JP5617434B2 - 情報処理装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents
情報処理装置及び方法、並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5617434B2 JP5617434B2 JP2010187857A JP2010187857A JP5617434B2 JP 5617434 B2 JP5617434 B2 JP 5617434B2 JP 2010187857 A JP2010187857 A JP 2010187857A JP 2010187857 A JP2010187857 A JP 2010187857A JP 5617434 B2 JP5617434 B2 JP 5617434B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminal information
- information
- registration
- mail address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
従来の写真提供システムにおいては、DPF端末310とサーバ330とは、インターネット等のネットワーク320を介して相互に接続されている。サーバ330にはまた、DB(Database)340も接続されている。
サーバ330は、写真のデータをDPF端末310に対して安全かつ確実に送信するために、DPF端末310の端末固有ID(Identify)を登録した後、DPF端末310に対してメールアドレスを付与する。
この場合、図17には図示はしないが、サーバ330は、DPF端末310の端末固有ID及びメールアドレスを対応付けて、DPF端末310の端末情報としてDB340に記憶する。
サーバ330は、送信されてきた端末情報と、DB340に記憶されている端末情報とが一致していることを確認すると、端末情報に含まれるメールアドレスを宛先として、写真のデータを送信する。
これにより、サーバ330から送信された写真のデータは、ネットワーク320を介して、メールアドレスが付与されたDPF端末310に提供される。
即ち、データロストが発生した後に、DPF端末310が端末情報を送信してきても、サーバ330は、送信されてきた端末情報と同一情報がDB340に記憶されていることを確認できない場合がある。このような場合、DPF端末310は、写真のデータをDPF端末310に送信することが不可能になる。
即ち、サーバ330は、DPF端末310の端末固有ID及びメールアドレスを、端末情報としてDB340に記憶したものとする。
この場合、サーバ330は、送信されてきた端末情報が、DB340に記憶されているか否かを判定する。しかしながら、この時点のDB340には、AM11:00の時点の復旧後の記憶内容、即ち、AM6:00の時点の記憶内容が含まれているため、AM10:00の時点で記憶された端末情報は含まれていない。従って、サーバ330は、送信されてきた端末情報がDB340に記憶されていないと判定し、写真のデータの送信を禁止する。
即ち、DPF端末310にとっては、AM10:00の時点で端末情報がサーバ330側に登録されたため、その後のAM11:30の時点では、写真のデータが送信されてくるはずが、送信されてこないという問題が生じる。
複数の情報からなる端末情報により特定される端末と通信をする情報処理装置であって、
前記端末から前記端末情報の少なくとも一部が送信されてきた場合、前記端末情報の少なくとも一部を受信する端末情報受信手段と、
前記端末情報受信手段により少なくとも一部が取得された前記端末情報の登録の有無を検出する登録有無検出手段と、
前記情報処理装置と前記端末との間の前記端末情報の整合性を保って、前記端末情報を登録する端末情報整合手段と、を備え、
前記端末情報整合手段による前記端末情報の登録先は、所定のタイミング毎にバックアップされるデータベースであって、前記端末情報を一時的に記憶する一次領域と、前記端末情報を登録するために記憶する二次領域とを含むデータベースであり、
前記端末情報整合手段は、
前記登録有無検出手段により前記端末情報の未登録が検出された場合、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報を前記一次領域に一時的に記憶する一次登録手段と、
前記一次領域に記憶した前記端末情報のバックアップが行われた場合に、前記一次領域に記憶された前記端末情報を前記二次領域に登録するために記憶する二次登録手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置としてのサーバから、DPF端末に対して写真のデータを提供する写真提供システムの構成例を示している。
図1に示す写真提供システムにおいては、DPF端末10とサーバ30とは、インターネット等のネットワーク20を介して相互に接続されている。サーバ30にはまた、DB40も接続されている。
この場合、サーバ30は、DPF端末10の端末固有ID及びメールアドレスを、端末情報としてDB40に記憶する。
その後、DPF端末10が、写真のデータの提供を要求する場合、先ず、自機の端末固有ID及びメールアドレスを、端末情報としてネットワーク20を介してサーバ30に送信する。
サーバ30は、送信されてきた端末情報と、DB40に記憶されている端末情報とが一致していることを確認すると、端末情報に含まれるメールアドレスを宛先として、写真のデータを送信する。
これにより、サーバ30から送信された写真のデータは、ネットワーク20を介して、メールアドレスが付与されたDPF端末10まで送信される。
さらに、DPF端末10は、DPF端末側連携処理を実行することができる。
DPF端末側連携処理とは、後述のサーバ30において実行されるサーバ側連携処理に対応して、サーバ30側のDB40においてデータロストが発生しても、端末情報(端末固有ID及びメールアドレス)をDPF端末10とサーバ30との間において同期させるために、DPF端末10において実行される処理をいう。
DPF端末10は、このようなDPF側連携処理を実行すべく、端末情報記憶部11と、端末情報送信部12と、通信制御部13と、端末情報受信部14と、端末情報登録部15と、を備えている。
具体的には、通信制御部13は、端末情報送信部12から送信された端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)を、ネットワーク20を介してサーバ30に送信する制御を実行する。
詳細については後述するが、当該端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)がサーバ30に送信される前に、サーバ30側のDB40においてデータロストが発生していた場合、サーバ30は、当該端末固有IDはDB40に登録(記憶)されていないと検出することになる。このような場合、サーバ30は、端末固有IDがDB40に登録されていない旨を示す情報(以下、「端末固有IDの未登録情報」)を、ネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
そこで、通信制御部13は、サーバ30から送信された端末固有IDの未登録情報を受信する。
