JP5624883B2 - ポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物、その生成方法、洗剤製剤、化粧品製剤、繊維処理用製剤、反応性組成物、並びに、硬化物 - Google Patents
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Description
式中、R2は水素または40までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−および−NR3から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、R3は上記で定義される通りであり、
ST1およびST2はそれぞれ独立に、1,000個までの炭素原子を有し、二価から二価以上、好ましくは四価の直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換の炭化水素基から選ばれ、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3、
および2〜1,000個のシリコン原子を有するポリ有機シロキサン単位から選ばれる1以上の基、を含み、
式中、R3は40個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、
R5は100個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、また、基ST1および/またはST2内に環状構造を形成する二価の基であり、
または、ST1とST1の近くのY1の一方か両方、および/または、ST2とST 2
の近くのY2の一方か両方は、それぞれの場合、窒素含有複素環式基を形成することができ、
式中、複数のST1基が存在する場合は、これらは同一であっても異なっていてもよく、複数のST2基が存在する場合は、これらは同一であっても異なっていてもよく、
ST5は、適宜、1〜12個の炭素原子を有する置換、二価、直鎖、環状または分岐状の、飽和または不飽和の炭化水素基であり、
ST6は、適宜、1〜12個の炭素原子を有する置換、二価、直鎖、環状または分岐状の、飽和または不飽和の炭化水素基であり、 ただし、基ST1および/またはST2の少なくとも1つは、ポリ有機シロキサン基または酸添加化合物および/またはそれらの塩を含む。
【化3】
を含む。
【0020】
ST1とST1の近くのY1の一方か両方、および/または、ST2とST 2 の近くの
Y2の一方か両方が、それぞれ、窒素含有複素環式基を形成することができる場合の例としては、特に環状ジアミン(例えば、ピペラジン)の使用による場合であり、構成要素−Y−ST−Y−(ここで、Y=Y1またはY2、およびST=ST1またはST2)は、例えば以下のような構造を有することとなる。
本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物中に必須のポリ有機シロキサン構成要素は、好ましくは下記式(2)を有する。
式中、R4は、20個までの炭素原子を有する、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、sは1〜999である。
特に好ましい場合において、シロキサン単位は下記構造を有する。
式中、sは上述の通りである。
式中、Y1、Y2、ST1およびST2は上記で定義される通りである。
式中、Y1、Y2、ST1およびST2は上記で定義される通りである。
(式中、R2は好ましくはHおよび他の変数は上記で定義された通りである。)
ポリカーボネート化合物、例えば(ST5およびST6を−CH2−として)、
(5)
または、
(6)
(式中、R2、ST1およびST2は上記で定義された通りである)を含む。
本発明では、Y1およびY2が−NR2−であり、R2は上記で定義された通りであり、好ましくは水素であるポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物がさらに好ましい。
本発明では、Y1およびY2が−NH−であるポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物が特に好ましい。
本発明の好ましい実施形態では、基ST1およびST2は、どの場合も二価で同一であり、Y1およびY2も同一である。例えば、式(7)の化合物、
(7)
が得られ、これは式(8)で表される繰り返し単位に簡略化される。
式中、本発明によれば、少なくとも1つの基ST1はポリ有機シロキサン基を含まなければならない。
しかし、同様に好ましい本発明の実施例では、ポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の基ST1およびST2は異なる(ST1≠ST2)。このことにより、基ST1およびST2を選択することで、より柔軟に特性を制御することが可能となる。
式中、sは上記で定義される通りであり、rは1〜12、好ましくは1または3である。
−ST3−N+(R5)2−ST4−N+(R5)2−ST3− (10)
式中、R5は上記で定義される通りであり、
ST3は2〜100個の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、R3は上記で定義される通りであり、
ST4は2〜100個の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3、および、2〜200のシリコン原子を有するポリ有機シロキサン単位により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、式中R3は上記で定義される通りである。
(11)
または、ピペラジンまたは市販のビス第二級アミン(例えば、Jefflink(R)754(Huntsman Corp.)の15個までの炭素原子を有する二価の分岐状炭化水素基、例えば、メチルシクロヘキシルまたはイソホロン構造に基づくもの、
例としては、
・第一級または第二級のアミノ末端ポリエーテルまたはヒドロキシ末端ポリエーテル、好ましくは、エチレンオキシド系ポリエーテルおよびプロピレンオキシド系ポリエーテル、例えば、Jeffamine(R)型、例えば、EDおよびTシリーズ(Huntsman Corp.)の第一級および第二級のアミノ末端ポリエーテル、
・NH2またはOHを末端に有するポリアミド、
・NH2またはOHを末端に有するポリ尿素である。
対応するα,ω−第一級または第二級アミノアルキル末端ポリ有機シロキサンの生成は先行技術である(「Silicone, Chemie und Technologie」、Vulkan Verlag Essen 1989年、85〜90頁)。
(12)
