JP5585324B2 - 流体噴射装置及び流体噴射方法 - Google Patents

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Description

本発明は、流体噴射装置及び流体噴射方法に関する。
ヘッドをノズル列と交差する方向(主走査方向)に移動させつつインクを噴射するインク噴射動作を複数回行うことによって媒体に印刷を行う印刷装置が開発されている。この印刷装置は、各インク噴射動作間においてヘッドをノズル列に沿う方向(副走査方向)に移動させて印刷を行う。
このような印刷装置では、個々のノズル特性のばらつきにより生ずる所謂バンディングの発生を抑制するために、定ピッチで副走査方向にヘッドを移動させて印刷を行うインターレース印刷が行われている。
特開平11−34398号公報
ヘッドを副走査方向へ移動させている間に、着弾したインクの影響等により用紙が伸縮する場合がある。このような伸縮が生じた後に、インク噴射動作を行って用紙上にドットを形成した場合、その伸縮の影響によりドットラインの形成位置は想定した位置と異なる位置となる。そうすると、形成される画像の品質が低下する。よって、このようなドットラインの位置ズレを低減することが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、噴射された流体によるドットラインの位置ズレを低減することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
媒体に流体を噴射するノズルが複数並ぶノズル列と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿う方向と交差する交差方向に変位させる第1移動部と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿うノズル列方向に変位させる第2移動部と、
前記交差方向の相対位置を変位させて前記流体を噴射しドットラインを形成する流体噴射動作と、前記ノズル列方向の相対位置を変位させる変位動作と、を繰り返し行わせ複数のドットラインを形成させる制御部であって、
前記複数のドットラインの隣接するドットライン間において一方のドットラインが形成されてから他方のドットラインが形成されるまでの時間の最大値が、最初の流体噴射動作によって形成されたドットライン間に前記ノズル列方向において一方の側からドットラインを順番に形成する場合よりも小さくなるように、かつ、あるドットラインを中央のドットラインとして隣接する両側のドットラインを交互に形成するように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせる制御部と、
を備える流体噴射装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
印刷システムの構成ブロック図である。 図2Aは、プリンター1の概略断面図であり、図2Bは、プリンターの概略上面図である。 図3Aは、ヘッドユニット40における複数のヘッド41の配置を示す図であり、図3Bは、ヘッド41におけるノズルの配置を示す図である。 参考例のヘッドの動きに対して形成されるドットラインの説明図である。 参考例において用紙が縮む場合に形成されるドットラインの説明図である。 参考例において用紙が伸びる場合に形成されるドットラインの説明図である。 印刷解像度を1440dpiとしたときの印刷の参考例を示す図である。 第1実施形態におけるヘッドの移動(1440dpi)を説明する図である。 印刷解像度を720dpiとしたときの印刷の参考例を示す図である。 第2実施形態におけるヘッドの移動(720dpi)を説明する図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
媒体に流体を噴射するノズルが複数並ぶノズル列と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿う方向と交差する交差方向に変位させる第1移動部と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿うノズル列方向に変位させる第2移動部と、
前記交差方向の相対位置を変位させて前記流体を噴射しドットラインを形成する流体噴射動作と、前記ノズル列方向の相対位置を変位させる変位動作と、を繰り返し行わせ複数のドットラインを形成させる制御部であって、
前記複数のドットラインの隣接するドットライン間において一方のドットラインが形成されてから他方のドットラインが形成されるまでの時間の最大値が、最初の流体噴射動作によって形成されたドットライン間に前記ノズル列方向において一方の側からドットラインを順番に形成する場合よりも小さくなるように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせる制御部と、
を備える流体噴射装置。
