JP5610862B2 - 面状建材加工装置 - Google Patents

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Description

この発明は、外壁パネルの外壁面材等となる窯業系、天然石系、木質系、樹脂系等の面状建材の裏面等に、パネルフレームへの取付穴等となる穴の加工や切断加工等を行う面状建材加工装置に関する。
戸建住宅や、集合住宅、事務所ビル等の建物の外壁パネルとして、窯業系の外壁面材が用いられる。この外壁面材は、通常、屋外面となる化粧面から、裏側の鋼製のパネルフレームにビスを打つことで取付けるか、またはサネ加工により金物で取付ける。サネ加工による場合は、現場施工のみになり、生産性が悪く品質管理が難しいため、工業化生産の面からは、前者の方法が好ましい。しかし、化粧面からビスを打った構造では、ビス打ち箇所の痕跡を隠す再塗装(タッチアップ)等の化粧直し処理が必要となる。この化粧直しの処理は、現場施工となって手間がかかる上、品質管理が難しく、工業化生産を阻害する要因となる。
このような後処理が不要な外壁面材の取付構造として、外壁面材の裏面に掛け金物を係合させる取付穴を設け、この取付穴を、掛け金物の頭部を挿入させる挿入部と、この挿入部に続く蟻溝状のスライド部とでなる形状としたものが提案されている(例えば、特許文献1)。これによれば、パネルフレームに設けられた各掛け金物に、外壁面材の取付穴が挿入部で挿入されるように外壁面材を配置し、掛け金物が取付穴のスライド部に係合するようにスライドさせることで、外壁面材の取付けが行え、従来の多数のビス穴の後処理が不要となる。
このような引っ掛け構造の外壁面材の例を、図11〜図14と共に説明する。図11に示すように、外壁面材71の裏面に、パネルフレームの配列にピッチに応じて、取付穴72が複数列(L1〜L3)に並べて設けられる。各取付穴72は、図12,図13に拡大して示すように、掛け金物73の拡径した頭部73aが挿入可能な円形の挿入部72aと、この挿入部72aに続いて形成されて掛け金物73の軸部73bのみが挿入可能な開口部幅のスライド部72bとでなる。スライド部72bは、穴底部が広がった蟻溝状に形成され、その広がった穴内空間に、掛け金物73の頭部73aが進入する(図13(B))。
図14は、外壁パネル70における外壁面材71とパネルフレーム74の関係を示す。鋼製のパネルフレーム74に、グラスウールボード等の断熱材75と、ポリスチレンボード等の下地材76を介して、掛け金物73を取付ける。掛け金物73は、ドリル付きタッピンねじ等からなり、下地材76および断熱材75を貫通してパネルフレーム74にねじ込まれる。掛け金物73は、拡径した頭部73aが皿形に形成されており、下地材76の表面から一定高さだけ突出させておく。掛け金物73は、図示の例では頭部73aが軸部73bとは別体の部品で形成されているが、軸部73bと一体であってもよい。このように掛け金物73を取付けたパネルフレーム74上に、前述のように外壁面材71を、各取付穴72の挿入部72a(図13)に掛け金物73が挿入されるように配置し、掛け金物73の頭部73aが取付穴72のスライド部72bに係合するように外壁面材71をスライドさせることで、外壁面材71の取付けが行える。このように、外壁面材71は裏面で固定されるため、屋外面に貫通したビス穴が生じず、後処理が不要となる。
外壁面材71への取付穴72の加工は、図15(A)のようにルータ77を用いて行われる。ルータ77は、穴加工用の回転工具78を下向きに有するものである。外壁面材71は、加工テーブル79上に表裏反転させて配置し、穴加工を行う。ルータ77には、複数の回転工具78を持つ多軸ルータが用いられ、また数値制御式のものが用いられる(例えば、特許文献2)。
特開2009−249899号公報 特開平11−320549号公報
図15に示すように、外壁面材71は、加工テーブル79上に表裏反転させて配置し、穴加工を行う。ルータ77は数値制御式のものであり、取付穴72の底面加工時には、加工テーブル79の上面を基準として、プログラムで定められ高さに位置するように、精度良く制御される。
