JP5593766B2 - データ管理プログラム及びデータ管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ管理プログラム及びデータ管理装置に関し、特に複数のユーザによって操作されるデータのデータ管理プログラム及びデータ管理装置に関する。
近年、医療機関では、電子カルテシステム等と呼ばれるコンピュータシステムが導入され、患者情報、診察結果情報、検査結果情報、経過情報、薬剤オーダ情報、会計情報、各種検査の申込情報等、各種の情報が電子的に管理されている。
電子カルテシステムの特性として、データベース内の同じデータ(レコード)に対して、複数の者が同時期にアクセスする可能性が高いことが挙げられる。一人の患者に関する診察、検査、会計等は、比較的短い期間内で行われるため、医師、看護師、検査技師、又医療事務担当者等、複数の者による同一の患者に関する電子カルテの入力が短い期間内に集中する傾向にあるからである。
業務の効率化に鑑みれば、複数の操作者が並行して同じ患者の電子カルテを編集できることが望ましい。
例えば、特許文献1には、同じデータを同時に編集するための技術が開示されている。
特開2001−256210号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、同時編集の内容が無条件にデータに対して反映されてしまうため、電子カルテシステムのような業務システムには適用するのは困難である。例えば、第一のユーザ(医師)と第二のユーザ(看護師)とが同じデータ(ある患者の電子カルテ)を編集する場合を考える。その場合、二者による編集がともに反映された場合に、第一のユーザが編集した部分と第二のユーザが編集した部分との繋がりがおかしくなることが考えられる。電子カルテシステムのように、将来にわたって管理される情報が、このように不明確な情報のまま蓄積されることは望ましくない。また、第一のユーザが編集している最中に、第二のユーザによる編集がデータに反映された場合に、第一のユーザは混乱する。つまり、途中まで編集を行っていた医師は、看護師による編集によって、自らの入力を変更しなければならない場合も生じる。さらには、看護師による編集が不適切であれば、医師が修正する必要も出てくるであろう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、同一データに対する並列的な操作について適切な秩序を確保することのできるデータ管理プログラム及びデータ管理装置の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、データ管理プログラムは、第一のユーザによって利用される第一の端末装置から、データ管理手段に記憶されているデータに対する操作開始要求を受信する開始要求受信手順と、前記受信した前記操作開始要求に係る前記第一のユーザと操作対象の前記データとの関連付け情報を操作情報記憶手段に記録する記録手順と、前記第一のユーザとは異なる前記第二のユーザによって利用される第二の端末装置から、前記データに対する更新要求を受信する更新要求受信手順と、前記更新要求に含まれる更新対象の前記データに関連付けられている前記第一のユーザの有無を、前記操作情報記憶手段を用いて判定する重複操作判定手順と、前記更新対象のデータに関連付けられている前記第一のユーザが有る場合に、前記第二のユーザによる前記データの更新に関する該第一のユーザと該第二のユーザとの間の優劣関係を示す情報を記憶した優劣情報記憶手段を用いて、該第一のユーザと該第二のユーザとの優劣関係を判定する優劣関係判定手順と、前記優劣関係の判定結果に基づいて、前記更新要求の諾否を判定する更新手順とをコンピュータに実行させる。
開示された技術によれば、同一データに対する並列的な操作について適切な秩序を確保することができる。
本発明の実施の形態における電子カルテシステムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における電子カルテサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における電子カルテシステムの機能構成例を示す図である。 本実施の形態の電子カルテシステムにおける処理概要を説明するための図である。 本実施の形態の電子カルテシステムにおける処理概要を説明するための図である。 電子カルテの操作開始時の処理手順を説明するためのフローチャートである。 操作情報記憶部の構成例を示す図である。 電子カルテの更新時の処理手順を説明するためのフローチャートである。 ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。 権限レベル記憶部の構成例を示す図である。 更新通知方法記憶部の構成例を示す図である。 電子カルテの操作終了時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における電子カルテシステムの構成例を示す図である。