この場合、端末情報送信部12は、再度、通信制御部13の制御の下、端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)をサーバ30に送信する。
通信制御部13は、端末情報送信部12から再送信された端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)を、ネットワーク20を介してサーバ30に送信する制御を実行する。
詳細については後述するが、サーバ30は、当該端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)を受信すると、新たなメールアドレスを発行する。サーバ30は、少なくとも新たなメールアドレス(端末情報の少なくとも一部)を、ネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
通信制御部13は、当該端末情報の少なくとも一部(少なくともメールアドレス)を、ネットワーク20を介して受信する制御を実行する。
サーバ側連携処理とは、DPF端末10において実行されるDPF側連携処理に対応して、サーバ30側のDB40においてデータロストが発生しても、端末情報(端末固有ID及びメールアドレス)をDPF端末10とサーバ30との間において同期させるために、サーバ30において実行される処理をいう。
このようなサーバ30は、サーバ側連携処理を実行すべく、通信制御部31と、端末情報受信部32と、登録有無検出部33と、端末情報整合部34と、を備えている。
具体的には例えば、通信制御部31は、DPF端末10からネットワーク20を介して送信された端末情報の少なくとも一部(少なくとも端末固有ID)を受信する制御を実行する。
すると、上述したように、DPF端末10からは、端末情報の一部(少なくとも端末固有ID)がネットワーク20を介して送信されてくる。そこで、登録有無検出部33は、当該端末情報の一部(少なくとも端末固有ID)を、通信制御部31及び端末情報受信部32を介して取得して、端末情報整合部34に供給する。
メールアドレス発行部60により発行されたメールアドレスは、メールアドレス配信部61に供給されると共に、端末情報受信部32に受信された端末固有IDと対応付けられて、端末情報としてDB40に記憶される。
すると、DPF端末10側では、上述したように、メールアドレス発行部60が発行したメールアドレスと、端末固有IDとを対応付けて、端末情報として、内部の端末情報記憶部11に記憶させる。
これにより、端末情報について、DPF端末10側の端末情報記憶部11と、サーバ30側のDB40との間で整合性が保たれることになる。
次に、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る写真提供システムで実行される処理のうち、DPF端末10で行われるDPF端末側連携処理と、サーバ30で行われるサーバ側連携処理の流れの一例について説明する。
なお、点線の矢印で示す情報の伝達は、実際には、プロトコルにHTTP(hypertext transfer protocol)を用い、メッセージフォーマットにXML(Extensible Markup Language)を用いたXML over HTTPにより行われるものとする。
なお、この段落の記載事項は、他のフローチャートにおいても同様にあてはまるものとする。
この場合、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合には、サーバ30により既に付されたメールアドレスが、端末固有IDと対応付けられて、端末情報として端末情報記憶部11に記憶されている。これに対して、DPF端末10がサーバ30に初期登録を要求する場合には、サーバ30によりメールアドレスは未だ付されていないので、端末固有IDのみが、端末情報として端末情報記憶部11に記憶されている。
このため、本実施形態では、ステップS11とステップS31の各処理で送受信される端末固有IDは、図3に示すようなActivate状態の問い合わせのメッセージフォーマットに従って記述される。
図3において、♯K(Kは整数値)は、行番号Kを示している。そこで、行番号Kを適宜用いて、端末情報のメッセージフォーマットについて説明する。
1行目のタグ<dpf>は、5行目のタグ</dpf>と組になって用いられる。即ち、タグ<dpf>とタグ</dpf>の間に囲まれている情報は、DPF端末10の情報であることを示す。
2行目のタグ<activate>は、4行目のタグ</activate>と組になって用いられる。即ち、タグ<activate>とタグ</activate>との間に囲まれている情報は、Activate状態の問い合わせの対象であることを示す。
3行目のタグ<serial−id>は、同3行目のタグ</serial−id>と組になって用いられる。即ち、タグ<serial−id>とタグ</serial−id>との間に囲まれている情報は、DPF端末10の端末固有IDであることを示している。図3の例では、DPF端末10の端末固有IDは、“0123456789abcde”とされている。
即ち、ステップS31の処理で、図3に示すActivate状態の問い合わせが受信された場合には、端末固有IDとして“0123456789abcde”が受信されたことになる。そこで、ステップS32の処理では、“0123456789abcde”がDB40に登録されているか否かが判定される。
このような場合、ステップS32においてYESであると判定されて、処理はステップS33に進む。
これにより、サーバ側連携処理は終了する。
この場合、サーバ30は、DPF端末10から送信されてきた端末固有IDがDB40に登録されているという状況から、DB40に障害は生じておらずデータロストは発生していないことを検出することができる。
ここでは、ステップS12の処理で端末固有IDの登録情報が受信されたので、ステップS13においてNOであると判定されて、DPF端末側連携処理は終了する。
即ち、DPF端末10は、端末固有IDの登録情報を受信したという状況から、サーバ30のDB40に障害は生じておらずデータロストが発生していないということを検出することができる。
これにより、サーバ30から送信された写真のデータは、ネットワーク20を介して、メールアドレスが付与されたDPF端末10まで送信される。
このような場合、サーバ側連携処理では、ステップS32においてNOであると判定されて、処理はステップS34に進む。
即ち、サーバ30は、DPF端末10から端末固有IDが送信されているにも関わらず、当該端末固有IDがDB40に登録(記憶)されていないという状態から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
ここでは、ステップS12の処理で端末固有IDの未登録情報が受信されたので、ステップS13においてYESであると判定されて、処理はステップS14に進む。
即ち、DPF端末10は、以前に、サーバ30に対し端末固有IDを登録してメールアドレスを付与されたにも関わらず、端末固有IDの未登録情報を受信したという状況から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
再受信された取得された端末固有IDは、登録有無検出部33を介して端末情報整合部34に供給される。
