JP6954041B2 - ユーザアカウント管理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザアカウント管理装置及びプログラムに関する。
例えばスマートフォンなどのモバイル形式のユーザ端末装置で動作し、サーバと連携するアプリケーションの利用にあたっては、ユーザのログイン認証が要求される。このようなユーザのログイン認証には、ユーザアカウントとして例えばユーザ名とパスワードの組み合わせが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−225880号公報
例えばユーザ端末装置が故障して使用できなくなったような場合、ユーザは新たにユーザ端末装置を入手し、入手したユーザ端末装置に以前から使用していたアプリケーションをインストールする。インストールされたアプリケーションのうちで、サーバへのユーザアカウントの登録(ログイン認証)が必要なものについては、ユーザは、ユーザ名、パスワード等のユーザアカウントを登録してユーザ認証を行ったうえで再利用が可能なようにする。
しかしながら、ユーザアカウントの登録のためにアプリケーション上でユーザアカウントを入力する作業は、ユーザにとっては煩わしい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザアカウントを明示的に登録しなくとも、一定のセキュリティを保ちつつ、アプリケーションの再利用が可能となるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、複数のユーザ間で情報を共有することのできる情報共有アプリケーションを利用するユーザごとのユーザ情報であって、対応のユーザのユーザアカウントと、情報共有アプリケーションの利用により情報を共有する情報共有者としての他のユーザを示す情報共有者情報と、対応のユーザへの宛先を示す宛先情報とを含むユーザ情報を記憶する記憶部と、前記情報共有アプリケーションを利用するユーザのうちの1のユーザのユーザ端末装置から送信された、ユーザアカウント復元要求の受信に応じて、前記記憶部に記憶されるユーザ情報に基づいて特定された前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザに対応する情報共有者としての他のユーザの宛先に復元情報を送信する復元情報送信部と、情報共有アプリケーションが動作するユーザ端末装置から送信された復元情報の受信に応じて、受信された復元情報の宛先であったユーザのユーザ情報を、前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザ端末装置のユーザの情報共有者として設定するユーザアカウント復元部とを備えるユーザアカウント管理装置である。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、複数のユーザ間で情報を共有することのできる情報共有アプリケーションを利用するユーザのうちの1のユーザのユーザ端末装置から送信された、ユーザアカウント復元要求の受信に応じて、記憶部に記憶されるユーザ情報であって、情報共有アプリケーションを利用するユーザごとのユーザ情報であって、対応のユーザのユーザアカウントと、情報共有アプリケーションの利用により情報を共有する情報共有者としての他のユーザを示す情報共有者情報と、対応のユーザへの宛先を示す宛先情報とを含むユーザ情報に基づいて特定された前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザに対応する情報共有者としての他のユーザの宛先に復元情報を送信する復元情報送信部、情報共有アプリケーションが動作するユーザ端末装置から送信された復元情報の受信に応じて、受信された復元情報の宛先であったユーザのユーザ情報を、前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザ端末装置のユーザの情報共有者として設定するユーザアカウント復元部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザアカウントを明示的に登録しなくとも、一定のセキュリティを保ちつつ、アプリケーションの再利用が可能となるという効果が得られる。
本実施形態における情報共有システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態におけるアプリケーションサーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置とアプリケーションサーバとが、ユーザ登録及びパートナー登録に関連して実行する処理手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるユーザ情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末装置及びアプリケーションサーバが、ユーザアカウントの復元に関連して実行する処理手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるコード対応ユーザ情報の一例を示す図である。
