JP5592944B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に係り、特に位相差検出方式を用いて自動焦点調整を行う技術に関する。
特許文献1には、位相差検出方式の焦点検出を行う撮像装置であって、低輝度の場合には隣接する左右、上下の4画素を画素混合してから出力し、この出力信号を用いてフォーカシングを行う撮像装置が記載されている。
特許文献2には、低輝度の場合ほど多い画素数に調整して画素混合を行い、画素混合後の受光信号に基づいてコントラストAFを行う撮像装置が記載されている。
特開2002−258142号公報 特開2006−324760号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、低輝度の場合には左右方向の画素に対して画素混合を行うため、AF処理の精度が悪くなるという問題がある。また、高輝度の場合には各画素の信号に対して何も処理を行わないため、ノイズを低減させることができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明は、コントラストAF方式であるため、位相差検出方式よりAF処理に要する時間が長くなるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、AF処理に要する時間を短くするとともに、正確な焦点調節を低コストかつ省スペースで行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る撮像装置は、撮影光学系と、前記撮影光学系の射出瞳を通過する光束の光軸から所定の方向に偏った一部の領域を受光する第1の画素と、前記第1の画素に隣接して配設され、前記撮影光学系の前記射出瞳を通過する光束の光軸から前記所定の方向と反対方向に偏った一部の領域を受光する第2の画素とが2次元状に配列された撮像素子と、前記第1の画素及び前記第2の画素から出力された信号電荷を電圧信号として読み出す撮像素子駆動部であって、前記第1の画素及び前記第2の画素のそれぞれについて隣接する第1の数の画素の信号電荷を混合して読み出す撮像素子駆動部と、前記撮像素子駆動部により混合して読み出された前記第1の画素及び前記第2の画素の電圧信号のそれぞれに対して、隣接する第2の数の電圧信号の加算平均を算出する加算平均算出部と、前記加算平均算出部により加算平均された前記第1の画素の電圧信号と前記第2の画素の電圧信号との位相差を検出し、当該位相差に基づいて前記撮影光学系の焦点調節を自動で行う自動焦点調節部とを備える。
上記第1の態様に係る撮像装置によれば、撮影光学系の射出瞳を通過する光束の光軸から所定の方向に偏った一部の領域からの光を受光する第1の画素及び第1の画素に隣接して配設され、撮影光学系の射出瞳を通過する光束の光軸から前記所定の方向と反対方向に偏った一部の領域からの光を受光する第2の画素から出力された信号電荷を電圧信号として読み出す時に、第1の画素及び第2の画素のそれぞれについて隣接する第1の数の画素の信号電荷が混合して読み出される。混合して読み出された第1の画素及び第2の画素の電圧信号のそれぞれについて、隣接する第2の数の電圧信号の加算平均が算出される。そして、加算平均された第1の画素の電圧信号と第2の画素の電圧信号との位相差が検出され、この位相差に基づいて撮影光学系の焦点調節が自動で行われる。これにより、このように画素混合及び加算平均の両方を用いることで、被写体の輝度に関わらずノイズを減らし、SN比を改善することができる。したがって、精度の良い自動焦点調節を行うことができる。
更に、第1の画素及び第2の画素からなる位相差画素が配設された撮像素子を用いて自動焦点調節(AF)を行うため、AF処理に要する時間を短くすることができる。この撮像素子は、従来位相差AFに用いられてきた撮像素子と同様であること、本発明の実施には新たなハードウェアを必要としないことにより、正確な焦点調節を低コストかつ省スペースで行うことができる。
本発明の第2の態様に係る撮像装置は、上記第1の態様において、前記加算平均算出部は、前記第1の数と前記第2の数との積が一定となるように前記第1の数及び前記第2の数を決定するようにしたものである。
上記第2の態様に係る撮像装置によれば、第1の数と第2の数との積が一定となるように第1の数及び第2の数が決定されるため、位相差、デフォーカス量が算出される領域の大きさを被写体輝度によらず一定にすることができる。したがって、安定した自動焦点調節が可能となる。
本発明の第3の態様に係る撮像装置は、上記第1又は第2の態様において、前記撮像素子駆動部は、垂直方向に隣接する前記第1の数の信号電荷を混合し、前記加算平均算出部は、垂直方向に隣接する前記第2の数の電圧信号の加算平均を算出するようにしたものである。
上記第3の態様に係る撮像装置によれば、垂直方向に隣接する第1の数の画素が画素混合される。また、画素混合して読み出された電圧信号に対して、垂直方向に隣接する第2の数の加算平均が算出される。そして、加算平均された第1の画素の電圧信号と第2の画素の電圧信号との位相差が検出され、この位相差に基づいて撮影光学系の焦点調節が自動で行われる。すなわち、垂直方向にのみ画素混合、加算平均を行い、水平方向には画素混合、加算平均のいずれも行わない。これにより、AF処理の精度を悪くすることなく、ノイズを低減させることができる。したがって、より安定した自動焦点調節が可能となる。
本発明の第4の態様に係る撮像装置は、上記第1から第3のいずれかの態様において、被写体の輝度を取得する輝度取得部を備え、前記撮像素子駆動部は、前記取得された被写体の輝度が所定の輝度以上の場合には前記第1の数を1とし、前記測定された被写体の輝度が低くなるにつれて前記第1の数を増加させるようにしたものである。