図4の例では、テーブルは行列構造を有しているため、以下、図4中横方向の項目の集合体を「行」と呼び、同図中縦方向の項目の集合体を「列」と呼ぶ。図4において、♯K(Kは整数値)は、行番号Kを示している。そこで、以下、行番号Kを用いて説明する。
図4の例では、K行には、所定の1つのDPF端末10が対応している。
K行目の第1列目の「端末固有ID」の項目には、当該K行に対応するDPF端末10の端末固有IDが登録(記憶)される。
K行目の第2列目の「メールアドレス」の項目には、当該K行に対応するDPF端末10のメールアドレス、即ち、当該K行目の第1列目に登録(記憶)された端末固有IDに対して付されたメールアドレスが登録(記憶)される。
具体的には、1行目の第1列目には“0123456789abcde”が記憶され、当該1行目の第2列目には、“j8gt92mn@a.af.jp”が記憶されている。従って、1行目に対応するDPF端末10の端末固有IDは、“0123456789abcde”であり、当該DPF端末10のメールアドレスは、“j8gt92mn@a.af.jp”であることがわかる。
この場合のメールアドレスの配信形態は、特に限定されないが、本実施形態では、図5に示すようなメッセージフォーマットが採用されている。
図5において、♯K(Kは整数値)は、行番号Kを示している。そこで、行番号Kを適宜用いて、端末情報のメッセージフォーマットについて説明する。
1行目のタグ<dpf>は、5行目のタグ</dpf>と組になって用いられる。即ち、タグ<dpf>とタグ</dpf>の間に囲まれている情報は、DPF端末10の情報であることを示す。
2行目のタグ<authentication>は、4行目のタグ</authentication>と組になって用いられる。即ち、タグ<authentication>とタグ</authentication>との間に囲まれている情報は、認証の対象であることを示す。
3行目のタグ<email>は、同3行目のタグ</email>と組になって用いられる。即ち、タグ<email>とタグ</email>との間に囲まれている情報は、DPF端末10に新たに付されたメールアドレスであることを示している。図3の例では、DPF端末10に新たに付されたメールアドレスは、“j8gt92mn@a.af.jp”とされている。
これにより、DPF端末側連携処理は終了となる。
当該端末情報は、図4の例のDB40のテーブルの1行目に登録(記憶)された端末情報と一致する。
このようにして、DPF端末10が写真のデータの提供を要求したところ、DB40にデータロストが発生している場合、又は、DPF端末10がサーバ30に初期登録を要求する場合であっても、端末情報について、DPF端末10とサーバ30側のDB40との間で整合性が保たれる。
換言すると、DPF端末10がDPF端末側連携処理を実行し、サーバ30がサーバ側連携処理を実行することで、サーバ30で発行しDB40に登録したメールアドレスを含む端末情報と、DPF端末10で登録されている端末情報とを連携して一致させることができる。
端末情報受信部32は、DPF端末10から送信される端末固有IDと、端末固有IDに対応するメールアドレスとを含む端末情報の少なくとも一部、具体的には端末固有IDを受信する。
登録有無検出部33は、端末情報受信部32により少なくとも一部取得された端末情報が、DB40に登録されているか否かを判定する。
端末情報整合部34は、登録有無検出部33により端末情報が登録されていない場合、新たなメールアドレスを発行し、端末情報受信部32に受信された端末固有IDと対応付けて、新たな端末情報としてDB40に登録すると共に、新たなメールアドレスをDPF端末10に送信する。
これにより、DPF端末10側でも、先に送信した端末固有IDと、新たなメールアドレスとを対応付けて、新たな端末情報として登録することができる。
従って、サーバ30側のDB40に障害が発生しデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側と、DB40により管理されているサーバ30側との間で、端末情報の整合性を保つことが可能になる。
次に、本発明の第2実施形態に係るサーバについて説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る情報処理装置としてのサーバから、DPF端末に対して写真のデータを提供する写真提供システムの構成例を示している。
図6において、図1の第1実施形態に係る写真提供システムと同様の箇所には同一の符号が付してある。これらの箇所については、その説明は適宜省略する。
しかしながら、このことは、ユーザの観点からすると、自己が所望してわざわざ変更したメールアドレスとは全く別のメールアドレスが勝手に(知らないうちに)設定されてしまう、という問題も生ずる。
また、第2実施形態に係るDPF端末10は、ユーザが変更したいメールアドレスを入力するための入力部16と、入力されたメールアドレスを表示してユーザに提示するための表示部17と、がさらに設けられている。
入力部16は、ユーザの操作を受け付け、ユーザの操作に対応した情報、例えば、DPF端末10及びサーバ30に登録可能なメールアドレスの情報を入力する。入力部16により入力される情報の具体例については、図7を参照して後述する。
ここで、「画面」とは、装置が有する表示部(第2実施形態では表示部17)又は表示装置の表示領域全体に表示される画像をいう。
また、本実施の形態においては、入力部16の一部は、タッチパネルとして構成されているものとする。タッチパネルは、表示部17の画面全体の上又は下に配置され、任意の位置に指が触れる等して接触されると、つまりユーザにより所定の押下操作がなされると、接触された位置(押下操作された位置)の座標を検出する。入力部16は、検出した座標に対応付けられた所定の情報を入力する。
ここで、本実施形態では、画面101のうち、少なくともソフトウェアキーボード102を含む領域内の上又は下に、入力部16の一部を構成するタッチパネルが配置されているものとする。
これにより、ユーザは、ソフトウェアキーボード102を構成する各種ソフトウェアのキーのうち、入力を所望する文字や記号が割り当てられたソフトウェアキーを押下操作することができる。即ち、ユーザは、画面101のうち、当該ソフトウェアキーが表示された領域に、自己の指等を接触させることができる。
この場合、タッチパネルを含む入力部16は、指等が接触された領域、即ち、押下操作された領域の座標を認識し、当該座標に配置されたソフトウェアキーに割り当てられた文字や記号等を入力する。
すると、画面101の入力欄103内には、入力された文字や記号等が表示される。
ここで、図7に示すように、画面101の入力欄103内に表示可能な文字や記号等は、1つではなく、複数である。従って、ユーザは、ソフトウェアキーボード102を1回以上押下操作することによって、1以上の文字や記号等からなるメールアドレスを入力欄103に表示させることができる。
そして、ユーザは、ソフトウェアキーボード102のうち、「決定」が割り当てられたソフトウェアキーを押下操作することで、入力欄103に表示されたメールアドレスを、変更後のメールアドレスとして決定することができる。
