レンズ109、110を、
配置光路の光軸垂直な平面に平行に移動させることによ
り行われる。また、いわゆるリレー系の第3の透過型液
晶パネル117に集光する位置のずれの補正は、調整部
130により第2のリレーレンズ113を、配置光路の
光軸に垂直な面に平行に移動させることで行われる。こ
れにより、各色光毎に調整が行うことができる。また、
第1の負レンズ109は、第1の透過型液晶パネル11
5からの距離が第1の反射ミラー108に比べ離れてい
るので、各色光毎に液晶パネルを調整する方式の従来の
技術での問題点であった、光線角度の変化による液晶パ
ネルを透過する光束量が減少することを軽減できる。
【0053】なお、レンズを光軸に対し垂直な平面で移
動する機構は、板金を組み合わせて行う、樹脂で形成し
た部品を組み合わせて行う、板金部品と樹脂部品を組み
合わせて行う等、種々の態様が可能である。
【0054】また、負のパワーを持つ負レンズ(透過光
学素子)を光軸に沿って動かすことにより、照明する範
囲を調整することができる。たとえば第1の負レンズ1
09、あるいは第2の負レンズ110を、第1の透過型
液晶パネル115、あるいは第2の透過型液晶パネル1
16から遠くなるように調整することにより、液晶パネ
ルの位置で光源101から発せられた照明光は大きい面
積に集光することになる。光源101から発せられた照
明光が、照明系を構成する光学素子の製造誤差や、光学
素子の配置位置の誤差により発生する、液晶パネルに集
光する大きさが、液晶パネルの面積より小さくなると、
照明範囲の欠けが発生し投写画像の品質を著しく低下さ
せる。それを解決するために、調整部103により負レ
ンズ109,110が光軸に沿って大きくなる位置に配
置される。
【0055】次に、上記の調整されたプロジェクタ装置
100の動作を説明する。
【0056】このプロジェクタ装置100では、光源1
01の放電ランプ101aから放射された照明光は、放
物面形状をしたリフレクタ101bの反射面による反
射、集光されて、略平行光束となって、開口部から出射
される。光源101から出射された照明光は、赤外線領
域および紫外線領域の不可視とされる不要光線がUV−
IRカットフィルタ102で遮断され、画像を形成する
ための有効な光線のみが第1のマルチレンズアレイ10
3に入射される。
【0057】第1のマルチレンズアレイ103では、フ
ィルタ102を介した照明光が複数に分割され、それら
の像が第2のマルチレンズアレイ104の光入射面近傍
にレイアウトされる。そして、第2のマルチレンズアレ
イ104では、第1のマルチレンズアレイ103による
分割光源像が、第1〜第3の透過型液晶パネル115〜
117の照明光として入射可能となるように正の屈折力
を有する集光レンズ(平凸レンズ)105に入射され
る。
【0058】集光レンズ105では入射光が収束される
方向に屈折されて、第1のダイクロイックミラー106
に出射される。第1のダイクロイックミラー106で
は、第1の波長帯域の光がたとえば赤色光RLとして透
過され、第2の波長帯域の光および第3の波長帯域の光
が、たとえば緑色光GL、および青色光BLとして反射
される。第1のダイクロイックミラー106を透過した
赤色光RLは、負の屈折力を有する第1の負レンズ10
9で発散する方向に屈折され、さらに第1の反射ミラー
108で反射され、第1のフィールドレンズ118を介
して第1の透過型液晶パネル115に入射される。
【0059】第1のダイクロイックミラー106で反射
された緑色光GL、および青色光BLは、負の屈折力を
有する第2の負レンズ110で発散する方向に屈折さ
れ、第2のダイクロイックミラー107に入射される。
第2のダイクロイックミラー107では、たとえば緑色
光GLが反射され、青色光BLが透過される。そして、
第2のダイクロイックミラー107で反射された緑色光
GLは、第2のフィールドレンズ119を介して第2の
透過型液晶パネル116に入射される。
【0060】また、第2のダイクロイックミラー107
を透過した青色光BLは、第1のリレーレンズ111を
通った後、第2の反射ミラー112で反射され、さらに
第2のリレーレンズ113を通過して、第3の反射ミラ
ー114で反射される。そして、第3の反射ミラー11
4で反射された青色光BLは、第3のフィールドレンズ
120を介して第3の透過型液晶パネル117に入射さ
れる。
【0061】第1〜第3の透過型液晶パネル115〜1
17においては、印加される映像信号に基づいて空間光
変調が行われ、それぞれが異なる方向からクロスダイク
ロイックプリズム121に入射される。クロスダイクロ
イックプリズム121においては、赤色変調光は反射面
121aで、青色変調光は反射面121bで投射レンズ
122に向かって反射され、緑色変調光は、反射面12
1a,121bを透過することにより、第1〜第3の透
過型液晶パネル115〜117の出射変調光が合成され
る。これにより、第1〜第3の透過型液晶パネル115
〜117で形成された映像がスクリーン123に拡大投
影され、所望のカラー画像が表示される。
【0062】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、透過光学素子として設けられた第1の負レンズ10
