JP5621480B2 - 焼成鉛筆芯 - Google Patents
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Description
また可塑剤は、熱処理時に分解することで、焼成鉛筆芯体中に油状物が入る気孔を形成する。一般に芯体中の気孔率が少なければ、潤滑剤としての油状物の含浸量が少なくなり、筆記時に摩耗し難くなり、曲げ強さは大きいが、筆記濃度が薄い焼成鉛筆芯となり易く、気孔率が多くなれば、潤滑剤としての油状物の含浸量が多くなり筆記時の摩耗量が増えるため、曲げ強さは小さいが、筆記濃度が濃い焼成鉛筆芯となり易い。このように曲げ強さと筆記濃度には負の相関がある。
この負の相関を改善し、筆記濃度のわりに曲げ強さが大きい焼成鉛筆芯を得るため、使用する可塑剤に関する様々な発明があり、例えば安息香酸とグリコールのエステルを可塑剤として焼成鉛筆芯に使用する方法(特許文献1)が例示できる。
曲げ強さのばらつきの要因は多岐にわたるが、主に含塩素樹脂の可塑剤である特許文献1記載の安息香酸とグリコールのエステルや、従来より焼成鉛筆芯に使われている一般的な可塑剤であるフタル酸エステル等は、樹脂の分子鎖間に浸透することで分子鎖間の距離を広げ、分子間力を弱めることで樹脂に可塑性をもたらす可塑剤で、樹脂とは分子レベルの相溶はしない。
更に移行性があり、黒鉛や樹脂と混練・成形後も樹脂の分子鎖間を移動し、可塑剤同士が集合したり、芯体表面に滲み出したり、黒鉛粒子間に移動したりするため、芯体中での可塑剤の分布が不均一になり、可塑剤が熱分解して出来る芯体の気孔は分布、大きさのばらつきが大きく、曲げ強さのばらつきの要因となる。可塑剤の使用量を少なくすると、可塑剤による樹脂の分子鎖間の広がりも小さくなる。樹脂の分子鎖間が密になると、樹脂が炭化して得られる気孔も小さくなったり少なくなるなどして油状物の含浸量が少なくなり、筆記時に摩耗し難く筆記濃度の薄い芯となる。更には、使用する樹脂の可塑性が得難くなって成形が出来なくなる等の不具合が発生する。したがって、単に可塑剤の使用量を少なくすることにより曲げ強さのばらつきを小さくすることは困難であった。
塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体は、熱処理することで熱分解し芯体中に気孔を形成するが、移行性が無いことから、従来の可塑剤を用いた芯と比較して、大きさや分布が均一な気孔が形成される。更に、グラフト共重合により樹脂の分子鎖間は広がっている状態であるので、樹脂が炭化して得られる気孔が小さくなったり少なくなるなどして油状物の含浸量が少なくなることは無い。以上のことから、芯体が均一な構造となり、曲げ強さのばらつきが少ない焼成鉛筆芯が得られると思われる。
塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体は常温固体の物質で、塩化ビニルポリマー主鎖に対して、アクリル酸ブチルポリマーが側鎖についた構造のポリマーアロイである。特に、純粋な塩化ビニルポリマーは塩素原子由来の強い極性を持ち、分子間力が強く凝集しやすいため固く柔軟性に乏しい。これに対し塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体は、ガラス転移点が低く柔軟なアクリル酸ブチルポリマーが側鎖として入ることにより、塩化ビニルポリマー分子鎖の間隔が広がって凝集が妨げられ、アクリル酸ブチルポリマーの性質と相まって柔軟性が得られる。
市販品の具体例としては、プリクトマーGX(カネカ(株)製)等が挙げられる。プリクトマーGXは、塩化ビニルに対しアクリル酸ブチルが20wt%導入されたグラフト共重合体であり、鉛筆芯の成形のし易さに繋がるメルトフローインデックスによるB法フロー値は、塩化ビニルの0.7×10−2ml/sに対して60.1×10−2ml/s、柔軟性を示すシェアA硬度は塩化ビニルの100.5に対して80.1との物性を有する。
黒鉛や各種無機物、各種合成樹脂を配合原料として使用しニーダー、ヘンシェルミキサー、3本ロールなどで均一分散させ、押し出し成形後、800℃〜1300℃で高温焼成して得られる。
具体的には、黒鉛としては鱗状黒鉛、鱗片状黒鉛、土壌黒鉛、人造黒鉛等が挙げられる。黒鉛以外の無機物としては窒化硼素、タルク、雲母、葉片状シリカ、無定形シリカ、カーボンブラック等も用いることが出来る。合成樹脂としては含塩素樹脂の他に、ポリ酢酸ビニル、フラン樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、尿素樹脂等を必要に応じて塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体と併用できる。更に、フタル酸ジオクチル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)などの従来公知の可塑剤の他、ステアリン酸、ステアリン酸塩、アルコール、ケトン、エステル、芳香族炭化水素なども併用できる。これら配合材料をニーダー、ヘンシェルミキサー、3本ロールなどで均一分散させた後に細線状に成形し、空気中で300℃前後までの熱処理を施し、更に非酸化雰囲気中で800℃〜1300℃の焼成処理を施し焼成鉛筆芯を得る。その後必要に応じて、シリコーン油、流動パラフィン、スピンドル油、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、カルナバワックスといった油状物を含浸させて製造する。
塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体
(商品名:プリクトマーGX(カネカ(株)製)) 30重量部
黒鉛 55重量部
ステアリン酸塩 2重量部
ステアリン酸 2重量部
メチルエチルケトン 30重量部
