JP5632732B2 - 発光ダイオード点灯装置及び該発光ダイオード点灯装置を用いた照明装置 - Google Patents

発光ダイオード点灯装置及び該発光ダイオード点灯装置を用いた照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光ダイオード点灯装置及び該発光ダイオード点灯装置を用いた照明装置に関するものである。
従来から、発光ダイオードを点灯させる発光ダイオード点灯装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の発光ダイオード点灯装置は、入力された直流電力又は交流電力を、発光ダイオードの点灯に適した直流電力に変換して出力するものである。
この種の発光ダイオード点灯装置として、図5に示すように、直流電源2から入力された直流電力を降圧して発光ダイオードアレイ3に出力する点灯回路4を備える発光ダイオード点灯装置1がある。
点灯回路4は、周知のいわゆるバックコンバータ(降圧チョッパ回路)からなる。すなわち、点灯回路4は、カソードを直流電源2の高電圧側の出力端に接続されたダイオードD1と、このダイオードD1のアノードと直流電源2の低電圧側の出力端との間に接続されたスイッチ装置40と、一端がダイオードD1のカソードに接続されたコンデンサC1と、このコンデンサの他端に一端が接続されるとともに他端がダイオードD1とスイッチ装置40との接続点に接続されたインダクタL1とを備え、コンデンサC1の両端が出力端として発光ダイオードアレイ3に接続されている。
スイッチ装置40は、例えば、直流電源2の低電圧側の出力端とダイオードD1のアノードとの間に接続されたスイッチング素子と、このスイッチング素子を周期的にオンオフ駆動する駆動部とが、1チップに集積化された集積回路からなる。上記のスイッチング素子としては例えば電界効果トランジスタ(FET)を用いることができ、この場合には、ソースが直流電源2の低電圧側の出力端に接続され、ドレインがダイオードD1のアノードに接続される。また、上記の駆動部は、点灯回路4の出力電流を一定に維持するように上記のオンオフ駆動のオンデューティを随時変化させる。このようなスイッチ装置40は周知であって市販もされているので詳細な図示並びに説明は省略する。
さらに、図5の例では、ある程度の大電流が流れたときにジュール熱で溶断して点灯回路4への直流電力の入力を停止させる回路遮断手段としてのヒューズ5が、直流電源2から点灯回路4への給電路に挿入されている。
特開2007−189004号公報
ここで、ヒューズ5としては、少なくともスイッチ装置40のスイッチング素子がオフされない状態で点灯回路4の出力端間が短絡されたときには溶断されるものが用いられる。なお、ここでいう「スイッチング素子がオフされない状態」には、スイッチング素子がオンされたままとなる状態だけでなく、スイッチング素子に対してオフ制御の入力がされても十分に高い(つまり回路設計上で要求される程度の)インピーダンスが達成されない状態も含まれる。従って、何らかの故障により点灯回路4の出力電圧が異常に高くなった場合に、発光ダイオードアレイ3が破壊に至って点灯回路4の出力端間が短絡され、且つ、点灯回路4においてスイッチ装置40のスイッチング素子のオフによる出力電流の抑制が行われなければ、ヒューズ5が溶断することで点灯回路4の各回路部品は電気的ストレスから保護される。上記のように点灯回路4の出力電圧が異常に高くなる故障としては、例えばスイッチ装置40の短絡が考えられ、この場合には点灯回路4の出力電圧が直流電源2の出力電圧と同程度となる。
しかしながら、上記のように点灯回路4の出力電圧が異常に高くなった場合であっても、仮に発光ダイオードアレイ3が上記のような破壊に至らず、且つ、ヒューズ5が溶断に至らなかった場合、点灯回路4の各回路部品や発光ダイオードアレイ3に過剰な電圧がかかることにより、異常発熱が発生する可能性がある。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、異常発熱が発生しにくい発光ダイオード点灯装置及び該発光ダイオード点灯装置を用いた照明装置を提供することにある。
