JP5609312B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置では、像保持体の一例としての感光体や中間転写体のような回転体を備えたものがあり、回転体の回転運動を安定化させるために、安定部材の一例としてのフライホイールが設けられている。このような安定部材を使用する技術として、以下の特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2004−278572号公報には、画像形成装置の感光体軸にフライホイールを固定する構造に関する技術が記載されており、感光体の軸(1)の一端側に固定支持された被固定部材(2)を介して、フライホイールを固定する構成が記載されている。
具体的には、被固定部材(2)は軸(1)が嵌められる有底円筒状に形成されており、軸(1)の端部に形成された凹溝(4)と、被固定部材(2)内部に形成された凸条(5)とが嵌って周り止めされると共に、被固定部材(2)の外周部に円板状のフランジ形状部(2b)が形成されている。そして、フランジ形状部(2b)には、フライホイールが支持される。
特許文献1に記載の技術では、凹溝(4)の幅が、凸条(5)の幅に比べて広く形成されると共に、凸条(5)には、底壁に向かう程、内部に突き出るテーパ面(6)が形成されており、軸(1)が被固定部材(2)に挿入される程、凹溝(4)と凸条(5)がしっかりと嵌め合わされるように構成されている。そして、有底筒部(2a)の底壁の回転中心に設けられ軸(1)の軸方向に貫通するネジ孔(3a)から、軸(1)の先端部の軸孔(1a)に、ネジ(3)をねじ込み、軸(1)を軸方向から固定している。すなわち、特許文献1に記載の技術では、凹溝(4)と凸条(5)とにより、被固定部材(2)の軸(1)に対する回転方向のガタツキを低減して、ネジ(3)を緩み難くしている。
また、特許文献1には、被固定部材(2)のネジ孔(3a)と、軸(1)のネジ孔(1a)とが回転中心からずれた位置、すなわち、偏心した位置に設けられた構成が記載されている。これにより、特許文献1では、軸(1)の加速度変化に伴うネジ(3)の緩みを低減している。
なお、特許文献1に記載の技術では、被固定部材(2)において、有底筒部(2a)の底壁側の円筒部外壁が一部切除されて、いわゆる、Dカットが形成されており、フライホイールは被固定部材(2)を回転軸として支持される。
特開2004−278572号公報(「0001」、「0010」〜「0013」、図1)
本発明は、回転を安定させる部材の位置ずれを低減することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
画像形成動作に伴って回転する回転体と、
前記回転体の回転軸と、
前記回転軸の軸方向の端部に設けられて、前記端部以外の部分の前記回転軸の外形とは異なる外形形状に形成された被規制部と、
前記回転軸の軸方向の端部に設けられ、前記回転軸の軸方向である回転軸方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する貫通孔と、
前記回転軸が挿入される挿入部を有し、前記回転体と共に回転して、前記回転体の回転を安定させる安定部材と、
前記安定部材に対して前記回転軸方向に隣接して配置され、前記安定部材を前記回転軸に保持する保持部材であって、前記回転軸が内部に挿入される筒状の筒部と、前記筒部の前記回転軸方向における端部に設けられ且つ前記安定部材を支持する支持部と、を有する前記保持部材と、
前記筒部の内部に設けられて、前記被規制部が嵌まる形状に形成され且つ前記被規制部と接触して前記回転軸の前記保持部材に対する相対的な回転を規制する規制部であって、前記回転軸に対する相対的な回転方向に沿って前記被規制部との間に第1の隙間を有する前記規制部と、
前記回転軸に設けられた貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ、前記筒部を貫通する貫通孔と、
前記筒部に設けられた貫通孔及び前記回転軸に設けられた貫通孔を貫通し、前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる締付部材と、
前記締付部材と前記回転軸に設けられた貫通孔との間に形成された第2の隙間であって、前記回転軸が前記保持部材に対して相対的に回転可能な前記第1の隙間分の範囲に比べて、前記締付部材が前記回転軸に設けられた貫通孔に対して相対的に回転可能な前記第2の隙間分の範囲が広く形成された前記第2の隙間と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の画像形成装置は、
画像形成動作に伴って回転する回転体と、
前記回転体の回転軸と、
前記回転軸の端部に設けられ且つ前記回転軸方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する第1の貫通孔と、前記回転軸の端部且つ前記回転軸に設けられた第1の貫通孔の位置から前記回転軸方向にずれた位置に設けられ、前記回転軸方向に対して交差し且つ前記回転軸に設けられた第1の貫通孔の貫通方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する第2の貫通孔と、を有する前記回転軸に設けられた貫通孔と、
前記回転軸が挿入される挿入部を有し、前記回転体と共に回転して、前記回転体の回転を安定させる安定部材と、
前記安定部材に対して前記回転軸方向に隣接して配置され、前記安定部材を前記回転軸に保持する保持部材であって、前記回転軸が内部に挿入される筒状の筒部と、前記筒部の前記回転軸方向における端部に設けられ且つ前記安定部材を支持する支持部と、を有する前記保持部材と、
前記回転軸に設けられた第1の貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ前記筒部を貫通する第1の貫通孔と、前記回転軸に設けられた第2の貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ前記筒部を貫通する第2の貫通孔と、を有する前記筒部に設けられた貫通孔と、
前記筒部に設けられた第1の貫通孔及び前記回転軸に設けられた第1の貫通孔を貫通し且つ前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる第1の締付部材と、前記筒部に設けられた第2の貫通孔及び前記回転軸に設けられた第2の貫通孔を貫通し且つ前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる第2の締付部材と、を有する前記締付部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記筒部に設けられ、前記筒部の先端部から前記筒部の基端部に向かって延びる切込部、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記回転軸に設けられた貫通孔を貫通して前記筒部に設けられた貫通孔を貫通する先端部と、前記先端部に設けられて前記筒部に設けられた貫通孔からの前記先端部が抜ける方向の移動を低減させる低減部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置において、
表面に像を保持する像保持体により構成された第1の回転体と、前記像保持体に対向して配置され且つ前記像保持体の表面の像が転写される中間転写体により構成された第2の回転体と、を有する前記回転体と、
前記像保持体の回転を安定させる第1の安定部材を前記像保持体の回転軸に保持する第1の保持部材と、前記中間転写体の回転を安定させる第2の安定部材を前記中間転写体の回転軸に保持し且つ前記第1の保持部材と構成が同一の第2の保持部材と、を有する前記保持部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置において、
表面に像を保持する像保持体により構成された第1の回転体と、前記像保持体に対向して配置され且つ前記像保持体の表面の像が転写される中間転写体により構成された第2の回転体と、を有する前記回転体と、
前記回転軸方向に移動させて前記像保持体の回転軸に着脱可能、且つ、前記像保持体の回転を安定させる第1の安定部材を前記像保持体の回転軸に保持する第1の保持部材と、前記回転軸方向に移動させて前記中間転写体の回転軸に着脱可能、且つ、前記中間転写体の回転を安定させる第2の安定部材を前記中間転写体の回転軸に保持する第2の保持部材と、を有する前記保持部材と、