図1は、本実施形態における情報共有システムの構成例を示している。同図における情報共有システムは、ユーザ端末装置100−A、100−B、及びアプリケーションサーバ200(ユーザアカウント管理装置の一例)を備える。ユーザ端末装置100−A、100−Bは、それぞれネットワークNWを介してアプリケーションサーバ200と通信可能に接続される。
以降の説明にあたり、ユーザ端末装置100−A、100−Bについて特に区別しない場合には、ユーザ端末装置100と記載する。
ユーザ端末装置100−Aは、ユーザAが所持する端末である。ユーザ端末装置100−Bは、ユーザBが所持する端末である。
ユーザ端末装置100−Aとユーザ端末装置100−Bとには、それぞれ情報共有アプリケーションAPがインストールされている。
ユーザ端末装置100は、例えばスマートフォン、タブレット端末等であればよい。
情報共有アプリケーションAPは、アプリケーションサーバ200においてパートナー(情報共有者の一例)として登録された複数のユーザ間で情報共有を行うことのできるアプリケーションである。
同図の例では、ユーザAとユーザBとがパートナーとして登録される例を示している。本実施形態における情報共有アプリケーションAPは、例えば夫婦などの2名のユーザがパートナーとして登録し、2名で情報共有するようにされた仕様である場合を例に挙げる。
例えば、ユーザAとユーザBのいずれかが自分の所持するユーザ端末装置100の情報共有アプリケーションAP上で、情報共有すべき1つの事項に対応する「ノート」を新規作成すると、新規作成されたノートが各パートナーの情報共有アプリケーションAP上で提示される。提示されたノートには、パートナーのそれぞれが情報を付加していくことができる。
一具体例として、ユーザA、ユーザBで週末に或る観光地への観光に行くこととなった場合、ユーザA、ユーザBのいずれかが当該観光に関するノートを新規作成する。その後、ユーザA、ユーザBは、作成されたノートに対して例えば観光のスケジュール、訪問する場所、準備する物等を入力することができる。また、互いにメッセージを入力して投稿することもできる。
なお、上記のように情報共有アプリケーションAPについて、パートナー関係にあるユーザを2名に限定する本実施形態の仕様はあくまでも一例である。本実施形態の情報共有アプリケーションAPは、3人以上のパートナー間で情報共有が可能なようにされてもよい。
アプリケーションサーバ200は、情報共有アプリケーションAPに対応するサーバである。アプリケーションサーバ200は、パートナー間で情報共有アプリケーションAPによる情報共有が行われるようにする。
図2は、ユーザ端末装置100の構成例を示している。同図のユーザ端末装置100は、通信部101、制御部102、記憶部103、操作部104及び表示部105を備える。
通信部101は、ネットワークNW経由による通信を行う。
制御部102は、ユーザ端末装置100における各種制御を実行する。制御部102としての機能は、ユーザ端末装置100にて備えられるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。
同図の制御部102は、アプリケーション対応処理部121を備える。アプリケーション対応処理部121は、ユーザ端末装置100にインストールされた情報共有アプリケーションAPに対応する処理を実行する。
記憶部103は、ユーザ端末装置100において利用される各種の情報を記憶する。
操作部104は、ユーザ端末装置100において備えられる操作子や入力デバイス等のユーザが操作に用いる部位を一括して示したものである。
表示部105は、制御部102の表示制御に応じて画像を表示する。
表示部105がタッチパネルとして構成される場合には、例えばタッチパネルを構成するタッチパッドが操作部104に含まれる。
図3は、アプリケーションサーバ200の構成例を示している。同図のアプリケーションサーバ200は、通信部201、制御部202、及び記憶部203を備える。
通信部201は、ネットワークNW経由による通信を行う。
制御部202は、アプリケーションサーバ200における各種制御を実行する。制御部202としての機能は、アプリケーションサーバ200にて備えられるCPUがプログラムを実行することにより実現される。
制御部202は、情報共有処理部221、復元情報送信部222、及びユーザアカウント復元部223を備える。
情報共有処理部221は、情報共有処理部221は、パートナーとして登録された各ユーザのユーザ端末装置100の情報共有アプリケーションAP上で情報が共有されるようにするための処理を実行する。
復元情報送信部222は、ユーザアカウントの復元を行うにあたって、復元対象のユーザのユーザ端末装置100に対して、ユーザアカウントの復元に際して、復元対象のユーザの正当性判定(認証)に利用される復元コード(復元情報の一例)を送信するための処理を実行する。
例えば、復元情報送信部222は、情報共有アプリケーションAPを利用するユーザのうちの1のユーザのユーザ端末装置100から送信された、ユーザアカウント復元要求の受信に応じて、記憶部203のユーザ情報記憶部231に記憶されるユーザ情報に基づいて特定された復元要求の送信元のユーザに対応する情報共有者としての他のユーザの宛先に復元コードを送信する。
