JP5616745B2 - 追尾装置および追尾方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体画像中で指定した追尾対象を追跡可能な追尾装置および追尾方法に関する。
移動する被写体にピントや露出を合わせるために追尾装置を搭載した撮影装置が知られている。この追尾装置では、1つの画像内に設定された領域を参照画像とし、この参照画像の画像データと、前述の1つの画像と時系列的に続く画像の画像データと相関演算を行い、参照画像と最も整合する画像の位置を検出し、この位置を追尾位置とする。
例えば、特許文献1に開示の追尾装置は、過去に遡ってk回分(ここで、kは2以上の整数)の参照画像を記憶する参照メモリと、この参照メモリに記憶されたi=1(iは現画像から過去に遡った数)の参照画像と今回の画像との相関演算、およびこの相関演算により最も整合する今回の画像とi≧2の各参照画像との相関演算を行う相関演算部と、この相関演算で演算された相関値が予め定めた基準値を超えるか否かを判断する相関判断部と、この判断結果に基づいて参照画像の更新制御を行うメモリ制御部とを有している。
特開平9−65193号公報
前述の追尾装置では、i=1の参照画像と、それに連続する画像データとの間で相関演算を行うために、追尾対象手前に低速で移動する遮蔽物の一部が侵入し、かつ相関値が基準値を超えない場合には、遮蔽物の一部を含んだ画像が誤って参照画像として更新される。このため、追尾対象が遮蔽物に移ってしまうおそれがある。
追尾対象が遮蔽物に移ってしまわないようにするためには、高精度に相関演算を行う必要があるが、携帯可能な装置では、データ量が増えると処理時間がかかってしまう。一方、データ量を少なくすると、高精度な相関演算を行うことができず、追尾対象が遮蔽物に移ってしまうおそれがある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、少ない画像データ量で、追尾対象として遮蔽物を移ってしまうことを低減させた追尾装置および追尾方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる追尾装置は、被写体を撮像し、複数のフレーム画像を得る撮像部と、上記撮像された複数のフレーム画像を記憶する画像記憶部と、上記撮像されたフレーム画像内に、追尾対象とする領域を設定する領域設定部と、上記設定された領域のフレーム画像間の画像相関度を評価する評価画像を取得する評価画像取得部と、上記評価画像と上記複数のフレーム画像のうちの1つのフレーム画像から上記設定された領域における第1の画像相関度を検出する第1の相関検出部と、上記評価画像と上記第1の相関検出部で検出するフレーム画像より相対的に時間の離れた2つのフレーム画像から上記設定された領域における第2の画像相関度を検出する第2の相関検出部と、上記第1の画像相関及び上記第2の画像相関の何れも相関が高い場合に上記追尾対象とする領域を変更する判断を行う追尾領域変更判断部と、を有し、上記追尾領域変更判断部は、上記第1の画像相関、または第2の画像相関度の何れかで相関が低いと判断された場合には、上記追尾対象とする領域を変更しないと判断する。
第2の発明に係わる追尾装置は、上記第1の発明において、上記第1および第2の相関検出部による上記第1及び第2の画像相関度の検出は、上記追尾対象とする領域から間引かれたデータを用いて行う。
の発明に係わる追尾装置は、上記第1の発明において、上記第1の相関検出部の複数回の検出結果より第1の相関度を判断する第1の閾値を設定し、上記第1の相関度がこの第1の閾値よりも相関が高いか否を判定する第1の相関判定部と、上記第2の相関検出部の複数回の検出結果より第2の相関度を判断する第2の閾値を設定し、上記第2の相関度がこの第2の閾値よりも相関が高いか否かを判定する第2の相関判定部と、を有する。
の発明に係わる追尾装置は、上記第1の発明において、上記追尾対象とする領域を変更する判断の更新に応じて、追尾指標となる枠表示位置を移動する。
の発明に係わる追尾装置は、上記第1の発明において、撮像する画像の撮像フレームレートを判定するフレームレート判定部を更に有し、上記第1及び第2の相関検出部、または第2の相関検出部は、設定されたフレームレートに応じて画像相関度を検出するフレームレート間隔を変更する。