このようにすることで、噴射された流体によるドットラインの位置ズレを低減することができる。
かかる流体噴射装置であって、前記制御部は、あるドットラインを中央のドットラインとして隣接する両側のドットラインを交互に形成するように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせるようにしてもよい。
このようにすることで、規則的にドットラインを形成しつつドット位置のズレを低減することができる。
かかる流体噴射装置であって、前記ノズル列方向の変位量は、前記ノズルのノズルピッチよりも大きいことが望ましい。
このようにすることによって、形成するドットラインの順序を前記ノズル列方向について分散することができる。そして、噴射された流体によるドット位置のズレを低減することができる。
また、前記ノズル列を複数有するヘッドユニットを備え、前記ヘッドユニットのノズル列方向の長さは、前記媒体の前記ノズル列方向の幅よりも長いことが望ましい。また、前記ヘッドユニットにおける前記ノズル列方向の両端のノズル間の距離が、前記媒体の前記ノズル列方向の幅よりも長いことが望ましい。
このように、媒体の幅よりもヘッドユニットの幅の方が長く、一度の流体噴射動作で媒体の広範囲に流体を噴射して媒体の伸縮が生じやすい状況下においても、ドット位置のズレを低減することができる。
また、前記第1移動部は、前記ノズル列を前記交差方向に移動させることが望ましい。
このようにすることによって、媒体を固定して流体噴射動作を行うことができる。
また、前記媒体に全てのドットラインを形成した後、前記媒体を前記交差方向に搬送する第3移動部を備えることが望ましい。
このようにすることによって、媒体の所定の領域の全面への流体の噴射が完了した後に、媒体の別の領域に流体を噴射することができる。
媒体に流体を噴射するノズルが複数並ぶノズル列と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿う方向と交差する交差方向に変位させる第1移動部と、
前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿うノズル列方向に変位させる第2移動部と、
前記交差方向の相対位置を変位させて前記流体を噴射しドットラインを形成する流体噴射動作と、前記ノズル列方向の相対位置を変位させる変位動作と、を繰り返し行わせ複数のドットラインを形成する流体噴射装置における流体噴射方法であって、
前記複数のドットラインの隣接するドットライン間において一方のドットラインが形成されてから他方のドットラインが形成されるまでの時間の最大値が、最初の流体噴射動作によって形成されたドットライン間に前記ノズル列方向において一方の側からドットラインを順番に形成する場合よりも小さくなるように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせる、流体噴射方法。
このようにすることで、噴射された流体によるドットラインの位置ズレを低減することができる。
===第1実施形態===
以下、流体噴射装置をインクジェットプリンター(以下、プリンター)とし、プリンターとコンピューターが接続された印刷システムを例に挙げて説明する。
図1は、印刷システムの構成ブロック図である。図2Aは、プリンター1の概略断面図であり、図2Bは、プリンター1の概略上面図である。コンピューター60は、プリンター1と通信可能に接続されており、プリンター1に画像を印刷させるための印刷データをプリンター1に出力する。なお、コンピューター60には、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換させるためのプログラム(プリンタードライバー)がインストールされている。
コントローラー10は、プリンター1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11はコンピューター60とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12はプリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー13はCPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12はユニット制御回路14により各ユニットを制御する。なお、プリンター1内の状況を検出器群50が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラー10は各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体Sが連続する方向(以下、搬送方向)に、媒体Sを上流側から下流側に搬送するものである。モータによって駆動する搬送ローラー21によって印刷前のロール状の媒体Sを印刷領域に供給し、その後、印刷済みの媒体Sを巻取機構によりロール状に巻き取る。なお、印刷中に印刷領域に位置する媒体を下からバキューム吸着することで、媒体Sを所定の位置に保持することができる。
