JP5614992B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式によって画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。特に、クリーニング部材によって像担持体から除去したトナーを前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動する廃トナー搬送部材で搬送する機能を有する画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体上に形成したトナー像を転写材に転写した際、転写材に転写されず感光体上に残留したトナーをクリーニング部材で除去し、次の画像形成に備えることが行われている。
また、カラー画像形成装置では、複数色のトナー像を中間転写体上に形成した後、転写材にトナー像を転写する方式がある。この方式では、感光体のクリーニングに加え、中間転写体上に形成したトナー像を転写材に転写した際、転写材に転写されず中間転写体上に残留したトナーのクリーニングも必要となる。これらクリーニング部材により回収されたトナーは、廃トナー容器に収容される。
しかしながら、画像形成装置の構成上、クリーニング部材と廃トナー容器を略水平に配置しなければならない場合、クリーニング部材で除去した廃トナーを廃トナー容器まで搬送する手段を設ける必要があった。
そこで、特許文献1,2に開示されているように、回転に伴ってクリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動する廃トナー搬送部材を設けて、装置の複雑化、大型化させることなく廃トナー搬送を行うのが一般的になっている。
特許文献1においては、廃トナー搬送部材の一部が回転することに伴って廃トナー搬送部材が往復運動されることで廃トナーの搬送を行い、装置の複雑化、大型化を生じることなく長期にわたって安定したクリーニングを図っている。
特許文献2においては、クリーニング部材の近傍に、廃トナー掻きだし部材の回転運動に連動して往復運動を行う板状搬送部材を設け、廃トナーを廃トナー容器の方向に搬送することで、廃トナー搬送能力の向上と、装置の小型化、低コスト化を図っている。
特開平07−325521 特開平10−301460
しかしながら、上記画像形成装置において、以下の問題があった。
昨今のカラー画像形成装置においては、画像品質を向上させるため、各色の書き出し位置ズレ、色度変動の安定化を自動で調整することが一般的にされている。この調整は、中間転写体上に試験的なパターンのトナー像(以下「パッチ」という)を形成し、それをセンサで検知し、各色書き出し位置、カラーテーブル等にフィードバックすることを行っている。
センサについては、コスト、装置の制約上、1つまたは2つ、中間転写体と対向する位置に配置される。また、パッチはトナー消費を抑えるため、感光体や中間転写体などの像担持体の長手方向の一部に必要十分な幅で形成される。この調整は、画像形成装置の電源投入時、また所定の通紙枚数毎に実行される。さらに、通常の画像形成とは異なり、パッチは転写材に転写されないため、クリーニング部材で除去されるトナー量としては多くなる。
このため、パッチ形成領域の廃トナー量は、その他の領域と比較し多くなる。パッチ形成領域の廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げると、耐久性が低下する問題がある。一方、廃トナー搬送能力を向上させない場合、前記他の領域に比べて廃トナー量が多い領域で廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生し、画像品質を著しく低下させる問題がある。
また、近年は、電子写真方式の画像形成装置でも転写材の端部に余白がない、所謂縁なしプリントを行なえる画像形成装置が、望まれている。一般的に、画像形成装置においては、トナー像を正確に転写材の所望の位置に形成するのは困難である。そのため、トナー像を、プリントする転写材よりも大きなサイズとして形成し、転写材との位置が若干合わなかった場合においても縁無しプリントできるようにする方法が提案されている。この場合、転写材よりも大きなトナー像を形成するため、転写材の端部からはみ出した領域のトナーは転写材に転写されず中間転写体に残留する。残留したトナーは、クリーニング部材により中間転写体から除去されることになる。
このため、縁なしプリントをすると、中間転写体に残留する転写材の端部からはみだした領域のトナー量は、その他の領域と比較し多くなる。転写材端部の領域の廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げると、耐久性が低下する問題がある。一方、廃トナー搬送能力を向上させない場合、前記他の領域に比べて廃トナー量が多い領域で廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生し、画像品質を著しく低下させる問題がある。
また、クリーニング部材で除去した廃トナーを、廃トナー搬送部材により廃トナー容器に直接搬送する以外に、搬送部材が往復運動する方向と直交する方向にスクリューを配設して、廃トナーを廃トナー容器に回収する画像形成装置もある。これは、ユーザーが廃トナー容器を交換する装置構成の場合に、ユーザーが交換し易い位置に廃トナー容器を配置するためと、廃トナー容器を交換する際に廃トナーが飛散しないよう、廃トナー容器の廃トナー受け口を小さくするためである。
この場合、スクリューのトナー搬送方向下流側に廃トナーが集中するため、スクリューの下流側の廃トナー搬送部材による廃トナー搬送能力は低下する。廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げると、耐久性が低下する問題がある。一方、廃トナー搬送能力を向上させない場合、前記スクリューの上流側に比べて廃トナー量が集中する下流側の領域で廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生し、画像品質を著しく低下させる問題がある。
また画像形成工程では、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写した後、トナー像を転写材に固着させる定着工程を経て、一連の画像形成が終了する。この定着工程では、トナー像を転写材に固着させるため、トナーを溶融するため熱と圧をかけている。定着工程で発生した熱により画像形成装置が昇温すると、現像装置内のトナーが溶融し凝集し適正な現像が行われなくなる等の問題が発生する。そのため、ファン等で排熱する必要がある。このファンは、画像形成装置の小型化、低コスト化の観点から、1つまたは2つ用いることが一般的である。
