JP5593722B2 - マイクロ波加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、被加熱物にマイクロ波を放射して誘電加熱するマイクロ波加熱調理器に関する。
代表的なマイクロ波加熱調理器である電子レンジは、代表的な被加熱物である食品を直接的に加熱でき、鍋や釜を準備する必要がない簡便さにより、日常生活において不可欠な調理器具になっている。近年、食器を複数個並べて加熱できるように、食品を収納する加熱室内空間の底面をフラットにした形状の加熱室を持つ製品が実用化されている。
この場合、マイクロ波を庫内に放射する放射手段は、底面のフラット面をセラミック等のマイクロ波透過材料で構成してそれよりさらに下側に配置するか、あるいは天井面側に配置するものが考えられるが、食品を効率的に加熱するためにはできるだけ食品の近くからマイクロ波を放射した方が良いので、下側に配置するものが増えてきている。
また、加熱室内のマイクロ波を外部に漏らさないように壁面を導体で形成するなどして、加熱室全体を導体で覆うように構成されている。ただし、マイクロ波の波長に比べて微小な孔であればマイクロ波が通過できないので、風や光を通すために導体の壁面にパンチング孔を設けるなどのことが一般に知られている。
また、電子レンジの多機能化に伴い、オーブン機能やグリル機能を有するものも多い。オーブン機能は、ヒータであたためた空気をファンで循環させる熱風循環あるいはコンベクションと呼ばれるもので、庫内の温度を均一に高温(例えば200℃)に維持してケーキやクッキーなどの食品をじっくりと焼き上げる機能である。
この場合、食品を載せるトレイについては、庫内の温度が高くなるため耐熱性のある材料で構成しなくてはならない。材料として考えられるのは、鉄、アルミ、ステンレスなどの導体か、セラミック、耐熱ガラスなどの誘電体である。
耐熱以外の要件として機械的強度(落としたりぶつけても割れにくいこと)も必要なので、セラミックや耐熱ガラスについて機械的強度を確保するためには相当分厚く(重く)せざるをえず、結果的に熱容量が大きくなってしまう。
熱容量が大きいと、特に加熱開始直後は、食品に供給したい熱の多くがトレイにも取られてしまい、庫内全体としての温度上昇が遅くなり、加熱時間が長くかかる問題がある。よって加熱時間をできるだけ短くするためには、薄くても機械的強度があり、その結果熱容量が小さくて済む導体のトレイのほうが望ましい。
グリル機能は、ヒータのそばに食品を配置して輻射熱で表面をこんがり焼く機能で、肉や魚を焼くのに向いている方法である。ヒータはミラクロンヒータやハロゲンヒータやシーズヒータなどの管型のものやマイカヒータなどの面状のものがあり、食品の上面あるいは下面に近接させて配置することが多い。
目的により食品の上面だけを焼くとか下面だけを焼く場合もあるが、最近では上下ともに同時に早くこんがり焼くために、前述のヒータとは別にマイクロ波吸収発熱体を用いるものが増えてきている。食品を載せるトレイの下面にマイクロ波吸収発熱体を一体化し、下側から放射されるマイクロ波を吸収して発熱する熱をトレイに伝え、トレイ自体を高温
にしてトレイからの伝導熱で食品の下側を焼き上げることができる。
この方法のメリットは上面を焼くヒータとの組み合わせにある。トレイを庫内の上のほうに装着することで食品を上ヒータに近づけることができて上面を効率的に焼くことができるとともに、下面は食品に接しているトレイの熱で直接焼くことができる。
したがって、庫内容量の大きな加熱室の場合でも、トレイを上のほうに装着すれば上面も下面も同時に近接した発熱体で焼くことができ、スピーディに焼くことができる。ここで、トレイの材質については前述のオーブン機能の説明で述べたのと同様に、耐熱、機械的強度、熱容量の関係で、加熱時間をできるだけ短くするためには導体のトレイのほうが望ましい。
一方、最近の食品について、冷凍食品を使うことが増えている。市販の冷凍食品も多く供給されるようになり、家庭でも冷凍庫を利用して食品を冷凍しておく機会が増えつつある。冷凍食品をオーブンやグリルで焼きたい場合、小さなものならそのまま焼くこともできるが、サイズが大きくなると、一度解凍してから焼くという二段階の作業となる。
なぜなら、オーブンやグリルは周囲からの熱伝導で食品を焼くために、表面が焦げるほどに至っても内部に熱が伝わらずに凍ったままで終わる可能性がある。一方電子レンジは、マイクロ波が食品の内部にまで浸透して加熱するので、短時間で解凍するにはふさわしい調理器として一般的に知られている。