本発明の発光ダイオード点灯装置は、入力された直流電力を降圧して発光ダイオードに出力することにより前記発光ダイオードを点灯させるバックコンバータからなる点灯回路と、前記点灯回路への給電路に挿入されて少なくとも前記点灯回路のスイッチング素子がオフされない状態で前記点灯回路の出力端間が短絡されたときには前記点灯回路への直流電力の入力を停止させる回路遮断手段と、前記点灯回路の出力電圧が所定の短絡閾値電圧以上となったときに前記点灯回路の出力端間を短絡させる保護回路とを備えることを特徴とする。
この発光ダイオード点灯装置において、少なくとも1個のスイッチング素子を含み前記点灯回路の前段に接続された力率改善回路を備え、前記力率改善回路は、少なくとも前記保護回路により前記点灯回路の出力端間が短絡されたときには動作を停止することが望ましい。
また、この発光ダイオード点灯装置において、前記点灯回路は、前記保護回路が前記点灯回路の出力端間を短絡させる前に動作を停止することが望ましい。
本発明の照明装置は、上記いずれかの発光ダイオード点灯装置と、前記点灯回路の出力によって点灯される少なくとも1個の発光ダイオードとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、点灯回路の出力電圧が異常に上昇した場合には、保護回路により点灯回路の出力端間が短絡されることで、回路遮断手段により確実に点灯回路への給電が停止されるから、保護回路が設けられない場合に比べて異常発熱が発生しにくい。
実施形態1を示す回路ブロック図である。 実施形態2を示す回路ブロック部である。 同上の変更例を示す回路ブロック部である。 同上の別の変更例を示す回路ブロック部である。 従来例を示す回路ブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の基本構成は図5で説明した従来例と共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
図1に示すように、本実施形態の発光ダイオード点灯装置1は、点灯回路4の出力電圧(すなわちコンデンサC1の両端電圧)が所定の電圧(以下、「短絡閾値電圧」と呼ぶ。)を上回ったときに点灯回路4の出力端間を短絡する保護回路6を備える。
保護回路6は、アノードが点灯回路4の高電圧側の出力端に接続されるとともにカソードが点灯回路4の低電圧側の出力端に接続されたサイリスタQ1と、このサイリスタQ1のゲートと点灯回路4の高電圧側の出力端との間においてアノードをサイリスタQ1側として接続されたツェナーダイオードZDとを備える。より具体的には、ツェナーダイオードZDは、サイリスタQ1のゲートにアノードが直接接続されるとともに、カソードが抵抗R1を介して点灯回路4の高電圧側の出力端に接続されている。また、サイリスタQ1のゲートは、抵抗R2とコンデンサC2との並列回路を介して点灯回路4の低電圧側の出力端に接続されている。
すなわち、点灯回路4の出力電圧が短絡閾値電圧以上になると、サイリスタQ1がオンされることで、点灯回路4の出力端間がサイリスタQ1を介して短絡される。言い換えると、保護回路6において、サイリスタQ1以外の回路素子は、点灯回路4の出力電圧が短絡閾値電圧以上となったときにサイリスタQ1をオン制御するサイリスタ駆動部を構成している。上記の短絡閾値電圧は、保護回路6の抵抗R1,R2による分圧比の逆数(R1+R2)/R2をサイリスタQ1のゲートトリガ電圧に乗じた電圧に、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧を加算した電圧となる。上記の短絡閾値電圧は、直流電源2の出力電圧よりも低く、且つ、点灯回路4の正常動作中の出力電圧(すなわち接続される発光ダイオードアレイ3の順方向降下電圧)よりも高くされる。
上記構成によれば、点灯回路4においてスイッチング装置40のドレイン−ソース間の短絡などの異常が発生して出力電圧が異常に高くなった場合であっても、保護回路6により点灯回路4の出力端間が短絡される。また、ヒューズ5としては、少なくともスイッチ装置40のスイッチング素子がオフされない状態で点灯回路4の出力端間が短絡されたときには溶断するものが用いられている。既に説明したように、ここでいう「スイッチング素子がオフされない状態」には、スイッチング素子がオンされたままとなる状態だけでなく、スイッチング素子に対してオフ制御の入力がされても十分に高い(つまり回路設計上で要求される程度の)インピーダンスが達成されない状態も含まれる。従って、点灯回路4において上記のスイッチング素子がオフされない状態となる短絡などの異常が発生しているときには、上記のような保護回路6による短絡で確実にヒューズ5が溶断して点灯回路4への給電が停止される。以上により、保護回路6が設けられない場合に比べて異常発熱が発生しにくい。
