JP5601226B2 - 端子台 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも一対の端子を載置して互いに接続するための端子台であって、電流センサを固定するためのセンサ固定部を備えた端子台に関する。
電子部品の端子や電気配線の端子等、端子同士をボルト等の締結部材によって接続するにあたって、これらの端子を載置して固定するための端子台がある(特許文献1)。かかる端子台は、樹脂等の絶縁部材によってその本体が構成されており、上記端子の形状等に応じて適切な形状に形成されている。
特開2009−266519号公報
かかる端子台において、上記端子に流れる電流を検出するための電流センサを取り付けたい場合がある。この場合、少なくとも一対の端子を載置して両者を接続するための端子載置部と、上記電流センサを固定するためのセンサ固定部とを、一体化して端子台を形成することが考えられる。そして、センサ固定部は、スナップフィット等、取り付けが簡単な構成が要求される。
しかしながら、樹脂成形体からなる端子台の一部においてセンサ固定部を形成した場合、その強度を確保することが困難となりやすい。その結果、センサ固定部に対して挿入方向にずれがある状態で電流センサを組み付けようとすると、センサ固定部が大きく変形して、センサ固定部が破損するおそれがある。また、電流センサを組み付けた後においても、振動等によってセンサ固定部に負荷がかかって破損することも考えられる。かかる場合、電流センサがセンサ固定部から脱落してしまう。そうすると、例えば、断線等、電流センサの破損が生じたり、周囲の部品と干渉して故障の原因となったりする。また、特に端子に大電流が流れる場合などにおいては、電流センサが端子に接近しすぎてその熱の影響による不具合を生じるおそれもある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、電流センサを所定の位置に確実に保持しておくことができる端子台を提供しようとするものである。
本発明は、複数のバスバー端子を被接続端子と共に載置して両者を接続するための端子載置部と、該端子載置部と一体的に形成され、上記複数のバスバー端子の一部である第1バスバー端子に流れる電流を検出する電流センサを固定するためのセンサ固定部とを有する端子台であって、
上記センサ固定部は、基体部と、該基体部から同一方向へ互いに向かい合う状態で立設し、両者の間に配置した上記電流センサに弾性変形して係合する一対の弾性係合立設片と、該一対の弾性係合立設片の並び方向及び立設方向に直交する方向である幅方向における上記弾性係合立設片の両側であって上記並び方向に上記電流センサと重なる位置において、上記基体部から上記立設方向に立設したバックアップリブとを備え、
該バックアップリブは、上記弾性係合立設片が上記電流センサに係合した状態において、該電流センサと干渉しない位置に形成されており、
上記センサ固定部に固定された上記電流センサには、上記第1バスバー端子が挿通されるよう構成されており、
上記複数のバスバー端子のうち上記第1バスバー端子以外のバスバー端子である第2バスバー端子は、上記電流センサに対する上記第1バスバー端子の挿通方向から見たとき、上記電流センサの投影領域の外に配置され、
上記第1バスバー端子からなる第1バスバー端子群と、上記第2バスバー端子からなる第2バスバー端子群とは、上記弾性係合立設部を隔てて互いに反対側に配置されるよう構成されていることを特徴とする端子台にある(請求項1)。
上記端子台は、上記センサ固定部を備えているため、上記電流センサを保持することができる。これにより、バスバー端子に対する電流センサの相対的な位置を正確に決めることができる。また、電流センサを固定する部材を個別に設ける必要がないため、部品点数の低減等を図ることができる。
また、上記センサ固定部は一対の弾性係合立設片を備えるため、別途固定部材等を用いることなく、電流センサを容易に固定することができる。そして、上記センサ固定部は、上記バックアップリブを備えている。これにより、電流センサをセンサ固定部に挿入する際に、上記弾性係合立設片の破損を防ぐことができる。すなわち、センサ固定部に対して挿入方向にずれがある状態で電流センサを組み付けようとしたとき、弾性係合立設片が大きく変形する前に電流センサがバックアップリブに当接することとなる。これにより、電流センサの組み付け時において、弾性係合立設片が大きく変形することを防ぎ、その破損を防ぐことができる。