この場合、ファンによる空気の流れで上流側(吸気側)は温度が低く、下流側(排気側)は温度が高くなるため、廃トナー容器内の温度分布が均一でなくなり、クリーニング部材で除去した廃トナーが昇温により廃トナー搬送部材に固着するおそれがある。この場合、前記空気の流れの上流側に比べて温度の高い下流側で廃トナーの搬送能力が低下して廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生し、画像品質を著しく低下させる問題がある。一方、昇温を抑えようとすると、ファンを追加すると、画像形成装置の大型化、コストアップする問題がある。
本発明の目的は、廃トナー搬送部材が往復運動する方向と直交する方向で廃トナーの量が異なる場合であっても、廃トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することである。
また本発明の他の目的は、装置内の温度分布が異なる場合であっても、コストアップや装置の大型化を招くことなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することである。
上記課題を解決するため、本発明は、トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、を有し、前記クリーニング部材によって除去されるトナーの量は前記像担持体の長手方向における第一の領域の方が第二の領域より多い画像形成装置であって、前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記第一の領域と前記第二の領域に対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記トナー搬送部材の長手方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする。
また、本発明は、トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、前記クリーニング部材が除去したトナーを前記トナー搬送部材の長手方向に移動させる移動部材と、を有する画像形成装置であって、前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記移動部材の搬送方向下流側に対応する第一の領域と上流側に対応する第二の領域とに対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記下流側から前記上流側に向かう方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする。
また、本発明は、トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、トナー像を転写材に加熱によって定着する定着手段と、前記トナー搬送部材と前記定着手段の間に設けられ、前記トナー搬送部材の長手方向一方側から外気を吸入しつつ前記定着手段で熱せられた空気を前記トナー搬送部材の長手方向他方側へ排出する送風手段と、を有する画像形成装置であって、前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記トナー搬送部材の温度が高い側を第一の領域、低い側を第二の領域とした場合、前記トナー搬送部材は、前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記第一の領域と前記第二の領域に対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記第一の領域側から前記第二の領域側に向かう方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする。
本発明によれば、トナー搬送部材が往復運動する方向と直交する方向でトナーの量が異なる場合であっても、トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、トナー搬送部材によるトナーの搬送能力を確保することができる。
また本発明によれば、装置内の温度分布が異なる場合であっても、コストアップや装置の大型化を招くことなく、トナー搬送部材によるトナーの搬送能力を確保するができる。
このようにトナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することができるので、トナーの搬送能力が低下してトナーが滞るのを防止することができ、トナーの滞りに起因するクリーニング不良や画像品質の低下を防止することができる。
第1実施形態における画像形成装置の概略断面図である。 第1実施形態におけるクリーナユニットの概略断面図である。 第1実施形態における画像形成装置の制御構成を示す図である。 第1実施形態における光学検知センサの概略図である。 第1実施形態におけるパッチの関係を示す図である。 第1実施形態における濃度センサ出力と濃度の関係を示す図である。 第1実施形態における濃度制御を示す図である。 第1実施形態における廃トナー搬送部材の概略斜視図である。 (a)は第2実施形態における縁ありプリントを説明する図、(b)は第2実施形態における縁無しプリントを説明する図、(c)は縁無しプリント時のトナー画像を説明する図、(d)は縁無しプリント時の転写材を説明する図、(e)は縁無しプリント時の転写残トナーを説明する図である。 第2実施形態における廃トナー搬送部材の概略斜視図である。 (a)は第3実施形態におけるクリーナユニットの概略断面図、(b)は第3実施形態におけるクリーナユニットの概略斜視図である。 第3実施形態における廃トナー搬送部材の概略斜視図である。 第4実施形態における画像形成装置の概略断面図である。 第4実施形態における画像形成装置のエアフロー概略上面図である。 第4実施形態における廃トナー搬送部材の概略斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る画像形成装置について説明する。ここでは、画像形成装置として、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)のトナーを用いてカラー画像を形成することが可能なカラー画像形成装置を例示している。このカラー画像形成装置では、それぞれのトナー画像を第1の像担持体であるドラム状の感光体に形成し、第1の転写手段により第2の像担持体であるベルト状の中間転写体に重ね合わせるように順次転写(一次転写)する。そして、給送部材により搬送された転写材に対し、第2の転写手段により中間転写体のトナー像を一括して転写材に転写(二次転写)し、転写したトナー像を転写材に定着している。以下、詳しく説明する。