上記材料をヘンシェルミキサーによる分散混合処理、3本ロールによる混練処理をした後、細線状に押出成形し、空気中で室温から300℃まで約10時間かけて昇温し、300℃で約1時間保持する加熱処理をし、更に、密閉容器中で1000℃を最高とする焼成処理を施し、冷却後、流動パラフィンを含浸させて、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例1において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を20重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例1において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を40重量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体
(商品名:プリクトマーGX(カネカ(株)製)) 15重量部
ポリ塩化ビニル 15重量部
フタル酸エステル 5重量部
黒鉛 55重量部
ステアリン酸塩 2重量部
ステアリン酸 2重量部
メチルエチルケトン 30重量部
上記材料をヘンシェルミキサーによる分散混合処理、3本ロールによる混練処理をした後、細線状に押出成形し、空気中で室温から300℃まで約10時間かけて昇温し、300℃で約1時間保持する加熱処理をし、更に、密閉容器中で1000℃を最高とする焼成処理を施し、冷却後、流動パラフィンを含浸させて、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を10重量部に、ポリ塩化ビニルを20重量部に、フタル酸エステルを6.7重量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を6重量部に、ポリ塩化ビニルを24重量部に、フタル酸エステルを8重量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を4.5重量部に、ポリ塩化ビニルを25.5重量部に、フタル酸エステルを8.5重量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を3重量部に、ポリ塩化ビニルを27重量部に、フタル酸エステルを9.0重量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を25重量部に、ポリ塩化ビニルを5重量部に、フタル酸エステルを1.7重量部に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルをポリ塩化ビニリデンに変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルを塩素化ポリエチレンに変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルを塩素化パラフィンに変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルをエチレン−塩化ビニル共重合体に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルを酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルを塩素化塩化ビニル共重合体に変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
実施例4において、ポリ塩化ビニルをポリ酢酸ビニルに変更した以外は、実施例4と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
ポリ塩化ビニル 22.5重量部
黒鉛 55重量部
フタル酸エステル 7.5重量部
ステアリン酸塩 2重量部
ステアリン酸 2重量部
メチルエチルケトン 30重量部
上記材料用いて、実施例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例1において、ポリ塩化ビニルを塩素化ポリエチレンに変更した以外は、比較例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例1において、ポリ塩化ビニルをポリ酢酸ビニルに変更した以外は、比較例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例1において、フタル酸エステルをジプロピレングリコールジベンゾエート(安息
香酸とグリコールのエステル:可塑剤)としたこと以外、実施例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例2において、フタル酸エステルをジプロピレングリコールジベンゾエート(安息
香酸とグリコールのエステル:可塑剤)としたこと以外、比較例2と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例1において、ポリ塩化ビニルを15重量部に、フタル酸エステルを5重量部にしたこと以外、比較例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
比較例1において、ポリ塩化ビニルを30重量部に、フタル酸エステルを10重量部にしたこと以外、比較例1と同様にして、呼び径0.7の鉛筆芯を得た。
塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を配合材料として使用することにより、焼成鉛筆芯の曲げ強さのばらつきを低減できる。
Claims (2)
- 少なくとも黒鉛と含塩素樹脂とを配合材料として使用する焼成鉛筆芯において、前記含塩素樹脂の少なくとも一部に、塩化ビニルポリマーを主鎖とした塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体を使用することを特徴とする焼成鉛筆芯。
- 前記塩化ビニルポリマーを主鎖とした塩化ビニルとアクリル酸ブチルとのグラフト共重合体の含有量が、このグラフト共重合体を含む樹脂とこれに必要な可塑剤とを併せた全量に対し、15wt%以上であることを特徴とする請求項1の焼成鉛筆芯。
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