上記第4の態様に係る撮像装置によれば、被写体の輝度が所定の輝度以上の場合には第1の数を1として画素混合を行わない。また、被写体の輝度が低くなるにつれて第1の数を増加させ、混合される画素の数(画素混合数)を増加させる。これにより、低輝度の場合においても適切にノイズを減らし、SN比を改善することができる。したがって、より暗い輝度域においても自動焦点調節が可能となる。
本発明の第5の態様に係る撮像装置は、上記第4の態様において、前記取得された被写体の輝度が所定の閾値より高輝度である場合には、前記撮像素子を複数の領域に分割する領域分割部を備え、前記加算平均算出部は、前記分割された各領域毎に前記電圧信号の加算平均を算出し、前記自動焦点調節部は、前記算出された各領域毎の電圧信号の加算平均に基づいて前記第1の画素の電圧信号と前記第2の画素の電圧信号との位相差を前記各領域毎に検出し、当該各領域毎に検出された位相差のうちの最も信頼度の高い位相差に基づいて前記撮影光学系の焦点調節を自動で行うようにしたものである。
上記第5の態様に係る撮像装置によれば、被写体の輝度が所定の閾値より高輝度である場合には、撮像素子が複数の領域に分割され、分割された各領域毎に電圧信号の加算平均が算出される。算出された各領域毎の電圧信号の加算平均に基づいて第1の画素の電圧信号と第2の画素の電圧信号との位相差が各領域毎に検出され、この各領域毎に検出された位相差のうちの最も信頼度の高い位相差に基づいて自動焦点調節が行われる。これにより、より精度の高い自動焦点調節を行うことができる。
本発明の第6の態様に係る撮像装置は、上記第4又は第5の態様において、前記加算平均算出部は、前記測定された被写体の輝度が所定の輝度以上の場合には前記第2の数を2とし、前記測定された被写体の輝度が低くなるにつれて前記第2の数を増加させるようにしたものである。
上記第6の態様に係る撮像装置によれば、被写体の輝度が所定の輝度以上の場合には第2の数を2とする、すなわち2つの電圧信号の加算平均を算出する。また、測定された被写体の輝度が低くなるにつれて第2の数を増加させ、加算平均の算出に用いる電圧信号の数を増加させる。これにより、より暗い輝度域において精度の良い自動焦点調節を行うことができる。
本発明によれば、AF処理に要する時間を短くするとともに、正確な焦点調節を低コストかつ省スペースで行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラ10内部構成を示すブロック図 撮像素子の構成例を示す平面図 図2Aの撮像素子の一部を拡大して示す平面図 本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節処理を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素混合及び加算平均処理を模式的に示す図 本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素混合及び加算平均処理を模式的に示す図 本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素の加算平均処理を模式的に示す図 Ev値やシャッタースピードと画素混合数の関係を示すグラフ 本発明の第2の実施形態に係る自動焦点調節処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素混合及び加算平均処理を模式的に示す図 本発明の第2の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素混合及び加算平均処理を模式的に示す図 本発明の第2の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素の加算平均処理を模式的に示す図 本発明の第3の実施形態に係る自動焦点調節処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る自動焦点調節処理を示すフローチャート(つづき) 本発明の第3の実施形態に係る自動焦点調節処理における画素混合及び加算平均処理を模式的に示す図 位相差CCDの構成例を示す平面図 位相差CCDの主画素を示す平面図 位相差CCDの副画素を示す平面図
以下、添付図面に従って本発明に係る単眼立体撮像装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置が適用されたデジタルカメラの実施の形態を示すブロック図である。
このデジタルカメラ10は、撮像した画像をメモリカード54に記録するもので、カメラ全体の動作は、中央処理装置(CPU:central processing unit)40によって統括制御される。
デジタルカメラ10には、シャッタボタンや、撮影モード、再生モード等を設定するモードダイヤルを含む操作部38が設けられている。この操作部38を用いて操作に応じた信号はCPU40に入力される。
被写体を示す画像光は、撮影レンズ12及び絞り14を介してCCD(charge−coupled device)イメージセンサ、CMOS(complementary metal−oxide semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子16の受光面に結像される。撮影レンズ12は、CPU40によって制御されるレンズ駆動部36によって駆動され、フォーカス制御等が行われる。絞り14は、例えば、5枚の絞り羽根からなり、CPU40によって制御される絞り駆動部34によって駆動され、例えば、絞り値F2.8〜F11まで1AV刻みで5段階に絞り制御される。