したがって、冷凍食品をオーブンやグリルで焼くためには、マイクロ波を組み合わせることが考えられる。しかし前述の通り、放射手段がフラット面の下側に構成されてかつトレイが導体から成る場合、マイクロ波は導体で反射されて導体上の食品には供給できない。
そこで、トレイに孔をあけるとか、トレイと加熱室の壁面の間に隙間を設けるなどが考えられるが、むやみに大きな孔や隙間を設けるとトレイ上の食品載置面積が狭まって上に載せる食品の量が減ってしまうので、トレイの中央部は従来のままの大きさでトレイの縁に孔を開けるとか、縁をできるだけ狭くして壁面との隙間を増やすとかの方法が望まれる。
しかし、従来技術を調べても、孔や隙間を具体的にどのように構成すればマイクロ波を効率的に通過させられるかについてはあまり検討されていない。
従来技術の中では、例えば特許文献1のように、目的が異なるものの導体のトレイの孔について記載されたものがあるので、以下にその内容を説明する。図14〜図16は特許文献1の構成図であり、図14は加熱室の概略的な斜視図、図15はトレイの一案の構成図、図16はトレイの他の案の構成図である。
底面がフラットでは無く食品を回転させるターンテーブル方式ではあるが、導体からなるトレイ(ターンテーブル)に孔をあけてマイクロ波を通過させる方法が一部提示されている。導体のトレイ1は多数の孔を有し、トレイ1の上部にガラス皿2を装着してその上に食品3を載せるもので、マイクロ波の放射手段は加熱室4の導体からなる右壁面5に放射口6として構成されている。
図示しないが、放射口6には導波管を介して代表的なマイクロ波発生手段のマグネトロンが接続されており、マグネトロンから発生したマイクロ波を放射口6から庫内に放射する構成である。食品3の加熱ムラを防ぐために回転軸7を中心にトレイ1を回転させてい
るが、さらに均一に加熱するためにトレイ1にマイクロ波が通過できる通過孔を設けている。
その一案が図15に示される。トレイ31は、例えば鋼板等の導電材の表面にほうろう処理を施してなり、全体の外形が円形平皿状で且つ回転方向に非均質形状(中心点に関して点対称形状)をなしている。具体的には、この回転板31は、円環状の周囲枠31a内に、複数本の縦棒31b及びそれと直交する複数本の横棒31cを一体に有する格子状に構成されている。
その中心部には、回転軸10(図14参照)に連結されるボス部31dが設けられている。このとき、回転板31の中央部には、縦棒31bと横棒31cとから、ほぼ正方形の通過孔32が複数個(ボス部31dを囲むように4個及びその前後に2個の計6個)形成されている。
この通過孔32は、その縦横の寸法cが共にマイクロ波の波長λの1/4以上にすることでマイクロ波が通過しやすくなり、例えばそれぞれ31mmとされている。回転板31の外周寄り部分(通過孔32形成部分の図で左右部位)には、図で上下方向に長い長方形状の通過孔31eがほぼ同一寸法でいくつか形成されている。
この通過孔31eは、縦方向寸法aがλ/2以上(例えば64mm)なのでマイクロ波が通過しやすく、横方向寸法bがλ/4未満(例えば30mm)しかなくても充分にマイクロ波が通過できるとされている。図16は他の一案でトレイ41の構成を示している。
この例のトレイ41は、中心部のハブ部41aと円環状の周囲枠(リム部)41bとの間をアーム部41cでつないだ形状である。このとき、前記アーム部41cは、3本が120度間隔で放射状に設けられており、従って、トレイ41は、120度回転(360度/n;n=3)したときに元の形状と同一形状となる回転対称形状をなしている。
このトレイ41には、アーム部41c間に、扇状の通過孔41eが形成されることになるが、この通過孔41eの最大直線寸法eが、マイクロ波の波長λの1/2以上の寸法となるように形成されており、その結果マイクロ波が透過可能とされている。
以上、特許文献1に記載されているのは、マイクロ波は、孔の最長寸法がλ/4未満では通過しにくく、λ/4以上なら通過し、特にλ/2以上になると通過しやすいということである。
いずれの例もマイクロ波が通過可能な孔を有しているが、その目的は、回転によって孔の位置が変化することで電界分布を変化させるものである。つまり加熱ムラを防ぐためにトレイを回転させて食品の位置を変更するのに加えて、マイクロ波が通過できる通過孔を動かすことでマイクロ波の分布自体を変更させることをねらったものである。
