JP5621975B2 - マフラー及びそれを備えたエンジン作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、刈払機やチェーンソーなどの各種手持式小型作業機の動力装置として使用される小型エンジンのマフラーの改良に関するものである。
近年、エンジン付きの動力装置は、地球環境に配慮するために排気ガスのクリーン化が推進されている。小型、軽量、高出力を求められる携帯型のエンジン作業機では、2サイクルエンジンが広く採用されているが、2サイクルエンジンは4サイクルエンジンに比べて排気ガスのクリーン化が難しく、マフラー内に触媒を内蔵させ、シリンダからの排気ガスに含まれる未燃焼ガスを触媒により再燃焼させることによって排気ガスのクリーン化を図っている。特許文献1には、排気ガス中に含まれるHC、CO等を低減することを目的としてマフラー内に触媒を配置し、排気ガス中の未燃焼ガスを触媒に接触させて酸化反応により再燃焼させ、これにより排気ガスの浄化を図るようにした技術が開示されている。
小型エンジンのマフラーは、排気ガス中の未燃焼ガスを触媒と接触させて酸化反応による再燃焼を生じさせることを目的としているために、マフラーの構造としては、いずれもシリンダの排気ポートから導入された排気ガスを、マフラー内のエンジンに近い位置から遠く離れた方向へ導くような流路中で触媒と接触させ、その後に外部へ排出するような構成としている。排気ガスが触媒と接触することで触媒が加熱され、その結果、この触媒中を通過した下流側の排気ガスの温度は、シリンダの排気ポートから導入された直後の排気ガスの温度よりも上昇することになる。
このように、触媒と接触した後の排気ガスは、シリンダの排気ポートから導入された直後の排気ガスよりも温度が上昇するので、マフラー内における排気ガスの流路がマフラー内のエンジンに近い位置から遠く離れた位置へ導かれるような方向に設定されていると、触媒と接触して過熱された排気ガスがマフラーの外側方向に流れて、マフラー外壁の一部が部分的に過熱され、外側を覆うカバーの温度が部分的に規制値を越えるほど上昇したり、カバーが合成樹脂製の場合にはマフラーとの隙間間隔を大きくしないとカバーが溶けてしまうというような不具合が生ずる恐れがあった。
また、マフラーの排気放出口がマフラー内に設けられた触媒と接近する位置に設けられる場合には、排気放出口から排出される排気温度が非常に高くなってしまう。そのため、特許文献1のようにマフラーの外側全体をマフラーカバーによって覆うことにより、外部に対する熱の影響を低下させる等の対策がとられている。
しかしながら、チェーンソーのような携帯用のエンジン作業機にあっては、全体の大きさ上の制約からマフラーの外側全体をマフラーカバーによって覆うことが難しい場合もある。その対策のために、市販されているエンジン作業機では図7のようなマフラー構造が用いられている。
図7は、公知のマフラー101の縦断面図であり、図中右側にエンジンのシリンダ(図示せず)が位置し、排気ガスの排出方向を通る縦断面をとったものである。マフラー101の外郭部分は、エンジン側に位置する第一ハウジング110と、前記エンジンとは離れる側に位置する第二ハウジング120により構成され、第一ハウジング110と第二ハウジング120を合わせることでマフラー101の外郭部分が形成される。
第一ハウジング110と第二ハウジング120が接合される接合部には、触媒137を保持するための仕切り板130が設けられる。仕切り板130は円筒形の触媒137を固定するための保持部材としての役割を果たすとともに、マフラー101の内部空間を第一室151と第二室152の2つの空間に分割する機能を果たす。触媒137は、円筒形の外側パイプの内部に複数の格子状またはハニカム状等のセルが形成されたものであり、外側パイプが仕切り板130の穴に貫通するように固定される。
触媒カバー140は、触媒137を通過して高温になった排気ガスがマフラー101の外郭である第二ハウジング120に直接あたらないようにすると共にマフラー内の排気流路を長くするためのカバーである。触媒カバー140は、図2のような断面位置における断面形状で略S字状の形状に形成され、触媒137の出口側に第三室153を形成する。第三室153の出口として、触媒カバー140の丸3のところに排気ガスが通過する穴が開けられる。従来のマフラー101においては、丸1で触媒137に流入した排気ガスは、触媒137を通過した後に丸2に示す位置にて触媒カバー140の垂直面140aに当たることにより、その流路を下方向に曲げられ、丸3の水平面140bで図示しない穴を通過して第二室152側の空間に移る。