また、CPU40は、絞り駆動部34を介して絞り14を制御するとともに、撮像素子制御部32を介して撮像素子16での電荷蓄積時間(シャッタスピード)や、後述する画素混合の制御等を行う。
図2Aは撮像素子16の構成例を示す図であり、図2Bは図2Aの一部(中央領域16C)を拡大して示す図である。撮像素子16は、それぞれマトリクス状に配列された奇数ラインの画素と、偶数ラインの画素とを有しており、奇数ラインの画素は、偶数ラインの画素に対して画素同士が2分の1ピッチだけライン方向にずれて配置されている。
撮像素子16には、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタを備えた画素のうち、GBGB…の画素配列のラインと、RGRG…の画素配列のラインとが2列おきに設けられる。図2の拡大図では、1列目、2列目、5列目、6列目、9列目、10列目、13列目、14列目、17列目、18列目、21列目、22列目・・・はGBGB…の画素配列のラインであり、3列目、4列目、7列目、8列目、11列目、12列目、15列目、16列目、19列目、20列目・・・はRGRG…の画素配列のラインである。なお、カラーフィルタの配列はこれに限らず、GBGB…の画素配列のラインと、RGRG…の画素配列のラインとが交互に配設されたハニカム配列やベイヤー配列等その他の配列を採用してもよい。
図2Bに示すように、撮像素子16の中央領域(フォーカス領域)16Cには、瞳分割機能を有しない通常画素以外に、出力信号を位相差演算のためのAF画素信号として使用する位相差画素が配設されている。位相差画素は、Gの画素のみに配設され、撮影レンズ12の射出瞳を通過する光束の光軸から所定の方向に偏った一部の領域を受光する画素と、撮影レンズ12の射出瞳を通過する光束の光軸から所定の方向と反対方向に偏った一部の領域を受光する画素とからなる。本実施の形態では、位相差画素は、右半分が覆われ、射出瞳を通過する光束の光軸の左側のみを受光する左シフト画素B11、B12・・・と、左半分が覆われ、射出瞳を通過する光束の光軸の右側のみを受光する右シフト画素A11、A12・・・とからなる。
右シフト画素A11、A12・・・及び左シフト画素B11、B12・・・は隣接して配設され、右シフト画素A11、A12・・・及び左シフト画素B11、B12・・・はそれぞれ横方向、縦方向ともに4画素おきに配設される。本実施の形態では、最も左上の右シフト画素をA11、左シフト画素をB11とし、右シフト画素A11の下方向に隣接する右シフト画素をA12、左シフト画素B11の下方向に隣接する左シフト画素をB12とする。また、右シフト画素A11の右方向に隣接する右シフト画素をA21、左シフト画素B11の右方向に隣接する左シフト画素をB21とする。
本実施の形態では、撮像素子16の中央領域16Cをフォーカス領域とし、このフォーカス領域に位相差画素を配設したが、位相差画素はフォーカス領域に配設されていればよく、フォーカス領域は撮像素子16の中央領域に限られない。撮像素子16の全面をフォーカス領域としてもよいし、縦方向3領域×横方向3領域の合計9箇所の領域をフォーカス領域としてもよい。
本実施の形態では、射出瞳を通過する光束の光軸の左側のみを受光する左シフト画素と、左半分が覆われ、射出瞳を通過する光束の光軸の右側のみを受光する右シフト画素とからなる位相差画素が配設された撮像素子16を用いたが、位相差画素の形態はこれに限られない。例えば、射出瞳を通過する光束の光軸の上側のみを受光する画素と、射出瞳を通過する光束の光軸の下側のみを受光する画素とからなる位相差画素が配設されていてもよい。また、射出瞳を通過する光束の光軸の左側の一部の領域と、射出瞳を通過する光束の光軸の右側の一部の領域(これらの領域は線対称であることが望ましい)とからなる位相差画素が配設されていてもよい。
図1の説明に戻る。撮像素子16に蓄積された信号電荷は、撮像素子制御部32から加えられる読み出し信号に基づいて信号電荷に応じた電圧信号として読み出される。撮像素子16から読み出された電圧信号は、アナログ信号処理部18に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされ、増幅されたのちA/D変換器20に加えられる。A/D変換器20は、順次入力するR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ22に出力する。
デジタル信号処理部24は、画像入力コントローラ22を介して入力するデジタルの画像信号に対して、オフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲイン・コントロール処理、ガンマ補正処理、YC処理等の所定の信号処理を行う。
デジタル信号処理部24によって処理された画像データは、VRAM(video random access memory)50に入力する。VRAM50には、それぞれが1駒分の画像を表す画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれている。VRAM50において1駒分の画像を表す画像データがA領域とB領域とで交互に書き換えられる。VRAM50のA領域及びB領域のうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。VRAM50から読み出された画像データはビデオ・エンコーダ28においてエンコーディングされ、カメラ背面に設けられている液晶モニタ30に出力される。これにより、被写体像が液晶モニタ30の表示画面上に表示される。
