JP5638388B2 - ボール - Google Patents

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Description

ここに開示する技術は、各種の競技や、トレーニング、遊戯、レクリエーション等に用いられる、人が直接的又は間接的に、投げたり、蹴ったり、打ったりするボールに関する。
中実状と中空状とに大別されるボールの内、中空状のボールの構造の1つとして、圧縮空気が封入されるチューブと、そのチューブ上にナイロンフィラメント等をあらゆる円周方向に巻くことで形成された補強層と、その補強層上に形成されたカバーゴム層と、そのカバーゴム層上に接着された複数枚の皮革パネルよりなる表皮層と、を備えた構造が知られている(例えば特許文献1参照)。この構造のボールは、貼りボールと呼ばれている。
また、これとは異なるボール構造として、例えば特許文献2に開示されているように、複数枚の皮革パネルの端縁同士を縫い合わせて球状にすることで表皮層を形成すると共に、その表皮層内にチューブを収納した構造が知られている。この構造のボールは、縫いボールと呼ばれている。
さらに別のボール構造として、例えば特許文献3には、複数の織布片を互いに縫い合わせて球状とした織布層内にチューブを収納すると共に、その織布層の表面に複数枚の皮革パネルを接着して表皮層を形成した構造のボールが開示されている。
米国特許第4333648号明細書 特開平9−19516号公報 国際公開第2004/56424号パンフレット
ところで、ボールを用いた競技においては、直接的又は間接的に、ボールを投げたり、蹴ったり、打ったりしたときの条件(以下、ボールの打ち出し条件ともいう)が同じであれば、ボールの飛行軌道が常に同じような軌道となることが望ましい。つまり、飛翔しているボールの軌道が延びたり、落ちたりせず、かつ、ボールの進行方向に対して直交する横方向にぶれたりせずに、所望の位置にボールが到達することが望ましい。そうすることによって競技者は、狙い通りにボールをコントロールすることができるようになる。
また、ボールを用いた競技においては、ボールに対し強制的に回転を加えることによって、そのボールの飛行軌道を所定の変化軌道にすることが行われる。例えばボールを進行方向と同じ方向に縦回転させることによって、その軌道は、ボールが大きく落ちるようなドロップ軌道になる。
このように、ボール軌道を変化軌道にするときには、ボールに対し同じような回転を与えたとき(回転数が同じとき)には、ボール軌道が常に同じような変化軌道となることが望ましく、また、ボールに与える回転の量(回転数の大小)や球速の高低に、ボール軌道の変化量が比例することが望ましい。そうすることによって競技者は、所望のボール軌道を得ることができて、ボールのコントロール性が高まることになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コントロール性を高めたボールを提供することにある。
本発明は、ボール本体の球面状の表面を形成する表皮層が3枚以上の多数枚の皮革パネルのそれぞれを互いに隣接するように設けて構成されたボールであって、多数枚の皮革パネルのそれぞれにおける表面の全域には連続する線状の凸部と不連続な多数個の凹部とを備え、上記連続する線状の凸部が多数個の凹部の各々を六角形の垂直投影面を有する形状として阻む格子形状に構成され、多数個の凹部が互いに等間隔に配置されており、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の大部分では方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに連続するように開放された構成であり、上記隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の残部では一方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに不連続となるように一方の皮革パネルにおける凸部又は他方の皮革パネルにおける凸部で閉鎖された構成であり、さらに、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分には横断面略V字状の窪みが隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の延びる方向に連続するように形成され、この窪みの表面にも上記凹部及び凸部が存在することを特徴とする。