触媒カバー140の垂直面140aの下側には、穴が開けられる水平面140bと、仕切り板130と接合される垂直面140cと、垂直面から第二室152側に突出する水平面140dが形成される。丸3付近で触媒カバー140の穴を通過した排気ガスは、丸4付近において水平面140dに当たって、その方向が約180度曲げられる。その後排気ガスは、丸5付近で第二ハウジング120の内壁に案内されて流れ、丸6付近で開口部127から外部に排出される。従来のマフラー101においては、第二ハウジング120の丸5から丸6付近の内壁が非常に高温になるため、その対策として耐熱カバー145が第二ハウジング120の外周面にネジ149にて固定される。
特開2000−170518号公報
図7に示したマフラー101において触媒137の通過後の排気ガスは、触媒カバー140に設けた複数の穴によって第二室152へ案内されるため、触媒通過後の高温な排気ガスは外郭部(第二ハウジング120)に沿って案内され、開口部127から大気に放出されるものであった。そのため、マフラー101の外郭部の熱劣化や赤熱が起こりやすい。その対策として触媒カバー140からマフラー外郭部の距離を増やす必要があり、マフラー101を大型化しなければならない。また、マフラー101の外郭部の赤熱を作業者から見えなくするため、耐熱カバー145等の目隠し部品を追加する必要があった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、外壁面の特定箇所の過熱を防ぐことができるマフラー及びそれを備えたエンジン作業機を提供することにある。
本発明の他の目的は、触媒との接触により過熱された排気ガスの温度を十分低下させてから排出することができるマフラー及びそれを備えたエンジン作業機を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、組立性に優れて耐久性が高い小型エンジンに適したマフラー及びそれを備えたエンジン作業機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、エンジン作業機のマフラーにおいて、エンジンの排気ポートに接続される流入口と、流入された排気ガスを排出する排出口を有するマフラーハウジングと、マフラーハウジングの流入口から排出口に至る流路内に設けられる触媒と、マフラーハウジング内を排気ポートから排気ガスが流入する第一室と排気ガスを大気へ放出する第二室に区画するとともに触媒を保持する仕切り板と、第一室から触媒通過した後の排気ガスの方向を転換させるものであって、仕切り板と共に第三室を形成する触媒カバーを第二室と仕切り板の間に有し、仕切り板第一室の方向に窪みを設けた。流路転換部は、例えば仕切り板に設けた第一室へ張り出すような凸形状(第二室側から見ると凹形状)の部分である。触媒を通過した排気ガスは触媒カバーによって方向転換された排気ガスは、流路転換部に案内され、流路転換部によって再度方向転換された排気ガスが第二室に導かれ、第二室に流入した排気ガス排出口から外部に排出される。マフラーハウジングは、開口面を有する第一ハウジング及び第二ハウジングの互いの開口面を合わせることによって構成し、仕切り板は、第一ハウジングと第二ハウジングの開口面に挟まれるようにして固定される。
本発明の他の特徴によれば、第一ハウジング及び第二のハウジングは、エンジンの排気ポートからの排出方向と略垂直の分割面にて接合される。また仕切り板は、触媒を貫通させて保持するための穴と、流路転換部となる窪み形状が形成される
本発明のさらに他の特徴によれば、触媒カバーは、流路転換部の開口部の一部分と触媒の出口側の全体を覆うような形状であって、触媒カバーの外縁は開口部に重なる位置になるように仕切り板に固定される。第一及び第二のハウジングは、例えば冷間圧延鋼板のプレス加工により製造され、仕切り板及び触媒カバーは、例えばステンレス板のプレス加工にて製造される。