また、電流センサを組み付けた後においても、振動等によって弾性係合立設片に負荷がかかって破損することも考えられる。かかる場合においても、上記バックアップリブが存在することにより、電流センサがセンサ固定部から脱落することを防ぐことができる。すなわち、仮に弾性係合立設片が破損しても、その幅方向の両側であって上記並び方向に電流センサと重なる位置にバックアップリブが形成されているため、これらのバックアップリブによって電流センサをセンサ固定部に留めておくことができる。これにより、電流センサの破損が生じたり、周囲の部品と干渉して故障の原因を招いたりすることを防ぐことができる。また、電流センサがバスバー端子に接近しすぎてその熱の影響による不具合を招くことを防ぐことができる。
以上のごとく、本発明によれば、電流センサを所定の位置に確実に保持しておくことができる端子台を提供することができる。
実施例1における、端子台の斜視図。 図1のA視図。 実施例1における、センサ固定部の正面図。 図1のB視図。 図1のC視図。 図1のD視図。 図3のE−E線矢視断面概略図。 実施例1における、電流センサの斜視図。 実施例1における、電流センサを取り付けた端子台の斜視図。 実施例1における、電流センサを取り付けたセンサ固定部の正面図。 実施例1における、電流センサを取り付けた端子台の部分断面図。 実施例1における、端子台を備えた電力変換装置のコンデンサ側から見た平面図。 図12のF視図。 実施例1における、電流センサ及びバスバー端子を取り付けたセンサ固定部の正面図。 実施例1における、電流センサ及びバスバー端子を取り付けた端子台の平面図。
上記端子台は、上記バスバー端子と上記被接続端子とが、複数対固定されるものであることが好ましいが、一対固定されるものであってもよい。また、上記端子台は、樹脂成形体からなることが好ましい。また、上記バックアップリブは、上記弾性係合立設片よりも剛性が高いことが好ましい。
また、上記弾性係合立設片は、上記センサ固定部に上記電流センサが組み付けられた状態において弾性変形していてもよいし、していなくてもよい。すなわち、上記センサ固定部に電流センサが組み付けられた状態において、上記弾性係合立設片が弾性変形して内側へ付勢された状態にあってもよいし、付勢力が作用していない状態であってもよい。少なくとも、上記センサ固定部への上記電流センサの組み付け時において、上記弾性係合立設片が弾性変形するよう構成されている。
また、上記電流センサは、上記バックアップリブに向かって突出した突出片を備えていることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記電流センサをセンサ固定部に対して斜めに挿入しようとした際に、電流センサが弾性係合立設片に当接する前、或いは電流センサが弾性係合立設片を大きく押し曲げる前に、突出片において電流センサをバックアップリブに当接させることができる。その結果、弾性係合立設片の過大な変形を防ぎやすくなり、より効果的に弾性係合立設片の破損を防ぐことができる。また、電流センサをセンサ固定部に組み付けた後において、弾性係合立設片が破損した場合にも、上記電流センサに上記突出片が形成されていることによって、電流センサとバックアップリブとの間のクリアランスを小さくすることができる。それゆえ、弾性係合立設片が破損したときにおける電流センサの位置ずれをより小さくすることができる。
また、上記バックアップリブは、上記弾性係合立設片よりも、上記立設方向に突出していることが好ましい(請求項3)。この場合には、上記電流センサをセンサ固定部に対して位置ずれした状態あるいは斜めの状態で挿入しようとした際に、電流センサが弾性係合立設片に当接する前、或いは電流センサが弾性係合立設片を大きく押し曲げる前に、電流センサがバックアップリブに当接しやすくなる。その結果、弾性係合立設片の過大な変形を防ぎやすくなり、より効果的に弾性係合立設片の破損を防ぐことができる。