第6の発明に係わる追尾装置は、被写体を撮像し、フレーム画像を得る撮像部と、上記フレーム画像の内、追尾対象として設定された領域の画像を参照画像として、フレームごとに更新しながら、複数フレームの上記参照画像を記憶する参照画像記憶部と、現フレーム画像を評価画像として記憶する評価画像記憶部と、上記評価画像と隣接フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第1の画像相関度を検出し、上記評価画像と離散フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第2の画像相関度を検出する相関演算部と、上記第1の画像相関度および上記第2の画像相関度の何れ相関度が高い場合に上記追尾対象とする領域の参照画像を変更する判断を行う追尾領域変更判断部と、を有する。
第7の発明に係わる追尾方法は、被写体を撮像し、フレーム画像を取得するたびに、追尾対象として設定された領域の画像を参照画像として記憶し、現フレーム画像を評価画像として記憶し、上記評価画像と隣接フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第1の画像相関度を算出し、上記評価画像と離散フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第2の画像相関度を算出し、上記第1の画像相関度および上記第2の画像相関度の何れ相関度が高い場合に上記追尾対象とする領域の参照画像を変更する。
本発明によれば、少ない画像データ量で、追尾対象として遮蔽物を移ってしまうことを低減させた追尾装置および追尾方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係わるカメラの主として電気回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラの動き検出部の内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける基準値算出の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、ブロックマッチングの概念を説明する図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、低速遮蔽の概念を説明する図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、参照するフレームによる相関値の違いを説明する図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、基準値の設定による相関判断の結果の違いを説明する図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、基準値の決め方を説明する図である。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい一実施形態に係わるカメラは、デジタルカメラであり、概略、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を表示部にライブビュー表示する。撮影時には、撮影者はライブビュー表示を観察し、構図やシャッタチャンスを決定する。ライブビュー表示の際に、撮影者が被写体を指定すると、指定された被写体を追跡し、この被写体に対してピント合わせを行うと共に適正露出となるように露出制御を行う。レリーズがなされると、撮影を行う。再生モードを選択すると、記録媒体に記録した撮影画像を表示部に再生表示することができる。
図1は、本実施形態に係わるカメラ1の主として電気的構成を示すブロック図である。撮像光学系11の光軸上に、撮像素子13が配置されている。撮像素子13の出力はAFE(Analogue Front End)15に接続され、AFE15の出力は動き検出部17およびバス33に接続されている。バス33には、前述の動き検出部17の他に、画像処理部19、RAM(Random Access Memory)21、ROM(Read Only Memory)23、システムコントローラ25、記録部27、表示部29、操作部31が接続されている。
撮像光学系11は、被写体光束を撮像素子13に集光させ、被写体像を結像させるための光学系である。撮像部としての機能を有する撮像素子13は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサであり、撮像光学系11により結像された被写体像を各画素で光電変換し、フレーム画像(画像信号)を取得し、AFE15に出力する。
AFE15は、撮像素子13から出力されるフレーム画像をデジタル化したフレーム画像(画像データ)に変換する等の処理を行う。このAFE15によって処理された画像データは、動き検出部17およびバス33に出力され、バス33に出力された画像データはRAM21に一時記憶される。