請求項1の発明によれば、仕切り板第一室の方向に窪む流路転換部を設け、触媒カバーによって方向転換された排気ガスを流路転換部に案内し、流路転換部によって再度方向転換された排気ガスを第二室に導くことにより排気ガスを排出口から外部に排出するので、触媒通過後の排気ガスの温度低下を図ることができ、マフラーから大気へ放出される際に、木屑等の可燃物への着火の恐れをなくすことができる。また、触媒カバーは、触媒を通過した後の排気ガスの進行方向を反転させて流路転換部に排気ガスを案内し、流路転換部は反転された排気ガスの流れを再度反転させるので、排気ガスの進行方向の反転に、低い温度部分と接する領域を用いることによって排気ガスの温度を効果的に低下させることができる。
請求項2の発明によれば、マフラーハウジングは、開口面を有する第一ハウジング及び第二ハウジングの互いの開口面を合わせることによって構成し、仕切り板は第一ハウジングと第二ハウジングの開口面に挟まれるようにして固定されるので、組立性が良く製造コストを低減したマフラーを実現できる。
請求項3の発明によれば、第一ハウジング及び第二のハウジングは、エンジンの排気ポートからの排出方向と略垂直の分割面にて接合されるので、排気ポートに接続される流入口と、流入された排気ガスを排出する排出口を第一ハウジング又は第二ハウジングに別々に構成できるとともに、第一室と第二室を容易に実現することができる。
請求項4の発明によれば、仕切り板は、触媒を貫通させて保持するための穴と、流路転換部となる窪み形状が形成されるので、プレス加工にて安価に製造することができる。
請求項の発明によれば、触媒カバーは、流路転換部の開口部の一部分と触媒の出口側の全体を覆うような形状であって、触媒カバーの外縁は開口部に重なる位置になるように仕切り板に取り付けられ、触媒カバーと仕切り板によって第三室を形成し、触媒を通過直後の排気ガスは、第三室から流路転換部を介して第二室に導かれるので、触媒通過直後の高温である排気ガスがマフラーハウジングの外郭部分に接触しにくく、マフラーの外郭部分の劣化防止を図ることができ、また、外郭部分の高温による赤熱を効果的に防止することができ、高耐久で作業者に不安を与えないマフラーとすることができる。
請求項の発明によれば、第一及び第二のハウジングは、冷間圧延鋼板のプレス加工により製造され、仕切り板及び触媒カバーは、ステンレス板のプレス加工にて製造されるので、特に高温になる仕切り板及び触媒カバーを耐熱性の高い部材で安価に製造することができ、耐久性の高いマフラーを実現できる。
請求項の発明によれば、エンジンによって所定の作業手段を駆動するエンジン作業機において本発明のマフラーをエンジンの排気ポートに固定したので、マフラーハウジングの高温による赤熱を効果的に防止でき、安心して使用できるエンジン作業機を実現できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るマフラー1の外観を示す斜視図である。 本発明の実施例に係るマフラー1を適用したエンジン作業機の一例(チェーンソー81)を示す斜視図である。 図2のエンジン61の縦断面図である。 本発明の実施例に係るマフラー1の組立構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施例に係るマフラー1の排気の流れを説明するための断面図である。 図5のA−A断面から仕切り板30及び触媒カバー40を見た図である。 従来例に係るマフラー101の形状を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係るマフラー1の外観を示す斜視図である。マフラー1は、例えば図示しない2サイクルエンジンのシリンダの排気ポートにボルト等で直接接続されるものであって、所定の容積を有し、1箇所の排気放出口47を有する。マフラー1の外側の筐体は、一面が開口面となる略長方体状のハウジングを2つ用いて、これらの開口面を接合するようにして構成する。1つの長方体である第一ハウジング10は、図示しないエンジン側に配置される。もう一つの略長方体である第二ハウジング20はエンジンとは反対側に配置され、第二ハウジング20側に排気放出口47が形成される。第一ハウジング10の外郭は略長方体とされるが、第二ハウジング20は厳密には略長方体ではなく、長方体の一部分が斜めにカットされたような形状である。
