JP5603370B2 - 視差画像表示装置、視差画像生成方法、及び視差画像プリント - Google Patents
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Description
また、特許文献4の装置では、ディスプレイと前記空間光変調素子とを対応させてインターレース走査する手段が必要であり、コストが大きく増大するという問題点がある。
そして、幾何光学的な位置関係の崩れが同程度であっても、空間分割を細かく設定すると、クロストーク信号量は大きく発生する。
すなわち、幾何光学的な位置関係の崩れによるクロストーク信号を抑えるには、無用に空間分割を細かく設定しないことが肝要である。
また、表示する画像の局所的な情報量に基づき分割サイズを可変として最適な細かさに設定することで、画像情報の伝達を損なうことなく、更に、クロストーク信号の生じにくい高品質な立体視表示を可能とする視差画像表示装置、視差画像生成方法、及び視差画像プリントを提供することにある。
また、本発明の第2の態様によれば、クロストークによる画質の劣化を感じることの少ない高品質な視差画像を提供することができ、また、本視差画像は、電気的な駆動が不要であるため、印刷や写真プリントのような視差画像表示手段にも適用することができる。
<視差画像表示装置>
図1は、本発明の第1の態様の視差画像表示装置の構成を表す一実施形態の外観図である。図1に示すとおり、本発明の視差画像表示装置10は、第1の視差画像表示部12と、偏光メガネ14と、操作入力部16と、コンソール20と、画像サーバ32とを備える。
よって、第1の視差画像表示部12は、右目用単位領域18URによって構成される右目用領域(右目用画像表示領域)18Rと左目用単位領域18ULによって構成される左目用領域(左目用画像表示領域)18Lとからなる視差画像表示領域18、つまり、基準領域18Uによって構成される、視差画像表示領域18を有する。
液晶パネルを利用した偏光フィルタは、視差画像を表示する液晶ディスプレイの前面に設置され、視差画像の情報を用いて、視差画像の左目用領域18Lと右目用領域18Rとの偏光状態をそれぞれ操作することができる。
これにより、観察者の脳は、左目によって認識した左目用画像と、右目によって認識した右目用画像とに基づいて立体視を行うことが可能となる。
また、図2は、本発明の視差画像表示装置の詳細構成を示すブロック図であり、特にコンソール20の詳細構成を示す。
図2に示すとおり、前述のコンソール20は、画像取得部22と、視差画像生成部24と、制御部26と、表示制御部28と、偏光フィルタ制御部30と、記憶部34と、情報量分布算出部36と、を備え、前述の視差画像生成部24は、情報量比較手段37と、基準領域割当手段38と、輝度値調整手段40と、画像反映手段46とを有する。
なお、コンソール20は、具体的には、CPU(中央処理装置)、RAM(主記憶装置)、ハードディスク等で構成されるコンピュータによって構成され、実際には、上述のCPU(中央処理装置)、RAM(主記憶装置)、ハードディスク等が連動して、コンソール20内の上述の各部及び各手段を構成する。
ここで情報量とは、例えば、(1)画像の持つ高調波信号成分の量、(2)画像の最大周波数の値、(3)局所領域内での画像の輝度分布の分散値、(4)左右の原画像の画素値の差分量などが挙げられる。
基準領域18Uは、例えば、4×4の16画素から構成されてもよく、6×6の36画素から構成されてもよい。また、基準領域の大きさは、表示画像の大きさ(ピクセル数)や、視差画像表示領域18を有する(視差画像表示領域18と1対1に対応する)第1の視差画像表示部12の大きさ(解像度)に応じて変更されてもよい。
割り当ては、例えば、情報量の大きい右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULのいずれか一方を割り当ててもよく、情報量が同じぐらいの場合は、右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULの両方を半分ずつ割り当ててもよい。また、情報量の大小に応じて右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULの領域面積を変えて割り当ててもよい。