前記第1の保持部材に設けられて前記第1の安定部材を支持し、且つ、前記中間転写体の回転軸に対して前記第2の安定部材が着脱される際に、前記第2の安定部材が通過する通過領域に対応して、切り欠きが形成された第1の支持部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、保持部材が筒部で締め付けられて回転軸に密着しなかったり、安定部材の挿入部に回転軸が挿入されない場合に比べて、回転を安定させる部材の位置ずれを低減することができる。また、請求項1に記載の発明によれば、第1の隙間分の範囲に対して第2の隙間分の範囲が小さい場合に比べて、回転軸が保持部材に対して相対的に回転した場合に、締付部材への負荷の増加を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持部材が筒部で締め付けられて回転軸に密着しなかったり、安定部材の挿入部に回転軸が挿入されない場合に比べて、回転を安定させる部材の位置ずれを低減することができる。また、請求項2に記載の発明によれば、1つの締付部材で締め付ける場合に比べて、筒部を回転軸に確実に密着させることができる。
請求項に記載の発明によれば、切込部が設けられていない場合に比べて、筒部を回転軸に確実に密着させることができる
請求項に記載の発明によれば、低減部が設けられていない場合に比べて、締付部材が回転軸から落下することを低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、第1の保持部材と第2の保持部材との構成を共通化しない場合に比べて、費用を低減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第2の安定部材の径や第1の保持部材の径を縮小させずに、第1の保持部材と干渉させずに第2の安定部材を取り外すことができる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の要部拡大図であり、感光体ドラムとベルトモジュールの要部拡大図である。 図3は本発明の実施例1のベルトモジュールと感光体ドラムの説明図であり、図3Aはベルトモジュールと感光体ドラムとを右方から見た説明図、図3Bはベルト駆動ロールとベルト駆動軸の説明図である。 図4は本発明の実施例1のベルト駆動軸の説明図であり、図4Aはベルト駆動軸の後端部の説明図、図4Bは図4AにおけるIVB−IVB線断面図、図4Cは図4AにおけるIVC−IVC線断面図、図4Dは図4AにおけるIVD−IVD線断面図である。 図5は本発明の実施例1のベルト駆動軸とホルダの説明図であり、図5Aはベルト駆動軸にホルダが挿入された状態の説明図、図5Bはベルト駆動軸にホルダが挿入される前の状態の説明図である。 図6は本発明の実施例1のホルダの斜視図であり、図6Aは右下前方からの斜視図、図6Bは右下後方からの斜視図である。 図7は本発明の実施例1のホルダの説明図であり、図7Aは前方から見た説明図、図7Bは後方から見た説明図、図7Cは図7Aにおける矢印VIIC方向からの説明図、図7Dは図7Aにおける矢印VIID方向からの説明図、図7Eは図7Aにおける矢印VIIE方向からの説明図である。 図8は本発明の実施例1のDカット部と受け孔の説明図であり、図8Aはベルト駆動軸がホルダに対して相対的に回転していない状態の説明図、図8Bはベルト駆動軸がホルダに対して後方から見て相対的に右回転した状態の説明図、図8Cはベルト駆動軸がホルダに対して後方から見て相対的に左回転した状態の説明図である。 図9は本発明の実施例1の中間転写ベルトと感光体ドラムとの後端部の説明図であり、図9Aは図3の要部拡大図、図9Bは図9Aのベルト駆動軸の後端部の断面図である。 図10は本発明の実施例1のベルト駆動軸とホルダとの相対的な回転に伴うネジ貫通孔と締付ネジの説明図であり、図10Aは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Aに対応する説明図、図10Bは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Bに対応する説明図、図10Cは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Cに対応する説明図、図10Dは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Aに対応する説明図、図10Eは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Bに対応する説明図、図10Fは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Cに対応する説明図である。 図11は本発明の実施例1のベルト駆動軸とフライホイールの説明図である。 図12は本発明の実施例1のドラム駆動軸を後端方向から見た斜視図であり、フライホイールの図示を省略した図である。 図13は従来の駆動軸と固定筒の固定方法の一例の説明図である。 図14は本発明の実施例1のフライホイールの取り外し方法の説明図であり、図14Aはフライホイールとフライホイールが装着された状態の説明図、図14Bはフライホイールが取り外された状態の説明図、図14Cはフライホイールを取り外す直前の説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例1の画像形成装置Uは、複写機により構成されている。前記画像形成装置Uは、上端に透明な原稿読取面の一例としてのプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体U1と、前記画像形成装置本体U1のプラテンガラスPG上に置かれた自動原稿搬送装置U2とを有している。前記自動原稿搬送装置U2は、原稿供給部の一例として、複写しようとする複数の原稿Giが積載される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に積載された複数の原稿Giは順次プラテンガラスPG上の予め設定された原稿読取位置に搬送されて、原稿排出部の一例としての原稿排紙トレイTG2に排出される。前記自動原稿搬送装置U2の後端部は、左右方向に延びる図示しない開閉軸により、前記画像形成装置本体U1に対して回動可能に支持されており、自動原稿搬送装置U2は原稿GiがプラテンガラスPG上に置かれる際に上方に回動される。
前記画像形成装置本体U1は、利用者が作動指令信号を入力操作する操作部の一例としてのユーザインタフェースUIを有している。
画像形成装置本体U1上面のプラテンガラスPGの下方には、原稿読取装置の一例としてのスキャナ部U1aが配置されている。前記スキャナ部U1aは、露光系検出部材の一例として、露光基準位置の一例としてのプラテンレジ位置に配置された露光系レジセンサSpと、露光光学系Aとを有している。前記露光光学系Aは、その移動および停止が露光系レジセンサSpの検出信号により制御され、常時は初期位置の一例としてのホーム位置に停止している。前記自動原稿搬送装置U2によりプラテンガラスPG上面の原稿読取位置を通過する原稿Giからの反射光、または、手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを介して、固体撮像素子CCDでR:赤、G:緑、B:青の電気信号に変換されて、画像処理部GSに入力される。
前記画像処理部GSは、固体撮像素子CCDから入力される前記RGBの電気信号をK:黒、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアンの画像情報の一例としての画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを予め設定された時期に潜像形成用の画像データとして潜像形成駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路DLに出力する。前記レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じて駆動信号を潜像形成装置ROSに出力する。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の要部拡大図であり、感光体ドラムとベルトモジュールの要部拡大図である。