動き検出部17は、参照画像とは異なる時点で取得した評価画像と相関演算を行い、相関値を検出し、また、動きベクトルを検出する。この動き検出部17の詳細な構成については、図2を用いて後述する。
画像処理部19は、RAM21に一時記憶された画像データを読み出し、この画像データに対して、ホワイトバランス補正処理、同時化処理、色変換処理等の画像処理を行う。また、画像処理部19は、後述する記録部27に画像データを記録する際に画像圧縮を行い、また記録部27から読み出した画像データの伸張を行う。
RAM21は、DRAMやSDRAM等の揮発性メモリで構成され、一時記憶用に用いられ、バス33を介して、AFE15から出力された画像データの一時記憶や、各種情報の一時記憶の際に用いられる。前述の動き検出部17によって演算された相関値もRAM21に一時記憶される。ROM23は、フラッシュROM等の不揮発性メモリで構成され、カメラ1の全体を制御するためのプログラムや、各種調整値が記憶される。
記録部27は、レリーズ時に取得された画像データを記録する記録媒体や、この記録媒体への記録制御部等を有する。記録媒体は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDカード等、外部からカメラ1に装填可能である。
表示部29は、カメラ1の背面等に配置され、LCDモニタや有機ELモニタ等を含み、撮像素子13からの画像データに基づくライブビュー表示や、記録部27から読み出した画像データに基づく再生表示等を行う。また、表示部29には、動き検出部17等によって検出された追尾被写体の動き量に基づいて追尾指標(ターゲットマーク)の表示を行う。
操作部31は、電源釦、レリーズ釦、メニュー釦等、各種入力キー等の操作部材である。ユーザが操作部31のいずれかの操作部材を操作すると、システムコントローラ25は、ユーザの操作に応じた各種シーケンスを実行する。
システムコントローラ25は、CPU(Central Processing Unit)等の中央処理装置を含み、ROM23に記憶されたプログラムに従って、カメラ1の全体制御を行う。すなわち、撮像光学系11、撮像素子13、AFE15、動き検出部17、画像処理部19、記録部27、表示部29等の各部を制御し、またRAM21やROM23のメモリ制御等を行う。
また、システムコントローラ25は、領域設定部としての機能を果たす。この領域設定部は、レリーズ釦の半押し等により、撮像フレーム画像内に追尾対象とする領域を設定する。また、システムコントローラ25は、追尾領域変更判断部としての機能も果たす。この領域設定部は、動き検出部17による隣接フレームの参照画像と評価画像に基づく第1の相関検出の結果と、離散フレームの参照画像と評価画像に基づく第2の相関検出結果の何れの相関結果も高い場合に、追尾対象とする領域を変更する。
次に、動き検出部17の詳細な構成について図2を用いて説明する。AFE15の出力は、動き検出部17内のバッファメモリ41、第1動き検出用メモリ43、および第2動き検出用メモリ45にそれぞれ接続されている。評価画像取得部として機能するバッファメモリ41は、現フレームの画像(評価画像とも称する)の画像データを一時記憶するためのメモリである。厳密は、バッファメモリ41に一時記憶される画像データは現フレームの直前のフレームであるが、本明細書においては、便宜上、現フレームと称する。
画像記憶部(または参照画像記憶部)として機能する第1動き検出用メモリ43は、現フレームの1フレーム前の画像(参照画像とも称する)の画像データを一時記憶するためのメモリである。また、画像記憶部(または参照画像記憶部)として機能する第2動き検出用メモリ45は、現フレームのnフレーム前の画像(参照画像とも称する)の画像データを一時記憶するためのメモリである。
なお、図2には、1フレーム前とnフレーム前の画像データを一時記憶するためのメモリのみを記載してあるが、実際には、1フレーム前とnフレーム前の間の画像データを一時記憶するためのメモリも用意されており、画像データの更新の際には、画像データのシフトを行う。また、第1の動き検出用メモリ43および第2の動き検出用メモリ45は、撮像素子13によって撮像したフレーム画像から少なくとも追尾被写体の領域の画像とその周辺画像を記憶するが、記憶にあたって画像データを間引いてから記憶するようにしてもよい。
バッファメモリ41の出力、第1動き検出用メモリ43の出力、および第2動き検出用メモリ45の出力は相関演算部47に接続されている。相関演算部47は、2つの画像データを用い、これらの画像の間で相関演算を行い、第1の相関値および第2の相関値を算出する。相関演算部47の出力は、バス31を介してRAM21に接続されている。