また、操作部38のシャッタボタンの第1段階の押下(半押し)があると、AE(automatic exposure)動作及びAF動作が開始される。即ち、A/D変換器20から出力される画像データがAF(automatic focus)検出部42並びにAE検出部44に取り込まれる。
AF検出部42は、右シフト画素及び左シフト画素から出力される電圧信号を取得し、相関演算を行って位相差を検出する。そして、AF検出部42は、その位相差からデフォーカス量を計算し、このデフォーカス量をCPU40に出力する。AF検出部42が取得する画像信号は、必要に応じて画素混合や加算平均が行われる。画素混合や加算平均については後に詳述する。
AE検出部44は、画面全体のG信号を積算し、又は画面中央部と周辺部とで異なる重みづけをしたG信号を積算し、その積算値をCPU40に出力する。
CPU40は、AF検出部42から入力するデフォーカス量に基づいて撮影レンズ12のフォーカスレンズの移動量を算出し、レンズ駆動部36を介して、算出された移動量だけ撮影レンズ12を移動させる。また、CPU40は、AE検出部44から入力する積算値より被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて絞り14の絞り値及び撮像素子16の電子シャッタ(シャッタスピード)を所定のプログラム線図に従って決定する。CPU40は、その決定した絞り値に基づいて絞り駆動部34を介して絞り14を制御するとともに、決定したシャッタースピードに基づいて撮像素子制御部32を介して撮像素子16での電荷蓄積時間を制御する。
AE動作及びAF動作が終了し、シャッタボタンの第2段階の押下(全押し)があると、その押下に応答してA/D変換器20から出力される1駒分の画像データが画像入力コントローラ22からメモリ(SDRAM:synchronous dynamic random access memory)48に入力され、一時的に記憶される。
画像データは、メモリ48から読み出され、デジタル信号処理部24において輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が行われる。YC処理された画像データ(YCデータ)は、デジタル信号処理部24から読み出され、再びメモリ48に記憶される。続いて、YCデータは圧縮伸長処理部26に出力され、JPEG(joint photographic experts group)などの所定の圧縮処理が実行される。圧縮されたYCデータは、再びメモリ48に出力されて記憶されたのち、メディア・コントローラ52によって読み出され、メモリカード54に記録される。
次に、上記構成のデジタルカメラ10の自動焦点調節方法について説明する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態は、被写体の輝度に応じて画素混合及び加算平均を組み合わせる形態である。図3は、第1の実施の形態におけるAF処理の流れを示すフローチャートである。
CPU40は、AE検出部44から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を取得し、この被写体輝度が低輝度、中輝度、高輝度のいずれに該当するか否かを判断する(ステップS10)。例えば、CPU40は、被写体輝度が第1の閾値より低い場合には低輝度と判断し、被写体輝度が第1の閾値以上かつ第2の閾値(第1の閾値より高い値)より低い場合には、中輝度と判断し、被写体輝度が第2の閾値以上の場合には高輝度と判断する。例えば、各画素の最大出力を16000とすると、第1の閾値を4000とし、第2の閾値を8000とする。なお、被写体輝度は、AE検出部44から得た積算値に基づいて取得する場合に限らず、センサ等を用いて取得するようにしてもよい。
被写体輝度が低輝度であると判断された場合(ステップS10で低輝度)には、撮像素子制御部32は、図4Aに示すように、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に4画素混合する(ステップS11)。すなわち、撮像素子制御部32は、右シフト画素A11、A12、A13、A14を画素混合し、左シフト画素B11、B12、B13、B14を画素混合する。同様に、右シフト画素A21、A22、A23、A24を画素混合し、左シフト画素B21、B22、B23、B24を画素混合する。これを全ての右シフト画素及び左シフト画素について行う。
画素混合とは、撮像素子16の垂直方向に隣接する右シフト画素及び左シフト画素の画像信号をそれぞれ混合し、これにより1画素の画像信号よりも信号レベルの大きい画像信号を得るための処理である。
各画素から出力される信号電荷にはノイズが含まれる。ノイズはダークノイズ(撮像素子にまったく光を当てない状態で発生する電荷によるノイズ)、固定パターンノイズ(シリコンの暗電流特性に依存するノイズ)、ショットノイズ(光の量に起因するノイズ)に大別される。画素混合により出力される信号電荷が大きくなるため、ショットノイズの影響が小さくなり、SN比が改善する。
被写体輝度が低輝度の場合には、十分な露光量が得られないため、各画素の信号電荷が小さく、SN比が悪化する。そのため、画素混合により出力される信号電荷を大きくし、SN比の改善を行う。例えば、最大出力が16000、第1の閾値が4000とすると、4画素混合により最大出力を越えることのない範囲で最大限出力を大きくすることができる。
