JP5603737B2 - 熱変色性筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、熱変色性筆記具に関する。詳細には、筆記体の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体のペン先を軸筒の前端孔から出没可能に構成した熱変色性筆記具に関する。
特許文献1には、軸筒内に筆記体を前後方向に移動可能に収容し、軸筒の外面に操作部を設け、前記操作部を操作することにより前記筆記体のペン先を軸筒の前端孔から出没可能に構成し、前記筆記体の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記軸筒の外面に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で該筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けた熱変色性筆記具が開示されている。
前記特許文献1は、軸筒後端の操作部を前方に押圧するタイプにおいて操作部に摩擦部を設けた場合、該摩擦部を用いて摩擦操作すると、被筆記面によって操作部が前方に移動し、安定した摩擦操作を行うことができないおそれがある。特に、ペン先突出操作及びペン先没入操作のいずれもが操作部を前方に押圧操作するタイプの出没機構(いわゆるダブルノック式)を採用し且つ操作部に摩擦部を設けた場合、ペン先突出状態において操作体が前後方向にがたつき、安定した摩擦操作を行うことができないおそれがある。
また、特許文献1の図12には、筒状の操作部を前後方向に移動可能に設け、前記筒状の操作部の外面にポケット等に挟持可能なクリップを突設し、前記筒状の操作部の後端外面に摩擦部を設けた構成が開示されている。しかし、この構成の熱変色性筆記具は、ペン先の出没操作時に摩擦部を押圧するため、摩擦部が手垢等で汚れるおそれがある。そして、前記摩擦部が汚れた状態で熱変色性インキの筆跡を摩擦した場合、筆跡を有する被筆記面(例えば紙面)が汚れるおそれがある。
また、特許文献1の図15には、操作部を軸筒側壁より径方向外方に突出させ、前記操作部を後方付勢に抗して前方に押圧操作することにより、ペン先没入状態からペン先突出状態にする構成(いわゆる多芯タイプのサイドスライド式)の出没機構を備え、軸筒の後端外面に摩擦部を設けた構成が開示されている。しかし、この構成の熱変色性筆記具は、ペン先突出状態からペン先没入状態にする際(ペン先突出状態を解除する際)、他の筆記体に取り付けられた操作体を操作しなければならない。そのため、複数の操作体(即ち複数の突出部分)を設ける必要があり、外観デザイン上の自由度が減少する。さらには、ポケット等に挟持可能なクリップを軸筒に設ける場合、より一層、突出部分が増え、外観デザイン上の自由度が減少する。
国際公開第2008/105227号パンフレット
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、摩擦部を用いて安定した摩擦操作が可能となり、さらに、摩擦部が手垢等で汚れることを回避でき、しかも、外観デザイン上の自由度が増加する熱変色性筆記具を提供しようとするものである。尚、本発明で、「前」とは、ペン先側を指し、「後」とは、その反対側を指す。尚、本発明で、「ペン先没入状態」とは、ペン先が軸筒内に没入した状態をいい、「ペン先突出状態」とは、ペン先が軸筒の前端より外部に突出した状態をいう。
<1>本願の第1の発明は、筆記体9の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体9の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先91を設け、前記筆記体9を軸筒2内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体9を軸筒2内に設けた弾発体7により後方に付勢し、前記筆記体9のペン先91を軸筒2の前端孔31から出没可能に構成した熱変色性筆記具であって、前記軸筒2の側壁に前後方向に移動可能にクリップ体6を突出させ、前記クリップ体6前部の径方向内面に玉部62を突出させ、ペン先没入状態から前記クリップ体6を弾発体7の後方付勢に抗して前方に移動し、前記クリップ体6の玉部62を軸筒2側壁の係止部42に係止させることによってペン先突出状態にし、前記ペン先突出状態から前記クリップ体6の玉部62と軸筒2側壁の係止部42との係止を解除することによってペン先没入状態にする出没機構を備え、前記軸筒2の後端に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で該筆跡を熱変色可能な摩擦部10を設けたことを要件とする。