領域面積が小さくなればなるほど、輝度値を変えないと、その領域は暗く見えるため、輝度値を上げる必要がある。また、逆の理由で、領域面積が大きくなればなるほど、輝度値を下げる必要がある。
次に本発明の第1の態様に係る視差画像表示装置10の動作について簡単に説明する。
比較結果としては、対応する基準領域18Uにおいて、右目用画像Rの情報量と左目用画像Lの情報量とどちらが大きいか、また、どの程度大きいか等が出力される。
右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULの割り当ては、図6(a)のように、右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULのどちらか一方を割り当ててもよく、また、情報量が同じぐらいである場合には、半分ずつ割り当ててもよい。
また、図6(b)のように情報量に応じて右目用単位領域18UR及び左目用単位領域18ULの領域面積を変えて割り当ててもよい。
上述のとおり、視差画像生成部24で生成された視差画像は、表示制御部28を通して、第1の視差画像表示部12に表示され、また、記憶部34に一時記憶され、指示入力部16からの指示により、画像サーバ32に記憶されてもよい。
以上が、本発明の第1の態様に係る視差画像表示装置10の動作である。
次に、本発明の第1の態様に係る視差画像生成方法について説明する。本発明の視差画像表示装置10は、視差画像生成部24において、本発明の視差画像生成方法を用いて視差画像を生成し、第1の視差画像表示部12に視差画像を表示する。
そこで、情報量の比較結果の使い方として、図6(b)のように、基準領域18Uにおいて、基準領域割当手段38により、情報量の大きい方の画像の割り当て面積を大きくし、情報量の小さい方の画像の割り当て面積を小さくしてもよい。例えば、右目用画像Rと左目用画像Lとで、右目用画像Rの情報量が大きければ、その分だけ左目用画像Lの割り当て面積を大きくするなどである。
よって、たとえ割り当て面積が小さくなったとしても、そのために画像が暗くなるようなことの無いように視差画像を調整する必要がある。
情報量の比較結果の使い方として、図6(c)の方法を用いた場合、図5のAに示す基準領域18Uは、情報量比較手段37により右目用画像Rと左目用画像Lとの情報量の比較した場合、基準領域18Uに円形の図形のエッジ部分が入る右目用画像Rが優先される。
そして、右目用単位領域18URには、輝度値調整手段40により右目用画像Rである円形の図形のエッジ部分が若干輝度値を下げて表示され、左目用単位領域18ULには、左目用画像Lが輝度値を上げて表示される。
そして、画像反映手段46により、右目用単位領域18URには右目用画像Rが、左目用単位領域18ULには左目用画像Lが、それぞれそのまま反映され、視差画像が生成される。生成された視差画像は、第1の視差画像表示部12に表示される。
次に、視差画像生成部24における視差画像生成の方法について、図8のフローチャートに基づいて簡単に説明する。
例えば、(1)画像の持つ高調波信号成分の量、(2)画像の最大周波数の値、(3)局所領域内での画像の輝度分布の分散値、(4)左右の原画像の画素値の差分量などの少なくとも1つを情報量として、情報量分布を算出する。
そして、図6(c)に示すように、比較結果に基づいて、右目用画像Rと左目用画像Lとの基準領域18Uの表示割合を決定する(ステップS5)。
なお、これら視差画像は第1の視差画像表示部12において、表示されるだけでなく、プリンタ等の出力装置によって出力されてもよい。本発明は空間分割型の立体視表示であり、電気的駆動を必要としないからである。
上述のとおり、視差画像生成方法で生成された視差画像は、前述の視差画像表示装置10の第1の視差画像表示部12で表示するだけでなく、図示しないプリンタ等によって紙面に印刷することで、視差画像プリントとすることもできる。
上述の楕円偏光板は、偏光パターンを任意に変更して製造することができるため、偏光パターンが左目用領域18L及び右目用領域18Rに対応する上述の楕円偏光板を製造し、偏光フィルムとして視差画像上に張り付ければよい。