第一ハウジング10の曲げ部には、面の強化を目的として複数のリブ16がプレス加工等により形成される。第二ハウジング20は、一面が外部に露出するもので、排気放出口47が形成される案内カバー45を取り付けるための傾斜面20aが形成される。第二ハウジング20の平面部20bには、面の強化を目的として複数のリブ26がプレス加工等により形成される。
案内カバー45は、第二ハウジング20の傾斜面20aに形成される後述する開口部を覆うことにより、排気ガスを所定の方向(排気放出口47側)へ導くための整流部材である。また、案内カバー45は、排気ガスが後述する開口部を介してマフラー1の内部から直接外部に放出されないようにしている。尚、案内カバー45と第二ハウジング20との間には金属メッシュからなる図示しないスパークアレスタが取り付けられている。スパークアレスタはマフラー1から火花が飛ぶのを抑制するためのもので、第二ハウジング20に形成されたボルト穴(後述)とボルト穴48にボルトが挿入されることで固定される(尚、図1には、ボルトは図示していない)。
第二ハウジング20の平面部20bには、マフラー1をエンジンに取り付けるためのボルトを貫通させるためのボルト挿入孔24、25が設けられ、図示しない2本のボルトの先端がエンジンの排気ポートの近傍に形成されたネジ穴と螺合する。さらに、マフラー1の外周部には、2つのネジ孔9(図1では1つだけ図示)が設けられ、図示しないネジ又はボルトを介して、図示しないエンジンのクランクケースに形成されるネジ穴に固定される。
図2は、本発明のマフラー1を手持式小型作業機に取り付けた状態を示す斜視図である。図2では手持式小型作業機の例としてチェーンソー81に用いられた例を示す。チェーンソー81は、2サイクルエンジンなどの小型のエンジン61を搭載し、本体部の前方にはソーチェーンが巻回されたガイドバーが突出するが、本図ではソーチェーン及びガイドバーを取り外した状態を図示している。
エンジン61は、プラスチック等の合成樹脂製のハウジング82によって覆われ、エンジン61の高熱部分を作業者が触らないようにガードされる。またハウジング82の後方側には、作業者が右手で把持するためのメインハンドル83が形成され、ハウジング82の前方側には、作業者が左手で把持するためのフロントハンドル86が設けられる。メインハンドル83の上部付近には、セーフティトリガ90が設けられ、下側にスロットルレバー91が設けられる。フロントハンドル86の前方側には、ハンドガード85が設けられる。ハンドガード85は、作業者の手に、枝や切断物などがあたらないように保護する役割をする。
ハウジング82の内部には、エンジンを始動するためのリコイル式のスタータ(図示せず)が収容され、スターターハンドル87が取り付けられる。エンジン61のクランクケース62の右側には、ソーチェーンへの駆動力伝達機構(図示せず)が取り付けられ、それを覆うギヤカバー88が設けられる。ギヤカバー88には、図示しないガイドバーを固定するための2本のボルトとナット92が設けられる。また、ギヤカバー88の前方であって、ハウジング82とガイドバーの取り付け部付近には、チェーンキャッチャー89が設けられる。
図2に示すチェーンソー81において、マフラー1はハウジング82の前方側に設けられる。この取り付け位置はハンドガード85の前方側に位置することと、マフラー1の下側にソーチェーン(図示せず)が位置するので、作業中に作業者が目視し難い位置にあり、作業者が触れてしまう恐れもほとんど無い。さらに、マフラー1からの排気ガスは、矢印59のように右斜め下方向に排出されるようにしたので、排気ガスが作業者にあたることを防止できると共に、切断対象たる木や枝にも直接あたることを防止できる。マフラー1は、ボルト挿入孔24,25に挿入される2本のボルト(図2の位置からはボルトは見えない)によってエンジン61のシリンダに直接固定される。
