JP5633939B2 - コネクタおよびケーブルの固定方法 - Google Patents

コネクタおよびケーブルの固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、コネクタおよびケーブルの固定方法に関する。
フレキシブルケーブルをコネクタに挿入した際、ケーブルがコネクタに対して斜め方向に挿入されたり、完全に接続されなかったりすることがある。
特許文献1−2には、フレキシブルケーブル用コネクタが開示されている。特許文献1には、コネクタ本体に挿入した接続対象物の切欠部が、コネクタに設けられた係止部に嵌合している状態となることで、押圧部材のコネクタ本体への挿入が許容されるような構成が記載されている。特許文献2には、ケーブル側ガイド部をコネクタのケーブル挿入口170に挿入するのに伴ってケーブル側ガイド部がコネクタ側ガイド部を挿脱方向にガイドされる構成が記載されている。
特開2006−252975号公報 特開2010−267411号公報
ケーブルがコネクタに正常な状態で挿入されなかった場合、ケーブルの接続不良や、配線の端子間ショートといった問題が生じる可能性がある。このような問題を抑制するための手段として、ケーブルの挿入状態を目視する方法がある。かかる方法では、ケーブルがコネクタに完全に挿入されているか否か判断することは容易ではなく、作業効率や品質の低下といった問題も生じている。
本発明の目的は、ケーブルの挿入状態を目視しなくてもケーブルがコネクタに完全に挿入されていない時に接続されることを防止するコネクタを提供することにある。
本発明によれば、中板と、
前記中板より上部において、前記中板との間にケーブルを固定するケーブル固定部材と、
前記中板より下部に設けられた2個のストッパー部材と、
を有し、
前記ケーブル固定部材は、
前記中板より下部に設けられていて、前記ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部と、
前記中板より上部に設けられていて、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部と、
を含み、
前記ストッパー部材は、
ストッパー軸と、
前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、
前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、
前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、
前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、
を含むコネクタが提供される。
さらに、本発明によれば、中板と、
前記中板より上部に、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部、および前記中板より下部に、前記ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部とを備えたケーブル固定部材と、
ストッパー軸と、前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、を備えており、かつ前記中板より下部に2個設けられているストッパー部材と、
を準備する工程と、
前記ケーブルを用いて前記貫通部を押すことにより、前記第一の干渉部と前記第二の干渉部との間の干渉を解消する解消工程と、
前記ケーブル固定部材をケーブル挿入方向に動かすことで、前記ケーブルを前記ケーブル固定部材と前記中板との間に固定する固定工程と、
を有しているケーブルの固定方法が提供される。
本発明によれば、互いに繋がっていない2個のストッパーは、ケーブルがコネクタに対して正常に挿入された時のみ両方解除される。こうすることで、ケーブルがコネクタに対して正常に挿入された時のみ、ケーブルはコネクタに固定される。このように、本発明のコネクタは、ケーブルの挿入状態を目視することはなく、かつケーブルがコネクタに完全に挿入されていない時に接続されることを防止することができる。
本実施形態に係るコネクタの側面図である。 本実施形態に係るコネクタの天面図である。 本実施形態に係るコネクタの下面図である。 本実施形態に係るコネクタの正面図である。 本実施形態に係るコネクタの側面図である。 本実施形態に係るコネクタの側面図である。 本実施形態に係るコネクタの天面図である。 本実施形態に係るコネクタの天面図である。 本実施形態に係るコネクタの側面図である。 本実施形態に係るコネクタの側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施形態)