電子カルテシステム1は、いわゆるカルテ等、各種の医療情報を電子的に処理するコンピュータシステムである。以下、電子カルテシステム1において処理される情報を総称して電子カルテという。同図の電子カルテシステム1において、電子カルテサーバ10と複数台の利用者端末20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク30(有線又は無線の別は問わない。)を介して接続されている。
電子カルテサーバ10は、電子カルテ等を管理するコンピュータである。本実施の形態において、電子カルテサーバ10は、データ管理装置の一例として機能する。
利用者端末20は、電子カルテの閲覧及び入力等に利用されるコンピュータである。例えば、利用者端末20は、医療機関における診察室、ナースステーション、ベッドサイド、又は検査室等に配置され、医師、看護師、検査技師等によって利用される。
図2は、本発明の実施の形態における電子カルテサーバのハードウェア構成例を示す図である。図2の電子カルテサーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105とを有する。
電子カルテサーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って電子カルテサーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
図3は、本発明の実施の形態における電子カルテシステムの機能構成例を示す図である。同図において、電子カルテサーバ10は、操作開始処理部111、重複操作判定部112、優劣関係判定部113、更新処理部114、操作終了処理部115、操作情報記憶部116、ユーザ情報記憶部117、権限レベル記憶部118、更新通知方法記憶部119、本系DB120、及び一時DB121等を有する。これら各部は、電子カルテサーバ10にインストールされたプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。
本系DB120は、補助記憶装置102を用いて電子カルテを記憶するデータベースである。本実施の形態において、電子カルテとして総称されるデータには、複数の種別のデータ(例えば、オーダ情報、所見情報、病歴情報、患者基本情報等)が含まれる。本系DB120は、同一の患者のデータであっても、データ種別ごとに区別してデータを記憶している。例えば、本系DB120は、データ種別ごとに異なるテーブルを用いてデータを記憶している。したがって、本実施の形態では、データ種別と患者の識別子(患者ID)とによって各データ(例えば、テーブルのレコード)が一意に特定される。一時DB121は、本系DB120に対する更新内容を、本系DB120に反映する前に補助記憶装置102を用いて一時的に記憶するデータベースである。
操作開始処理部111は、電子カルテの操作の開始要求(アクセス要求)に応じた処理を実行する。本実施の形態において、電子カルテの操作の開始要求は、具体的には、電子カルテのオープン要求に相当する。電子カルテのオープンとは、電子カルテの閲覧又は編集(更新)を目的として、電子カルテを利用者端末20の表示装置に表示させることをいう。操作開始処理部111は、また、電子カルテの操作の開始要求に応じ、電子カルテの操作者(ユーザ)と、操作対象のデータとの関連付け情報を操作情報記憶部116に記録する。操作情報記憶部116は、補助記憶装置102を用いて当該関連付け情報を記憶する。
重複操作判定部112は、電子カルテの更新要求に応じ、更新対象とされたデータが更新者以外のユーザによって操作中であるか否かを操作情報記憶部116を用いて判定する。すなわち、重複操作判定部112は、一つのデータに対する重複操作(重複アクセス)を検出する。
優劣関係判定部113は、重複操作判定部112によって重複操作が検出された場合に、重複操作に係る操作者間の優劣関係をユーザ情報記憶部117及び権限レベル記憶部118を用いて判定する。ここでいう優劣関係とは、電子カルテの更新に関する優劣関係又は上下関係である。ユーザ情報記憶部117は、電子カルテシステム1のユーザごとに属性情報を補助記憶装置102を用いて記憶する。属性情報にはユーザの職種(医師、看護師、検査技師、医療事務等の種別)が一項目として含まれる。権限レベル記憶部118は、補助記憶装置102を用いて、職種ごとにデータ種別に応じて権限レベルを記憶する。したがって、本実施の形態において、ユーザ情報記憶部117及び権限レベル記憶部118が、優劣情報記憶手段の一例である。