また、本発明の第1の態様に係る視差画像表示装置10において、第1の視差画像表示部12は、偏光フィルタ48の代わりに後述する2層式視差バリア49を備えても良い。なお、この場合、視差画像は、図9(B)に示す鉛直方向(観察者の目の並ぶに対して垂直な方向)にストライプ格子状に分割された視差画像に限られ、コンソール20は、偏光フィルタ制御部30の代わりに、視差画像生成部24によって生成された視差画像(視差画像表示領域18)に合わせて2層式視差バリア49を制御する視差バリア制御部31を備える。
また、偏光メガネ14は不要となり、裸眼で立体視を行うことができる。
また、視差バリア制御部31は、2層のスイッチ液晶をそれぞれ電気的に制御することで、2層式視差バリア49を制御する。
この場合、図10(A)に示すとおり、右目用画像の表示面積(情報量)と左目用画像の表示面積とは略同じとなる。
よって、観察者は、右目によって右目用画像を認識し、左目によって左目用画像を認識することで、左目用画像と右目用画像とに基づいて、裸眼立体視を行うことが可能となる。
なお、図14(A)の基準領域18Uにおける右目用単位領域18URと左目用単位領域18ULとの表示面積の差は、上述の2層式視差バリア49によってつくられる。
なお、視差バリアフィルムとしては、例えば、電気的駆動を必要とせず、光を通さない光不透過性のフィルムと光を通す光透過性フィルムとの組合せが考えられる。
図15は、本発明の第2の態様に係る視差画像表示装置の構成を表す一実施形態の外観図である。図15に示すとおり、本発明の視差画像表示装置110は、第2の視差画像表示部112と、偏光メガネ14と、操作入力部16と、コンソール120と、画像サーバ32とを備える。なお、上述の偏光メガネ14、操作入力部16、および画像サーバ32は、第1の態様と同様の構成であるため説明を省略する。
右目用領域118Rは、右目用単位領域118URによって構成され、また、左目用領域118Lは、左目用単位領域118ULによって構成される。また、一対の右目用単位領域118UR及び左目用単位領域118ULは、単位領域セット118Uを構成する。
単位領域セット118Uとしては、例えば、図15に示すとおり、ストライプ格子の形状が考えられる。もちろん、千鳥格子や、正方格子などの種々の形状が用いられてもよい。
また、図16は、本発明の第2の態様に係る視差画像表示装置の詳細構成を示すブロック図であり、特にコンソール120の詳細構成を示す。
図16に示すとおり、前述のコンソール120は、画像取得部22と、視差画像生成部124と、制御部26と、表示制御部28と、偏光フィルタ制御部30と、記憶部34と、情報量分布算出部136と、を備え、前述の視差画像生成部124は、視差画像表示領域分類手段142と、領域分割手段144と、画像反映手段46とを有する。なお、上述の画像取得部22、制御部26、表示制御部28、偏光フィルタ制御部30、記憶部34、および画像反映手段46は、第1の態様と同様の構成であるため説明を省略する。
なお、コンソール120は、第1の態様と同様に、具体的には、CPU(中央処理装置)、RAM(主記憶装置)、ハードディスク等で構成されるコンピュータによって構成され、実際には、上述のCPU(中央処理装置)、RAM(主記憶装置)、ハードディスク等が連動して、コンソール120内の上述の各部及び各手段を構成する。
ここで情報量とは、例えば、(1)画像の持つ高調波信号成分の量、(2)画像の最大周波数の値、(3)局所領域内での画像の輝度分布の分散値、(4)左右の原画像の画素値の差分量などが挙げられる。
図17(A)及び(B)に示すように、右目用画像及び左目用画像は、例えば、(a)空、(b)雲、(c)山、(d)木などから構成される。
特に、右目用画像と左目用画像とにおいて、(a)〜(d)のエッジ部分の情報は、精度の高い立体視を行うために重要である。
視差画像表示領域分類手段142は、例えば、図19に示すように、(a)〜(d)のエッジ部分周辺を(N)、(b)雲及び(d)木の部分を(M)、(a)空及び(c)山を(W)の3つの部分表示領域118D(118DN、118DM、118DW)に分類する。
なお、エッジ部分周辺とは、例えば、エッジを構成する画素から、一定画素分(例えば、半径10画素分)だけ離れた領域をいう。