図1、図2において、像保持体の一例であって、第1の回転体の一例としての感光体ドラムPRは、矢印Ya方向に回転しており、その表面は、除電器JRにより除電されて、帯電器CCにより一様に帯電された後、潜像書込位置Q1において前記潜像形成装置ROSの潜像書込光の一例としてのレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。多色画像の一例としてのカラー画像が形成される場合は、感光体ドラムPR表面にK:黒、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアンの4色の画像に対応した静電潜像が順次形成され、単色画像の一例としてのモノクロ画像が形成される場合は、感光体ドラムPR表面にK:黒画像に対応した静電潜像のみが形成される。
図1において、前記静電潜像が形成された感光体ドラムPR表面は回転移動して現像領域Q2、1次転写領域Q3を順次通過する。
前記感光体ドラムPRの右方には、回転式の現像装置の一例としてのロータリ式の現像装置Gが現像領域Q2で感光体ドラムPRに対向して配置されている。前記現像装置Gは、K:黒、Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアンの4色の現像器GK,GY,GM,GCを有しており、前記現像器GK,GY,GM,GCは、前記現像装置Gの現像回転軸Gaの回転に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動する。前記現像器GK,GY,GM,GCは、前記現像領域Q2に現像剤を搬送する現像剤保持体の一例としての現像ロールGRを有しており、現像領域Q2を通過する感光体ドラムPR上の静電潜像を可視像の一例としてのトナー像Tnに現像する。前記各現像器GK,GY,GM,GCには現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジTcから新規の現像剤が補給されるように構成されている。
図1、図2において、前記感光体ドラムPRの下方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、中間転写体の一例であって、第2の回転体の一例としての中間転写ベルトBを有する。前記中間転写ベルトBは1次転写領域Q3で感光体ドラムPRに対向して配置されている。前記中間転写ベルトBは、中間転写体の駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、中間転写体の張架部材の一例としてのテンションロールRt、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRw、中間転写体の従動部材の一例としてのアイドラロールRfおよび2次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aを含む中間転写体の支持部材の一例としてのベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、1次転写部材の一例としての1次転写ロールT1と、により回転移動可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBと、ベルト駆動ロールRdと、テンションロールRtと、ウォーキングロールRwと、アイドラロールRfと、バックアップロールT2aと、1次転写ロールT1とにより、実施例1のベルトモジュールBMが構成されている。
カラー画像が形成される場合、潜像書込位置Q1において第1色目の静電潜像が形成され、現像領域Q2において1色目のトナー像Tnが形成される。このトナー像Tnは、1次転写領域Q3を通過する際に、1次転写ロールT1によって中間転写ベルトB上に1次転写される。その後同様にして、第1色目のトナー像Tnが転写された中間転写ベルトB上に、第2色目、第3色目、第4色目のトナー像Tnが順次重ねて1次転写され、最終的にカラーの多重トナー像が中間転写ベルトB上に形成される。モノクロ画像が形成される場合にはK:黒の現像器GKのみを使用し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写される。1次転写後、感光体ドラムPR表面は、除電器JRにより除電され、像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCL1により清掃される。
図1において、前記バックアップロールT2aの下方には、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが前記バックアップロールT2aに対して離隔した位置と接触した位置との間で移動可能に配置されている。前記バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bの接触領域により2次転写領域Q4が形成されている。前記バックアップロールT2aには、現像装置Gで使用するトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が電源回路Eから供給され、前記電源回路Eは制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。前記バックアップロールT2aと前記2次転写ロールT2bとにより、実施例1の2次転写器T2が構成されている。
媒体供給部の一例としての給紙トレイTR1,TR2に収容された媒体の一例としての記録シートSは、予め設定された時期に、媒体取出し部材の一例としてのピックアップロールRpにより取り出され、媒体捌き部材の一例としての捌きロールRsで1枚づつ分離されて、媒体供給路の一例としてのシート供給路SH1に搬送される。前記シート供給路SH1に供給された記録シートSは、媒体搬送部材の一例としての複数の搬送ロールRaにより、媒体搬送時期調節部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、1次転写された多重トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動するのに時期を合わせて、転写前の媒体案内部材の一例としての転写前シートガイドSG1から2次転写領域Q4に搬送される。前記2次転写領域Q4において前記2次転写器T2は、中間転写ベルトB上のトナー像を記録シートSに2次転写する。2次転写後の中間転写ベルトBは中間転写体の清掃器の一例としてのベルトクリーナCL2により清掃されて残留トナーが除去される。
前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCL2は、中間転写ベルトBと離隔および接触自在に配設されており、カラー画像が形成される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔している。
トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転写後の媒体案内部材の一例としての転写後シートガイドSG2、媒体吸着搬送部材の一例としてのシート搬送ベルトBHにより定着領域Q5に搬送される。定着領域Q5は定着装置Fの加熱部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧部材の一例としての加圧ロールFpとが圧接する領域であり、定着領域Q5を通過する記録シートSは、定着装置Fにより加熱定着される。
トナー像が定着された記録シートSは、媒体排出路の一例として、定着領域Q5の下流側のシート排出路SH2を搬送され、媒体排出部材の一例としてのシート排出ロールRhによって、媒体排出口の一例としてのシート排出口Rhaから外部に排出される。シート排出口Rhaから排出された記録シートSは、媒体排出部の一例としての排紙トレイTRh上に排出されて積載される。
シート排出路SH2には、シート排出ロールRhの上流側に、媒体反転路の一例としてのシート反転路SH3が接続されており、シート排出路SH2とシート反転路SH3の接続部には、搬送先切替部材の一例としての切替ゲートGT1が設けられている。前記切替ゲートGT1は、シート排出路SH2を搬送されてきた記録シートSを、前記シート排出ロールRh側、または、シート反転路SH3側のいずれかに選択的に切り替える。
前記シート反転路SH3には、媒体循環路の一例としてのシート循環路SH4が接続されており、シート反転路SH3とシート循環路SH4の接続部には、第2の搬送先切替部材の一例としての切替ゲートGT2が設けられている。前記切替ゲートGT2は前記切替ゲートGT1からシート反転路SH3を搬送されてきた記録シートSをそのまま通過させるとともに、一旦通過してから逆送されて来た記録シートSを、シート循環路SH4側に向かわせる。シート循環路SH4に搬送された記録シートSは前記シート供給路SH1を通って前記2次転写領域Q4に再送される。前記符号SH1〜SH4で示された要素により、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHが構成されている。また、前記符号Rp,Rs,Rr,Ra,SG1,SG2,BHで示された要素により、媒体搬送装置の一例としてのシート搬送装置SUが構成されている。