しかし、建材である外壁面材71は、一般的に厚みの誤差が10%程度まで許容されており、その範囲で種々バラツキの板厚のものが用いられる。また、外壁面材71の各部によって板厚にばらつきがある。そのため、ルータ77の高さを加工テーブル79の上面を基準として制御した場合、取付穴72の深さD0や、取付穴72のスライド部72bにおける奥広がり部分から面材裏面までの深さDaが、外壁面材71の板厚のバラツキ分aだけ、ばらつく。外壁面材71の反り等による裏面位置の不陸によっても、上記深さDa,D0のばらつきが生じる。
建材系では、一般的に誤差の許容範囲が大きいが、図14のように取付穴72に掛け金物73を係合させる構造では、取付穴72の上記深さDa,D0にばらつきがあると、掛け金物73による外壁面材71のフレーム74への固定の緩みや、取付不能につながる。例えば、奥広がり部分までの深さDaが浅過ぎると、掛け金物73の頭部73aと取付穴72の奥広がり部分を構成する頭部接触面72ba(図14)との間に隙間が生じて、外壁面材71を安定して固定できなくなる。また、上記深さDaが深過ぎると、取付穴72の挿入部72aに入った頭部73aが、頭部接触面72baよりも浅い位置となってスライド部72bへ移動できなくなる。そのため、図14のような優れた取付構造が提案されているが、従来の加工技術では実施することができなかった。
また、外壁面材71を表裏反転させて加工するため、外壁パネルの生産ラインで、外壁面材71を表裏反転させる工程、および再度表裏反転させて元に戻す工程が必要となり、外壁パネルの生産ラインが複雑になるという問題があった。
この発明の目的は、建材となる面材に対して、板厚等のばらつきに係わらず、裏面を精度良く加工することができる面状建材加工装置を提供することである。
この発明の面状建材加工装置は、外壁パネルの外壁面材である面材の裏面に、穴底部が広がった蟻溝状の部分を有する取付穴を複数個並べて切削加工する装置であって、上下に貫通したカッタ挿通窓を有し前記面材を載せる加工テーブルと、この加工テーブル上の面材を上面から前記加工テーブル上に押し付ける上面押付け機構と、前記カッタ挿通窓に挿通可能な回転工具を上下方向に延びる主軸の上端に有し前記主軸を回転駆動して前記面材の下面を加工する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを直交3軸方向に移動させる主軸移動機構とを備える。
この構成によると、面材を加工テーブル上に押し付け、その押し付けられた裏面側から回転工具による加工が行われる。そのため、被加工物である面材の加工基準面と、加工装置の基準面を合わせる形態で面材を配置し、かつ押し付けて密着させ、この加工基準面と装置基準面が密着した状態で加工が行われることになる。そのため、面材に板厚のばらつきや反り等が生じていても、この面材の加工基準面に対して精度良く加工することができ、穴加工においては、加工基準面に対する深さを高精度に加工することができる。前記面材外壁パネルの外壁面材であるが、裏面に取付用の穴加工を行うにつき、反転させる必要がないため、外壁パネルの生産ラインの簡素化にもつながる。
記主軸ヘッド1列に並べて可動ベッドに複数台設置し、前記主軸移動機構は、前記可動ベッドを移動させることで前記主軸ヘッドを移動させるものとする。このように可動ベッドに主軸ヘッドを複数設けた場合、面材に対して複数箇所に同じ形状の加工を同時に行えて、加工時間が短縮される。外壁パネルの外壁面材では、取付穴を、パネルフレームに沿って複数並べて設けるが、このような1列に並ぶ複数箇所の同時加工が効率的に行える。
前記上面押付け機構は、前記主軸ヘッドのび方向に延びる昇降枠を、両端で昇降ガイドを介して昇降自在に支持し、前記昇降枠に主軸ヘッド並び方向に沿って複数の個別押し付け機構を設けた構成であっても良く、前記外壁面材は、窯業系面材、天然石系面材、または樹脂系面材であっても良い。