[画像形成装置]
図1は、本実施形態で用いた電子写真プロセスを利用したカラー画像形成装置の一例を示す概略断面図である。
本装置は、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの4つの独立したプロセスカートリッジ32a,32b,32c,32dを装置本体に対して着脱可能に縦方向に並置する構成となっている。各プロセスカートリッジは、感光体ドラム2と、これに作用するプロセス手段としての帯電ローラ(帯電手段)3、画像露光手段4、現像ローラ5を有する現像器、クリーニングブレード6を有するクリーニング部を一体に有している。そして、これらプロセスカートリッジ(画像形成ステーション)32で形成したそれぞれ色の異なるトナー像を、中間転写ベルト31に順次に重ねて転写した後、それを転写材Sに一括転写することでフルカラー画像を得る構成となっている。転写材Sは、給送ユニット15から給送され、排出トレイ(不図示)に排出される。
感光体ドラム2(2a,2b,2c,2d)は、繰り返し使用される回転ドラム型の電子写真感光体であり、予め決められた周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。感光体ドラム2は、1次帯電ローラ(帯電手段)3(3a,3b,3c,3d)により一様に帯電処理されている。そして、レーザダイオード、ポリゴンスキャナ、レンズ群等によって構成される画像露光手段4による画像露光を受けることにより、各色成分像(ここでは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック成分像)に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像器により、感光体ドラムに形成された静電潜像へ現像剤としてのトナーを付着させる、いわゆる現像が行われる。現像器は、トナーを収容するトナー容器と、トナーを担持し搬送する現像剤担持体としての現像ローラ(現像手段)5(5a,5b,5c,5d)からなる。現像ローラ5は感光体ドラム2に対して順方向に回転しながら、感光体ドラム2に対して接触配設されている。現像ローラ5上に担持されているトナーが、感光体ドラム2上の静電潜像に転移することで現像が行われる。
中間転写ベルト31は、無端のフィルム状部材で構成され、ローラ8,10,34によって張架されている。中間転写ベルト31は、各感光体ドラム2と接触しながら、感光体ドラム2とほぼ同じ周速度をもって、駆動ローラ8の作用で回転駆動されている。中間転写ベルト31を挟んで、感光体ドラム2の対向には一次転写ローラ(1次転写手段)14(14a,14b,14c,14d)が配置されている。各感光体ドラム2のトナー像は、中間転写ベルト31を挟んで、感光体ドラム2の対向に配置された一次転写ローラ(1次転写手段)14により中間転写ベルト31に転写される。
なお、中間転写ベルト31にトナー像の転写が行われた後の感光体ドラム2上に残留する一次転写残トナーは、クリーニングブレード6(6a,6b,6c,6d)によって除去回収される。
給送ユニット15から給送された転写材Sは、予め決められたタイミングにて駆動回転するレジストローラ対17によって、中間転写ベルト31と二次転写ローラ35のニップ部に向けて給送される。続いて、二次転写ローラ35により中間転写ベルト31上のトナー画像が転写材Sに転写される。そして、転写材Sは、フルカラートナー像が定着器(定着手段)18による加熱加圧によって定着され、機外(画像形成装置本体外部)の排出トレイ(不図示)に排出される。中間転写ベルト31から転写材Sにトナー像の転写が行われた後の中間転写ベルト31上に残留する二次転写残トナーは、クリーニング手段を構成するクリーニングブレード(クリーニング部材)33によって除去回収される。
[画像形成装置の制御構成]
図3は、本画像形成装置の制御部の構成の一例を示すブロック図である。
CPU101は、ROM102に格納された各種制御プログラムに基づいてRAM103を作業領域に用い画像形成装置の各部を制御する。更にCPU101は、前記制御をしながら以下に示す使用環境の変化に起因する画像の色味変動を低減して色味を安定させる為の画像濃度制御処理や精度よく混色画像を形成する為に各色の画像を形成するタイミングを調整する色ずれ補正制御処理などを行う。使用環境の変化とは、例えば、湿度、温度、消耗品の使用状況変化などである。ROM102には、各種制御プログラムや各種データ、テーブルが格納されている。RAM103にはプログラムロード領域、CPU101の作業領域、各種データの格納領域などがある。106は中間転写ベルト31上に形成されたトナー画像(画像、調整パッチなど)を検出する光学検知センサ40等を含むトナー付着量&色ずれ量検出部である。画像形成部108には、上記説明した感光体ドラム2,帯電手段3,画像露光手段4,現像手段5,1次転写手段14等などが含まれる。各種データを保存する不揮発メモリ109は、画像濃度制御実行時の光量設定等が格納されている。テストパターン発生手段104は、後に説明する画像濃度制御実行の条件を満たした場合に、作像条件を変えながら、ROM102に格納されている試験的なパターントナー像を中間転写ベルト31上に複数形成する。
[光学検知センサ]
次に、光学検知センサ40の詳細について図4を用いて説明する。
光学検知手段としての光学検知センサ40は、図4に示すように所定の波長(例えば波長950nm)のLED発光素子40a、フォトダイオード等の受光素子40b、及びホルダーからなっている。そして、発光素子40aからの赤外光を中間転写ベルト31上のパッチやラインに照射させ、そこからの反射光を受光素子40bで測定することによりトナー付着量やトナー位置ずれ量を算出する。
中間転写ベルト31上にトナーが付着すると、トナーによって光が遮断されるため、正反射光は減少する、すなわち、受光素子40bの出力は低下する。本実施形態で用いた光学検知センサ40は、発光素子40aの照射角度15°、受光素子40bの受光角度15°に設定してある。なお、受光素子40bに関しては、乱反射成分の影響をできるだけ小さくするため、アパーチャ径を小さくしてある。本実施形態で用いた光学検知センサ40のアパーチャ径は、発光素子40aを0.7mm、受光素子40bを1.5mmとした。
[画像濃度制御の必要性]
次に、本実施形態における画像濃度制御に関して説明する。