ステップS11で画素混合された信号電荷は電圧信号として読み出され、AF検出部42に入力される。AF検出部42は、図4Aに示すように、ステップS11で4画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する2個の出力値の加算平均を算出する(ステップS12)。すなわち、AF検出部42は、右シフト画素A11、A12、A13、A14を画素混合して出力された電圧信号及び右シフト画素A15、A16、A17、A18を画素混合して出力された電圧信号、右シフト画素A21、A22、A23、A24を画素混合して出力された電圧信号及び右シフト画素A25、A26、A27、A28を画素混合して出力された電圧信号、・・・の加算平均を算出する。左シフト画素についても、同様に電圧信号の加算平均を算出する。
加算平均は、加算数をNとするとノイズを1/√Nにする効果がある。画素混合によりノイズが低減された電圧信号に対して加算平均を取ることにより、更にノイズを減らすことができる。
被写体輝度が中輝度であると判断された場合(ステップS10で中輝度)には、図4Bに示すように、撮像素子制御部32は、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に2画素混合する(ステップS13)。中輝度の場合には低輝度の場合に比べて各画素の信号電荷が大きい。そのため、低輝度の場合と比べて画素加算の数は少なくなる。例えば、最大出力が16000、第2の閾値が8000とすると、2画素混合により最大出力を越えることのない範囲で最大限出力を大きくすることができる。
AF検出部42は、図4Bに示すように、2画素混合により読み出された信号電荷を取得し、ステップS13で2画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する3個の加算平均を算出する(ステップS14)。
被写体輝度が高輝度であると判断された場合(ステップS10で高輝度)には、各画素の信号量は十分な値であるため画素混合は行わない。そのため、図4Cに示すように、右シフト画素及び左シフト画素のそれぞれの電圧信号が読み出され、AF検出部42は読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する4個の加算平均を算出する(ステップS15)。このように十分な露光量が得られる輝度域では、加算平均によりノイズを減らすことができる。
AF検出部42は、ステップS12、S14、S15で加算平均された信号電荷に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算する(ステップS16)。CPU40は、AF検出部42からデフォーカス量を取得し、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズ12のフォーカスレンズの移動量を算出し、レンズ駆動部36を介して、算出された移動量だけ撮影レンズ12を移動させる(ステップS17)。これにより、自動焦点調節が行われる。
本実施の形態では、画素混合及び加算平均の両方を用いることで、被写体の輝度に関わらずノイズを減らし、SN比を改善することができる。また、被写体の輝度に応じて画素混合と加算平均とを使い分けることで、どのような被写体を撮影する場合においても適切なノイズ低減を図り、高精度な位相差演算結果を得ることができる。したがって、精度の良い正確な自動焦点調節を行うことができる。
また、本実施の形態では、輝度が低くなるにつれて画素混合を行う画素数を増やしている。これにより、低輝度の場合においても適切にノイズを減らし、SN比を改善することができる。そのため、より暗い輝度域においても自動焦点調節が可能となる。
また、本実施の形態では、画素混合、加算平均の算出を垂直方向にのみ行い、水平方向には行わないため、AF処理の精度を悪くすることなく、ノイズを低減させることができる。
また、本実施の形態では、位相差AFを行うため、AF処理に要する時間を短くすることができる。また、従来から位相差AFに用いられてきた撮像素子と同様の撮像素子を用い、新たなハードウェアを必要としないため、正確な焦点調節を低コストかつ省スペースで行うことができる。
なお、本実施の形態では、低輝度の場合には4画素、中輝度の場合には2画素に対して画素混合を行ったが、画素混合の数がこれに限定されないことは言うまでもない。また、高輝度の場合にも、蓄積される信号電荷に応じて画素混合を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、各画素の最大出力と、低輝度、中輝度、高輝度を分ける閾値との関係により画素混合数が決定されたが、画素混合数の決定はこれに限られない。図5は、Ev値やシャッタースピードに応じて多段階で画素混合数を変更する方法の一例を示している。
図5によれば、シャッタースピードが1/15秒以下の場合には、Ev値によらず画素混合数を32とする。シャッタースピードが1/15秒〜1/60秒の場合には、Ev値によって画素混合数が変わり、Ev8の場合の画素混合数は32、Ev9、Ev10の場合の画素混合数は16、Ev11、Ev12の場合の画素混合数は8、Ev13の場合の画素混合数は4、Ev14の場合の画素混合数は2、Ev15の場合の画素混合数は1となる。シャッタースピードが1/125秒以上の場合には、Ev値によらず画素混合数を1とする。このように多段階で画素混合数を変更することにより、より適切に画素混合数を決定することができる。
また、本実施の形態では、被写体輝度が高くなるにつれて加算平均に用いる加算数を増やしたが、より暗い輝度域において精度の良い自動焦点調節を行うために、被写体輝度が低くなるにつれて加算平均に用いる加算数を増やすようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、画素混合の画素数と加算平均に用いる電圧信号の数との積を一定にする形態である。図6は、第2の実施の形態におけるAF処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同一の部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