このように複数の主軸ヘッドを設ける場合に、前記加工テーブルに対して、前記主軸ヘッドの並び方向と直交する方向に前記面材の搬入および搬出を行うと共に、前記加工テーブル上で前記面材を移動させる搬入搬出機構を設け、この搬入搬出機構に、前記加工テーブル上の面材の搬入方向の位置決めを行う面材搬入方向位置決め機構部、および前記搬入方向と直交する方向の位置決めを行う面材直交方向位置決め機構部を設けても良い。
上記搬入搬出機構を設け、面材搬入方向位置決め機構部、および面材直交方向位置決め機構部を設けた場合、面材の搬入搬出が効率的に行え、また面材の加工テーブルに対する直交2軸方向の位置決めが精度良く行える。そのため、面材の加工基準面に対する深さだけでなく、加工基準面に沿う方向の寸法についても精度良く加工することができる。
前記面材搬入方向位置決め機構部は、それぞれ前記面材の搬入側の端面を当接させる基準面を有しこの基準面に当接した面材の端部を把持する複数のチャックと、これら複数のチャックを前記主軸ヘッドの並び方向に並べて設置したチャック取付台と、このチャック取付台を前記面材の搬入方向に進退させるチャック進退機構と、前記面材を前記複数のチャックの基準面に対向して移動させて前記基準面に押し付ける面材押し込み機構とでなるものとしても良い。
この構成の場合、面材を上記チャックで把持して進退させるため、面材の移動が、滑り等を生じることなく確実に行える。このチャックに面材の搬入側の端面を当接させる基準面を設け、面材押し込み機構で面材をチャックの基準面に押し付けるため、面材の平面方向の移動や位置決めが、より精度良く行える。
この発明において、前記主軸ヘッドに、前記回転工具の近傍で工具先端側へ圧縮空気を吹き付けるノズルを設けても良い。
穴加工の場合、工具上に切削粉塵等が溜まり易いが、圧縮空気を吹き付けることにより、切削粉塵を外部に強制飛散させ、集塵回収することで、切削粉塵の残留量を大幅に低減させることができ、残留粉塵による加工効率や加工品質の低を回避することができる。
この発明の面状建材加工装置は、外壁パネルの外壁面材である面材の裏面に、穴底部が広がった蟻溝状の部分を有する取付穴を複数個並べて切削加工する装置であって、上下に貫通したカッタ挿通窓を有し前記面材を載せる加工テーブルと、この加工テーブル上の面材を上面から前記加工テーブル上に押し付ける上面押付け機構と、前記カッタ挿通窓に挿通可能な回転工具を上下方向に延びる主軸の上端に有し前記主軸を回転駆動して前記面材の下面を加工する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを直交3軸方向に移動させる主軸移動機構とを備え、前記主軸ヘッドを1列に並べて可動ベッドに複数台設置し、前記主軸移動機構は、前記可動ベッドを移動させることで前記主軸ヘッドを移動させるものとしたため、外壁パネルの外壁面材の板厚等のばらつきに係わらず、裏面に取付穴を精度良く加工することができる。
この発明の一実施形態にかかる面状建材加工装置の一部省略外観斜視図である。 同面状建材加工装置の概念構成の説明図である。 同面状建材加工装置の主軸ヘッドと可動ベッドの関係を示す破断正面図である。 同面状建材加工装置の平面図である。 同面状建材加工装置の一部を省略した正面図である。 同面状建材加工装置の一部を省略した側面図である。 (A)は図6の部分拡大図、(B)は回転工具と面材の加工例の関係例の説明図である。 同面状建材加工装置の動作説明図である。 同面状建材加工装置のチャックおよびその開閉機構の拡大側面図である。 同面状建材加工装置の回転工具とノズルの関係を示す拡大側面図である。 同面状建材加工装置で加工する面材の例の裏面図である。 同面材における取付穴の拡大裏面図および拡大断面図である。 同取付穴と掛け金物の関係を示す各取付過程の拡大裏面図である。 外壁パネルのパネルフレームに対する外壁面材の取付過程を示す説明図である。 従来のルータによる取付穴の加工の課題を示す説明図である。