すなわち、相関演算部47は、バッファメモリ41に記憶された評価画像の画像データと第1動き検出用メモリ43に記憶された参照画像の画像データを用いて、相関演算部47は第1の相関値を演算し、この第1の相関演算値はRAM21に一時記憶する。また、バッファメモリ41に記憶された評価画像の画像データと第2動き検出用メモリ45に記憶された参照画像の画像データを用いて、相関演算部47は第2の相関値を演算し、この第2の相関演算値はRAM21に一時記憶する。
また、相関演算部47は、動き量(動きベクトル)も算出する。動きベクトルは、相関演算部47によって第1及び第2の相関値が一番高くなった際における評価画像と参照画像の相対的な位置の差を、x座標およびy座標の差分で表わす。
次に、本実施形態における追尾動作について、図5および図6を用いて説明する。本実施形態における追尾動作は、追尾対象決定時の追尾対象を示す参照画像と相関値の高い部分を、次のフレームの画像の中から検出することによって行う。この相関値の高い部分の検出は、いわゆるブロックマッチングによって行う。
図5(a)は、現フレームより1フレーム前の画像(N−1フレーム)であり、撮影者が追尾の対象として「A」の文字の部分を指定したときの様子を示す。撮影者が「A」を指定することにより、「A」を含む領域が参照画像400として選択される。参照画像400は、横6画素、縦6画素分のサイズであり、画素(a1,b1)〜画素(a6,b6)の36画素から構成される。
図5(b)は現フレームの画像(Nフレーム)であり、撮影者が「A」の文字を指定したときより、1フレーム後の画像である。この画像の中から、「A」を含むと予測される範囲を評価画像402とする。評価画像402は、横18画素、縦12画素分のサイズであり、画素(x1,y1)〜画素(x18,y12)の216画素から構成される。
ブロックマッチングによる相関値の演算では、画素(a1,b1)〜画素(a6,b6)の参照画像400を、評価画像402の内の画素(x1,y1)〜画素(x6,y6)に重ね、対応する画素同士の差分の累積値を求める。次に、評価画像402の内でx方向に1画素分ずらして同様に対応する画素同士の差分の累積値を求める。評価画像402内で参照画像400の位置をずらしながら、累積値を求め、この中で累積値が最も低い値となるところが最もマッチングが高い。このときの累積値が最も高くなるように変換した値が相関値である。最も相関値が高くなる位置を追尾位置とする。そして、この相関値の最も高かった位置に対応する6×6の画像を参照画像400として更新する。
このようにブロックマッチングによる相関値の演算では、参照画像400を評価画像402上で移動させながら相関値を求め、相関値が最も高くなる評価画像402上の位置を追尾位置とする。また相関値が最も高くなる参照画像を新たな参照画像400として更新を行う。また、相関値が最も高くなるときの参照画像400に対応する評価画像402上の位置までの移動量が動きベクトルとなる。
図6は、追尾対象の前を、低速で移動する遮蔽物302がある場合を示す。図6(d)は、現フレーム(Nフレーム)の様子を示し、図6(c)は、現フレームより1フレーム前(N−1フレーム)、図6(b)は現フレームより2フレーム前(N−2フレーム)、図6(a)は現フレームより3フレーム前(N−3フレーム)である。撮影者は、現フレームより3フレーム前において、文字「A」の部分を追尾対象として指定している。追尾対象が指定されると、参照画像300が選択される。
従来の追尾方法では、現フレーム(Nフレーム)と、現フレームの1フレーム前(N−1フレーム)の画像データの相関演算を行い、最も、相関値の高い位置を追尾位置とし、また参照画像の更新を行っていた。それに対して、本実施形態においては、現フレームと1フレーム前の画像の相関演算のみならず、nフレーム(少なくとも2フレームより前、図6の例では、3フレーム)前の画像とも相関演算を行い、両者の相関値が所定値以上なければ、追尾位置を変更せず、また参照画像の更新を行わないようにしている。
従来の追尾方法では、低速で移動する遮蔽物の場合、移動速度が低いために1フレーム前の画像と現フレームの画像との差異が大きくならず、図7(a)に示すように、相関値は徐々に変化する。すなわち、時刻T1において、遮蔽物が参照画像中に入りだすと、相関値は徐々に低下し、時刻T2において予め決められている閾値より低下し、この時点で参照画像の更新が停止する。
一方、本実施形態における追尾方法では、nフレーム前の画像とも相関演算を行っていることから、遮蔽物の移動速度が低速であっても、図7(b)に示すように、相関値は急速に低下する。すなわち、時刻T3において、遮蔽物が参照画像中に入り出すと、相関値は急激に低下し、時刻T4において閾値より低下し、この時点で参照画像の更新が停止する。このため、遮蔽物が参照画像中から出ると、停止の前の参照画像を用いて、追尾を再開することができる。なお、本実施形態においては、第1の相関値と第2の相関値を算出しており、図7(b)は、第1および第2の相関値を合成した結果を示す。