特許第3901350号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されるような従来のマイクロ波加熱調理器において、導体のトレイに設けた通過孔を通過したマイクロ波がどうなるかについては言及されていない。
トレイの下側には食品も他の被加熱物も無いから、特に通過孔を通過したマイクロ波で何かを加熱することを期待するものではなく、通過孔を通過したマイクロ波が別の通過孔からトレイ上に戻っても良いし、トレイの周囲からトレイ上に戻っても良い。どのような経路でも良いから、最終的にマイクロ波がトレイ上に戻って食品3を加熱できれば良いのである。
一方、本発明の課題について説明する。導体のトレイがトレイとしての機能を損なわない範囲(トレイの縁に通過孔を設ける程度の方法)で、通過孔を介して導体の反対側にある食品にマイクロ波を供給し、いかに効率的に加熱するかは大きな課題であるが、特許文献1等には記載がない。
実際にマイクロ波が通過できる通過孔をいくつかあけて実験してみても、加熱効率が悪いことが多く、かつ通過孔の選び方によって大きくばらつくことがわかった。例えばIEC法などで測定した電子レンジの加熱効率(=被加熱物を水とした時の水の吸収電力/入力)は一般的には50%程度であることが知られているが、導体の縁にマイクロ波が通過できる通過孔を有するトレイ上に水を置くと、通過孔の選び方によって10%〜30%程度と大きくばらつくことがわかった。
したがって本発明は、導体の縁にマイクロ波が通過できる通過孔を有するトレイを用いて、できるだけ効率的にトレイ上の被加熱物にマイクロ波を供給することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明に係るマイクロ波加熱調理器は、導体で覆われた加熱室と、前記加熱室内にマイクロ波を供給する放射手段と、縁部を有し前記縁部の外周を前記加熱室の壁面と近接させて前記加熱室内に脱着可能に設けられ、前記加熱室を分割する導体製のトレイと、前記縁部に設けられマイクロ波を通過させるための通過孔とを備え、前記縁部と前記通過孔の間には、前記通過孔を通過する第一のマイクロ波と前記縁部の外周から回りこむ第二のマイクロ波が前記トレイ上で逆位相になって互いに打ち消しあうことを防ぐ遮蔽部とを備えたものである。





























上記構成により、通過孔を通過するマイクロ波と縁部の外周から回りこむマイクロ波がトレイ上で逆位相になって互いに打ち消しあうことを防ぎ、効率的にトレイ上にマイクロ波を供給することができる。
本発明のマイクロ波加熱調理器は、通過孔を通過するマイクロ波と縁部の外周から回りこむマイクロ波がトレイ上で逆位相になって互いに打ち消しあうことを防ぎ、効率的にトレイ上にマイクロ波を供給することができる。
本発明の第一の実施の形態に係るマイクロ波加熱調理器である電子レンジの内部構造とマイクロ波の流れを示す斜視図 図1の電子レンジの正面断面図 図2の電子レンジのA−A断面及外部構成を示す図 図1の電子レンジのトレイと放射手段の位置関係を示す説明図 図1の電子レンジの二つの通過孔を通過したマイクロ波の位相を示す特性図 図1の電子レンジの他のマイクロ波の流れを示す斜視図 本発明の第二の実施の形態に係るマイクロ波加熱調理器である電子レンジの正面断面図 図7の電子レンジのA−A断面及外部構成を示す図 図7の電子レンジのトレイと放射手段の位置関係を示す説明図 図9のトレイのB−B断面図 本発明の第三の実施の形態に係るトレイの円形状の通過孔の構成図 本発明の第四の実施の形態に係るトレイの多角形の通過孔の構成図 本発明の第五の実施の形態に係るトレイのコーナー部の通過孔の構成図 従来のマイクロ波加熱調理器である電子レンジの内部構造を示す斜視図 図14の電子レンジのトレイの一案の構成図 図14の電子レンジのトレイの他の案の構成図
(実施の形態1)
以下に、図1〜図6を参照して、本発明の実施の形態に係るマイクロ波加熱調理器について電子レンジを例として説明する。
図1は正面上方から庫内を見た斜視図であり電子レンジの内部構造とマイクロ波の流れを示す図、図2は正面から見た断面図、図3は図2のA−A断面図、図4はトレイを真上から見た図でトレイと放射手段との位置関係を示す説明図、図5は二つの通過孔を通過したマイクロ波の位相を示す特性図、図6は図1とは異なるマイクロ波の流れを示す図である。