本発明は、多数枚の皮革パネルのそれぞれにおける表面の全域には連続する線状の凸部と不連続な多数個の凹部とを備え、上記連続する線状の凸部が多数個の凹部の各々を六角形の垂直投影面を有する形状として阻む格子形状に構成され、多数個の凹部が互いに等間隔に配置されており、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の大部分では方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに連続するように開放された構成であり、上記隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の残部では一方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに不連続となるように一方の皮革パネルにおける凸部又は他方の皮革パネルにおける凸部で閉鎖された構成であり、さらに、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分には横断面略V字状の窪みが隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の延びる方向に連続するように形成され、この窪みの表面にも上記凹部及び凸部が存在することにより、ボールが回転しながら飛行しているときに、当該ボールに作用する流体力の不安定性が抑制されて、ボールの軌道が所定の軌道に安定化する。
図1は、実施形態に係るバレーボールを示す斜視図である。 図2は、バレーボールの表面を拡大して示す斜視図である。 図3は、バレーボールの一部断面図である。 図4は、図3とは異なる構造のバレーボールの一部断面図である。 図5は、図3及び図4とは異なる構造のバレーボールの一部断面図である。 図6は、凸部の別構成を示す概念図である。 図7は、凸部の別構成を示す概念図である。 図8は、凸部の別構成を示す概念図である。 図9は、凸部の別構成を示す概念図である。 図10は、凸部の別構成を示す概念図である。 図11は、凸部の別構成を示す概念図である。 図12は、凸部の別構成を示す概念図である。 図13は、凸部の別構成を示す概念図である。 図14は、凸部の別構成を示す概念図である。 図15は、凸部の別構成を示す概念図である。 図16は、凸部の別構成を示す概念図である。 図17は、凸部の別構成を示す概念図である。 図18は、凸部の別構成を示す概念図である。 図19は、凸部の別構成を示す概念図である。 図20は、凸部の別構成を示す概念図である。 図21は、凸部の別構成を示す概念図である。 図22は、凸部の別構成を示す概念図である。 図23は、凸部の別構成を示す概念図である。 図24は、図23のa−a断面図である。 図25は、凸部の別構成を示す概念図である。 図26は、凸部の別構成を示す概念図である。 図27は、凸部の別構成を示す概念図である。 図28は、凸部の別構成を示す概念図である。 図29は、図28のb−b断面図である。 図30は、凸部の別構成を示す概念図である。 図31は、比較例に係るボールの構成を示す説明図である。 図32Aは、回転数300rpm時の、各例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図32Bは、回転数480rpm時の、各例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図32Cは、回転数600rpm時の、各例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図33Aは、従来例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図33Bは、比較例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図33Cは、実施例に係るボールの揚力特性を示す図である。 図34Aは、回転数300rpm時の、各例に係るボールの軌道のシミュレーション結果を示す図である。 図34Bは、回転数480rpm時の、各例に係るボールの軌道のシミュレーション結果を示す図である。 図34Cは、回転数600rpm時の、各例に係るボールの軌道のシミュレーション結果を示す図である。 図35は、従来例に係るボールに作用する横力の時間変動の一例を示す図である。 図36は、第2実施例に係るボールに作用する横力の時間変動の一例を示す図である。 図37は、従来例に係るボールを打ち出し装置により打ち出したときの、到達位置のばらつきを示す図である。 図38は、第2実施例に係るボールを打ち出し装置により打ち出したときの、到達位置のばらつきを示す図である。
