JP5587749B2 - 電動ステアリングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駐車時にステアリングホイールの回動を電動でロックするための電動ステアリングロック装置に関するものである。
近年、車両には盗難防止の目的で駐車時にステアリングホイールの回動を電動でロックするための電動ステアリングロック装置を備えたものがある。この電動ステアリングロック装置は、車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンを備えている。
斯かる電動ステアリングロック装置は、エンジン作動状態で運転者がエンジンON/OFFスイッチをOFF操作すると、これを検知した電動ステアリングロック装置の上位ECUは、エンジンを停止させ、安全が確認されたことを条件に電動ステアリングロック装置に対してロック要求を行う。電動ステアリングロック装置は、このロック要求を受けると、モータ駆動制御部によってモータを駆動し、該モータによってロック部材を移動させてステアリングシャフトに係合させることによってステアリングホイールの回動をロックする。
一方、エンジン停止状態で運転者がエンジンON/OFFスイッチをON操作すると、これを検知した上位ECUは、電動ステアリングロック装置に対してアンロック要求を行う。電動ステアリングロック装置は、このアンロック要求を受けると、モータ駆動制御部によってモータを駆動し、該モータによってロック部材を移動させて該ロック部材のステアリングシャフトへの係合を解除し、ステアリングホイールをアンロックしてステアリング操作を可能とする。
ところで、斯かる電動ステアリングロック装置においては、モータ駆動制御部が電気的なノイズ等によって誤作動する可能性があり、不必要なときにモータが駆動されてステアリングロック状態となってしまうことがある。特に、車両の走行中にモータが駆動されてステアリングロック状態となってしまう事態の発生は安全上の観点から絶対に避けなければならない。
そこで、特許文献1には、電源からモータへの給電経路に電源規制手段としてシフト連動スイッチ、リレー、MOSFET等のスイッチング素子を設け、このスイッチング素子によって車両走行中のモータへの給電を遮断するよう構成し、仮に車両走行中にモータ駆動制御部が誤作動した場合であっても、誤ってロック部材がステアリングシャフトに係合してステアリングロック状態となることがないようにした電子式車両盗難防止装置が提案されている。
特開2003−063354号公報
しかしながら、特許文献1において提案された構成では、スイッチング素子がON故障してしまうと車両の走行中にモータに電力が供給されてしまい、その状態でモータ駆動制御部が誤作動するとロック部材が誤ってロック位置へと移動してしまい、ロック部材がステアリングシャフトに係合するステアリングロック状態になるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、電源規制手段の故障を検知して適切な措置を施すことによって車両走行中にステアリングロック状態になる不具合を確実に防ぐことができる電動ステアリングロック装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の電動ステアリングロック装置は、
車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
を備え
前記上位ECUは、前記電源規制手段のオフ制御状態において、前記マイコンに送信した応答要求信号に対する応答信号のマイコンからの返信の有無によって該マイコンの起動状態を確認することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
を備え、
前記マイコンは、前記上位ECUに電源遮断了解信号を送信してから所定時間が経過した後に自身の電源が遮断されたか否かを判断することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項3記載の電動ステアリングロック装置は、
車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
を備え、
前記電源規制手段は、前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路に直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって1つのスイッチ部のみをオフ制御し、そのオフ制御したスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項記載の発明において、前記電源規制手段は、直列的に設けられた2つのスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記マイコンによるロック制御終了時に一方のスイッチ部の故障判定を行い、アンロック制御終了時に他方のスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項5記載の電動ステアリングロック装置は、
車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
を備え、
前記マイコンは、起動後、所定時間内に前記上位ECUから所定の信号が入力されたか否かを判定することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項6記載の電動ステアリングロック装置は、
車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
を備え、
前記電源規制手段は、直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記マイコンによるアンロック制御がなされるまでに前記電源規制手段の故障が判定された場合、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって前記スイッチ部を1つずつオフ状態として各スイッチ部の故障判定を行い、全てのスイッチ部が正常であると判定された場合にエンジンの始動を許可することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1、2又は5記載の発明において、前記電源規制手段は、前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路に直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって1つのスイッチ部のみをオフ制御し、そのオフ制御したスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、電源とマイコンとの間に電源規制手段を設け、該電源規制手段のオン/オフ制御を上位ECUによって行うようにしたため、マイコンの電源のオン/オフは上位ECUによって制御可能となり、上位ECUが電源規制手段をオフ制御している場合、電源規制手段が正常であればマイコンの電源が遮断されるが、このとき、マイコンの電源が遮断されなければ電源規制手段が故障しているものと判断することができる。従って、専用の故障検出回路等を設けることなく、簡単な構成で電源規制手段の故障を検出することができ、故障を検出した場合には、例えばエンジンの始動を禁止することによって、車両走行中にステアリングロック状態になる等の不具合を確実に防ぐことができる。