CPU40は、フォーカスエリアの縦の幅H、すなわち画素混合の画素数と加算平均に用いる電圧信号の数との積をいくつにするかを指定する(ステップS20)。この処理は、操作部38からの入力に応じて指定してもよいし、常に所定の値を指定するようにしてもよい。本実施の形態では、Hとして「8」が指定されている。
CPU40は、AE検出部44から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を取得し、この被写体輝度が低輝度、中輝度、高輝度のいずれに該当するか否かを判断する(ステップS10)。
被写体輝度が低輝度であると判断された場合(ステップS10で低輝度)には、撮像素子制御部32は、図7Aに示すように、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に4画素混合する(ステップS11)。すなわち、ステップS11の画素混合数GNは4である。
ステップS11で画素混合された信号電荷は電圧信号として読み出され、AF検出部42に入力される。AF検出部42は、ステップS20で指定されたHと、ステップS11で行われた画素混合の画素数とに基づいて加算平均を算出するのに使用する電圧信号の数ANを決定し、決定した数の電圧信号を用いて加算平均を算出する。本実施の形態では、Hは8であり、ステップS11の画素混合の画素数は4であるため、ANはH/GN=8/4=2と算出される。そのため、AF検出部42は、図7Aに示すように、ステップS11で4画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する2個の出力値の加算平均を算出する(ステップS21)。
被写体輝度が中輝度であると判断された場合(ステップS10で中輝度)には、図7Bに示すように、撮像素子制御部32は、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に2画素混合する(ステップS13)。すなわち、ステップS13の画素混合数GNは2である。
ステップS13で画素混合された信号電荷は電圧信号として読み出され、AF検出部42に入力される。AF検出部42は、ステップS20で指定されたHと、ステップS13で行われた画素混合の画素数とに基づいて加算平均を算出する電圧信号の数ANを決定し、決定した数の加算平均を算出する。本実施の形態では、Hは8であり、ステップS13の画素混合の画素数は2であるため、ANはH/GN=8/2=4と算出される。そのため、AF検出部42は、図7Bに示すように、ステップS11で2画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する4個の出力値の加算平均を算出する(ステップS22)。
被写体輝度が高輝度であると判断された場合(ステップS10で高輝度)には、各画素の信号量は十分な値であるため画素混合は行わない。そのため、図7Cに示すように、右シフト画素及び左シフト画素のそれぞれの電圧信号が読み出される。すなわち、GNは1である(ステップS23)。
AF検出部42は、ステップS20で指定されたHと、ステップS23の画素混合の画素数とに基づいて加算平均を算出する電圧信号の数ANを決定し、決定した数の加算平均を算出する。本実施の形態では、Hは8であり、ステップS23の画素混合の画素数は1であるため、ANはH/GN=8/1=8と算出される。そのため、AF検出部42は、図7Cに示すように、画素混合なしで読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する8個の出力値の加算平均を算出する(ステップS24)。
AF検出部42は、ステップS21、S22、S24で加算平均された信号電荷に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算する(ステップS16)。CPU40は、AF検出部42からデフォーカス量を取得し、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズ12のフォーカスレンズの移動量を算出する。そして、CPU40は、レンズ駆動部36を介して、算出された移動量だけ撮影レンズ12を移動させる(ステップS17)。これにより、自動焦点調節が行われる。
本実施の形態によれば、被写体輝度に応じて画素混合数を変えつつも、画素混合の画素数と加算平均に用いる電圧信号の数との積、すなわち加算平均により算出された電圧信号の基となる画素数を一定にすることができる。そのため、位相差、デフォーカス量が算出される領域の大きさを被写体輝度によらず一定にすることができる。したがって、安定した自動焦点調節が可能となる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態は、高輝度の場合にはフォーカス領域を複数の領域に分けてより精度の高い自動焦点調節を行う形態である。図8A及び図8Bは、第3の実施の形態におけるAF処理の流れを示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態、第2の実施の形態と同一の部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
CPU40は、フォーカスエリアの縦の幅H(本実施の形態では8)、すなわち画素混合の画素数と加算平均に用いる電圧信号の数との積をいくつにするかを指定する(ステップS20)。