ここに開示するボールは、球状の表面を有するボール本体と、前記ボール本体の表面から***した凸部と、を備える。そして、前記凸部は、前記ボール本体が回転しながら飛行しているときに、当該ボール本体に作用する流体力の不安定性を抑制することによって前記ボール本体の軌道を所定の軌道に安定化させるよう***している。
ここでいう「回転」は、ボールに対し回転方向の力を加えて、ボールを強制的に回転させる(つまり、比較的高回転で回転する)ことに限定されず、ボールに対し回転方向の力を意図的に加えない場合も「ボール本体が回転しながら飛行している」ことに含まれる。つまり、ボールが低回転で回転している場合は勿論のこと、極低回転で回転していて準定常的に非回転といえる場合も含まれ得る。
前記凸部は、前記ボール本体が同じ条件で飛行したときの到達位置のばらつきを小さくするように***している、としてもよい。ここでいう「到達位置」は、ボール本体の飛距離(飛行方向に対する到達位置)と、その飛行方向に直交する横方向の到達位置との双方が含まれる。つまり、凸部は、ボール本体の飛行軌跡が延びたり、落ちたりすることを抑制すると共に、横方向にぶれたりすることも抑制することによって、到達位置のばらつきを小さくする。
前記凸部は、前記ボール本体が、その進行方向と同じ方向に縦回転しながら飛行しているときに、その軌道を所定のドロップ軌道に安定化させるよう***している、としてもよい。ここでいう「縦回転」は、ボールを強制的に回転させて、比較的高回転で縦回転することを意味する。
すなわち、前記のボールは、回転しながら飛行しているときには、ボール本体の軌道が安定化して到達位置のばらつきが小さくなる一方で、強制的に縦回転を加えたときには、その軌道が所定のドロップ軌道に安定化するとの知見を、本願発明者らは得たのである。
前記凸部は、所定のパターンで、前記ボール本体の表面全体に配置されている、としてもよい。
前記凸部は、前記ボール本体の表面全体に均等に配置されている、としてもよい。
前記ボール本体の表面は、複数のパネルによって形成されている、としてもよい。
以下、ボールの実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本実施形態に係るボールを示している。ここでは、バレーボールを例に、ボールについて説明する。尚、ボールはバレーボールに限らない。例えば、サッカーボール、ハンドボール、及び、バスケットボール等の他の競技に用いられるボールであってもよい。
前記バレーボールBは、図2に拡大して示すように、ボール本体1と、ボール本体1の表面から***した凸部2と、を備えている。
ボール本体1は、図3、図4又は図5に示すように、本実施形態では、いわゆる貼りボールの構造を有している。すなわち、ボール本体1は、球形中空のチューブ11、チューブ11の表面を被覆する補強層12、補強層12上に被覆された、例えば天然ゴムからなるカバーゴム層13、及び、カバーゴム層13の表面に接着剤を介して接着された複数枚(このバレーボールBでは18枚)の皮革パネル14からなり、ボール本体1の球面状の表面を形成する表皮層15、を含んで構成される。
前記チューブ11は、例えばブチルゴム等の、空気非透過性弾性体からなる。チューブ11には、図示省略のバルブを介して圧縮空気が封入される。
前記補強層12は、数千m分の長さのナイロンフィラメント等をチューブ11上にあらゆる円周方向に巻回した糸巻き層、又は、複数枚の織布片を球形に縫い合わせた布層よりなる。この補強層12によって、ボールとしての品質が安定化する。つまり、この補強層12によって、ボール本体1の真球性、耐久性、球状維持性、及び、経時変化に対する強度、がそれぞれ向上する。
前記皮革パネル14は、天然皮革、人工皮革又は合成皮革からなり、それぞれ所定の短冊形状を有している。皮革パネル14は、ボール本体1の表面を、上下、左右、及び前後の、ボール本体の中心を通りかつ互いに直交する6軸(以下、各軸を中心軸と呼ぶこともある)それぞれの方向に6分割したときに略四角形状に形成される各領域内に3枚、その周縁部同士を互いに接した状態で配置される。そうしてボール本体1の表面が皮革パネル14によって覆われることで、前記表皮層15が形成される。尚、各皮革パネルの形状や、その枚数は、特に制限されるものではなく、適宜の形状及び枚数を採用することが可能である。