前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、摩擦部10を軸筒2の後端に設けたことにより、摩擦操作時、摩擦部10の後方への移動が阻止されるため、摩擦部10を用いて安定した摩擦操作が可能となる。また、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、ペン先91を出没する際、クリップ体6を操作し、摩擦部10を操作しないため、摩擦部10が手垢等で汚れることを回避できる。また、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、軸筒2の側壁にクリップを設けたにもかかわらず、従来の多芯タイプのサイドスライド式の熱変色性筆記具に比べ、突出部分が少なく、外観デザイン上の自由度が増加し、スマートな外観を得ることができる。
尚、本発明において、前記クリップ体6の玉部62は、軸筒2側壁との間においてポケット等に挟持可能なものである。尚、本発明において、軸筒2の後端に摩擦部10を設けるとは、前記摩擦部10は、少なくとも摩擦操作時に、前記摩擦部10を軸筒2の後端に設ける構成であればよく、例えば、摩擦部10が軸筒2後端より出没する構成であってもよい。
<2>本願の第2の発明は、前記第1の発明の熱変色性筆記具1において、前記摩擦部10が弾性材料からなり、前記摩擦部10の一部がペン先没入状態のクリップ体6に当接してなることを要件とする。
前記第2の発明の熱変色性筆記具1は、ペン先突出状態からペン先没入状態にする際、弾発体7の後方付勢により筆記体9及びクリップ体6が後方移動し、クリップ体6と弾性材料よりなる摩擦部10とが当接するため、その際に筆記体9に加わる衝撃を緩和できる。その結果、筆記体9内のインキの逆流等やペン先からの空気の混入を防止できる。
本発明の熱変色性筆記具は、摩擦部を用いて安定した摩擦操作が可能となり、さらに、摩擦部が手垢等で汚れることを回避でき、しかも、外観デザイン上の自由度が増加し、スマートな外観を得ることができる。
本発明の実施の形態のペン先没入状態を示す縦断面図である。 図1のペン先突出状態を示す縦断面図である。 熱変色性インキの変色挙動を示す説明図である。
図1及び図2に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、軸筒2と、該軸筒2の側壁外面に前後方向に移動可能に設けた単一のクリップ体6と、該軸筒2内に収容される筆記体9と、該筆記体9のペン先91を軸筒2の前端孔31より出没自在にさせる出没機構とを備える。
・筆記体
前記筆記体9は、ペン先91と、該ペン先91が前端開口部に圧入固着されたインキ収容管と、該インキ収容管内に充填される熱変色性インキと、該熱変色性インキの後端に充填され且つ該熱変色性インキの消費に伴い前進する追従体(例えば高粘度流体)とからなる。
前記ペン先91は、例えば、前端に回転可能にボールを抱持した金属製のボールペンチップのみからなる構成、または前記ボールペンチップの後部外面を保持した合成樹脂製のペン先ホルダーからなる構成のいずれであってもよい。また、前記インキ収容管の後端開口部に、インキ収容管と外部とが通気可能な通気孔を備えた尾栓が取り付けられる。
・軸筒
前記軸筒2は、先細円筒状の前軸3と、該前軸3の後端部に連結される円筒状の中間軸4と、該中間軸4の後端部に連結される円筒状の後軸5とからなる。前記中間軸4の側壁及び後軸5の側壁には、前後方向に延びるスライド孔21が形成される。
前記前軸3は、合成樹脂の成形体からなる先細円筒状の本体32と、該本体32外面に設けられる弾性材料からなる把持部33とからなる。前記把持部33は、2色成形または装着により設けられる。前記前軸3の後端部は縮径され、その外面にはオネジ部が形成される。前記前軸3の前端には、前端孔31が前後方向に貫設される。
前記中間軸4は、円筒状の合成樹脂の成形体からなる。前記中間軸4の前端部内面には、メネジ部が形成される。前記メネジ部に前記前軸3のオネジ部が螺合可能である。前記中間軸4の後端部側壁には、前後方向に延びる第1の長孔41が形成される。前記第1の長孔41の僅かに前方の中間軸4の側壁には、孔からなる係止部42が形成される。前記係止部42は、これ以外にも、凹部、凸部であってもよい。