CPU40は、AE検出部44から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を取得し、この被写体輝度が低輝度、中輝度、高輝度のいずれに該当するかを判断する(ステップS10)。
被写体輝度が低輝度であると判断された場合(ステップS10で低輝度)には、画素混合数GNを4とし、撮像素子制御部32は、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に4画素混合する(ステップS11)。
ステップS11で画素混合された信号電荷は電圧信号として読み出され、AF検出部42に入力される。AF検出部42は、ステップS20で指定されたHと、ステップS11で行われた画素混合の画素数とに基づいて加算平均を算出する電圧信号の数AN(本ステップでは、AN=H/GN=8/4=2)を決定し、ステップS11で4画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する2個の出力値の加算平均を算出する(ステップS21)。
被写体輝度が中輝度であると判断された場合(ステップS10で中輝度)には、画素混合数GNを2とし、撮像素子制御部32は、右シフト画素及び左シフト画素をそれぞれ垂直方向に2画素混合する(ステップS13)。
ステップS13で画素混合された信号電荷は電圧信号として読み出され、AF検出部42に入力される。AF検出部42は、ステップS20で指定されたHと、ステップS13で行われた画素混合の画素数とに基づいて加算平均を算出する電圧信号の数ANを決定し(本ステップでは、AN=H/GN=8/2=4)、ステップS11で2画素混合して読み出された右シフト画素及び左シフト画素の電圧信号に対して、縦方向に隣接する4個の出力値の加算平均を算出する(ステップS22)。
AF検出部42は、ステップS21、S22で加算平均された信号電荷に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算する(ステップS16)。
被写体輝度が高輝度であると判断された場合(ステップS10で高輝度)には、各画素の信号量は十分な値であるため画素混合は行わない(GNは1)(ステップS23)。
AF検出部42は、フォーカス領域を複数の領域に分割する。そして、AF検出部42は、分割された各領域毎に電圧信号の加算平均を算出し(ステップS30、S32・・・)、加算平均された電圧信号に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算する(ステップS31、S33・・・)。
本実施の形態では、図9に示すように、フォーカス領域の位相差画素の画素数が8画素であり、垂直方向に4つの領域に分割される。そのため、AF検出部42は、垂直方向に隣接する2画素の電圧信号の加算平均を算出する。すなわち、右シフト画素A11、A12(第1グループ)の電圧信号を加算平均し(ステップS30)、右シフト画素A13、A14(第2グループ)の電圧信号を加算平均する(ステップS32)。この処理は、全てのグループに対して行われる。左シフト画素についても同様に加算平均を算出する。
AF検出部42がフォーカス領域を複数の領域に分割する方法は任意である。例えば、分割後の領域の大きさを所定の大きさ(任意に変更可能)とし、この大きさになるように分割数を決定してもよい。また、加算平均する画素数を任意に指定し、この画素数に基づいてフォーカス領域を分割してもよい。
そして、AF検出部42は、ステップS30で算出された第1グループの電圧信号に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算し(ステップS31)、ステップS32で算出された第2グループの電圧信号に対して相関演算を行い、その位相差からデフォーカス量を計算する(ステップS33)。この処理は、全てのグループに対して行われる。これにより、各グループ毎にデフォーカス量が算出される。
AF検出部42は、ステップS31、33・・・で各グループ毎に算出されたデフォーカス量の信頼度を判定し、最も信頼度の高いデフォーカス量を決定する(ステップS35)。例えば、各グループ毎に算出されたデフォーカス量の平均値にどの程度近いかにより信頼度を判定し、最も平均値に近いデフォーカス量を最も信頼度の高いデフォーカス量としてもよい。また、各グループ毎に算出されたデフォーカス量が算出された全てのデフォーカス量に何個含まれるかにより信頼度を判定し、最も含まれる数の多いデフォーカス量を最も信頼度の高いデフォーカス量としてもよい。このように、最も信頼度の高いデフォーカス量を決定には複数の方法が考えられるが、どの方法を用いるかは任意である。
CPU40は、ステップS16、S35で算出、決定されたデフォーカス量をAF検出部42から取得する。CPU40は、このデフォーカス量に基づいて撮影レンズ12のフォーカスレンズの移動量を算出し、レンズ駆動部36を介して、算出された移動量だけ撮影レンズ12を移動させる(ステップS17)。これにより、自動焦点調節が行われる。
本実施の形態では、被写体輝度が高輝度の場合には、フォーカス領域を複数の領域に分けて詳細な位相差演算を行い、最も信頼度の高い演算結果を用いることで、より精度の高い自動焦点調節を行うことができる。
本発明では、フォーカス領域に位相差画素が配設された撮像素子を用いたが、用いる撮像素子はこれに限られない。例えば、全ての画素が位相差画素で構成された位相差CCDを用いるようにしてもよい。図10Aから図10Cは、位相差CCDの構成例を示す図である。