図1は、本実施形態に係るコネクタの側面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ400は、中板20と、中板20より上部にて、中板20との間にケーブル100を固定するケーブル固定部材10と、中板20より下部に設けられた2個のストッパー部材150と、を有している。ケーブル固定部材10は、中板20より下部に、ケーブル固定部材10の動きを制約する第一の干渉部50を有しており、また中板20より上部に、中板20との間にケーブル100を固定する押し込み部55と、を有している。ストッパー部材150は、ストッパー軸35とストッパー軸35の一端に設けられていて、中板20に設けられた貫通口160に差し込むことができる貫通部110と、ストッパー軸35の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、第一の干渉部50と互いに干渉し、かつケーブル100の挿入方向において貫通部110より手前に位置する第二の干渉部70と、を有している。さらに、ストッパー部材150は、ストッパー軸35を回転させる回転軸30と、ストッパー軸35の回転方向における位置決定を行うバネ60と、を含んでいる。
ケーブル固定部材10は、貫通口160に差し込まれた2個の貫通部110にケーブル100を同時に接触させない限り、ケーブル挿入方向に動かすことはできない。
なお、2個のストッパー部材150は、ケーブル100の挿入方向の奥側の同じ位置に、上面視で左右対称に、かつ中板20の両端と対応する箇所に設けられていることが好ましい。
以下、本実施形態に係るコネクタについて、図1−4を用いて詳細に説明する。なお、図1は、図2におけるA−A'断面の側面図、図2は上面図、図3は下面図、図4は図1におけるB−B'断面から見た正面図である。
上記でも述べたように、本実施形態に係るコネクタ400は、ケーブル固定部材10と、中板20と、互いに繋がっていない2個のストッパー部材150と、を有している。
まず、図1に示すように、本実施形態に係るコネクタ400には、正面にケーブル挿入口170が設けられている。ケーブル挿入口170は、コネクタ400本体の横幅と比べてやや狭く、かつ水平な状態のケーブル100の横幅と比べほぼ同じである。コネクタ400にケーブル100を固定する際、該ケーブル挿入口170にケーブル100は挿入される。なお、後述するが、コネクタ400にケーブル100を挿入する際、中板20に対して水平になるように、ケーブル挿入口170に挿入する必要がある。
次に、コネクタ400の内部について説明する。
コネクタ400の内部は、中板20を挟んでコネクタ上部200とコネクタ下部300とに分かれている。なお、コネクタ上部200は、ケーブル100が挿入される領域を有しており、コネクタ下部300は、ケーブル固定部材10の動きを制御する領域を有している。
中板20は、ケーブル挿入方向における奥側の2つの隅に貫通口160が設けられている。この貫通口160は、ストッパー部材150に設けられている貫通部110が通るようになっている。また、中板20は、挿入されたケーブル100が搭載されるようになっている。中板20に搭載されたケーブル100は、ケーブル固定部材10と中板20との間に挟み込まれることで固定される。
次に、コネクタ400に挿入したケーブル100を押さえつける役割を有したケーブル固定部材10について説明する。
ケーブル固定部材10は、高さ方向で見た場合、コネクタ上部200とコネクタ下部3とが跨るような形状を有している。ケーブル固定部材10におけるコネクタ上部200とコネクタ下部300に位置する部分は、連結部90によって連結されている。このような形状を有したケーブル固定部材10において、コネクタ上部200に位置する部分の先端、すなわちケーブル100の挿入方向の端部には、押し込み部55が設けられており、コネクタ下部300の先端部、すなわちケーブル100の挿入方向の端部には、第一の干渉部50が、設けられている。
押し込み部55は、ケーブル挿入方向側のコネクタ400の天井側に傾斜辺58を有している。この傾斜辺58は、コネクタ400の天井面に設けられている傾斜部材25と互いに対向し、かつ平行に設けられている。なお、傾斜部材25は、共に、ケーブル挿入方向に向かうに従い下向きに凸の形状を有している。
第一の干渉部50は、ケーブル固定部材10のうちコネクタ下部300領域に位置する部分の先端に設けられている。第一の干渉部50は、外力が加わらない状態であると、ストッパー部材150に設けられた第二の干渉部70と互いに接触し、干渉し合っている。なお、ケーブル固定部材10は、第一の干渉部50と第二の干渉部70による干渉が解消されない限り、ケーブル挿入方向に動くことはできない。第一の干渉部50と第二の干渉部70による干渉のメカニズムは、後述する。また、第一の干渉部50の好ましい形状については、後述で、第二の干渉部70と共に説明する。