{式中、ST=ST1またはST2(上記で定義される通り)であり、Y=Y1またはY2(上記で定義される通り)であり、ST5またはST6は上記で定義される通りである}と、
下記式の化合物
(式中、ST=ST1またはST2であり、Yは上記で定義される通りである。ただし、基ST1および/またはST2の少なくとも1つはポリ有機シロキサン基を含む)とを反応させる方法により生成されるのが好ましい。
(13)
(式中、ST5、ST6、Y1およびST1は上述の通りである)と、下記式の化合物
HY2−ST3−NR5 2
(式中、ST3、Y2およびR5は上記で定義された通りである)と、を反応させる方法により生成されるのが好ましい。
Q−ST4V−Q
−ST3−N+(R5)2−ST4−N+(R5)2−ST3− (10)
式中、ST3、ST4およびR5は上記で定義された通りである。
式中、Qはアミノ基をアルキル化することができる基であり、ST4Vは四級化反応後のQ由来の分子部分とともに、基ST4を形成する。
ただし、ST1、ST3および/またはST4の少なくとも1つは二価または二価以上のポリ有機シロキサン基を含む。ST4’=ST4Vまたは、例えば、反応後のハロアルキル基のような、反応後適宜変形される基ST4Vである。
このように、ST4は、アルキル化基Qの反応後のST4’またはST4V、例えばハロアルキル基またはエポキシ基から生じる分子部分から形成される。
−ST3−N+(R5)2−ST4−N+(R5)2−ST3− (10)
式中、ST3、ST4およびR5は上記で定義された通りである。
式(12)の化合物の生成に関し、
(12)
(式中、Y、ST、ST5およびST6は上述の通り)
例えば、
および
(例えば、国際公開第2005/058863号参照)。
と反応し、好ましくは、
と反応し、カーボネートを末端に有する中間物質とする。
本発明のさらなる実施形態によれば、まずカーボネート前駆体
好ましくは、
を過剰量のCOCl2で、クロロギ酸誘導体に変え、最終的にST基、特にST1になるアミノまたはヒドロキシル基を末端に有する開始物質と反応し、カーボネートを末端に有する中間物質とする。
このような反応の結果、ST基、特にST1を含有する環状カーボネートを末端に有する中間物質が形成される。
このような中間物質は、ST基、特にST2を含有する適切な相手と反応することができる。このような反応相手は、2つの反応性アミノ単位またはヒドロキシル単位を有する物質である。この場合、反応性アミノ基が特に好ましい。というのは、反応性アミノ基は環状カーボネートに対して比較的高い反応性を有するが、ヒドロキシル基は低い反応性しか有しないからである。
−ST3−N+(R5)2−ST4−N+(R5)2−ST3− (10)
で表されるST2構成要素はこのように形成される。
例えば、N−メチルピペラジンを使用すると、環状ST、特にST2構造が形成される可能性がある。
第一級および第二級ジアミンも使用できる。
鎖形成後、残っているアミノ基は適宜アルキル化されてもよい。
下記の化合物
と、アミノ官能性またはヒドロキシ官能性ST2前駆体との反応は、室温から160度、好ましくは140度の範囲で行なわれるのが好ましい。反応時間は数分から数時間である。この場合、ST2単位を形成するアミノ官能性前駆体は一般にヒドロキシ官能性ST2前駆体よりもよく反応する。
鎖形成を伴う重合を可能にするために、四級化化合物がST3およびST4を含有するポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の生成に必要である。好適な実施形態では、ST4を含有する相手は、炭化水素系α,ω−エポキシおよび/またはハロゲン官能性物質である。
・炭化水素ジエポキシド(例えば、ビニルシクロヘキサンジエポキシド)、
・エピクロロヒドリン、
・エポキシ末端ポリエーテル、好ましくはエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド系ポリエーテル(例えば、グリシジル末端ポリエーテル)、
・エポキシ末端ポリエステル、
・エポキシ末端ポリカーボネート、である。
ハロゲン官能性炭化水素誘導体(好ましくは塩化物および臭化物)は、好ましくは、
・炭化水素ジハロゲン化物、
・ハロゲン末端ポリエーテル、好ましくはエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド系ポリエーテル、
・炭化水素ジオールとポリエーテルとのハロカルボン酸エステル、好ましくはエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド系ポリエーテル、特に、炭化水素ジオールとポリエーテルとのクロロ酢酸エステル、クロロプロピオン酸エステルおよびクロロブタン酸エステル、である。
特に好ましいクロロカルボン酸の合成は、周知の方法(「Organikum, Organisch−Chemisches Grundpraktikum」17版、 VEB Deutscher Verlag der Wissenschaften, Berlin 1988年、402−408頁)で、ジオール成分と対応するハロカルボン酸無水物またはハロカルボン酸塩化物とを反応させて行なわれる。
これらのα,ω−ヒドロキシ官能化プレポリマーは、
・ジオールとジイソシアネート、
・OH末端ポリエーテル、好ましくはエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド系ポリエーテルとジイソシアネート、
・OH末端ポリエステル、
・OH末端ポリカーボネートの反応物、であるのが好ましい。
好適な実施形態では、これらのα,ω−ヒドロキシ官能化プレポリマーは、対応するα,ω−ハロカルボン酸エステル、特にクロロ酢酸エステル、クロロプロピオン酸エステルおよびクロロブタン酸エステルに変換される。
・α,ω−エポキシ末端シロキサン、好ましくはα,ω−グリシジルおよびエポキシシクロヘキシル末端シロキサン、
・α,ω−ハロアルキル末端シロキサン、好ましくはα,ω−クロロプロプルおよびクロロプロペニル末端シロキサン、
・α,ω−ハロカルボン酸エステル末端シロキサン、好ましくは、クロロ酢酸、クロロプロピオン酸およびクロロブタン酸のエステル、
・α,ω−ハロカルボン酸エステル末端ポリエーテルシロキサン、好ましくは、クロロ酢酸、クロロプロピオン酸およびクロロブタン酸のエステル、を介して行なわれるのが好ましい。
α,ω−ハロカルボン酸エステル末端シロキサンは、国際公開第02/10256号の実施例1の工程と同様に生成され得る。ここでは、SiH−シロキサンがオレフィンまたはアセチレン様に、不飽和のアルコールのハロカルボン酸エステルと反応する。
式中、Sは上述の通りである。
・α,ω−ヒドロキシアルキル末端シロキサンとジイソシアネート、