単位領域セット118Uの大きさは、上述の情報量分布算出部142が算出した視差画像の部分表示領域118Dごとの情報量、及び情報量差(右目用画像の情報量と左目用画像の情報量との差)によって異なる。
また、図19に示す部分表示領域118DWは、(a)空や、(c)山など、それ程大きな変化の無い画像部分であり、これら部分表示領域118DWは、大きな(粗い)単位領域セット118UWに分割してもよい。
また、部分表示領域118DMの(b)雲や、(d)木などのように、部分表示領域118DMの画像自体がある程度細かい場合には、これらの中間の大きさの単位領域セット118UMに分割してもよい。
ここでは、図20に示すように、単位領域セット118Uを上述のストライプ格子の形状とし、幅の大きいものを単位領域セット118UW、幅の小さいものを単位領域セット118UN、その中間の大きさのものを単位領域セット118UMとしている。
以上のように、視差画像生成部124は、右目用画像及び左目用画像に基づいて、視差画像を生成する。
次に、本発明の第2実施形態に係る視差画像表示装置110の動作について簡単に説明する。
例えば、図19に示すように、情報量が多いと考えられる部分表示領域118DNは、なるべく小さな単位領域セット118UNに分割され、情報量が少ないと考えられる部分表示領域118DWは、なるべく大きな単位領域セット118UWに分割され、その中間の部分表示領域118DMは、それらの中間の大きさの単位領域セット118UMに分割される。
これ以降の動作は第1の態様と同様である。
以上が、本発明の第2の態様に係る視差画像表示装置110の動作である。
次に、本発明の第2の態様に係る視差画像生成方法について説明する。本発明の視差画像表示装置110は、視差画像生成部124において、本発明の視差画像生成方法を用いて視差画像を生成し、第2の視差画像表示部112に視差画像を表示する。
図17(A)及び(B)に示す右目用画像と左目用画像とにおいて、それぞれの画像の情報量分布を算出し、算出された情報量分布から、視差画像表示領域118を、複数の部分表示領域118Dに分類する。
図17(A)及び(B)に示すように、右目用画像及び左目用画像は、例えば、(a)空、(b)雲、(c)山、(d)木などから構成される。
本発明の視差画像生成部124は、領域分割手段144により、(N)、(M)、(W)の3つの異なる部分表示領域118Dを、分類ごとに大きさの異なる単位領域セット118Uによって分割する。
なお、図19に示す3つの異なる部分表示領域118Dの情報量の大きさは、(N)>(M)>(W)の順であるとすると、部分表示領域118Dの分割の大きさ(つまり、粗さ)は、(N)<(M)<(W)の順となる。
単位領域セット118Uのストライプ幅は、例えば、情報量が小さい分類(つまり、ストライプ幅が大きい分類)Wのストライプ幅を16ピクセル、中間の分類Mのストライプ幅を8ピクセル、情報量が大きい分類(つまり、ストライプ幅が小さい分類)Nのストライプ幅を4ピクセルとしてもよい。また、もちろん、視差画像のピクセルサイズに応じてストライプ幅を変更してもよく、部分表示領域118Dの大きさや形状に応じて変更してもよい。
例えば、部分表示領域118Dが横方向に長い場合には、領域分割手段144は、その部分表示領域118Dを縦方向のストライプ格子(単位領域セット118U)に分割してもよい。
分割の方向、つまりストライプ格子のストライプ方向と、画像の空間周波数との間で干渉(モアレ)が発生するのを防止するためである。
次に、視差画像生成部124における視差画像生成の方法について、図21のフローチャートに基づいて簡単に説明する。
上述のとおり、例えば、(1)画像の持つ高調波信号成分の量、(2)画像の最大周波数の値、(3)局所領域内での画像の輝度分布の分散値、(4)左右の原画像の画素値の差分量などの少なくとも1つを情報量として、情報量分布を算出する。
視差画像表示領域118の分類は、視差画像生成部124の視差画像表示領域分類手段によって、例えば、右目用画像の情報量分布と左目用画像の情報量分布との差分量から、画像の変化や画像のエッジ情報等に基づいて行う(ステップS105)。