又、電源からマイコンに通電してマイコンが起動されたか否かを、上位ECUからマイコンに送信された応答要求信号に対する応答信号がマイコンから上位ECUに返信されたか否かを判定し、その結果に基づいて電源規制手段の故障判定を行うようにしたため、マイコンの起動状態を確実に確認することができ、これによって電源規制手段の故障を確実に検知することができる。
請求項記載の発明によれば、上位ECUは、マイコンからの電源遮断了解信号を受信すると電源規制手段をオフ制御してマイコンへの電源を遮断するため、マイコンは、電源遮断了解信号を上位ECUへ送信した後、所定時間経過後に自身の電源が遮断されない場合に電源規制手段が故障した可能性があることを検知することができる。尚、この場合、上位ECUの故障の可能性もある。
請求項記載の発明によれば、電源規制手段として複数のスイッチ部を直列的に設けた場合、1つのスイッチ部のみをオフ制御(その他はオン制御)するとモータ駆動制御部及びマイコンへの通電は遮断されるが、このとき、モータ駆動制御部及びマイコンへの通電が遮断されなければオフ制御したスイッチ部が故障していると判断することができる。従って、電源規制手段が複数のスイッチ部によって構成される場合であっても、個々のスイッチ部の故障を検知することができる。
請求項4及び7記載の発明によれば、電源規制手段を構成する2つのスイッチ部の故障を検知する場合、ロック制御終了後に一方のスイッチ部を遮断制御することによってマイコンへの通電を遮断するとともに、アンロック制御終了時に他方のスイッチ部を遮断制御することによってマイコンへの通電を遮断することによって各スイッチ部の故障をそれぞれ検知することができる。このため、通常の処理の流れの中で各スイッチ部の故障を検知することができ、2つのスイッチ部の故障を検知するための別処理が不要となり、全体的な処理時間を短縮することができる。
請求項記載の発明によれば、上位ECUが電源規制手段をオン制御してマイコンが正常に起動された場合、上位ECUがマイコンに対して所定の信号を出力し、マイコンは、起動後、所定時間内に上位ECUから所定の信号が入力されない場合には、電源規制手段の故障によって電源が導通された可能性があるものと判断することができるため、これによって電源規制手段の故障を検知することができる。このため、車両の停止中や走行中でも電源規制手段の故障を検知することができる。尚、この場合、上位ECUの故障の可能性もある。
請求項記載の発明によれば、アンロック制御までに電源規制手段の故障が検知された場合、再度、各スイッチ部の故障判定を行い、全てのスイッチ部が正常であると判断された場合のみエンジンの始動を許可するようにしたため、車両の走行中にモータに電源が供給されるという不具合の発生を確実に防ぐことができ、車両に高い安全性を確保することができる。
本発明に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す縦断面図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す縦断面図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置の制御システム構成図である。 本発明に係る電動ステアリングロック装置のロックシーケンスの流れを示すタイミングチャートである。 本発明に係る電動ステアリングロック装置のアンロックシーケンスの流れを示すタイミングチャートである。 本発明に係る電動ステアリングロック装置の遮断異常判定処理の流れを示すタイミングチャートである。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(電動ステアリングロック装置の構成)
図1は本発明に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す縦断面図、図2は同電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す縦断面図であり、図示の電動ステアリングロック装置1は、電動によって不図示のステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回動をロック/アンロックするものであって、そのハウジング2は、非磁性体の金属(例えば、マグネシウム合金)で構成されたケース3と該ケース3の下面開口部を覆う金属製のリッド4によって構成されている。
上記ケース3は矩形ボックス状に成形されており、その上部には円弧状の凹部3aが形成され、この凹部3aには不図示のコラムチューブが嵌め込まれ、このコラムチューブはケース3に結着される不図示の円弧状のブラケットによってケース3に固定される。尚、図示しないが、コラムチューブ内には前記ステアリングシャフトが挿通しており、該ステアリングシャフトの上端にはステアリングホイールが結着され、ステアリングシャフトの下端はステアリングギヤボックスに連結されている。そして、運転者がステアリングホイールを回動操作すれば、その回転はステアリングシャフトを経てステアリングギヤボックスに伝達され、操舵機構が駆動されて左右一対の前輪が転舵されて所要の操舵がなされる。
前記ハウジング2には、ロック部材収納部2Aと基板収納部2Bが形成されており、これらのロック部材収納部2Aと基板収納部2Bとは上下方向に延びる細長い連通部2Cによって互いに連通している。
上記ロック部材収納部2Aにはロック部材5が収納されており、このロック部材5は、下端部外周に雄ネジ部6aが刻設された略円筒状のドライバ6と、該ドライバ6内に上下動可能に収容されたプレート状のロックボルト7とで構成されている。ここで、ロックボルト7には上下方向に長い長孔7aが形成されており、ロックボルト7は長孔7aに横方向に挿通するピン8によってドライバ6に連結されている。
そして、ロックボルト7は、ケース3に形成された矩形のロックボルト挿通孔3b内に上下動可能に嵌合しており、これとドライバ6の隔壁6b間に縮装されたスプリング9によって常時上方に付勢され、通常はロックボルト7の長孔7aの下部がピン8に係合することによって該ロックボルト7はドライバ6と共に上下動する。