さらに、短絡閾値電圧を、発光ダイオードアレイ3が破壊に至らない程度に十分に低い電圧とすれば、保護回路6による短絡によって発光ダイオードアレイ3の破壊が防止される。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では、スイッチ装置40は、スイッチング素子Q2と、このスイッチング素子Q2をオンオフ駆動する駆動部41とを備え、停止制御端子411は駆動部41に設けられている。スイッチング素子Q2は、例えばドレインがダイオードD1のアノードに接続されてソースが抵抗R3を介して直流電源2の低電圧側の出力端に接続されたFETからなる。スイッチング素子Q2としては、上記のようなFETのほか、IGBTなどの他の周知のスイッチング素子を使用してもよい。駆動部41は、例えば1チップの集積回路からなり、スイッチング素子Q2を繰り返しオンオフ駆動するものであって、点灯回路4の出力電流を一定に維持するようなフィードバック制御で上記オンオフ駆動のオンデューティを随時変更する。より具体的には例えば、駆動部41は、コンデンサC1への出力電流が0となったときにスイッチング素子Q2をオン制御し、その後、上記の抵抗R3の両端電圧が後述するオフ電圧に達したときにスイッチング素子Q2をオフ制御する。上記のオフ電圧は、点灯回路4の出力電流が所定の目標電流よりも低いときには高くされ、点灯回路4の出力電流が目標電流よりも高いときには低くされるといったように、点灯回路4の出力電流に応じて随時変更されるものである。上記のような駆動部41は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
また、本実施形態では、点灯回路4の出力電圧が所定の電圧(以下、「出力停止電圧」と呼ぶ。)以上となったときに、点灯回路4が動作を停止し、つまり点灯回路4のスイッチング素子Q2がオフ状態に維持される。
具体的には、図2に示すように、点灯回路4のスイッチ装置40として、フォトカプラ8aの出力端子を介してグランド(すなわち直流電源2の低電圧側の出力端と同電位)に接続された停止制御端子411を有し、この停止制御端子411がグランドに接続されたときに動作を停止するものを用いる。さらに、上記のフォトカプラ8aの入力端子を、保護回路6においてサイリスタQ1のゲートとツェナーダイオードZDとの間に接続する。すなわち、出力停止電圧は、ツェナーダイオードZDに電流が流れてフォトカプラ8aがオンされるときの点灯回路4の出力電圧である。また、本実施形態における短絡閾値電圧は、フォトカプラ8aの発光ダイオードの順方向降下電圧を、実施形態1における短絡閾値電圧に加算した電圧となる。
さらに、点灯回路4が停止されるタイミングは、保護回路6による短絡が行われるタイミングよりも前となっている。このような動作を実現する方法としては、例えば、サイリスタQ1としてゲートトリガ電圧が十分に高いものを用いて出力停止電圧を短絡閾値電圧よりも低くするという方法や、保護回路6のコンデンサC2のキャパシタンスを十分に大きくするという方法などが考えられる。
本実施形態でも実施形態1と同様の効果が得られる。
ここで、点灯回路4の動作中に発光ダイオードアレイ3が取り外された場合を考える。すると、点灯回路4のスイッチ装置40では短絡が発生していないにも関わらず、出力電流を一定に維持しようとするフィードバック動作により点灯回路4の出力電圧が徐々に高くなる。
実施形態1では、上記のような場合に保護回路6においてサイリスタQ1がオンされて点灯回路4の出力端間が短絡されてしまう。保護回路6により点灯回路4の出力端間が短絡されても、点灯回路4においてスイッチング素子が適宜オフされることにより出力電流が抑制されれば、回路遮断手段の動作(ヒューズ5の場合は溶断)は避けられる。しかしながら、保護回路6が動作して(すなわち点灯回路4の出力端間を短絡させて)しまうから、復旧の際には保護回路6を復帰させる作業が必要となる。具体的には、保護回路6において点灯回路4の出力端間を短絡する素子であるサイリスタQ1は自己消弧能力を有さないから、復旧の際には、保護回路6を復帰させる(すなわち、サイリスタQ1をオフさせる)ために、サイリスタQ1への電流を一旦停止させる作業(例えば電源のオフ)が必要となる。