次に、本実施形態における動作を図3に示すフローチャートを用いて説明する。この図3に示すフローチャートと図4に示すフローチャートは、ROM23に記憶されているプログラムに従って、システムコントローラ25によって実行される。カメラ1の電源釦が操作されると、スタートする。まず、ライブビュー動作を開始する(S11)。このステップでは、撮像素子13からの画像データに基づいて、表示部29にライブビュー表示を開始する。
ライブビュー動作を開始すると、次に、ターゲットロックオンを行う(S13)。撮影者が被写体追尾を行う場合には、メニュー画面等において被写体追尾モード等を予め設定しておき、その上で、追尾したい被写体をAFエリアに合わせ、レリーズ釦を半押しすることにより、領域設定部がターゲットロックオンする。ターゲットロックオンすると指定された領域の画像データを参照画像の画像データとする。なお、表示部29にタッチパネルを配置した場合には、追尾した被写体をタッチすることによりターゲットロックオンするようにしてもよい。ターゲットロックオンすると、動き検出部17は動作を開始し、追尾したい被写体の動きを追跡する。
続いて、被写体が検出されたか否かを判定する(S15)。ここでは、動き検出部17によって追尾対象となる被写体を検出できたか否かを判定する。この判定の結果、追尾対象となる被写体を検出できなかった場合には、ステップS13に戻り、検出されるのを待つ。
ステップS15における判定の結果、被写体が検出されると、次に、第1及び第2の参照画像の領域を設定する(S17)。ここでは、ターゲットロックオンされた追尾被写体の領域を第1及び第2の参照画像として設定する。ここで設定した参照画像は、第1の動き検出用メモリ43および第2の動き検出メモリ45の両方に一時記憶される。
第1及び第2の参照画像を設定すると、次に、追尾被写***置を示すターゲットマークの表示を行う(S19)。ここでは、ステップS13においてターゲットロックオンされた被写体の位置を示すターゲットマークを表示部29上にライブビュー表示に重畳表示し、撮影者が追尾対象を視認できるようにする。
ターゲットマークを表示すると、次に、評価画像が取得されたか否かを判定する(S21)。ここでは、ターゲットロックオンされた際のフレームの次のフレームの画像データを取得したか否かを判定する。なお、本実施形態においては、撮像素子13は、1/15秒、1/30秒、1/60秒、または1/120秒程度のフレームレートで画像を取得する。後述するステップS45からステップS21に進んだ際には、次フレームの画像データを取得したか否かを判定する。評価画像としては、1フレームの全画像または参照画像を含むと推定される範囲内の画像とする。
ステップS21における判定の結果、評価画像を取得した場合には、次に、評価画像の領域を記憶する(S23)。ここでは、取得した評価画像の画像データをバッファメモリ41に一時記憶する。
評価画像の記憶を行うと、次に、第1の参照画像と評価画像に基づき動き量と第1の相関値を算出する(S25)。ここでは、第1の動き検出用メモリ43に記憶された第1の参照画像の画像データと、バッファメモリ41に記憶された評価画像の画像データを用いて、相関演算部47が動き量と相関値を算出する。
動き量と相関値を算出すると、次に、第1の基準値を算出する(S27)。第1の基準値は、図7(b)に示した閾値に相当する値であり、相関値が低下してきた場合に、参照画像の更新を停止するか否かを判定するための値である。本実施形態においては、過去の相関値の平均値を基にして算出している。この第1の基準値の算出については、図4を用いて後述する。
第1の基準値を算出すると、次に、第1の相関値が第1の基準値よりも大きいか否かを判定する(S29)。ここでは、ステップS25において算出した第1の相関値と、ステップS27において算出した第1の基準値を比較することにより判定する。
ステップS29における判定の結果、第1の相関値が第1の基準値より大きかった場合には、次に、追尾開始後Nフレームが経過したか否かを判定する(S31)。追尾開始後、撮像素子13からフレーム画像が出力されるたびにカウントしておき、このステップでは、カウントしたフレーム数がNフレームを超えたか否かによって判定する。
ステップS31における判定の結果、追尾開始後Nフレームが経過していなかった場合には、1フレーム次の画像を第1の参照画像として更新し、また第1の相関値ログデータを更新する(S33)。ここでは、ステップS25において、第1の相関値を算出した際に、最も相関値の大きかった領域を第1の参照画像とし、この領域の画像データを第1の動き検出用メモリ43に一時記憶する。また、ステップS25において算出した第1の相関値をRAM21のログデータ領域に一時記憶する。