駆動ユニット30は、ヘッドユニット40を、媒体Sの搬送方向に対応するX方向と媒体Sの紙幅方向に対応するY方向とに自在に移動させるものである。駆動ユニット30は、ヘッドユニット40をX方向に移動させるX軸ステージ31と、ヘッドユニット40をY方向に移動させるY軸ステージ32と、これらを移動させるモータ(不図示)とで、構成されている。
ヘッドユニット40は、画像を形成するためのものであり、複数のヘッド41を有する。ヘッド41の下面には、インク噴射部であるノズルが複数設けられ、各ノズルはインクが充填された圧力室と連通している。なお、ノズルからのインク噴射方式は、ピエゾ素子(駆動素子)に電圧をかけて、圧力室を膨張・収縮させることによりインクを噴射するピエゾ方式でもよいし、発熱素子(駆動素子)を用いてノズル内に気泡を発生させ、その気泡によってインクを噴射するサーマル方式でもよい。
図3Aは、ヘッドユニット40における複数のヘッド41の配置を示す図であり、図3Bは、ヘッド41におけるノズルの配置を示す図である。なお、ヘッド41およびノズルの配置をヘッドユニット40の上面から仮想的に見ている。ここでは、ヘッドユニット40が15個のヘッド41(1)〜41(15)を有するとする。ヘッドユニット40において、15個のヘッド41は、製造上の問題により図3Aに示すように千鳥状にY方向に並んでいる。即ち、15個のヘッド41は、Y方向の異なる位置に、X方向にずれて配置されている。説明のため、Y方向上端側のヘッド41から順に、第1ヘッド41(1)、第2ヘッド41(2)、…、第15ヘッド41(15)と呼ぶ。
各ヘッド41のノズル面には、図3Bに示すように、8つのノズル列が設けられている。各ノズル列はノズルを180個ずつ備え、180個のノズルはY方向に一定の間隔(180dpi)で整列している。説明のため、Y方向の上端側のノズルから順に小さい番号を付す(#1〜#180)。また、ここでは、8つのノズル列のX方向の間隔を一定の間隔Lとする。ヘッド41において、X方向の左側から順に、マットブラックインクを噴射するマットブラックノズル列(以下、Mk列)と、グリーンインクを噴射するグリーンノズル列Gr(以下、Gr列)と、オレンジインクを噴射するオレンジノズル列(以下、Or列)と、クリアインクを噴射するクリアノズル列Cl(以下、Cl列)と、フォトブラックインクを噴射するフォトブラックノズル列(以下、Pk列)と、シアンインクを噴射するシアンノズル列Cy(以下、Cy列)と、マゼンタインクを噴射するマゼンタノズル列(以下、Ma列)と、イエローインクを噴射するイエローノズル列(以下、Ye列)が設けられている。
また、Y方向に隣り合うヘッド(例えば、ヘッド41(1),41(2))のうち、上端側のヘッド(ヘッド41(1))の下端の4つのノズル(#177ノズル、#178ノズル、#179ノズル、及び、#180ノズル)と下端側のヘッド(ヘッド41(2))の上端の4つのノズル(#1ノズル、#2ノズル、#3ノズル、及び、#4ノズル)とのY方向に関する位置が一致している。このような関係が成立するように、ヘッド41(1)からヘッド41(15)は配列される。このようにすることで、ヘッドユニット40を1つの大きなヘッドとみなすことができ、ヘッドユニット40をX方向に移動させることでヘッド41(1)からヘッド41(15)にカバーされる領域にインクを噴射することができることになる。このように一体的に大きなヘッドとみなした場合、ヘッド41(2)の#1ノズルは#177ノズルとなり、#2ノズルは#178ノズルとなり、#3ノズルは#179ノズルとなり、#4ノズルは#180ノズルとなる。
このように重複するノズルが存在する場合、いずれか一方のノズルからインクが噴射される。例えば、ヘッド41(1)の#177ノズル〜#180ノズルからインクが噴射される場合には、ヘッド41(2)の#1ノズル〜#4ノズルからインクが噴射されないものとする。また、ヘッド41(2)の#1ノズル〜#4ノズルからインクが噴射される場合には、ヘッド41(1)の#177ノズル〜#180ノズルからインクが噴射されないものとする。
尚、第1実施形態におけるヘッドユニット40の紙幅方向の幅は、用紙のY方向の幅よりも大きい。さらに具体的に言うと、ヘッド41(1)の#1ノズルからヘッド41(15)の#180ノズルまでの幅は、用紙のY方向の幅よりも大きい。このような構成になっているので、一度のインク噴射動作(インク噴射動作については後述)で、用紙の広範な領域にインクを着弾させることができるようになっている。
