JP5606473B2 - 蒸気タービン - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、蒸気タービンに関する。
火力発電所などで用いられる蒸気タービンの熱効率の向上は、エネルギ資源の有効利用や、二酸化炭素(CO)排出量の削減につながる重要な課題となっている。
蒸気タービンの熱効率の向上は、与えられたエネルギを有効に機械仕事に変換することで達成することができ、そのためには様々な内部損失を低減することが必要である。
蒸気タービンの内部損失には、翼の形状に起因するプロファイル損失、蒸気の二次流れ損失、蒸気の漏洩損失、蒸気の湿り損失などに基づくタービン翼列損失、蒸気弁やクロスオーバー管に代表される翼列以外の通路における通路部損失、タービン排気室によるタービン排気損失などがある。
これら損失の中で、タービン排気損失は、全内部損失の10〜20%を占める大きな損失である。タービン排気損失は、最終段出口から復水器入口までの間で発生する損失であり、リービング損失、フード損失、環状面積制限損失、ターンナップ損失などにさらに分類される。このうち、フード損失は、排気室から復水器までの圧力損失であり、ディフューザを含めた排気室の形式、形状、サイズに依存する。
一般に、圧力損失は、蒸気の流速の二乗に比例して大きくなるため、許容される範囲で排気室のサイズを大きくして蒸気の流速を低減することが効果的である。しかしながら、排気室のサイズを大きくする際、製造コストや建屋の配置スペースなどからの制約を受ける。フード損失を低減させるために排気室のサイズを大きくする際にも、このような制約を受ける。そのため、限られた排気室のサイズで、圧力損失の小さい形状とすることが重要となる。
排気室における圧力損失を低減するためには、ディフューザにおいて、蒸気の速度を十分に減少させて静圧を回復させ、その下流における圧力損失を低減する必要がある。そのため、タービン排気損失を低減するために様々な検討がなされている。
図13は、従来の蒸気タービン200の上半部における、タービンロータの中心軸を含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。図13に示すように、最終のタービン段落を構成する動翼210を通過した蒸気は、スチームガイド211とベアリングコーン212とで構成される環状のディフューザ213に導かれる。
ディフューザ213の上半側から排出される蒸気は、直接、排気室出口に向かって流れずに、図13に矢印で示すように、半径方向外側に向かって、放射状にほぼ均等に流出する。ディフューザ213から流出された蒸気は、外部ケーシング214と内部ケーシング215との間に流出する。特に、鉛直上方向に流出した蒸気は、上半側の外部ケーシング214に設けられた上半側フローガイド216や内部ケーシング215の外周面に衝突し、流れ方向が下向きに転向される。そして、下向きに流れが転向された蒸気は、タービンロータ217の下方、すなわち蒸気タービン200の下方に設置された復水器(図示しない)に導かれる。
特開2009−103099号公報
上記したように、下方に設置された復水器に排気された蒸気を導く排気室を備えた蒸気タービン200では、半径方向外側に向かって流出した蒸気のうち、特に鉛直上方向に流出した蒸気は、上半側フローガイド216や内部ケーシング215に衝突して、流れ方向が下向きに転向される。そのため、ディフューザ213の上半側から排出された蒸気は、ディフューザ213の下半側から排出される蒸気よりも大きな圧力損失を受ける。そのため、排気室における蒸気の流れの圧力損失が増加する。
本発明が解決しようとする課題は、排気室における蒸気の流れの圧力損失を抑制し、タービン排気損失を低減することができる蒸気タービンを提供することである。
実施形態の蒸気タービンは、最終のタービン段落を通過した蒸気を下方に設けられた復水器に導く。この蒸気タービンは、タービンロータを包囲する、上半側内部ケーシングおよび下半側内部ケーシングからなる内部ケーシングと、前記内部ケーシングを包囲する、上半側外部ケーシングおよび下半側外部ケーシングからなる外部ケーシングと、最終のタービン段落の下流側に設けられ、最終のタービン段落を通過した蒸気を半径方向外側に向かって排出する環状ディフューザとを備える。
そして、前記タービンロータの中心軸から前記上半側外部ケーシングの内壁までの鉛直方向の距離H、最終のタービン段落を構成する最終段動翼の最外径D、前記最終段動翼の翼高さB、および前記復水器に向けて蒸気を排出する排出口を構成する、前記下半側外部ケーシングの底部における、前記タービンロータの中心軸に垂直で、かつ水平方向の内壁間の距離Wが、(H−D/2)/B≦1.7および(W−D)/2B≧2を満たすように設定されている。