尚、図示は省略するが、各皮革パネル14は、その裏面の周縁部が厚み方向に斜めに削がれている。このことによって、ボール本体1の表面において皮革パネル14の周縁部同士が接合する箇所には、横断面略V字状の窪みが形成されることになる。すなわち、前記バレーボールBの表面には、予め所定の凹凸が形成されている。
尚、図3〜図5は、理解容易のために、ボール本体1の断面を模式的に描いている。図例では各層の厚みを互いに略同じに描いているが、各層の厚みは、実際は互いに異なるものである。
前記凸部2は、本実施形態のバレーボールBでは、図2に示すように、線状であり、この線状の凸部2が、各皮革パネル14において、互いに直交する2方向に等間隔を空けて多数配置されている。このことによって、ボール本体1の表面には、前記凸部2によって正方格子が形成されている。換言すれば、ボール本体1の表面には、多数の矩形パターンが、表面全体に均等に配置されている。
各凸部2は、例えば以下のようにして、ボール本体1の表面に形成すればよい。すなわち、例えば図3に示すように、カバーゴム層13に対し一体的に、径方向の外方に突出する突条部13aを形成する。この突条部13aによって、そのカバーゴム層13上に接着した皮革パネル14がボール本体1の径方向外方に***するため、ボール本体1の表面から***する凸部2が形成されることになる。
尚、前記の突条部13aは、カバーゴム層13と一体成形により形成してもよいが、突条部13aの形成は一体成形に限るものではない。例えば図示は省略するが、カバーゴム層13の表面に、所定の高さを有する突条部材を接着等によって取り付けることによっても、前記の突条部13aを形成することができる。
これとは異なり、例えば図4に示すように、皮革パネル14に対し一体的に、その表面から突出する突条部14aを形成することによって、ボール本体1の表面から***する凸部2を形成してもよい。
また、前記の突条部14aを皮革パネル14と一体成形するのではなく、例えば図5に示すように、皮革パネル14の表面に、突条部材14bを例えば接着によって取り付けることによって、ボール本体1の表面から***する凸部2を形成するようにしてもよい。
ボール本体1の表面から***する各凸部2は、詳しくは後述するが、ボール本体1が回転(極低回転を含む)しながら飛行しているときに、ボール本体に作用する流体力の不安定性を抑制して、ボール本体の軌道を所定の軌道に安定化させる機能を有する。つまり、ボール本体1の打ち出し条件が同じときには、その到達位置(飛距離及び飛行方向に直交する横方向の位置)のばらつきが抑制される。また、各凸部2は、ボール本体1が、その進行方向と同じ方向に縦回転しながら飛行しているときには、その軌道を所定のドロップ軌道に安定化させる機能を有する。つまり、ボール本体1に対して同じような回転を与えたときには、そのボールの軌道は、常に同じようなドロップ軌道になる。また、回転数や球速に略比例して、ドロップ量が変化する。
ここで、各凸部2の高さは、0.05〜0.4mm程度が好ましく、より好ましくは、0.1〜0.2mm程度である。こうすることによって、ボール本体1のハンドリング性を損なうことなく、ボール軌道の安定化を達成することが可能になる。
また、ボール本体1の全表面積に対する、凸部2の部分の表面積(例えば図3参照)の割合は、10〜40%程度が好ましく、20〜30%程度がより好ましい。これによって、ボール本体1のハンドリング性と、ボール軌道の安定化とが両立する。尚、この割合は、凸部2をボール本体1に対してどの程度の量で設ければよいかの指標を与えることになる。
前記凸部2の配置や形状は、図2に示す配置や形状に限定されない。以下、図面を参照しながら凸部2の配置や形状のバリエーションについて説明する。
図6では、線状の凸部2によって6角形パターンを形成すると共に、その6角形パターンを互いに接するように並べて配置している。つまり、凸部2によってハニカム格子が形成されている。
図7では、6角形パターンの凸部2を、互いに間隔を設けて並べて配置している。隣り合う6角形パターンは、千鳥配置とされている。
図8では、短い線分の凸部2を、図8において、互いに直交する斜めの2方向に、互いに等間隔を空けて並べて配置している。これによって、凸部2により、斜めに傾いた正方格子が形成されている。