前記後軸5は、円筒状の合成樹脂の成形体からなる。前記後軸5の前端部側壁には、前端が開放され且つ後端が閉鎖された、前後方向に延びる第2の長孔51が形成される。また、前記後軸5の後端には、取付孔52が前後方向に貫設される。前記取付孔52に弾性材料からなる摩擦部10が圧入嵌合される。前記第1の長孔41と第2の長孔51が連通するように、後軸5の前部を中間軸4の後端部に固着する。それにより、軸筒2の側壁にスライド孔21が形成される。
前記クリップ体6は、前後方向に延びるクリップ本体61と、該クリップ本体61の前部の径方向内面に突設される玉部62と、部該クリップ本体61の後部に一体に連設される基部64と、該基部64より後方に突出され且つクリップ本体の後端よりも後方に一体に連設される操作部63と、該基部64の径方向内方に一体に連設されるU字状の屈曲部65と、該屈曲部65の後端部に一体に連設される当接部66とからなる。前記クリップ体6は、合成樹脂の成形体により得られる。前記屈曲部65の内面には、クリップ弾発体8(例えば圧縮コイルスプリング)が収容され、屈曲部65を径方向の弾発力が付与される。これ以外にも、前記クリップ弾発体8を備えず、屈曲部65のみの構成でも、屈曲部65に径方向の弾発力を付与することができる。
前記摩擦部10が固定された後軸5を中間軸4の後端部に連結することによって、前記摩擦部10が軸筒2の後端に固定される。また、前軸3と中間軸4とが螺合により着脱自在に連結され、それにより、筆記体9を交換可能にできる。
・出没機構
前記出没機構は、クリップ体6を前後に移動させることにより、ペン先91を出没させるものである。
・ペン先の出没
ペン先没入状態からクリップ体6を前方に、弾発体7による後方付勢に抗してスライド操作すると、クリップ体6の玉部62が、軸筒2の側壁の係止部42に係止され、ペン先突出状態が維持される。
ペン先突出状態からクリップ体6の操作部63を径方向内方に押圧操作すると、基部64を支点にしてクリップ体6の前端部が径方向外方に変位し、玉部62と係止部42との係止状態が解除される。
それと同時に、弾発体7による後方付勢により、筆記体9が後方に移動し、クリップ体6の当接部66が摩擦部10に当接され、ペン先没入状態が維持される。
・摩擦部
本実施の形態において、前記摩擦部10を構成する弾性材料は、弾性を有する合成樹脂(ゴム、エラストマー)が好ましく、例えば、シリコーン樹脂、SBS樹脂(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、SEBS樹脂(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、フッ素系樹脂、クロロプレン樹脂、ニトリル樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等が挙げられる。前記摩擦部10を構成する弾性を有する合成樹脂は、高摩耗性の弾性材料(例えば、消しゴム等)からなるものよりも、摩擦時に摩耗カス(消しカス)が殆ど生じない低摩耗性の弾性材料からなることが好ましい。また、前記摩擦部10は、軸筒2の後端部外面に少なくとも設ければよく、例えば、軸筒2の後端部に弾性材料よりなる摩擦部10を圧入、係合、螺合、嵌合、接着、2色成形等によって固着する構成、または軸筒2の全体もしくは後軸5の全体が弾性材料により一体に形成される構成が挙げられる。
・熱変色性インキ
本実施の形態において、前記熱変色性インキは、可逆熱変色性インキが好ましい。前記可逆熱変色性インキは、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型、または、消色状態から加熱により発色し、発色状態からの冷却により消色状態に復する加熱発色型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
また、前記可逆熱変色性インキに含有される色材は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性顔料が好適に用いられる。