第1の実施の形態の蒸気タービンの、タービンロータの中心軸を含む鉛直方向の子午断面を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンの排気室の一部を示した斜視図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける排気室の、タービンロータの中心軸を含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンにおける排気室の、タービンロータの中心軸を含む水平方向の子午断面の一部を示す図である。 第1の実施の形態の蒸気タービンを示した図3のA−A断面を示した図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける排気室の、タービンロータの中心軸を含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンにおける排気室の、タービンロータの中心軸を含む水平方向の子午断面の一部を示す図である。 第2の実施の形態の蒸気タービンを示した図6のB−B断面を示した図である。 (H−D/2)/Bとタービン排気損失との関係を示す図である。 (W−D)/2Bとタービン排気損失との関係を示す図である。 (H−C/2)/Bとタービン排気損失との関係を示す図である。 (W−C)/2Bとタービン排気損失との関係を示す図である。 従来の蒸気タービンの上半部における、タービンロータの中心軸を含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の、タービンロータ23の中心軸Oを含む鉛直方向の子午断面を示す図である。図2は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の排気室の一部を示した斜視図である。なお、図2では、外部ケーシング20を取り除いた状態が示されている。
図3は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における排気室70の、タービンロータ23の中心軸Oを含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。図4は、第1の実施の形態の蒸気タービン10における排気室70の、タービンロータ23の中心軸Oを含む水平方向の子午断面の一部を示す図である。図5は、第1の実施の形態の蒸気タービン10を示した図3のA−A断面を示した図である。なお、図4は、排気室70の上半側を上半側から見たときの断面である。図5では、便宜上、構成の一部を省略して示している。
ここでは、蒸気タービン10として、下方排気型の排気室を備えた複流排気型の低圧タービンを例示して説明する。
図1に示すように、外部ケーシング20内には、内部ケーシング21が備えられ、蒸気タービン10は、いわゆる二重ケーシング構造を備えている。外部ケーシング20および内部ケーシング21は、タービンロータ23の中心軸Oを含む水平面を境に、上下に2つ割り構造で構成されている。外部ケーシング20は、上半側外部ケーシング20aおよび下半側外部ケーシング20bから構成され、内部ケーシング21は、上半側内部ケーシング21aおよび下半側内部ケーシング21bから構成されている。
内部ケーシング21内には、動翼22が植設されたタービンロータ23が貫設されている。動翼22を周方向に複数植設されることで動翼翼列を構成し、この動翼翼列をタービンロータ23の軸方向に複数段備えている。タービンロータ23は、ロータ軸受24によって回転可能に支持されている。なお、ここでは、動翼22のうち、最終のタービン段落に備えられる動翼を最終段動翼22aとしている。
内部ケーシング21の内周には、タービンロータ23の中心軸方向に動翼22と交互になるように、ダイアフラム25a、25bに支持されたノズル26が配設されている。ノズル26を周方向に複数植設されることでノズル翼列を構成し、ノズル翼列と直下流側に位置する動翼翼列とで一つのタービン段落を構成する。なお、内部ケーシング21は、例えば、外部ケーシング20によって支持されている。
蒸気タービン10の中央には、クロスオーバー管27からの蒸気が導入される吸気室28を備えている。この吸気室28から左右のタービン段落に蒸気を分配して導入する。