次に、印刷手順について説明する。まず、搬送ユニット20により印刷領域に媒体Sを供給する。そして、X軸ステージ31にてヘッドユニット40をX方向(媒体の搬送方向)に移動させながらノズルからインクを噴射するインク噴射動作(流体噴射動作に相当する)と、Y軸ステージ32によりX軸ステージ31を介して、ヘッドユニット40をY方向(紙幅方向)下端側に移動する搬送動作(変位動作に相当する)と、を繰り返す。その結果、先のインク噴射動作により形成されたドット位置とは異なる位置に、後のインク噴射動作によりドットを形成することができ、2次元の画像を印刷することができる。こうして印刷領域に位置する媒体への印刷が終了すると、搬送ユニット20により印刷が未だなされていない媒体部分が印刷領域に供給され、印刷領域の新たな媒体に画像が印刷される。以下、1回のインク噴射動作を「パス」とも呼ぶ。
図4は、参考例のヘッドの動きに対して形成されるドットラインの説明図である。図には、説明の容易のために、1つのノズル列が示され、1つのノズル列には5つのノズルが設けられているものとする。なお、ノズルピッチは一定である。また、図には、ノズル列の動きが示されている。X方向に移動しつつインクを噴射する1回のパスが完了するとヘッドは、Y方向に移動する。第1実施形態では、印刷解像度がノズルピッチよりも細かい。ここでは印刷解像度と同じ量の送り量でヘッドがY方向に移動し、送り量は720dpi((1/720)インチ)とする。
このように印刷を行う場合において、仮に、印刷中に用紙の伸縮が生じないとすれば、パス1からパス4で形成されたドットラインはY方向に関して適切に720dpiのドット間隔で並ぶことになる。
図5は、参考例において用紙が縮む場合に形成されるドットラインの説明図である。ここでも、前述の図4と同様の構成のノズル列が示されている。また、このノズル列の送り量も図4と同様である。
図5が図4と異なっているのは、パスが進む毎に用紙のY方向の長さが短くなっていることである。このようなことが生ずるにはいくつかのケースが考えられる。例えば、インクが着弾した後にインクを乾燥させるために用紙が熱せられる場合や、印刷装置自体が有する熱により時間の経過と共に用紙が縮んでしまう場合である。このように、印刷中に用紙が徐々に縮むこととすると、図に示すように、パス1からパス4で形成されたドットラインはY方向に関して適切に720dpiのドット間隔では並ばなくなる。
図6は、参考例において用紙が伸びる場合に形成されるドットラインの説明図である。ここでも、前述の図4と同様の構成のノズル列が示されている。また、このノズル列の送り量も図4と同様である。
但し、図6が図4と異なっているのは、パスが進む毎に用紙のY方向の長さが長くなっていることである。これは、例えば、インクが着弾した後に、そのインクに含まれる水分の影響により用紙が伸びてしまうことなどが考えられる。特に、第1実施形態におけるプリンターのように、用紙の紙幅(Y方向)よりもヘッドユニット40の幅の方が大きい構成では、1回のパスで用紙の広範な領域にインクが着弾することから、インクの水分により用紙が伸びやすいことが考えられる。このように、印刷中に用紙が徐々に伸びることとすると、図に示すように、パス1からパス4で形成されたドットラインはY方向に関して適切に720dpiのドット間隔では並ばなくなる。
次に、このように用紙に伸縮が生ずる場合において、Y方向に関してできるだけドットラインを適切なドット間隔で並べる方法について考察する。
図7は、印刷解像度を1440dpiとしたときの印刷の参考例を示す図である。図には、パス1からパス8までのヘッドのY方向の送り量が示されている。送り量は、単位を1440dpiとした値が示されている。例えば、送り量が「1」のときは、1×1440dpiだけヘッドがY方向に移動することになる。これにより、各ラスタライン上にドットライン(又はドット)が形成されることになる。尚、以下の説明において、対応するラスタライン上にドットラインを形成することを「ラスタラインを形成する」ということがある。
矩形で囲われた数字は、ノズル番号を示す。図には、説明の容易のために、#1ノズルから#3ノズルが示されている。また、印刷開始位置が示されており、図の紙面上方から順に第1ラスタラインから第24ラスタラインが形成される様子が示されている。
図に示されるように、最初のパス(パス1)でインクを噴射させると、例えば、#1ノズルは第1ラスタラインを形成する。また、#2ノズルは第9ラスタラインを形成する。他の番号のノズルも対応するラスタラインを形成することになる。
次に、ヘッドがY方向に720dpiだけ移動させられる。そして、パス2でインクを噴射させると、例えば、#1ノズルは第2ラスタラインを形成し、#2ノズルは第10ラスタラインを形成する。他の番号のノズルも対応するラスタラインを形成することになる。このような動作を繰り返すことにより、各ラスタラインが形成される。
ところで、このような印刷を行うに際し、隣接するラスタライン間を形成するパス間の時間差が画像の品質に影響を与える。ここでは、隣接するラスタライン間を形成するパス間の時間差を「隣接ラスタラインのパス間時間差」とし、これを、次のように定義する。
絶対値(第i番ラスタラインを形成するパス番号−第(i+1)ラスタラインを形成するパス番号)