図9では、短い線分の3つの凸部2を、3角形を形成するように配置して三角パターンとすると共に、その三角パターンを、図9における上下左右に等間隔を空けて並べて配置している。
図10では、図8に示す正方格子パターンにおける各格子内に、短い線分の凸部2をさらに配置している。凸部2の向きは、隣合う格子で互いに異ならせている。
図11では、短い線分の3つの凸部2を、Y字を形成するように配置してY字パターンとすると共に、そのY字パターンを、図11における上下左右に等間隔を空けて並べて配置している。隣り合うY字パターンは、千鳥配置とされている。また、Y字パターンは、所定の規則性を持って上下に対する向きを反転させている。これによって、6個のY字パターンによって、6角格子が形成されると共に、その各格子内にY字パターンが配置されている。
図12では、線状の凸部2を、上下及び斜め方向のそれぞれについて、等間隔を空けて配置することにより、三角格子を形成している。換言すれば、多数の正三角形パターンを、互いに接するように並べて配置している。
図13では、線状の凸部2によって菱形パターンを形成すると共に、その菱形パターンを互いに接するように並べて配置している。
図14では、線状の凸部2によって円形パターンを形成すると共に、その円形パターンを、図14における上下左右に、互いに接するように並べて配置している。
図15では、短い線分の凸部2によって円形パターンを形成すると共に、その円形パターンを、図15における上下左右に、互いに間隔を空けて並べて配置している。
図16では、図15における円形パターンを、千鳥状に配置している。
図17では、図14における円形パターンを、図17における上下左右に、互いに一部が重なるように並べて配置している。
図18では、短い線分の凸部2を#形状に配置すると共に、その#パターンを互いに直交する2方向それぞれに対し、千鳥状に並べて配置している。尚、千鳥配置に限定されるものではない。
図19では、短い線分の凸部2を、互いに直交する2方向それぞれに対し並べて配置している。これによって、格子点に凸部2が存在しない正方格子が形成されている。
図20では、短い線分の凸部2をバツ状に配置すると共に、そのバツ状パターンを互いに直交する2方向それぞれに対し並べて配置している。
図21では、比較的長い線分の凸部2を、1方向に並べて配置している。ここで凸部2の間隔は、同図に示すように周期的に変化させてもよいし、等間隔であってもよい。
図22では、短い線分の凸部2をV字状に配置すると共に、そのV字パターンを互いに直交する2方向それぞれに対し並べて配置している。
図23及び図24では、表面からスパイク状に***した凸部2を、6角形パターンを形成するように配置すると共に、その6角形パターンを、図23における上下左右に並べて配置している。
図25では、図23の6角形パターンを、千鳥状に配置している。
図26では、表面からスパイク状に***した凸部2を、正方形パターンを形成するように配置すると共に、その正方形パターンを、図26における上下左右に間隔を空けて、並べて配置している。
図27では、表面からスパイク状に***した凸部2を、三角形パターン及び逆三角形パターンを形成するように配置すると共に、その三角形パターン及び逆三角形パターンを、図27における上下左右に、互いに一部が重なるように並べて配置している。
図28及び図29では、表面から点状に***する凸部2を、図28における上下左右に等間隔を空けて並べて配置している。また、各凸部2の周囲には、環状の凹溝21が形成されている。尚、凹溝21は省略することも可能である。
図30では、図28における点状の凸部2を、千鳥状に並べて配置している。
尚、図2、図6〜図30に示す、凸部2の配置や形状は、2つ又は3以上を組み合わせることも可能である。
次に、具体的に実施した実施例について説明する。先ず、18枚の皮革パネル14が表面に貼られた市販のバレーボール(直径209mm)を、従来例として用意した。
一方、図2に示すように、凸部2を正方格子状に形成したバレーボールを、実施例として用意した。
また、比較例として、図31に示すように、市販のバレーボールBの表面に、直径が0.45mmの断面円形状を有する線条部材3を、その中心軸を中心とする、所定の直径(図31のD参照)の円形状となるように貼り付けたバレーボールを作成した。具体的に比較例のボールは、上下、左右、及び前後の、ボール本体の中心を通りかつ互いに直交する6軸それぞれについて、直径187mmの円形状となるように、6つの線条部材3を表面に貼り付けたボールである。尚、図31では、5つの線条部材3が図示され、図においてボール本体1の裏側に配置される1つの線条部材は図示していない。