図3は、エンジン61の縦断面図である。エンジン61は2サイクルエンジンであって、エンジンケース62の上部に取付けられたシリンダ63内でピストン64が往復移動可能に配置され、ピストン64はコネクティングロッド65により、クランクシャフト66に連結される。クランクシャフト66は図示しないベアリング機構を介してエンジンケース62に回転自在に保持される。クランクシャフト66の一端には図示しない冷却用のファンが取付けられ、ファンが回転することによって発生される風によりシリンダ63を冷却される強制冷却方式が採用される。シリンダ63は例えばアルミ合金の一体成形により製造され、ヘッド部分及び円筒部分外周側には複数の放熱用のフィンが設けられ、シリンダ63の上部には点火プラグ67が取付けられる。シリンダ63の一部であって、ピストン64によってその開口が開閉される位置には排気ポート(排気口)68が形成され、排気ポート68の外側開口部にはマフラー1が直接取付けられる。またシリンダ63には図示しない掃気口が形成され、図示しない掃気通路によりクランク室69からシリンダ63への通路が形成される。シリンダ63にはさらに吸気ポート70が設けられ、吸気ポート70には吸気管71を介して気化器72が取り付けられる。気化器72にはエアクリーナ73が接続される。尚、エンジン61の動作原理は公知の2サイクルエンジンと同じであるので、ここでの詳細説明は省略する。
次に図4を用いてマフラー1の詳細構造を説明する。図4は、本発明の実施例に係るマフラー1の組立構造を示す分解斜視図である。マフラー1は、第一ハウジング10と第二ハウジング20を合わせることによって画定される閉空間を、仕切り板30にて2つの空間(第一室と第二室)に区切るように構成される。第一ハウジング10と第二ハウジング20は、例えばSPCC(冷間圧延鋼板)を用いたプレス加工で製造され、外側面に耐熱塗装を施すようにしても良い。
第一ハウジング10は、図示しないエンジンの排気ポートに接続され排気ガスの流入口となる開口部17が形成され、その両側には図示しないボルトを貫通させるための2本のボルト挿入管14、15がマフラー1の内部空間に延びるように配置される。2本のボルト挿入管14、15の端部は、第二ハウジング20のボルト挿入孔24、25に接続される。第一ハウジング10の開口面の外周縁には、第二ハウジング20との接合のための折り返し用のリブ11が形成される。
第二ハウジング20は、図示しないエンジンとは離れた側に設けられるものであって、マフラー1からの出口(排出口)となる開口部27が形成される。第二ハウジング20は、略長方形の一面を開口面としたような基本形状であるが、その一部に傾斜面20aが形成される。開口面の外周縁には、第一ハウジング10との接合のためのリップ21が形成される。傾斜面の下側に位置する平面部20bには2つのボルト挿入孔24、25が形成される。
第二ハウジング20の一部には、排気ガスを排出するための3つのスリット状の開口部27が設けられる。開口部27はプレスによる切り曲げ加工によって、第二ハウジング20の金属部の一部を切り込み、切り込まれた部分を所定の角度になるように外側に曲げ加工したものであり、切り込まれた内側領域が排気ガスの案内板としての機能を果たす。内側領域の傾斜角は、開口部27を介して内部から排出される排気ガスが、傾斜面20aに取り付けられる案内カバー45に形成される排気放出口47にスムースに導かれるような角度に設定される。また、傾斜面20aの一部にボルト固定用のボルト穴28が形成され、案内カバー45と第二ハウジング20との間に金属メッシュからなる図示しないスパークアレスタを取り付けることが可能である。スパークアレスタは、ボルト穴28とボルト穴48に図示しないボルトを挿入することで固定できる。
仕切り板30は、マフラー1の内部空間に分けるためだけでなく、円筒形の触媒37を固定するための保持部材としての役割を果たす。触媒37は、仕切り板30の中央よりやや下方に形成される貫通穴36に挿入されることによって固定される。仕切り板30はステンレス鋼板からなり、上下方向の中央よりやや上側の左右位置に、ボルト挿入管14、15を貫通させるための貫通穴31、32が形成される。貫通穴31、32よりも上方側には、排気ガスの流れる方向を転換又は反転させるための窪み33が形成される。窪み33は、プレス加工により形成されたものである。仕切り板30の下側周囲には、ネジ孔9(図1参照)を構成するための2つの貫通穴34、35が形成される。以上のように、仕切り板30は、ステンレス板に窪み33と複数の穴を形成するだけなので、基本的にはプレス加工による穴あけ、打ち抜き等によって容易に製造することができる。