すると、タッチパネルを含む入力部16は、押下操作された領域の座標を認識し、当該座標に配置されたソフトウェアキーに割り当てられた「決定」の指示を入力する。
端末情報登録部15は、「決定」の指示に従って、変更後のメールアドレスを端末情報記憶部11に仮登録する。ここで、仮登録とは、変更後のメールアドレスを端末固有IDと対応付けて端末情報として端末情報記憶部11に記憶するのではなく、端末情報とは別に端末情報記憶部11に記憶させることをいう。即ち、変更後のメールアドレスが仮登録された状態では、端末情報に含まれるメールアドレスは、変更前のメールアドレスになっている。
すると、サーバ30において、変更後のメールアドレスが、端末固有IDと対応付けられて、端末情報としてDB40に登録されると共に、その旨を示す情報(以下、「登録情報」と呼ぶ)がDPF端末10に送信されてくる。
即ち、第2実施形態では、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合においても、端末情報送信部12は、通信制御部13の制御の下、端末固有IDと、登録された変更後のメールアドレスとを対応付けて、端末情報としてサーバ30に送信する。
すると、サーバ30において、後述するように、DB40においてデータロストが発生していない場合には、端末固有IDの登録情報がDPF端末10に送信されてくる。これに対して、DB40においてデータロストが発生した場合には、DPF端末10から送信された変更後のメールアドレスが、端末固有IDと対応付けられて、端末情報としてDB40に登録されると共に、その旨を示す登録情報がDPF端末10に送信されてくる。
DPF端末10は、何れの場合であっても登録情報を受信するので、変更後のメールアドレスと、端末固有IDとを対応付けて再登録する。
これにより、DB40においてデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側とサーバ30側との間で、変更後のメールアドレスと端末固有IDを含む登録情報が登録されるので、変更後のメールアドレスで整合性を保つことが可能になる。
登録有無検出部33は、その検出結果に基づいて、DB40にデータロストが発生しているか否かを検出する。即ち、登録有無検出部33は、端末固有IDがDB40に登録されていないことを検出することによって、DB40におけるデータロストの発生を検出する。
登録有無検出部33は、DB40におけるデータロストの発生を検出しなかった場合、通信制御部13の制御の下、端末固有IDがDB40に登録されている旨を示す情報、即ち端末固有IDの登録情報をDPF端末10に送信する。
これに対して、登録有無検出部33は、DB40におけるデータロストの発生を検出した場合、この段階ではDPF端末10には何ら通知することなく、端末情報受信部32に受信された端末情報を端末情報整合部34に供給する。
次に、図8を参照して、本発明の第2実施形態に係る写真提供システムで実行される処理のうち、DPF端末10で行われるDPF端末側連携処理と、サーバ30で行われるサーバ側連携処理の流れの一例について説明する。
このため、本実施形態では、ステップS51とステップS71の各処理で送受信される端末固有IDをHTTPのリクエストヘッダに、変更後のメールアドレスを図9に示すようなActivate状態の問い合わせのメッセージフォーマットに従って記述される。
図9において、♯K(Kは整数値)は、行番号Kを示している。そこで、行番号Kを適宜用いて、端末情報のメッセージフォーマットについて説明する。
1行目のタグ<dpf>は、5行目のタグ</dpf>と組になって用いられる。即ち、タグ<dpf>とタグ</dpf>の間に囲まれている情報は、DPF端末10の情報であることを示す。
2行目のタグ<email>は、4行目のタグ</email>と組になって用いられる。即ち、タグ<email>とタグ</email>との間に囲まれている情報は、変更後のメールアドレスであることを示す。
3行目のタグ<addr>は、同3行目のタグ</addr>と組になって用いられる。即ち、タグ<addr>とタグ</addr>との間に囲まれている情報は、更新すべき対象を示している。図3の例では、DPF端末10の変更後のメールアドレスは、“hirokun@artframe.jp”とされている。
例えば、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合であって、DB40にデータロストが発生していなければ、端末固有IDはDB40に既に登録(記憶)されているはずである。
このような場合、ステップS72においてYESであると判定されて、処理はステップS73に進む。
これにより、サーバ側連携処理は終了する。
この場合、サーバ30は、DPF端末10から送信されてきた端末固有IDがDB40に登録されているという状況から、DB40に障害は生じておらずデータロストは発生していないことを検出することができる。
このような場合、サーバ側連帯処理では、ステップS72においてNOであると判定されて、処理はステップS74に進む。
即ち、サーバ30は、DPF端末10から端末固有IDが送信されているにも関わらず、当該端末固有IDがDB40に登録(記憶)されていないという状態から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
これにより、DPF端末側連携処理は終了となる。
端末情報受信部32は、DPF端末10から送信される端末固有IDと、端末固有IDに対応するメールアドレスと、を含む端末情報を受信する。
登録有無検出部33は、端末情報受信部32に受信された端末情報が、DB40に登録されているか否かを判定する。
そして、メールアドレス発行/更新部70は、登録有無検出部33により端末情報が登録されていない場合、端末情報受信部32に受信されたメールアドレスと端末固有IDと対応付けて、新たな端末情報としてDB40に登録すると共に、登録情報をDPF端末10に送信する。
これにより、DPF端末10側でも、先に送信した端末固有IDとメールアドレスとを対応付けて、新たな端末情報として登録することができる。
従って、サーバ30側のDB40に障害が発生しデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側と、DB40により管理されているサーバ30側との間で、端末情報の整合性を保つことが可能になる。
この場合、端末情報に含まれるメールアドレスは、DPF端末10から送信されたもの、例えば、ユーザの意図に基づいて変更された後のメールアドレスである。これにより、ユーザの観点からすると、自己が所望してわざわざ変更したメールアドレスとは全く別のメールアドレスが勝手に(知らないうちに)設定されてしまう、ということを防止することが可能になる。
次に、本発明の第3実施形態に係るサーバについて説明する。
本発明の第3実施形態に係る情報処理装置としてのサーバから、DPF端末に対して写真のデータを提供する写真提供システムは、図6の第2実施形態に係る写真提供システムと基本的に同様の構成を有している。
そこで、以下、第3実施形態に係る写真提供システムについては、図6の符号を用いて説明する。