前記の各例に対し風洞実験を行うことによって、各例のボールの空力特性を調べた。その結果を、図32及び図33に、レイノルズ数Reに対する揚力係数CLの変化として示す。さらにこれらの値に関してボールの挙動を考察した(図34参照)。ここで、図32Aは、ボールを、進行方向と同じ方向に300rpmで縦回転させた場合、図32Bは、ボールを、進行方向と同じ方向に480rpmで縦回転させた場合、図32Cは、ボールを、進行方向と同じ方向に600rpmで縦回転させた場合における、各ボールの揚力係数の比較である。また、図33Aは、従来例のボール、図33Bは、比較例のボール、図33Cは、実施例のボールのそれぞれについて、回転数を変化させた場合の揚力係数の比較である。ここで、図32及び図33における縦線は、ボールの速度が50km/hに相当するレイノルズ数Reを示しており、これよりもレイノルズ数Reが高い領域が、例えばバレーボールでの実用速度領域となる。従って、以下においては、この縦の細線よりも右側の領域に着目する。
先ず、図32Aを見ると、従来例のボールに対して、比較例のボール及び実施例のボールの揚力係数はマイナス側に大きい値(絶対値が大きい)となり、比較例のボール及び実施例のボールは、従来例のボールよりも、下向きに大きい力が作用する。従って、比較例のボール及び実施例のボールは、従来例のボールよりもドロップ量が大きくなる。
また、図32B,図32Cを参照すると、比較例のボールは従来例のボールよりも揚力係数が大きくなるが、実施例のボールは、従来例のボールよりも揚力係数がマイナス側に大きい値となる。従って、回転数が比較的高いときでも、実施例のボールは、従来例のボールよりもドロップ量が大きくなる。
また、図33Aを見ると、従来例のボールは、回転数300rpmのときの揚力係数CLに対して、回転数480rpm及び600rpmのときの揚力係数CLが大きく変化しており、回転数の変化に対して揚力係数CLが急変する。それと共に従来例のボールは、レイノルズ数Reの変化に対して、揚力係数CLが単調に変化しない場合がある。例えば回転数300rpmのときは、レイノルズ数Reの増大に対して、揚力係数CLが単調に減少するのに対し、回転数600rpmのときは、レイノルズ数Reの増大に対して、揚力係数CLがほとんど変化せず(若しくは、若干増大する)、その特性が全く異なる。また、例えば回転数480rpmのときは、揚力係数CLが落ち込むレイノルズ数が存在しており、レイノルズ数Reの増大に対して揚力係数CLが単調に変化しない。
また、比較例のボールは、回転数300rpmのときの揚力係数CLと回転数480rpmのときの揚力係数CLとの差と、回転数480rpmのときの揚力係数CLと及び回転数600rpmのときの揚力係数CLとの差とが異なり、回転数の変化に対して揚力係数CLの変化が一定ではない。また、比較例のボールは、回転数一定のときにレイノルズ数Reの変化に対して、揚力係数CLが単調に変化しない場合がある。例えば回転数300rpmのときは、レイノルズ数Reの増大に対して、揚力係数CLがほとんど変化しないのに対し、回転数480rpm及び600rpmのときは、レイノルズ数Reの増大に対して、揚力係数CLが単調に増大し、その特性が異なる。
これに対し、実施例のボールは、回転数の変化に対して揚力係数CLが急変することはなく、揚力係数CLは回転数の変化にほぼ比例している。また、回転数が一定であるときには、レイノルズ数Reの増大に対して、揚力係数CLが比較的単調に増大している。このことから、実施例のボールは、従来例及び比較例のボールよりも、ドロップ量が大きいと共に、回転数及び球速の変化に対して、そのドロップ量が比例する。従って、実施例のボールは、縦回転時には、安定したドロップ軌道が得られることになる。
上述は揚力係数CLに基づく説明であるが、実際のドロップ量は抗力係数CDによる速度減少の影響も考慮しなければならない。図34A〜Cは、従来例、比較例及び実施例の各バレーボールについて、前記の実験結果に基づくと共に、速度減少の影響も考慮して、サービス時の軌道をシミュレーションした結果を示している。図34Aは、ボールの回転数を300rpm、図34Bは、ボールの回転数を480rpm、図34Cは、ボールの回転数を600rpmにそれぞれ設定している。