図3は図3は本発明の実施例1のベルトモジュールと感光体ドラムの説明図であり、図3Aはベルトモジュールと感光体ドラムとを右方から見た説明図、図3Bはベルト駆動ロールとベルト駆動軸の説明図である。
図4は本発明の実施例1のベルト駆動軸の説明図であり、図4Aはベルト駆動軸の後端部の説明図、図4Bは図4AにおけるIVB−IVB線断面図、図4Cは図4AにおけるIVC−IVC線断面図、図4Dは図4AにおけるIVD−IVD線断面図である。
図3において、前記ベルトモジュールBMの後方には、中間転写体の駆動軸の一例としてのベルト駆動軸1が、枠体の一例としてのフレームFRに回転可能に支持されている。
図3、図4において、前記ベルト駆動軸1は、前後方向に延びる円柱状に形成されている。図4において、前記ベルト駆動軸1には、軸方向の端部の一例としての後端部に、被規制部の一例としてのDカット部2が形成されている。前記Dカット部2は、後端から前方に向かって円柱状のベルト駆動軸1の一部が平面で切除された形状をしており、図4Bに示すように断面がDの字形状に形成されている。すなわち、実施例1のベルト駆動軸1の後端部の後端側は、ベルト駆動軸1の後端部の後端側以外の部分の外形である円柱状とは、異なる外形形状であるDカット形状に形成されている。
図4において、前記Dカット部2の前方には、回転軸に設けられた第1の貫通孔の一例として、ベルト駆動軸1の軸方向に対して交差する方向にベルト駆動軸1を貫通する後ネジ通過孔3が形成されている。実施例1の前記後ネジ通過孔3は、ベルト駆動軸1の軸方向に対して直交し且つベルト駆動軸1の軸心を通る径方向にベルト駆動軸1を貫通しており、図4A、図4Bにおいては上下方向にベルト駆動軸1を貫通している。
また、前記後ネジ通過孔3の前方には、回転軸に設けられた第2の貫通孔の一例として、ベルト駆動軸1の軸方向に対して交差し且つ前記後ネジ通過孔3の貫通方向に対して交差する方向に、ベルト駆動軸1を貫通する前ネジ通過孔4が形成されている。実施例1の前記前ネジ通過孔4は、ベルト駆動軸1の軸方向に対して直交し且つ後ネジ通過孔3の貫通方向に直交する方向であり、且つ、ベルト駆動軸1の軸心を通る径方向に、ベルト駆動軸1を貫通しており、図4A、図4Cにおいては左右方向にベルト駆動軸1を貫通している。
したがって、前記ベルト駆動軸1の後端部において、後端にDカット部2が形成されており、前記Dカット部2から前方にずれた位置に後ネジ通過孔3が形成されており、前記後ネジ通過孔3から前方にずれた位置に前ネジ通過孔4が形成されている。
前記後ネジ通過孔3と前ネジ通過孔4とにより、実施例1の回転軸に設けられた貫通孔の一例としてのネジ通過孔3+4が構成されている。
図4において、前記ベルト駆動軸1には、貫通孔3+4の前側に、駆動力が伝達される伝達部材の支持部の一例としてのギア固定部6が形成されており、実施例1のギア固定部6は、ベルト駆動軸1を径方向に貫通し且つ両端が径方向に突出した状態で支持された棒状部材6aにより構成されている。
前記ギア固定部6の前側には、図示しない枠体に回転可能に支持される被軸受部7が設けられている。
前記被軸受部7の前側には、駆動力を伝達する伝達部材の支持部の一例としての駆動固定部8が形成されており、実施例1の駆動固定部8は、ベルト駆動軸1を径方向に貫通し且つ両端が径方向に突出した状態で支持された棒状部材8aにより構成されている。
前記ベルト駆動軸1の前端部には、先端部の一例として、前端が窄んだ形状のボス部9が形成されている。
図5は本発明の実施例1のベルト駆動軸とホルダの説明図であり、図5Aはベルト駆動軸にホルダが挿入された状態の説明図、図5Bはベルト駆動軸にホルダが挿入される前の状態の説明図である。
図6は本発明の実施例1のホルダの斜視図であり、図6Aは右下前方からの斜視図、図6Bは右下後方からの斜視図である。
図7は本発明の実施例1のホルダの説明図であり、図7Aは前方から見た説明図、図7Bは後方から見た説明図、図7Cは図7Aにおける矢印VIIC方向からの説明図、図7Dは図7Aにおける矢印VIID方向からの説明図、図7Eは図7Aにおける矢印VIIE方向からの説明図である。
図3、図5において、前記ベルト駆動軸1の後端部には、保持部材の一例としてのホルダ11が支持される。
図6、図7において、前記ホルダ11は、筒部の一例として、前後方向に延びる筒状の固定筒12と、前記固定筒12の後端に配置された安定部材が支持される支持部の一例としてのホイール支持板13とを有する。実施例1のホイール支持板13は、外形が、正三角板状に形成されており、三角形の重心位置が固定筒12の筒の中心に対応して配置されている。前記ホイール支持板13には、安定部材が固定される固定孔の一例として、ホイール支持板13を前後方向に貫通するホイール固定孔15が形成されている。前記ホイール固定孔15は、ホイール支持板13の正三角形状の角部分に対応して計3つ形成されている。各ホイール固定孔15は、ホイール支持板13の重心位置から等距離に形成されている。
図8は本発明の実施例1のDカット部と受け孔の説明図であり、図8Aはベルト駆動軸がホルダに対して相対的に回転していない状態の説明図、図8Bはベルト駆動軸がホルダに対して後方から見て相対的に右回転した状態の説明図、図8Cはベルト駆動軸がホルダに対して後方から見て相対的に左回転した状態の説明図である。
図6、図7において、前記固定筒12には、内部を前後方向に貫通する保持孔16が形成されている。前記保持孔16は、内径が前記ベルト駆動軸1の外径に対応して形成されて、前記ベルト駆動軸1の後端部が内部に挿入される支持部16aと、規制部の一例として、前記支持部16aの後側に連続して形成された受け孔16bとを有する。
図6〜図8において、前記受け孔16bは、ベルト駆動軸1のDカット部2が嵌まる形状の一例として、前後方向に貫通するDカット形状に形成されている。
図8において、前記受け孔16bは、Dカット部2の円形状の曲面部2aの外径に対応する内径を有する円形状の曲面部16b1と、Dカット部2の直線状の平面部2bに比べて径方向外側に形成された直線状の平面部16b2とを有する。すなわち、図8Aにおいて、Dカット部2の曲面部2aが、受け孔16bの曲面部16b1と接触する一方で、Dカット部2の平面部2bは、受け孔16bの平面部16b2からは離間した状態で、Dカット部2が受け孔16bに嵌められる。このとき、前記受け孔16bには、前記Dカット部2との間に、第1の隙間の一例としての受け孔16bの隙間16b3が形成されている。
ここで、前記受け孔16bの隙間16b3は、ベルト駆動軸1を保持孔16に挿入して組み立てるために形成された、いわゆる、ガタ、遊びであって、前記ベルト駆動軸1に対する相対的な回転方向に沿ってDカット部2の間における受け孔16bの隙間16b3の分だけ、ベルト駆動軸1は、ホルダ11に対して相対的に回転可能である。そして、ベルト駆動軸1とホルダ11とが、受け孔16bの隙間16b3の分だけ相対的に回転して、図8B、図8Cに示すように、Dカット部2の曲面部2aとDカット部2の平面部2bとの境界部が、受け孔16bの平面部16b2に接触すると、ベルト駆動軸1とホルダ11との相対的な回転が規制され、ベルト駆動軸1とホルダ11とが一体的に回転する。
したがって、図8Aにおいて、前記回転方向に沿った受け孔16bの隙間16b3の分だけ前記ベルト駆動軸1がホルダ11に対して相対的に回転可能な範囲の一例としての可能角度17が構成される。
なお、前記受け孔16bは、前記ベルト駆動軸1のDカット部2に比べて前後方向の長さが短く形成されており、ベルト駆動軸1が嵌められた場合には、図5Bに示すように前記Dカット部2の後部がホルダ11に対して後方に突き出る。
図6、図7において、前記固定筒12には、筒部に設けられた第1の貫通孔の一例として、ベルト駆動軸1の後ネジ通過孔3に対応して固定筒12を貫通する左右一対の後貫通孔18が形成されている。実施例1の後貫通孔18は、内周面にネジ溝が切られた後ネジ孔18aと、前記後ネジ孔18aに対向し且つ前記後ネジ孔18aに比べて大径の後通過孔18bとにより構成されている。
また、前記固定筒12には、筒部に設けられた第2の貫通孔の一例として、ベルト駆動軸1のネジ通過孔4に対応して形成された前後一対の前貫通孔19が形成されている。実施例1の前貫通孔19は、内周面にネジ溝が切られた前ネジ孔19aと、前記前ネジ孔19aに対向し且つ前記前ネジ孔19aに比べて大径の前通過孔19bとにより構成されている。