なお、ケーブル固定部材10には、ケーブル100の挿入方向と垂直な方向における側部両側に連結部90が設けられている。連結部90は、押し込み部55を有するケーブル固定部材10のコネクタ上部200に位置する部分と、第一の干渉部55を有するコネクタ下部300に位置する部分と、を連結している。これに加え、連結部90は、ケーブル固定部材10をコネクタ400から外そうとした場合、ケーブル挿入口170に引っかかる。このため、連結部90を取り付けたケーブル固定部材10の横幅は、図2に示すように、コネクタ400の側壁の横幅より狭く、かつケーブル挿入口170の横幅より広くなるようになっている。
また、ケーブル固定部材10における、コネクタ400内部から露出した箇所には、ケーブル100の挿入方向と垂直になるようにつまみ部が設けられていても良い。こうすることで、ケーブル固定部材10を指でつまみやすくなり、ケーブル固定部材10の出し入れが容易になる。
次に、ストッパー部材150について説明する。
ストッパー部材150は、貫通部110、第二の干渉部70、回転軸30、バネ60、およびストッパー軸35を有している。なお、本実施形態では、図3に示すように、ケーブル挿入方向におけるコネクタ400の奥側に、左右対称になるように、2つのストッパー部材150が設けられている。
中板20の貫通口160への貫通部110の差し込みは、ケーブル100が正常に挿入されない限り解消されない。なぜなら、ストッパー部材150は、互いに独立した2つの部材であり、2つの貫通部110をケーブル100によって同時に押し込まない限り、貫通口160に差し込まれた貫通部110は抜けないようになっているからである。
ストッパー軸35におけるケーブル挿入口170側の端部には、第二の干渉部70が設けられ、ケーブル100の挿入方向における奥側の端部には、貫通部110が設けられている。このため、貫通口160に差し込まれた貫通部110が抜けた際、ケーブル100の挿入に伴い発生した応力が第二の干渉部70に伝わるようになっている。つまり、ケーブル100によって貫通部110が押しこまれることで、貫通部110はケーブル100の挿入方向に動く。これに伴い、ストッパー軸35に応力が伝わり、ストッパー軸35は回転軸30を中心に第二の干渉部70が中板20に近づく方向に回転する。
回転軸30は、ストッパー軸35の中心に、中板20とストッパー軸35との間に挟み込まれるように配されている。この回転軸30が設けられていることで、ケーブル100の挿入に伴う、第一の干渉部50と第二の干渉部70との間に生じている干渉を解消、およびケーブル固定部材10によるケーブル100の固定、を連動的に行うことができる。なぜなら、回転軸30を中心にストッパー軸35を回転させることが出来るからである。具体的には、ケーブル100が挿入されていない状態、すなわち外力を加えていない状態では、ストッパー部材150の下端はケーブル固定部材10に設けられた第一の干渉部50と同じ高さになるように配されている。一方、ケーブル100が正常に挿入され、貫通部110がケーブル100の挿入方向側に押しこまれた際、第二の干渉部70が中板20に近づくようになっている。このとき、バネ60はストッパー軸35によって押しこまれる。
バネ60は、中板20とストッパー軸35に接続されている。また、バネ60に対して外力が加わっていない状態では、ストッパー軸35に接続された第二の干渉部70と第一の干渉部50とが同じ高さになるようになっている。
第二の干渉部70は、上記で述べたように、ケーブル100を挿入していない状態で、第一の干渉部50と同じ高さになるように配されている。こうすることで、貫通部110がケーブル100によって押しこまれて、外力がストッパー軸35に加わらない限り、第一の干渉部50と互いに干渉させることができる。このように、第一の干渉部50と第二の干渉部70は、互いに干渉されているため、ケーブル固定部材10の動きは制約される。また、第一の干渉部50と第二の干渉部70は、互いに対向して配されていることが好ましい。なぜなら、互いに対向するように第一の干渉部50と第二の干渉部70とが設けられていることによって、確実に干渉させることが可能だからである。さらに、第一の干渉部50と第二の干渉部70との干渉面は、共に、挿入方向に対して垂直方向であることが好ましい。
次に、コネクタ400へのケーブル100の挿入方法について、図1、5および6を用いて説明する。なお、図1はケーブル100の挿入前、図5は、ケーブル100を挿入して貫通部110の差し込みを解除した状態、図6は、挿入したケーブル100の固定が完了した状態、を説明するための図である。
まず、中板20と、ケーブル固定部材10と、中板20より下部に設けられた2個のストッパー部材150と、を少なくとも有しているコネクタ400を準備する。
次に、図1に示すように、中板20と水平になるように、ケーブル100をケーブル挿入口170に挿入する。このとき、ケーブル100は、いずれの方向にも傾かないように挿入することが好ましい。なぜなら、ケーブル100を傾けて挿入してしまった場合、後述で説明するように、2個ある貫通部110をケーブル100の挿入方向に押し込むことができない。