加熱室51は前方を除いて導体の壁面で一体化されており、前方はドア52の内部の導体53が対向しているので、加熱室全体が導体に覆われている。加熱室内にマイクロ波を供給する放射手段54は、セラミックやガラスなどの誘電体からなるプレート55よりも下方にあり、使用者が庫内を見たときにはプレート55によって底面がフラットに見えている。
放射手段54は、代表的なマイクロ波発生手段のマグネトロン56が放射したマイクロ波を、導波管57を介して加熱室底面に導き、加熱室底面に配置された回転アンテナ58を通じて、庫内にマイクロ波を放射している。
マイクロ波を攪拌する回転体として代表的な回転アンテナ58は、特定の方向(図の場合は矢線方向)にマイクロ波の放射指向性を有するもので、設定手段59の設定内容に基づき、制御手段60が駆動手段61を制御して、回転アンテナの向きを自在に制御するものである。回転させたり所定の向きで停止させたりすることが可能である。制御手段60はコンベクション62のヒータ63とファン64も制御する。
トレイ65は導体製で表面をホーロー加工したもので、周囲に一段高い縁部66を有し、マイクロ波が通過するスリット形状の通過孔67を有している。ここで空気中のマイクロ波の波長λはλ=C/fで表され、Cは光の速度(3.0×10の8乗[m/s])、fは周波数(電子レンジでは約2.45[GHz])のため、波長λは約120mmである。スリット形状は長さを波長の1/2の略90%の55mmとし、幅を波長の1/4未満の6mm程度としている。
トレイ65を加熱室51に装着する場合、被加熱物の食品68をトレイ65に載せ、トレイ65ごと加熱室壁面のレール69A、69B、69Cのいずれかに載せるもので、図2図3では中段のレール69Bに装着している。これにより、トレイ65の外周70が導体からなる加熱室51壁面およびドア52の導体53と近接することになり、加熱室51をトレイ65で上下に分割したようになる。
加熱室51壁面はフッ素加工されており、トレイ65の表面のホーローと壁面の表面の
フッ素によりトレイ65の導体と壁面導体とは絶縁されているので、わずかながらマイクロ波が通過することができる。通過孔67と外周70との間隔は35mmでマイクロ波の波長の1/4の30mmより大きくしている。
以下、通過孔67と外周70の間の導体部分を便宜上、遮蔽部71と呼ぶことにする。
放射手段の回転アンテナは庫内の特に左右の中央に配置されており、図4のようにトレイ65の通過孔67は縁部66の手前の一辺にのみ配置されている。
本実施の形態では、回転アンテナ58の指向性の強い向きを図4のように通過孔67に向けたときに効率が上がるように回転アンテナ58や導波管57などの最適化を行ってマッチングさせている。
以上の構成により、本実施の形態のマイクロ波加熱調理器は、導体で覆われた加熱室51と、前記加熱室51内にマイクロ波を供給する放射手段54と、縁部66を有し前記縁部66の外周70を前記加熱室51の壁面と近接させて前記加熱室内に脱着可能に設けられ、前記加熱室51を分割する導体製のトレイ65と、前記縁部66の外周70から前記マイクロ波の波長の1/4より大きな間隔をあけて前記縁部66に設けられ、マイクロ波を通過させるための通過孔67とを備えている。
放射手段の回転アンテナ58から放射されたマイクロ波は、通過孔67だけでなく、縁部66の外周70と加熱室51壁面が近接しているものの絶縁コーティングされているため、その間も通過してトレイ65の上方に伝送される。
このとき、通過孔67と外周70間の距離が近いとあまり伝送されず、ある程度より距離が離れると伝送されやすいことがわかった。トレイ65上に水を置いたときの加熱効率で言えば、距離が近いと10%しかなかったものが、距離を離すと30%まで改善した。これは、波長λの1/4程度の距離を境に変化することが原因ではないかと考えられる。
この理由について考察する。図5のように、マイクロ波は正弦波であり、波長λは前述の通り120mm程度である。特定の位置αについて考えると時間的に振幅が増減するだけであるが、伝送方向に対して位置をずらすと振幅は同じでも位相が変化する。例えば半波長(λ/2)離れた位置βだと完全に位相が逆になり、一波長(λ)離れた位置γだと同位相である。これは距離が離れても、波長の関数として繰り返される。