ステップS31における判定の結果、追尾開始後Nフレームが経過すると、次に、第2の参照画像と評価画像に基づき動き量と第2の相関値を算出する(S35)。最初にここのステップで処理する場合には、ステップS17において第2の動き検出用メモリ45に一時記憶した第2の参照画像の画像データと、ステップS23において取得し、バッファメモリ41に一時記憶した評価画像の画像データを用いて、相関演算部47が動き量と第2の相関値を算出する。なお、次回以降、このステップで処理する場合には、後述するステップS41において更新した第2の参照画像の画像データを用いる。
動き量と第2の相関値を算出すると、次に、第2の基準値を算出する(S37)。第2の基準値は、第1および第2の参照画像の更新を停止するか否かを判定するための閾値である。第1の基準値と同様、過去の第2の相関値の平均値を基にして算出している。この第2の基準値の算出については、図4を用いて後述する。
第2の基準値を算出すると、次に、第2の相関値が第2の基準値よりも大きいか否かを判定する(S39)。ここでは、ステップS35において算出した第2の相関値と、ステップS37において算出した第2の基準値を比較することにより判定する。後述するように、本実施形態においては、第1の基準と第2の基準値の値は異なるようにしている。
ステップS39における判定の結果、第2の相関値が第2の基準値よりも大きかった場合には、次に、1フレーム次の画像を第1、第2の参照画像として更新し、また第1および第2の相関値のログデータの更新を行う(S41)。ここでは、ステップS35において、第2の相関値を算出した際に、最も相関値の大きかった領域を第2の参照画像とし、この領域の画像データを第2の動き検出用メモリ45に一時記憶する。また、ステップS35において算出した第2の相関値をRAM21のログデータの記憶領域に一時記憶する。
ステップS41、S33において参照画像の更新と相関値のログデータの更新を行うと、またはステップS29、S39における判定の結果、相関値が基準値より小さかった場合には、次に、被写***置情報の更新を行い、ターゲットマーク表示位置の変更を行う(S43)。追尾被写体の位置は、ステップS25およびS35において算出された動き量に基づいて、決定される。なお、動き量は、動き検出部17において検出され、前回の追尾被写体の位置から、参照画像が評価画像中で最も一致する位置へのベクトルで決まる。追尾被写***置が決まると、表示部29に表示されているライブビュー表示に、追尾被写***置(ターゲットマーク)を重畳して表示する。
ターゲットマークを表示すると、次に、撮影開始の操作が行われたか否かを判定する(S45)。ここでは、操作部31の内のレリーズ釦の全押し操作が行われたか否かを判定する。この判定の結果、撮影開始の操作が行われていなかった場合には、ステップS21に戻り、追尾動作を続行する。
一方、ステップS45における判定の結果、撮影開始の操作が行われた場合には、撮影準備動作を行う(S47)。撮影準備動作として、追尾被写***置にピントが合うようにAF動作を行い、適正露出となるようにAE動作を行う。
続いて、静止画像データを取得し、画像ファイルの生成を行う(S49)。ここでは、撮像素子13から画像信号を取得し、この画像信号に基づく画像データの画像処理を行い、画像ファイルを生成してから、記録部27に記録する。画像ファイルを記録すると、一連動作を終了し、電源釦がオンであれば、ステップS11に戻る。
本実施形態におけるフローにおいては、ステップS39における判定の結果、第2相関値が第2の基準値より小さかった場合には、第1及び第2の参照画像が更新されない。このため、遮蔽物が低速で移動しながら追尾被写体を横切る場合には、第1及び第2の参照画像の更新を停止する。そして、遮蔽物が追尾被写体の前を通り過ぎると、参照画像を用いて追尾被写体に対して追尾を再開することができる。
次に、ステップS27における第1の基準値算出と、ステップS37における第2の基準値算出の動作について、図4を用いて説明する。なお、第1の基準値算出のフローの場合には、ステップS51における相関値が第1の相関値であり、第2の基準値算出のフローの場合には、ステップS52における相関値が第2の相関値であり、他は同一であることから合わせて説明する。