更新処理部114は、優劣関係判定部113の判定結果に基づいて、電子カルテの更新要求の諾否を判定する。操作終了処理部115は、電子カルテの操作の終了要求に応じた処理を実行する。本実施の形態において、電子カルテの操作の終了要求は、具体的には、電子カルテのクローズ要求に相当する。電子カルテのクローズとは、表示されている電子カルテを非表示とすることをいう。操作終了処理部115は、また、電子カルテの操作の終了要求に応じ、電子カルテの操作者(ユーザ)と、操作対象のデータとの関連付け情報を操作情報記憶部116より削除する。
更新通知方法記憶部119は、或る操作者によるデータに対する更新が本系DB120に反映された場合に、当該データを操作する他者に対する当該更新の通知方法を、補助記憶装置102を用いてデータ種別ごとに記憶する。
利用者端末20は、クライアント部21を有する。クライアント部21は、電子カルテを利用者端末20に表示させる。クライアント部21は、電子カルテに対する操作に応じた要求を、電子カルテサーバ10に送信する。
以下、電子カルテシステム1の処理手順について説明する。まず、全体的な処理概要について説明する。
図4及び図5は、本実施の形態の電子カルテシステムにおける処理概要を説明するための図である。
図4及び図5において、利用者端末20aの操作者Aの職種は医師であり、利用者端末20bの操作者Bの職種は医療事務である。双方の利用者端末20では、同一のデータに対して操作が行われており、当該データについては、医師の方が医療事務より上位の権限を有する(優位である)とする。
図4は、操作者Aが操作中のデータに対して(S1)、操作者Bが更新を行おうとした(S2)ケースを示す。すなわち、上位権限者の操作中のデータに対し、下位権限者が更新内容を本系DB120に反映しようとした場合である。この場合、当該更新内容が本系DB120に反映される前に、上位権限者である操作者Aの利用者端末20aに、更新通知画面210がポップアップされる(表示される)(S3)。更新通知画面210には、更新者に関する情報を示すメッセージが表示され、内容確認ボタン211、許可ボタン212、及び却下ボタン213等が配置されている。操作者Aは、更新通知画面210のメッセージを参照することにより、更新者を確認することができる。操作者Aは、内容確認ボタン211を押下することにより、更新内容を確認することができる。更新内容について本系DB120への反映を許可する場合、操作者Aは、許可ボタン212を押下する。許可ボタン212の押下に応じ、当該更新内容は本系DB120に反映される。更新内容を許可しない場合、操作者Aは、却下ボタン213を押下する。却下ボタン213が押下されると、更新内容は本系DB120に反映されない。
一方、図5は、操作者Bが操作中のデータに対して(S11)、操作者Aが更新を行おうとした(S12)ケースを示す。すなわち、下位権限者が操作中のデータに対し、上位権限者が更新内容を本系DB120に反映しようとした場合である。この場合、下位権限者による許可を要することなく、上位権限者による更新内容は本系DB120に反映される。上位権限者は、更新対象としているデータのデータ種別に対して、下位権限者よりも多くの知識を有することが予想される。したがって、下位権限者の許可なく更新内容の反映を許可することで、多くの知識をもったユーザの更新をより早期に反映させることができる。
このように、本実施の形態では、並列的に操作(アクセス)されるデータについて、上位権限者によって許可された場合に限って下位権限者による更新内容が反映される。
以下、上記の処理概要を実現するための詳細な処理手順について説明する。
図6は、電子カルテの操作開始時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
操作者は、利用者端末20においてユーザID等を入力して電子カルテシステム1にログインする。ログインに成功すると、クライアント部21は、電子カルテ画面を利用者端末20に表示させる。電子カルテ画面において、患者ID及びデータ種別が指定又は選択されると、クライアント部21は、ログインユーザのユーザIDと、当該患者ID、及び当該データ種別を指定して、電子カルテのオープン要求を電子カルテサーバ10に送信する。
ステップS101において、操作開始処理部111は、電子カルテのオープン要求を受信する。続いて、操作開始処理部111は、データ種別によって特定される本系DB120のテーブルより、患者IDによって特定されるデータ(レコード)を取得(検索)する(S102)。続いて、操作開始処理部111は、電子カルテのオープン要求に係るユーザID、患者ID、及びデータ種別を操作情報記憶部116に記録する。