これを図1に当てはめてみる。放射手段54から放射されたマイクロ波が左の壁面とトレイ65との隙間の直前で二つに分かれて矢線72と矢線73になったとして、ポイント74でのマイクロ波の位相に注目すると、矢線72のマイクロ波のポイント74での位相を基準(位相0度、図5のαに相当)とすると、矢線73のマイクロ波は通過孔67までの距離を往復するために位相がずれるが、もし通過孔67までの距離がちょうどλ/4の場合は往復でλ/2のずれとなり、即ち位相90度、図5のβに相当する。
このとき、ポイント74では矢線72と矢線73のマイクロ波が重なり合うので逆位相の正弦波の合成となり両者の振幅が同じ場合は完全に合成波の振幅が0となる。つまりマイクロ波が伝送されないのである。
通過孔67までの距離がもっと短い場合については、一瞬そうならないように思われるが、実は通過孔67がある程度の大きさがあるために通過孔のどこを通るかによって、距離がλ/4になることが充分に起こり、マイクロ波が伝送されない場合が起こりうる。
一方、本実施の形態のように、構成上、通過孔67までの距離をλ/4より離して配置すれば、少なくとも図5のαとβの関係にはならず、マイクロ波が打ち消されて伝送されないようなことは起こらない。
厳密にはもっと距離を離した場合、往復の距離が3×λ/2、5×λ/2など、λ/2の奇数倍となれば打ち消されることも可能性としては考えられるが、マイクロ波はいろいろな方向に拡散すると言われており、遠く離れた通過孔に向かったマイクロ波がユーターンしてもとの位置に戻ってくる割合は極めて少ないと考えられ、つまり最も近接した条件(往復距離λ/2)のみを除去すれば充分に効率が改善するのではないかと考えられる。
ちなみに、図6は図1とは逆に右の通過孔67を基準に考えた図であるが、同様のことが起こり、つまり隙間と通過孔の片方からの通過が阻害される関係にあれば他方からの通過も阻害されることになる。
以上により、トレイ65の外周70よりマイクロ波の波長の1/4より大きな間隔をあけて通過孔67を配置することで、壁面と外周の間の隙間を通過するマイクロ波と通過孔67を通過するマイクロ波がトレイ65上で逆位相になって互いに打ち消しあうことを防ぎ、効率的にトレイ65上にマイクロ波を供給することができる。
本実施の形態では、通過孔67の最長部分の長さを波長の1/4以上とすることでトレイ65上にマイクロ波を供給しているが、特に通過孔67は略スリット形状とし、最長部分の長さを波長の1/2の略90%の55mm、幅を波長の1/4未満の6mmとしている。マイクロ波の通過のためには波長の1/4以上で特に波長の1/2以上が望ましいと思われていたが、波長の1/2の略90%以上であれば充分供給できるとわかった。
特定の方向にマイクロ波の放射指向性を有する回転体の回転アンテナ58と、前記回転アンテナ58の停止や回転を制御する制御手段60を有する構成としたので、目的に応じて適切に加熱できる。
例えば、通常のあたためなどを行うときは、トレイ65も装着されないので、回転アンテナ58を回転させて均一に加熱するが、オーブン調理のときはトレイ65を装着するので、回転アンテナ58を通過孔に向けて停止させる、というような制御が可能である。
特に、回転アンテナ58の回転の途中に放射指向性の強い向き75が通過孔67を向くとき(図4)に停止または減速させるよう制御すれば、この向きで効率が上がるように(通過孔67からのマイクロ波の伝送が増えるように)回転アンテナ58や導波管57などの最適化を行ってマッチングさせているので、確実に効率が上がる。
通過孔67の最長部分を放射手段に向けて配置する構成としており、通過孔67の幅が狭くても伝送されるマイクロ波を効果的に通過させることができる。
縁部66の外周70と加熱室51の壁面をそれぞれ絶縁コーティングすることで両者の間に絶縁体を介在させ、外周70と前記壁面の間をマイクロ波が通過できる構成とした。もちろんコーティングは一方だけすれば良いかもしれない。
(実施の形態2)
図7〜図10を参照して、本発明の実施の形態2に係るマイクロ波加熱調理器について電子レンジを例として説明する。
図7は正面から見た断面図、図8は図7のA−A断面図、図9はトレイを真上から見た
図でトレイと放射手段との位置関係を示す説明図、図10は図9のトレイのB−B断面図である。
本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、まずオーブン機能の代わりにグリル機能を持たせるために、庫内天面に三本の管状ヒータ76A、76B、76Cを配置していることである。制御手段60は管状ヒータ76A、76B、76Cの通電も制御する。