触媒37は、排気ガス中の未燃焼ガスを触媒と接触させて酸化反応により再燃焼させるためのものであり、円筒形の外側パイプの内部に複数の格子状またはハニカム状等のセルが形成され、白金とロジウム等の触媒材料がコーティングされる。排気ガスが触媒材料と接触することで排気ガスが加熱され(再燃焼)、その結果、この触媒中を通過した下流側の排気ガスの温度は、シリンダの排気ポートから導入された直後の触媒よりも大幅に上昇することになる。
触媒カバー40は、触媒37の出口側開口38付近を覆うためのものであり、触媒37によって温度が上昇した排気ガスが、第二ハウジング20の内壁に直接当たることを防ぐために設けられるものである。触媒カバー40は、触媒37の円筒部の径よりも大きい外径の円柱空間41と、その上側に直方体の空間42が接続されるような空間を画定するもので、外縁部には仕切り板30に対して溶接で接合できるように接合面43が形成される。また、接合面43には、ボルト挿入管14を避けるための切り落とし部44aが形成される。図示していないがボルト挿入管15側にも同様に切り落とし部44b(後述)が形成される。
触媒カバー40は、仕切り板30と同材質のステンレス鋼板からなり、プレス加工により成形される。触媒カバー40は、仕切り板30に溶接され、マフラー1の組立後には、仕切り板30は第一ハウジング10にも第二ハウジング20にも接触しないように構成される。また、触媒カバー40はボルト挿入管14、15にも接触しないようにすると好ましい。これは、マフラー1の構成部材のうち触媒カバー40が最も高温になるものと考えられるためである。このように触媒カバー40を配置することにより、第二ハウジング20の局所領域が高温になって赤熱してしまう現象を効果的に防止できる。
案内カバー45は、開口部27が外部に直接露出しないようにすると共に、開口部27から排出される排気ガスを所定の方向に案内するためのものである。案内カバー45は、側面視で略六角形の突起部46を有し、この突起部46の一部の側面が切り抜かれることによって排気放出口47が形成される。案内カバー45は、第二ハウジング20と同じ材質であるSPCC(冷間圧延鋼板)製で構成され、プレス加工によって突起部46及び排気放出口47が形成される。案内カバー45は、第二ハウジング20に対して溶接により取り付けられる。
次に図5を用いて、エンジンから排出される排気ガスがマフラー1を流れる様子を説明する。図5は、図1に示すマフラー1の縦断面図である。この図において、第一ハウジング10と第二ハウジング20は、エンジンの排気ポートからの排出方向と略垂直の分割面にて分割される。また、第一ハウジング10のリブ11が、仕切り板30の外縁部と第二ハウジング20のリップ21を挟むように約180度折り曲げられており、この折り曲げによって第一ハウジング10と第二ハウジング20が接合されると同時に、仕切り板30が固定される。
図中、排気ガスの流れを矢印付きの黒曲線58で示す。マフラー1の内部空間は、仕切り板30によって第一室51と第二室52に分けられる。また、第二室52と仕切り板30の間は、触媒カバー40によって小さい空間である第三室53が形成される。エンジンのシリンダから排出される排気ガスは、黒曲線58のように開口部17からマフラー1の内部に流入し、丸1の部分で触媒37の内部に流入する。触媒37を通過した排気ガスは、丸2の部分で触媒37から流出し、触媒カバー40の内壁40aに当たることのよって丸3のように方向を約180度近く曲げられて、側壁40bに案内されることにより排気ガスが排出方向と反対方向に向けられ、仕切り板30の方向に流れる。この仕切り板30の排気ガスが案内される部分には、エンジン方向に窪むような窪み33が形成される。
窪み33は、触媒カバー40によって流れる方向が約180度近く曲げられた排気ガスの流れを再度180度近く曲げるためのものであり、丸4に示す窪み33の底部33aで排気ガスの方向がさらに約180度近く曲げられて、窪み33の斜面33bの部分によって案内されて、排気ガスが丸6に示すように開口部27をから案内カバー45に達する。