前記後貫通孔18と前貫通孔19とにより、実施例1の筒部に設けられた貫通孔の一例としてのネジ孔18+19が構成されている。
図6、図7において、前記固定筒12には、切込部の一例として、固定筒12の先端部から固定筒12の基端部、すなわち、固定筒12の前端から後端に向かって延びるスリット部21が形成されている。図7Aにおいて、実施例1の前記スリット部21は、固定筒12の周方向に沿って等間隔に形成されている。実施例1の固定筒12には、周方向に沿って隣り合うネジ孔18,19の間に一本ずつスリット部21が形成されており、計4本のスリット部21が形成されている。
これにより、前記固定筒12は、スリット部21同士で挟まれた4つの部分筒壁部22がホイール支持板13側を基端として弾性変形可能となり、スリット部21が形成されていない場合に比べて、固定筒12の径方向に変形し易く構成されている。
なお、図7Aにおいて、実施例1では、後通過孔18b,前通過孔19bの設けられた部分筒壁部22の外周部は、後述する締付ネジ31,32のネジ頭に対応して平面状に形成されている。
また、実施例1では、図6A、図7における固定筒12の左上外周部には、外周部が平面状に切除された形状の被検出部材用の支持部23が形成されている。
図9は本発明の実施例1の中間転写ベルトと感光体ドラムとの後端部の説明図であり、図9Aは図3の要部拡大図、図9Bは図9Aのベルト駆動軸の後端部の断面図である。
図3、図9において、前記ホルダ11は、ベルト駆動軸1が保持孔16に挿入された状態で、第1の締付部材の一例として、後ネジ孔18aの径に対応した後締付ネジ31と、第2の締付部材の一例として、前ネジ孔19aの径に対応した前締付ネジ32とによって、ベルト駆動軸1に固定される。
すなわち、前記後締付ネジ31の先端部31aは、後通過孔18bから、後ネジ通過孔3を貫通して、後ネジ孔18aにネジ込まれる。そして、前記後締付ネジ31がネジ止めされると、ベルト駆動軸1を挟んで対向する固定筒12の部分、すなわち、一対の部分筒壁部22が、ベルト駆動軸1に対して締め付けられて、部分筒壁部22の内壁が前記ベルト駆動軸に密着し、ホルダ11がベルト駆動軸1に固定される。
同様に、前記前締付ネジ32の先端部32aは、前通過孔18bから、前ネジ通過孔4を貫通して、前ネジ孔18aにネジ込まれる。そして、前記前締付ネジ32がネジ止めされると、ベルト駆動軸1を挟んで対向する一対の部分筒壁部22が、ベルト駆動軸1に対して締め付けられて、部分筒壁部22の内壁が前記ベルト駆動軸1に密着し、ホルダ11がベルト駆動軸1に固定される。
これにより、固定筒12の内壁がベルト駆動軸1に面接触して、前記ベルト駆動軸1又はホルダ11のいずれか一方が他方に対して相対的に回転しようとしても、接触面に摩擦力が働き、ベルト駆動軸1とホルダ11とが一体的に回転する。
なお、前記各締付ネジ31,32の先端部31a,32aには、低減部の一例としての緩み止め部31a1,32a1が設けられている。前記緩み止め部31a1,32a1には、従来公知の緩み止め加工がされており、前記先端部31a,32aのネジ孔18a,19aからの抜ける方向の移動をすることを低減させて、部分筒壁部22の内壁が前記ベルト駆動軸1に密着した状態が保持されるように構成されている。なお、前記緩み止め加工としては、例えば、樹脂を塗布したり、ネジ山の傾斜量を変えて摩擦力を増加させたりする等、従来公知の緩み止め加工が適用可能である。
前記後締付ネジ31と前記前締付ネジ32とによって、実施例1の締付部材31+32が構成されている。
図10は本発明の実施例1のベルト駆動軸とホルダとの相対的な回転に伴うネジ貫通孔と締付ネジの説明図であり、図10Aは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Aに対応する説明図、図10Bは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Bに対応する説明図、図10Cは後ネジ貫通孔と後締付ネジに関する図8Cに対応する説明図、図10Dは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Aに対応する説明図、図10Eは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Bに対応する説明図、図10Fは前ネジ貫通孔と前締付ネジに関する図8Cに対応する説明図である。
図10A、図10Dにおいて、ネジ通過孔3,4の内径は、締付ネジ31,32の外形よりも大きく形成されており、ホルダ11がベルト駆動軸1に締付ネジ31,32で締め付けられて固定された状態では、後ネジ通過孔3と後締付ネジ31との間に、後側の第2の隙間の一例としての後ネジ隙間33が形成される。同様に、前ネジ通過孔4と前締付ネジ32との間には、前側の第2の隙間の一例としての前ネジ隙間34が形成される。
前記ネジ隙間33,34によって、前記回転方向に沿ったネジ隙間33,34、すなわち、遊びの分だけ、前記締付ネジ31,32がネジ通過孔3,4に対して相対的に回転可能な範囲の一例としての許容角度36が構成される。前記許容角度36は、前記可能角度17に比べて大きく設定されている。
したがって、仮に、ベルト駆動軸1とホルダ11とが相対的に回転することがあっても、締付ネジ31,32とネジ通過孔3,4の内面とが接触する前に、Dカット部2と受け孔16bとが接触して、ベルト駆動軸1とホルダ11の相対的な回転が規制される。すなわち、前記ネジ隙間33,34によって、締付ネジ31,32は、ベルト駆動軸1とホルダ11との相対的な回転方向において、ネジ通過孔3,4の内面から常時離間した状態で保持される。
前記後ネジ隙間33と前記前ネジ隙間34によって、実施例1の第2の隙間33+34が構成される。
図11は本発明の実施例1のベルト駆動軸とフライホイールの説明図である。
図3、図9、図11において、前記ベルト駆動軸1に固定されたホルダ11の後方には、前記中間転写ベルトBの回転を安定させる第2の安定部材の一例として、ベルト駆動軸1に支持された円板形状のフライホイール41が支持されている。
図9、図11において、前記フライホイール41の円板中心には、挿入部の一例として、フライホイール41を前後方向に貫通するDカット形状の挿入孔42が形成されている。前記挿入孔42には、ベルト駆動軸1のDカット部2のうち、図5Bに示すホルダ11の後方に突き出る後方部分が挿入される。
なお、実施例1の挿入孔42は、受け孔16bと同様に形成されており、Dカット部2との間に、受け孔16bの隙間16b3と同様の挿入孔42の隙間42aが形成されている。
図11において、前記フライホイール41には、挿入孔42から径方向に等距離離れた位置に、ホルダ11のホイール固定孔15に対応して、安定部材の固定孔の一例としての被固定孔43が計3つ形成されている。前記被固定孔43には、ホイール支持板13のホイール固定孔15に位置が合わされた状態で、固定部材の一例としての固定ネジ44が挿入される。
これにより、フライホイール41は、ホイール支持板13の後面に前記固定ネジ44によってネジ止めされる。このとき、フライホイール41は、ホルダ11によってベルト駆動軸1に保持され、ベルト駆動軸1が挿入孔42に挿入された状態で、ベルト駆動軸1と共に一体的に回転する。
したがって、前記フライホイール41は、挿入孔42において、他の部材を介することなく、ベルト駆動軸1に直接接触しており、回転中心がベルト駆動軸1によって決められる。また、前記固定ネジ44は、ベルト駆動軸1から径方向に離間した位置で、フライホイール41をホイール支持板13に固定しており、ベルト駆動軸1の径方向に近接した位置、すなわち、フライホイール41の回転中心に近い位置で固定する場合に比べて、フライホイール41との間の回転力、いわゆる、トルクによってかかる固定ネジ44への負荷が低減されている。
図3、図4、図9Aにおいて、前記ベルト駆動軸1のギア固定部6には、被駆動部材の一例として、棒状部材6aに嵌められて固定される被駆動ギアG1が支持されている。
図9Aにおいて、前記被駆動ギアG1の左方には、中間伝達部材の一例として、フレームFRに回転可能に支持された中間ギアG2が噛み合っている。前記中間ギアG2の左上方には、フレームFRに回転可能に支持された中間ギアG3が配置されている。前記中間ギアG3は、中間ギアG2に噛みあう小径の歯車部G3aと、前記小径の歯車部G3aに比べて大径であり且つ前記小径の歯車部G3aの後方の同軸上に支持された大径の歯車部G3bとを有する。前記大径の歯車部G3bの左上方には、駆動源の一例としてのモータM1がフレームFRに支持されており、モータM1の駆動軸に支持された駆動源の駆動部材の一例としてのモータギアG4が前記大径の歯車部G3bと噛み合っている。