この発明の一実施形態を図1ないし図10と共に説明する。図1に示すように、この面状建材加工装置は、建材となる面材Wを切削加工する装置であって、固定基台1に、面材Wの一部を載せる加工テーブル2と、この加工テーブル2上の面材Wを上面から加工テーブル2上に押し付ける上面押付け機構3と、面材Wの下面を加工する複数の主軸ヘッド4と、この主軸ヘッド4を直交3軸方向に移動させる主軸移動機構5とを備える。各主軸ヘッド4はルータからなる。また、加工テーブル2に対して面材Wの搬入,搬出および位置決めを行う搬入搬出機構6が設けられている。搬入搬出機構6は、図1では搬入コンベア7のみを示し、その他は図示を省略してある。前記面材Wは、具体的には後述のように外壁パネルの外壁面材となる板材である。
各主軸ヘッド4は、上方へ延びる主軸8の上端に回転工具9を装着したものであり、主軸8は内蔵のモータにより回転駆動される。各主軸ヘッド4は、ビーム状の可動ベッド10に1列に並べて複数台設置されている。前記主軸移動機構5は、可動ベッド10を移動させることで、複数台の主軸ヘッド4を一緒に移動させる。
図3に示すように、各主軸ヘッド4は、可動ベッド10に対して取付位置調整機構11を介して、互いの配列ピッチPを可変に設置されている。取付位置調整機構11は、可動ベッド10に主軸ヘッド並び方向(X方向)に沿って設けられた取付レール12に、各主軸ヘッド4を移動自在に設置し、個々の主軸ヘッド4を移動させるボールねじからなる送りねじ機構13とモータ14とを設けたものである。送りねじ機構13は、可動ベッド10に主軸ヘッド並び方向に沿って設けられた1本の共通のねじ軸13aと、各主軸ヘッド4に回転自在に設置されて前記ねじ軸13aに螺合する回転ナット13bとからなる。モータ14は、個々の主軸ヘッド4に搭載され、その主軸ヘッド4に支持された回転ナット13bを回転させる。このためモータ14の駆動により、各主軸ヘッド4を個別に移動可能である。各主軸ヘッド4の主軸8には、チャック15を介して前記回転工具9が交換自在に取付けられている。回転工具9は、穴加工用の切削刃等からなる。
図2に示すように、固定基台1の一側部に工具交換場所16が設けられ、各主軸ヘッド4の回転工具9の交換作業を工具交換場所16で行うことが可能とされている。すなわち、各主軸ヘッド4は、上記のように可動ベッド10に共通の取付レール12を介して設置され、また共通のねじ軸13bを用いて位置調整可能とされているため、全ての主軸ヘッド4を、ピッチPを狭めて工具交換場所16側へ寄せることが可能である。そのため、工具交換場所16で各主軸ヘッド4の回転工具9の交換が可能となる。
図5に示すように、上面押付け機構3は、主軸ヘッド並び方向(X軸方向)に延びる昇降枠17を、両端で昇降ガイド18を介して固定基台1に昇降自在に支持し、昇降枠17に主軸並び方向に沿って複数の個別押し付け機構19を設けたものである。昇降ガイド18は、固定基台1の支柱部1aに設けられている。昇降枠17は、昇降枠昇降装置20により、個別押し付け機構19が加工テーブル2上の面材Wに近接する使用位置と、上方に退避する退避退避との間で昇降可能である。昇降枠昇降装置20は、昇降枠17の両端に位置する一対のエアシリンダ20aからなり、両側のエアシリンダ20aのピストンロッドは、連動部材20bで互いに連結してある。
各個別押し付け機構19は、エアシリンダ19aと、このエアシリンダ19aで昇降させられる押し板19bとでなる。押し板19bは、一対のガイドロッド19cにより、エアシリンダ19aのシリンダ本体に対して昇降自在に支持されている。
図4に平面図で示すように、加工テーブル2は、主軸ヘッド並び方向(X軸方向)に延びる帯板状である。この加工テーブル2は、図6に破断側面図で示すように、面材搬入方向(Y軸方向)に並ぶ2枚の分割テーブル2a,2bからなり、両分割テーブル2a,2bの間のスリット状の隙間により、カッタ挿通窓22が形成されている。面材搬入方向(Y軸方向)は、主軸ヘッド並び方向(X軸方向)に対して直交する方向である。カッタ挿通窓22は、各主軸ヘッド4の回転工具9を内部で移動させる窓である。各分割テーブル2a,2bは、テーブル支持フレーム23によって固定基台1に設置されている。