本実施の形態では、図3に示すように、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで異なる経路を辿って変色し、完全発色温度(t)以下の低温域での発色状態、または完全消色温度(t)以上の高温域での消色状態が、特定温度域〔t〜tの間の温度域(実質的二相保持温度域)〕で記憶保持できる色彩記憶保持型熱変色性インキが適用されることが好ましい。図3において、ΔHは、ヒステリシスの程度を示す温度幅(即ちヒステリシス幅)を示す。ΔHの値が小さいと、変色前後の両状態のうち一方の状態しか存在しえない。ΔHの値が大きいと、変色前後の各状態の保持が容易となる。
本実施の形態では、前記熱変色性インキの摩擦部10の摩擦熱による変色温度は、25℃〜95℃(好ましくは36℃〜95℃)に設定される。即ち、本実施の形態では、前記高温側変色点〔完全消色温度(t)〕を、25℃〜95℃(好ましくは、36℃〜90℃)の範囲に設定し、前記低温側変色点〔完全発色温度(t)〕を、−30℃〜+20℃(好ましくは、−30℃〜+10℃)の範囲に設定することが有効である。それにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持を有効に機能させることができるとともに、可逆熱変色性インキによる筆跡を摩擦部10による摩擦熱で容易に変色することができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、摩擦部10を軸筒2の後端に設けたことにより、摩擦操作時、摩擦部10の後方への移動が阻止されるため、摩擦部10を用いて安定した摩擦操作が可能となる。また、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、ペン先91を出没する際、クリップ体6を操作し、摩擦部10を操作しないため、摩擦部10が手垢等で汚れることを回避できる。また、前記第1の発明の熱変色性筆記具1は、軸筒2の側壁にクリップを設けたにもかかわらず、従来の多芯タイプのサイドスライド式の熱変色性筆記具に比べ、突出部分が少なく、外観デザイン上の自由度が増加し、スマートな外観を得ることができる。
本実施の形態の熱変色性筆記具1は、ペン先突出状態からペン先没入状態にする際、弾発体7の後方付勢により筆記体9及びクリップ体6が後方移動し、クリップ体6と弾性材料よりなる摩擦部10とが当接するため、その際に筆記体9に加わる衝撃を緩和できる。その結果、筆記体9内のインキの逆流等やペン先91からの空気の混入を防止できる。
1 熱変色性筆記具
2 軸筒
21 スライド孔
3 前軸
31 前端孔
32 本体
33 把持部
4 中間軸
41 第1の長孔
42 係止部
5 後軸
51 第2の長孔
52 取付孔
6 クリップ体
61 クリップ本体
62 玉部
63 操作部
64 基部
65 屈曲部
66 当接部
7 弾発体
8 クリップ弾発体
9 筆記体
91 ペン先
10 摩擦部

Claims (2)

  1. 筆記体の内部に熱変色性インキを収容し、前記筆記体の前端に前記熱変色性インキが吐出可能なペン先を設け、前記筆記体を軸筒内に前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体を軸筒内に設けた弾発体により後方に付勢し、前記筆記体のペン先を軸筒の前端孔から出没可能に構成した熱変色性筆記具であって、
    前記軸筒の側壁に前後方向に移動可能にクリップ体を突出させ、前記クリップ体前部の径方向内面に玉部を突出させ、ペン先没入状態から前記クリップ体を弾発体の後方付勢に抗して前方に移動し、前記クリップ体の玉部を軸筒側壁の係止部に係止させることによってペン先突出状態にし、前記ペン先突出状態から前記クリップ体の玉部と軸筒側壁の係止部との係止を解除することによってペン先没入状態にする出没機構を備え、前記軸筒の後端に、前記熱変色性インキの筆跡を摩擦しその際に生じる摩擦熱で該筆跡を熱変色可能な摩擦部を設けるとともに、前記摩擦部が弾性材料からなり、前記摩擦部の一部がペン先没入状態のクリップ体に当接することを特徴とする熱変色性筆記具。
  2. 前記軸筒が、先細円筒状の前軸と、該前軸の後端部に連結される円筒状の中間軸と、該中間軸の後端部に連結される円筒状の後軸とからなり、前記後軸の後端に前記摩擦部を設けるとともに、前記中間軸の側壁及び後軸の側壁に、クリップ体が前後方向に移動可能に突出する、前後方向に延びるスライド孔を形成したことを特徴とする請求項1記載の熱変色性筆記具。
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