JP5625833B2 - 放射線検出器および放射線撮影装置 - Google Patents

放射線検出器および放射線撮影装置 Download PDF

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Description

本発明は、医療分野や工業分野に用いられるX線やγ線等の放射線を検出する放射線検出器および放射線撮影装置に関する。
従来、この種の放射線検出器として、例えばフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」と略記する)がある。FPDは、X線を電荷(信号電荷)に変換する変換層と、変換層で変換された電荷の蓄積および読み出しを行うアクティブマトリックス基板とが積層して構成されている。
アクティブマトリックス基板111は、図7に示すように、変換層103で変換された電荷を蓄積する蓄積容量113と、蓄積容量113に蓄積された電荷を読み出すためのスイッチング素子115とが2次元状に配列されて構成されている。スイッチング素子115の入出力端子には、ゲート(アドレス)線G1〜G10とデータ(読出し)線D1〜D10がそれぞれ接続されている。ゲート線G1〜G10から信号が与えられることでスイッチング素子115が接続(ON)の状態になる。これにより、蓄積容量113に蓄積された電荷がスイッチング素子115を通してデータ線D1〜D10から読み出されるようになっている。なお、変換層103にはバイアス電源109からバイアス電圧Vaが印加される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−349269号公報
このような構成を備えたFPD101は、動作モードとして、静止画を撮影するための「撮影モード」と、動画像を撮影するための「透視モード」がある。すなわち、FPD101が撮影透視兼用の場合では、動作モードの切替えを行うことにより撮影モードあるいは透視モードで撮影が行われる。撮影モードでは、二次元状に配列されたスイッチング素子115を一列ごとに動作させている。すなわち、撮影モードでは、空間解像度が重視されるので、画素(検出素子DU)ごとに読み出し動作を行っている。一方、透視モードでは、電荷量と大きなフレームレートを確保するために、画素のビニングを行っている。
ビニングとは、隣接する複数の画素を1つの画素として取り扱うことをいい、例えば、図7のように、2×2画素である画素a〜dを1つの画素にすることをいう。具体的な動作としては、ゲート駆動回路119から2本のゲート線G1,G2に信号を同時に送信し、それらのゲート線G1,G2に接続された画素a〜d等のスイッチング素子115を駆動させる。すると、画素aと画素bに蓄積された2画素分の電荷がデータ線D1から読み出され、画素cと画素dに蓄積された2画素分の電荷がデータ線D2から読み出される。2画素分の電荷は、電荷電圧変換アンプ121で電圧信号に変換され、マルチプレクサ123を介して、A/D変換器125でアナログ値からディジタル値に変換される。そして、画像処理部131等により、横方向に隣接する2画素分(画素a+画素bと、画素c+画素d)の電圧信号(X線検出信号)が加算されて、4画素分(画素a+画素b+画素c+画素d)を1画素とする電圧信号が得られる。
このような撮影モードまたは透視モードによる撮影、すなわちビニングの有無に関わらず、通常、一定のバイアス電圧Vaが変換層103に印加されて使用される。
上述のように例えば2×2画素でビニングを行う透視モードの場合には、2画素分の電荷がデータ線D1〜D10から読み出される。しかしながら、蓄積容量113には、X線が変換層103に入射されて変換された電荷の他に、変換層103にX線を照射されていない状態でも電流が流れるリーク電流による電荷が蓄積される。そして、この2画素分のリーク電流による電荷も読み出されることになる。そのため、後段の電荷電圧変換アンプ121のアンプ用蓄積容量129が2画素分のリーク電流による電荷が蓄積されることにより、有効に使用できる容量が狭くなってしまう。すなわち、ダイナミックレンジDRが低下する問題が生じてしまう。特に、変換層103に、高感度材料であるCdTeやCdZnTeなどの化合物半導体を使用した検出器では、a−Seなどで構成された変換層103に比べ抵抗率が小さいので、バイアス電圧Vaを印加するとリーク電流が流れやすい性質がある。