図6において、主軸移動機構5は、固定基台1に対してガイド24によって面材搬入方向(Y軸方向)に進退自在に設置された前後移動台25と、この前後移動台25にガイド26を介して上下方向(Z軸方向)に昇降自在に設置された昇降台27と、この昇降台27にガイド28を介して主軸ヘッド並び方向(X軸方向)に移動自在に設置された左右移動台29とを備える。この左右移動台29に、前記可動ベッド10が固定状態に設置されている。
前後移動台25は、固定基台1に設置されたモータ30および送りねじ機構31からなる前後駆動機構32によって前後に進退駆動される。昇降台27は、前後移動台25に設置されたモータおよび送りねじ機構からなる上下駆動機構33によって昇降駆動される。左右移動台29は、昇降台27に設置されたモータおよび送りねじ機構からなる左右駆動機構34によって昇降駆動される。これら前後移動台25、昇降台27、および左右移動台29の前記各駆動機構32,33,34による移動により、可動ベッド10と共に各主軸ヘッド4が直交3軸方向に移動させられ、その各回転工具9で面材Wの裏面の切削加工を行う。
図4において、搬入搬出機構6は、加工テーブル2に対して面材Wの搬入を行う搬入機構部41と、搬入された面材Wの面材搬入方向(Y軸方向)の位置決めを行う面材搬入方向位置決め機構部42と、搬入方向と直交する方向(X軸方向)の位置決めを行う面材直交方向位置決め機構部43と、加工済みの面材Wを搬出する搬出機構部44とでなる。
搬入機構部41は、駆動型のローラコンベヤからなる搬入コンベヤ7を複数本並列に設置したものである。各ローラコンベヤ7は、終端が加工テーブル2の近傍に位置しており、ローラによる搬送面が加工テーブル2の上面と同じ高さとされている。搬入機構部41には、ローラコンベヤ7の他に、昇降式補助テーブル46が設けられている。昇降式補助テーブル46は昇降駆動機構46a(図6)によって昇降させられ、上昇時に上面が加工テーブル2の上面およびローラコンベヤ7の搬送面と一致し、面材Wの取扱の補助を行う。
図4において、搬出機構部44は、加工テーブル2に対して搬入コンベヤ7と反対側に並列に設置した複数本の搬出コンベヤ48と、払い出し機構49とを有する。搬出コンベヤ48は、非駆動型のローラコンベヤからなる。払い出し機構49は、搬出方向に離れた設置されたスプロケット間に掛装された無端のチェーン49aと、このチェーン49aに設けられて面材Wの端面に係合する係合片49bと、上記スプロケットを回転させてチェーン49aを回動させるモータ等の駆動源49cとでなる。チェーン49aは2本が平行に設けられ、1台の駆動源49cにより、伝達機構49dを介して共に駆動される。
搬出機構部44には、この他に図6に示すように、搬出コンベヤ48の後端付近に位置して搬出ストッパ装置57が設けられている。搬出ストッパ装置57は、固定基台1に支ブラケット58を介して設置されたエアシリンダからなる突没駆動源57aと、この突没駆動源57aによって搬出コンベヤ48の搬送面に対して突没させられる搬出ストッパ57bとでなり、搬出ストッパ57bは突出状態で搬出コンベヤ48上の面材Wの前端面に係合可能である。
面材搬入方向位置決め機構部42は、それぞれ面材Wの搬入側の端面Waを当接させる基準面Sを有しこの基準面Sに当接した面材Wの端部を把持する複数のチャック52と、これら複数のチャック52を主軸ヘッド並び方向(X軸方向)に並べて設置した可動のチャック取付台51と、このチャック取付台51を面材搬入方向(Y軸方向)に進退させるチャック進退機構53と、面材Wを前記複数のチャック52の基準面Sに対向して移動させて基準面Sに押し付ける面材押し込み機構54とでなる。