ここで、第一室51、第二室52、第三室53の内部温度には差があって、シリンダを出た直後の排気ガスは約300度くらいであるが、触媒37にて再燃焼された排気ガスの温度(丸2付近の温度)は700度くらいに達する。従って、触媒37を通過した直後の排気ガスを触媒カバー40を介することなく直接第二ハウジング20に当ててしまうと、第二ハウジング20が700度に近い高温にさらされて赤熱してしまうことになる。そこで本実施例では触媒37を通過した排気ガスを触媒カバー40の内壁40aに当てることにより、触媒カバー40が赤熱したとしても、赤熱状態が外部から見えないようにした。また、触媒カバー40は第二ハウジング20と接触しておらず、所定の距離を隔てるために第二ハウジング20に伝わる熱の大きさを大幅に低減させることができる。
丸3のところで方向を変えられた排気ガスは、丸4の付近で仕切り板30の窪み33に当たることになる。ここで、丸3から丸4に至る排気ガスの温度は、700度よりも若干低下しているものの、第一室51の内部の温度(最高でも300度程度)よりも断然大きい。従って、丸4の方向転換時に低温の第一室51に接する窪み33に高温の排気ガスを当てることにより、第一室51の低い温度を利用して排気ガスの温度を低下させることができる。さらに、丸5付近から第三室53内に流入した排気ガスは開口部27を介して案内カバー45に接触し、丸6にて方向を曲げられて外部に排出される。案内カバー45の外側は大気であり温度が十分に低いので、大気と接する案内カバー45に当たる排気ガスの温度はさらに低下する。
尚、第一室51、第二室52、第三室53の容積の関係は、排気ガスの騒音を低下させる消音効果や、排気効率と密接な関係があるので、大気中に放出される排気ガスの温度の低下だけでなく、十分な消音効果が得られるように各室の容積や流路の形状が決定されるべきである。
図6は、図5のA−A部の断面からエンジン側を見た図である。本図において、触媒カバー40の上端位置と、仕切り板30に形成される流路転換部たる窪み33の上下方向の位置関係が理解できるであろう。即ち、A−A断面から見ると触媒カバー40の外縁に形成される接合面43の上端43aは、略四角形の窪み33の上下方向の略下半分を覆う位置になるように配置される。また、窪み33の下側半分にて窪み33に流入する開口の高さHは、窪み33にてその方向が反転させられ、窪み33の上側半分を通って第二室52側に排出されるための開口の高さH3とほぼ同じとなるように構成される。尚、窪み33の全体高さHとの関係は、H=Hとなるようにしているが、必ずしもこの比率に限られずに排気抵抗等を考慮して最適な比率を設定すればよい。また、窪み33の開口部の寸法は、幅Wで高さH程度の略四角形としたが、必ずしも四角形にする必要はなく、半球状の形状など他の窪み形状であっても良い。また、窪みの深さ(排気方向の距離)は、排気ガスの排気抵抗を極力損なわないように適宜設定すればよい。
本実施例によれば、マフラー1の内部で触媒と接触させるようにした排気ガスの流路を、マフラー1内の下方から上方に到る縦型の比較的長い流路として形成し、エンジンより遠い位置からエンジンに近い方向へ案内する流路を設けて、第一室51と第三室53の温度差を利用した排気ガスの温度を低下させるようにしたので、大気中に放出される排気ガスの温度を十分低下させることができる。この結果、排気放出口の近傍に木屑等の可燃物が位置してしまっても着火の恐れをなくすことができる。また、触媒通過直後の高温である排気ガスがマフラー1の外郭部分に直接接触しないので、マフラー1の劣化を防止することができる。また、外郭部分が高温により赤熱しないので、作業者は安心してエンジン付きの動力装置(エンジン作業機)を使用することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本発明のマフラーは、チェーンソー用の2サイクルエンジンだけでなく、他の動力機器、作業工具用のエンジンにも適用できる。また、本発明のマフラーは2サイクルエンジンだけに限られずに4サイクルエンジンやその他の内燃機関にも同様に適用できる。
1 マフラー 9 ネジ孔 10 第一ハウジング 11 リブ
14、15 ボルト挿入管 16 リブ 17 開口部
20 第二ハウジング 20a 傾斜面 20b 平面部
21 リップ 22 穴 24、25 ボルト挿入孔