9、第2の負レンズ110、および第2のリレーレンズ
113の配置位置毎に、これら第1の負レンズ109、
第2の負レンズ110、および第2のリレーレンズ11
3の光軸のそれぞれを、各色光用光学系124,12
5,136の光軸に対して所定方向、具体的には、光軸
に平行な方向および垂直な方向に移動させて、各色光の
対応する第1〜第3の透過型液晶パネル115〜117
の照明光としての照射位置および範囲(集光位置および
範囲)を独立に調整するための調整部130を設けたの
で、以下の効果を有する。すなわち、光源101から発
せられた光が、製造誤差に起因する液晶パネルに集光す
る位置のずれを補正を各色光毎に最適化することがで
き、かつ液晶パネルに入射する光線の角度変化を抑え、
投写される光量の減少を抑えることができ、照明欠けが
なく明るい投写装置を実現できる。
【0063】また、負レンズを光軸方向に移動すること
により、液晶パネルに集光する大きさを任意に変更する
ことができ、液晶パネルに集光する光が照明欠けを起こ
さない範囲で小さくすることにより、より明るい投写型
表示装置を実現できる。
【0064】また、基準位置で照明欠けを起こしてしま
う場合は、液晶パネルから透過光学素子としての負レン
ズ等を遠ざけることにより、照明欠けを回避できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、光源から発せられた光
が、製造誤差に起因する光変調手段に集光する位置のず
れを補正を各色光毎に最適化することができ、かつ光変
調手段に入射する光線の角度変化を抑え、投写される光
量の減少を抑えることができ、ひいては、照明欠けがな
く明るい投写型表示装置を実現できる。
【0066】また、負レンズ等の透過光学素子を光軸方
向に移動することにより、光変調手段に集光する大きさ
を任意に変更することができ、光変調手段に集光する光
が照明欠けを起こさない範囲で小さくすることにより、
より明るい投写装置を実現できる。
【0067】また、基準位置で照明欠けを起こしてしま
う場合は、光変調手段から負レンズ等の透過光学素子を
遠ざけることにより、照明欠けを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置を採用した3板式液晶プ
ロジェクタ装置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】本発明に係る調整手段としての調整部の一例を
示す構成図である。
【図3】従来の照明装置を採用した3板式液晶プロジェ
クタ装置の構成図である。
【符号の説明】
100…3板式液晶プロジェクタ装置、101…光源、
101a…放電ランプ、101b…リフレクタ、102
…UV−IRカットフィルタ、103…第1のマルチレ
ンズアレイ、104…第2のマルチレンズアレイ、10
5…平凸レンズからなる集光レンズ、106…分光手段
としての第1のダイクロイックミラー、107…分光手
段としての第2のダイクロイックミラー、108…第1
の反射ミラー、109…透過光学素子としての第1の負
レンズ、110…透過光学素子としての第2の負レン
ズ、111…透過光学素子としての第1のリレーレン
ズ、1112…第2の反射ミラー、113…透過光学素
子としの第2のリレーレンズ(反転用リレーレンズ)、
114…第3の反射ミラー、115…光変調手段として
の第1の透過型液晶パネル、116…光変調手段として
の第2の透過型液晶パネル、117…光変調手段として
の第3の透過型液晶パネル、118…第1のフィールド
レンズ、119…第2のフィールドレンズ、120…第
3のフィールドレンズ、121…光合成手段としてのク
ロスダイクロイックプリズム、122…投射レンズ、1
23…スクリーン、130…調整部、1031…本体、
1032…第1の調整板、1033…第2の調整板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 360 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H088 EA14 EA15 HA13 HA21 HA24 HA28 MA20 2H091 FA05Z FA08X FA14Z FA26Z FA29Z FA41Z FD06 FD12 LA12 MA07 5G435 AA01 AA04 BB17 CC12 DD05 GG01 GG03 GG04 GG08 LL15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を出射する光源と、 上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光する
    分光手段と、 上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、 上記各光変調手段から出射された複数の変調光を合成す
    る光合成手段と、 上記分光手段で分光された各色光を対応する光変調手段