チャック取付台51は、固定基台1の両側部に設けられた一対のガイド55上に進退自在に設置されている。チャック進退機構53は、ガイド55に沿って設けられたラックギヤ56に噛み合うラック(図示せず)をモータ53aによって回転させ、チャック取付台51を自走させる。各チャック52は、チャック取付台51に対してチャック並び方向の取付位置が変更可能とされている。
チャック52は、図9に示すように、チャック本体57の先端に、固定の下顎58aと可動の上顎58bとを設け、これら上下の顎58a,58bの間で面材Wの端部を挟み込んで把持するものであり、チャック本体57の先端における上下の顎58a,58bの間に前記基準面Sが設けられている。上顎58bは、チャック開閉駆動機構(図示せず)により、上下に開閉させられる。
チャック52のチャック本体57は、面材Wの搬出時の干渉を回避するために、チャック取付台51に対して基端で上下回動自在に支持され、実線で示す使用位置とその上方の2点鎖線で示す上方退避位置との間で、チャック退避機構59によって上下回動させられる。チャック本体57が上方退避位置に位置した状態で、その下を、搬出コンベヤ44上の面材Wが通過可能とされる。
図4において前述した面材押し込み機構54は、図8に示すように、面材Wの後端面に係合可能な係合部材54aと、この係合部材54aを面材搬入方向(Y軸方向)に進退させる押し込み駆動装置54bとでなる。押し込み進退駆動装置54bはエアシリンダからなり、ピストンロッドの先端に係合部材54aが設けられている。この係合部材54aを設けた押し込み駆動装置54bは、図4に示すように、複数台(図示の例では2台)が平行に設置されている。
面材直交方向位置決め機構部43は、固定基台1の一側部(図4では左端)に設けた横位置決め定規65と、この横位置決め定規65に対して面材Wを押し付ける直交方向押し付け機構66とでなる。直交方向押し付け機構66は、固定基台1にガイド66aを介して直交方向(X軸方向)に進退自在に設置された横押し部材66bと、この横押し部材66bを進退駆動こせるモータ等の駆動源66cとでなり、横押し部材66bの先端面で面材Wの対向する端面を押し付ける。
図10に示すように、各主軸8の先端、例えば工具チャック15には、回転工具9を先端だけ突出させたブラシ61と、回転工具9の先端に向けて圧縮空気を噴出流bで示すように吹き付けるノズル62とが設けられている。ノズル62は、ブラシ61内に埋め込み状態に設置され、配管63を介して圧縮空気供給源(図示せず)に接続されている。
なお、被加工物である面材Wは、例えば図11〜図14に示した外壁パネル50の外壁面材71となる板材であり、窯業系面材、大理石や御影石などの天然石系面材、木材やコンクリートパネル等と呼ばれる合板等の木質系面材、樹脂系面材等である。また、上記各材質の面材Wは、例えば表面に塗装や凹凸模様等の化粧が施されたものであっても良い。 また、この面状建材加工装置は、数値制御装置(図示せず)を備えていて、加工プログラムに従って次の各動作を行う。
次に、上記構成の動作を説明する。面材Wは、搬入コンベヤ7によって加工テーブル2の付近まで搬入される。このとき、図8(A)のように、各チャック52はチッャク取付台51と共に、チャック52の基準面Sが、定められた位置に来るまで、加工テーブル2上に進出して待機している。このときチャック52は開き状態とする。搬入コンベヤ7上の面材Wは、面材押し込み機構54によって、同図のようにチャック52の基準面Sに押し付ける。この押し付けによって、面材搬入方向(Y軸方向)位置決めが成される。この押し付けの後、面材押し込み機構54による押し付けを解除し、図4の直交方向押し付け機構66により、面材Wを横位置決め定規65に押し付ける。これにより面材Wは、面材搬入方向(Y軸方向)およびその直交方向(X軸方向)に位置決め状態となる。この位置決め状態で、各チャック52により面材Wを把持し、この把持の後、直交方向押し付け機構66による押し付けを解除する。
このように、各チャック52により面材Wを位置決め状態に把持した後、チャック取付台51と共にチャック52を移動させ、面材Wの加工しようとする部位が、加工テーブル2のカッタ挿通窓22の所定位置に来るように、面材Wを移動させる。