そのため、ダイナミックレンジDRの低下の影響が大きい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ビニングして撮影する場合にダイナミックレンジの低下を抑えることができる放射線検出器および放射線撮影装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る放射線検出器は、入射された放射線を電荷に変換する変換層と、前記変換層にバイアス電圧を印加するバイアス電源と、二次元状に配列されて前記変換層で変換された電荷を蓄積する蓄積容量と、二次元状に配列されて前記蓄積容量に蓄積された電荷を読み出すスイッチング素子と、前記スイッチング素子を1列ごとおよび複数列ごとのいずれかに選択的に駆動させるゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路により前記スイッチング素子を複数列ごとに駆動させるビニングする場合と前記スイッチング素子を1列ごとに駆動させるビニング無しの場合に応じて前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧を変化させる制御部とを備えていることを特徴とするものである。
本発明に係る放射線検出器によれば、制御部は、ビニングの有無により、すなわち、ゲート駆動回路によりスイッチング素子を複数列ごとに駆動させるビニングする場合と、ゲート駆動回路によりスイッチング素子を1列ごとに駆動させるビニング無しの場合とで、バイアス電源から変換層に印加するバイアス電圧を変化させている。そのため、ビニングして撮影する透視モードの場合は、ダイナミックレンジの低下を抑えることができる。また、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、空間解像度を高くすることができる。すなわち、従来装置は、撮影モードが必要とされるバイアス電圧を変更せずに透視モードに用いるとダイナミックレンジを低下させてしまい、また、透視モードに合わせてバイアス電圧を低く設定すると空間解像度を低下させてしまう。しかしながら、動作モードに応じて高いダイナミックレンジと空間解像度を両立させることができる。さらに、前記制御部は、ビニングする場合に前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧をビニング無しの場合よりも低く設定する。これにより、例えば2×2画素でビニングして撮影する透視モードの場合は、ビニング無しの場合よりバイアス電圧を低く設定することで、2画素分が読み出されるリーク電流による電荷量が減少し、ダイナミックレンジの低下を抑えることができる。一方、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、ビニングする場合よりバイアス電圧を高く設定することで、空間解像度を高くすることができる。
また、本発明に係る放射線検出器において、前記制御部は、前記ゲート駆動回路で駆動させる前記スイッチング素子の列数が多いほど前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧を低く設定することが好ましい。これにより、ビニングする縦方向の画素数(列数)に応じてダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。
また、本発明に係る放射線検出器の好ましい一例は、前記変換層がCdTeまたはCdZnTeで構成されることである。CdTeまたはCdZnTeは、入射するX線に高感度であるとともに、例えばa−Seと比較してリーク電流量が大きい。そのため、2×2画素でビニングする場合は、2画素分のリーク電流による電荷が読み出されるので、ダイナミックレンジが低下してしまうが、バイアス電圧を変化させることで、ダイナミックレンジの低下を抑えることができる。
また、本発明に係る放射線撮影装置において、上述した放射線検出器と、放射線を照射する放射線照射部とを備えている。これにより、X線撮影装置は、ビニングして撮影する透視モードの場合は、ダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。また、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、空間解像度MTFを高くすることができる。すなわち、X線撮影装置は、動作モードに応じて高いダイナミックレンジDRと空間解像度MTFを両立させることができる。
本発明に係る放射線検出器によれば、制御部は、ビニングの有無により、すなわち、ゲート駆動回路によりスイッチング素子を複数列ごとに駆動させるビニングする場合と、ゲート駆動回路によりスイッチング素子を1列ごとに駆動させるビニング無しの場合とで、バイアス電源から変換層に印加するバイアス電圧を変化させている。そのため、ビニングして撮影する透視モードの場合は、ダイナミックレンジの低下を抑えることができる。また、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、空間解像度を高くすることができる。すなわち、従来装置は、撮影モードが必要とされるバイアス電圧を変更せずに透視モードに用いるとダイナミックレンジを低下させてしまい、また、透視モードに合わせてバイアス電圧を低く設定すると空間解像度を低下させてしまう。