次に、図5に示すように、ケーブル100を差し込むことで、貫通口160に差し込まれた貫通部110をケーブル100の挿入方向に押しこむ。こうすることで、貫通部110に外力を加えることができる。貫通部110が奥に傾くことにより発生した外力は、ストッパー軸35を介して第二の干渉部70に伝えることができる。これに伴い、ストッパー軸35は、回転軸30を中心に中板20方向に回転する。このとき、第二の干渉部70も中板20方向に近づくように回転する。第二の干渉部70が回転することによって、ケーブル固定部材10に設けられた第一の干渉部50との間の干渉を解除することができる。こうすることで、ケーブル固定部材10は、ケーブル100の挿入方向に向けて動かすことが可能となる。
次に、図6に示すように、ケーブル固定部材10をケーブル100の挿入方向に押し込み、ケーブル100を、ケーブル固定部材10と中板20との間に挟み込み固定する。なお、ケーブル100を抜く場合、ケーブル固定部材10をケーブル挿入方向とは逆方向に動かせばよい。なぜなら、第一の干渉部50と第二の干渉部70とが互いに干渉していないので、ケーブル固定部材10の動作は制約されていないからである。こうすることで、ケーブル100は、コネクタ400から容易に抜くことができる。
次に、図7−9を用いて、ケーブル100の挿入に伴う、貫通部110の引っ掛かり構造を解除することについて詳説する。図7は、正常に挿入した場合の天面図、図8は、ケーブル100を傾けて挿入してしまった場合の天面図、図9は、図8の側面図である。
図7に示すように、ケーブル100をコネクタ400に対し、正常に挿入した場合、ケーブル100の端部が2つの貫通部に同時に接触している。このように、ケーブル100で同時に貫通部110を奥に押し込むことによって、貫通部110の差し込み構造を解除することができる。
一方、図8に示すように、ケーブル100を斜めに挿入した場合、片方の貫通部110は押しこまれるが、もう片方は押しこまれない。このとき、図9に示すように、貫通部110の差し込み状態に関しても、片方は解除されるが、もう片方は解除されない。つまり、第一の干渉部50と第二の干渉部70による干渉に関しても、片方は解消されるが、もう片方は解消されない。すなわち、ケーブル100がコネクタ400に正常に挿入されない限り、ケーブル固定部材10は、ケーブル100の挿入方向に動くことはできない。
次に、本実施形態に係るコネクタ400の効果について説明する。
互いに繋がっていない2個の貫通部110は、ケーブル100がコネクタ400に対して正常に挿入された時のみ両方解除される。こうすることで、ケーブル100がコネクタ400に対して正常に挿入された時のみ、ケーブル100はコネクタ400に固定される。このように、本実施形態のコネクタ400は、ケーブル100の挿入状態を目視することはなく、かつケーブル100がコネクタ400に完全に挿入されていない時に接続されることを防止することができる。
また、ケーブル100をコネクタ400に対し、正常に挿入しない限り固定することは出来ないので、以下に説明する効果が期待される。ケーブル100の誤挿入が無くなるため、ケーブル100が正常に固定された製品のみを提供できる。これによって、品質の向上に繋がる。また、ケーブル100は正常に挿入されない限り固定することは出来ないので、目視で確認する必要はなくなる。これに伴い、作業効率の向上にもつながる。
(第2の実施形態)
図10は、本実施形態に係るコネクタの側面図である。
図10に示すように、本実施形態に係るコネクタ400は、バネ62が、枠材とストッパー軸35との間の領域に設けられている点で、第1の実施形態と異なっている。なお、ケーブル100の固定方法、および本実施形態に係るコネクタ400による作用効果については、第一の実施形態と同様である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.中板と、
前記中板より上部において、前記中板との間にケーブルを固定するケーブル固定部材と、
前記中板より下部に設けられた2個のストッパー部材と、
を有し、
前記ケーブル固定部材は、
前記中板より下部に設けられていて、前記ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部と、
前記中板より上部に設けられていて、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部と、
を含み、
前記ストッパー部材は、
ストッパー軸と、
前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、
前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、
前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、
前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、
を含むコネクタ。