図1〜図4に示すように、最終のタービン段落の下流側には、外周側のスチームガイド30と、その内周側のベアリングコーン40とによって形成された、蒸気を半径方向外側に向かって排出する環状ディフューザ50が形成されている。なお、ベアリングコーン40の内部には、ロータ軸受24などが備えられている。
図3および図4に示すように、スチームガイド30、ベアリングコーン40は、タービンロータ23の中心軸Oを含む水平面を境に、上下に2つ割り構造で構成されている。例えば、上半側および下半側のスチームガイド30によって、ベルマウス拡開形の筒状のスチームガイド30が構成される。同様に、上半側および下半側のベアリングコーン40によって、ベルマウス拡開形の筒状のベアリングコーン40が構成される。そして、筒状のスチームガイド30と、その内側に設けられた筒状のベアリングコーン40とによって、環状ディフューザ50が構成される。なお、スチームガイド30およびベアリングコーン40における上半側および下半側の構成は同じである。
図3および図4に示すように、環状ディフューザ50の出口においては、蒸気の流れが半径方向外側の方向に流れるように、例えば、スチームガイド30の出口側の最端部30aは、ベアリングコーン40の出口側の最端部40aと水平方向位置が同じとなるように構成されることが好ましい。すなわち、最端部30aのタービンロータ23の中心軸Oからの半径方向の距離と、最端部40aのタービンロータ23の中心軸Oからの半径方向の距離とが等しく構成されることが好ましい。タービン段落において、膨張仕事をした蒸気は、前述した環状ディフューザ50を通過し、環状ディフューザ50の出口から半径方向外側に向かって排出される。
図2に示すように、外部ケーシング20の底部には、蒸気タービン10の下方に設けられた復水器(図示しない)に向けて蒸気を排出する排出口60が形成されている。ここで、最終のタービン段落を通過した蒸気が、外部ケーシング20の排出口60から排出されるまでの蒸気通路は、排気室70として機能している。
排気室70は、例えば、図2および図5に示すように、上半側竜骨リブ80aを備えた上半側外部ケーシング20aと、下半側竜骨リブ80bを備えた下半側外部ケーシング20bとで囲われた広い空間部を備えている。また、上半側外部ケーシング20aには、上半側の環状ディフューザ50から鉛直上方側に流出した蒸気を下向きに転向する上半側フローガイド81を備えている。
下半側外部ケーシング20bの底部側には、上記した下半側竜骨リブ80bの他、仕切部82、83などが設けられている。このように、上半側竜骨リブ80a、下半側竜骨リブ80b、仕切部82、83などを備えることで、排気室70が外気圧力などの押圧力に耐えられる構造となる。
ここで、図3および図5に示すように、タービンロータ23の中心軸Oから上半側外部ケーシング20aの内壁までの鉛直方向の距離をHとする。図3および図4に示すように、最終のタービン段落を構成する最終段動翼22aの最外径をDとする。ここで、最外径Dは、最終段動翼22aが回転する際、最終段動翼22aの翼先端が描く円の直径に等しい。また、最終段動翼22aの翼高さをBとする。ここで、翼高さBは、図3および図4に示すように、翼根元から翼先端までの距離であり、排気室70の入口(環状ディフューザ50の入口)を表す代表的寸法として機能する。
上記した、鉛直方向の距離H、最終段動翼22aの最外径Dおよび最終段動翼22aの翼高さBは、次の式(1)を満たすように設定されている。
(H−D/2)/B≦1.7 …式(1)
また、図5に示すように、復水器(図示しない)に向けて蒸気を排出する排出口60を構成する、下半側外部ケーシング20bの底部における、タービンロータ23の中心軸Oに垂直で、かつ水平方向の内壁90a、90b間の距離をWとする。このW、前述した、最終段動翼22aの最外径Dおよび最終段動翼22aの翼高さBは、次の式(2)を満たすように設定されている。
(W−D)/2B≧2 …式(2)
すなわち、蒸気タービン10は、上記した式(1)および式(2)を満たすように構成されている。
ここで、上記した式(1)を満たすことで、鉛直上方向に形成される、上半側外部ケーシング20aと上半側内部ケーシング21aとの間の鉛直上方向空間が狭くなり、この空間に流れ込む蒸気ST1の流量が減少する(図5参照)。すなわち、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の下流側の最端部30aとの間の隙間を通過し、上半側フローガイド81や上半側内部ケーシング21aに衝突して、流れが下向きに転向される蒸気の流量が減少する(図3参照)。そのため、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。