また、上記バックアップリブの少なくとも一つは、上記突出方向に直交する断面の形状が略L字状に形成されていることが好ましい(請求項4)。この場合には、この形状を採用した上記バックアップリブの剛性を高くすることができる。また、電流センサの幅方向における位置決めとして機能させることも可能となる。また、上記電流センサの組み付け後において、弾性係合立設片が破損した際に、電流センサの幅方向への移動を阻止することができる。
また、上記バックアップリブは、上記突出方向の先端部における内側面に、先端側へ行くに従って外側へ向かう先端テーパ部を有することが好ましい(請求項5)。この場合には、上記センサ固定部への上記電流センサの組み付け時に、上記バックアップリブの先端テーパ部がガイドの役割を果たして、組み付け作業を円滑に行うことができる。
また、上記センサ固定部は、上記幅方向から上記電流センサに対向配置されるサポートリブを備えていることが好ましい(請求項6)。この場合には、上記電流センサの組み付け後において、弾性係合立設片が破損した際に、電流センサの幅方向への移動を阻止することができる。
また、上記電流センサは、上記バスバー端子を貫通させるセンサ貫通孔を備え、該センサ貫通孔の内壁面と上記バスバー端子との間にはクリアランスが形成されるよう構成されていることが好ましい(請求項7)。この場合には、電流センサを所定の位置に確実に保持しておくことが極めて重要となり、上記バックアップリブを設けたことによる効果が充分に発揮される。すなわち、仮に電流センサが端子台のセンサ固定部から脱落すると、上記センサ貫通孔の内壁面と上記バスバー端子との間のクリアランスが小さくなったり無くなったりする。そうすると、バスバー端子を流れる電流による熱の影響を電流センサが受け、電流センサが破損するおそれがある。それゆえ、上記構成において、上記バックアップリブを設けて電流センサの脱落を防ぐことは、特に有効である。
また、上記基体部は、上記バスバー端子を貫通させる基体貫通孔を備えていることが好ましい(請求項8)。この場合には、上記センサ貫通孔を備えた電流センサを上記センサ固定部に配置する構成を、容易に形成することができる。
また、上記バスバー端子は、電力変換装置によって制御される被制御電流が流れるバスバーの端子であって、上記端子台は上記電力変換装置の一部を構成することが好ましい(請求項9)。この場合には、電力変換装置における電流センサや周囲の部品の破損を防ぐことができる。そして、上記バスバー端子に電流が流れることによる発熱量が大きいため、上記バックアップリブを設けて電流センサの脱落を防ぐことは、特に有効である。
(実施例1)
本発明の実施例に係る端子台について、図1〜図14を用いて説明する。
本例の端子台1は、図1、図9、図15に示すごとく、バスバー端子55を被接続端子(図示略)と共に載置して両者を接続するための端子載置部3と、該端子載置部3と一体的に形成され、バスバー端子55に流れる電流を検出する電流センサ4を固定するためのセンサ固定部2とを有する。
センサ固定部2は、図1〜図7に示すごとく、基体部21と、該基体部21から同一方向へ互いに向かい合う状態で立設した一対の弾性係合立設片22とを有する。一対の弾性係合立設片22は、図9〜図11に示すごとく、両者の間に配置した電流センサ4に弾性変形して係合する。
図1〜図7に示すごとく、センサ固定部2は、さらに、基体部21から上記弾性係合片22の立設方向Xに立設したバックアップリブ23を備えている。該バックアップリブ23は、一対の弾性係合立設片22の並び方向Y及び立設方向Xに直交する方向である幅方向Zにおける弾性係合立設片22の両側であって、図10に示すごとく、並び方向Yに電流センサ4と重なる位置に形成されている。
バックアップリブ23は、弾性係合立設片22が電流センサ4に係合した状態において、電流センサ4と干渉しない位置に形成されている。
図3に示すごとく、センサ固定部2は、電流センサ4の挿入側(立設方向X側)から見たとき、略長方形状を有し、その四隅に上記バックアップリブ23が配設されている。4本のバックアップリブ23のうちの2本は、突出方向Xに直交する断面の形状が略L字状に形成されている。この2本のバックアップリブ23を含めた4本のバックアップリブ23は、いずれも、弾性係合立設片22よりも剛性が高い。