しかしながら、動作モードに応じて高いダイナミックレンジと空間解像度を両立させることができる。さらに、前記制御部は、ビニングする場合に前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧をビニング無しの場合よりも低く設定する。これにより、例えば2×2画素でビニングして撮影する透視モードの場合は、ビニング無しの場合よりバイアス電圧を低く設定することで、2画素分が読み出されるリーク電流による電荷量が減少し、ダイナミックレンジの低下を抑えることができる。一方、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、ビニングする場合よりバイアス電圧を高く設定することで、空間解像度を高くすることができる。
実施例1に係るフラットパネル型X線検出器の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1に係るフラットパネル型X線検出器の概略構成を示す平面図である。 ビニング無し(1×1画素)の場合の図であり、(a)は、バイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示したものであり、(b)は、バイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示したものである。 ビニング(2×2画素)する場合の図であり、(a)は、バイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示したものであり、(b)は、バイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示したものである。 実施例2に係るX線撮影装置の概略構成図である。 変形例に係る図であり、(a)は、ビニングする縦方向の画素数によるバイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示したものであり、(b)は、ビニングする縦方向の画素数によるバイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示したものであり、(c)は、ビニングする縦方向の画素数とバイアス電圧(電界)の関係を概念的に示したものである。 従来のフラットパネル型X線検出器の概略構成を示した平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。実施例では、フラットパネル型X線検出器を放射線検出器の一例として説明する。なお、図1は実施例に係るフラットパネル型X線検出器の概略構成を示す縦断面図であり、図2はその平面図である。
図1または図2を参照する。フラットパネル型X線検出器(FPD)1は、入射されたX線を電荷に直接変換する変換層3と、変換層3の一方の面に設けられ、バイアス電圧Vaを印加する共通電極5と、変換層3を挟んで共通電極5の反対側の面に設けられ、変換層3で変換された電荷を収集する画素電極7とを備えている。
変換層3は、例えば、a−Se(アモルファスセレン)、CdTe(テルル化カドミウム)またはCdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)等で構成される。変換層3がa−Seの場合は10kV程度のバイアス電圧Vaが印加され、変換層3がCdTeまたはCdZnTeの場合は100V程度のバイアス電圧Vaが印加される。バイアス電圧Vaは共通電極5に印加される。すなわち、バイアス電圧Vaは共通電極5を介して変換層3に印加されている。バイアス電圧Vaは、バイアス電源9から印加される。バイアス電源9は、必要により電圧設定値を変更できるようになっている。
共通電極5は各画素に共通して設けられており、複数個の画素電極7は、各画素に対応するように二次元(マトリックス)状に配列されている。
また、FPD1は、変換層3で変換された電荷の蓄積および読み出しを行うアクティブマトリックス基板11を変換層3の画素電極7側に備えている。アクティブマトリックス基板11は、蓄積容量13およびスイッチング素子15を各画素で備えている。蓄積容量13は、コンデンサ等で構成され、変換層3で変換された電荷を蓄積する。スイッチング素子15は、薄膜トランジスタ(TFT)等で構成され、蓄積容量13に蓄積された電荷を読み出すために蓄積容量13と後述するデータ線D1〜D10との間の電気的な接続および遮断を行う。なお、説明の便宜上、本実施例では、蓄積容量13やスイッチング素子15等が10×10個(10×10画素)で構成されているとする。