ここで、上半側竜骨リブ80aの高さを確保して、排気室70を外気圧力などの押圧力に耐えられる構造とするため、(H−D/2)/Bの下限値は、0.5程度である。
一方、上記した式(2)を満たすことで、水平方向に形成される、上半側外部ケーシング20aと上半側内部ケーシング21aとの間の水平方向空間が広くなり、この空間に流れ込む蒸気ST2の流量が増加する(図5参照)。すなわち、蒸気ST1の流量が減少した分、水平方向空間に流出する蒸気ST2の流量が増加する。水平方向空間に流出した蒸気ST2は、上半側フローガイド81や上半側内部ケーシング21aに衝突することなく、下半側外部ケーシング20bの排出口60に導かれる。そのため、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。
ここで、環状ディフューザ50から流出した流れに対して、流路面積急拡大による拡大損失の発生を防止する理由から、(W−D)/2Bの上限値は、4程度である。
なお、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気ST1、ST2は、下半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気ST3と合流し、排出口60から排出され、復水器(図示しない)に導かれる。
上記したように、第1の実施の形態の蒸気タービン10によれば、上半側の環状ディフューザ50から半径方向に放射状に流出する蒸気において、狭い空間の鉛直上方向空間に流出する蒸気ST1の流量を減少させ、広い空間の水平方向空間に流出する蒸気ST2の流量を増加させることができる。これによって、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における排気室の、タービンロータ23の中心軸Oを含む鉛直方向の子午断面の一部を示す図である。図7は、第2の実施の形態の蒸気タービン11における排気室70の、タービンロータ23の中心軸Oを含む水平方向の子午断面の一部を示す図である。図8は、第2の実施の形態の蒸気タービン11を示した図6のB−B断面を示した図である。なお、図7は、排気室70の上半側を上半側から見たときの断面である。図8では、便宜上、構成の一部を省略して示している。また、第1の実施の形態の蒸気タービン10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
第2の実施の形態の蒸気タービン11において、図6および図8に示すように、タービンロータ23の中心軸Oから上半側外部ケーシング20aの内壁までの鉛直方向の距離をHとする。図6〜図8に示すように、環状ディフューザ50の出口を構成するスチームガイド30の出口側(下流側)の最端部30aにおける最外径をCとする。また、最終段動翼22aの翼高さをBとする。ここで、翼高さBは、図6および図7に示すように、翼根元から翼先端までの距離である。
上記した、鉛直方向の距離H、最端部30aの最外径Cおよび最終段動翼22aの翼高さBは、次の式(3)を満たすように設定されている。
0.2≦(H−C/2)/B≦0.85 …式(3)
また、図8に示すように、復水器(図示しない)に向けて蒸気を排出する排出口60を構成する、下半側外部ケーシング20bの底部における、タービンロータ23の中心軸Oに垂直で、かつ水平方向の内壁90a、90b間の距離をWとする。このW、前述した、最端部30aの最外径Cおよび最終段動翼22aの翼高さBは、次の式(4)を満たすように設定されている。
1.1≦(W−C)/2B≦1.8 …式(4)
すなわち、蒸気タービン11は、上記した式(3)および式(4)を満たすように構成されている。
ここで、図6および図7に示すように、上半側の環状ディフューザ50の出口から半径方向外側に流出した蒸気の流れは、流れの向きが90度転向され、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間に流入する。この隙間が狭い場合には、上半側の環状ディフューザ50の出口から放射状に半径方向外側に流出した流れは、この隙間を流れ難くなり、大きな圧力損失が発生する。