図7は、操作情報記憶部の構成例を示す図である。同図に示されるように、操作情報記憶部116は、オープン中(アクセス中)の電子カルテについて、ユーザID、患者ID、及びデータ種別等を関連付けて記憶する。
続いて、操作開始処理部111は、ステップS102において取得されたデータを、電子カルテのオープン要求元のクライアント部21に返信する(S104)。クライアント部21は、返信されたデータを電子カルテ画面に表示させる。その結果、操作者は、当該データの閲覧又は更新を行うことができる。
続いて、電子カルテの更新時の処理手順について説明する。図8は、電子カルテの更新時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
電子カルテ画面において、編集途中の電子カルテの内容又は編集完了後の電子カルテの内容(以下、「更新内容」という。)を本系DB120に反映させる場合、操作者によって更新メニュー等を介して更新指示が入力される。クライアント部21は、更新指示の入力に応じ、更新内容、操作者のユーザID、患者ID、及びデータ種別等を含む更新要求を電子カルテサーバ10に送信する。なお、例えば、電子カルテのオープン時等において、電子カルテサーバ10によって、クライアント部21との間のやりとりに対してセッションIDが割り当てられてもよい。当該セッションIDにユーザID、患者ID、及びデータ種別が関連付けられて管理されている場合、更新要求には、ユーザID、患者ID、及びデータ種別の代わりにセッションIDが指定されればよい。この場合セッションIDが、操作者の識別情報兼データの識別情報として機能する。
電子カルテサーバ10において当該更新要求が受信されると(S201)、重複操作判定部112は、更新要求に指定されたユーザID、患者ID、及びデータ種別と操作情報記憶部116(図7参照)とを用いて、他者によって更新対象のデータが操作中であるか否かを判定する(S202)。具体的には、更新要求に指定された患者ID及びデータ種別であって、更新要求に指定されたユーザID以外のユーザIDに関連付いている患者ID及びデータ種別が、操作情報記憶部116に記録されているか否かが判定される。
更新対象のデータを操作中である他者(以下、「同一データ操作者」という。)が存在しない場合、すなわち、該当する患者ID及びデータ種別が操作情報記憶部116に記録されていない場合(S202でNo)、更新処理部114は、本系DB120において当該データ種別及び患者IDで特定されるデータに更新内容(更新情報)を反映させる(S203)。
一方、同一データ操作者が存在する場合、すなわち、該当する患者ID及びデータ種別が操作情報記憶部116に記録されている場合(S202でYes)、更新処理部114は、更新内容を一時DB121に記録する(S204)。続いて、優劣関係判定部113は、各同一データ操作者と更新者とのそれぞれについて、ユーザ情報記憶部117より職種を取得する(S205)。
図9は、ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。同図に示されるように、ユーザ情報記憶部117は、ユーザごとに、ユーザID、氏名、職種、及び端末名等を記憶している。ユーザIDは、各ユーザの識別情報である。氏名は、ユーザの氏名である。職種は、医療機関におけるユーザの職種である。同図において、職種は、医師、看護師、検査技師、又は医療事務等に分類されているが、具体的な職種の値(名前)については、運用に応じて適宜定めればよい。端末名は、各ユーザが利用する利用者端末20の名前(ホスト名)である。端末名は、所定の通信プロトコルにおいて、各利用者端末20を識別可能なものであればよい。したがって、端末名の代わりにIPアドレス又はURL等が管理されてもよい。
ステップS204では、各同一データ操作者と更新者とのそれぞれのユーザIDに対応付けられている職種がユーザ情報記憶部117より取得される。
続いて、優劣関係判定部113は、各同一データ操作者の職種、更新者の職種、及び更新対象のデータのデータ種別と、権限レベル記憶部118とを用いて、各同一データ操作者と更新者との間における、当該データの更新に関する優劣関係を判定する(S206)。
図10は、権限レベル記憶部の構成例を示す図である。同図に示されるように、権限レベル記憶部118は、職種及びデータ種別の組み合わせごとに権限レベルを記憶している。権限レベルとは、データの更新に関する操作者間の優劣関係(上下関係)を示す指標である。本実施の形態では、権限レベルの値が大きい方が相対的に優位(上位)であると評価される。