ここで、前記のシミュレーションにおいては、エンドラインよりも2m後方の、高さ2.2mの位置から、速度50km/hでボールを打ち出したときの、ボールの軌道をシミュレートしている。また、ボールの打ち出し角度は、従来例、比較例及び実施例で互いに同じに設定している。つまり、各回転数において、従来例及び比較例の打ち出し角度は、実施例のボールがコート中央のネットを超える打ち出し角度と同じ角度に設定している。
これによると、回転数300rpmのときには(図34A参照)、従来例及び比較例のボールは、ほぼ同じ軌道になるのに対し、実施例のボールは、最高点付近以降のボール軌道が、従来例及び比較例よりも、若干下がっていることがわかる。つまり、実施例のボールの軌道は、従来例よりも変化が大きく、これによって実施例のボールは、従来例及び比較例よりも飛距離が少し短くなる。
また、回転数480rpmのときには(図34B参照)、比較例のボールは、従来例よりも飛距離が長くなるのに対し、実施例のボールは、従来例よりも飛距離が短くなる。この傾向は、回転数600rpmのときも同様である。また、実施例のボールは、回転数が高くなるにつれて、従来例のボールとの軌道の違いが顕著になる。
次に別の実施例として、市販のバレーボールである従来例(この従来例は前述の従来例と同じである)と、図6に示すように、凸部2をハニカム格子状に形成したバレーボール(第2実施例)とを用意し、従来例と第2実施例とについて、ボールの軌道の安定性に関する比較を行った。
図35は従来例に対して風洞実験を行うことにより得られた、当該ボールの飛び方向に直交する方向の力(以下、このボールに作用する力を横力とも言う)の時間変動の図であり、図36は第2実施例に対して風洞実験を行うことにより得られた、横力Lの時間変動の図である。ここで、各ボールは回転させずに静止させている。また風速は14m/sである。図35を参照すると、従来例においては横力Lの振幅が±0.5N程度であるのに対し、第2実施例においては、横力Lの振幅が±0.25N程度に小さくなっている。つまり第2実施例では、従来例と比較して横力の変動が小さいことから、この第2実施例に係るボールを実際に飛翔させたときには、そのボールの飛行軌道が、進行方向に対し直交する横方向にぶれることが抑制されることになる。
次に、従来例及び第2実施例の各ボールを、打ち出し装置により実際に打ち出したときの到達位置のばらつきを評価した。打ち出し装置は、その図示は省略するが、人の掌によってバレーボールを打撃することを模擬するように、基端側が枢支されて当該枢支軸回りに回動する回転アームと、回転アームの先端に取り付けられた、平板状の打撃板とを備えて構成されていると共に、その回転アームの回動における最下位置の近傍にボールがセットされるように構成されている。打ち出し装置は、回転アームの回動に伴い、ボールの概略中心に打撃板が当たることによって、当該ボールを打ち出す。この構成によって、打ち出し装置は、その打ち出しの際にボールに対して回転方向の力を付与することはなく、これによって各例のボールは、低回転乃至極低回転で回転しながら飛行することになる。打ち出し装置は、その回転アームの回動速度を調整することによりボールの初速度が変更されると共に、ボールのセット位置を調整することによって、打撃板がボールに当たるときの角度が変更されることで、ボールの打ち出し角度が変更されるように構成されている。この実施例においては、打ち出し装置の打ち出し条件は、初速度が14m/sであり、打ち出し角度が約20°に設定されている。図37は従来例に係るボールの到達位置のばらつきを示す図であり、図38は第2実施例に係るボールの到達位置のばらつきを示す図であり、各図は、ボールが左から右に向かって飛行する向きで、横軸(X軸)をボールの飛距離、縦軸(Y軸)をボールの横方向のずれ量としている。従って、図37,38の各図は、ボールが到達した床面の位置を、XY平面上にプロットして示していることになる。尚、ここでは各例について90回の試行を行っている。
先ず図37(従来例)を参照すると、ボールの到達位置は、1200〜1700cm(X軸)、−250〜250cm(Y軸)の範囲内に収まっているものの、同図に一点鎖線の囲いによって示すように、飛距離が長くなったり、短くなったりする場合や、横方向のずれ量が大きくなったりする場合が存在していることがわかる。到達位置のばらつきを評価するために、前記のデータから、X方向の平均値とY方向の平均値とをそれぞれ算出して、それを平均到達位置と定め、この平均到達位置と各試行における到達位置との間の距離の標準偏差を算出した。この図37のデータに基づいて算出した標準偏差は、54.66であった。