図1に示すように本画像形成装置では、中間転写ベルト31の対向部に光学検知手段としての光学検知センサ40を配置する。一般に、電子写真方式のカラー画像形成装置では、消耗品の交換、使用する環境の変化(温度、湿度、装置の劣化など)、プリント枚数等の諸条件によって、感光体ドラム2、現像ローラ5、中間転写ベルト31、一次転写ローラ14、二次転写ローラ35、転写材Sの電気特性、トナーに対する付着力が変化する。その特性の変化は、画像濃度の変動、色再現性の変化として顕在化する。すなわち、この変動により、本来の正しい色再現性が得られなくなってしまう。そこで、本実施形態では、常に正確な色再現性が得られるようにするため、非画像形成状態において、作像条件を変えながら、試験的なパターンのトナー像(以下「パッチ」という)を複数形成し、それらの濃度を光学検知センサ40で検知する。そして、その検知結果を基に、画像濃度に影響を与える因子を制御する濃度検知手段としての画像濃度制御を実行する。画像濃度に影響を与える因子としては、帯電バイアス、現像バイアス、露光強度、ルックアップテーブル等が該当するが、本実施形態で説明する画像濃度制御では、これらのうちルックアップテーブルを制御する例を用いて説明する。画像濃度制御の具体的な動作については後述する。
[画像濃度制御]
次に本実施形態における画像濃度制御の具体例について図5、図6を用いて説明する。画像濃度制御が起動されると、中間転写ベルト31の回転動作を開始するとともに、不揮発メモリ109に格納された画像濃度制御実行時の光量設定で、光学検知センサ40を発光させる。中間転写ベルト31を回転させ、中間転写ベルト31上に付着したトナーを、クリーニングブレード33により除去し、さらに光学検知センサ40の発光が安定した所で、図5に示したような色毎のパッチを中間転写ベルト31に形成する。そして、パッチの中央部において、受光素子40bの反射光信号を取得する。
そして、受光素子40bの反射光信号を、ROM102に格納されている濃度変換テーブルを参照することで濃度に変換する。以下、図6を用いて、濃度変換テーブルの説明をする。図6は、パッチを検知した際の、受光素子40bの反射光信号出力と濃度の関係を示している。パッチの濃度が高くなると、正反射タイプの濃度センサにおいては、受光部に反射する光量は減少している。また、受光素子40bの反射光信号出力から、一意的に濃度を変換することが可能である。そして、受光素子40bの反射光信号出力と濃度の関係を1対1に対応させたデータが、濃度変換テーブルとなる。一連のトナーパッチの濃度を算出した後、光学検知センサ40の発光素子40aを消灯し、画像濃度制御は完了となる。
以下、図7を用いて、階調制御の説明をする。尚、ここでは、シアン色の階調補正についてのみ説明するが、マゼンタ、イエロー、ブラックに関しても同様の方法で補正が行われる。
図7中、横軸は画像データを表している。また、縦軸は、光学検知センサ40の濃度検出値を表している。また、図中○印は、C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8各パッチに対する光学検知センサ40の出力濃度値を表している。次に、直線Tは、画像濃度制御の目標階調濃度特性をあらわす。本実施形態では、画像データと濃度の関係が比例関係になるように目標階調濃度特性Tを定めた。曲線γは、階調制御を実施していない状態での濃度階調特性をあらわしている。尚、パッチを形成していない階調の濃度については、原点及びC1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8を通るようにスプライン補間を行い算出される。
曲線Dは、本制御で算出される階調補正テーブルを表しており、補正前の階調特性γの目標階調濃度特性Tに対する対称ポイントを求めることにより算出される。尚、階調補正テーブルDの計算は、本体CPU101で実行され、更に算出された階調補正テーブルDは、不揮発メモリ109に記憶される。
プリント画像の形成時は、画像データを階調補正テーブルDで補正することにより、目標階調濃度特性Tを得ることができる。
以上が本実施形態における、階調階調制御の説明である。
[廃トナー搬送機構]
図2は、中間転写ベルト31のトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーナユニット36の一例を示す概略図である。図2は、後述する廃トナー搬送部材62が、回転軸63を中心に回転して、往復運動している様子を表す概略図である。
クリーナユニット36は、中間転写ベルト31の長手方向(ベルト移動方向と直交する方向)にわたって当接し、前記中間転写ベルト31のトナーを除去するクリーニング部材としてのクリーニングブレード33を有している。クリーニングブレード33は、中間転写ベルト31を張架するローラ34に、中間転写ベルト31を介して押圧するように配置されている。クリーニングブレード33によって除去された廃トナーは、クリーナユニット36の枠体をなす廃トナー容器(廃トナー収容部材)64に収容される。クリーナユニット36は、更に、クリーニングブレード33の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニングブレード33が除去したトナーを搬送する廃トナー搬送部材62を有している。ここで、クリーニングブレード33の長手方向とは、ローラ34の軸方向と同方向である。以下、廃トナーの搬送について説明する。
廃トナー搬送部材62は、回転軸63の回転が、廃トナー搬送部材62の往復運動に変換される構成となっている。ここでは、回転軸63の回転方向は、反時計周りである。ここで、廃トナー搬送部材62の往復運動の方向は、図2で考えると、図面の右から左、左から右へ動く方向である。また、廃トナー搬送部材62は、自重により支点65で支えられており、廃トナー搬送部材62の先端側は、回転軸63が回転すると、往復運動に加え、図2で示す上下方向にも移動する。この動作より、廃トナー搬送部材62の先端がクリーニングブレード33側に近づく際は上側を、廃トナー搬送部材62の先端がクリーニングブレード33側から離れる際は下側を通過する。よって、中間転写ベルト31上の転写残トナーは、クリーニングブレード33で除去された後、廃トナー搬送部材62の動作により、次第にクリーニングブレード33の近傍から、離れる方向へと搬送される。すなわち、廃トナー搬送部材62の動作により、トナーは、クリーニングブレード33が設けられた廃トナー容器64の手前側から、回転軸63が設けられた廃トナー容器64の奥側へと搬送される。
図8は、廃トナー搬送部材62の概略図である。図8に示すように、廃トナー搬送部材62は、廃トナーを搬送する格子状の搬送部70と、回転運動を往復運動に変換するための「コ」の字に曲げた金属ロッド71からなる。そして、金属ロッド71の回転を阻害しないような構成で、廃トナー搬送部70と金属ロッド71は連結されている。金属ロッド71の回転運動が格子状の搬送部70の往復運動に変換され、結果、廃トナーが水平方向に搬送される。