例えば、医師であれば、オーダ情報についての権限レベルは「10」である。オーダ情報に関して「10」より高い権限レベルが割り当てられている他の職種は無い。したがって、オーダ情報の更新に関しては、医師が最も優位であることが分かる。一方、患者基本情報に関しては、看護師の権限レベル(「10」)が最高である。したがって、患者基本レベルの更新に関しては、看護師が最も優位であることが分かる。
このように、本実施の形態では、データ種別に応じて職種間の優劣関係が設定可能とされている。したがって、医療業務の実情に即して操作者間の優劣関係を柔軟に判定することが可能となる。すなわち、同一の患者の電子カルテであっても、データ種別に応じてデータ入力に関して責任者となるべき職種は異なりうるからである。
ステップS206では、同一データ操作者の中で、上記のように特定される更新者の権限レベルよりも高い権限レベルを有する者(以下、「同一データ上位操作者」という。)の存否が判定される。
同一データ上位操作者が存在する場合(S206でYes)、更新処理部114は、各同一データ上位操作者の利用者端末20に対して更新通知情報を送信する(S207)。更新通知情報には、例えば、更新者の職種、氏名、及び更新内容等が含まれる。各同一データ上位操作者の利用者端末20は、ユーザ情報記憶部117(図9)の端末名に基づいて判定される。なお、更新前のデータと、更新後のデータとの差分が更新内容として送信されるようにするとよい。そうすることで、通信負荷を軽減することができる。また、更新内容を受信した側で、更新された箇所(例えば、データ項目)を容易に判定することができる。当該差分は、更新処理部114が、更新要求に指定された更新内容と、本系DB120に記録されている更新対象のデータとを比較することにより判定すればよい。
当該更新通知情報を受信したクライアント部21は、図4において示した更新通知画面210を利用者端末20の表示装置に表示させる。内容確認ボタン211が押下されると、クライアント部21は、更新内容を表示させる。許可ボタン212が押下されると、クライアント部21は、許可を示す応答を電子カルテサーバ10に返信する。却下ボタン213が押下されると、クライアント部21は、却下を示す応答を電子カルテサーバ10に返信する。
電子カルテサーバ10の更新処理部114は、少なくとも一つの利用者端末20より却下を示す応答を受信すると(S208でYes)、更新者の利用者端末20に却下を示すメッセージを送信する(S209)。当該メッセージを受信したクライアント部21は、当該メッセージを利用者端末20の表示装置に表示させる。その結果、更新者は、自らの更新要求は却下されたことを認識する。
続いて、更新処理部114は、一時DB121に記録されている当該更新内容を削除する(S210)。
一方、同一データ上位操作者が存在しないと判定された場合(S206でNo)、又は全ての同一データ上位操作者より許可を示す応答が受信された場合(S208でNo)、更新処理部114は、一時DB121に記録されている更新内容を本系DB120に反映させる(S211)。続いて、更新処理部114は、更新内容を各同一データ操作者の利用者端末20に配信する(S212)。当該更新内容を受信したクライアント部21は、更新内容を電子カルテ画面に反映させる。これにより、同一データ操作者による更新によって、当該更新内容が上書き消去されてしまうことを防止することができる。電子カルテ画面への更新内容の反映は、具体的には、電子カルテ画面の各入力欄に対して、当該入力欄に対応する更新内容がマージ又は上書き表示される。マージされる場合は、それまでの編集内容を保持することができる。
なお、ステップS212において更新内容が更新画面に反映される操作者は、同一データ操作者である。すなわち、更新者に対する上位権限者だけでなく下位権限者も含まれうる。したがって、更新通知画面210が表示されない操作者も含まれうる。そのような操作者に関して、更新内容がいきなり電子カルテ画面に反映されるのは不親切であるとも考えられる。したがって、ステップS212において、更新処理部114は、更新通知方法記憶部119を参照して、更新内容の通知方法を判定してもよい。
図11は、更新通知方法記憶部の構成例を示す図である。同図において、更新通知方法記憶部119は、データ種別ごとに、更新通知方法を記憶する。更新通知方法としては、更新内容表示、ポップアップ、及び強制更新等が例示されている。これらは例示であるため、他の更新通知方法が定義されてもよい。