26 リブ 27 開口部 28 ボルト穴 30 仕切り板
31 貫通穴 33 窪み 33a 底部 33b 斜面
34、35 貫通穴 36 貫通穴 37 触媒 38 出口側開口
40 触媒カバー 40a (触媒カバーの)内壁
40b (触媒カバーの)側壁 41 円柱空間 42 空間
43 接合面 43a 上端 44a、44b 切り落とし部
45 案内カバー 46 突起部 47 排気放出口
48 ボルト穴 51 第一室 52 第二室 53 第三室
58 黒曲線 61 エンジン 62 クランクケース
63 シリンダ 64 ピストン 65 コネクティングロッド
66 クランクシャフト 67 点火プラグ 68 排気ポート
69 クランク室 70 吸気ポート 71 吸気管
72 気化器 73 エアクリーナ
81 チェーンソー 82 ハウジング 83 メインハンドル
85 ハンドガード 86 フロントハンドル 87 スターターハンドル
88 ギヤカバー 89 チェーンキャッチャー
90 セーフティトリガ 91 スロットルレバー 92 ナット
101 マフラー 110 第一ハウジング 117 開口部
120 第二ハウジング 127 開口部 130 仕切り板
137 触媒 140 触媒カバー 140a 垂直面
140b 水平面 140c 垂直面 140d 水平面
145 耐熱カバー 149 ネジ 151 第一室
152 第二室 153 第三室

Claims (7)

  1. エンジンの排気ポートに接続される流入口と、流入された排気ガスを排出する排出口を有するマフラーハウジングと、
    前記マフラーハウジングの前記流入口から前記排出口に至る流路内に設けられる触媒と、
    前記マフラーハウジング内を前記排気ポートから排気ガスが流入する第一室と排気ガスを大気へ放出する第二室に区画するとともに前記触媒を保持する仕切り板と、
    前記第一室から前記触媒通過した後の排気ガスの方向を転換させるものであって、前記仕切り板と共に第三室を形成する触媒カバーを前記第二室と前記仕切り板の間に有し、
    前記仕切り板前記第一室の方向に窪む流路転換部を設け、
    前記触媒カバーは、前記流路転換部の開口部の一部分を覆うように固定され、
    前記触媒を通過した排気ガスは、前記触媒カバーによって方向転換させたのちに前記流路転換部に案内され、前記流路転換部によって再度方向転換された排気ガス前記第二室に導かれ、前記第二室に流入した排気ガス前記排出口から外部に排出されることを特徴とするマフラー。
  2. 前記マフラーハウジングは、開口面を有する第一ハウジング及び第二ハウジングの互いの開口面を合わせることによって構成し、
    前記仕切り板は、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングの前記開口面に挟まれるようにして固定されることを特徴とする請求項1に記載のマフラー。
  3. 前記第一ハウジング及び第二のハウジングは、前記エンジンの排気ポートからの排出方向と略垂直の分割面にて接合されることを特徴とする請求項2に記載のマフラー。
  4. 前記仕切り板は、前記触媒を貫通させて保持するための穴と、前記流路転換部となる窪みが形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のマフラー。
  5. 前記触媒カバーは、前記流路転換部の開口部の一部分と前記触媒の出口側の全体を覆うような形状であって、前記触媒カバーの外縁は前記開口部に重なる位置になることを特徴とする請求項4に記載のマフラー。
  6. 前記第一及び前記第二ハウジングは、冷間圧延鋼板のプレス加工により製造され、
    前記仕切り板及び前記触媒カバーは、ステンレス板のプレス加工にて製造されることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のマフラー。
  7. エンジンによって所定の作業手段を駆動するものであって、
    請求項1からのいずれか一項に記載のマフラーを、前記エンジンの排気ポートに固定したことを特徴とするエンジン作業機。
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