一方、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間が広い場合には、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の距離が長くなる。そのため、上半側の環状ディフューザ50の出口から流出した蒸気は、急激に空間が広がり、流れの急拡大による圧力損失が発生する。
また、上半側の環状ディフューザ50の出口と上半側外部ケーシング20aの内壁面との距離が長いため、上半側外部ケーシング20aの内壁面は、蒸気の流れを、所定の方向に導く流れガイドとして機能しない。そのため、上半側の環状ディフューザ50の出口から半径方向外側に流出した蒸気の流れを、90度転向して、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間に適切に流入させることが困難となる。これによって、蒸気の流れは、ベアリングコーン40側に偏り、排出口60の排気面積を有効に使用することができず、圧力損失が増加する。
このように、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間には、最適値が存在する。すなわち、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間がこの最適値よりも小さくても、大きくても圧力損失が増加する。
また、この隙間をできる限り狭くすることで、上半側フローガイド81や上半側内部ケーシング21aに衝突して、流れが下向きに転向される蒸気ST1の流量を減少することができる(図8参照)。これによって、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。そのため、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間を、蒸気の流れの妨げにならない程度に可能な限り小さくし、(H−C/2)/Bの範囲が設定されている。
また、水平方向に形成される、上半側外部ケーシング20aと上半側内部ケーシング21aとの間の水平方向空間を流れの急拡大損失を生じない程度に広くすることで、この空間に流れ込む蒸気ST2の流量が増加する(図8参照)。すなわち、蒸気ST1の流量が減少した分、水平方向空間に流出する蒸気ST2の流量が増加する。
水平方向空間に流出した蒸気ST2は、上半側フローガイド81や上半側内部ケーシング21aに衝突することなく、外部ケーシング20の排出口60に導かれる。そのため、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。上記したことに基づいて、上記した式(3)、式(4)の関係式が得られる。
上記したように、第2の実施の形態の蒸気タービン11によれば、上半側外部ケーシング20aとスチームガイド30の最端部30aとの間の隙間を、蒸気の流れの妨げにならない程度に可能な限り小さくし、狭い空間の鉛直上方向空間に流出する蒸気ST1の流量を減少させ、広い空間の水平方向空間に流出する蒸気ST2の流量を増加させることができる。これによって、上半側の環状ディフューザ50から流出した蒸気の排気室70における圧力損失を低減することができる。
(タービン排気損失の評価)
(1)(H−D/2)/Bおよび(W−D)/2Bとタービン排気損失
図9は、(H−D/2)/Bとタービン排気損失との関係を示す図である。図10は、(W−D)/2Bとタービン排気損失との関係を示す図である。これらの関係は、縮尺モデルによるモデル試験および数値解析から得られた結果である。
なお、図9および図10に係る評価において、(H−D/2)/Bおよび(W−D)/2Bの双方の値を変化させて評価した。具体的には、(H−D/2)/Bの値を減少させるに伴って、(W−D)/2Bの値を増加させた。例えば、(H−D/2)/Bが1.7のときの(W−D)/2Bは2であり、(H−D/2)/Bを1.7から減少させるに伴って、(W−D)/2Bを2から増加させた。
図9に示すように、(H−D/2)/Bの値が1.7を超えると、タービン排気損失が急激に増加している。また、図10に示すように、(W−D)/2Bが2未満では、タービン排気損失が急激に増加している。そのため、(H−D/2)/Bを1.7以下とし、(W−D)/2Bを2以上に設定することで、タービン排気損失を低減できることがわかる。
(2)(H−C/2)/Bおよび(W−C)/2Bとタービン排気損失
図11は、(H−C/2)/Bとタービン排気損失との関係を示す図である。図12は、(W−C)/2Bとタービン排気損失との関係を示す図である。これらの関係は、実機において得られた結果である。