例えば、上記の参考例において、第1ラスタラインと第2ラスタラインとのパス間時間差は、(第1ラスタラインを形成するパス番号−第2ラスタラインを形成するパス番号)の絶対値で表され、(1−2)の絶対値であるから、パス間時間差は「1」になる。また、例えば、第8ラスタラインと第9ラスタラインとのパス間時間差は、(第8ラスタラインを形成するパス番号−第9ラスタラインを形成するパス番号)の絶対値で表され、(8−1)の絶対値であるから、パス間時間差は「7」となる。
ラスタライン間のパス間時間差が大きくなるほどその間生ずる用紙の伸縮も大きくなる。すなわち、ラスタライン間におけるY方向のドットの位置がより適切に並ばなくなることになる。特に、パス間時間差の値がラスタライン間で大きく異なることなると、その間に生ずる用紙の伸縮差も大きく異なることになり、Y方向のドットのばらつきも大きくなることになる。例えば、図7の場合であると、第8ラスタラインと第9ラスタラインとのパス間時間差が他のラスタライン間のパス間時間差とで著しく異なることから、第8ラスタラインと第9ラスタラインとの間でスジ状の画像が形成されるおそれがある。
ラスタライン間のパス間時間差が異なるほど形成される画像が悪化するとすれば、これらのパス間時間差の差を小さくすることが望ましく、少なくとも図7に示されるようにY方向上方から1440dpiずつヘッドユニット40が移動した場合の最大のパス間時間差(ここでは「7」)よりも、パス間時間差の最大値が小さくなるようなヘッドの移動によって印刷が行われることが望ましい。
図8は、第1実施形態におけるヘッドの移動(1440dpi)を説明する図である。図における「パス」「送り量」「印刷解像度」「ラスタライン番号」「パス間時間差」の読み方は前述の図7のものと同様である。
例えば、図に示されるように、最初のパス(パス1)でインクを噴射させると、#315ノズルは第2ラスタラインを形成する。また、#316ノズルは第10ラスタラインを形成する。このようにして、図に示されている範囲では、第2ラスタライン、第10ラスタライン、及び、第18ラスタラインが形成されることになる。
次に、ヘッドがY方向に363×1440dpiだけ移動させられる。そして、パス2でインクを噴射させると、例えば、#270ノズルは第5ラスタラインを形成し、#271ノズルは第13ラスタラインを形成する。このようにして、図に示されている範囲では、第5ラスタライン、第13ラスタライン、及び、第21ラスタラインが形成される。
このように、「送り量」に対応する量だけヘッドユニット40がY方向に移動させられ、その後のパスによってドットが形成されることにより、印刷可能範囲において1440dpiの解像度で印刷が行われる。
図8に示す印刷方法で留意すべき点は、隣接するパス間における時間差(以下、「パス間時間差」と呼ぶ)の最大値が小さい点である。図に示されるパス間時間差を参照すると、最高でもパス間時間差は「5」となっている。前述のように、パス間時間差が小さい方が印刷品質は良好である。このように、パス間時間差の最大値が前述の図7に示される印刷方法に比して小さくなるようにヘッドユニット40の移動を行って印刷をすることにより、印刷品質を改善することができる。
===第2実施形態===
次に、第2実施形態における流体噴射装置の動作について説明を行う。第2実施形態では、印刷解像度が720dpiの場合について説明する。尚、第1実施形態と異なるのは、流体噴射装置の動作であり装置自体の構成は同様である。よって、流体噴射装置の構成の説明については省略する。
図9は、印刷解像度を720dpiとしたときの印刷の参考例を示す図である。図には、パス1からパス4までのヘッドユニット40のY方向の送り量が示されている。送り量は、単位を720dpiとした値が示されている。例えば、送り量が「1」のときは、1×720dpiだけヘッドユニット40がY方向に移動することになる。
図9における図の読み方は前述の図7及び図8と同様である。このように印刷を行うことで、パス間時間差の最大値は「3」になっている。一方、最大値が「3」ではないパス間時間差の値は、全て「1」になっている。前述のように、ラスタライン間のパス間時間差が大きくなるほど、その間に生ずる用紙の伸縮も大きくなる。そして、特に、パス間時間差の値がラスタライン間で大きく異なることとなると、その間に生ずる用紙の伸縮差も大きく異なることになり、Y方向のドットばらつきも大きくなることになる。
図10は、第2実施形態におけるヘッドの移動(720dpi)を説明する図である。図における「パス」「送り量」「印刷解像度」「ラスタライン番号」「パス間時間差」の読み方は前述の図9のものと同様である。このように、図10に示されるように印刷が行われることにより、印刷可能範囲において720dpiの解像度で印刷が行われる。
図10でも、パス間時間差の最大値が参考例のものに比して小さくなっている。図に示されるパス間時間差を参照すると、最高でもパス間時間差は「2」となっている。前述のように、パス間時間差の最大値は小さい方が印刷品質は良好である。