しかしながら、例えば、端末固有IDとメールアドレスとを含む端末情報が登録されたDB40がバックアップされた状態で、DPF端末10から送信された変更後のメールアドレスがDB40に上書き登録(更新)された後に、DB40のデータロストが発生する場合がある。このような場合には、DB40の記憶内容は、バックアップ前の状態にリストアされる。すると、端末情報について、DPF端末10側と、DB40により管理されるサーバ30側との間では、端末固有IDは一致するものの、メールアドレスが異なってしまうという状態が生じる。このような状態を生じさせるデータロストは、メールアドレスのみのデータロストであると把握することができる。
このようなメールアドレスのみのデータロストが発生しても、第2実施形態では、端末固有IDが一致しているため、データロストが発生していることを検出できない。
そこで、第3実施形態に係るサーバ30は、端末固有IDとメールアドレスの両方のデータロストと、メールアドレスのみのデータロストとをそれぞれ検出できるようにしている。
そして、メールアドレス配信部61は、通信制御部31の制御の下、第2実施形態と同様に、メールアドレスについての登録情報をネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
そして、メールアドレス配信部61は、通信制御部31の制御の下、端末固有IDがDB40に登録されていることを示す情報、即ち端末固有IDの登録情報をネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
次に、図10を参照して、本発明の第3実施形態に係る写真提供システムで実行される処理のうち、DPF端末10で行われるDPF端末側連携処理と、サーバ30で行われるサーバ側連携処理の流れの一例について説明する。
このため、本実施形態では、ステップS91とステップS101の各処理で送受信される端末固有IDをHTTPのリクエストヘッダに、変更後のメールアドレスを図9に示すようなActivate状態の問い合わせのメッセージフォーマットに従って記述される。メッセージフォーマットの記述例については、第2実施形態と同様であるため説明を省略する。
例えば、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合であって、DB40に端末固有IDに関しデータロストが発生していなければ、少なくとも端末固有IDはDB40に既に登録(記憶)されているはずである。
このような場合、ステップS102においてYESであると判定されて、処理はステップS103に進む。
例えば、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合であって、DB40にメールアドレスに関しデータロストが発生していなければ、メールアドレスはDB40に既に登録(記憶)されているはずである。
このような場合、ステップS103においてYESであると判定されて、処理はステップS104に進む。
これにより、サーバ側連携処理は終了する。
この場合、サーバ30は、DPF端末10から送信されてきた端末固有ID及びメールアドレスがDB40に登録されているという状況から、DB40に障害は生じておらずデータロストは発生していないことを検出することができる。
即ち、サーバ30は、DPF端末10から端末固有IDが送信されているにも関わらず、メールアドレスがDB40に登録(記憶)されていないという状態から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
即ち、サーバ30は、DPF端末10から端末固有IDが送信されているにも関わらず、端末固有IDがDB40に登録(記憶)されていないという状態から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
これにより、DPF端末側連携処理は終了となる。
端末情報受信部32は、DPF端末10から送信される端末固有IDと、端末固有IDに対応するメールアドレスとを含む端末情報を受信する。
登録有無検出部33は、端末情報受信部32により受信された端末情報のうち、端末固有IDとメールアドレスとのそれぞれが、DB40に登録されているか否かを判定する。
端末情報整合部34は、登録有無検出部33により端末固有IDが登録されていないと判定された場合、端末情報受信部32に受信された端末固有ID及びメールアドレスを対応付けて、新たな端末情報としてDB40に登録する。そして、端末情報整合部34は、メールアドレスについての登録情報をDPF端末10に送信する。
これに対して、端末情報整合部34は、登録有無検出部33により端末固有IDは登録されているが、メールアドレスは登録されていない(別のメールアドレスが登録されている場合含む)と判定された場合、DB40上のメールアドレスを、端末情報受信部32に受信されたメールアドレス(主に、ユーザによる変更後のメールアドレス)に更新する。
そして、端末情報整合部34は、通信制御部31の制御の下、端末固有IDがDB40に登録されていることを示す情報、即ち端末固有IDの登録情報をネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
DPF端末10は、何れの場合であっても登録情報を受信するので、変更後のメールアドレスと、端末固有IDとを対応付けて再登録する。
これにより、DB40においてデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側とサーバ30側との間で、変更後のメールアドレスと端末固有IDを含む登録情報が登録されるので、変更後のメールアドレスで整合性を保つことが可能になる。
特に、端末固有IDとメールアドレスの両方のデータロストが発生した場合は勿論のこと、メールアドレスのみのデータロストを検出した場合にも、整合性を保つことが可能になる。
次に、本発明の第4実施形態に係るサーバについて説明する。
図11は、本発明の第4実施形態に係る情報処理装置としてのサーバから、DPF端末に対して写真のデータを提供する写真提供システムの構成例を示している。
図11において、図6の第2実施形態に係る写真提供システムと同様の箇所には同一の符号が付してある。これらの箇所については、その説明は適宜省略する。
なお、第1乃至第3実施形態では、バックアップ部90が設けられていないというわけではなく、必要に応じて設けられているが、サーバ30で行われるサーバ側連携処理とは独立しているため、図示が省略されているだけである。即ち、詳細については後述するが、第4実施形態では、バックアップ部90は、サーバ30で行われるサーバ側連携処理に関連しているため、図11に図示されている。
そこで、第4実施形態のサーバ30は、DPF端末10から送信されたメールアドレスを含む端末情報を、DB40にすぐに登録せずに仮に記憶しておく(以下、このような仮の記憶を「Prepare」と呼ぶ)。
そして、サーバ30は、バックアップ部90によりDB40のバックアップが実行された後に、PrepareされていたメールアドレスをDB40に登録し、その旨をDPF端末10に通知する。
一次記憶部41は、端末情報受信部32に受信された端末情報を一次的に記憶する領域、即ちPrepareする領域であり、二次記憶部42は、一次記憶部41に記憶された端末情報を登録(記憶)する領域である。
ここで、バックアップ部90のバックアップがされる前に、データロストが発生した場合、DPF端末10で登録されているメールアドレス(変更後のメールアドレス)とサーバ30にバックアップされているメールアドレス(変更前のメールアドレス)とで不整合が起こってしまう場合がある。