例えば、右目用単位領域118UR及び左目用単位領域118ULがストライプ格子であるとすると、上述の部分表示領域118Dの分類(N)、(M)、(W)において、そのストライプ幅を小、中、大と分ける。
また、部分表示領域118D(118DN、118DM、118DW)の形状に応じて、ストライプ格子の方向を、縦、横、斜め等、モアレが起きにくい方向に変更してもよい。
なお、これら視差画像は第2の視差画像表示部112において、表示されるだけでなく、プリンタ等の出力装置によって出力されてもよい。本発明は空間分割型の立体視表示であり、電気的駆動を必要としないためである。
上述のとおり、視差画像生成方法で生成された視差画像は、第1の態様と同様に、前述の視差画像表示装置110の第2の視差画像表示部112で表示するだけでなく、図示しないプリンタ等によって紙面に印刷することで、視差画像プリントとすることもできる。
また、本発明の第2の態様に係る視差画像表示装置110において、第2の視差画像表示部112は、偏光フィルタ48の代わりに後述する視差バリア50を備えても良い。なお、この場合、視差画像は、図9(B)に示す鉛直方向(観察者の目の並ぶ方向に対して垂直な方向)にストライプ格子状に分割された視差画像に限られ、コンソール120は、偏光フィルタ制御部30の代わりに、視差画像生成部124によって生成された視差画像(視差画像表示領域118)に合わせて視差バリアを制御する視差バリア制御部31を備える。
また、偏光メガネ14は不要となり、裸眼で立体視を行うことができる。
また、視差バリア制御部31は、スイッチ液晶をそれぞれ電気的に制御することで、視差バリア50を制御する。
この場合、図10(A)に示すとおり、右目用画像の表示面積(情報量)と左目用画像の表示面積とは略同じとなる。
以上より、視差バリア50を通して上述のように生成された視差画像を観察することで、観察者は、右目によって右目用画像を認識し、左目によって左目用画像を認識することで、左目用画像と右目用画像とに基づいて、裸眼立体視を行うことが可能となる。
なお、視差バリアフィルムとしては、例えば、電気的駆動を必要とせず、光を通さない光不透過性のフィルムと光を通す光透過性フィルムとの組合せが考えられる。
12 第1の視差画像表示部(視差画像表示手段)
112 第2の視差画像表示部(視差画像表示手段)
14 偏光メガネ
16 操作入力部
18、118 視差画像表示領域
18R、118R 右目用領域(右目用画像表示領域)
18L、118L 左目用領域(左目用画像表示領域)
118D 部分表示領域
18U 基準領域
118U 単位領域セット
18UR、118UR 右目用単位領域
18UL、118UL 左目用単位領域
20、120 コンソール
22 画像取得部
24、124 視差画像生成部
26 制御部
28 表示制御部
30 偏光フィルタ制御部
31、131 視差バリア制御部
34 記憶部
36、136 情報量分布算出部
37 情報量比較手段
38 基準領域割当手段
40 輝度値調整手段
142 視差画像表示領域分類手段
144 領域分割手段
46、146 画像反映手段
48 偏光フィルタ
49 2層式視差バリア
50 視差バリア
Claims (15)
- 立体視可能な視差画像を生成するための右目用画像と左目用画像とを取得する画像取得部と、
前記右目用画像の情報量分布と前記左目用画像の情報量分布とをそれぞれ算出する情報量分布算出部と、
前記右目用画像の前記情報量分布と前記左目用画像の前記情報量分布とに基づいて、前記右目用画像と前記左目用画像とから前記視差画像を生成する視差画像生成部と、
前記右目用画像を表示する右目用領域と前記左目用画像を表示する左目用領域とで構成される視差画像表示領域を有する視差画像表示部を備え、
前記視差画像生成部は、視差画像表示領域分類手段と、領域分割手段とを有し、
前記視差画像表示領域分類手段は、前記情報量分布に基づいて前記視差画像表示領域を複数の部分表示領域に分類し、
前記領域分割手段は、前記部分表示領域を前記分類ごとに大きさの異なる、互いに同形の右目用単位領域及び左目用単位領域からなる単位領域セットに分割し、