本実施形態において、ユーザアカウントの復元とは、例えば1ユーザが使用するユーザ端末装置100について、機種変更等の手続きによる変更が行われた場合に、アプリケーションサーバ200に登録されたユーザ情報に対する情報共有アプリケーションAPとの関連付けを、変更前のユーザ端末装置100にインストールされていた情報共有アプリケーションAPから、変更後のユーザ端末装置100にインストールされた情報共有アプリケーションAPに切り替えることをいう。
また、復元コードは、今回受信されたユーザアカウント復元要求に一意に対応するようにされた値を有する情報である。
ユーザアカウント復元部223は、ユーザアカウントの復元を行う。例えば、ユーザアカウント復元部223は、情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100から送信された復元コードの受信に応じて、受信された復元コードの宛先であったユーザのユーザ情報を、ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザ端末装置100のユーザ(復元依頼ユーザ)のパートナー(情報共有者)として設定する。
記憶部203は、アプリケーションサーバ200において利用される各種の情報を記憶する。記憶部203は、ユーザ情報記憶部231、共有情報記憶部232、及びコード対応ユーザ情報記憶部233を備える。
ユーザ情報記憶部231は、ユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、情報共有アプリケーションAPを利用する者として登録されたユーザごとに関連する情報である。ユーザ情報によっては、1ユーザについて、いずれのユーザがパートナーであるのかを示す情報も含まれる。
共有情報記憶部232は、パートナー関係にある2人のユーザ間で、情報共有アプリケーションAPにより共有される情報(共有情報)を記憶する。
コード対応ユーザ情報記憶部233は、ユーザアカウント復元の処理に際して発行した復元コードと、ユーザアカウントの復元対象となるユーザとの対応を示すコード対応ユーザ情報を記憶する。
なお、記憶部203は、例えばアプリケーションサーバ200の外部装置として、アプリケーションサーバ200と通信可能に接続されるように設けられてもよい。
図4のシーケンス図を参照して、ユーザ端末装置100とアプリケーションサーバ200とが、ユーザA、ユーザBのユーザ登録及びパートナー登録に関連して実行する処理手順例について説明する。
同図において、ユーザBのユーザ端末装置は、機種変更が行われる前の1台目である場合を例に挙げる。そこで、同図のユーザBのユーザ端末装置については、1台目であることに対応してユーザ端末装置100−B1と記載する。
同図では、ユーザA、ユーザBの順で、情報共有アプリケーションAPの利用者として登録するためのユーザ登録が行われたうえで、ユーザAとユーザBとをパートナーとして登録するパートナー登録が行われる場合を例に挙げる。
ステップS101:まず、ユーザAは、自分のユーザ登録を行うために、自己が所有するユーザ端末装置100−Aにて情報共有アプリケーションAPを起動させる。ユーザAは、起動された情報共有アプリケーションAPに対してユーザ登録のための操作(ユーザ登録操作)を行う。ユーザ登録に際しては、ユーザアカウントの入力が行われる。本実施形態において、ユーザアカウントには、メールアドレス(宛先の一例)とパスワードとが含まれる。即ち、ユーザAは、ユーザ登録操作における所定の段階にて、ユーザ名、メールアドレス、パスワード、秘密の質問に対する回答等の所定事項を入力する操作を行う。
情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100−Aにおいて、アプリケーション対応処理部121は、ユーザAにより行われるユーザ登録操作を受け付ける。
なお、上記のユーザ登録操作をはじめ、情報共有アプリケーションAPに対する操作は、タッチパネルとして構成される表示部105の画面に対して、指、あるいはスタイラスペン等の操作体を接触させる操作であればよい。
ステップS102:ユーザ登録操作としてユーザAは、必要な事項を入力する操作を行ったうえで、最後にユーザ登録の実行を指示する操作を行う。ユーザ登録の実行を指示する操作に応じて、アプリケーション対応処理部121は、ユーザアカウント登録要求をアプリケーションサーバ200に送信する。ユーザアカウント登録要求には、ユーザ登録操作において入力された所定事項が含まれる。
ステップS103:アプリケーションサーバ200の情報共有処理部221は、ステップS102により送信されたユーザ登録要求の受信に応じて、ユーザAのユーザアカウントを登録する処理(ユーザアカウント登録処理)を実行する。つまり、情報共有処理部221は、ユーザAのユーザ情報を生成し、生成されたユーザ情報を、ユーザ情報記憶部231に記憶させる。
図5(A)は、ステップS103のユーザアカウント登録処理により登録されたユーザAのユーザアカウントとしてユーザ情報を示している。
同図に示されるように、1ユーザに対応するユーザ情報は、ユーザID、ユーザ名、メールアドレス(宛先情報の一例)、パスワード、秘密の質問、パートナーID(情報共有者情報の一例)、アプリケーションID等の領域を含む。
ユーザIDの領域は、対応のユーザ(同図の場合にはユーザA)を一意に示すユーザIDを格納する。ユーザIDは、ユーザ情報の生成にあたって、アプリケーションサーバ200の情報共有処理部221が生成する。