グリル機能を良くするために上段のレール69Aにトレイ77を装着して、管状ヒータ76A、76B、76Cに近づけて食品68の上面をスピーディに焼き上げる。
一方、食品の下面を焼くために、トレイ77の下面にマイクロ波吸収発熱体78を一体化している。通過孔79A、79Bは左右の縁部の対向する二辺に配置し、通過孔79A、79BをふさぐようにPPSなどの誘電体からなるカバー80を有する。
カバー80は、通過孔79A、79Bの端面が露出しないようにする安全性向上の効果だけでなく、誘電体は絶縁体と等しいのでトレイ77と加熱室51の壁面との間に介在して両者の隙間(絶縁距離)を増やす効果と、同時に、通過孔を通過するマイクロ波の波長を圧縮する効果がある。
前述の通り、空気中のマイクロ波の波長λはλ=C/fであるが、比誘電率εの誘電体中のマイクロ波の波長λは空気中の波長をλ0とするとλ=λ0/√εに圧縮されるのである。
したがって、カバー80の比誘電率を例えば2とすると、マイクロ波が通過できる通過孔の最小寸法はλ0/(4√2)以上となり、空気中では30mm以上だったものが、21mm以上でも良くなる。そのため、本実施の形態では通過孔79A、79Bの最長寸法を28mmに選んでいる。
以上のように本発明によれば、通過孔79A、79Bに比誘電率εの誘電体カバー80を有し、前記通過孔79A、79Bの最長部分の長さを波長の1/(4√ε)以上とすることで、トレイ77上にマイクロ波を供給することができる。
また、通過孔79A、79Bの最長部分を放射手段に向けて配置する構成としており、通過孔79A、79Bの幅が狭くても伝送されるマイクロ波を効果的に通過させることができる。
また、縁部の外形を略長方形状とし、複数の通過孔79A、79Bは前記縁部66の対向する二辺に配置する構成としたので、トレイ77の左右を間違えて装着しても通過孔79A、79Bの位置が変わらないので、入れ間違いによる問題が起こらない。
回転の途中に放射指向性の強い向き75が通過孔79A、79Bを向くときに停止または減速させるよう制御し、あらかじめこの向きで効率が上がるように(両方の通過孔79A、79Bからのマイクロ波の伝送が増えるように)回転アンテナ58や導波管57などの最適化を行ってマッチングさせていれば、確実に効率が上がる。
特に、回転の途中に放射指向性の強い向き75が複数の通過孔79A、79Bを向くときに順次停止または減速させるよう制御すれば、トレイ77上のマイクロ波の分布も左右対称となることが予測され、一箇所だけの時よりも分布改善の効果が期待できる。
特に、本実施の形態においては、回転アンテナ58の向きにより、マイクロ波をマイク
ロ波吸収発熱体78に集中させる第一のモードと、マイクロ波を通過孔79A、79B上に伝送させる第二のモードを有する。例えば、回転アンテナが図9のように通過孔79A、79Bを向くときには第二のモード、図9とは異なり図の上向きや下向きのときには第一のモードとなるように回転アンテナ58や導波管57などを最適化すれば実現可能である。
食品が冷凍品の場合は、まず第二のモードでマイクロ波による解凍を行い、ある程度食品が解凍された後は第一のモードに切り替えて底面から焼き上げるような制御が可能である。このように制御することで、短時間でおいしいグリル調理ができる。
また、通過孔の最長部分を外周70と平行に配置する構成としたので、外周70と通過孔79A、79Bとの距離を一定に保つことができ、安定してマイクロ波をトレイ上に供給できる。
縁部の外周70に絶縁体のカバーを装着したので確実に隙間を広く確保できる。
なお加熱室の壁面側に絶縁体を装着する構成も考えられる。
なお図10のようにトレイ77の外周70をカーリングすることで、通過孔79Bと外周70の距離は、上側と比べて下側が長くなるとも考えられる。ここを考慮することで、もう少し距離を短くできる可能性がある。
(実施の形態3)
図11は、本発明の第三の実施の形態に係るトレイの円形状の通過孔81の構成図である。通過孔81は略円形状とし、直径を波長の1/4以上の35mmとしている。円形の場合は、どの方向からきたマイクロ波も同等に通過させることができる。楕円なら長径が波長の1/4以上となるように構成すれば通過可能である。
(実施の形態4)