これに対し図38(第2実施例)を参照すると、ボールの到達位置は、従来例と同様に1200〜1700cm(X軸)、−250〜250cm(Y軸)の範囲内に収まっている一方で、従来例とは異なり、飛距離が長くなったり、短くなったりする場合や、横方向のずれ量が大きくなったりする場合が、ほとんど存在していない。この図38のデータに基づいて算出した前記の標準偏差は、41.29であり、従来例の場合よりもばらつきが小さくなっていることがわかる。従って、第2実施例は、ボールの飛距離に関して、ボールの軌道が延びたり、また落ちたりすることが抑制されると共に、ボールの進行方向に対し直交する横方向に対して、軌道がぶれたりすることも抑制されることがわかる。このことは、競技者が所望の位置にボールを到達させる、つまり狙い通りにボールをコントロールする上で有利であることを示している。
尚、前述したように、ここに開示する技術が適用可能なボールはバレーボールBに限らない。この技術は、その他、競技用、トレーニング用、遊戯用、レクリエーション用等の、各種のボールに適用可能である。尚、競技用ボールとしては特に、サッカーボール、ハンドボール等が具体例として挙げることができる。
また、ボールの構造も、貼りボールに限定されるものではない。この技術は、各種の構造のボールに対して適用することが可能である。例えば中空のボールに限らず、中実のボールに対して本技術を適用することも可能である。
また、貼りボール以外の中空のボールの構造としては、例えば、複数枚の皮革パネルの端縁同士を縫い合わせて球状とした表皮層と、その表皮層内に収納したチューブとを含む構造の、いわゆる縫いボールを、具体例として挙げることができる。この縫いボールに本技術を適用するときには、皮革パネルに対し一体に突条部を形成することによって凸部を設けてもよいし、皮革パネルの表面に突条部材を接着等によって取り付けることによって凸部を設けてもよい。
また、中空のボールの構造としては、例えば、複数の織布片を互いに縫い合わせて球状とした織布層内にチューブを収納すると共に、その織布層の表面に複数枚の皮革パネルを接着した構造も、別の具体例として挙げることができる。この構造のボールに本技術を適用するときには、前記縫いボールと同様に、皮革パネルに突条部を一体に形成するか、皮革パネルに突条部材を接着等によって取り付けるか、すればよい。また、例えば織布層に突条部材を貼り付けると共に、その上に皮革パネルを接着することによって、ボール表面から***する凸部を設けてもよい。
以上説明したように、ここに開示する技術は、回転時のボール軌道が安定化して、ボールコントロール性が高まるから、各種のボールに有用である。
1 ボール本体
14 皮革パネル
2 凸部
B バレーボール

Claims (1)

  1. ボール本体の球面状の表面を形成する表皮層が3枚以上の多数枚の皮革パネルのそれぞれを互いに隣接するように設けて構成されたボールであって、多数枚の皮革パネルのそれぞれにおける表面の全域には連続する線状の凸部と不連続な多数個の凹部とを備え、上記連続する線状の凸部が多数個の凹部の各々を六角形の垂直投影面を有する形状として阻む格子形状に構成され、多数個の凹部が互いに等間隔に配置されており、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の大部分では方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに連続するように開放された構成であり、上記隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の残部では一方の皮革パネルにおける凹部と他方の皮革パネルにおける凹部とが互いに不連続となるように一方の皮革パネルにおける凸部又は他方の皮革パネルにおける凸部で閉鎖された構成であり、さらに、隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分には横断面略V字状の窪みが隣接する各皮革パネル同士の合わせ部分の延びる方向に連続するように形成され、この窪みの表面にも上記凹部及び凸部が存在することを特徴とするボール。
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