また、アクティブマトリックス基板11は、ゲート線G1〜G10とデータ線D1〜D10とを備えている。ゲート線G1〜G10は、二次元状に配列されたスイッチング素子15の横方向の列ごとに設けられ、各列のスイッチング素子15のゲートに接続されている。データ線D1〜D10は、二次元状に配列されたスイッチング素子15の縦方向の列ごとに設けられ、各列のスイッチング素子15の蓄積容量13の反対側(読み出し側)に接続されている。
なお、アクティブマトリックス基板11は、絶縁基板17上に、蓄積容量13、スイッチング素子15、ゲート線G1〜G10およびデータ線D1〜D10を備えている。また、検出素子DUは、変換層3、共通電極5、画素電極7、蓄積容量13およびスイッチング素子15で構成されている。検出素子DUは、2次元状に配列されている。検出素子DUは、X線画像の1画素と対応する。
また、FPD1は、スイッチング素子15をゲート線G1〜G10を介して1列または複数列ごとに駆動させるゲート駆動回路19を備えている。ゲート駆動回路19は、複数のゲート線G1〜G10に電気的に接続されている。ゲート駆動回路19から各ゲート線G1〜10に電圧を印加して信号を送信することで、スイッチング素子Trを接続(ON)の状態にさせて蓄積容量Cに蓄積された電荷の読み出しを行っている。例えば2×2画素のビニングをして撮影する場合、2列同時にゲート線に電圧を印加して2列ごとにスイッチング素子15を駆動させる。
また、FPD1は、電荷電圧変換アンプ21と、マルチプレクサ23と、A/D変換器25とを備えている。電荷電圧変換アンプ21は、データ線D1〜D10を通じて取り出された電荷を電圧に変換して電圧信号として出力する。電荷電圧変換アンプ21は、データ線D1〜D10に接続されたアンプ27と、このアンプの入出力端に並列接続されたアンプ用蓄積容量29とを備えている。マルチプレクサ23は、複数の電圧信号から1つの電圧信号を選択して出力する。A/D変換器25は、電圧信号をアナログ値からディジタル値に変換する。なお、A/D変換器25の後段には、電圧信号(X線検出信号)に基づくX線画像に対してオフセット補正など種々の処理を行う画像処理部31が設けられている。
バイアス電源9およびゲート駆動回路19は、駆動制御部33によって制御される。駆動制御部33は、静止画を撮影するための撮影モードと、動画像を撮影するための透視モードとの動作モードの切替えを行う。具体的には、撮影モードでは、撮影モード用のバイアス電圧Vaが変換層3に印加され、透視モードでは、撮影モード用のバイアス電圧Vaより低く設定された透視モード用のバイアス電圧Vaが変換層3に印加される。また、撮影モードでは、二次元状に配列されたスイッチング素子15を1列ごとに駆動させ、透視モードでは、ビニングを行うので、二次元状に配列されたスイッチング素子15を複数列ごとに駆動させている。なお、駆動制御部33は本発明における制御部に相当する。
駆動制御部33は、撮影モードまたは透視モードで撮影するために、すなわちビニングの有無によりバイアス電源9からの変換層3に印加するバイアス電圧Vaを変化させている。図3および図4を参照する。なお、図3(a)は、ビニング無し(1×1画素)の場合のバイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示す図であり、図3(b)は、ビニング無し(1×1画素)の場合のバイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示す図である。図4(a)は、ビニング(例えば2×2画素)する場合のバイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示す図であり、図4(b)は、ビニング(例えば2×2画素)する場合のバイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示す図である。
撮影モードで撮影するビニング無しの場合は、図3(a)に示すように、バイアス電圧Vaを高く設定してもダイナミックレンジDRの低下が比較的に小さい。また、図3(b)に示すように、バイアス電圧Vaを高く設定するほど空間解像度MTFの高くなる。したがって、比較的高いバイアス電圧Vaに設定して使用することで、例えば符号pに示すように、空間解像度MTFが良い画像を撮影することができる。
一方、透視モードで撮影するビニングする場合は、図4(a)に示すように、バイアス電圧Vaを高く設定するほど、ダイナミックレンジの低下が比較的大きい。また、図4(b)に示すように、バイアス電圧Vaを高く設定するほど空間解像度MTFの高くなるが、そもそもビニングにより空間解像度MTFが低下しているので、比較的に変化(傾斜)が小さい。そのため、バイアス電圧Vaを高く設定するとダイナミックレンジDRの低下が大きいので、バイアス電圧Vaを可能な限り下げることが必要であり、バイアス電圧を低く設定することによる空間解像度MTFの低下が比較的小さい。したがって、例えば符号qに示すように、ビニング無しの場合よりもバイアス電圧Vaを低く設定して使用することで、ダイナミックレンジDRが大きい画像を撮影することができる。