図12は、本発明の第四の実施の形態に係るトレイの多角形の通過孔82の構成図である。通過孔82は略8角形とし、最長の対辺の距離を波長の1/4以上の40mmとしている。
(実施の形態5)
図13は、本発明の第五の実施の形態に係るトレイのコーナー部83の通過孔84の構成図である。通過孔84は前記縁部66のコーナー部83のRに沿うように径と配置を選ぶことでどこから見ても外周と通過孔までの距離を一定にできるので、きわめて効率的にトレイ上にマイクロ波を供給できる。
以上、本発明について実施の形態について詳細に説明したが、複数の通過孔間の導体部分(遮蔽部73)には通過できない程度の孔があってもよい。
さらに、食品をトレイの上とトレイの下に配置して上下の二段同時調理をしても良く、複数の通過孔の場合は形状が同じでなくて異なったものを組み合わせても良い。
複数の通過孔の場合の複数とは2つとは限らず、多数あっても良いが、外周と通過孔の間隔のすべてを波長の1/4より大きくするべきである。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、様々な変更や修正を加えることができることは、当業者にとって明らかである。
本発明は、解凍と連動してヒータ加熱を行う電子レンジ等のマイクロ波加熱装置に利用できる。
51 加熱室
54 放射手段
58 回転アンテナ
60 制御手段
65、77 トレイ
66 縁部
67、79a、79b、81、82、84 通過孔
70 外周
75 放射指向性の強い向き
80a、80b カバー(誘電体、絶縁体)

Claims (13)

  1. 導体で覆われた加熱室と、
    前記加熱室内にマイクロ波を供給する放射手段と、
    縁部を有し前記縁部の外周を前記加熱室の壁面と近接させて前記加熱室内に脱着可能に設けられ、前記加熱室を分割する導体製のトレイと
    記縁部に設けられマイクロ波を通過させるための通過孔とを備え
    前記縁部と前記通過孔の間には、前記通過孔を通過する第一のマイクロ波と前記縁部の外周から回りこむ第二のマイクロ波が前記トレイ上で逆位相になって互いに打ち消しあうことを防ぐ遮蔽部とを備えたマイクロ波加熱調理器。
  2. 通過孔の最長部分の長さを波長の1/4以上とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  3. 通過孔は略スリット形状とし、最長部分の長さを波長の1/2の略90%以上、幅を波長の1/4未満とした請求項2に記載のマイクロ波加熱調理器。
  4. 通過孔は略円形状とし、直径を波長の1/4以上とした請求項2に記載のマイクロ波加熱調理器。
  5. 通過孔は略多角形とし、最長の対辺の距離を波長の1/4以上とした請求項2に記載のマイクロ波加熱調理器。
  6. 通過孔に比誘電率εの誘電体を有し、前記通過孔の最長部分の長さを波長の1/(4√ε)以上とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  7. 通過孔の最長部分を放射手段に向けて配置する構成とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  8. 通過孔の最長部分を外周と平行に配置する構成とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  9. 放射手段は特定の方向にマイクロ波の放射指向性を有する回転体と、前記回転体の停止や回転を制御する制御手段を有する構成とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  10. 制御手段は、回転体の回転の途中に放射指向性の強い向きが通過孔を向くときに停止または減速させるよう制御する請求項9に記載のマイクロ波加熱調理器。
  11. 縁部の外周と加熱室の壁面の間に絶縁体を介在させ、前記外周と前記壁面の間をマイクロ波が通過できる構成とした請求項1に記載のマイクロ波加熱調理器。
  12. 縁部の外周あるいは加熱室の壁面の少なくとも一方を絶縁コーティングする構成とした請求項11に記載のマイクロ波加熱調理器。
  13. 縁部の外周あるいは加熱室の壁面の少なくとも一方に絶縁体を装着する構成とした請求項11に記載のマイクロ波加熱調理器。
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