ユーザ名の領域は、ユーザについてのユーザ名を格納する。ユーザ名は、ユーザ登録操作に際してユーザにより入力され、ユーザ登録要求に含められてユーザ端末装置100からアプリケーションサーバ200に送信される。
メールアドレスの領域は、対応のユーザのメールアドレスを格納する。メールアドレスは、ユーザ登録操作に際してユーザにより入力され、ユーザ登録要求に含められてユーザ端末装置100からアプリケーションサーバ200に送信される。
パスワードの領域は、パスワードを格納する。パスワードは、ユーザ登録操作に際してユーザにより入力され、ユーザ登録要求に含められてユーザ端末装置100からアプリケーションサーバ200に送信される。
秘密の質問の領域は、秘密の質問に関連する情報として質問の内容の情報と質問に対する回答の情報とを格納する。質問の内容は、ユーザ登録操作に際してユーザの操作により選択される。また、回答はユーザ登録操作に際してユーザの操作により入力される。そのうえで、質問の内容と回答との情報は、ユーザ登録要求に含められてユーザ端末装置100からアプリケーションサーバ200に送信される。
パートナーIDの領域は、対応のユーザのパートナーとしてのユーザのユーザID(パートナーID)を格納する。同図の段階では、ユーザAは、ユーザ登録までを行っており、未だパートナー登録を行っていない。このため、同図のパートナーIDの領域には有意な情報は格納されていない。
情報共有アプリケーションAPには、インストールされたユーザ端末装置100ごとに対応して一意となるアプリケーションIDが付与されている。
アプリケーションIDの領域は、ユーザ登録要求の送信元であったユーザ端末装置100にインストールされていた情報共有アプリケーションAPのアプリケーションIDを格納する。
同図のユーザ情報はユーザAに対応する。従って、ユーザIDの領域には、ユーザAに対応して設定されたユーザIDが格納される。ユーザ名の領域には、ユーザAが定めたユーザ名が格納される。メールアドレスの領域にはユーザAのメールアドレスが格納される。パスワードの領域には、ユーザAに対応するメールアドレスが格納される。パスワードの領域には、ユーザAが定めたパスワードが格納される。秘密の質問の領域には、ユーザAが選択した質問の内容と、ユーザAが入力した回答との情報が格納される。パートナーIDの領域には、前述のように有意な情報が未だ格納されていない状態である。アプリケーションIDの領域には、ユーザAのユーザ端末装置100−Aにインストールされた情報共有アプリケーションAPに付与されたアプリケーションIDが格納される。
説明を図4に戻す。
ステップS104:また、ユーザBは、自分のユーザ登録を行うために、自己が所有するユーザ端末装置100−B1にて情報共有アプリケーションAPを起動させる。ユーザBは、起動された情報共有アプリケーションAPに対してユーザ登録操作を行う。
情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100−B1において、アプリケーション対応処理部121は、ユーザBにより行われるユーザ登録操作を受け付ける。
ステップS105:ユーザ登録操作としてユーザBは、必要な事項を入力する操作を行ったうえで、最後にユーザ登録の実行を指示する操作を行う。ユーザ登録の実行を指示する操作に応じて、アプリケーション対応処理部121は、ユーザアカウント登録要求をアプリケーションサーバ200に送信する。ユーザアカウント登録要求には、ユーザ登録操作において入力された所定事項が含まれる。
ステップS106:アプリケーションサーバ200の情報共有処理部221は、ステップS105により送信されたユーザ登録要求を受信したことに応じて、ユーザBについてのユーザアカウント登録処理を実行する。つまり、アプリケーションサーバ200は、ユーザBのユーザ情報を生成し、生成されたユーザ情報を、ユーザ情報記憶部231に記憶させる。
図5(B)は、ステップS106のユーザアカウント登録処理により登録されたユーザBのユーザアカウントとしてユーザ情報を示している。
ユーザIDの領域には、ユーザBに対応して設定されたユーザIDが格納される。ユーザ名の領域には、ユーザBが定めたユーザ名が格納される。メールアドレスの領域にはユーザBのメールアドレスが格納される。パスワードの領域には、ユーザBに対応するメールアドレスが格納される。パスワードの領域には、ユーザBが定めたパスワードが格納される。秘密の質問の領域には、ユーザBが選択した質問の内容と、ユーザBが入力した回答との情報が格納される。パートナーIDは、前述のように有意な情報が未だ格納されていない状態である。アプリケーションIDには、ユーザBのユーザ端末装置100−B1にインストールされた情報共有アプリケーションAPに付与されたアプリケーションIDが格納される。
ステップS106までの手順により、ユーザAとユーザBとの両者のユーザアカウントの登録が完了している。しかしながら、この段階では、未だユーザAとユーザBとはパートナーとして登録されていない。そこで、ユーザAとユーザBは、一例として、以下のようにパートナー登録を行う。同図のパートナー登録は、ユーザAとユーザBとが同じ場所にいる状況で行われる。
ステップS107:パートナー登録のために、例えばユーザAは、情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100−Aに対して、パートナー登録用のバーコードを表示させるための操作を行う。本実施形態におけるバーコードは、例えば一次元バーコードであっても、二次元コードであってもよい。