このように、変換層3に印加するバイアス電圧Vaをバイアス電源9により可変バイアスとすることで、撮影モードで撮影するビニングなしの場合のバイアス電圧Vaと、透視モードで撮影するビニングする場合のビニング無しの場合よりも低く設定されたバイアス電圧Vaとを、それぞれの動作モードに応じて使い分けている。
次に、本実施例のFPD1の動作を説明する。駆動制御部33は、静止画像を撮影する撮影モードで行うか、動画像を撮影する透視モードで行うかの設定に基づき、バイアス電源9とゲート駆動回路19を操作する。撮影モードで行うか透視モードで行うかの設定は、図示しない入力部等により行われる。まず、2×2画素でビニングする透視モードに設定されているものとする。
〔透視モード〕バイアス電源9から予め設定された透視モード用のバイアス電圧Vaを変換層3に印加する。透視モード用のバイアス電圧Vaは、撮影モード用よりも低く設定されている。透視モード用のバイアス電圧Vaが印加された状態で図示しないX線管からX線を照射する。照射されたX線は、被検体を透過してFPD1の変換層3に入射する。図1を参照する。入射されたX線は、被検体を透過して形成されたX線像のX線強度に応じて変換層3で電荷に変換される。変換された電荷は、二次元状に配列された画素電極7により収集され、それぞれに設けられた蓄積容量13に蓄積される。
蓄積容量13に蓄積された電荷の読み出しを行う。ゲート駆動回路19は、2×2画素でビニングする透視モードの読み出し動作を実行する。図2を参照する。ゲート駆動回路19は、スイッチング素子15を複数列ごと駆動させる。すなわち、2×2画素でビニングする場合、ゲート駆動回路19は、スイッチング素子15の横方向の列ごとに接続されたゲート線D1〜D10に対して、2列(本)ごとに順次電圧を印加して信号を送信することにより、スイッチング素子15を駆動させる。
それにより、例えばゲート線G1,G2に接続された列のスイッチング素子15が駆動されて、それぞれの蓄積容量13に蓄積された電荷がデータ線D1〜D10を通じて読み出される。このとき、データ線D1では、画素aと画素bの2画素分の電荷(画素a+画素b)が読み出され、データ線D2では、画素cと画素dの2画素分の電荷(画素c+画素d)が読み出される。
データ線D1〜D10を通じて読み出された電荷は、電荷電圧変換アンプ21に入力されて、アンプ用蓄積容量29に蓄積され、増幅された電圧信号として出力される。なお、アンプ用蓄積容量29には、透視モード用のバイアス電圧Vaが変換層3に印加されているので、2画素分の蓄積容量13に蓄積されたリーク電流による電荷が減少されている。
そして、マルチプレクサ23は、データ線D1〜D10を通じて読み出され、電荷電圧変換アンプ21で変換された各電圧信号から1つの電圧信号を選択して出力する。マルチプレクサ23から出力された電圧信号は、A/D変換器25によりアナログ値からディジタル値に変換されて出力される。A/D変換器25でディジタル値に変換された電圧信号は、FPD1から出力されて、X線検出信号として後段の画像処理部31に送り込まれる。
画像処理部31は、2×2画素でビニングする場合は、横方向の隣接する2画素ごとに加算される。すなわち、データ線D1から読み出された画素a+画素bと、データ線D2から読み出された画素c+画素dとが加算され、「画素a+画素b+画素c+画素d」が求められる。また、画像処理部31により、オフセット補正などのその他必要な処理が行われる。このようにして、2×2画素を1画素としてビニングされたX線画像(動画像)が取得される。なお、画像処理部31により処理されたX線画像は、図示しないモニタに表示されたり、図示しないメモリ部に記憶されたりする。
〔撮影モード〕バイアス電源9から予め設定された撮影モード用のバイアス電圧Vaを変換層3に印加する。撮影モード用のバイアス電圧Vaが印加された状態でX線がFPD1の変換層3に入射される。入射されたX線は、変換層3で電荷に変換されて蓄積容量13に蓄積される。
蓄積容量13に蓄積された電荷の読み出しを行う。ゲート駆動回路19は、ビニング無しの撮影モードの読み出し動作を実行する。ゲート駆動回路19は、スイッチング素子15を1列ごとに駆動させる。すなわち、ゲート駆動回路19は、スイッチング素子15の横方向の列ごとに接続されたゲート線D1〜D10に対して、1列(本)ごとに順次電圧を印加して信号を送信することにより、スイッチング素子15を駆動させる。それにより、例えばゲート線G1に接続された列のスイッチング素子15が駆動されて、それぞれの蓄積容量13に蓄積された電荷がデータ線D1〜D10を通じて読み出される。