図6、図7に示すごとく、バックアップリブ23は、弾性係合立設片22よりも、立設方向Xに突出している。立設方向Xにおける弾性係合立設片22に対するバックアップリブ23の突出量は、例えば1.5〜2.9mm程度である。
バックアップリブ23は、突出方向Xの先端部における内側面に、先端側へ行くに従って外側へ向かう先端テーパ部233を有する。
また、図1〜図5に示すごとく、センサ固定部2は、幅方向Zから電流センサ4に対向配置されるサポートリブ24を備えている。該サポートリブ24は、基体部21における幅方向Zの一方の端縁付近から、上記突出方向Xに向かって突出して形成されている。サポートリブ24は、2つ、略板状に形成されており、略同一平面上に形成されている。そして、サポートリブ24には、電流センサ4における幅方向Zの一方の面である被サポート面402が対向配置される。被サポート面402とサポートリブ24とは、互いに接触していてもよいし、若干の隙間を間に設けていてもよい。また、サポートリブ24の先端部には、先端側へ行くほど外側へ向かう先端テーパ部241が形成されている。
図8、図10に示すごとく、電流センサ4は、バックアップリブ23に向かって突出した突出片41を備えている。すなわち、電流センサ4は、略直方体形状を有し、弾性係合立設片22に対向させる被係合側面401に、それぞれ一対の突出片41が突出形成されている。該突出片41は、上記被係合側面401における幅方向Zの両端付近に形成されている。突出片41は、被係合側面401から例えば3.4〜4.4mm突出している。
また一対の突出片41の間における被係合側面401に、上記弾性係合立設片22の爪部221と係合する被係合部42が形成されている。本例においては、被係合部42は被係合側面401から***しているが、被係合側面401に対して窪ませて被係合部を形成することもできる。
電流センサ4は、バスバー端子55を貫通させるセンサ貫通孔43を備えている。そして、端子台1に電流センサ4及びバスバー端子55を、図14に示すごとく、センサ貫通孔43の内壁面とバスバー端子55との間にはクリアランスが形成されるよう構成されている。センサ貫通孔43は、被係合面401及び被サポート面402の双方に平行に、すなわち上記突出方向Xと平行に2本形成されている。
そして、図1〜図3に示すごとく、センサ固定部2の基体部21は、電流センサ4をセンサ固定部2に装着したときに上記2本のセンサ貫通孔43の開口部と対向する位置に、バスバー端子55を貫通させる基体貫通孔211を備えている。それゆえ、基体貫通孔211も2個形成されている。2個の基体貫通孔211は、一対の弾性係合突出片22の間において、上記並び方向Yに並んで形成されている。また、端子台1は、センサ固定部2に対して、一方の弾性係合立設片22を挟んで並び方向Yに隣接する位置に、上記基体貫通孔211と同じ方向に貫通した中央貫通孔12を備えている。2個の基体貫通孔211と1個の中央貫通孔12とは、上記並び方向Yに略一直線上に配列している。
一対の弾性係合立設片22は、略板状に形成されており、その法線方向が並び方向Yに略一致している。弾性係合立設片22は、この板厚方向に適度な可撓性を有し、弾性変形可能となっている。そして、図7に示すごとく、弾性係合立設片22における突出方向Xの先端部に、電流センサ4の被係合部42に係合する爪部221が形成されている。
図3に示すごとく、弾性係合立設片22に対して、幅方向Zのサポートリブ24側に隣接して配されたバックアップリブ23(23a)は、突出方向Xに直交する断面形状が略長方形状を有している。そして、その内側面234は、弾性係合立設片22の内側面224よりも外側に、例えば1.1〜1.3mm程度後退した位置に形成されている。
また、弾性係合立設片22に対して、幅方向Zのサポートリブ24側と反対側に隣接して配されたバックアップリブ23(23b)は、突出方向Xに直交する断面形状が略L字状を有している。このL字形状は、幅方向Zに延びる第一片231と、並び方向Yに延びる第二片232とによって構成されている。第一片231は、第二片232との交点から幅方向Zの内側に向かって延び、第二片232は、第一片231との交点から並び方向Yの内側に延びている。