これに対し、本実施形態では、上記のように点灯回路4自体が正常である場合には保護回路6による短絡が行われる前に点灯回路4が停止され、従って保護回路6が動作に至らないから、復旧の際に保護回路6を復帰させる作業が不要となる。
さらに、上記のような停止後、点灯回路4の出力電圧が所定の電圧(以下、「動作再開電圧」と呼ぶ。)未満に低下したときに点灯回路4が自動的に動作を再開するものとすれば、発光ダイオードアレイ3を再度接続するだけで復旧が可能となる。例えば、図2の例においてフォトダイオード8aのオフ時に点灯回路4が動作を再開するものとすると、上記の動作再開電圧は出力停止電圧と等しくなる。すなわち、発光ダイオードアレイ3が接続されていない状態では、点灯回路4の停止後に点灯回路4の出力電圧が動作再開電圧未満にまで低下すると点灯回路4の動作が再開され、点灯回路4の出力電圧が再び出力停止電圧を超えたときに点灯回路4が停止されるという間欠動作が繰り返されるが、発光ダイオードアレイ3が接続されると、点灯回路4の出力電圧が出力停止電圧未満で安定することにより点灯回路4が連続動作に復帰する。
ここで、保護回路6が設けられていない場合、発光ダイオードアレイ3を取り外した後には点灯回路4の出力電圧が過剰に(例えば直流電源2の出力電圧程度にまで)高くなるので、そのまま点灯回路4に発光ダイオードアレイ3を接続すると発光ダイオードアレイ3に過剰な電気的ストレスがかかってしまう。これに対し、本実施形態では、発光ダイオードアレイ3が取り外された状態での点灯回路4の出力電圧は出力停止電圧程度となり少なくとも直流電源2の出力電圧よりは低くなるので、上記のような接続時に発光ダイオードアレイ3にかかる電気的ストレスが抑えられる。
なお、実施形態1と実施形態2とのそれぞれにおいて、発光ダイオードアレイ3として、図1,2では複数個の発光ダイオードからなる1個の直列回路を用いているが、発光ダイオードアレイ3としては上記のような直列回路同士又は1個ずつの発光ダイオード同士が複数個互いに並列に接続されたものを用いてもよい。また、発光ダイオードアレイ3に代えて1個の発光ダイオードのみが点灯回路4の出力端間に接続されていてもよい。
また、実施形態1と実施形態2とのそれぞれにおいて、点灯回路4の入力端に接続される直流電源2としては、周知の電池を用いることができるが、これに限られず、周知の直流電源回路を用いてもよい。例えば、直流電源2として、図3に示すように、外部の交流電源7から入力された交流電力を整流および平滑化する整流平滑回路を用いることができる。図3の例では、直流電源2は、交流電源7から入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジ21と、ダイオードブリッジ21の出力を平滑化する平滑コンデンサC0とを備え、ヒューズ5はダイオードブリッジ21の一方の交流入力端に接続されている。平滑コンデンサC0としては例えば電解コンデンサを用いることができる。また、図3の例では、ヒューズ5はダイオードブリッジ21と交流電源7との間に接続されている。さらに、図3の例では、点灯回路4のコンデンサC1と保護回路6との間と、直流電源2のダイオードブリッジ21と平滑コンデンサC0との間とに、それぞれ抵抗R4,R5が接続されている。直流電源2のダイオードブリッジ21と平滑コンデンサC0との間に接続された抵抗R5は、電源投入時の平滑コンデンサC0への突入電流を抑制するものであり、図3ではダイオードブリッジ21の出力の低電圧側に接続されているが、高電圧側に接続されてもよい。また、点灯回路4と保護回路6との間の抵抗R4は、図3では点灯回路4の出力の低電圧側に接続されているが、高電圧側に接続されてもよい。ここで、図3の例において平滑コンデンサC0を省略して直流電源2をダイオードブリッジ21すなわち整流回路のみで構成してもよい。
さらに、図4に示すように、直流電源2として、少なくとも1個のスイッチング素子(図示せず)を有する力率改善回路22が、上記のダイオードブリッジ21の後段に接続されたものを用いてもよい。上記のような力率改善回路22としては、例えば周知のブーストコンバータ(昇圧チョッパ回路)を用いることができる。