ついで図8(B)のように、上面押付け機構3の昇降枠17を下降位置とし、昇降枠17に設置された各個別押し付け機構19の押し板19bによって、面材Wを上面から加工テーブル2の上面に押し付ける。個別押し付け機構19は、面材Wの左右幅に応じて、面材Wの上方に位置するものだけを押し付け動作させる。
このように、面材Wを加工テーブル2に押し付けた状態で、各主軸ヘッド4の回転工具9により、面材Wの裏面に加工を施す。この加工は、例えば図12に示したような取付穴72の加工である。加工のための回転工具9の直交3軸方向の移動は、主軸移動機構5により可動ベッド10を移動させることで行う。したがって、図11のような各列L1〜L3の列内の複数の取付穴72は、複数の主軸ヘッド4によって同時に、かつ同じ形状に加工される。加工を行う間は、図9のノズル62から回転工具9に対して圧縮空気を吹きつける。
上記のようにして一列(例えば図11の列L1)の加工が終了すると、主軸ヘッド4を下方へ退避させ、上面押付け機構3の個別押し付け機構19による面材Wの押し付けを解除した後、チャック取付台51と共にチャック52を移動させ、面材Wの加工しようとする列(例えば図11の列L2)の部位が加工テーブル2のカッタ挿通窓22の所定位置に来るように、面材Wを移動させる。この移動の後、上面押付け機構3の個別押し付け機構19による押し付けを再度行い、主軸ヘッド4による面材Wの裏面の加工を上記と同様に行う。
このようにして全ての列の加工が終了すると、主軸ヘッド4を下方へ退避させ、上面押付け機構3の個別押し付け機構19による面材Wの押し付けを解除し、かつ昇降枠17を上方退避位置へ上昇させる。また、チャック52を図9の上方退避位置に上昇させる。この状態で、搬出機構部44(図4)の払い出し機構49におけるチェーン49aを回動させて、係合片49bにより、搬出コンベヤ44上の面材Wを搬出ストッパ57b(図8)に当たる搬出位置まで払い出す。搬出位置まで払い出された板材Wは、人手により、またはこの面状建材加工装置に付設される搬出装置(図示せず)によって、この面状建材加工装置から搬出する。
この構成の面状建材加工装置によると、上記のように、面材Wを加工テーブル2上に押し付け、その押し付けられた裏面側から回転工具9による加工が行われる。そのため、被加工物である面材Wの加工基準面と、加工装置の加工テーブル上面である装置基準面を合わせる形態で面材Wを配置し、かつ密着させ、この加工基準面と装置基準面が密着した状態で加工が行われることになる。そのため、面材Wに板厚のばらつきや反り等が生じていても、この面材Wの加工基準面に対して精度良く加工することができ、図12のような取付穴52の加工においては、加工基準面に対する深さDa,D0(図7(B))を高精度に加工することができる。面材W外壁パネルの外壁面材であるが、裏面に取付用の穴加工を行うにつき、反転させる必要がないため、外壁パネルの生産ラインの簡素化にもつながる。
また、主軸ヘッド4を1列に並べて可動ベッド10に複数台設置し、可動ベッド10を移動させることで主軸ヘッ4ドを移動させるようにしたため、面材Wに対して複数箇所の同じ形状の加工が同時に行えて、加工時間が短縮される。外壁パネルの外壁面材等の場合は、取付穴72を、パネルフレーム74に沿って複数並べて設けるが、このような1列に並ぶ複数箇所の同時加工が効率的に行える。各主軸ヘッド4は、可動ベッド10に対して個々に位置調整可能としたため、加工穴72の配列ピッチが種々異なる面材Wについても、複数箇所の加工穴72の同時加工が行える。
また、上記搬入搬出機構6を設け、面材搬入方向位置決め機構部42、および面材直交方向位置決め機構部43を設けたため、面材Wの搬入搬出が効率的に行え、かつ面材Wの加工テーブル2に対する直交2軸方向の位置決めが精度良く行える。そのため、面材Wの加工基準面に対する深さだけでなく、加工基準面に沿う方向の寸法についても精度良く加工することができる。