又、ドライバ6の上部外周の相対向する箇所には水平に延びる係合部としてのアーム6Aと上下方向に長い回り止め部6Bが一体に形成されており、アーム6Aは、ハウジング2(ケース3)に形成された前記連通部2Cに上下動可能に収容され、回り止め部6Bは、ケース3に形成された係合溝3cに係合してドライバ6の回転を阻止する。そして、アーム6Aの先端部には横断面矩形の磁石収納部6cが形成されており、この磁石収納部6cには四角柱状の磁石10が圧入によって収納されている。
更に、ハウジング2内に形成された前記ロック部材収納部2Aには円筒状のギヤ部材11が回転可能に収容されており、該ギヤ部材11の下部外周はリッド4の内面(上面)に立設された前記ギヤ保持筒部4aによって回転可能に保持されている。そして、このギヤ部材11の下部外周にはウォームギヤ11aが形成され、内周には雌ネジ部11bが形成されている。
上記ギヤ部材11の内部には前記ドライバ6の下部が挿入されており、このドライバ6の下部外周に形成された前記雄ネジ部6aは、ギヤ部材11の内周に形成された前記雌ネジ部11bが噛合している。そして、リッド4のギヤ保持筒部4aの中心部に形成された円柱状のスプリング受け4bとドライバ6の隔壁6bの間にはスプリング12が縮装されており、ロック部材5(ドライバ6とロックボルト7)はスプリング12によって常時上方に付勢されている。
又、ハウジング2に形成された前記ロック部材収納部2Aにはモータ13が横置き状態で収納されており、このモータ13の出力軸13aには小径のウォーム14が形成され、このウォーム14はギヤ部材11の外周に形成された前記ウォームギヤ11aに噛合している。ここで、ウォーム14とウォームギヤ11aは、モータ13の出力軸13aの回転力をロック部材5の進退力に変換する駆動機構を構成している。
一方、ハウジング2に形成された前記基板収納部2Bには、その内面がロック部材5の作動方向と平行となるように基板15が収納されており、この基板15の内面上下のロック位置とアンロック位置に対応する位置には磁気検出センサであるホール素子16,17がそれぞれ設けられており、これらのホール素子16,17と前記磁石10によって作動位置検出機構が構成され、この作動位置検出機構によって後述のようにロック部材5(ロックボルト7)の位置(ロック/アンロック位置)が検出される。
次に、以上のように構成された電動ステアリングロック装置1の動作(ロック/アンロック動作)について説明する。
不図示のエンジンが停止している状態では、図1に示すように、ロック部材5のロックボルト7は上限のロック位置にあって、その上端部がケース3のロックボルト挿通孔3bから凹部3aに突出して不図示のステアリングシャフトに係合している。この状態では、ステアリングシャフトの回動がロックしており、このロック状態においては不図示のステアリングホイールを回動操作することができず、これによって車両の盗難が防がれる。
上記状態から運転者が不図示のエンジンON/OFFスイッチをON操作すると、モータ13が起動され、その出力軸13aの回転がウォーム14とウォームギヤ11aによって減速されつつ方向が直角に変換されてギヤ部材11に伝達され、該ギヤ部材11が回転されるため、該ギヤ部材11の内周に刻設された雌ネジ部11bに螺合する雄ネジ部6aが形成されたドライバ6がスプリング12の付勢力に抗して下動する。このようにドライバ6が下動すると、該ドライバ6に一体に形成されたアーム6Aとピン8によってドライバ6に連結されたロックボルト7が下動する。
上述のようにドライバ6のアーム6Aが下動してロックボルト7が図2に示すように下限のアンロック位置に達すると、磁石10の磁力がホール素子17によって検出されたモータ13の駆動が停止され、該ロックボルト7の上端部がケース3のロックボルト挿通孔3bの内部に退避するため、ロックボルト7のステアリングシャフトへの係合が解除される。この結果、ステアリングシャフトのロックが解除されてアンロック状態となり、運転者によるステアリングホイールの回動操作が可能となって車両の走行が可能となる。
そして、車両が停止し、運転者がエンジンON/OFFスイッチをOFF操作してエンジンを切ると、モータ14が逆転起動されてその出力軸14aが逆転される。すると、モータ13の回転はウォーム14とウォームギヤ11aを経てギヤ部材11に伝達され、該ギヤ部材11が逆転されるためにドライバ6が上動し、該ドライバ6に一体に形成されたアーム6Aとピン8によってドライバ6に連結されたロックボルト7が上動する。
而して、上述のようにドライバ6のアーム6Aが上動して磁石10の中心がロック位置近傍の検知範囲に達すると、磁石10の磁力がホール素子16によって検出されてモータ13の駆動が停止され、図1に示すようにロックボルト7の上端部がケース3の凹部3aから突出して不図示のステアリングシャフトに係合するため、ステアリングシャフトの回動がロックされるロック状態となり、駐車時における車両の盗難が防がれる。尚、ロックボルト7のステアリングシャフトの係合溝への係合が良好に行われない場合には、該ロックボルト7に形成された長孔7a内をピン8が相対移動することができる範囲でロックボルト7がスプリング9の付勢力に抗して下動するため、ロックボルト7に過大な負荷が作用することがない。
(電動ステアリングロック装置のシステム構成)
次に、電動ステアリングロック装置1のシステム構成を図3に基づいて説明する。
図3は本発明に係る電動ステアリングロック装置1のシステム構成図であり、電動ステアリングロック装置1側には制御手段としてECU18が設けられ、車体側には同じく制御手段である上位ECU19が搭載されている。
上記ECU18には、電源であるバッテリ(BATT)20からモータ13に供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材5の移動を制御するモータ駆動制御部21と、該モータ駆動制御部21を制御して前記モータ13をロック/アンロック作動させるマイコン(マイクロコンピュータ)22と、前記バッテリ20から前記モータ駆動制御部21及び前記マイコン22への電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段である第1スイッチ部23と第2スイッチ部24等が設けられている。尚、第1スイッチ部23と第2スイッチ部24は電源供給経路に直列的に設けられている。