また、画像濃度制御実行時に形成するパッチ画像については、前述したように中間転写ベルト31の移動方向と直交する方向の中央部に形成される。そしてパッチ画像は、通常の画像形成と違い転写材に転写されず、そのままクリーニングブレード33で回収される。このため、通常印刷の転写残による廃トナー量より、パッチ画像による廃トナー量は多くなる。さらに、通常パッチ画像の幅は、トナー消費を抑えるため狭く設定されているので、クリーニングブレード33の一部に廃トナーが集中し回収されることとなる。
そこで、廃トナー搬送部70の形状を図8の示すように、トナーの集中しやすい第一の領域である長手方向中央部において、格子状の枠体を傾斜させて配している。即ち、格子状の搬送部70は、クリーニングブレード33の長手方向の第一の領域h1と第二の領域h2にトナーを搬送する異なる形状の格子70a,70bを有している。ここで、第一の領域h1は、中間転写ベルト31の移動方向と直交する方向(クリーニングブレード33の長手方向と同方向)の中央部に形成されるパッチに対応する領域であり、廃トナー容器64内において中間転写ベルト31の中央部から除去されたトナーを搬送する領域である。一方、第二の領域h2は、前記パッチに対応する領域以外の領域から除去されたトナーを搬送する領域である。従って、前述したように、クリーニングブレード33によって除去されるトナーの量は、第一の領域h1の方が第二の領域h2より多くなる。廃トナー搬送部材62は、前記第二の領域h2より前記第一の領域h1の方が前記長手方向のトナーの搬送力が大きくなるように、前記第一の領域h1の格子70aが前記第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜して設けられている。この構成により、廃トナー搬送部材62が往復運動することで、パッチ画像の回収により中央部で増えていた廃トナーは、廃トナー容器64に移動する間に、左右方向(長手方向)で均されていく。
よって、パッチを形成した領域(ここではベルト中央部)の廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げる必要がなく、またクリーニングブレードの近傍に廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生することを防止できる。
以上説明したように、本実施形態では、廃トナー搬送部材62の、廃トナー量が多くなる第一の領域h1の格子70aを、第二の領域h2の格子70bに比べて、クリーニングブレード33の長手方向のトナーの搬送力が大きくなる形状にしている。具体的には、廃トナー搬送部材は、第一の領域h1の格子70aが第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜している。これにより、クリーニングブレードの近傍に廃トナーが滞ることによるクリーニング不良の発生を防止しつつ、廃トナー搬送部材の回転数を抑えることが可能となり耐久性が向上できる。即ち、廃トナー搬送部材が往復運動する方向と直交する方向で廃トナーの量が異なる場合であっても、廃トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することができる。
〔第2実施形態〕
本実施形態では、いわゆる縁無しプリントを行う画像形成装置において、廃トナー搬送部材の長手方向で、第一の領域の方が第二の領域に比べてトナーの搬送力が大きくなるように格子の形状を異ならせている。なお、画像形成装置全体の概略構成は前述した第1実施形態と同様の構成であるため、同等の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。
[縁無しプリント]
ここで縁無し印刷と縁あり印刷について説明する。図9(a)は縁あり印刷を、図9(b)は縁無し印刷を示している。縁あり印刷時には、トナー像Tは転写材S内に全て収まり、転写材Sの周辺に上余白(mh)・下余白(mb)・左余白(ml)・右余白(mr)の周辺マージンが存在する。これに対し縁無し印刷は、トナー像が転写材Sの縁にまで達しており、周辺マージンがなくなる。
本画像形成装置は、縁無し印刷モードと、縁あり印刷モードを実行可能である。以下、縁無し印刷モードの画像形成について説明する。
図9(c)から図9(e)は、縁無し印刷時のトナー像形成を説明する図である。
図9(c)は中間転写ベルト上に形成されるトナー像Tのサイズを表しており、縦はIv、横はIhである。また、図9(d)は転写材Sのサイズを表しており、縦はPv、横はPhである。トナー像Tと転写材Sのサイズ関係はPv<Iv、Ph<Ihとなるように設定される。つまり、転写材Sが前後左右に少々ずれて給送されても、転写材Sに余白が生じることがないように、トナー像Tのサイズは、選択されている転写材サイズより若干大きくなるように形成される。
その設定に基づき、前述した画像形成動作と同様の画像形成動作を行い、中間転写ベルト上には、破線で示したIv×Ihサイズのトナー像Tが形成される。前記Iv×Ihサイズのトナー像Tは、中間転写ベルトにより、2次転写領域へ向かって搬送される。
一方、転写材Sは、レジストローラによってタイミング制御され、前記トナー像Tが2次転写領域に進入するのに合わせて2次転写領域に搬送される。2次転写領域では、前記Iv×Ihサイズのトナー像Tが、前記Pv×Phサイズの転写材Sに転写される。よって、図9(e)に示すような額縁状のトナー像Trが2次転写残トナーとなる。
2次転写ローラに付着したトナーは、2次転写中に転写材Sの裏面に移動し、転写材Sの裏面を汚す問題がある。そのため、縁無し印刷時には、2次転写ローラに付着したトナーをローラクリーニング装置(不図示)によって除去し回収する。
一方、中間転写ベルト上に残留したトナー像は、クリーナユニット36により除去し回収する。
こうして、端部に至るまでトナー像が形成された転写材Sは、次いで定着器によって溶融定着されて、縁無しのカラープリント画像となる。
[廃トナー搬送機構]
図10は、廃トナー搬送部材62の概略図である。図10に示すように、廃トナー搬送部材62は、廃トナーを搬送する格子状の搬送部70と、回転運動を往復運動に変換するための「コ」の字に曲げた金属ロッド71からなる。そして、金属ロッド71の回転を阻害しないような構成で、廃トナー搬送部70と金属ロッド71は連結されている。金属ロッド71の回転運動が格子状の搬送部70の往復運動に変換され、結果、廃トナーが水平方向に搬送される。