前記視差画像生成部は、前記右目用単位領域によって構成される前記右目用領域に前記右目用画像を表示し、前記左目用単位領域によって構成される前記左目用領域に前記左目用画像をそれぞれ表示することで前記視差画像を生成することを特徴とする視差画像表示装置。 - 前記情報量分布の情報量は、前記画像の細かさ(画素値の変化量)、画像の持つ高周波信号成分の量、画像の持つ最大周波数の値、輝度分布の分散値、前記右目用画像と前記左目用画像との画素値の差分量の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の視差画像表示装置。
- 前記領域分割手段は、前記部分表示領域を、前記情報量が大きければ大きい程小さい単位領域セットで分割し、前記情報量が小さければ小さい程前大きい単位領域セットで分割することを特徴とする請求項1又は2に記載の視差画像表示装置。
- 前記単位領域セットは、ストライプ格子形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の視差画像表示装置。
- 前記領域分割手段は、前記部分表示領域の形状に応じて前記部分表示領域の分割方向を決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の視差画像表示装置。
- さらに、前記視差画像表示部の前面に設置され、前記視差画像に基づいて、前記左目用領域の偏光状態と前記右目用領域の偏光状態とが異なるように操作可能な偏光フィルタを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の視差画像表示装置。
- さらに、前記視差画像表示部の前面に設置され、前記視差画像表示部から所定間隔離れた観察者に対して、前記視差画像に基づいて、前記観察者の左目方向に前記左目用領域からの光のみを透過させ、前記観察者の右目方向に前記右目用領域からの光のみを透過させるように操作可能な視差バリアを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の視差画像表示装置。
- 立体視可能な視差画像を生成するための右目用画像と左目用画像との情報量分布をそれぞれ算出し、
前記情報量分布に基づいて、前記視差画像を表示する視差画像表示領域を複数の部分表示領域に分類し、
それぞれの前記部分表示領域を、前記分類ごとに大きさの異なる、互いに同形の右目用単位領域及び左目用単位領域からなる単位領域セットに分割し、
前記右目用単位領域及び前記左目用単位領域に前記右目用画像及び前記左目用画像をそれぞれ表示させることで視差画像を生成することを特徴とする視差画像生成方法。 - 前記情報量分布の情報量は、前記画像の細かさ(画素値の変化量)、画像の持つ高周波信号成分の量、画像の持つ最大周波数の値、輝度分布の分散値、前記右目用画像と前記左目用画像との画素値の差分量の少なくとも1つであることを特徴とする請求項8に記載の視差画像生成方法。
- 前記部分表示領域は、前記情報量が大きければ大きい程小さい単位領域セットで分割され、前記情報量が小さければ小さい程前大きい単位領域セットで分割されることを特徴とする請求項8又は9に記載の視差画像生成方法。
- 前記単位領域セットは、ストライプ格子形状であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の視差画像生成方法。
- 前記部分表示領域の形状に応じて前記部分表示領域の分割方向を決定することを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の視差画像生成方法。
- 請求項8〜12のいずれかに記載の視差画像生成方法によって生成された視差画像が印刷されたことを特徴とする視差画像プリント。
- さらに、前記右目用領域と前記左目用領域とに偏光状態のそれぞれ異なる偏光フィルムを貼り付けたことを特徴とする請求項13に記載の視差画像プリント。
- さらに、前記視差画像プリントの前面に設置され、前記視差画像プリントから所定間隔離れた観察者に対して、前記視差画像に基づいて、前記観察者の左目方向に前記左目用領域からの光のみを透過させ、前記観察者の右目方向に前記右目用領域からの光のみを透過させる視差バリアフィルムを設けたことを特徴とする請求項13に記載の視差画像プリント。
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