ステップS212において、更新処理部114は、更新対象のデータのデータ種別に対応する更新通知方法を取得し、当該更新通知方法をも含む更新通知情報を同一データ操作者の利用者端末20に配信する。当該更新通知情報を受信したクライアント部21は、当該更新通知情報において指定されている更新通知方法にしたがった処理を実行する。例えば、「更新内容表示」が指定されていれば、クライアント部21は、更新内容を含む更新内容表示画面を電子カルテ画面に重畳させて表示させる。「ポップアップ」であれば、編集中のデータについて更新があったことを通知するメッセージを含むポップアップ画面を電子カルテ画面に重畳させて表示させる。更新内容表示画面又はポップアップ画面が閉じられると、クライアント部21は、更新内容を電子カルテ画面に反映させる。また、「強制表示」が指定されている場合、クライアント部21は、画面等を表示させることなく、更新内容を電子カルテ画面に反映させる。
なお、更新通知方法記憶部119は、ステップS207において利用されてもよい。但し、この場合、各画面は、許可ボタン及び却下ボタンを含む。また、強制表示という更新通知方法は、指定できないこととする。
また、ステップS212の更新通知情報は、現在電子カルテを操作している全ての操作者(すなわち、同一データ操作者以外の操作者も含む)の利用者端末20に配信されてもよい。この場合、各クライアント部21が、当該クライアント部21において現在編集中のデータの患者ID及びデータ種別と、更新通知情報に係るデータの患者ID及びデータ種別とを比較して、両者が一致しない場合は、当該更新通知情報を無視すればよい。そうすることにより、万が一、ステップS201からS212までの間に、新たな同一データ操作者が発生した場合に、当該同一データ操作者の電子カルテ画面に更新内容が反映されないといった事態の発生を防止することができる。
続いて、電子カルテの操作終了時の処理手順について説明する。図12は、電子カルテの操作終了時の処理手順を説明するためのフローチャートである。操作者は、更新要求の後、同一データに関して電子カルテ画面における編集を継続することができ、再度更新要求を行うことができる。当該データに関する操作を終了する場合、操作者は、電子カルテのクローズを電子カルテ画面を介して指示する。当該指示に応じ、クライアント部21は、電子カルテのクローズ要求を電子カルテサーバ10に送信する。
ステップS301において、電子カルテサーバ10の操作終了処理部115は、電子カルテのクローズ要求を受信する。続いて、操作終了処理部115は、当該クローズ要求に指定されているユーザID、患者ID、及びデータ種別に係るレコードを操作情報記憶部116より削除する(S302)。これにより、当該操作者が存在することによる、当該患者ID及びデータ種別に係るデータの更新に関する制限は解除される。なお、クローズ要求においても、ユーザID、患者ID、及びデータ種別の代わりにセッションID等が指定されてもよい。
上述したように、本実施の形態によれば、同一のデータに関して複数の操作者による操作を可能とすることができる。したがって、業務の効率化等を図ることができる。また、いずれかの操作者による更新が反映される場合、更新対象のデータに関して当該操作者よりも上位の操作者に対して更新の許否の判定が委任され、当該上位の操作者によって更新が許可された場合に更新が反映される。したがって、複数の操作者による更新が無秩序に反映され、その結果、各操作者(特に、上位の操作者)の業務に支障又は混乱が生じるのを防止することができる。
なお、本実施の形態は、同一データに対して複数のユーザによって操作が行われうる電子カルテシステム10以外のコンピュータシステムに対して適用されてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 電子カルテシステム
10 電子カルテサーバ
20 利用者端末
21 クライアント部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 操作開始処理部
112 重複操作判定部
113 優劣関係判定部
114 更新処理部
115 操作終了処理部
116 操作情報記憶部
117 ユーザ情報記憶部
118 権限レベル記憶部
119 更新通知方法記憶部
120 本系DB
121 一時DB
B バス

Claims (7)

  1. 第一のユーザによって利用される第一の端末装置から、データ管理手段に記憶されているデータに対する操作開始要求を受信する開始要求受信手順と、
    前記受信した前記操作開始要求に係る前記第一のユーザと操作対象の前記データとの関連付け情報を操作情報記憶手段に記録する記録手順と、
    前記第一のユーザとは異なる第二のユーザによって利用される第二の端末装置から、前記データに対する更新要求を受信する更新要求受信手順と、
    前記更新要求に含まれる更新対象の前記データに関連付けられている前記第一のユーザの有無を、前記操作情報記憶手段を用いて判定する重複操作判定手順と、