したがって、前記モータM1が駆動してモータギアG4が回転すると、前記被駆動ギアG1には、ギアG2,G3を介して駆動力が伝達されて、被駆動ギアG1はベルト駆動軸1と共に一体的に回転する。
図2〜図4において、前記ベルト駆動軸1のボス部9には、ベルト駆動ロールRdの円筒部Rdaが挿入される。前記円筒部Rdaの後端には、径方向に切り欠かれたV字状の溝部Rda1が設けられており、前記駆動固定部8の棒状部材8aが円筒部Rdaの前記溝部Rda1に嵌め合わされて連結される。これにより、ベルト駆動ロールRdは、ベルト駆動軸1と一体的に回転可能となる。
したがって、ベルト駆動軸1が駆動力を受けて回転すると、ベルト駆動ロールRdがベルト駆動軸1と一体的に回転し、中間転写ベルトBもベルト駆動ロールRdによって回転する。
この際に、前記ベルト駆動軸1に支持されたフライホイール41は、ベルト駆動軸1と共に一体的に回転する。
ここで、ベルト駆動軸1を回転中心とする回転は、フライホイール41の分だけ、いわゆる、慣性モーメントが増大している。したがって、ベルト駆動軸1を中心とする回転を変動させる力をベルト駆動軸1が受けても、回転方向に速度変化が生じ難く、回転が安定する。
すなわち、前記フライホイール41により、ベルト駆動軸1の回転が安定しており、また、前記ベルト駆動軸1に連結されたベルト駆動ロールRdの回転や、ベルト駆動ロールRdによって駆動する中間転写ベルトBの回転も安定する。
前記ベルト駆動軸1とベルト駆動ロールRdとにより、第2の回転体の回転軸の一例であって、中間転写体の回転軸の一例としてのベルト回転軸1+Rdが構成される。
図12は本発明の実施例1のドラム駆動軸を後端方向から見た斜視図であり、フライホイールの図示を省略した図である。
図3、図12において、前記ベルト駆動軸1の左上には、像保持体の駆動軸の一例としてのドラム駆動軸51が、フレームFRに回転可能に支持されている。
前記ドラム駆動軸51の後端部は、ベルト駆動軸1の後端部と同様に構成されており、Dカット部2′、後ネジ通過孔3′及び前ネジ通過孔4′が形成されている。
前記ドラム駆動軸51の後端部には、第1の保持部材の一例として、前記ホルダ11と同一の構成のホルダ52が支持されている。前記ホルダ52は、締付ネジ31′、32′によって締め付けられて、ホルダ11と同様に、ドラム駆動軸51に支持される。
図3、図9A、図12において、前記ホルダ52の被検出部材の支持部23には、被検出部材53が支持されている。前記被検出部材53は、ドラム駆動軸51の径方向外側に向かって突出する形状に形成されており、ホルダ52と共に一体的に回転する。この際に、前記被検出部材53は、フレームFRに支持された検出部材54の検出領域を通過し、前記検出部材54によって通過が検出されて、1回転の時間が計測され、感光体ドラムPRの回転位置が検出される。
図3、図12において、前記ドラム駆動軸51に固定されたホルダ52の後方には、前記感光体ドラムPRの回転を安定させる第1の安定部材の一例としてのフライホイール56が支持されている。実施例1のフライホイール56は、前記ベルト駆動軸1に支持されたフライホイール41に比べて径が大きく且つ前後方向の厚さが薄く形成されている点以外は、ベルト駆動軸1に支持されたフライホイール41と同様に構成されている。前記ドラム駆動軸51に支持されたフライホイール56は、ドラム駆動軸51のDカット部2′が挿入孔42′に挿入された状態で、ホルダ52に固定ネジ44′によってネジ止めされる。
図3においてドラム駆動軸51には、ギア固定部が設けられており、被駆動ギアG11が支持されている。
図3、図9において、前記被駆動ギアG11の下方には、フレームFRに回転可能に支持された中間ギアG12が配置されている。前記中間ギアG12は、被駆動ギアG11に噛みあう小径の歯車部G12aと、前記小径の歯車部G12aに比べて大径であり且つ前記小径の歯車部G12aの後方の同軸上に支持された大径の歯車部G12bとを有する。前記大径の歯車部G12bの下方には、前記モータギアG4が噛み合っている。
したがって、前記モータM1が駆動してモータギアG4が回転すると、前記被駆動ギアG11には、中間ギアG12を介して駆動力が伝達されて、被駆動ギアG11はドラム駆動軸51と共に一体的に回転する。
前記ドラム駆動軸51には、前記感光体ドラムPRの円筒部PRaが挿入されて、円筒部PRa内の図示しない連結部材により、感光体ドラムPRと連結される。
これにより、ドラム駆動軸51が回転すると、感光体ドラムPRが一体的に回転する。このとき、フライホイール56がドラム駆動軸51と共に一体的に回転して、ドラム駆動軸51の回転が安定すると共に、感光体ドラムPRの回転が安定する。
前記ドラム駆動軸51及び円筒部PRaによって、実施例1の第1の回転体の回転軸の一例であって、像保持体の回転軸の一例としてのドラム回転軸51+PRaが構成されている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置Uでは、画像形成動作の一例としてのジョブが開始されると、モータM1が駆動し、ドラム回転軸51+PRa及びベルト回転軸1+Rdが回転駆動して、感光体ドラムPR及び中間転写ベルトBが回転する。このとき、回転軸51+PRa,1+Rdの後端部に支持されたフライホイール56,41が、回転軸51+PRa,1+Rdと共に回転して、感光体ドラムPR、中間転写ベルトBの回転を安定させる。したがって、感光体ドラムPRに形成される画像の画質低下や、中間転写ベルトBに転写されたり、中間転写ベルトBから記録シートSに転写されたりする画像の画質低下が低減される。
ここで、実施例1のドラム駆動軸51に支持されたフライホイール56は、ホルダ52のホイール支持板13に固定ネジ44′で固定されて、ホルダ52と一体的に回転する。そして、ホルダ52は、固定筒12が締付ネジ31′,32′で締め付けられてドラム駆動軸51に固定され、ドラム駆動軸51と一体的に回転する。
図13は従来の駆動軸と固定筒の固定方法の一例の説明図である。
図13において、駆動軸01に、ネジ溝を有し且つ駆動軸01を貫通しない径方向のネジ孔01aを形成して、ホルダの固定筒02を駆動軸01に、直接、ネジ03でネジ止めする構成では、回転時に駆動軸01に対して軸固定部02が相対的に回転した場合に、負荷がネジ03に集中し易く、ネジ折れが生じる場合があった。
これに対して、実施例1では、締付ネジ31′,32′が、ドラム駆動軸51のネジ貫通孔3′,4′の内壁に接触せずに貫通すると共に、固定筒12をドラム駆動軸51に対して締付けており、固定筒12とドラム駆動軸51との間の摩擦力で、ホルダ52がドラム駆動軸51と一体的に回転する。したがって、実施例1では、図13に示すように、固定筒12をドラム駆動軸51に、直接、ネジ止めする構成に比べて、締付ネジ31′,32′への負荷が低減されており、ネジ折れの懸念が低減されている。
ここで、実施例1では、図8、図10に示すように、ドラム駆動軸51のDカット部2′が、受け孔16bに対して、可能角度17分の隙間があると共に、締付ネジ31′,32′とネジ通過孔3′,4′との間には、許容角度36の分の隙間が設けられている。そして、実施例1では、許容角度36の方が、前記可能角度17に対して大きくなるように構成されており、Dカット部2′の受け孔16bに対する遊びに比べて、締付ネジ31′,32′のネジ通過孔3,4に対する遊びの方が大きく構成されている。
したがって、仮に、ドラム駆動軸51とホルダ52とが相対的に回転することがあっても、締付ネジ31′,32′とネジ通過孔3′,4′の内面とが接触する前に、Dカット部2′と受け孔16bとが接触して、ドラム駆動軸51とホルダ52の相対的な回転が規制される。
よって、ドラム駆動軸51に対して、締付ネジ31′,32′で締め付けられたホルダ52が相対的に回転することがあっても、締付ネジ31′,32′は、相対的な回転方向においてネジ通過孔3′,4′の内面から常時離間しており、締付ネジ31′,32′には負荷が生じ難く、ネジ折れの懸念が低減されている。
また、実施例1のフライホイール56は、ドラム駆動軸51のDカット部2′のうち、ホルダ52の後方に突き出た部分が挿入孔42′に挿入され、Dカット部2′の曲面部2a′が挿入孔42′の内壁に接触した状態で、ドラム駆動軸51を回転中心として回転する。