そこで、端末情報登録部80は、バックアップ部90によりDB40の一次記憶部41のバックアップが行われたタイミングで、一次記憶部41にPrepareされているメールアドレス(変更後のメールアドレス)を二次記憶部42に登録(記憶)する。
これにより、DPF端末10とバックアップ部90とに記憶される端末情報の整合性を保つことができる。
これにより、DPF端末10側でも、先に送信した端末固有IDとメールアドレス(変更後のメールアドレス)とを対応付けて、新たな端末情報として登録することができる。
従って、サーバ30側のDB40に障害が発生しデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側と、DB40により管理されているサーバ30側との間で、端末情報の整合性を保つことが可能になる。
特に、端末固有IDとメールアドレスの両方のデータロストが発生した場合は勿論のこと、メールアドレスのみのデータロストを検出した場合にも、整合性を保つことが可能になる。
次に、図12乃至図14を参照して、本発明の第4実施形態に係る写真提供システムで実行される処理のうち、DPF端末10で行われるDPF端末側連携処理と、サーバ30で行われるサーバ側連携処理の流れの一例について説明する。
このため、本実施形態では、ステップS121とステップS141の各処理で送受信される端末固有IDをHTTPのリクエストヘッダに、変更後のメールアドレスを図9に示すようなActivate状態の問い合わせのメッセージフォーマットに従って記述される。メッセージフォーマットの記述例については、第2実施形態と同様であるため説明を省略する。
例えば、DPF端末10が写真のデータの提供を要求する場合であって、DB40に端末固有IDに関しデータロストが発生していなければ、端末固有IDはDB40に既に登録(記憶)されているはずである。
このような場合、ステップS142においてYESであると判定されて、処理はステップS143に進む。
これにより、サーバ側連携処理は終了する。
この場合、サーバ30は、DPF端末10から送信されてきた端末固有IDがDB40に登録されているという状況から、DB40に障害は生じておらずデータロストは発生していないことを検出することができる。
即ち、サーバ30は、DPF端末10から端末固有IDが送信されているにも関わらず、端末固有IDがDB40に登録(記憶)されていないという状態から、サーバ30のDB40に障害が発生しデータロストが発生した状態であることを検出できる。なお、ここでいうデータロストが発生した状態とは、データロストが発生した直後の状態のみならず、データロスト後にDB40がリストアした状態も含む。
ここで、エラーのレスポンスは、後述する一次記憶処理において、一次テーブルと二次テーブルとで同じメールアドレスがあった場合に送信される情報である。
即ち、エラーのレスポンスを受信した場合には、一次記憶部41に記憶されている端末情報に基づいて二次記憶部42において端末情報の登録を行うまでの間にデータロストが発生したことを把握することができる。この場合であっても、一次記憶部41と二次記憶部42との両方の状態において一意性制約を満足させるため、データロストが発生した場合であっても、他のユーザとメールアドレスが重複するという問題を回避することができる。
また、正常のレスポンスは、後述する一次記憶処理において、一次テーブルと二次テーブルとで同じメールアドレスがなかった場合に送信される情報である。即ち、正常のレスポンスを受信した場合には、一次記憶部41に記憶されている端末情報に基づいて二次記憶部42において端末情報の登録を行うまでの間にデータロストが発生していないことを把握することができる。
この処理では、DB40に登録したメールアドレスを含む端末情報と、DPF端末10の端末情報記憶部11に記憶されている端末情報とを連携して一致させる。ステップS149の処理が終了すると、サーバ側連携処理が終了となる。
図13は、一次記憶処理の詳細な流れの一例を説明するフローチャートである。
上述したように、ステップS144のデータロストの検出が終了すると、ステップS145の一次記憶処理が開始し、次のようなステップS161乃至ステップS166の一連の処理が実行される。
図14は、二次記憶処理の詳細な流れの一例を説明するフローチャートである。
上述したように、ステップS146のDB40のバックアップが行われたと判定されると、ステップS147の二次記憶処理が開始し、次のようなステップS181乃至ステップS182の一連の処理が実行される。
端末情報受信部32は、DPF端末10から送信される端末固有IDと、端末固有IDに対応するメールアドレスとを含む端末情報を受信する。
登録有無検出部33は、端末情報受信部32により受信された端末情報のうち、端末固有IDとメールアドレスとのそれぞれが、DB40に登録されているか否かを判定する。
端末情報整合部34は、登録有無検出部33により端末固有IDが登録されていないと判定された場合、端末情報受信部32に受信されたメールアドレスを、DB40の一次記憶部41にPrepareする。
その後、バックアップ部90によりDB40の一次記憶部41の内容がバックアップされた後、端末情報整合部34は、DB40の一次記憶部41にPerpareされたメールアドレス(変更後のメールアドレス)を、二次記憶部42に記憶された端末情報のメールアドレスとして登録する。そして、端末情報整合部34は、メールアドレスについての登録情報をDPF端末10に送信する。
これに対して、端末情報整合部34は、登録有無検出部33により端末固有IDは登録されているが、メールアドレスは登録されていない(別のメールアドレスが登録されている場合含む)と判定された場合、DB40上のメールアドレスを、端末情報受信部32に受信されたメールアドレス(主に、ユーザによる変更後のメールアドレス)に更新する。
そして、端末情報整合部34は、通信制御部31の制御の下、端末固有IDの登録情報をネットワーク20を介してDPF端末10に送信する。
これにより、DPF端末10側でも、先に送信した端末固有IDとメールアドレス(変更後のメールアドレス)とを対応付けて、新たな端末情報として登録することができる。
従って、サーバ30側のDB40に障害が発生しデータロストが発生した場合であっても、DPF端末10側と、DB40により管理されているサーバ30側との間で、端末情報の整合性を保つことが可能になる。
特に、端末固有IDとメールアドレスの両方のデータロストが発生した場合は勿論のこと、メールアドレスのみのデータロストを検出した場合にも、整合性を保つことが可能になる。
また、バックアップ部90によりDB40のバックアップを行った場合であっても、バックアップ部90にバックアップされている端末情報の内容と、DPF端末10に登録されている端末情報の内容との間で整合性を保つことができる。
しかしながら、本発明は、特にこれに限定されず、表示機能を有する電子機器一般に適用することができ、例えば、本発明は、パーソナルコンピュータ、携帯型ナビゲーション装置、ポータブルゲーム機等に幅広く適用可能である。