    前記更新対象のデータに関連付けられている前記第一のユーザが有る場合に、前記第二のユーザによる前記データの更新に関する該第一のユーザと該第二のユーザとの間の優劣関係を示す情報を記憶した優劣情報記憶手段を用いて、該第一のユーザと該第二のユーザとの優劣関係を判定する優劣関係判定手順と、
    前記優劣関係の判定結果に基づいて、前記更新要求の諾否を判定する更新手順と
    をコンピュータに実行させるデータ管理プログラム。
  2. 前記更新手順において、前記コンピュータに
    前記優劣情報記憶手段を参照し、前記第一のユーザの前記データに対する第一の更新権限と前記第二のユーザの該データに対する第二の更新権限とを比較する手順と
    前記第一の更新権限が該第二の更新権限よりも大きい場合に、前記第一の端末装置に前記更新要求の内容を送信する手順と、
    前記第一の端末装置より更新の許可を示す応答を受信した場合に、前記第二のユーザによる更新内容を前記更新対象のデータに反映させる手順と
    を実行させることを特徴とする請求項1記載のデータ管理プログラム。
  3. 前記送信する手順は、前記更新対象のデータに関して、前記更新要求の前後の差分を前記更新要求の内容として前記第一の端末装置に送信する請求項2記載のデータ管理プログラム。
  4. 前記優劣情報記憶手段は、前記優劣関係を示す情報を、前記データを分類する情報であるデータ種別に応じて記憶し、
    前記優劣関係判定手順は、前記更新対象のデータの前記データ種別に関して前記第一のユーザと前記第二のユーザとの優劣関係を判定する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のデータ管理プログラム。
  5. 前記更新手順において、前記コンピュータに、
    前記優劣情報記憶手段を参照し、前記第一のユーザの前記データに対する第一の更新権限と前記第二のユーザの該データに対する第二の更新権限とを比較する手順と
    前記第一の更新権限が該第二の更新権限よりも小さい場合に、前記第二のユーザによる更新内容を前記更新対象のデータに反映させる手順と
    を実行させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載のデータ管理プログラム。
  6. 第一のユーザによって利用される第一の端末装置から、データ管理手段に記憶されているデータに対する操作開始要求を受信し、前記受信した前記操作開始要求に係る前記第一のユーザと操作対象の前記データとの関連付け情報を操作情報記憶手段に記録する操作開始処理手段と、
    前記第一のユーザとは異なる第二のユーザによって利用される第二の端末装置から、前記データに対する更新要求を受信し、前記更新要求に含まれる更新対象の前記データに関連付けられている前記第一のユーザの有無を、前記操作情報記憶手段を用いて判定する重複操作判定手段と、
    前記更新対象のデータに関連付けられている前記第一のユーザが有る場合に、前記第二のユーザによる前記データの更新に関する該第一のユーザと該第二のユーザとの間の優劣関係を示す情報を記憶した優劣情報記憶手段を用いて、該第一のユーザと該第二のユーザとの優劣関係を判定する優劣関係判定手段と、
    前記優劣関係の判定結果に基づいて、前記更新要求の諾否を判定する更新手段と
    を有するデータ管理装置。
  7. 第一のユーザによって利用される第一の端末装置から、データ管理手段に記憶されているデータに対する操作開始要求を受信する開始要求受信手順と、
    前記受信した前記操作開始要求に係る前記第一のユーザと操作対象の前記データとの関連付け情報を操作情報記憶手段に記録する記録手順と、
    前記第一のユーザとは異なる第二のユーザによって利用される第二の端末装置から、前記データに対する更新要求を受信する更新要求受信手順と、
    前記更新要求に含まれる更新対象の前記データに関連付けられている前記第一のユーザの有無を、前記操作情報記憶手段を用いて判定する重複操作判定手順と、
    データの更新についてのユーザ毎の権限レベルを記憶した優劣情報記憶手段を参照して、前記操作情報記憶手段に格納された前記データについての前記第一のユーザの権限レベルと前記第二のユーザの権限レベルとを比較して、該第一のユーザと該第二のユーザとの優劣関係を判定する優劣関係判定手順と、
    前記優劣関係の判定結果に基づいて、該第一のユーザの権限レベルよりも該第二のユーザの権限レベルが高い場合に、前記更新要求に応じた更新処理を実行する更新手順と
    をコンピュータに実行させるデータ管理プログラム。
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