また、図4の例では、力率改善回路22は、フォトカプラ8bの出力端子を介してグランドに接続された停止制御端子221を有し、この停止制御端子221がグランドに接続されたときに動作(すなわち上記のスイッチング素子のオンオフ駆動)を停止する。上記のフォトカプラ8bの入力端子は、保護回路6においてサイリスタQ1のゲートとツェナーダイオードZDとの間に接続されている。すなわち、点灯回路4の出力電圧が所定の電圧(以下、「前段停止電圧」と呼ぶ。)に達したときには、ツェナーダイオードZDに電流が流れて各フォトカプラ8a,8bがそれぞれオンされることにより、力率改善回路22と点灯回路4とがそれぞれ停止される。図4の例における短絡閾値電圧は、2個のフォトカプラ8a,8bの発光ダイオードの順方向降下電圧の和を、実施形態1における短絡閾値電圧に加算した電圧となる。また、図4の例では前段停止電圧は出力停止電圧と等しくなるが、これらは互いに異なる電圧としてもよい。
ここで、力率改善回路22の動作中には、力率改善回路22の停止中よりも、直流電源2への単位時間当たりの入力電流が減少するから、保護回路6による短絡後にヒューズ5の溶断に時間がかかる可能性がある。そこで、図4の例では、速やかにヒューズ5の溶断(すなわち回路遮断手段の動作)が達成されるように、少なくとも保護回路6により点灯回路4の出力端間が短絡されるときには、力率改善回路22を停止させることで点灯回路4への入力電流を増加させている。力率改善回路22を停止させるタイミングは、保護回路6による短絡が行われるタイミングの前であってもよいし、保護回路6による短絡が行われるタイミングと同時であってもよい。なお、図4では力率改善回路22と点灯回路4との両方についてフォトカプラ8a,8bを設けているが、力率改善回路22と点灯回路4との一方又は両方についてフォトカプラ8a,8bを省略してもよい。
さらに、上記各種の発光ダイオード点灯装置1において、保護回路6よりも前段側の抵抗R3〜R5として、ある程度の大電流が流れたときに回路を遮断させるものを用いてもよい。特に、点灯回路4への給電路を構成する抵抗R3,R5がヒューズ5よりも先に回路を遮断させるものとした場合、その抵抗R3,R5が回路遮断手段となる。
上記各種の発光ダイオード点灯装置1は、点灯回路4の出力によって点灯される発光ダイオードアレイ3(又は1個の発光ダイオード)とともに照明装置を構成することができる。
1 発光ダイオード点灯装置
3 発光ダイオードアレイ
4 点灯回路
5 ヒューズ(回路遮断手段)
6 保護回路
22 力率改善回路
Q2 スイッチング素子

Claims (4)

  1. 入力された直流電力を降圧して発光ダイオードに出力することにより前記発光ダイオードを点灯させるバックコンバータからなる点灯回路と、
    前記点灯回路への給電路に挿入されて少なくとも前記点灯回路のスイッチング素子がオフされない状態で前記点灯回路の出力端間が短絡されたときには前記点灯回路への直流電力の入力を停止させる回路遮断手段と、
    前記点灯回路の出力電圧が所定の短絡閾値電圧以上となったときに前記点灯回路の出力端間を短絡させる保護回路とを備えることを特徴とする発光ダイオード点灯装置。
  2. 少なくとも1個のスイッチング素子を含み前記点灯回路の前段に接続された力率改善回路を備え、
    前記力率改善回路は、少なくとも前記保護回路により前記点灯回路の出力端間が短絡されたときには動作を停止することを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード点灯装置。
  3. 前記点灯回路は、前記保護回路が前記点灯回路の出力端間を短絡させる前に動作を停止することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の発光ダイオード点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオード点灯装置と、
    前記点灯回路の出力によって点灯される少なくとも1個の発光ダイオードとを備えることを特徴とする照明装置。
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