当該操作が行われたことに応じて、ユーザ端末装置100−Aのアプリケーション対応処理部121は、パートナー登録用のバーコードを表示部105に表示させる。
パートナー登録用のバーコードには、ユーザAを一意に特定する情報が含まれる。即ち、パートナー登録用のバーコードには、例えばユーザAのユーザID、とユーザアカウント(メールアドレス、パスワード)との少なくともいずれか一方が含まれればよい。
ユーザIDとユーザアカウントについては、アプリケーションサーバ200でのユーザ登録処理の完了に際して、アプリケーションサーバ200からユーザ端末装置100に対して通知される。情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100では、通知されたユーザIDとユーザアカウントとを、情報共有アプリケーションAPに関する情報の1つとして記憶する。
ステップS108:ユーザAは、自分のユーザ端末装置100−Aにて表示されたバーコードを、ユーザBに提示する。ユーザBは、自分のユーザ端末装置100−B1のバーコードリーダ機能を有効化し、ユーザ端末装置100−Aにて表示されたバーコードを読み取らせる操作(バーコード読取操作)を行う。
情報共有アプリケーションAPが起動された状態のユーザ端末装置100−B1において、アプリケーション対応処理部121は、バーコード読取操作に応じて、バーコードの読み取りを実行し、バーコードにより示される情報(バーコード情報)を取得する。
なお、バーコードの読み取りは、情報共有アプリケーションAPが起動された状態のもとで行われるようにされてもよい。あるいは、情報共有アプリケーションAPが起動されていない状態のもとでユーザ端末装置100−B1がバーコードを読み取ったことに応じて情報共有アプリケーションAPが起動し、アプリケーション対応処理部121がバーコード情報を取得するようにされてもよい。この場合には、バーコードに情報共有アプリケーションAPの起動トリガとなるコマンドを含めておくようにしておけばよい。
ステップS109:ユーザ端末装置100−B1のアプリケーション対応処理部121は、ステップS108によりバーコード情報を取得したことに応じて、アプリケーションサーバ200にパートナー登録要求を送信する。
パートナー登録要求には、ステップS108により取得されたバーコード情報により示されるユーザAを一意に特定する情報と、ユーザBを一意に特定する情報とを含む。この場合には、ユーザAを一意に特定する情報とユーザBを一意に特定する情報は、それぞれユーザAとユーザBの各ユーザIDである場合を例に挙げる。
ステップS110:アプリケーションサーバ200において、情報共有処理部221は、パートナー登録要求の受信に応じて、ユーザAとユーザBとをパートナーとして登録するパートナー登録の処理を実行する。
このために、情報共有処理部221は、受信されたパートナー登録要求に含まれる2つのユーザIDを取得する。同図の例では、ユーザAのユーザIDと、ユーザBのユーザIDとが取得される。
情報共有処理部221は、取得された2つのユーザIDのうちの一方のユーザAのユーザIDが対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。この場合、具体的には、図5(A)に示されるユーザAのユーザ情報が検索される。このように検索されたユーザ情報におけるパートナーIDの領域には有意なパートナーIDが未格納の状態である。そこで、情報共有処理部221は、検索されたユーザAのユーザ情報におけるパートナーIDの領域に、受信されたパートナー登録要求に含まれる2つのユーザIDのうちの他方であるユーザBのユーザIDを格納する。
このような処理が実行される結果、ユーザ情報記憶部231に記憶されるユーザAのユーザ情報は、図5(C)に示されるようにパートナーIDにユーザBのユーザIDが格納された状態となる。
また、情報共有処理部221は、取得された2つのユーザIDのうちユーザBのユーザIDが対応するユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。この場合、具体的には、図5(B)に示されるユーザBのユーザ情報が検索される。このように検索されたユーザ情報におけるパートナーIDの領域も有意なパートナーIDが未格納の状態である。情報共有処理部221は、検索されたユーザBのユーザ情報におけるパートナーIDの領域に、受信されたパートナー登録要求に含まれる2つのユーザIDのうちユーザAのユーザIDを格納する。
このような処理が実行される結果、ユーザ情報記憶部231に記憶されるユーザAのユーザ情報は、図5(D)に示されるようにパートナーIDにユーザAのユーザIDが格納された状態となる。
図5(C)に示されるユーザAのユーザ情報におけるパートナーIDを参照すれば、ユーザAのパートナーとしてユーザBが登録されていることが示される。また、図5(D)に示されるユーザBのユーザ情報におけるパートナーIDを参照すれば、ユーザAのパートナーとしてユーザAが登録されていることが示される。このようにして、ユーザ情報におけるパートナーIDの領域にパートナーのユーザIDが格納されることで、パートナー登録が行われたことになる。