2.2個の前記ストッパー部材が、前記ケーブルの挿入方向において同じ位置に、上面視で左右対称に、設けられている1.に記載のコネクタ。
3.前記バネは、前記ストッパー軸と前記中板との間に設けられている1.または2.に記載のコネクタ。
4.前記ストッパー部材、前記中板、および前記ケーブル固定部材を、覆む枠材と、
を備え、
前記バネは、前記枠材と前記ストッパー軸の間に設けられている1.または2.に記載のコネクタ。
5.中板と、
前記中板より上部に、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部、および前記中板より下部に、前記ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部とを備えたケーブル固定部材と、
ストッパー軸と、前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、を備えており、かつ前記中板より下部に2個設けられているストッパー部材と、
を準備する工程と、
前記ケーブルを用いて前記貫通部を押すことにより、前記第一の干渉部と前記第二の干渉部との間の干渉を解消する解消工程と、
前記ケーブル固定部材をケーブル挿入方向に動かすことで、前記ケーブルを前記ケーブル固定部材と前記中板との間に固定する固定工程と、
を有しているケーブルの固定方法。
10 ケーブル固定部材
20 中板
25 傾斜部材
30 回転軸
35 ストッパー軸
50 第一の干渉部
55 押し込み部
58 傾斜辺
60 バネ
62 バネ
70 第二の干渉部
90 連結部
100 ケーブル
110 貫通部
150 ストッパー部材
160 貫通口
170 ケーブル挿入口
200 コネクタ上部
300 コネクタ下部
400 コネクタ

Claims (4)

  1. 中板と、
    前記中板より上部において、前記中板との間にケーブルを固定するケーブル固定部材と、
    前記中板より下部に設けられた2個のストッパー部材と、
    を有し、
    前記ケーブル固定部材は、
    前記中板より下部に設けられていて、前記ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部と、
    前記中板より上部に設けられていて、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部と、
    を含み、
    前記ストッパー部材は、
    ストッパー軸と、
    前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、
    前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、
    前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、
    前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、
    を含み、
    2個の前記ストッパー部材が、前記ケーブルの挿入方向において同じ位置に、上面視で左右対称に、設けられている、コネクタ。
  2. 前記バネは、前記ストッパー軸と前記中板との間に設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ストッパー部材、前記中板、および前記ケーブル固定部材を覆む枠材と、
    を備え、
    前記バネは、前記枠材と前記ストッパー軸の間に設けられている請求項1に記載のコネクタ。
  4. 中板と、
    前記中板より上部に、前記中板との間にケーブルを固定する押し込み部、および前記中板より下部に、ケーブル固定部材の動きを制約する第一の干渉部とを備えたケーブル固定部材と、
    ストッパー軸と、前記ストッパー軸の一端に設けられていて、前記中板に設けられた貫通口に差し込むことができる貫通部と、前記ストッパー軸の他端に設けられていて、外力が加わらない状態で、前記第一の干渉部と互いに干渉し、かつ前記ケーブルの挿入方向において前記貫通部より手前に位置する第二の干渉部と、前記ストッパー軸を回転させる回転軸と、前記ストッパー軸の回転方向における位置決定を行うバネと、を備えており、かつ前記中板より下部に2個設けられているストッパー部材と、
    を準備する工程と、
    前記ケーブルを用いて前記貫通部を押すことにより、前記第一の干渉部と前記第二の干渉部との間の干渉を解消する解消工程と、
    前記ケーブル固定部材をケーブル挿入方向に動かすことで、前記ケーブルを前記ケーブル固定部材と前記中板との間に固定する固定工程と、
    を有し
    2個の前記ストッパー部材が、前記ケーブルの挿入方向において同じ位置に、上面視で左右対称に、設けられている、ケーブルの固定方法。
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