縁無しプリントにより、転写材サイズより大きいトナー画像を中間転写ベルト31上に形成する。このため、図9(e)に示すような額縁状のトナー像が2次転写残トナーとなり、そのままクリーニングブレード33で回収される。このため、通常印刷の転写残による廃トナー量より多くなる。特に、縁無し画像の形成のために転写材サイズより大きくトナー像を形成するので、転写材の端部の領域では、クリーニングブレードで回収される廃トナー量は多くなる。
そこで、廃トナー搬送部材の形状を図10に示すように、トナーの集中しやすい第一の領域である長手方向両端部において、格子状の枠体を傾斜させて配している。即ち、格子状の搬送部70は、クリーニングブレード33の長手方向の第一の領域h1と第二の領域h2にトナーを搬送する異なる形状の格子70a,70bを有している。ここで、第一の領域h1は、中間転写ベルト31に転写材Sよりも大きいトナー像を形成する縁無しプリント時に前記転写材Sから前記長手方向両側にはみ出す領域である。一方、第二の領域h2は、前記額縁状の転写残トナーに対応する領域以外の領域から除去されたトナーを搬送する領域である。従って、前述したように、クリーニングブレード33によって除去されるトナーの量は、第一の領域h1の方が第二の領域h2より多くなる。廃トナー搬送部材62は、前記第二の領域h2より前記第一の領域h1の方が前記長手方向のトナーの搬送力が大きくなるように、前記第一の領域h1の格子70aが前記第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜して設けられている。この構成により、廃トナー搬送部材62が往復運動することで、縁無し画像の形成のために両端部で増えていた廃トナーは、左右方向(クリーニングブレードの長手方向)で均されていく。
よって、転写材端部の領域の廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げる必要がなく、またクリーニングブレードの近傍に廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生することを防止できる。
以上説明したように、本実施形態では、廃トナー搬送部材62の、廃トナー量が多くなる第一の領域h1の格子70aを、第二の領域h2の格子70bに比べて、クリーニングブレード33の長手方向のトナーの搬送力が大きくなる形状にしている。具体的には、廃トナー搬送部材は、第一の領域h1の格子70aが第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜している。これにより、クリーニングブレードの近傍に廃トナーが滞ることによるクリーニング不良の発生を防止しつつ、廃トナー搬送部材の回転数を抑えることが可能となり耐久性が向上できる。即ち、廃トナー搬送部材が往復運動する方向と直交する方向で廃トナーの量が異なる場合であっても、廃トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することができる。
なお、ここでは、前記第一の領域として、中間転写ベルト(像担持体)に転写材よりも大きいトナー像を形成する縁無しプリント時に前記転写材から前記長手方向両側にはみ出す領域を例示したが、これに限定されるものではない。様々なサイズの転写材が使用可能な場合にあっては、前記第一の領域を、使用可能な最小サイズの転写材から外側にはみ出した部分を含む、除去するトナーが多い領域とすることが好ましい。
〔第3実施形態〕
本実施形態では、往復運動する第一の廃トナー搬送部材の下方に、前記往復運動する方向と直交する方向に廃トナーを搬送する第二の廃トナー搬送部材が配設されている。このような画像形成装置において、第一の廃トナー搬送部材の長手方向で、第一の領域の方が第二の領域に比べてトナーの搬送力が大きくなるように格子の形状を異ならせている。なお、画像形成装置全体の概略構成は前述した第1実施形態と同様の構成であるため、同等の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。
[廃トナー容器の構成]
図11(a)は、中間転写ベルト31のクリーナユニット36の概略図である。クリーニングブレード33で除去された廃トナーは、第一の廃トナー搬送部材としての廃トナー搬送部材62の動作により、第二の廃トナー搬送部材としてのスクリュー66まで搬送される。そして、スクリュー66の回転により、廃トナー搬送部材62が往復運動する方向と直交する方向(クリーニングブレード33の長手方向)一方側から他方側に向けて搬送される。
図11(b)は、クリーナユニット36と廃トナー回収ボトルを示した概略図である。スクリュー66は、クリーナユニット36を長手方向に貫通し、廃トナー回収ボトル67の上部に配置されている。そして、廃トナーはスクリュー66の回転によりクリーナユニット36から排出され、廃トナー回収ボトル67に回収される。
[廃トナー搬送機構]
図12は、廃トナー搬送部材62の概略図である。
クリーニングブレード33により除去された廃トナーは、廃トナー搬送部材62の往復運動によりスクリュー66まで搬送された後、スクリュー66により一方向に搬送される。このため、スクリュー66部にある廃トナー量は、そのトナーの搬送方向上流側よりも下流側で多くなる。また、印字率の高い画像のプリントが継続し、2次転写残トナーが多くなると、クリーナユニット内の廃トナー量が多い状態になる。
そしてスクリュー66のトナー搬送方向下流側では、廃トナー搬送部材62により搬送された廃トナーが、スクリュー66に流入し難くなり、結果、廃トナーが廃トナー搬送部材62部に滞り始める。さらに、この状態が継続すると、トナー同士の圧力により凝集し、廃トナーの移動が阻害され始める。そして、トナー同士が凝集し始めた上流側でも、廃トナーが供給され続ける一方で排出されないため、トナーの凝集が始める。このように連鎖することで、廃トナーが全く排出されなくなる場合がある。
そこで、第一の廃トナー搬送部材である廃トナー搬送部材の形状を図12に示すように、トナーが集中しやすい第一の領域であるスクリュー66のトナー搬送方向下流側の部分において、格子状の枠体を傾斜させて配している。即ち、格子状の搬送部70は、クリーニングブレード33の長手方向の第一の領域h1と第二の領域h2にトナーを搬送する異なる形状の格子70a,70bを有している。ここで、第一の領域h1はスクリュー66のトナー搬送方向下流側である。一方、第二の領域h2はスクリュー66のトナー搬送方向上流側である。従って、前述したように、廃トナー搬送部材62によって搬送され、スクリュー66によって長手方向一方側から他方側に向けて搬送されるトナーの量は、第一の領域h1の方が第二の領域h2より多くなる。廃トナー搬送部材62は、前記第二の領域h2より前記第一の領域h1の方が前記長手方向のトナーの搬送力が大きくなるように、前記第一の領域h1の格子70aが前記第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜して設けられている。この構成により、廃トナー搬送部材62が往復運動することで、スクリュー66によりトナー搬送方向下流側に溜まりがちな廃トナーは、格子状の廃トナー搬送部70が往復運動することで、前記下流側から上流側に移動されるので、スクリュー66の長手方向で均されていき、廃トナーの圧が均一となる。