なお、上記の例では、ユーザAのユーザ端末装置100−Aにてバーコードを表示させ、ユーザBのユーザ端末装置100−B1によりバーコードを読み取らせることでパートナー登録が行われる例を示している。しかしながら、パートナー登録は、上記とは逆に、ユーザBのユーザ端末装置100−B1にてバーコードを表示させ、ユーザAのユーザ端末装置100−Aによりバーコードを読み取らせることでパートナー登録が行われるようにすることもできる。
上記のようにパートナー登録を行ったうえでユーザAとユーザBとで情報共有アプリケーションAPを利用していたが、或るときに、ユーザBのユーザのユーザ端末装置100−B1が予期せずして紛失、あるいは故障して使用不能になった。このため、ユーザBは、自分が使用するユーザ端末装置100として、新たに2台目のユーザ端末装置100−B2を導入した。ユーザBは、ユーザ端末装置100−B2でもユーザAをパートナーとする情報共有アプリケーションAPを利用したいため、ユーザ端末装置100−B2にも情報共有アプリケーションAPをインストールした。
このようにユーザ端末装置100−B2に新たに情報共有アプリケーションAPをインストールされただけの状態では、ユーザBのユーザ情報(図5(D))においては、アプリケーションIDが、1台目のユーザ端末装置100−B1にインストールされていた情報共有アプリケーションAPを示している。即ち、ユーザBのユーザ情報は、1台目のユーザ端末装置100−B1と対応付けられている状態にある。
このため、ユーザBは、ユーザ情報をユーザ端末装置100−B2に対応付けるためのユーザアカウントの復元を行う必要がある。
ユーザアカウントの復元は、例えば、ユーザのユーザ端末装置100−B2上で動作させた情報共有アプリケーションAPに対してユーザ登録操作を行うことによっても行える。しかしながら、一旦、1台目のユーザ端末装置100−B1でユーザ登録操作を行っているのにもかかわらず、またユーザ端末装置100−B2に対して初回と同様のユーザ登録操作を行うことは面倒である。
そこで、本実施形態においては、初回のユーザ登録操作のようなユーザアカウントを明示的に登録する操作を行うことなく、以下のように簡易にユーザアカウントの復元が行われるようにする。
図6のシーケンス図は、ユーザ端末装置100−A、100−B2、及びアプリケーションサーバ200がユーザアカウントの復元に関連して実行する処理手順例を示している。
ステップS201:まず、ユーザBは、パートナーの関係にあるユーザAに、ユーザアカウント復元操作を行ってもらうことを依頼する。
ステップS202:ユーザアカウント復元操作の依頼を受けたユーザAは、ユーザ端末装置100−Aに対して情報共有アプリケーションAPを起動させたうえで、ユーザアカウント復元操作を行う。ユーザアカウント復元操作は、例えばユーザアカウント復元の指示に対応して表示されるボタン等をタッチするような操作であればよい。
情報共有アプリケーションAPが動作するユーザ端末装置100−Aにおいて、アプリケーション対応処理部121は、ユーザアカウント復元操作を受け付ける。
ステップS203:アプリケーション対応処理部121は、ユーザアカウント復元操作を受け付けたことに応じて、ユーザアカウント復元要求をアプリケーションサーバ200に送信する。ユーザアカウント復元要求には、復元依頼ユーザのユーザIDが含まれる。即ち、この場合の例では、ユーザアカウント復元要求には、ユーザAのユーザIDが含まれる。
ステップS204:アプリケーションサーバ200において、復元情報送信部222は、復元コードを生成する。復元コードは、例えばステップS203により送信されたユーザアカウント復元要求に対応して一意となるように定められた値を有する。復元コードは、例えばユーザが入力操作を行うのに適切な範囲で定められた桁数による数列であればよい。
また、復元情報送信部222は、生成した復元コードを、受信されたユーザアカウント復元要求に含まれていたユーザIDと対応付けてコード対応ユーザ情報を生成する。復元情報送信部222は、生成されたコード対応ユーザ情報を、コード対応ユーザ情報記憶部233に記憶させる。
図7は、復元情報送信部222により生成されるコード対応ユーザ情報の一例を示している。コード対応ユーザ情報は、復元コードと復元要求ユーザIDの領域を含む。
復元コードの領域は、生成された復元コードを格納する。
復元要求ユーザIDの領域は、受信されたユーザアカウント復元要求に含まれていたユーザIDを格納する。つまり、復元要求ユーザIDの領域は、受信されたユーザアカウント復元要求に対応してユーザアカウント復元操作を行ったユーザのユーザIDを格納する。
ステップS205:復元情報送信部222は、ステップS204により生成した復元コードをユーザBに対して通知する。このため、復元情報送信部222は、復元要求ユーザIDにより示されるユーザIDを格納するユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。この場合には、ユーザAのユーザ情報が検索される。
復元情報送信部222は、検索されたユーザAのユーザ情報におけるパートナーIDの領域に格納されるユーザIDを取得する。この場合には、ユーザBのユーザIDが取得される。復元情報送信部222は、取得されたユーザBのユーザIDを格納するユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。復元情報送信部222は、検索されたユーザ情報におけるメールアドレスの領域に含まれるメールアドレスを、復元コード通知の宛先として取得する。このようにして、ユーザAのパートナーであるユーザBのメールアドレスが取得される。