・α,ω−ポリエーテル末端シロキサンとジイソシアネートと、を反応させて生成するのが好ましい。
その後、エポキシおよびハロゲン誘導体に変換される。無水物や酸塩化物などでのエステル化によって得られるα,ω−ハロカルボン酸官能化シロキサンプレポリマーが好適な実施形態を示す。
高い官能性を有する炭化水素系物質の例としては、グリセロール、ペンタエリスロール、ソルビトールのグリシジルまたはクロロ酢酸エステル誘導体、それらのエトキシレートおよび/またはプロポキシレートである。同様に、高い官能性を有するアルコキシル基と酸とのエステルを、対応するグリシジルまたはクロロ酢酸エステル誘導体に変え、本発明に従って用いることは、本発明の範囲内である。これらは、例えばトリメリット酸またはピロメリット酸に由来する。
高い官能性を有する炭化水素系またはシロキサン系物質の官能性は2以上であることが必須の特徴である。
単官能基の炭化水素系物質の例は、アルカノール(例えば、エタノール、2−プロパノール、ドデカノールおよびオクタデカノール)、アルケノール(例えば、アリルアルコール、ヘキサノールおよびオレイルアルコール)、およびアルキノール(例えば、プロピノール)のグリシジルまたはクロロ酢酸エステル誘導体、および、上述の単官能基アルコールのアルコキシレート(特に、エトキシレートおよび/またはプロポキシレート)である。同様に、脂肪酸アルコキシレートを対応するグリシジル、ハロゲンまたはクロロ酢酸エステル誘導体に変え、本発明に従って用いることも、本発明の範囲内である。
形成されたポリマーの分子量を調整し、また、高い官能性を有するST2前駆体との連携に適切な場合、ポリマー鎖の分岐度を制御するために、それらの性質によって、これらの単官能基の炭化水素系またはシロキサン系ST2前駆体が添加される。
全反応順序または個々の部分の工程を溶媒のない場合またはある場合で行なうことは本発明の範囲内である。好ましい溶媒は、メトキシプロピルアセテート、ブチルアセテートおよびトルエンのような通常のラッカー溶媒である。
記載された全反応順序の結果、四級化試薬を使うと、ST1〜ST4を含む構成要素STの少なくとも1つに、ポリ有機シロキサンを有する四級化されたポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物が得られる。
好ましくは、本発明はさらに、シリコンエラストマーを他の基材(例えば、鋼鉄、アルミニウム、ガラスおよびプラスチック、例えば、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィドおよびポリテレフタレートなどのポリエステル)と接着させる下塗剤の生成のための、本発明によるポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の用法に関する。
これらは、樹脂改質またはビチューメン改質のために、化粧品、ボディケア組成物、ラッカー添加剤、洗剤中の補助物質、消泡製剤および繊維加工用塗料組成物として働く。
さらに、繊維の仕上げに使用される。具体的には、織物、紙、木材の形態の、例えば綿、羊毛、およびポリエステルおよびポリアミド合成繊維の最初の仕上げおよび処理に使用される。
上述されるように、さらに毛髪および肌の処理のための化粧品系に有利に用いられる。
本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物は、液体、クリームまたはペーストの形態で、純物質、溶液、混合物、乳液およびマイクロエマルションとして使用され、各種粘度を有する本発明の適切な化粧品製剤の生成のための開始物質として使用される。
a)本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物で溶液、混合物または乳液の形態の予混合物の生成、
b)予混合物a)を用いさらに混合物の生成、および、状況によりさらに界面活性剤、補助剤および他の添加物の添加、または、
c)工程a)およびb)の組み合わせ、ここでは構成要素の混合は攪拌機、溶解機、混練機、ポンプ、混合スクリュー、混合ノズルおよび低圧および高圧乳化機器を用いて行なわれる。
0.1〜99.9% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。
0.1〜99.9% 溶媒および/または油および/またはシリコンおよび/または水。
化粧品製剤の生成に好ましく使用される乳液は、例えば、全組成物量に対して以下の構成要素(重量%)を含む。
10〜50% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
1〜35% 界面活性剤
0〜10% 補助物質
0〜20% 溶媒
100%になるまで満たされた水
透明な化粧品製剤の生成できるかもしれないことに加えて、簡単な加工技術(「コールドプレス」)で水性製剤に組み込む利点を付加的に提供することから、本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を高活性量含むマイクロエマルションを生成するのが特に好ましい。本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を上述の溶液および混合物としてマイクロエマルションの生成に使用可能である。全組成物量に対する乳液中の本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の好ましい活性量は、5〜60重量%であり、特に好ましいのは10〜50重量%である。
20〜80% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
0〜35% 界面活性剤
0〜10% 補助物質
0〜20% 溶媒
100%になるまで満たされた水
これらの化粧品製剤は事前に生成された溶液または乳液を用いて生成されるが、個々の構成要素から直接作られてもよい。
化粧品製剤の例として、以下が挙げられる。
いわゆる「リンスオフ」製品、例えば、「2イン1」シャンプー、「ボディウォッシュ」および洗髪中および洗髪後またはカラリング後のヘアトリートメント用のヘアリンス、または、ブリーチ、カールまたはストレートにする前のヘアトリートメント、および、いわゆる「リーブイン」製品、例えば、ヘアトリートメント、ケアクリーム、整髪クレーム、ヘアジェル、ヘアスタイリング製品、ヘアセット組成物、ヘアスプレイ、ポンプスプレイ、ブローウェーブ組成物およびブロードライセット組成物である。さらに、製剤は洗髪に対するカラー耐性に応じて3タイプ、すなわち、パーマネント、セミパーマネントおよび一時的なヘアカラリング組成物に分類されるヘアカラリング組成物を含む。ここでの用語「ヘア」は、ケラチン含有繊維を全て含むが、特に、人間の毛髪である。ヘアカラリング組成物は、本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物に加えて、例えば、従来のシリコン、界面活性剤、補助物質およびカラリング剤を含有する。これらの各成分は、単独か、またはさらなる成分を組み合わせて使用される。また、各成分は、ボリューム、櫛通りの良さおよび輝きを増やす働きをし、色付けされたケラチン含有基材(例えば、人間、動物の毛髪)のカラーが洗い出されるのを減らす働きをする、製剤の付加機能を表す。さらに、各成分は、ポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を含有する。