ここで、上記モータ駆動制御部21は、ロックリレー25とアンロックリレー26、マイコン22からの指令によってロックリレー25とアンロックリレー26をそれぞれ駆動制御するロックリレー駆動回路27とアンロックリレー駆動回路28を備えている。又、マイコン22には、前記ホール素子16,17(図1及び図2参照)によってロック部材5(ロックボルト7)のロック位置を検出する位置検出回路(LOCK)29とアンロック位置を検出する位置検出回路(UNLOCK)30が接続されるとともに、EEPROM等の記憶手段31が接続されている。尚、マイコン22にはタイマー手段32が内蔵されている。又、マイコン22と前記上位ECU19との間では通信回路33を介してロック指令信号、故障状態等のLIN通信が行われる。
而して、マイコン22、モータ13、ロックリレー25、アンロックリレー26、位置検出回路(LOCK)29、位置検出回路(UNLOCK)30及び通信回路33の電源は前記第1及び第2スイッチ部23,24の後から取られており、従って、第1及び第2スイッチ部23,24がオフされると、マイコン22への通電が遮断されてマイコン22は非作動状態となる。尚、第2スイッチ部24からマイコン22に至る電源供給経路の途中には定電圧出力回路34とリセット回路35が設けられている。
他方、車体側の上位ECU19と不図示のエンジンの点火装置(イグニッション)の電源は第1及び第2スイッチ部23,24の前から取られており、点火装置に電源を供給するIG電源ラインの途中には、上位ECU19によって駆動制御されるIGリレー36が設けられており、IG電源(イグニッション電源)は上位ECU19によって制御される。
ところで、本実施の形態では、前述のようにバッテリ20からモータ駆動制御部21及びマイコン22への電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段として第1及び第2スイッチ部23,24を設けたが、これらの第1及び第2スイッチ部23,24は上位ECU19によってオン/オフ制御されるため、マイコン22の電源のオン/オフは上位ECU19によって制御される。
従って、上位ECU19が第1及び第2スイッチ部23,24の一方側をオン制御、他方側をオフ制御している場合、これらの第1及び第2スイッチ部23,24が正常であればマイコン22の電源が遮断されるが、このとき、マイコン22の電源が遮断されなければ、オフ制御されている他方側のスイッチ部23又は24が故障しているものと判断することができる。このため、専用の故障検出回路等を設けることなく、簡単な構成で第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検出することができる。ここで、図3に示すように、前記IG電源ラインは第1スイッチ部23に接続され、上位ECU19から出力される電源遮断信号は第2スイッチ部24に入力される。尚、第1スイッチ部23に入力されるIG電源は第1スイッチ部23内で反転制御され、上位ECU19によってIG電源がオンされた場合には第1スイッチ部23がオフされ、IG電源がオフされた場合には第1スイッチ部23がオンされる。これは、エンジンが始動不能であるIG電源オフの状態では、第1スイッチ部23をオンとして電動ステアリングロック装置1を作動可能とし、エンジンが始動可能であるIG電源オンの状態では、第1スイッチ部23をオフとして電動ステアリングロック装置1を作動不能とするためである。
(ロックシーケンスの流れ)
次に、電動ステアリングロック装置1におけるロックシーケンス(ロック制御)の流れを図4に示すタイミングチャートに従って以下に説明する。
1)エンジン作動中に運転者がエンジンON/OFFスイッチをオフ操作すると、上位ECU19は、IGリレー36をオフし、IG電源を遮断してエンジンを停止させる。
2)IG電源の遮断に連動して第1スイッチ部23がオン状態となる。
3)上位ECU19は、電源遮断信号を出力して第2スイッチ部24をオンし、バッテリ20から電動ステアリングロック装置1に電源を供給する。
4)上位ECU19は、マイコン22に対して通信開始信号を出力する。尚、通信開始信号は、電源遮断信号を出力後、所定時間(1秒)以内に出力されるよう設定されている。
5)マイコン22は、EEPROM等の記憶手段31に記憶されている故障フラグの内容を上位ECU19に返信する。
6)上位ECU19は、故障がない場合(故障フラグがクリアされている場合)、マイコン22と暗号コードのやり取りを行い、暗号化されたロック指令信号をマイコン22に送信する。
7)マイコン22は、上位ECUからロック指令信号を受信すると、ロックリレー駆動回路27を介してロックリレー25にON信号を出力し、モータ13をロック作動させる。
8)マイコン22は、位置検出回路(LOCK)29によってロックボルト7がアンロック位置からロック位置へ移動したことを検出すると、ロックリレー25へのON信号の出力を停止してモータ13を停止させ、上位ECU19にロック確定信号を送信する。
9)マイコン22は、故障フラグ(第1及び第2スイッチ部23,24の故障の他、電動ステアリングロック装置1の内部故障状態)を上位ECU19に送信する。
10)上位ECU19は、故障がない(故障フラグがクリアされている)場合、マイコン22に遮断予告信号を送信し、マイコン22は、正常完了の記録や暗号コードの記録等、電源遮断に対する準備ができた場合に上位ECU19に遮断受付信号(電源遮断了解信号)を返信する。
11)上位ECU19は、電源遮断信号をオフして第2スイッチ部24をオフ状態とし、電動ステアリングロック装置1への電源の供給を遮断する。
12)上位ECU19は、マイコン22に対して一定周期(例えば、40msecごと)に応答要求信号を送信し、マイコン22は、この応答要求信号を受信すると上位ECU19に対して応答要求信号を返信する。そして、上位ECU19は、電源遮断信号をオフしてから所定時間内(例えば、3msec内)にマイコン22からの応答信号が停止したことを確認し、更にその後の複数回(例えば、3回)の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度も無い場合は、第2スイッチ部24が正常にオフされたと判断して上位ECU19側の故障フラグは立てない。
一方、前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止していない場合、又は前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止しても、その後の複数回の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度でもある場合は、第2スイッチ部24が故障したものと判断して上位ECU19側の故障フラグを立て、後述の故障判断時の処理[ケース3]に移行する。
13)マイコン22側では、遮断受付信号を送信してから所定時間(例えば、300msec)経過しても自身の電源が遮断されない場合には、第2スイッチ部24が故障している可能性があると判断してマイコン22側の故障フラグを立て、後述の故障判断時の処理[ケース3]に移行する。