この基準値算出のフローでは、第1の相関値と第2の相関値に対する基準を異ならせている。図8(a)は第1の相関値の時間的変化を示し、図8(b)は第2の相関値の時間的変化を示している。この場合、第1及び第2の相関値に対して共通の基準値Aを設定すると、いずれか一方の相関値は基準値Aを超える可能性が高くなる。図8(b)に示す例では、時刻T5において遮蔽物を誤検知してしまっている。
そこで、本実施形態においては、図8(c)(d)に示すように、第1の相関値と第2の相関値に対して、それぞれ基準値を異ならせている。すなわち、第1の相関値に対しては、基準値Aを、第2の相関値に対しては基準値Bを設定するようにしている。また、これらの基準値A、基準値Bは、第1および第2の相関値の過去のデータに基づいて、図4に示すフローによって、算出するようにしている。
基準値算出のフローに入ると、まず第1(第2)の相関値ログデータから相関値の平均値を算出する(S51)。前述したようにステップS33およびS41において、RAM21が相関値のログデータを記憶しているので、このログデータの平均を算出する。
本実施形態においては、ログデータの平均は、過去の4データを用いて行う。現フレームをNフレームとすると、図9に示すように、第1の基準値Aは、N−1フレーム、N−2フレーム、N−3フレーム、N−4フレームで記憶した第1の相関値A1〜相関値A4の平均値とする。また、第2の基準値Bは、N−2フレーム、N−4フレーム、N−6フレーム、N−8フレームで記憶した第2の相関値B1〜相関値B4の平均値とする。なお、平均するデータ数としては、本実施形態においては、4データであるが、これよりも多くても少なくても構わない。また、平均値の算出方法として、単純平均でもよいが、直近の相関値の割合が高くなるように重み付けをした加重平均等、他の平均演算を利用してもよい。
相関値の平均値を算出すると、次に、平均値と予め設定した補正係数から基準値を算出する(S53)。ステップS51において算出した平均値に、ROM23に記憶した補正係数に基づいて第1の基準値Aおよび第2の基準値Bを算出する。補正係数として、例えば、1.2〜2程度の値とし、平均値に補正係数を乗算することにより、基準値を算出する。この場合、第1の基準値Aと第2の基準値Bとで補正係数を変えてもよく、また演算式を異ならせてもよい。基準値を算出すると元のフローに戻る。
なお、本実施形態においては、相関値を求めるためのフレームレートは一定であったが、評価画像と隣接フレームの参照画像との第1の相関値と、評価画像と離散フレームの参照画像との第2の相関値に基づいて、相関演算部47における相関検出のフレームレート変更するようにしてもよい。
相関検出のフレームレートの変更にあたって、設定されている撮像フレームを判定するフレームレート判定部を設ける。このフレームレート判定部によって判定されたフレームレートに応じて、相関検出のフレーム間隔を変更する。例えば、設定されている撮像フレームが30fpsの場合、相関検出部47における第1の相関検出のフレーム間隔を1とし、第2の相関検出のフレーム間隔が2と設定されているとする。この場合、設定されている撮像フレームが60fpsとなると、第1の相関検出のフレーム間隔を2とし、第2の相関検出のフレーム間隔を4とする。また、設定されている撮像フレームが120fpsとなると、第1の相関検出のフレーム間隔を4とし、第2の相関検出のフレーム間隔を8とすればよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、評価画像と複数フレームの画像のうちの1つのフレームから設定された領域における第1の画像相関度を検出し、また、評価画像と第1の画像相関度で検出するフレームより相対的に時間の離れた2つのフレームから設定された領域における第2の画像相関度を検出し、第1の画像相関の検出結果と第2の画像相関の検出結果の何れの相関度が高い場合に追尾対象とする領域を変更する判断を行うようにしている。このため、少ない画像データ量で、追尾対象として遮蔽物を移ってしまうことを低減させることができる。人と人がすれ違う時、手の一部が入ってきた場合などに追尾対象が別のものに移り換わることを防止できる。
本発明の一実施形態においては、フレーム間隔の異なる複数の相関結果を用いて遮蔽物有無を判断している。このため、相関データ量を小さくしても確実に遮蔽物を検出する判断が可能になった。VGA程度の小さな画像データであっても、高精度で検出できる。
なお、本発明の一実施形態においては、離散フレーム間として3フレーム離れた画像を使用したが、3フレームに限らず、これよりも多くても構わない。また、隣接フレームとして現フレームと1フレーム離れた画像を使用したが、1フレームに限らず2フレーム以上で構わない。この場合、離散フレームとしては、隣接フレームよりも離れたフレームを使用すればよい。