(1)0.65〜200,000,000mPa.s(25度)の粘度を有する環状、直鎖および分岐ポリジメチルシロキサンおよびその混合物、例えば、オクタオルガノシクロテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカオルガノシクロペンタシロキサンおよびドデカオルガノシクロヘキサシロキサン、ここで有機基は好ましくはメチル基を示す。例えば、Momentive Performance Materials社、以前のGE Bayer Silicones社のSF1173、SF1202、SF1217、SF1204およびSF1258、(2)ジメチコン、例えば、Baysilone Mオイル(M3〜M2,000,000)、GE Bayer Silicones/Momentive Performance Materials社からのSE30、SF1214、SF1236、SF1276およびCF1251、(3)およびジメチコノール、例えば、ベイシロン、GE Bayer Silicones/Momentive Performance Materials社からのSiOH末端「ガム」、およびDow Corning社からDC1501およびDC1503のようなジメチコノールである。
固体シリコン、いわゆるMQ樹脂(例えばGE Bayer Silicones/Momentive Performance Materials社のSR 1000)および、上記のシリコンおよび脂肪族溶媒(例えばイソドデカン)などの溶媒溶液も同様に適切である。
化粧品製剤の成分としての界面活性剤は以下の文献に記載される。A.Domsch:Die kosmetischen Praparate, Verlag fur Chem.Industrie、第4版、1992年、in Kosmetikjahrbuch 1995年、Verlag fur chemische Industrie, 1995年、および、H. Stache, Tensidtaschenbuch、第2版、Carl Hanser Verlag、1981年。
以下のアニオン性界面活性剤は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカリル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルキルアミドエーテル硫酸塩、アシルイセチオン酸、アシルグルタミン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、メチルタウリドおよびタウリド、サルコシド、スルホコハク酸塩、タンパク質脂肪酸凝縮物、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩である。ここでは、遊離酸およびアルカリ金属塩およびマグネシウム、アンモニウムおよびそれらのモノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩が使用できる。
アルキル基およびアシル基は通常8〜18の炭素原子を含有し、不飽和であってもよい。アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミドエーテル硫酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩およびアルキルエーテルリン酸塩は、1〜10のエチレンオキシド単位またはプロピレンオキシド単位またはエチレンオキシド単位およびプロピレンオキシド単位の組み合わせを含有することができる。
以下の両性界面活性剤は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、スルホベタイン、酢酸および二酢酸、イミダゾリン、プロピオネートおよびアルキルアミンオキシドである。
ここでは、アルキル基およびアシル基は通常8〜19の炭素原子を含有する。
以下の非イオン性界面活性剤は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
アルキルエトキシレート、アリルエトキシレート、エトキシレート化エステル、ポリグリコールアミド、ポリソルベート、グリセロール脂肪酸エトキシレート、アルキルフェノールポリグリコールエーテルおよびアルキルグリコシドのような糖界面活性剤である。
カチオン性界面活性剤は、純カチオン性界面活性剤とカチオン性ポリマーに分類される。
以下の非イオン性界面活性剤は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
モノアルキルquat、ジアルキルquat、トリアルキルquat、テトラアルキルquat、ベンジルアンモニウム塩、ピリジン塩、アルカノールアンモニウム塩、イミダゾリン塩、オキサゾリン塩、チアゾリン塩、アミンオキシド塩およびスルホン塩、ここで「quat」は少なくとも1つの第四級アンモニウム基の存在を示唆する。
特に「2イン1」シャンプーに関し、純カチオン性界面活性剤に加えて、カチオン性に変性されたポリマーも使用される。これらのポリマーは、米国特許第5,977,038号および国際公開第01−41720A1号に包括的に記載されている。カチオン性ポリアクリルアミド、カチオン性タンパク質誘導体、ヒドロキシアルキルセルローズエーテルおよびカチオン性グア誘導体がここでは好ましい。グアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドのCTFA名を有するカチオン性グア誘導体が特に好ましい。これらの型は、商標名コスメディアグアC261(ヘンケル社)、ダイアガムP5070(ダイアモルト社)およびローディア社からのジャガーC型およびジャガーEXCELで得られる。
特に化粧品製剤の成分としての補助物質は以下に記載される。A.Domsch,Die kosmetischen Praparate, Verlag fur Chem.および、Industrie、第4版、1992年;およびKosmetikjahrbuch、1995年、Verlag fur Chemische Industrie、1995年。
以下の補助物質は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
