JP5608960B2 - 機械室レスエレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、巻上機を昇降路の下部に配置した機械室レスエレベータにおいて、特に昇降路上部の機器配置及び昇降路スペースの有効活用に関するものである。
巻上機を昇降路下部に配置し、かご側返し車や釣合い重り側返し車を昇降路上部に配置した機械室レスエレベータにおいて、返し車を支持する返し車支持梁の構造を簡素化してガイドレールに掛る圧縮荷重を小さくしたり、またかごガイドレールに掛る曲げモーメントを小さくすることを目的とし、かご側返し車と釣合い重り側返し車とを取付ける返し車取付け梁を、釣合い重りガイドレールとかごガイドレールのうちいずれか3本以上で荷重を支持する構成としたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−67313号公報
上記特許文献1では、釣合い重り側返し車取付け枠を介して釣合い重り側返し車を返し車取付け梁に取付けるようにしているが、その構成は、釣合い重り側返し車取付け枠の上部が返し車取付け梁の下面へ取付けられ、該取付け枠の下部は釣合い重り側レール支持台により釣合い重り側レールの上端に支持された構成となっている。このため、釣合い重り側返し車を返し車取付け梁の下面より上方には配置することができず、それに従って釣合い重りの上限位置も自ずと制限を受けることになる。その結果、定格積載の大きなエレベータ等で釣合い重りの重量(積込量)を大きくする必要のある場合には、釣合い重り全体の幅や奥行きの寸法を大きくせざるを得ず、その分昇降路の幅や奥行きを大きくするか、或いはそれができない場合は釣合い重りの高さを高くする必要があり、そのためには返し車取付け梁の位置を高く、すなわちその分だけ昇降路寸法も高くしなければならないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、返し車取付け梁の位置を高くすることなく釣合い重りを従来の上限位置より更に上方に移動させることが可能な構成とし、従って昇降路寸法を高くすることなく釣合い重りの高さ寸法を大きくできる、すなわち釣合い重りの重量を大きくできるようにすることを目的としたものである。
本発明に係る機械室レスエレベータ装置は、昇降路内を昇降するかごと、該かごと反対方向に昇降する釣合い重りと、前記かごの水平方向の移動を規制するかご用ガイドレールと、前記釣合い重りの水平方向の移動を規制する釣合い重り用ガイドレールと、前記かごと前記釣合い重りを懸架するロープと、昇降路の下部に配置され、前記ロープが巻き掛けられたシーブ及び該シーブを駆動するモータを有し、前記シーブを回転させることにより前記ロープを介して前記かごと前記釣合い重りを昇降させる巻上機とから構成された機械室レスエレベータ装置において、前記かご用ガイドレール及び前記釣合い重り用ガイドレールに支持され、昇降路の頂部付近に配置される返し車支持梁と、前記シーブから前記かごに至る前記ロープの一部が巻き掛けられ、前記返し車支持梁に支持されるかご側返し車と、前記シーブから前記釣合い重りに至る前記ロープの一部が巻き掛けられ、前記返し車支持梁から独立して設置されるとともに、前記かご用ガイドレールと前記釣合い重り用ガイドレールの少なくとも一方に支持される釣合い重り側返し車とを備え、該釣合い重り側返し車と前記返し車支持梁とが投影平面上で重ならない構成としたことを特徴とするものである。
本発明によれば、釣合い重り側返し車と返し車支持梁とが投影平面上で重ならない構成としたことにより、釣合い重り側返し車の頂部を返し車支持梁の下面よりも上方に設置することが可能となり、その結果、返し車支持梁の高さ位置を変更することなく釣合い重りを従来の上限位置より更に上方に移動させることが可能となり、その結果、昇降路寸法を高くすることなく釣合い重りの高さ寸法を大きくできる、すなわち釣合い重りの重量を大きくすることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す昇降路側面図、 図2は本発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す昇降路平面図、 図3は図1の要部を示す昇降路上部の側面図であり、各図中同一符号は同一部分を示す。