    に導光する光路を形成する複数の色光用光学系と、 上記各色光用光学系の光路に配置され、各色光の対応す
    る光変調手段への照射領域を調整可能な複数の透過光学
    素子と、 上記各透過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所
    定方向に移動可能で、各色光の対応する光変調手段への
    照射位置を独立に調整するための複数の調整手段とを有
    する照明装置。
  2. 【請求項2】 照明光を出射する光源と、 上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光する
    分光手段と、 上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、 上記各光変調手段から出射された複数の変調光を合成す
    る光合成手段と、 上記分光手段で分光された各色光を対応する光変調手段
    に導光する光路を形成する複数の色光用光学系と、 上記各色光用光学系の光路に配置され、各色光の対応す
    る光変調手段への照射領域を調整可能な複数の透過光学
    素子と、 上記各透過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所
    定方向に移動可能で、各色光の対応する光変調手段への
    照射位置および範囲を独立に調整するための複数の調整
    手段とを有する照明装置。
  3. 【請求項3】 照明光を出射する光源と、 上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光する
    分光手段と、 上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、 上記各光変調手段から出射された複数の変調光を合成す
    る光合成手段と、 上記分光手段で分光された各色光を対応する光変調手段
    に導光する光路を形成する複数の色光用光学系と、 上記各色光用光学系の光路に配置され、各色光の対応す
    る光変調手段への照射領域を調整可能な複数の透過光学
    素子と、 上記各透過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所
    定方向に移動可能で、各色光の対応する光変調手段への
    照射位置を独立に調整するための複数の調整手段と、 上記光合成手段の合成光をスクリーン上に投射する投射
    光学系とを有する投射型表示装置。
  4. 【請求項4】 照明光を出射する光源と、 上記光源から出射された照明光を複数の色光に分光する
    分光手段と、 上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、 上記各光変調手段から出射された複数の変調光を合成す
    る光合成手段と、 上記分光手段で分光された各色光を対応する光変調手段
    に導光する光路を形成する複数の色光用光学系と、 上記各色光用光学系の光路に配置され、各色光の対応す
    る光変調手段への照射領域を調整可能な複数の透過光学
    素子と、 上記各透過光学素子を各色光用光学系の光軸に対して所
    定方向に移動可能で、各色光の対応する光変調手段への
    照射位置および範囲を独立に調整するための複数の調整
    手段と上記光合成手段の合成光をスクリーン上に投射す
    る投射光学系とを有する投射型表示装置。
  5. 【請求項5】 照明光を出射する光源と、上記光源から
    出射された照明光を複数の色光に分光する分光手段と、
    上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、上記分光
    手段で分光された各色光を対応する光変調手段に導光す
    る光路を形成する複数の色光用光学系と、上記各色光用
    光学系の光路のそれぞれに配置した複数の透過光学素子
    とを含む照明装置の照明光調整方法であって、 各色光の対応する光変調手段への照明光としての照射位
    置を、上記各透過光学素子の各々を独立に各色光用光学
    系の光軸に対して所定方向に移動させて調整する照明装
    置の照明光調整方法。
  6. 【請求項6】 照明光を出射する光源と、上記光源から
    出射された照明光を複数の色光に分光する分光手段と、
    上記分光手段において分光された各色光を照明光として
    受けて変調光を出射する複数の光変調手段と、上記分光
    手段で分光された各色光を対応する光変調手段に導光す
    る光路を形成する複数の色光用光学系と、上記各色光用
    光学系の光路のそれぞれに配置した複数の透過光学素子
    とを含む照明装置の照明光調整方法であって、 各色光の対応する光変調手段への照明光としての照射位
    置および範囲を、上記各透過光学素子の各々を独立に各
    色光用光学系の光軸に対して所定方向に移動させて調整
    する照明装置の照明光調整方法。
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