このとき、例えば、Dカット部が短くてホルダのみで支持されたり、特許文献1のようにホルダに設けられた新たな支持軸に支持されたりして、フライホイールがドラム駆動軸に直接接触せずにホルダ等を介して支持される場合、部品の製造誤差や組立誤差が累積する。よって、フライホイールの回転中心は、ドラム駆動軸の回転中心に対して誤差が累積してずれてしまい、フライホイールが偏心し易く、回転が安定し難い。
これに対して、実施例1のフライホイール56は、ドラム駆動軸51で、直接、支持されて回転中心の位置が決められており、ドラム駆動軸51に間接的に支持される場合に比べて、偏心し難く回転が安定し易い。すなわち、実施例1では、フライホイール56の回転が安定して、感光体ドラムPRの回転が、より安定し易くなっている。
また、実施例1のホルダ52には、固定筒12にスリット部21が形成されており、スリット部21が形成されていない場合に比べて、固定筒12が径方向に変形し易い。特に、実施例1では、スリット部21がネジ孔18,19の間に一本ずつ形成されており、ネジ孔18,19毎に部分筒壁部22が設けられ、部分筒壁部22の対向する部分がホイール支持板13側を基端として変形し易くなっている。
したがって、実施例1では、締付ネジ31′,32′で、固定筒12を締め付けた場合に、スリット部21が形成されていない場合に比べて、固定筒12がドラム駆動軸51に対して密着し易くなり、接触面積が大きくなり易くなる。よって、固定筒12とドラム駆動軸51とが確実に固定される。
なお、ベルト駆動軸1のフライホイール41は、フライホイール56がドラム駆動軸51に支持される構成と同様にして、ベルト駆動軸1に支持される。
図14は本発明の実施例1のフライホイールの取り外し方法の説明図であり、図14Aはフライホイールとフライホイールが装着された状態の説明図、図14Bはフライホイールが取り外された状態の説明図、図14Cはフライホイールを取り外す直前の説明図である。
図14において、保守、点検の際に、フライホイール41,56が取り外される場合、ベルト駆動軸1のフライホイール41よりも後方に支持されたドラム駆動軸51のフライホイール56が先に取り外される。
すなわち、まず、ドラム駆動軸51のフライホイール56は、固定ネジ44′が緩められて、ホルダ52から後方に移動されて取り外される。そして、ベルト駆動軸1のフライホイール11を取り外す場合には、固定ネジ44が緩められると共に、感光体ドラムPR側のホルダ52が回転される。すなわち、図14Cに示すように、ホイール支持板13の正三角形状の辺をベルト駆動軸1側に合わせて、ホイール支持板13がフライホイール41の取り外し時の通過領域と重複しないようにホイール支持板13を回転させる。そして、フライホイール41をホルダ11に対してから後方に移動させると、フライホイール41がホイール支持板13に干渉せずに後方に抜かれて取り外される。
ここで、仮に、ホイール支持板が円形状であるとすると、ホイール支持板の径が大きい場合には、ベルト駆動軸1のフライホイール41の取り外し時の通過領域とホイール支持板が常時重複してしまう。したがって、ベルト駆動軸1のフライホイール41を取り外す場合には、感光体ドラムPR側のホルダを予め取り外さなければ、フライホイール41が取り外せず、取り外し操作が煩雑化する。これに対応するために、ベルト駆動軸1のフライホイール41の径を小さくしたり、ホイール支持板の円板の径を小さくしたりすることが考えられるが、フライホイール41の径を小さくした場合には、フライホイール41の回転を安定させる性能が低下する恐れがある。また、ホイール支持板の円板の径を小さくした場合には、ホイール支持板のホイール固定孔15が回転中心に近くなり、フライホイール56を固定ネジ44′で固定した場合に、固定ネジ44′へのトルクによる負荷が大きくなる恐れが生じる。
これに対して、実施例1では、ホルダ56のホイール支持板13を多角形状の一例としての正三角形状で構成しており、ホイール固定孔15と回転中心との距離を確保しつつ、ホルダ56を回転させることで、フライホイール41の取出し時の通過領域からホイール支持板13が退避可能となっている。したがって、実施例1では、フライホイール41の性能を維持しつつ、ホルダ52と干渉せずに簡易に取り外せる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H013)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置Uは複写機による構成を例示したが、これに限定されず、プリンタ、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に本発明の構成を適用可能である。
(H02)前記実施例において、ホルダ11,52の固定筒12は、スリット部21で挟まれた4つの部分筒壁部22毎に一本の締付ネジ31〜32′で締め付けられて駆動軸1,51に固定される構成を例示したが、これに限定されない。
例えば、駆動軸1,51と固定筒12とに、さらに、ネジ通過孔3〜4′、ネジ孔18,19を設けて、部分筒壁部22毎に複数本の締付ネジで締め付けて駆動軸1,51に固定する構成が可能である。また、固定筒12をスリット部21で6つの部分筒壁部22に分割して、3本の締付ネジで締め付けるなど、固定筒12を2n個の部分筒壁部22に分割して、n本の締付ネジで締め付けて、駆動軸1,51に固定する構成が可能である。さらに、1本の締付ネジで締め付けられたり、複数本の締付ネジで一方向に締め付けられたりする構成が可能である。すなわち、締付ネジの位置や本数は設計や仕様に応じて任意に変更可能である。
(H03)前記実施例において、固定筒12には、スリット部21が設けられていることが望ましいが、スリット部21が省略された構成も可能である。
(H04)前記実施例において、固定筒12は、締付ネジ31〜32′がネジ溝の切られたネジ孔18a,19aにネジ込まれて、締め付けられる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、締付部材を、ネジとナットにより構成して、ネジとナットによって固定筒12が締め付けられる構成も可能である。
(H05)前記実施例において、被規制部と規制部の一例として、Dカット部2,2′と受け孔16bとによる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、切欠きが二つ形成された形状、いわゆる、WDカットとしたり、駆動軸1,51を径方向に貫通し且つ両端が径方向に突出する棒状の形状とその形状が嵌る形状、いわゆる、キーとキー溝にしたりして、駆動軸1,51とホルダ11,52との相対的な回転を規制する等、被規制部と規制部とは従来公知の構成が可能である。
(H06)前記実施例において、駆動軸1,51の後端部で、フライホイール41,56がホルダ11,52の後方に隣接して配置された構成を例示したが、これに限定されず、例えば、フライホイール41,56がホルダ11,52の前方に隣接して配置されて、ホルダ11,52の向きが実施例1とは前後逆の構成も可能である。
(H07)前記実施例において、可能角度17に比べて、許容角度36の方が大きいことが望ましいが、これに限定されず、可能角度17に比べて、許容角度36の方が小さい構成も可能である。
(H08)前記実施例において、駆動軸1,51の後端部には、被規制部の一例としてのDカット部2,2′が設けられている構成が望ましいが、Dカット部2,2′を省略して、円柱状にすることも可能である。なお、この場合には、駆動軸1,51のDカット部2,2′が省略されたことに伴い、ホルダ11,52の受け孔16bや、フライホイール41,56の挿入孔42,42′は、円柱形状の孔として構成される。
(H09)前記実施例において、中間転写体の一例として、無端帯状部材の一例としての中間転写ベルトBによる構成を例示したが、これに限定されず、いわゆる、ドラム型の中間転写体による構成が可能であり、ドラム型の中間転写体の回転軸に本発明の構成を適用することが可能である。また、回転体は、感光体ドラムPRなどの像保持体や中間転写ベルトBなどの中間転写体に限定されず、レジロールRrや、定着装置Fの加熱ロールFh、加圧ロールFp、記録シートSの厚さ検知部材の一例としての接触式の厚さ検知ロールなど、任意の回転体に本発明の構成を適用することが可能である。
(H010)前記実施例において、回転軸に設けられた貫通孔の一例として、断面円形のネジ通過孔3〜4′を例示したが、断面角状、断面長孔状など、任意の断面形状の孔で構成することが可能である。
(H011)前記実施例において、ホルダ11,52のホイール支持板13は、正三角形状に形成された構成を例示したが、これに限定されず、円形状や、正四角形状、正五角形状、あるいは、細長い長方形形状など、いわゆる、回転対称の形状にすることが可能である。また、ホイール支持板13は、回転対称の形状が望ましいが、設計、構成に応じて、任意の形状が可能である。