RAM203にはまた、CPU201が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部207は、各種情報を出力する。例えば、出力部207には、上述した表示部221が設けられており、画像情報が出力される。入力部206により入力されたメールアドレスの内容が表示部221に表示される。
記憶部208は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。例えば記憶部208には、上述した図1のDB40が設けられ、処理データや、端末情報のデータが記憶される。
通信部209は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
Claims (9)
- 複数の情報からなる端末情報により特定される端末と通信をする情報処理装置であって、
前記端末から前記端末情報の少なくとも一部が送信されてきた場合、前記端末情報の少なくとも一部を受信する端末情報受信手段と、
前記端末情報受信手段により少なくとも一部が取得された前記端末情報の登録の有無を検出する登録有無検出手段と、
前記情報処理装置と前記端末との間の前記端末情報の整合性を保って、前記端末情報を登録する端末情報整合手段と、を備え、
前記端末情報整合手段による前記端末情報の登録先は、所定のタイミング毎にバックアップされるデータベースであって、前記端末情報を一時的に記憶する一次領域と、前記端末情報を登録するために記憶する二次領域とを含むデータベースであり、
前記端末情報整合手段は、
前記登録有無検出手段により前記端末情報の未登録が検出された場合、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報を前記一次領域に一時的に記憶する一次登録手段と、
前記一次領域に記憶した前記端末情報のバックアップが行われた場合に、前記一次領域に記憶された前記端末情報を前記二次領域に登録するために記憶する二次登録手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記端末情報は、少なくとも端末固有IDと、前記端末固有IDに対応するメールアドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記端末情報整合手段は、
前記登録有無検出手段により前記端末情報の未登録が検出された場合、新たなメールアドレスを前記端末に対して発行し、前記新たなメールアドレスを登録する発行手段と、
前記発行手段により発行されたメールアドレスを含む情報を、前記端末情報を登録したことを示す前記情報として前記端末に配信する配信手段と、
を備える請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記端末情報整合手段は、
前記登録有無検出手段により前記端末情報の未登録が検出された場合、前記端末情報受信手段に受信された前記端末情報に含まれる前記メールアドレスを更新登録する更新手段と、
前記更新手段によりメールアドレスが更新登録されたことを示す登録情報を、前記端末情報を登録したことを示す前記情報として前記端末に配信する配信手段と、
を備える請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記登録有無検出手段は、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報に含まれる前記端末固有ID及び前記メールアドレスのそれぞれについて、登録の有無を検出し、
前記端末情報整合手段は、
前記登録有無検出手段により前記端末固有IDの未登録が検出された場合、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報を新たに登録すると共に、前記端末情報を登録したことを示す情報を前記端末に送信し、
前記登録有無検出手段により前記端末固有IDの登録が検出されたが、前記メールアドレスの未登録が検出された場合、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報のうち、前記メールアドレスを更新登録し、前記メールアドレスが更新登録されたことを示す登録情報を、前記端末情報を登録したことを示す前記情報として前記端末に配信する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記一次登録手段は、前記端末情報受信手段により取得された前記端末固有IDに対応するメールアドレスと同じメールアドレスが、前記二次領域にない場合に、前記端末情報受信手段により取得された前記端末情報を前記一次領域に一時的に記憶することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記二次登録手段は、前記一次領域に記憶された前記端末情報を前記二次領域に登録するとともに、前記一次領域の内容を削除することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置が、複数の情報からなる端末情報により特定される端末と通信をする処理を実行する情報処理方法であって、
前記端末から前記端末情報の少なくとも一部が送信されてきた場合、前記端末情報の少なくとも一部を受信する端末情報受信ステップと、
前記端末情報受信ステップにより少なくとも一部が取得された前記端末情報の登録の有無を検出する登録有無検出ステップと、
前記情報処理装置と前記端末との間の前記端末情報の整合性を保って、前記端末情報を登録する端末情報整合ステップと、を含み、
前記端末情報整合ステップによる前記端末情報の登録先は、所定のタイミング毎にバックアップされるデータベースであって、前記端末情報を一時的に記憶する一次領域と、前記端末情報を登録するために記憶する二次領域とを含むデータベースであり、
前記端末情報整合ステップは、
前記登録有無検出ステップにより前記端末固有IDの未登録が検出された場合、前記端末情報受信ステップにより取得された前記端末情報を前記一次領域に一時的に記憶する一次登録ステップと、
前記一次領域に記憶した前記端末情報のバックアップが行われた場合に、前記一次領域に記憶された前記端末情報を前記二次領域に登録するために記憶する二次登録ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置に対して、複数の情報からなる端末情報により特定される端末と通信をする情報処理の実行を制御するコンピュータに、
前記端末から前記端末情報の少なくとも一部が送信されてきた場合、前記端末情報の少なくとも一部を受信する端末情報受信機能と、
前記端末情報受信機能により少なくとも一部が取得された前記端末情報の登録の有無を検出する登録有無検出機能と、
前記情報処理装置と前記端末との間の前記端末情報の整合性を保って、前記端末情報を登録する端末情報整合機能と、を実現し、
前記端末情報整合機能による前記端末情報の登録先は、所定のタイミング毎にバックアップされるデータベースであって、前記端末情報を一時的に記憶する一次領域と、前記端末情報を登録するために記憶する二次領域とを含むデータベースであり、
前記端末情報整合機能は、
前記登録有無検出機能により前記端末固有IDの未登録が検出された場合、前記端末情報受信機能により取得された前記端末情報を前記一次領域に一時的に記憶する一次登録機能と、