復元情報送信部222は、ユーザBのメールアドレスを宛先とし、ステップS204により生成した復元コードを提示する電子メールを作成する。復元情報送信部222は、作成された電子メールを送信する処理を行う。
同図では、ステップS205により送信された電子メールが、ユーザBのユーザ端末装置100−B2にインストールされているメーラーのアプリケーションによって受信されたことが示されている。
ステップS206:ステップS205により復元コードの通知のメールを受信したユーザは、自身のユーザアカウントの復元のために、ユーザ端末装置100−B2にて情報共有アプリケーションAPを起動させる操作を行う。当該操作に応じて、ユーザ端末装置100−B2は情報共有アプリケーションAPを起動させる。
ステップS207:ユーザBは、情報共有アプリケーションAPが起動されたユーザ端末装置100−B2に対して、ユーザアカウント復元のための操作として、電子メールにより通知された復元コードを入力する操作(復元コード入力操作)を行う。
ユーザ端末装置100−B2において、アプリケーション対応処理部121は、ユーザBによる復元コード入力操作を受け付ける。
ステップS208:復元コード入力操作により復元コードの入力が完了すると、ユーザ端末装置100−B2のアプリケーション対応処理部121は、復元コード確認要求を送信する。復元コード確認要求には、ステップS207にて入力された復元コードが含まれる。
ステップS209:アプリケーションサーバ200において、情報共有処理部221は、復元コード確認要求の受信に応じて、ユーザアカウントの復元対象であるユーザBのユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。
このため、情報共有処理部221は、受信された復元コード確認要求に含まれる復元コードを格納するコード対応ユーザ情報を、コード対応ユーザ情報記憶部233から検索する。
受信された復元コード確認要求に含まれる復元コードを格納するコード対応ユーザ情報が検索されれば、復元コード確認要求の送信元のユーザ端末装置のユーザは、復元対象となるユーザとして正当であることになる。即ち、ユーザアカウント復元対象としてのユーザについての認証が成立したことになる。
一方、受信された復元コード確認要求に含まれる復元コードを格納するコード対応ユーザ情報が検索されなければ、復元コード確認要求の送信元のユーザ端末装置のユーザは、復元対象となるユーザとして正当でないことになる。即ち、ユーザアカウント復元対象としてのユーザについての認証が不成立であったことになる。
同図では省略しているが、受信された復元コード確認要求に含まれる復元コードを格納するコード対応ユーザ情報が検索されない場合には、認証が不成立であったとして、例えばユーザ端末装置100−B2にエラーが通知され、以降の処理は実行されない。
即ち、本実施形態においては、ステップS209におけるコード対応ユーザ情報の検索が、ユーザアカウント復元対象としてのユーザについての認証処理に相当する。
コード対応ユーザ情報が検索された場合、情報共有処理部221は、検索されたコード対応ユーザ情報の復元要求ユーザIDの領域に格納されるユーザAのユーザIDを利用して、ユーザAのユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。情報共有処理部221は、ユーザAのユーザ情報のパートナーIDの領域に格納されるユーザBのユーザIDを利用して、ユーザBのユーザ情報をユーザ情報記憶部231から検索する。このようにして、復元対象のユーザのユーザ情報が検索される。
ステップS210:情報共有処理部221は、ステップS209により検索したユーザBのユーザ情報における秘密の質問の領域に格納される質問内容を取得する。情報共有処理部221は、取得された質問内容に対する回答の要求(回答要求)を、ステップS208による復元コード確認要求の送信元のユーザ端末装置100(即ち、ユーザ端末装置100−B2)に対して送信する。回答要求には、取得された質問内容が含まれる。
ステップS211:回答要求を受信したユーザ端末装置100−B2において、アプリケーション対応処理部121は、受信された回答要求に含まれる質問を提示して、ユーザに回答を入力させる回答画面を表示させる。ユーザBは、回答画面に対して回答を入力する操作を行う。アプリケーション対応処理部121は、回答を入力する操作を受け付ける。
ステップS212:アプリケーション対応処理部121は、ステップS211により入力された回答をアプリケーションサーバ200に送信する。
ステップS213:アプリケーションサーバ200は、ステップS212により送信された回答を受信する。回答の受信に応じて、情報共有処理部221は、受信された回答が正しいか否かについて確認する回答確認処理を実行する。
このため、情報共有処理部221は、ステップS212により送信された回答と、ステップS209にて検索されたユーザBのユーザ情報に格納される秘密の質問の回答とが一致するか否かを判定すればよい。