ケラチン含有物質(例えば、人間および動物の毛髪)のケアおよび処理のために化粧品製剤に油溶性および水溶性UVフィルターまたはUVフィルターの組み合わせを加えることによって、染料の劣化およびそのため色の付いたケラチン含有物質の紫外線による漂白および色あせを確実に減少させるまたは完全に防げることが知られている。
ヘアカラリング組成物の染料および他の成分は以下に記載される。A.Domsch,Die kosmetischen Praparate, Verlag fur Chem.Industrie、第4版、1992年。染料は以下に記載される。化粧品についての法律(化粧品法)、Bundesgesetzblatt、1997年、第1部、第3章、2412ページおよび付属書3、およびヨーロッパコミュニティ(EC)指令76/68/ECC、付属書IV。
ヘアを数回(10回以上)洗髪しても洗い流されないパーマネント染料が、過酸化水素による酸化条件下の染料前駆体間の化学反応によって形成される。対応する成分の混合物が結果的に得られる色を決定する。前駆体は、酸化ベース(展開液)とカップリング成分(変性剤)に分類される。
以下の酸化ベースが、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
m−およびp−フェニレンジアミン(ジアミノベンゼン)、そのN−置換誘導体および塩、o−フェニレンジアミンのN−置換誘導体、o−、m−およびp−トルイレンジアミン(メチルジアミノベンゼン)、そのN−置換誘導体および塩、p−アミノジフェニルアミンおよびその塩酸塩および硫酸塩、o−、m−およびp−アミノフェノールおよびその塩酸塩、2,4−ジアミノイソサルフェイト(4−メトキシ−m−フェニレンジアミンサルフェイト)、o−クロロ−p−フェニレンジアミンサルフェイト、(2,4−ジニトロ−6−アミノフェノール)ピクラミン酸および2,4−ジニトロ−1−ナフトールスルホン酸およびそのナトリウム塩である。
以下のカップリング成分は、製剤の構成要素として適切であり、例示されるが、これらに限定されない。
ヒドロキノン(1,4−ジヒドロキシベンゼン)、レゾルシノール(1,3−ジヒドロキシベンゼン)、ピロカテコール(1,2−ジヒドロキシベンゼン)、α−ナフトール(1−ヒドロキシナフタレン)、ピロガロール(1,2,3−トリヒドロキシベンゼン)および2,6−ジアミノピリジン。
セミパーマネントカラリングは、シャンプーで6〜10回洗髪してもカラリングを維持するように開発された。本来、ニトロ、アゾおよびアントラキノン染料の群に属する、いわゆる直吸収染料がここでは使用される。これらの染料は毛髪に浸透するのに充分小さい。通常使用される製剤は、溶液、クリーム、シャンプーまたはエアゾール泡である。この組成物は、パーマネントヘアカラリングとしてのカラー成分を含有する製剤に相当する。
セミパーマネントヘアカラリング組成物と対照的に、一時的カラリング(ティントとも呼ばれる)は、ヘアに浸透することができない大き目の染料分子を含有する。一時的カラリングは、シャンプーで1〜6回洗髪してもカラリングを維持するように開発された。ここでは、アゾおよび塩基性染料およびアジンおよびチアジン誘導体が通常使用される。セミパーマネントおよびパーマネントヘアカラリング組成物について述べられたことはこの製剤の組成に適用される。ヘアカラリング組成物の染料および他の成分は以下に記載される。A.Domsch,Die kosmetischen Praparate, Verlag fur Chem.インダストリ(Industrie)第4版、1992年。染料は以下に記載される。化粧品についての法律(化粧品法)、ブンデスゲセツブラット(Bundesgesetzblatt)1997年、第1部、第3章、2412ページおよび付属書3、およびヨーロッパコミュニティ(EC)指令76/68/ECC、付属書IV。
2〜15% アニオン性界面活性剤
0〜10% 両性界面活性剤
0〜15% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0〜10% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 補助物質
100%になるまで満たされた水
0.1〜12% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
1〜35% ラウリル硫酸ナトリウムまたはアンモニウム、またはラウレス硫酸ナトリウムまたはアンモニウム(20〜30%)
1〜6% ココアミドプロピルベタイン(25〜35%)
0〜3% グアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
0〜5% ポリクオタニウム−10
0〜12% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0.01〜1% 二ナトリウムEDTA
0.01〜1% フェノキシエチノール(および)メチルパラベン(および)ブチルパラベン(および)エチルパラベン(および)プロピルパラベン
0〜1% 香水(香料)
0〜1% 染料
0〜1% クエン酸
0〜2% 塩化ナトリウム
100%になるまで満たされた水
0.1〜15% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
0〜10% 両性界面活性剤
0.1〜15% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0〜15% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜20% 補助物質
100%になるまで満たされた水
0.5〜15% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度43.5%の乳液として)
0〜15% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 塩化セトリモニウム(25〜35%)
0〜3% グアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
1〜10% セテアリルアルコール
0〜10% グリセロール
0.01〜1% フェノキシエチノール(および)メチルパラベン(および)ブチルパラベン(および)エチルパラベン(および)プロピルパラベン
0〜1% 香水(香料)
0〜1% 染料
0〜1% クエン酸
100%になるまで満たされた水
0.4〜20% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