なお、実施例1のように、ドラム駆動軸51とベルト駆動軸1の距離が近く、一方のフライホイール41,56の取外し時の通過領域と、他方のホイール支持板13とが重複する恐れがある場合には、ホイール支持板13は、ホイール固定孔15と回転中心との距離を確保しつつ、フライホイール41,56の取外し時の通過領域から退避可能な多角形型の回転対称の形状にすることが望ましい。また、逆に、ドラム駆動軸51とベルト駆動軸1の距離が離れており、一方のフライホイール41,56の取外し時の通過領域と、他方のホイール支持板13とが重複する恐れがなければ、ホイール支持板13は任意の形状が使用可能である。
(H012)前記実施例において、ドラム駆動軸51のホルダ52と、ベルト駆動軸1のホルダ11とは、同一の構成が望ましいが、これに限定されず、例えば、ベルト駆動軸1のホルダ11では、被検出部材支持部23を省略するなど、ホルダ52とホルダ11とを別々の構成としても良い。
(H013)前記実施例において、感光体ドラムPR用のフライホイール56をドラム回転軸51+PRaに設け、中間転写ベルトB用のフライホイール41をベルト回転軸1+Rdに設けた構成を例示したが、これに限定されず、例えば、要求される画質などの仕様や設計に応じて、フライホイール41については省略して、フライホイール56のみの構成にする等、いずれか一方の駆動軸1,51にのみフライホイール41,56を設ける構成も可能である。
1+Rd…中間転写体の回転軸、
2,2′…被規制部、
3,3′…回転軸に設けられた第1の貫通孔、
4,4′…回転軸に設けられた第2の貫通孔、
11…保持部材、第1の保持部材、
12…筒部、
13…支持部、第1の支持部、
16b…規制部、
16b3…第1の隙間、
17…第1の隙間分の範囲、
18…筒部に設けられた第1の貫通孔、
19…筒部に設けられた第2の貫通孔、
21…切込部、
31,32,31′,32′…締付部材、
33,34…第2の隙間、
36…第2の隙間分の範囲、
41…安定部材、
42…挿入部、
51+PRa…像保持体の回転軸、
52…保持部材、第2の保持部材、
B…中間転写体、第2の回転体、
PR…像保持体、第1の回転体、
U…画像形成装置。

Claims (6)

  1. 画像形成動作に伴って回転する回転体と、
    前記回転体の回転軸と、
    前記回転軸の軸方向の端部に設けられて、前記端部以外の部分の前記回転軸の外形とは異なる外形形状に形成された被規制部と、
    前記回転軸の軸方向の端部に設けられ、前記回転軸の軸方向である回転軸方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する貫通孔と、
    前記回転軸が挿入される挿入部を有し、前記回転体と共に回転して、前記回転体の回転を安定させる安定部材と、
    前記安定部材に対して前記回転軸方向に隣接して配置され、前記安定部材を前記回転軸に保持する保持部材であって、前記回転軸が内部に挿入される筒状の筒部と、前記筒部の前記回転軸方向における端部に設けられ且つ前記安定部材を支持する支持部と、を有する前記保持部材と、
    前記筒部の内部に設けられて、前記被規制部が嵌まる形状に形成され且つ前記被規制部と接触して前記回転軸の前記保持部材に対する相対的な回転を規制する規制部であって、前記回転軸に対する相対的な回転方向に沿って前記被規制部との間に第1の隙間を有する前記規制部と、
    前記回転軸に設けられた貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ、前記筒部を貫通する貫通孔と、
    前記筒部に設けられた貫通孔及び前記回転軸に設けられた貫通孔を貫通し、前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる締付部材と、
    前記締付部材と前記回転軸に設けられた貫通孔との間に形成された第2の隙間であって、前記回転軸が前記保持部材に対して相対的に回転可能な前記第1の隙間分の範囲に比べて、前記締付部材が前記回転軸に設けられた貫通孔に対して相対的に回転可能な前記第2の隙間分の範囲が広く形成された前記第2の隙間と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成動作に伴って回転する回転体と、
    前記回転体の回転軸と、
    前記回転軸の端部に設けられ且つ前記回転軸方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する第1の貫通孔と、前記回転軸の端部且つ前記回転軸に設けられた第1の貫通孔の位置から前記回転軸方向にずれた位置に設けられ、前記回転軸方向に対して交差し且つ前記回転軸に設けられた第1の貫通孔の貫通方向に対して交差する方向に前記回転軸を貫通する第2の貫通孔と、を有する前記回転軸に設けられた貫通孔と、
    前記回転軸が挿入される挿入部を有し、前記回転体と共に回転して、前記回転体の回転を安定させる安定部材と、
    前記安定部材に対して前記回転軸方向に隣接して配置され、前記安定部材を前記回転軸に保持する保持部材であって、前記回転軸が内部に挿入される筒状の筒部と、前記筒部の前記回転軸方向における端部に設けられ且つ前記安定部材を支持する支持部と、を有する前記保持部材と、
    前記回転軸に設けられた第1の貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ前記筒部を貫通する第1の貫通孔と、前記回転軸に設けられた第2の貫通孔に対応して前記筒部に形成され且つ前記筒部を貫通する第2の貫通孔と、を有する前記筒部に設けられた貫通孔と、
    前記筒部に設けられた第1の貫通孔及び前記回転軸に設けられた第1の貫通孔を貫通し且つ前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる第1の締付部材と、前記筒部に設けられた第2の貫通孔及び前記回転軸に設けられた第2の貫通孔を貫通し且つ前記筒部を前記回転軸に対して締め付けて前記筒部の内壁を前記回転軸に密着させる第2の締付部材と、を有する前記締付部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記筒部に設けられ、前記筒部の先端部から前記筒部の基端部に向かって延びる切込部、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転軸に設けられた貫通孔を貫通して前記筒部に設けられた貫通孔を貫通する先端部と、前記先端部に設けられて前記筒部に設けられた貫通孔からの前記先端部が抜ける方向の移動を低減させる低減部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 表面に像を保持する像保持体により構成された第1の回転体と、前記像保持体に対向して配置され且つ前記像保持体の表面の像が転写される中間転写体により構成された第2の回転体と、を有する前記回転体と、
    前記像保持体の回転を安定させる第1の安定部材を前記像保持体の回転軸に保持する第1の保持部材と、前記中間転写体の回転を安定させる第2の安定部材を前記中間転写体の回転軸に保持し且つ前記第1の保持部材と構成が同一の第2の保持部材と、を有する前記保持部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 表面に像を保持する像保持体により構成された第1の回転体と、前記像保持体に対向して配置され且つ前記像保持体の表面の像が転写される中間転写体により構成された第2の回転体と、を有する前記回転体と、
    前記回転軸方向に移動させて前記像保持体の回転軸に着脱可能、且つ、前記像保持体の回転を安定させる第1の安定部材を前記像保持体の回転軸に保持する第1の保持部材と、前記回転軸方向に移動させて前記中間転写体の回転軸に着脱可能、且つ、前記中間転写体の回転を安定させる第2の安定部材を前記中間転写体の回転軸に保持する第2の保持部材と、を有する前記保持部材と、
    前記第1の保持部材に設けられて前記第1の安定部材を支持し、且つ、前記中間転写体の回転軸に対して前記第2の安定部材が着脱される際に、前記第2の安定部材が通過する通過領域に対応して、切り欠きが形成された第1の支持部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
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