図において、1はエレベータの昇降路、2はかご、3は釣合い重り、4はかごの水平方向の移動を規制するかご用ガイドレール、5は釣合い重りの水平方向の移動を規制する釣合い重り用ガイドレール、6は昇降路下部に配置された巻上機(図示せず)のシーブ、7はかご2の吊り車、8はかご側返し車、9は釣合い重り側返し車、10は釣合い重り3の吊り車、11は返し車支持梁、12はかご2と釣合い重り3とを懸架するロープである。このロープ12はシーブ6に巻き掛けられ、その一端は、昇降路上部に設けられたかご側返し車8と、かご2の吊り車7とを経由して、かご側綱止め13に取付けられる。また、ロープ12の他端は、昇降路上部に設けられた釣合い重り側返し車9と、釣合い重り3の吊り車10とを経由して、釣合い重り側綱止め14に取付けられており、巻上機の駆動によりシーブ6が回転することで、かご2と釣合い重り3とが対向して昇降する。
昇降路1の頂部付近には、かご用ガイドレール4及び釣合い重り用ガイドレール5に支持された返し車支持梁11が配置され、シーブ6からかご吊り車7に至るロープ12の一部が巻き掛けられたかご側返し車8が、この返し車支持梁11に取付ブラケット15を介して支持されている。
一方、シーブ6から釣合い重り吊り車10に至るロープ12の一部が巻き掛けられた釣合い重り側返し車9は、図2に示すように、その回転面が返し車支持梁11の長手方向と略平行であり、投影平面上で返し車支持梁11と重ならない位置で取付け枠16に支持されており、この取付け枠16はかご用ガイドレール4と釣合い重り用ガイドレール5にボルトや溶接等により固定されている。
上記のように構成されたエレベータ装置においては、釣合い重り側返し車9は投影平面上で返し車支持梁11と重ならない位置に配置されているため、釣合い重り側返し車9の頂部を返し車支持梁11の下面よりも上方に配置することが可能となる。
この結果、釣合い重り側返し車9の頂部を返し車支持梁11の下面より上方に配置した分だけ釣合い重り3の高さ寸法を大きくすることができ、釣合い重りに積み込む重りの量を大きくすることができる。
その他の実施形態
上記の実施形態では、釣合い重り返し車を支持する取付け枠を、かご用ガイドレールと釣合い重り用ガイドレールで支持するようにしているが、これに加えて、返し車支持梁にも固定し支持するようにしてもよい。
その他、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の改変を施すことができる。
本発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す昇降路側面図である。 本発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す昇降路平面図である。 図1の要部を示す昇降路上部の側面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 かご
3 釣合い重り
4 かご用ガイドレール
5 釣合い重り用ガイドレール
6 シーブ
7 かご吊り車
8 かご返し車
9 釣合い重り返し車
10 釣合い重り吊り車
11 返し車支持梁
16 取付け枠

Claims (2)

  1. 昇降路内を昇降するかごと、該かごと反対方向に昇降する釣合い重りと、前記かごの水平方向の移動を規制するかご用ガイドレールと、前記釣合い重りの水平方向の移動を規制する釣合い重り用ガイドレールと、前記かごと前記釣合い重りを懸架するロープと、昇降路の下部に配置され、前記ロープが巻き掛けられたシーブ及び該シーブを駆動するモータを有し、前記シーブを回転させることにより前記ロープを介して前記かごと前記釣合い重りを昇降させる巻上機とから構成された機械室レスエレベータ装置において、前記かご用ガイドレール及び前記釣合い重り用ガイドレールに支持され、昇降路の頂部付近に配置される返し車支持梁と、前記シーブから前記かごに至る前記ロープの一部が巻き掛けられ、前記返し車支持梁に支持されるかご側返し車と、前記シーブから前記釣合い重りに至る前記ロープの一部が巻き掛けられ、前記返し車支持梁から独立して設置されるとともに、前記かご用ガイドレールと前記釣合い重り用ガイドレールの少なくとも一方に支持される釣合い重り側返し車とを備え、該釣合い重り側返し車と前記返し車支持梁とが投影平面上で重ならない構成としたことを特徴とする機械室レスエレベータ装置。
  2. 前記釣合い重り側返し車の回転面と前記返し車支持梁の長手方向とが略平行となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の機械室レスエレベータ装置。
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