上記第一片231の内側面は、断面略長方形状の上記バックアップリブ23aにおける内側面234と略同一平面上に形成されている。また、第二片232の内側面は、幅方向Zにおいて、弾性係合立設片22の側面に対向配置され、並び方向Yにおいて弾性係合立設片22の内側面224よりも若干内側まで延出されている。
サポートリブ24側と反対側に配された一対のバックアップリブ23bの間は開放されており、センサ固定部2に電流センサ4を固定した状態において、電流センサ4における上記被サポート面402と反対側の頂面404は、その略全面がセンサ固定部2から露出する。そして、頂面404には、電流センサ4のハーネス44の一端が設けられている。ただし、一対のバックアップリブ23における上記第二片232が、電流センサ4の頂面404に対して、その端縁において対向する。なお、ハーネス44の他端には、コネクタ441が設けてある。
また、端子台1は、センサ固定部2の基体部21におけるサポートリブ24側と反対側から、幅方向Zと並び方向Yとの合成となる斜め方向に延びるコネクタ支持部11を備える。該コネクタ支持部11は、電流センサ4のハーネス44のコネクタ441を固定できるよう構成されている。
端子台1は、上記のように構成されたセンサ固定部2と、コネクタ支持部11と、端子載置部3とを、樹脂によって一体成形してなる。端子載置部3は、センサ固定部2に対して、弾性係合立設片22の突出方向Xと反対側の部分と、その部分から並び方向Yに隣接する部分とからなる。そして、端子載置部3における幅方向Zのうち、センサ固定部2においてサポートリブ24が形成されている側(図1、図5における下側)を向く面に、バスバー端子55が載置される載置面が形成されている。
図12、図15に示すごとく、端子載置部3には、5本のバスバー端子55を載置し、それぞれを被接続端子(図示略)と重ねて接続できるよう構成されている。すなわち、端子載置部3は、図5に示すごとく、5個の端子固定部31を備え、各端子固定部31には、ナット311が埋め込まれている。
バスバー端子55は、図12、図13に示す電力変換装置5によって制御される被制御電流が流れるバスバーの端子であって、本例の端子台1は電力変換装置5の一部を構成するものである。
電力変換装置5は、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載され、電源電力から駆動用モータを駆動するための駆動用電力への変換、或いはその逆の変換を行うインバータやコンバータ等である。電力変換装置5は、スイッチング素子を内蔵した複数の半導体モジュール51、コンデンサ52、制御回路基板53等を備える。複数の半導体モジュール51の主電極端子511は、複数のバスバーによって適宜互いに接続されている。また、一部の主電極端子511は、バスバーによってコンデンサ52と接続されている。
そして、上記バスバーのうちの一部(3本)のバスバー端子55(55U、55V、55W)が、外部端子として上記端子台1に載置され、上記駆動用モータの3つの電極につながる被接続端子と接続される。
また、コンデンサ52の一対の電極からも一対のバスバーが延出され、そのバスバー端子55(55P、55N)も、外部端子として直流電源の電極につながる被接続端子と接続される。
図15に示すごとく、直流電源に接続されるべきバスバー端子55P、55Nは、端子台1における、センサ固定部2から並び方向Yに離れた位置に形成された端子載置部3に載置される。
また、図14、図15に示すごとく、駆動用モータに接続されるべき3本のバスバー55U、55V、55Wのうちの2本(本例においてはバスバー55V、55W)は、電流センサ4のセンサ貫通孔43及びセンサ固定部2の基体貫通孔211を貫通して、センサ固定部2の背後(突出方向Xの反対側)に存在する端子載置部3に載置される。他の1本(本例においてはバスバー端子55U)は、電流センサ4を貫通せず、端子台1における中央貫通孔12を貫通して、端子載置部3に載置される。
各バスバー端子55及び各被接続端子は、各端子固定部31に設けたナット311に対応する位置にボルト挿通孔を設けてなる。そして、ボルトを、端子固定部31において互いに重ねられたバスバー端子55及び被接続端子のボルト挿通孔に挿通するとともにナット311に螺合させることにより、バスバー端子55と被接続端子とが接続される(図示略)。
電力変換装置5は、例えばアルミニウム等の金属によって構成されたフレーム54に対して、半導体モジュール51、コンデンサ52、制御回路基板53、バスバー55等を、直接又は間接的に固定することで組み立てられている。そして、端子台1も、該端子台1に設けた2個のボルト挿通孔13を利用して、フレーム54に対してボルト56によって固定される。
図9〜図11に示すごとく、端子台1のセンサ固定部2に対して電流センサ4を取り付けるにあたっては、センサ貫通孔43の貫通方向を、弾性係合立設片22の突出方向Xに合わせるとともに、被係合側面401の法線方向を並び方向Yに合わせる。この状態で、突出方向X側から基体部21へ向かって電流センサ4を挿入する。しかしながら、実際の作業においては、センサ貫通孔43の貫通方向を弾性係合立設片22の突出方向Xに正確に合わせることは困難であり、両者の方向はおおよそ合わせて行われるのが通常である。
センサ固定部2に電流センサ4を押し込む際には、一対の弾性係合立設片22の爪部221を、電流センサ4の一対の被係合部41が摺動しながら乗り越える。そして、電流センサ4を充分に押し込むと、弾性係合立設片22が復元し、その爪部221が電流センサ4の一対の被係合部42に係合する。これにより、センサ固定部2に電流センサ4が固定される。この間、並び方向Yに電流センサ4が位置ずれしたり傾斜したりした際には、電流センサ4の突出片41がバックアップリブ23に当接するため、弾性係合立設片22の過大な変形が阻止される。
また、電流センサ4のコネクタ441を、端子台1のコネクタ支持部11に固定する。
このようにして電流センサ4を固定した端子台1(図9)を、図12、図13に示すごとく、電力変換装置5の本体部に取り付ける。ここで、電流センサ4を取り付けた側を前にして、電力変換装置5における5本のバスバーが突出している側から電力変換装置5の本体部に向かって端子台1を近付ける。そして、電流センサ4のセンサ貫通孔43と端子台1の基体貫通孔211とに、それぞれバスバー端子55(55V、55W)を挿通させる。これと同時に、端子台1の中央貫通孔12に他のバスバー端子55(55U)を挿通させる。
これにより、図12、図15に示すごとく、5本のバスバー端子55を、それぞれ端子台1における端子載置部3のそれぞれの端子固定部31に配置する。
次いで、端子台1のボルト挿通孔13を利用して、これを電力変換装置5のフレーム54にボルト固定する。
その後、電力変換装置5を完成させた後、これを直流電源(バッテリー)や駆動用モータと共に車両に搭載したうえで、端子載置部3に載置された個々のバスバー端子55に対して、直流電源につながる2本の被接続端子及び駆動用モータにつながる3本の被接続端子をそれぞれ重ねる。次いで、これらの端子に設けられたボルト挿通孔にボルトを挿通するとともに端子固定部31におけるナット311に螺合することにより、両者を締結固定する。
次に、本例の作用効果につき説明する。
端子台1は、センサ固定部2を備えているため、電流センサ4を保持することができる。これにより、バスバー端子55に対する電流センサ4の相対的な位置を正確に決めることができる。また、電流センサ4を固定する部材を個別に設ける必要がないため、部品点数の低減等を図ることができる。
また、センサ固定部2は一対の弾性係合立設片22を備えるため、別途固定部材等を用いることなく、電流センサ4を容易に固定することができる。そして、センサ固定部2は、バックアップリブ23を備えている。これにより、電流センサ4をセンサ固定部2に挿入する際に、弾性係合立設片22の破損を防ぐことができる。すなわち、センサ固定部2に対して挿入方向にずれがある状態で電流センサ4を組み付けようとしたとき、弾性係合立設片22が大きく変形する前に電流センサ4がバックアップリブ23に当接することとなる。これにより、電流センサ4の組み付け時において、弾性係合立設片22が大きく変形することを防ぎ、その破損を防ぐことができる。