以上のように、ロックシーケンスにおいては、上位ECU19は、マイコン22からの電源遮断了解信号を受信すると第2スイッチ部24をオフ制御してマイコン22への電源を遮断し、上位ECU19からマイコン22に送信された応答要求信号に対する応答信号がマイコン22から上位ECU19に返信されたか否かによって第2スイッチ部24の故障判定を行うようにしたため、マイコン22の起動状態を確実に確認することができ、第2スイッチ部24の故障を確実に検知することができる。
又、上位ECU19は、マイコン22からの電源遮断了解信号を受信すると第2スイッチ部24をオフ制御してマイコン22への電源を遮断するため、マイコン22は、電源遮断了解信号を上位ECU19へ送信した後、所定時間経過後に自身の電源が遮断されない場合に第2スイッチ部24が故障した可能性があることを検知することができる。尚、この場合、上位ECU19の故障の可能性もある。
(アンロックシーケンスの流れ)
次に、電動ステアリングロック装置1におけるアンロックシーケンス(アンロック制御)の流れを図5に示すタイミングチャートに従って以下に説明する。
1)エンジン停止中に運転者がエンジンON/OFFスイッチをON操作すると、上位ECU19は、電源遮断信号を出力して第2スイッチ部24をオンし、電動ステアリングロック装置1に電源を供給する。尚、エンジン停止中はIG電源が遮断されているために第1スイッチ部23はオン状態にある。
2)上位ECU19は、マイコン22に対して通信開始信号を出力する。尚、通信開始信号は、電源遮断信号を出力後、所定時間(1秒)以内に出力されるように設定されている。
3)マイコン22は、記憶手段31に記憶されている故障フラグの内容を上位ECU19に返信する。
4)上位ECU19は、故障がない場合(故障フラグがクリアされている場合)、マイコン22と暗号コードのやり取りを行い、暗号化されたアンロック指令信号をマイコン22に送信する。
5)マイコン22は、上位ECU19からアンロック指令信号を受信すると、アンロックリレー駆動回路28を介してアンロックリレー26にON信号を出力し、モータ13をアンロック作動させる。
6)マイコン22は、位置検出回路(UNLOCK)30によってロックボルト7がロック位置からアンロック位置へ移動したことを検出すると、アンロックリレー26へのON信号の出力を停止してモータ13を停止させ、上位ECU19にアンロック確定信号を送信する。
7)マイコン22は、故障フラグ(第1及び第2スイッチ部23,24の故障の他、電動ステアリングロック装置1の内部故障状態)の内容を上位ECU19に送信する。
8)上位ECU19は、故障がない(故障フラグがクリアされている)場合、マイコン22に遮断予告信号を送信し、マイコン22は、正常完了の記録や暗号コードの記録等、電源遮断に対する準備ができた後に上位ECU19に遮断受付信号(電源遮断了解信号)を返信する。
9)上位ECU19は、IG電源をオンして第1スイッチ部23をオフ状態とし、電動ステアリングロック装置1への電源の供給を遮断する。
10)上位ECU19は、マイコン22に対して一定周期(例えば、40msecごと)に応答要求信号を送信し、マイコン22は、この応答要求信号を受信すると上位ECU19に対して応答信号を返信する。すると、上位ECU19は、IG電源をオンしてから所定時間内(例えば、30msec内)にマイコン22からの応答信号が停止したことを確認し、更にその後の複数回(例えば、3回)の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度でも無い場合は、第1スイッチ部23が正常にオフされたと判断して上位ECU19側の故障フラグは立てない。そして、上位ECU19は、電源遮断信号をオフし、第2スイッチ部24をオフしてエンジン始動処理を行う。
一方、前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止しない場合、又は前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止しても、その後の複数回の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度でもある場合は、第1スイッチ部23が故障したものと判断して上位ECU19側の故障フラグを立て、後述の故障判断時の処理[ケース1]に移行する。
11)上記10)の処理と同時に、マイコン22側では、遮断受付信号を送信してから所定時間(例えば、300msec)経過しても自身の電源が遮断されない場合には、第1スイッチ部23が故障している可能性があると判断してマイコン22側の故障フラグを立て、後述の故障判断時の処理[ケース1]に移行する。
以上のように、アンロックシーケンスにおいては、上位ECU19は、マイコン22からの遮断受付信号(電源遮断了解信号)を受信すると、IG電源をオンして第1スイッチ部23をオフ状態とし、電動ステアリングロック装置1への電源の供給を遮断し、上位ECU19からマイコン22に送信された応答要求信号に対する応答信号がマイコン22から上位ECU19に返信されたか否かによって第1スイッチ部23の故障判定を行うようにしたため、マイコン22の起動状態を確実に確認することができ、これによって第1スイッチ部23の故障を確実に検知することができる。
又、上位ECU19は、マイコン22からの遮断受付信号(電源遮断了解信号)を受信すると、IG電源をオンして第1スイッチ部23をオフ状態とし、電動ステアリングロック装置1への電源の供給を遮断し、マイコン22は、電源遮断了解信号を上位ECU19へ送信した後、所定時間経過後に自身の電源が遮断されない場合に第1スイッチ部23が故障した可能性があることを検知することができる。尚、この場合、上位ECU19の故障の可能性もある。
以上のように、本実施の形態では、電源規制手段を構成する第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検知する場合、ロック制御終了後に第2スイッチ部24を遮断制御することによってマイコン22への通電を遮断するとともに、アンロック制御終了時に第1スイッチ部23を遮断制御してマイコン22への通電を遮断することによって第1及び第2スイッチ部23,24の故障をそれぞれ検知することができる。このため、通常の処理の流れの中で第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検知することができ、第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検知するための別処理が不要となり、全体的な処理時間を短縮することができる。
(故障判定時の流れ)