また、本発明の一実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・カメラ、11・・・撮像光学系、13・・・撮像素子、15・・・AFE、17・・・動き検出部、19・・・画像処理部、21・・・RAM、23・・・ROM、25・・・システムコントローラ、27・・・記録部、29・・・表示部、31・・・操作部、33・・・バス、41・・・バッファメモリ、43・・・第1動き検出用メモリ、45・・・第2動き検出用メモリ、47・・・相関演算部、300・・・参照画像、302・・・評価画像、400・・・参照画像、402・・・評価画像

Claims (7)

  1. 被写体を撮像し、複数のフレーム画像を得る撮像部と、
    上記撮像された複数のフレーム画像を記憶する画像記憶部と、
    上記撮像されたフレーム画像内に、追尾対象とする領域を設定する領域設定部と、
    上記設定された領域のフレーム画像間の画像相関度を評価する評価画像を取得する評価画像取得部と、
    上記評価画像と上記複数のフレーム画像のうちの1つのフレーム画像から上記設定された領域における第1の画像相関度を検出する第1の相関検出部と、
    上記評価画像と上記第1の相関検出部で検出するフレーム画像より相対的に時間の離れた2つのフレーム画像から上記設定された領域における第2の画像相関度を検出する第2の相関検出部と、
    上記第1の画像相関及び上記第2の画像相関の何れも相関が高い場合に上記追尾対象とする領域を変更する判断を行う追尾領域変更判断部と、
    を有し、
    上記追尾領域変更判断部は、上記第1の画像相関、または第2の画像相関度の何れかで相関が低いと判断された場合には、上記追尾対象とする領域を変更しないと判断することを特徴とする追尾装置。
  2. 上記第1および第2の相関検出部による上記第1及び第2の画像相関度の検出は、上記追尾対象とする領域から間引かれたデータを用いて行うことを特徴とする請求項1に記載の追尾装置。
  3. 上記第1の相関検出部の複数回の検出結果より第1の相関度を判断する第1の閾値を設定し、上記第1の相関度がこの第1の閾値よりも相関が高いか否を判定する第1の相関判定部と、
    上記第2の相関検出部の複数回の検出結果より第2の相関度を判断する第2の閾値を設定し、上記第2の相関度がこの第2の閾値よりも相関が高いか否かを判定する第2の相関判定部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の追尾装置。
  4. 上記追尾対象とする領域を変更する判断の更新に応じて、追尾指標となる枠表示位置を移動することを特徴とする請求項1に記載の追尾装置。
  5. 撮像する画像の撮像フレームレートを判定するフレームレート判定部を更に有し、
    上記第1及び第2の相関検出部、または第2の相関検出部は、設定されたフレームレートに応じて画像相関度を検出するフレームレート間隔を変更することを特徴とする請求項1に記載の追尾装置。
  6. 被写体を撮像し、フレーム画像を得る撮像部と、
    上記フレーム画像の内、追尾対象として設定された領域の画像を参照画像として、フレームごとに更新しながら、複数フレームの上記参照画像を記憶する参照画像記憶部と、
    現フレーム画像を評価画像として記憶する評価画像記憶部と、
    上記評価画像と隣接フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第1の画像相関度を検出し、上記評価画像と離散フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第2の画像相関度を検出する相関演算部と、
    上記第1の画像相関度および上記第2の画像相関度の何れ相関度が高い場合に上記追尾対象とする領域の参照画像を変更する判断を行う追尾領域変更判断部と、
    を有することを特徴とする追尾装置。
  7. 被写体を撮像し、フレーム画像を取得するたびに、追尾対象として設定された領域の画像を参照画像として記憶し、
    現フレーム画像を評価画像として記憶し、
    上記評価画像と隣接フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第1の画像相関度を算出し、
    上記評価画像と離散フレームの関係にある参照画像と、上記評価画像との間で第2の画像相関度を算出し、
    上記第1の画像相関度および上記第2の画像相関度の何れ相関度が高い場合に上記追尾対象とする領域の参照画像を変更する、
    ことを特徴とする追尾方法。
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