0.1〜15% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0〜20% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜20% 補助物質
100%になるまで満たされた水
1〜20% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度43.5%の乳液として)
0.5〜10% ステアリルアルコール(および)ステアレス−7(および)ステアレス−10
0〜20% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 塩化セトリモニウム(25〜35%)
0〜3% グアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
0〜5% ジメチコン
0〜5% パラフィン油
1〜10% ステアリルアルコール
0〜10% グリセロール
0.01〜1% フェノキシエチノール(および)メチルパラベン(および)ブチルパラベン(および)エチルパラベン(および)プロピルパラベン
0〜1% 香水(香料)
0〜1% 染料
0〜1% クエン酸
0〜2% 塩化ナトリウム
100%になるまで満たされた水
2〜5% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度43.5%の乳液として)
0〜5% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜2% 塩化セトリモニウム(25〜35%)
0.5〜5% グリセロール
0.25〜2.5% プロピレングリコール
0.05〜0.2% 香水
0.1〜0.5% ポリソルベート20
100%になるまで満たされた水
0.1〜10% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
1〜10% 所望のヘアカラーによるヘア染料前駆体または染料
0〜15% アニオン性界面活性剤
0〜10% 両性界面活性剤
0.1〜10% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0〜1% 亜硫酸ナトリウム
0〜5% 緩衝剤
0〜10% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 補助物質
100%まで 水
0.1〜10% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度20%の乳液として)
1〜5% 所望のヘアカラーによるヘア染料前駆体または染料
2〜15% アニオン性界面活性剤
0〜10% 両性界面活性剤
0.1〜10% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0.1〜1% 亜硫酸ナトリウム
0.1〜5% pH=8〜12の緩衝剤
0〜10% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 補助物質
100%まで 水
0.1〜10% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度20%の乳液として)
1〜5% 所望のヘアカラーによるヘア染料前駆体または染料
0.1〜1% 亜硫酸ナトリウム
5〜15% プロピレングリコール
5〜15% アンモニア(28%)
10〜30% オレイン酸
5〜15% イソプロパノール
10〜30% アルカノールアミド
0〜10% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
100%まで 水
0.1〜10% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物
10〜30% 過酸化水素(30%)
0〜15% アニオン性界面活性剤
0〜10% 両性界面活性剤
0〜10% 非イオン性界面活性剤
0〜10% カチオン性界面活性剤
0〜5% pH=2〜6の緩衝剤または酸
0〜10% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
0〜10% 補助物質
100%まで 水
0.1〜5% 本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物(非イオン性乳化剤による、水中での強度20%の乳液として)
10〜30% 過酸化水素(30%)
0〜5% シリコンコンディショニング剤(コアジュバント)
1〜10% セテアリルアルコール
0.5〜5% トリデセス−2−カルボキサミド MEA
0.5〜5% セテアレス−30
0.5〜5% グリセロール
0.05〜2% ペンテト酸5ナトリウム(ジエチレントリアミン5ナトリウム−5酢酸)
0.05〜2% スズ酸ナトリウム
0.05〜2% ピロリン酸4ナトリウム
100%まで 水
すなわち、本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を少なくとも1つ含有する製剤は、繊維状または平面状基材の洗浄、ケアおよびコンディショニングに特に用いられる。これらが色付けされる場合は、それらのカラー印象はかなり維持されるはずである。
形態に関し、本発明のポリカーボネートおよび/またはポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を不透明柔軟剤分散液または柔軟剤乳液または透明マイクロエマルションまたは溶液に組み入れることが、一方で可能である。
このような不透明または透明製剤用の通常成分は、
・柔軟剤として、第四級アンモニウム化合物、好ましくは、アルカン酸エステル単位を含有する第四級アンモニウム化合物、
・製剤の溶解度および透明性を向上させるための有機溶媒、好ましくは、一価アルコールおよび多価アルコール、例えばエタノール、2−プロパノール、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、へキシレングリコール、ジプロピレングリコール、エステルおよびグリコールとオリゴグリコールのエーテル、例えば、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレンモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジアセテート、
・柔軟剤成分の可溶性を向上させるための、長鎖炭化水素のジオールおよび高級アルコール、例えば、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、
・乳液安定化またはマイクロエマルション生成のための非イオン性界面活性剤、好ましくは、C8〜C40の分岐または非分岐アルコールのアルコキシレートおよびアルキレンオキシドの脂肪酸エステル、
・香水、
・粘度調整剤、