次に、電動ステアリングロック装置1における故障判定時の流れを[ケース1]〜[ケース3]に分けて以下に説明する。
[ケース1]
(第1スイッチ部が故障の場合)
アンロックシーケンスの終了時において、上位ECU19からマイコン22への応答要求信号に対するマイコン22からの応答が所定時間経っても無くならない場合、或いはマイコン22が遮断受付信号を送信してから所定時間経過しても自身の電源が遮断されない場合には、第1スイッチ部23が故障したものと判断されるが、エンジン始動時に初めて第1スイッチ部23の故障が判断されたときには、運転者に対して警報を発するとともに、故障インジケータを点灯してエンジンの始動を禁止する。
[ケース2]
(車両走行中に第1及び第2スイッチが共にオンした場合)
車両走行中に図5に破線にて示すように第1及び第2スイッチ部23,24が不意に共にオンした場合、マイコン22に電源が供給される。このとき、マイコン22が起動されてから所定時間内(例えば、1秒以内)に上位ECU19からマイコン22に対して通信開始信号が入力されない場合には、マイコン22は正常起動ではない(第1及び第2スイッチ部23,24の故障による起動である)と判断してマイコン22側の故障フラグを立てる。その後はマイコン22の電源の状態によって以下の何れかの処理がなされる。
1)ロックシーケンス前までにマイコン22の電源が一度遮断された場合;
この場合において、ロックシーケンス開始時に故障フラグクリア条件(マイコン22が起動されてから所定時間内(例えば、1秒以内)にマイコン22に対して通信開始信号が入力される条件)が満たされると、マイコン22側の故障フラグをクリアして正常状態に復帰する。
一方、ロックシーケンス開始時に上記故障フラグクリア条件が満足されない場合には、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、処理は後述の[ケース3]に移行する。
2)ロックシーケンス開始までマイコン22の電源が入りっぱなしの場合;
この場合は、ロックシーケンス開始時に前記故障フラグクリア条件は満たされないため、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、処理は後述の[ケース3]に移行する。
[ケース3]
(第2スイッチ部が故障の場合)
ロックシーケンス終了時において、上位ECU19からマイコン22への応答要求信号に対するマイコン22からの応答が所定時間経っても無くならない場合、或いはマイコン22が遮断受付信号を送信してから所定時間経過しても自身の電源が遮断されない場合には、第2スイッチ部24が故障したものと判断されるが、マイコン22の電源の状態によって以下の何れかの処理がなされる。
1)アンロックシーケンス前までにマイコン22の電源が一度遮断された場合;
この場合において、アンロックシーケンス開始時に故障フラグクリア条件(マイコン22が起動されてから所定時間内(例えば、1秒以内)にマイコン22に対して通信開始信号が入力される条件)が満たされると、マイコン22側の故障フラグをクリアして正常状態に復帰する。
一方、アンロックシーケンス開始時に上記故障フラグクリア条件が満足されない場合には、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、処理は後述の[遮断異常判定処理]に移行する。
2)アンロックシーケンス開始までマイコン22の電源が入りっぱなしの場合;
この場合は、アンロックシーケンス開始時に前記故障フラグクリア条件は満たされないため、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、処理は後述の[遮断異常判定処理]が実行される。
(停車中に第2スイッチ部が故障した場合)
停車中に図4に破線にて示すように第2スイッチ部24が故障によって不意にオンした場合、マイコン22に電源が供給される。このとき、マイコン22が起動されてから所定定時間内(例えば、1秒以内)に上位ECU19からマイコン22に対して通信開始信号が入力されない場合には、マイコン22は正常起動ではない(第2スイッチ部24の故障による起動である)と判断してマイコン22側の故障フラグを立てる。その後はマイコン22の電源の状態によって以下の何れかの処理がなされる。
1)アンロックシーケンス前までにマイコン22の電源が一度遮断された場合;
この場合において、アンロックシーケンス開始時に故障フラグクリア条件(マイコン22が起動されてから所定定時間内(例えば、1秒以内)にマイコン22に対して通信開始信号が入力される条件)が満たされると、マイコン22側の故障フラグをクリアして正常状態に復帰する。
一方、アンロックシーケンス開始時に上記故障フラグクリア条件が満足されない場合には、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、上位ECU19とマイコン22は後述の[遮断異常判定処理]を実行する。
2)アンロックシーケンス開始までマイコン22の電源が入りっぱなしの場合;
この場合は、アンロックシーケンス開始時に前記故障フラグクリア条件は満たされないため、マイコン22側の故障フラグはクリアされず、上位ECU19とマイコン22は後述の[遮断異常判定処理]を実行する。
[遮断異常判定処理]
第2スイッチ24が故障した場合の遮断異常判定処理を図6に示すタイミングチャートに基づいて以下に説明する。
1)アンロックシーケンスの前記1)〜8)と同様の処理がなされる(図5参照)。
2)上位ECU19は、電源遮断信号をオフして第2スイッチ部24のみを遮断状態(オフ状態)とする。
3)上位ECU19は、マイコン22に対して一定周期(例えば、40msecごと)に応答要求信号を送信し、マイコン22は、この応答要求信号を受信すると上位ECU19に対して応答信号を返信する。そして、上位ECU19は、電源遮断信号をオフしてから所定時間内(例えば、300msec内にマイコン22からの応答信号が停止したことを確認し、更にその後の複数回(例えば、3回)の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度も無い場合は、第2スイッチ部24が正常にオフされたと判断して次処理4)に移行する。
一方、前記所定時間内にマイコン22から応答信号が停止しない場合、又は前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止しても、その後の複数回の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度でもある場合は、第2スイッチ部24が故障したものと判断し、運転者に対して警報を発するとともに、故障インジケータを点灯してエンジンの始動を禁止する。