よって、トナーが集中する第一の領域の廃トナー搬送能力を向上させるため、廃トナー搬送部材の回転数を上げる必要がなく、またクリーニングブレードの近傍に廃トナーが滞り、クリーニング不良が発生することを防止できる。
以上説明したように、本実施形態では、廃トナー搬送部材62の、廃トナー量が多くなる第一の領域h1の格子70aを、第二の領域h2の格子70bに比べて、スクリュー66の長手方向(トナー搬送方向)のトナーの搬送力が大きくなる形状にしている。具体的には、廃トナー搬送部材は、第一の領域h1の格子70aが第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜している。これにより、スクリュー66のトナー搬送方向下流側に廃トナーが溜まりやすいのを、廃トナーを均してクリーニング不良の発生を防止しつつ、廃トナー搬送部材の回転数を抑えることが可能となり耐久性が向上できる。即ち、廃トナー搬送部材が往復運動する方向と直交する方向で廃トナーの量が異なる場合であっても、廃トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することができる。
〔第4実施形態〕
本実施形態では、クリーニングブレード33の長手方向で雰囲気温度が違う場合、廃トナー搬送部材の長手方向で、第一の領域の方が第二の領域に比べてトナーの搬送力が大きくなるように格子の形状を異ならせている。なお、画像形成装置全体の概略構成は前述した第1実施形態と同様の構成であるため、同等の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。
[画像形成装置の本体エアフロー]
図13は、本画像形成装置を模式的に示した図である。定着器(定着手段)18で熱せられた空気は、送風手段を構成するファン68により強制的に排出され、代わりに外気が流入することで、画像形成装置の温度が上昇するのを防止する。図13では、図面奥側から手前側に向けてエア(空気)が流れる。
図14は、本画像形成装置におけるエアフロー(空気の流れ)を模式的に示した図である。
送風手段は、ファン68とルーバー69を有している。前記ファン68を有する送風手段は、クリーナユニット36と定着器18の間に設けられている。ファン68を回転させることで、ルーバー69が設けられた長手方向一方側から外気を吸入しつつ、前記定着器18で熱せられた空気を前記長手方向他方側へ排出する。即ち、ファン68は、定着器18により熱せられた画像形成装置内の空気を強制排気し、画像形成装置外からルーバー69を通し、新たな空気が流入する。そのため、画像形成装置内の温度は、一定に保つことが可能となる。また、クリーナユニット36においても、温度上昇が抑制され、温度上昇による廃トナーの固着、それによるクリーナユニット36からの廃トナーパンク、クリーニング不良の防止が可能となる。
[廃トナー搬送機構]
図15は、廃トナー搬送部材62を上部から見た概略図である。図14に示すように、空気は右側から左側に流れるため、クリーナユニット36の温度は、図15では右側が低く、左側が高くなるような温度勾配ができる。温度が高く、また廃トナー圧が高い状態が継続すると、トナー同士が凝集し、廃トナーの移動が阻害され始める。そうすると、トナー同士が凝集し始めた空気の流れの方向上流側でも、廃トナーが供給され続ける一方で排出されないため、トナーの凝集が始める。このように連鎖することで、廃トナーが全く排出されなくなる場合がある。
そこで、廃トナー搬送部材の形状を図15に示すように、トナーの集中しやすい第一の領域である温度が高い側において、格子状の枠体を傾斜させて配している。即ち、格子状の搬送部70は、クリーニングブレード33の長手方向の第一の領域h1と第二の領域h2にトナーを搬送する異なる形状の格子70a,70bを有している。ここで、第一の領域h1は、送風手段による空気の流れる方向の下流側であり、空気を排出する側である、ファン68が設けられた長手方向他方側である。一方、第二の領域h2は、送風手段による空気の流れる方向の上流側であり、外気を吸引する側である、ルーバー69が設けられた長手方向一方側である。従って、前述したように、廃トナー容器64内に収容されたトナーの温度は、第一の領域h1の方が第二の領域h2より高くなる。廃トナー搬送部材62は、前記第二の領域h2より前記第一の領域h1の方が前記長手方向のトナーの搬送力が大きくなるように、前記第一の領域h1の格子70aが前記第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜して設けられている。この構成により、廃トナー搬送部材62が往復運動することで、廃トナーが廃トナー容器64に移動する間に温度が高い側から低い側へ移動する。そのため、廃トナーは、クリーニングブレードの長手方向で均されていき、温度が高い側での廃トナー圧を低下することが可能となり、結果、トナーの凝集を防止できる。
以上説明したように、本実施形態では、廃トナー搬送部材62の、廃トナー量が多くなる第一の領域h1の格子70aを、第二の領域h2の格子70bに比べて、クリーニングブレードスクリュー66の長手方向のトナーの搬送力が大きくなる形状にしている。具体的には、廃トナー搬送部材は、第一の領域h1の格子70aが第二の領域h2の格子70bに比べて傾斜している。これにより、ファン68による送風方向下流側の廃トナーの温度が高まりやすいのを、廃トナーを均してクリーニング不良の発生を防止しつつ、廃トナー搬送部材の回転数を抑えることが可能となり耐久性が向上できる。即ち、クリーニングブレードの長手方向で雰囲気温度が異なる場合であっても、廃トナー搬送部材の耐久性を低下させることなく、廃トナー搬送部材による廃トナーの搬送能力を確保することができ、廃トナーが搬送部材に固着することを抑える。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、格子状の廃トナー搬送部材の形状を、第二の領域の格子がクリーニングブレード33と平行方向であるのに対し、第一の領域の格子を斜めに配置することで、廃トナーが搬送される間に廃トナーを均すことを図っている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。廃トナー搬送部材の形状は、前記第一の領域の格子の方が前記第二の領域の格子に比べてクリーニングブレード33の長手方向のトナーの搬送力が大きくなる形状であれば、他の形状であっても良い。具体的には、例えば、第一の領域の格子の方が第二の領域の格子に比べて、格子の間隔の密度を上げる、格子の骨格となる部材の幅を大きくする、格子の廃トナーを押し出す面に角度を設ける等の構成であっても良い。この構成によっても、同様の効果が得られる。