当該ステップS213による回答確認処理は、ユーザアカウントの復元対象として正当なユーザであるか否かを確認する二次的な認証処理として機能する。つまり、本実施形態においては、前述のようにステップS209におけるコード対応ユーザ情報の検索により一次的なユーザ認証が行われ、当該ステップS213により、さらにセキュリティを高めることを目的として、二次的にユーザ認証が行われる。
ステップS214:ステップS213の回答確認処理によって回答が正しいとの確認が得られたのであれば、情報共有処理部221は、ユーザBについてのユーザアカウントの復元を行う。
つまり、情報共有処理部221は、ステップS209にて検索したユーザBのユーザ情報におけるアプリケーションIDの領域について、ユーザ端末装置100−B2にインストールされた情報共有アプリケーションAPのアプリケーションIDにより更新を行う。
つまり、ユーザBのユーザ情報は、更新前においては、図5(D)に示されるように、アプリケーションIDの領域に、ユーザ端末装置100−B1にインストールされた情報共有アプリケーションAPのアプリケーションIDが格納されていた。これに対して、更新後のユーザBのユーザ情報は、図5(E)に示されるように、アプリケーションIDの領域に、ユーザ端末装置100−B2にインストールされた情報共有アプリケーションAPのアプリケーションIDが格納される状態に遷移する。
このようにユーザBのユーザ情報は、新たにユーザ端末装置100−B2にインストールされた情報共有アプリケーションAPと対応付けられる。即ち、ユーザBについてのユーザアカウントの復元が行われる。
なお、図6におけるステップS209〜S213による秘密の質問を用いた認証処理は、前述のように、例えばセキュリティを高めるために二次的に行われるものである。従って、例えば、秘密の質問を用いた認証をしなくとも必要なセキュリティが確保できるのであれば、秘密の質問を用いた認証に関する処理は省略されてよい。
なお、上述のユーザ端末装置100またはアプリケーションサーバ200としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のユーザ端末装置100またはアプリケーションサーバ200としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100(100−A,100−B,100−B1,100−B2)ユーザ端末装置、101 通信部、102 制御部、103 記憶部、104 操作部、105 表示部、121 アプリケーション対応処理部、200 アプリケーションサーバ、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、221 情報共有処理部、222 復元情報送信部、223 ユーザアカウント復元部、231 ユーザ情報記憶部、232 共有情報記憶部、233 コード対応ユーザ情報記憶部

Claims (2)

  1. 複数のユーザ間で情報を共有することのできる情報共有アプリケーションを利用するユーザごとのユーザ情報であって、対応のユーザのユーザアカウントと、情報共有アプリケーションの利用により情報を共有する情報共有者としての他のユーザを示す情報共有者情報と、対応のユーザへの宛先を示す宛先情報とを含むユーザ情報を記憶する記憶部と、
    前記情報共有アプリケーションを利用するユーザのうちの1のユーザのユーザ端末装置から送信された、ユーザアカウント復元要求の受信に応じて、前記記憶部に記憶されるユーザ情報に基づいて特定された前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザに対応する情報共有者としての他のユーザの宛先に復元情報を送信する復元情報送信部と、
    情報共有アプリケーションが動作するユーザ端末装置から送信された復元情報の受信に応じて、受信された復元情報の宛先であったユーザのユーザ情報を、前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザ端末装置のユーザの情報共有者として設定するユーザアカウント復元部と
    を備えるユーザアカウント管理装置。
  2. コンピュータを、
    複数のユーザ間で情報を共有することのできる情報共有アプリケーションを利用するユーザのうちの1のユーザのユーザ端末装置から送信された、ユーザアカウント復元要求の受信に応じて、記憶部に記憶されるユーザ情報であって、情報共有アプリケーションを利用するユーザごとのユーザ情報であって、対応のユーザのユーザアカウントと、情報共有アプリケーションの利用により情報を共有する情報共有者としての他のユーザを示す情報共有者情報と、対応のユーザへの宛先を示す宛先情報とを含むユーザ情報に基づいて特定された前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザに対応する情報共有者としての他のユーザの宛先に復元情報を送信する復元情報送信部、
    情報共有アプリケーションが動作するユーザ端末装置から送信された復元情報の受信に応じて、受信された復元情報の宛先であったユーザのユーザ情報を、前記ユーザアカウント復元要求の送信元のユーザ端末装置のユーザの情報共有者として設定するユーザアカウント復元部
    として機能させるためのプログラム。
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