前記一次領域に記憶した前記端末情報のバックアップが行われた場合に、前記一次領域に記憶された前記端末情報を前記二次領域に登録するために記憶する二次登録機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010187857A JP5617434B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010187857A JP5617434B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012048336A JP2012048336A (ja) | 2012-03-08 |
JP2012048336A5 JP2012048336A5 (ja) | 2013-08-22 |
JP5617434B2 true JP5617434B2 (ja) | 2014-11-05 |
Family
ID=45903169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010187857A Expired - Fee Related JP5617434B2 (ja) | 2010-08-25 | 2010-08-25 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5617434B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112448953B (zh) * | 2020-11-13 | 2023-02-28 | 中国电力财务有限公司 | 数据传输的方法、数据处理***以及结算*** |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207653A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Orix Corp | 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法、並びにコンピュータ上で動作する情報処理プログラムを記録した記録媒体 |
KR100464755B1 (ko) * | 2002-05-25 | 2005-01-06 | 주식회사 파수닷컴 | 이메일 주소와 하드웨어 정보를 이용한 사용자 인증방법 |
JP2009015612A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Keytel:Kk | 認証システム、認証計算機及びプログラム |
JP5148961B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2013-02-20 | ニフティ株式会社 | ユーザ認証機構 |
JP2010071009A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Ntt Docomo Inc | 開錠システム及び開錠方法 |
-
2010
- 2010-08-25 JP JP2010187857A patent/JP5617434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012048336A (ja) | 2012-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10264067B2 (en) | Content item sharing and synchronization system with team shared folders | |
EP2866420B1 (en) | Method and device for content synchronization | |
US10999721B2 (en) | Communication identifier binding processing method and terminal | |
US20100293499A1 (en) | Rendering to a device desktop of an adaptive input device | |
WO2005094475A2 (en) | Apparatus, method and system for a tunneling client access point | |
JP2001092702A (ja) | 情報処理システム、サーバ装置、クライアント装置、及び記録媒体 | |
JP2016146017A (ja) | 申請管理装置、申請管理システム、及びプログラム | |
JP2007241628A (ja) | 通信端末装置,メール送信サーバおよびメール送信システム | |
JP5617434B2 (ja) | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム | |
JP2015156209A (ja) | 情報処理システム | |
JP3999251B2 (ja) | フロントエンド処理機能を有する情報処理システム | |
JP6119189B2 (ja) | ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、及びライセンス管理方法 | |
CN114500426B (zh) | 消息提醒方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
JP2010182176A (ja) | サーバ装置、クライアント装置、サーバベース・コンピューティング・システム、およびプログラム | |
JP6164032B2 (ja) | プログラム、入力画面表示方法及び情報処理装置 | |
JP2019028599A (ja) | 情報処理システムおよび制御方法 | |
JP3999252B2 (ja) | フロントエンド処理機能を有する情報処理システム | |
JP5897962B2 (ja) | ブラウザ同期システム、サーバ、端末、方法及びプログラム | |
JP2008210317A (ja) | 処理実行システム、中継装置、及びプログラム | |
US20230370396A1 (en) | Method and apparatus for messaging service | |
JP6954041B2 (ja) | ユーザアカウント管理装置及びプログラム | |
JP2018181150A (ja) | 制御プログラム、制御方法及び制御装置 | |
JP2015215910A (ja) | サーバシステム及びリクエスト実行制御方法 | |
JP2011134249A (ja) | ツールバー・アプリケーションを管理するシステム及び方法 | |
JP5136680B2 (ja) | クライアント装置及びサーバベース・コンピューティング・システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130709 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5617434 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |