JP5595826B2 - エレベータ - Google Patents
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Description
また、他の一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、前記シャックルロッドが回転するときに、前記シャックルロッドに作用するトルクを計測可能なトルク計と、を有し、前記トルクが所定値を越えたときに、前記乗りかごの上下移動を停止可能に構成されていること、を特徴とする。
さらに他の一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、を有するエレベータであって、前記コンペンゼーションロープは、互いに平行な複数の前記単ロープからなり、前記各単ロープの端部は、それぞれ前記シャックルロッドに固定されて、前記各シャックルロッドは、それぞれ前記スラスト軸受に連結されていること、を特徴とする。
さらに他の一つの実施形態に係るエレベータは、昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、前記メインシーブに懸架されたメインロープと、前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、を有するエレベータであって、前記コンペンゼーションロープは、互いに平行な複数の前記単ロープからなり、前記各単ロープの端部はそれぞれ前記シャックルロッドに固定されて、前記各シャックルロッドはそれぞれ前記スラスト軸受に連結されて、前記各シャックルロッドが回転するときに、前記各シャックルロッドに作用する各トルクをそれぞれ計測可能な複数のトルク計と、前記各シャックルロッドに直接的または間接的に連結されて、前記各シャックルロッドそれぞれに所定のトルクを作用させる複数のトルク発生装置と、前記各シャックルロッドそれぞれに作用するトルク値を読み取る読取部と、前記読取部で読み取った前記各トルクの差分を計算する差分計算部と、この差分計算部で計算した差分に基づいて前記各トルク発生装置それぞれを制御するトルク制御部と、を備えたトルク制御監視装置と、をさらに有することを特徴とする。
第1の実施形態のエレベータについて、図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施形態のエレベータの構成を示す概略正面図である。図2は、図1のII−II矢視でロープ捩じれ抑制機構40等を拡大して示す拡大側面図である。
第2の実施形態のエレベータについて、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態のエレベータのロープ捩じれ抑制機構40等を示す部分正面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1および図2)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
第3の実施形態のエレベータについて、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態のエレベータのロープ捩じれ抑制機構40等を示す部分側面図である。なお、エレベータ制御装置90は、仮想的に二点鎖線で示している。
第4の実施形態のエレベータについて、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態のエレベータのロープ捩じれ抑制機構40等を示す部分側面図である。なお、エレベータ制御装置90は、仮想的に二点鎖線で示している。
第5の実施形態のエレベータについて、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態のエレベータのロープ捩じれ抑制機構40等を示す部分側面図である。なお、エレベータ制御装置90は、仮想的に二点鎖線で示している。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
Claims (6)
- 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、
前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、
前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、
前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、
を有するエレベータであって、
前記シャックルロッドを一時的に回転しないように固定するストッパが設けられていること、を特徴とするエレベータ。 - 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、
前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、
前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、
前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、
前記シャックルロッドが回転するときに、前記シャックルロッドに作用するトルクを計測可能なトルク計と、
を有し、
前記トルクが所定値を越えたときに、前記乗りかごの上下移動を停止可能に構成されていること、を特徴とするエレベータ。 - 前記シャックルロッドに直接的または間接的に連結されて、且つ前記トルク計で測定したトルクを読込み可能で、前記シャックルロッドに所定のトルクを作用させるトルク発生装置を有し、
前記トルクが所定値を越えたときに、前記シャックルロッドに作用する前記トルクが所定の範囲内になるように前記シャックルロッドを回転するように構成されていること、
を特徴とする請求項2に記載のエレベータ。 - 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、
前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、
前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、
前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、
を有するエレベータであって、
前記コンペンゼーションロープは、互いに平行な複数の前記単ロープからなり、
前記各単ロープの端部は、それぞれ前記シャックルロッドに固定されて、
前記各シャックルロッドは、それぞれ前記スラスト軸受に連結されていること、
を特徴とするエレベータ。 - 昇降路または機械室に配置された巻上げ機と、
前記巻上げ機により回転駆動されるメインシーブと、
前記メインシーブに懸架されたメインロープと、
前記メインロープが懸架されたかごシーブを備え、前記メインシーブの回転駆動によって前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能に構成された乗りかごと、
前記メインシーブよりも下方で前記昇降路内を上下移動可能で前記乗りかごが上方へ移動するときに下方に移動して前記乗りかごが下方に移動するときに上方に移動するように構成された釣合い錘と、
前記乗りかごおよび釣合い錘よりも下方の昇降路内に配置されたコンペンゼーションシーブと、
前記コンペンゼーションシーブに懸架されて、前記乗りかごおよび釣合い錘それぞれの下端同士を、直接的または間接的に連結する少なくとも1つの単ロープからなるコンペンゼーションロープと、
前記乗りかごの下端部および釣合い錘の下端部のうち少なくとも一方に配置されて、上下方向に延びる前記単ロープの端部が固定されたシャックルロッドが上下方向に延びる軸周りを前記単ロープと共に回転可能で、前記シャックルロッドを水平方向から取り囲むように構成されたスラスト軸受と、
前記スラスト軸受が取り付けられた前記下端部に固定されて、前記スラスト軸受を固定する軸受固定部と、
を有するエレベータであって、
前記コンペンゼーションロープは、互いに平行な複数の前記単ロープからなり、前記各単ロープの端部はそれぞれ前記シャックルロッドに固定されて、前記各シャックルロッドはそれぞれ前記スラスト軸受に連結されて、
前記各シャックルロッドが回転するときに、前記各シャックルロッドに作用する各トルクをそれぞれ計測可能な複数のトルク計と、
前記各シャックルロッドに直接的または間接的に連結されて、前記各シャックルロッドそれぞれに所定のトルクを作用させる複数のトルク発生装置と、
前記各シャックルロッドそれぞれに作用するトルク値を読み取る読取部と、前記読取部で読み取った前記各トルクの差分を計算する差分計算部と、この差分計算部で計算した差分に基づいて前記各トルク発生装置それぞれを制御するトルク制御部と、を備えたトルク制御監視装置と、
をさらに有することを特徴とするエレベータ。 - 前記スラスト軸受は、転がり軸受であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のエレベータ。
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