データ線D1〜D10を通じて読み出された電荷は、電荷電圧変換アンプ21に入力されて、アンプ用蓄積容量29に蓄積され、増幅された電圧信号として出力される。そして、電荷電圧変換アンプ21で変換された電圧信号は、マルチプレクサ23、A/D変換器25の順番で処理されてFPD1から出力され、X線検出信号として後段の画像処理部31に送り込まれる。画像処理部31は、オフセット補正などのその他必要な処理を行う。このようにして、ビニング無し(1×1画素)のX線画像(静止画像)が取得される。なお、画像処理部31により処理されたX線画像は、図示しないモニタに表示されたり、図示しないメモリ部に記憶されたりする。
上述した実施例1に係るFPD1によれば、駆動制御部33は、ビニングの有無により、すなわち、ゲート駆動回路19によりスイッチング素子15を複数列ごとに駆動させるビニングする場合と、ゲート駆動回路19によりスイッチング素子13を1列ごとに駆動させるビニング無しの場合とで、バイアス電源9から変換層3に印加するバイアス電圧Vaを変化させている。そのため、ビニングして撮影する透視モードの場合は、ダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。また、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、空間解像度MTFを高くすることができる。すなわち、従来装置は、撮影モードで必要とされるバイアス電圧Vaを変更せずに透視モードに用いるとダイナミックレンジDRを低下させてしまい、また、透視モードに合わせてバイアス電圧Vaを低く設定すると空間解像度MTFを低下させてしまう。しかしながら、動作モードに応じて高いダイナミックレンジDRと空間解像度MTFを両立させることができる。
また、駆動制御部33は、ビニングする場合にバイアス電源9から変換層3に印加するバイアス電圧Vaをビニング無しの場合よりも低く設定している。これにより、例えば2×2画素でビニングして撮影する透視モードの場合は、ビニング無しの場合よりバイアス電圧Vaを低く設定することで、2画素分が読み出されるリーク電流による電荷量が減少し、ダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。一方、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、ビニングする場合よりバイアス電圧Vaを高く設定することで、空間解像度MTFを高くすることができる。
また、変換層3はCdTeまたはCdZnTeで構成されている。CdTeまたはCdZnTeは、入射するX線に高感度であるとともに、例えばa−Seと比較してリーク電流量が大きい。そのため、2×2画素でビニングする場合は、2画素分のリーク電流による電荷が読み出されるので、ダイナミックレンジDRが低下してしまうが、バイアス電圧Vaを変化させることで、ダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。
次に、図面を参照して本発明の実施例2を説明する。図5は、実施例2に係るX線撮影装置の概略構成図である。なお、上述した実施例と重複する構成については、その説明を省略する。
図5を参照する。実施例2に係るX線撮影装置41は、実施例1のFPD1を備えている。また、X線撮影装置41は、X線を照射するX線管43と、X線管43に対してX線照射に必要な制御を実行するX線管制御部45と、X線撮影装置41の各構成を統括的に制御する主制御部47とを備えている。
X線管制御部45は、X線管3の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部49を有している。主制御部47は、X線管制御部45、FPD1の駆動制御部33、および画像処理部31等を操作する。なお、X線管43は本発明における放射線照射部に相当する。
上述した実施例1に係るX線撮影装置41によれば、FPD1と、X線を照射するX線管43等を備えている。これにより、X線撮影装置41は、ビニングして撮影する透視モードの場合は、ダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。また、ビニング無しで撮影する撮影モードの場合には、空間解像度MTFを高くすることができる。すなわち、X線撮影装置41は、読み出しモードに応じて高いダイナミックレンジDRと空間解像度MTFを両立させることができる。