なお、図11および図12に係る評価において、(H−C/2)/Bおよび(W−C)/2Bの双方の値を変化させて評価した。具体的には、(H−C/2)/Bの値を増加させるに伴って、(W−C)/2Bの値を減少させた。例えば、(H−C/2)/Bが0.2のときの(W−C)/2Bは1.8であり、(H−C/2)/Bを0.2から増加させるに伴って、(W−C)/2Bを1.8から減少させた。(H−C/2)/Bが0.85のときの(W−C)/2Bは1.1である。
図11に示すように、(H−C/2)/Bが0.6程度で最高静圧回復量となり、そこから外れると、静圧回復量が低下し、タービン排気損失が増加している。ここで、通常のタービン設計基準では、最高静圧回復量から20%の低下した静圧回復量までを許容する設計がなされている。図11には、最高静圧回復量から20%の低下した静圧回復量を破線で示している。そのため、(H−C/2)/Bを0.2以上0.85以下、(W−C)/2Bを1.1以上1.8以下に設定することで、前述したタービン設計基準値以上の静圧回復量を得ることができ、タービン排気損失を低減することができることがわかる。
以上説明した実施形態によれば、排気室における蒸気の流れの圧力損失を抑制し、タービン排気損失を低減することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10,11…蒸気タービン、20…外部ケーシング、20a…上半側外部ケーシング、20b…下半側外部ケーシング、21…内部ケーシング、21a…上半側内部ケーシング、21b…下半側内部ケーシング、22…動翼、22a…最終段動翼、23…タービンロータ、24…ロータ軸受、25a,25b…ダイアフラム、26…ノズル、27…クロスオーバー管、28…吸気室、30…スチームガイド、30a,40a…最端部、40…ベアリングコーン、50…環状ディフューザ、60…排出口、70…排気室、80a…上半側竜骨リブ、80b…下半側竜骨リブ、81…上半側フローガイド、82…仕切部、90a…内壁。

Claims (2)

  1. 最終のタービン段落を通過した蒸気を下方に設けられた復水器に導く蒸気タービンであって、
    タービンロータを包囲する、上半側内部ケーシングおよび下半側内部ケーシングからなる内部ケーシングと、
    前記内部ケーシングを包囲する、上半側外部ケーシングおよび下半側外部ケーシングからなる外部ケーシングと、
    最終のタービン段落の下流側に設けられ、最終のタービン段落を通過した蒸気を半径方向外側に向かって排出する環状ディフューザと
    を備え、
    前記タービンロータの中心軸から前記上半側外部ケーシングの内壁までの鉛直方向の距離H、最終のタービン段落を構成する最終段動翼の最外径D、前記最終段動翼の翼高さB、および前記復水器に向けて蒸気を排出する排出口を構成する、前記下半側外部ケーシングの底部における、前記タービンロータの中心軸に垂直で、かつ水平方向の内壁間の距離Wが、次の式(1)および式(2)を満たすことを特徴とする蒸気タービン。
    (H−D/2)/B≦1.7 …式(1)
    (W−D)/2B≧2 …式(2)
  2. 最終のタービン段落を通過した蒸気を下方に設けられた復水器に導く蒸気タービンであって、
    タービンロータを包囲する、上半側内部ケーシングおよび下半側内部ケーシングからなる内部ケーシングと、
    前記内部ケーシングを包囲する、上半側外部ケーシングおよび下半側外部ケーシングからなる外部ケーシングと、
    最終のタービン段落の下流側に設けられ、スチームガイドおよびその内側のベアリングコーンによって形成された、最終のタービン段落を通過した蒸気を半径方向外側に向かって排出する環状ディフューザと
    を備え、
    前記タービンロータの中心軸から前記上半側外部ケーシングの内壁までの鉛直方向の距離H、前記環状ディフューザの出口を構成する前記スチームガイドの最端部における最外径C、最終のタービン段落を構成する最終段動翼の翼高さB、および前記復水器に向けて蒸気を排出する排出口を構成する、前記下半側外部ケーシングの底部における、前記タービンロータの中心軸に垂直で、かつ水平方向の内壁間の距離Wが、次の式(3)および式(4)を満たすことを特徴とする蒸気タービン。
    0.2≦(H−C/2)/B≦0.85 …式(3)
    1.1≦(W−C)/2B≦1.8 …式(4)
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