さらに、図10の印刷方法では、あるラスタライン(ここでは、第2ラスタライン)を形成した後、これを中央のラスタラインとして隣接する両側のラスタラインを交互に形成(ここでは、第1ラスタラインと第3ラスタライン)している。このようにすることで、規則的にラスタラインを形成しつつ、ドット位置のズレを低減することができる。
===その他の実施の形態===
上述の実施形態では、流体噴射装置としてプリンター1が説明されていたが、これに限られるものではなくインク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を噴射したり吐出したりする液体吐出装置に具現化することもできる。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、気体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の装置に、上述の実施形態と同様の技術を適用してもよい。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
1 プリンター、10 コントローラー、11 インターフェース部、
12 CPU、13 メモリー、14 ユニット制御回路、
20 搬送ユニット、21 搬送ローラー、
30 駆動ユニット、31 X軸ステージ、32 Y軸ステージ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 検出器群、60 コンピューター

Claims (7)

  1. 媒体に流体を噴射するノズルが複数並ぶノズル列と、
    前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿う方向と交差する交差方向に変位させる第1移動部と、
    前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿うノズル列方向に変位させる第2移動部と、
    前記交差方向の相対位置を変位させて前記流体を噴射しドットラインを形成する流体噴射動作と、前記ノズル列方向の相対位置を変位させる変位動作と、を繰り返し行わせ複数のドットラインを形成させる制御部であって、
    前記複数のドットラインの隣接するドットライン間において一方のドットラインが形成されてから他方のドットラインが形成されるまでの時間の最大値が、最初の流体噴射動作によって形成されたドットライン間に前記ノズル列方向において一方の側からドットラインを順番に形成する場合よりも小さくなるように、かつ、あるドットラインを中央のドットラインとして隣接する両側のドットラインを交互に形成するように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせる制御部と、
    を備える流体噴射装置。
  2. 前記ノズル列方向の変位量は、前記ノズルのノズルピッチよりも大きい、請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記ノズル列を複数有するヘッドユニットを備え、
    前記ヘッドユニットのノズル列方向の長さは、前記媒体の前記ノズル列方向の幅よりも長い、請求項1または請求項2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記ヘッドユニットにおける前記ノズル列方向の両端のノズル間の距離が、前記媒体の前記ノズル列方向の幅よりも長い、請求項に記載の流体噴射装置。
  5. 前記第1移動部は、前記ノズル列を前記交差方向に移動させる、請求項1〜のいずれかに記載の流体噴射装置。
  6. 前記媒体に全てのドットラインを形成した後、前記媒体を前記交差方向に搬送する第3移動部を備える、請求項1〜のいずれかに記載の流体噴射装置。
  7. 媒体に流体を噴射するノズルが複数並ぶノズル列と、
    前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿う方向と交差する交差方向に変位させる第1移動部と、
    前記媒体と前記ノズル列との相対位置を前記ノズル列に沿うノズル列方向に変位させる第2移動部と、
    前記交差方向の相対位置を変位させて前記流体を噴射しドットラインを形成する流体噴射動作と、前記ノズル列方向の相対位置を変位させる変位動作と、を繰り返し行わせ複数のドットラインを形成する流体噴射装置における流体噴射方法であって、
    前記複数のドットラインの隣接するドットライン間において一方のドットラインが形成されてから他方のドットラインが形成されるまでの時間の最大値が、最初の流体噴射動作によって形成されたドットライン間に前記ノズル列方向において一方の側からドットラインを順番に形成する場合よりも小さくなるように、かつ、あるドットラインを中央のドットラインとして隣接する両側のドットラインを交互に形成するように、前記流体噴射動作と前記変位動作を行わせる、流体噴射方法。
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