また、電流センサ4を組み付けた後においても、振動等によって弾性係合立設片22に負荷がかかって破損することも考えられる。かかる場合においても、バックアップリブ23が存在することにより、電流センサ4がセンサ固定部2から脱落することを防ぐことができる。すなわち、仮に弾性係合立設片22が破損しても、その幅方向Zの両側であって上記並び方向Yに電流センサ4と重なる位置にバックアップリブ23が形成されているため、これらのバックアップリブ23によって電流センサ4をセンサ固定部2に留めておくことができる。これにより、電流センサ4の破損が生じたり、周囲の部品と干渉して故障の原因を招いたりすることを防ぐことができる。また、電流センサ4がバスバー端子55に接近しすぎてその熱の影響による不具合を招くことを防ぐことができる。
また、電流センサ4は、バックアップリブ23に向かって突出した突出片41を備えている。これにより、電流センサ4をセンサ固定部2に対して斜めに挿入しようとした際に、電流センサ4が弾性係合立設片22に当接する前、或いは電流センサ4が弾性係合立設片22を大きく押し曲げる前に、突出片41において電流センサ4をバックアップリブ23に当接させることができる。その結果、弾性係合立設片22の過大な変形を防ぎやすくなり、より効果的に弾性係合立設片22の破損を防ぐことができる。また、電流センサ4をセンサ固定部2に組み付けた後において、弾性係合立設片22が破損した場合にも、電流センサ4に突出片41が形成されていることによって、電流センサ4とバックアップリブ23との間のクリアランスを小さくすることができる。それゆえ、弾性係合立設片22が破損したときにおける電流センサ4の位置ずれをより小さくすることができる。
また、バックアップリブ23は、弾性係合立設片22よりも、立設方向Xに突出している。これにより、電流センサ4をセンサ固定部2に対して位置ずれした状態あるいは斜めに挿入しようとした際に、電流センサ4が弾性係合立設片22に当接する前、或いは電流センサ4が弾性係合立設片22を大きく押し曲げる前に、電流センサ4がバックアップリブ23に当接しやすくなる。その結果、弾性係合立設片22の過大な変形を防ぎやすくなり、より効果的に弾性係合立設片22の破損を防ぐことができる。
また、バックアップリブ23bは、突出方向Xに直交する断面の形状が略L字状に形成されている。これにより、バックアップリブ23bの剛性を高くすることができる。また、電流センサ4の幅方向Zにおける位置決めとして機能させることも可能となる。また、電流センサ4の組み付け後において、弾性係合立設片22が破損した際に、電流センサ4の幅方向Zへの移動を阻止することができる。
また、バックアップリブ23は先端テーパ部233を有する。これにより、センサ固定部2への電流センサ4の組み付け時に、バックアップリブ23の先端テーパ部233がガイドの役割を果たして、組み付け作業を円滑に行うことができる。
また、センサ固定部2はサポートリブ24を備えている。これにより、電流センサ4の組み付け後において、弾性係合立設片22が破損した際に、電流センサ4の幅方向Zへの移動を阻止することができる。
また、電流センサ4はセンサ貫通孔43を備え、図14に示すごとく、センサ貫通孔43の内壁面とバスバー端子55との間にはクリアランスが形成されるよう構成されている。これにより、電流センサ4を所定の位置に確実に保持しておくことが極めて重要となり、バックアップリブ23を設けたことによる効果が充分に発揮される。すなわち、仮に電流センサ4が端子台1のセンサ固定部2から脱落すると、センサ貫通孔43の内壁面とバスバー端子55との間のクリアランスが小さくなったり無くなったりする。そうすると、バスバー端子55を流れる電流による熱の影響を電流センサ4が受け、電流センサ4が破損するおそれがある。それゆえ、上記構成において、バックアップリブ23を設けて電流センサ4の脱落を防ぐことは、特に有効である。
また、センサ固定部2の基体部21は基体貫通孔211を備えているため、センサ貫通孔43を備えた電流センサ4をセンサ固定部2に配置する構成を、容易に形成することができる。
また、バスバー端子55は、電力変換装置5によって制御される被制御電流が流れるバスバーの端子であって、端子台1は電力変換装置5の一部を構成する。これにより、電力変換装置5における電流センサ4や周囲の部品の破損を防ぐことができる。そして、バスバー端子55に電流が流れることによる発熱量が大きいため、バックアップリブ23を設けて電流センサ4の脱落を防ぐことは、特に有効である。