面材搬入方向位置決め機構部42は、面材Wをチャック52で把持して進退させるため、面材Wの移動が、滑り等を生じることなく確実に行える。このチャック52に面材Wの搬入側の端面を当接させる基準面Sを設け、面材押し込み機構54で面材Wをチャック52の基準面Sに押し付けるため、面材Wの平面方向の移動や位置決めが、より精度良く行える。また、主軸ヘッド4には、回転工具9の近傍で工具先端側へ圧縮空気を吹き付けるノズル62を設けたため、加工穴中の切削粉塵を外部に強制飛散させることができる。そのため、残留粉塵による加工効率や加工品質の低を回避することができる。
なお、上記実施形態は、穴加工を行う場合につき説明したが、この面状建材加工装置は三次元での加工のみではなく、二次元での加工、切削や、切断加工等を行うこともできる。
1…固定基台
2…加工テーブル
3…上面押付け機構
4…主軸ヘッド
5…主軸移動機構
6…搬入搬出機構
7…搬入コンベア
8…主軸
9…回転工具
10…可動ベッド
11…取付位置調整機構
17…昇降枠
19…個別押し付け機構
22…カッタ挿通窓
25…前後移動台
27…昇降台
29…左右移動台
41…搬入機構部
42…面材搬入方向位置決め機構部
43…面材直交方向位置決め機構部
44…搬出機構部
48…搬出コンベヤ
49…払い出し機構
49a…チェーン
52…チャック
51…チャック取付台
53…チャック進退機構
54…面材押し込み機構
55…横位置決め定規
56…直交方向押し付け機構
61…ブラシ
62…ノズル
72…取付穴
S…基準面
W…面材

Claims (5)

  1. 外壁パネルの外壁面材である面材の裏面に、穴底部が広がった蟻溝状の部分を有する取付穴を複数個並べて切削加工する装置であって、上下に貫通したカッタ挿通窓を有し前記面材を載せる加工テーブルと、この加工テーブル上の面材を上面から前記加工テーブル上に押し付ける上面押付け機構と、前記カッタ挿通窓に挿通可能な回転工具を上下方向に延びる主軸の上端に有し前記主軸を回転駆動して前記面材の下面を加工する主軸ヘッドと、この主軸ヘッドを直交3軸方向に移動させる主軸移動機構とを備え、前記主軸ヘッドを1列に並べて可動ベッドに複数台設置し、前記主軸移動機構は、前記可動ベッドを移動させることで前記主軸ヘッドを移動させるものとした面状建材加工装置。
  2. 請求項1において、前記上面押付け機構は、前記主軸ヘッドの並び方向に延びる昇降枠を、両端で昇降ガイドを介して昇降自在に支持し、前記昇降枠に主軸ヘッド並び方向に沿って複数の個別押し付け機構を設けた構成であり、前記外壁面材は、窯業系面材、天然石系面材、または樹脂系面材である面状建材加工装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記加工テーブルに対して、前記主軸ヘッドの並び方向と直交する方向に前記面材の搬入および搬出を行うと共に、前記加工テーブル上で前記面材を移動させる搬入搬出機構を設け、この搬入搬出機構に、前記加工テーブル上の面材の搬入方向の位置決めを行う面材搬入方向位置決め機構部、および前記搬入方向と直交する方向の位置決めを行う面材直交方向位置決め機構部を設けた面状建材加工装置。
  4. 請求項3において、前記面材搬入方向位置決め機構部は、それぞれ前記面材の搬入側の端面を当接させる基準面を有しこの基準面に当接した面材の端部を把持する複数のチャックと、これら複数のチャックを前記主軸ヘッドの並び方向に並べて設置したチャック取付台と、このチャック取付台を前記面材の搬入方向に進退させるチャック進退機構と、前記面材を前記複数のチャックの基準面に対向して移動させて前記基準面に押し付ける面材押し込み機構とでなる面状建材加工装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記主軸ヘッドに、前記回転工具の近傍で工具先端側へ圧縮空気を吹き付けるノズルを設けた面状建材加工装置。
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