なお、図5において、FPD1は、バイアス電源9、ゲート駆動回路19、駆動制御部33およびA/D変換器25を備えているが、バイアス電源9、ゲート駆動回路19、駆動制御部33およびA/D変換器25は、FPD1の外部に配置されていてもよい。すなわち、X線撮影装置43がバイアス電源9、ゲート駆動回路19、駆動制御部33およびA/D変換器25を備えていてもよい。また、FPD1は、画像処理部31を備えていてもよい。また、主制御部47が、撮影モードまたは透視モードの動作モードに応じて、バイアス電源9およびゲート駆動回路19を直接操作するようにしてもよい。この場合、主制御部47は本発明における制御部に相当する。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、2×2画素でビニングして動画像を撮影していたが、ビニングする画素数は2×2画素に限定されない。例えば、3×3画素、縦横2×1画素あるいは縦横3×2画素であってもよい。すなわち、ゲート駆動回路19によって、スイッチング素子15を複数列ごとに駆動させるものであれば適応可能である。また、ビニングする縦方向の画素数には、図6に示すような関係が存在する。図6(a)は、ビニングする縦方向の画素数によるバイアス電圧(電界)とダイナミックレンジDRの関係を概念的に示す図であり、図6(b)は、ビニングする縦方向の画素数によるバイアス電圧(電界)と空間解像度MTFの関係を概念的に示す図である。また、図6(c)は、ビニングする縦方向の画素数とバイアス電圧(電界)の関係を概念的に示す図である。
ビニングする縦方向の画素数を多くすると、図6(a)に示すように、バイアス電圧VaによるダイナミックレンジDRの変化を示す傾斜が大きくなる。また、図6(b)に示すように、バイアス電圧Vaによる空間解像度MTFの変化を示す傾斜が小さくなる。したがって、図6(c)に示すように、ビニングする縦方向の画素数を多くほど、すなわち、ゲート駆動回路19で駆動させるスイッチング素子15の列数が多いほどバイアス電源9から変換層3に印加するバイアス電圧Vaを低く設定する。それにより、ビニングする縦方向の画素数(列数)に応じてダイナミックレンジDRの低下を抑えることができる。
(2)上述した実施例では、変換層は、入射されたX線を直接電荷に変換するa−Se、CdTeおよびCdZnTe等で構成されたが、この構成に限られない。すなわち、変換層は、入射されたX線を光に変換する例えばヨウ化セシウム(CsI)などから構成されるシンチレータ層と、シンチレータ層で変換された光を電荷に変換するフォトダイオードとから構成される、いわゆる間接変換型であってもよい。なお、バイアス電圧Vaはフォトダイオードに印加される。
(3)上述した実施例では、放射線検出器の一例としてX線を検出するフラットパネル型X線検出器(FPD)を説明したが、この構成に限定されない。例えば、ECT(Emission Computed Tomography)装置に用いられ、放射線同位体元素(RI)を投与された被検体から放射されるγ線を検出するγ線検出器であってもよい。
1 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
3 … 変換層
9 … バイアス電源
13 … 蓄積容量
15 … スイッチング素子
19 … ゲート駆動回路
21 … 電荷電圧変換アンプ
27 … アンプ
29 … アンプ用蓄積容量
33 … 駆動制御部
41 … X線撮影装置
43 … X線管
47 … 主制御部
G1〜G10 … ゲート線
D1〜D10 … データ線

Claims (4)

  1. 入射された放射線を電荷に変換する変換層と、
    前記変換層にバイアス電圧を印加するバイアス電源と、
    二次元状に配列されて前記変換層で変換された電荷を蓄積する蓄積容量と、
    二次元状に配列されて前記蓄積容量に蓄積された電荷を読み出すスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を1列ごとおよび複数列ごとのいずれかに選択的に駆動させるゲート駆動回路と、
    前記ゲート駆動回路により前記スイッチング素子を複数列ごとに駆動させるビニングする場合と前記スイッチング素子を1列ごとに駆動させるビニング無しの場合とに応じて前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧を変化させる制御部とを備え、
    前記制御部は、ビニングする場合に前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧をビニング無しの場合より低く設定することを特徴とする放射線検出器。
  2. 請求項1に記載の放射線検出器において、
    前記制御部は、前記ゲート駆動回路で駆動させる前記スイッチング素子の列数が多いほど前記バイアス電源から前記変換層に印加するバイアス電圧を低く設定することを特徴とする二次元画像検出器。
  3. 請求項1または2に記載の放射線検出器において、
    前記変換層はCdTeまたはCdZnTeで構成されることを特徴とする二次元画像検出器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線検出器と、
    放射線を照射する放射線照射部とを備えていることを特徴とする放射線撮影装置。
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