図10Aに示すように、位相差CCDは、それぞれマトリクス状に配列された奇数ラインの画素(主画素)と、偶数ラインの画素(副画素)とを有しており、これらの主、副画素によってそれぞれ光電変換された2面分の画像信号は、独立して読み出すことができるようになっている。
図10Bに示すように、位相差CCD16の奇数ライン(1、3、5、…)には、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタを備えた画素のうち、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられ、一方、図10Cに示すように、偶数ライン(2、4、6、…)の画素は、奇数ラインと同様に、GRGR…の画素配列のラインと、BGBG…の画素配列のラインとが交互に設けられるとともに、偶数ラインの画素に対して画素同士が2分の1ピッチだけライン方向にずれて配置されている。
位相差CCD16の主画素の前面側(マイクロレンズL側)には、主画素(フォトダイオードPD)の受光面の右半分を遮光する遮光部材16Aが配設され、副画素の前面側には、副画素(フォトダイオードPD)の受光面の左半分を遮光する遮光部材16Bが配設される。そのため、主画素には、射出瞳を通過する光束の光軸の左側のみが受光され、副画素には、射出瞳を通過する光束の光軸の右側のみが受光される。
このような位相差CCDを用い、主画素から出力される画像信号に基づいて左視点画像データを生成し、副画素から出力される画像信号に基づいて右視点画像データを生成するようにすれば、立体視画像の撮影を行うことができる。また、位相差CCDの中央領域をフォーカス領域とし、フォーカス領域内のG画素のうちの主画素を左シフト画素、副画素を右シフト画素として扱えば、本実施の形態と同様の方法により自動焦点調節を行うことができる。
本発明では、撮像素子にCCDを用いた例で説明したが、CCDに限定されるものではない。本発明は、CMOS等他のイメージセンサにも適用可能である。
10:デジタルカメラ、12…撮影レンズ、14…絞り、16…撮像素子、24…デジタル信号処理部、32…撮像素子制御部、34…絞り駆動部、36…レンズ駆動部、38…操作部、40…CPU、42…AF検出部、44…AE検出部、48…メモリ

Claims (7)

  1. 撮影光学系と、
    複数の画素が受光面上にマトリクス状に配列された撮像素子であって、前記撮影光学系の射出瞳を通過する光束の光軸から所定の方向に偏った一部の領域を受光する第1の画素であって、前記撮像素子の受光面上に所定の画素おきに配置された第1の画素と、前記各第1の画素に隣接して配設され、前記撮影光学系の前記射出瞳を通過する光束の光軸から前記所定の方向と反対方向に偏った一部の領域を受光する第2の画素とが2次元状に配列された撮像素子と、
    被写体の輝度を取得する輝度取得部と、
    前記複数の画素から信号電荷を電圧信号として読み出す撮像素子駆動部であって、前記第1及び第2の画素から信号電荷を読み出す際に、隣り合う第1の数の第1の画素の信号電荷を混合して読み出すとともに、隣り合う第1の数の第2の画素の信号電荷を混合して読み出す撮像素子駆動部と、
    前記撮像素子駆動部により混合して読み出された前記第1の画素の電圧信号について隣り合う第2の数分の加算平均を算出するとともに、前記第2の画素の電圧信号について隣り合う第2の数分の加算平均を算出する加算平均算出部と、
    前記加算平均算出部により加算平均された前記第1の画素の電圧信号と前記第2の画素の電圧信号との位相差を検出し、当該位相差に基づいて前記撮影光学系の焦点調節を自動で行う自動焦点調節部と、
    前記輝度取得部によって取得された前記被写体の輝度が低くなるにつれて前記第1の数を増加させ、前記第2の数を減少させる処理部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記処理部は、前記第1の数と前記第2の数との積が一定となるように前記第1の数及び前記第2の数を決定する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子駆動部は、垂直方向に隣接する前記第1の数の信号電荷を混合し、
    前記加算平均算出部は、垂直方向に隣接する前記第2の数の電圧信号の加算平均を算出する請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記処理部は、前記取得された被写体の輝度が所定の輝度以上の場合には前記第1の数を1とする請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記取得された被写体の輝度が所定の閾値より高輝度である場合には、前記撮像素子を複数の領域に分割する領域分割部を備え、
    前記加算平均算出部は、前記分割された各領域毎に前記電圧信号の加算平均を算出し、
    前記自動焦点調節部は、前記算出された各領域毎の電圧信号の加算平均に基づいて前記第1の画素の電圧信号と前記第2の画素の電圧信号との位相差を前記各領域毎に検出し、当該各領域毎に検出された位相差のうちの最も信頼度の高い位相差に基づいて前記撮影光学系の焦点調節を自動で行う請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第1及び第2の画素は、緑のカラーフィルタを備えた画素にのみ設けられる請求項1からのいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1及び第2の画素は、前記受光面のうちフォーカス領域にのみ設けられる請求項1からのいずれかに記載の撮像装置。
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