4)上位ECU19は、電源遮断信号を再びオンし、第2スイッチ部24をオン(導通状態)としてマイコン22を起動する。
5)上位ECU19は、マイコン22に対して通信開始信号を出力する。
6)マイコン22は、記憶手段(EEPROM)31に記憶されている故障フラグの内容を上位ECU19に返信する。
7)上位ECU19は、IG電源をオンして第1スイッチ部23のみをオフ状態とし、マイコン22への電源の供給を遮断する。
8)上位ECU19は、マイコン22に対して一定周期(例えば、40msecごと)に応答要求信号を送信し、マイコン22は、この応答要求信号を受信すると上位ECU19に対して応答信号を返信する。そして、上位ECU19は、IG電源をオンしてから所定時間内(例えば、300msec内)にマイコン22からの応答信号が停止したことを確認し、更にその後の複数回(例えば、3回)の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度も無い場合は、第1スイッチ部23が正常にオフされたと判断し、電源遮断信号をオフして第2カイッチ部24をオフとし、エンジン始動処理を行う。
9)一方、前記所定時間内にマイコン22からの応答信号が停止しない場合、又は前記所定時間内にマイコン22から応答信号が停止しても、その後の複数回の応答要求信号に対してマイコン22からの応答信号が一度でもある場合は、第1スイッチ部23が故障したものと判断し、運転者に対して警報を発するとともに、故障インジケータを点灯してエンジンの始動を禁止する。
以上のように、本実施の形態に係る電動ステアリングロック装置1においては、バッテリ20とマイコン22との間に電源規制手段として第1及び第2スイッチ部23,24を直列的に設け、該第1及び第2スイッチ部23,24のオン/オフ制御を上位ECU19によって行うようにしたため、マイコン22の電源のオン/オフは上位ECU19によって制御可能となり、上位ECU19が第1及び第2スイッチ部23,24の一方側をオン制御、他方側をオフ制御している場合、第1及び第2スイッチ部23,24が正常であればマイコン22の電源が遮断されるが、このとき、マイコン22の電源が遮断されなければ、オフ制御されている他方側の2スイッチ部23又は24が故障しているものと判断することができる。従って、専用の故障検出回路等を設けることなく、簡単な構成で第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検出することができ、故障を検出した場合にはエンジンの始動を禁止することによって、車両走行中にステアリングロック状態になる等の不具合を確実に防ぐことができる。
又、本実施の形態に係る電動ステアリングロック装置1では、アンロック制御までに第1スイッチ部23又は第2スイッチ部24の少なくとも一方の故障が検知された場合、再度、第1及び第2スイッチ部23,24の故障判定を行い、第1及び第2スイッチ部23,24が共に正常であると判断された場合のみエンジンの始動を許可するようにしたため、車両の走行中にモータ13に電源が供給される不具合の発生を確実に防ぐことができ、車両に高い安全性を確保することができるという効果が得られる。
更に、上位ECU19は、第1及び第2スイッチ部23,24をオン制御後、所定時間内にマイコン22に対して通信開始信号を出力するように設定されている。これに対して、マイコン22は、起動後、所定時間内に上位ECU19から通信開始信号が入力されない場合には、第1及び第2スイッチ部23,24の故障によって電源が導通された可能性があるものと判断することができるため、これによって第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検知することこができる。このため、車両の停止中や走行中でも第1及び第2スイッチ部23,24の故障を検知することができる。
尚、本実施の形態においては、電源規制手段を2つのスイッチ部23,24によって構成しているが、電源規制手段を1つ又は3つ以上のスイッチ部によって構成するようにしても良い。又、本実施の形態においては、第1スイッチ部23をIG電源によってオン/オフ制御するようにしたが、上位ECU19から直接出力される第2の電源遮断信号によってオン/オフ制御するよう構成しても良い。更に、1つのスイッチ部に2つ以上の電源遮断のための制御信号を入力し、その複数の制御信号のAND処理の結果に基づいてそのスイッチ部をオン/オフ制御するよう構成しても良い。
又、本実施の形態においては、2つのスイッチ部23,24をバッテリ20からモータ駆動制御部21及びマイコン22への電源供給経路に設けているが、これに限定されるものではなく、例えば、一方のスイッチ部をバッテリ20からモータ駆動制御部21及びマイコン22への電源供給経路上に設け、他方のスイッチ部をマイコン22から一方のスイッチ部への電源制御通信ライン(IG電源又は電源遮断信号が送信されるライン)上に設けるようにしても良い。この場合、他方のスイッチ部がオンであることを条件に一方のスイッチ部のオンが可能であるように(直列的に)構成すれば、本実施の形態と同様に2つのスイッチ部のオン故障をそれぞれ検出することが可能となる。
1 電動ステアリングロック装置
2 ハウジング
2A ハウジングのロック部材収納部
2B ハウジングの基板収納部
2C ハウジングの連通部
3 ケース
3a ケースの凹部
3b ケースのロックボルト挿通孔
3c ケースの係合溝
4 リッド
4a リッドのギヤ保持筒部
4b リッドのスプリング受け
5 ロック部材
6 ドライバ
6A ドライバのアーム
6B ドライバの回り止め部
6a ドライバの雄ネジ部
6b ドライバの隔壁
6c ドライバの磁石収納部
7 ロックボルト
7a ロックボルトの長孔
8 ピン
9 スプリング
10 磁石
11 ギヤ部材
11a ギヤ部材のウォームギヤ
11b ギヤ部材の雌ネジ部
12 スプリング
13 モータ
13a モータの出力軸
14 ウォーム
15 基板
16,17 ホール素子
18 ECU
19 上位ECU
20 バッテリ(電源)
21 モータ駆動制御部
22 マイコン
23 第1スイッチ部(電源規制手段)
24 第2スイッチ部(電源規制手段)
25 ロックリレー
26 アンロックリレー
27 ロックリレー駆動回路
28 アンロックリレー駆動回路
29 位置検出回路(LOCK)
30 位置検出回路(UNLOCK)
31 記憶手段
32 タイマー手段
33 通信回路
34 定電圧回路
35 リセット回路
36 IGリレー

Claims (7)

  1. 車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
    電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