前述した実施形態では、像担持体として中間転写ベルトを例示したが、これに限定されるものではない。像担持体としては、ドラム状の感光体(感光体ドラム)、ベルト状の感光体、ドラム状の中間転写体、転写材担持体など、その他の像担持体であっても良い。これらの像担持体からトナーを除去するクリーニング装置(クリーニング部材、廃トナー容器、廃トナー搬送部材)に本発明を適用することにより、同様の効果が得られる。
また前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを4つ使用しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示した。しかしながら、これに限定されるものではなく、感光体ドラムの他に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。或いは、転写材担持体を使用し、該転写材担持体に担持された転写材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
h1 …第一の領域
h2 …第二の領域
18 …定着器
31 …中間転写ベルト
33 …クリーニングブレード
36 …クリーナユニット
62 …廃トナー搬送部材
63 …回転軸
64 …廃トナー容器
66 …スクリュー
68 …ファン
69 …ルーバー
70 …搬送部
70a,70b …格子
71 …金属ロッド

Claims (9)

  1. トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、を有し、前記クリーニング部材によって除去されるトナーの量は前記像担持体の長手方向における第一の領域の方が第二の領域より多い画像形成装置であって、
    前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記第一の領域と前記第二の領域に対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、
    前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記トナー搬送部材の長手方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一の領域は、所定のタイミングで前記像担持体に試験的なパターンのトナー像が形成される領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第一の領域は、前記像担持体に転写材よりも大きいトナー像を形成する縁無しプリント時に前記転写材から前記像担持体の長手方向にはみ出す領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、前記クリーニング部材が除去したトナーを前記トナー搬送部材の長手方向に移動させる移動部材と、を有する画像形成装置であって、
    前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記移動部材の搬送方向下流側に対応する第一の領域と上流側に対応する第二の領域とに対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、
    前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記下流側から前記上流側に向かう方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする画像形成装置。
  5. トナーを担持する像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体のトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材の長手方向と直交する方向に往復運動することで前記クリーニング部材が除去したトナーを搬送するトナー搬送部材と、トナー像を転写材に加熱によって定着する定着手段と、前記トナー搬送部材と前記定着手段の間に設けられ、前記トナー搬送部材の長手方向一方側から外気を吸入しつつ前記定着手段で熱せられた空気を前記トナー搬送部材の長手方向他方側へ排出する送風手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記トナー搬送部材は前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記トナー搬送部材の温度が高い側を第一の領域、低い側を第二の領域とした場合、
    前記トナー搬送部材は、前記トナー搬送部材の長手方向に関して、前記第一の領域と前記第二の領域に対応してそれぞれ異なる形状の格子を備え、
    前記第一の領域に対応する第一の形状の格子は、前記第二の領域に対応する第二の形状の格子に比べて前記第一の領域側から前記第二の領域側に向かう方向のトナーの搬送力が大きい形状であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記第一の形状の格子が前記第二の形状の格子に比べて傾斜していることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第一の形状の格子が前記第二の形状の格子に比べて格子の間隔の密度を上げていることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第一の形状の格子が前記第二の形状の格子に比べて格子の骨格となる部材の幅を大きくしていることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第一の形状の格子が前記第二の形状の格子に比べて格子のトナーを押し出す面に角度を設けていることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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