以上のごとく、本例によれば、電流センサを所定の位置に確実に保持しておくことができる端子台を提供することができる。
なお、本発明の端子台は、上記実施例のように、電力変換装置に用いられるものに限らず、例えばバッテリーの充放電電流検出装置等、電流センサを備えるものであれば種々の装置の一部として用いることができる。
1 端子台
2 センサ固定部
21 基体部
22 弾性係合立設片
23 バックアップリブ
3 端子載置部
4 電流センサ
5 電力変換装置
55 バスバー端子
X 立設方向
Y 並び方向
Z 幅方向

Claims (9)

  1. 複数のバスバー端子を被接続端子と共に載置して両者を接続するための端子載置部と、該端子載置部と一体的に形成され、上記複数のバスバー端子の一部である第1バスバー端子に流れる電流を検出する電流センサを固定するためのセンサ固定部とを有する端子台であって、
    上記センサ固定部は、基体部と、該基体部から同一方向へ互いに向かい合う状態で立設し、両者の間に配置した上記電流センサに弾性変形して係合する一対の弾性係合立設片と、該一対の弾性係合立設片の並び方向及び立設方向に直交する方向である幅方向における上記弾性係合立設片の両側であって上記並び方向に上記電流センサと重なる位置において、上記基体部から上記立設方向に立設したバックアップリブとを備え、
    該バックアップリブは、上記弾性係合立設片が上記電流センサに係合した状態において、該電流センサと干渉しない位置に形成されており、
    上記センサ固定部に固定された上記電流センサには、上記第1バスバー端子が挿通されるよう構成されており、
    上記複数のバスバー端子のうち上記第1バスバー端子以外のバスバー端子である第2バスバー端子は、上記電流センサに対する上記第1バスバー端子の挿通方向から見たとき、上記電流センサの投影領域の外に配置され、
    上記第1バスバー端子からなる第1バスバー端子群と、上記第2バスバー端子からなる第2バスバー端子群とは、上記弾性係合立設部を隔てて互いに反対側に配置されるよう構成されていることを特徴とする端子台。
  2. 請求項1に記載の端子台において、上記電流センサは、上記バックアップリブに向かって突出した突出片を備えていることを特徴とする端子台。
  3. 請求項1又は2に記載の端子台において、上記バックアップリブは、上記弾性係合立設片よりも、上記立設方向に突出していることを特徴とする端子台。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の端子台において、上記バックアップリブの少なくとも一つは、上記突出方向に直交する断面の形状が略L字状に形成されていることを特徴とする端子台。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の端子台において、上記バックアップリブは、上記突出方向の先端部における内側面に、先端側へ行くに従って外側へ向かう先端テーパ部を有することを特徴とする端子台。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の端子台において、上記センサ固定部は、上記幅方向から上記電流センサに対向配置されるサポートリブを備えていることを特徴とする端子台。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の端子台において、上記電流センサは、上記バスバー端子を貫通させるセンサ貫通孔を備え、該センサ貫通孔の内壁面と上記バスバー端子との間にはクリアランスが形成されるよう構成されていることを特徴とする端子台。
  8. 請求項7に記載の端子台において、上記基体部は、上記バスバー端子を貫通させる基体貫通孔を備えていることを特徴とする端子台。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の端子台において、上記バスバー端子は、電力変換装置によって制御される被制御電流が流れるバスバーの端子であって、上記端子台は上記電力変換装置の一部を構成することを特徴とする端子台。
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