    該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
    前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
    該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
    該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
    を備え
    前記上位ECUは、前記電源規制手段のオフ制御状態において、前記マイコンに送信した応答要求信号に対する応答信号のマイコンからの返信の有無によって該マイコンの起動状態を確認することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  2. 車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
    電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
    該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
    前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
    該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
    該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
    を備え、
    前記マイコンは、前記上位ECUに電源遮断了解信号を送信してから所定時間が経過した後に自身の電源が遮断されたか否かを判断することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  3. 車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
    電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
    該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
    前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
    該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
    該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
    を備え、
    前記電源規制手段は、前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路に直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって1つのスイッチ部のみをオフ制御し、そのオフ制御したスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  4. 前記電源規制手段は、直列的に設けられた2つのスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記マイコンによるロック制御終了時に一方のスイッチ部の故障判定を行い、アンロック制御終了時に他方のスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする請求項記載の電動ステアリングロック装置。
  5. 車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
    電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
    該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
    前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
    該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
    該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
    を備え、
    前記マイコンは、起動後、所定時間内に前記上位ECUから所定の信号が入力されたか否かを判定することによって、前記電源規制手段の故障判定を行うことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  6. 車両のステアリングシャフトに係脱するロック部材を移動させるモータと、
    電源から前記モータに供給される駆動電流の極性を切り替え/遮断して前記ロック部材の移動を制御するモータ駆動制御部と、
    該モータ駆動制御部を制御して前記モータをロック/アンロック作動させるマイコンと、
    前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路を遮断/導通する電源規制手段と、
    該電源規制手段のオン/オフ制御を行う上位ECUと、
    該上位ECUによる前記電源規制手段のオフ制御によって、前記マイコンの電源が遮断されたか否かを判断して前記電源規制手段の故障を判定する故障判定手段と、
    を備え、
    前記電源規制手段は、直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記マイコンによるアンロック制御がなされるまでに前記電源規制手段の故障が判定された場合、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって前記スイッチ部を1つずつオフ状態として各スイッチ部の故障判定を行い、全てのスイッチ部が正常であると判定された場合にエンジンの始動を許可することを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  7. 前記電源規制手段は、前記電源から前記モータ駆動制御部及び前記マイコンへの電源供給経路に直列的に設けられた複数のスイッチ部を備え、前記故障判定手段は、前記上位ECUによって1つのスイッチ部のみをオフ制御し、そのオフ制御したスイッチ部の故障判定を行うことを特徴とする請求項1、2又は5の何れかに記載の電動ステアリングロック装置。
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