・染料
・防腐剤、である。
記載された追加の機能性成分および好ましい代表的なものは、例えば米国特許第6376455号から公知である。
このような担体の洗濯物消臭剤系の通常成分は、
・コンディショニング剤として、脂肪族アミンまたはそのアニオン性界面活性剤との錯体、
・柔軟剤として、第四級アンモニウム化合物、好ましくは、アルカン酸エステル単位を含有する第四級アンモニウム化合物
・非イオン性柔軟剤、例えば、ソルビタンエステル、脂肪アルコールアルコキシレートを基にしたもの
・「防汚剤」、例えば、セルローズエーテル、グアガム、テレフタル酸ブロック共重合体を基にしたものである。
(10)
{式中、STはST1またはST2(上記で定義される通り)であり、YはY1またはY2(上記で定義される通り)であり、ST5またはST6は上記で定義される通りである}と、
少なくとも1つの下記式の化合物
H−Y−ST−Y−H
{式中、STはST1またはST2(上記で定義される通り)であり、Yは上記で定義される通りである}とを含む反応性組成物に関する。
ただし、基STの少なくとも1つはポリ有機シロキサン基を含む。
さらに、本発明は、少なくとも1つの式(13)の化合物
(13)
(式中、ST5、ST6、Y1およびST1は上述の通りである)と、
少なくとも1つの下記式の化合物
HY2−ST3−NR5 2
(式中、ST3、Y2およびR5は上記で定義された通りである)と、
少なくとも1つの下記式の化合物
Q−ST4V−Q
(式中、Qはアミノ基をアルキル化することができる基であり、ST4Vは四級化反応後のQ由来の分子部分とともに、基ST4を形成する)とを含む。
ただし、基ST1、ST3および/またはST4の少なくとも1つはポリ有機シロキサン基を含む。
(12)
{式中、STはST1またはST2(上記で定義される通り)であり、YはY1またはY2(上記で定義される通り)であり、ST5またはST6は上記で定義される通りである}に関する。
ただし、基STは少なくとも1つのポリ有機シロキサン基を含み、反応性組成物にて使用されてもよい。
本発明は、さらに以下の実施例により示される。
下記構造のアミノシロキサン49gと、
1−ブタノール15gを、窒素雰囲気下のフラスコ内で混合させた。
混合物は120度で9時間加熱され、反応中にフェノールが分離し、下記式の化合物を含有する反応混合物ができる。
その後、H2NCH2CH2CH2N(CH3)22.04g(0.02モル)を加え、その混合物をさらに120度で9時間加熱した。
最後に、下記構造のエステル2.59g(0.01モル)
を滴下し、混合物をさらに120度で18時間攪拌した。
式中、ST1=
ST4=
ST3=CH2CH2CH2
である。
式中、a+c=3.6およびb=9、を末端に有するポリアルキレンオキシド誘導体7.36g(8.04モル)と、
下記構造
から生成されたCOCl2およびJeffamin ED600(Huntsman Corp)と、
H2NCH2CH2CH2N(CH3)21.69g(16.1モル)および
プロピレングリコールモノメチルエーテルとを、まず窒素雰囲気下のフラスコに入れ、混合物を116度から118度で15時間、攪拌しながら加熱した。
その後、下記構造
のエポキシシロキサン50g(8.04ミリモル)、脱イオン水1gおよび酢酸0.97g(16.1ミリモル)の混合物を加えた。これらの総混合物を116度から120度で10時間加熱した。
式中、
Ac−=CH3COO−
ST1=
a+c=3.6およびb=9、
ST4=
ST3=CH2CH2CH2である。
Claims (24)
- 式(1)の少なくとも2つの構成要素を含むポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物であって、
ST1 は、1,000個までの炭素原子を有し、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3、
式中、R3は40個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、
R5は100個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、
ST 2 は下記式で表される基であり、
−ST 3 −N + (R 5 ) 2 −ST 4 −N + (R 5 ) 2 −ST 3 −
式中、R 5 は上記で定義される通りであり、
ST 3 は2〜100の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR 3 により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、
R 3 は上記で定義される通りであり、
ST 4 は2〜100の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR 3 により置換されてもよく、2〜200のシリコン原子を有するポリ有機シロキサン単位により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、
式中R 3 は上記で定義される通りであり、
式中、複数のST1基が存在する場合は、これらは同一であっても異なっていてもよく、複数のST2基が存在する場合は、これらは同一であっても異なっていてもよく、
ST 1 は、ポリアルキルエノキシ基を含む基を表し、ST 2 は、ポリ有機シロキサン基を含む基を表し、
または、
ST 1 は、ポリ有機シロキサン基を含む基を表し、ST 4 は、ポリエーテル基を含む基を表し、
または、
そのようなポリウレタンのポリ有機シロキサンの酸添加化合物および/またはそれらの塩であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1に記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
前記ポリウレタンは、直鎖状であり、
ST1およびST2はどの場合も二価の基であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1に記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
前記ポリウレタンは、分岐状であり、
基ST1およびST2の少なくとも1つは三価または四価であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
少なくとも1つの式(2)のポリ有機シロキサン構成要素を含み、
- 請求項4に記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
少なくとも2つの前記式(2)のポリ有機シロキサン構成要素を含むことを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
ST1=ST2であり、前記ST1および前記ST2はどの場合も二価であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
ST1≠ST2であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
ST1は次式であることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。
- 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
ST1は、
15個までの炭素原子を有する二価の直鎖炭化水素基と、
15個までの炭素原子を有する二価の単環または多環炭化水素基と、
15個までの炭素原子を有する二価の芳香族炭化水素基と、
二価または二価以上の基であって、第一級および第二級アミノ官能化プレポリマーに由来する基とからなる群から選ばれることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項9のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
ST1はポリアルキルエノキシ基を含む基を表し、
ST2はポリ有機シロキサン基を含む基を表すことを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の生成方法であって、
下記式で表される化合物
下記式の化合物、
HY2−ST3−NR5 2
(式中、ST3 、Y2およびR5は上記で定義された通り)と、
下記式の化合物、
Q−ST4V−Q
(式中、
Qはアミノ基をアルキル化することができる基であり、
ST4Vは四級化反応後のQ由来の分子部分とともに、基ST4を形成するものであり、
ST4は2〜100の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3により置換されてもよく、2〜200のシリコン原子を有するポリ有機シロキサン単位により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、
式中R3は上記で定義される通りであり)と、を反応させることを含み、
基ST1、ST3および/またはST4の少なくとも1つはポリ有機シロキサン基を含むことを特徴とする生成方法。 - 請求項11に記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物の生成方法において、
Qはエポキシ基およびハロアルキル基から選ばれることを特徴とする生成方法。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
硬表面の塗料または表面改良剤の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
繊維の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
化粧品の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
鋼鉄、アルミニウム、ガラス、および、プラスチックから選択される基材とシリコンエラストマーを接着させる下塗剤の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
熱可塑性プラスチックのための変性剤の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物において、
低温衝撃改質剤の生成に用いられることを特徴とするポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物。 - 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を少なくとも1つ含むことを特徴とする洗剤製剤。
- 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を少なくとも1つ含むことを特徴とする化粧品製剤。
- 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載のポリウレタンのポリ有機シロキサン化合物を少なくとも1つ含むことを特徴とする繊維処理用製剤。
- 少なくとも1つの下記式の化合物
Y1は−NH−であり、
ST1は、1,000個までの炭素原子を有し、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3、
R3は40個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり、
R5は100個までの炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−から選ばれる1以上の基を含んでもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族炭化水素基であり)と、
少なくとも1つの下記式の化合物
HY2−ST3−NR5 2
(式中、ST3は2〜100の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、
R3は上記で定義される通りであり、
式中、Y2は−NH−であり、
R 5 は上記で定義される通りであり)と、
少なくとも1つの下記式の化合物
Q−ST4V−Q
(式中、Qはアミノ基をアルキル化することができる基であり、ST4Vは四級化反応後のQ由来の分子部分とともに、基ST4を形成し、
ST4は2〜100の炭素原子を有する、−O−、−C(O)−、−NH−、−NR3により置換されてもよく、2〜200のシリコン原子を有するポリ有機シロキサン単位により置換されてもよい、直鎖、環状または分岐状の、飽和、不飽和または芳香族、置換または非置換炭化水素基であり、
R3は上記で定義される通りである)と、を含み、
ST 1 は、ポリアルキルエノキシ基を含む基を表し、ST 2 は、ポリ有機シロキサン基を含む基を表し、
または、
ST 1 は、ポリ有機シロキサン基を含む基を表し、ST 4 は、ポリエーテル基を含む基を表すことを特徴とする反応性組成物。 - 請求項22に記載の反応性組成物を硬化させることによって得られる硬化物。
- 請求項23に記載の硬化物において、
コーティングおよびエラストマーから選ばれることを特徴とする硬化物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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